JP2796457B2 - 煤吹装置 - Google Patents
煤吹装置Info
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Description
等を噴射媒体により清掃する煤吹装置の改良に関する。
側面図、図5は図4中の歯車箱部の拡大縦断面図、図6
は図5のVI−VI矢視平面図、図7は図6のVII −VII 横
断面図である。これらの図で示されるように、煤吹装置
は、熱交換器等の燃焼室Cの壁面(22)に隣接して設
けられた熱吸収部(水冷壁管等)(24)に付着してい
る堆積物(23)を、高圧の空気または蒸気等を吹き付
けて除去し、熱吸収部の熱吸収を促進させて、熱回収率
を向上させる装置である。図示の煤吹装置では、バルブ
(13)により噴射媒体の供給または遮断を行なう。噴
射媒体は供給管(14)を経由してランス管(15)の
先端に設けたノズルより噴出する。同ランス管(15)
は、軸方向に移動すると同時に回転して、熱吸収部(2
4)の表面に堆積している堆積物(23)を除去する。
である。すなわち、動力源(1)の回転が減速機(2)
により減速され、歯車(3),(4),(5)を介して
リードスクリュー(6)を回転させる。リードスクリュ
ー(6)は、歯車箱(8)に内蔵したスクリューブッシ
ュ(9)により歯車箱(8)を軸方向に移動させる。同
歯車箱(8)には、ランス管(15)とフランジ(2
1)とが一体になって歯車(12)に直結されており、
歯車箱(8)とランス管(15)とはともに軸方向に移
動する。一方、ランス管(15)の回転は、リードスク
リュー(6)の全長に設けられた長いキー溝(7)とキ
ー(10)と歯車(11)とを介し、歯車(12)を回
転させて、行なう。
により行なわれるが、その動作は次のとおりである。す
なわち、歯車箱(8)の軸方向の移動により、歯車箱
(8)に設けたドッグ(16)を介して、バルブ開閉カ
ム(17)を作動させ、さらに連接棒(18)とバルブ
レバー(19),(20)とを介して、バルブ(13)
を開閉する。すなわち、歯車箱(8)に設けられたドッ
グ(16)がP点に達した時、噴射が開始され、さらに
軸方向に移動(前進)を続けてQ点に至ると、動力源
(1)が逆転して後進の方向に移動し、再びP点に戻っ
た時、噴射が終了する(図4のLの範囲で噴射が行なわ
れる)ようになっている。
は次のような問題があった。
は噴射しながらLの範囲で数回回転・移動する。その間
同一噴射量を噴射するので、バーナ、燃焼室コーナ等に
対向する噴射は避けがたい欠点がある。
題を解決するために、噴射管の先端部に設けられたノズ
ルから噴射媒体を噴射しながら同噴射管を回転し、熱交
換器の内部に煤吹きを行なう煤吹装置において、カム側
面にカム突起、カム薄肉部およびカム窪みを形成したバ
ルブ開閉カムを上記噴射管に設け、同カムの上記側面に
バルブ開閉機構を接触させて、同バルブ開閉機構を介し
噴射媒体供給用バルブを全開、半開または全閉に制御す
ることを特徴とする煤吹装置を提案するものである。
設け、カム突起、カム薄肉部およびカム窪みを形成した
同カムの側面にバルブ開閉機構を接触させて、同バルブ
開閉機構を介して、噴射媒体供給用バルブを全開、半開
または全閉に制御するので、噴射媒体の噴射域、噴射量
および噴射停止位置または範囲を任意に設定することが
できるようになり、噴射媒体の消費量を節減できる上、
バーナ、検出装置、監視装置等が装備された壁面個所に
対する噴射を適宜コントロールすることができる。
ある。本実施例の煤吹装置は、燃焼室の壁面(22)に
支持金物(32)と複数のボルト・ナット(33)とを
介して強固に支持されている。本煤吹装置の動力源とし
てのモータ(34)は、遠隔地点または装置側からの起
動信号を受けて起動する。同モータ(34)の回転は、
Vプーリ(35)、Vベルト(36)及びVプーリ(3
7)を介して、駆動軸(38)に伝達される。なお、こ
れら駆動機構はチェーン駆動、歯車駆動機構でも差支え
ない。駆動軸(38)は、回転用歯車箱Aと移動用歯車
箱Bとに同時に動力を伝達する。
れて四角軸(39)に回転を与え、噴射管(40)をゆ
っくり回転させる。一方、移動用歯車箱Bに伝達された
動力は、同じく減速されて出力軸ピニオン(41)を介
してラック(42)を軸方向に移動させる。同ラック
(42)は、ラックガイド(43)に直結され、さらに
噴射管(40)に連結されているので、ラック(42)
の移動に伴って噴射管(40)が軸方向に移動する。同
噴射管(40)の移動開始とともに、ラックガイド(4
3)が停止用リミットスイッチ(44)を開放し、モー
タ(34)の起動回路が自己保持回路になってモータ
(34)は回転を持続する。すなわち、噴射管(40)
はゆっくりと回転しながら軸方向に移動し、定められた
位置まで進むと移動を停止する。なお、モータ(34)
が起動中であっても噴射管(40)の移動を停止させる
装置が、移動用歯車箱Bに内蔵されている。また噴射管
(40)は、最前進位置において、噴射管(40)の先
端に設けたノズル(45)から噴射媒体を噴出する。ま
た、噴射管(40)にはバルブ開閉カム(46)が直結
されており、噴射管(40)とともに回転して、バルブ
制御機構を作動し、噴射媒体供給用のバルブを開閉す
る。
成を示す斜視図、図3は同じくバルブ開閉カム(46)
の形状を示す斜視図である。図3に示されるように、バ
ルブ開閉カム(46)は所定厚みを有する円板状を呈
し、その噴射管(40)側側面に、カム突起(46
a)、カム薄肉部(46b)およびカム窪み(46c)
がそれぞれ形成されている。そして,図2に示されるバ
ルブ制御機構の、カムレバー(50)の先端に装着され
たカムローラ(49)が、このバルブ開閉カム(46)
の側面に接触している。したがって、噴射管(40)の
回転とともにバルブ開閉カム(46)が回転すると、上
記カム側面に接したカムレバー(50)がW−X方向に
回動して、同カムレバー(50)の他端に連結された連
接棒(51)を動かす。そうすると、その連接棒(5
1)の先端に連結されたバルブレバー(48)がY−Z
方向に回動し、バルブ(47)を開閉するようになって
いる。
がY方向に作動すると開き、Z方向に作動すると閉じ
る。すなわち、カムローラ(49)がバルブ開閉カム
(46)のカム窪み(46c)内にある時は、バルブ
(47)が閉じて噴射媒体の供給が遮断され、カム突起
(46a)に接した時は、バルブ(47)が全開になっ
て噴射媒体が一杯に噴出される。また、カムローラ(4
9)がカム薄肉部(46b)に接している間は、バルブ
(47)は半開(または微開)状態となって、噴射媒体
は少量が噴出される。なお、バルブ開閉カム(46)に
はドッグ(52)が取付けられており、噴射管(40)
が一回転してドッグ(52)が逆転用リミットスイッチ
(53)を作動させると、モータ(34)は逆回転す
る。
号を受けてモータ(34)が起動されると、その回転は
駆動軸(38)により、回転用歯車箱Aと移動用歯車箱
Bにそれぞれ伝達される。歯車箱Aでは、回転は減速さ
れて出力軸の四角軸(39)に伝わり、噴射管(40)
を所定速さでゆっくり回転させる。一方歯車箱Bでも、
回転は同様に減速され、出力軸ピニオン(41)を介し
てラック(42)を軸方向に移動させ、したがってラッ
ク(42)に連結された噴射管(40)を軸方向に移動
させる。
ラックガイド(43)が停止用リミットスイッチ(4
4)を開放する。そうすると、モータ(34)の起動回
路が自己保持回路になって、モータ(34)は回転を持
続し、噴射管(40)はゆっくり回転しながら軸方向に
移動する。噴射管(40)が定められた位置(すなわち
噴射位置)まで進むと、図示しないストッパに接して移
動を停止する。そしてちょうどその位置において、カム
レバー(50)先端のカムローラ(49)がバルブ開閉
カム(46)側面に接するようになる。
6)のカム窪み(46c)に接している間は、バルブ
(47)は閉じている。噴射管(40)が回転して、バ
ルブ開閉カム(46)も回転し、カムローラ(49)が
カム薄肉部(46b)に接するようになると、カムレバ
ー(50)が少しX方向に作動して連接棒(51)を少
し矢印方向に引張り、バルブレバー(48)を少しY方
向に作動するので、バルブ(47)は半開(または微
開)状態となる。そうすると、少量の噴射媒体が噴射管
(40)に供給され、ノズル(45)から熱吸収部(2
4)に向かって噴射されて、煤吹きが実行される。更に
噴射管(40)が回動してカムローラ(49)がカム突
起(46a)に接すると、カムレバー(50)、連接棒
(51)は大きく作動してバルブレバー(48)をY方
向に一杯に作動するので、バルブ(47)は全開とな
り、多量の噴射媒体が供給されてノズル(45)から一
杯に噴射され、強力な煤吹きが行なわれる。更に噴射管
(40)が回動して、カムローラ(49)が再びカム薄
肉部(46b)に接すると、カムレバー(50)は少し
W方向に戻り、また、バルブレバー(48)も少しZ方
向に戻る。したがってバルブ(47)は半開(または微
開)状態となり、噴射媒体の供給と噴射は少量となる。
少量の噴射が継続されたのち、噴射管(40)が一回転
してカムローラ(49)が再びカム窪み(46c)に接
すると、バルブ(47)は全閉し、噴射媒体の供給が遮
断されて、噴射は停止する。
(46)に取付けられたドッグ(52)が停止用リミッ
トスイッチ(53)に接して、モータ(34)を逆回転
させる。こうして、噴射管(40)がピニオン(41)
を介して元の位置まで後退すると、ラックガイド(4
3)が停止用リミットスイッチ(44)を作動させるの
で、噴射管(40)が停止し、煤吹き動作の一サイクル
が完了する。
突起(46a)をバルブ開閉カム(46)の側面のそれ
ぞれ一か所に設定したが、必要とする複数個所にそれぞ
れ設けることにより、多量の噴射媒体の供給(または噴
射)および遮断を任意に制御することができ、またカム
薄肉部(46b)の肉厚を変えることにより、供給量
(または噴射量)を任意に設定することができる。この
ように、噴射管(40)が360°回転する範囲におい
て、噴射媒体の噴射量、噴射範囲および噴射停止位置ま
たは範囲を、任意に設定することができる。
カムを噴射管に設け、そのカム側面にカム突起、カム薄
肉部およびカム窪みを形成し、同カム側面にバルブ開閉
機構を接触させて、同バルブ開閉機構を介して噴射媒体
供給用バルブを全開、半開(または微開)、および全閉
の3通りに制御するようにしたので、噴射管が一回転す
る範囲において、噴射媒体の噴射量、噴射範囲や噴射を
停止する位置または範囲を任意に設定でき、したがって
噴射媒体の消費量を節減できる上、バーナ、検出装置、
監視装置等が装備された壁面個所に対する噴射を適宜コ
ントロールして、これら装置類を保護することができ
る。
る。
図である。
図である。
である。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 噴射管の先端部に設けられたノズルから
噴射媒体を噴射しながら同噴射管を回転し、熱交換器の
内部に煤吹きを行なう煤吹装置において、カム側面にカ
ム突起、カム薄肉部およびカム窪みを形成したバルブ開
閉カムを上記噴射管に設け、同カムの上記側面にバルブ
開閉機構を接触させて、同バルブ開閉機構を介し噴射媒
体供給用バルブを全開、半開または全閉に制御すること
を特徴とする煤吹装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23960691A JP2796457B2 (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 煤吹装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23960691A JP2796457B2 (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 煤吹装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0579618A JPH0579618A (ja) | 1993-03-30 |
JP2796457B2 true JP2796457B2 (ja) | 1998-09-10 |
Family
ID=17047254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23960691A Expired - Lifetime JP2796457B2 (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 煤吹装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2796457B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102347741B1 (ko) | 2018-04-03 | 2022-01-06 | 현대자동차주식회사 | 디텐트 답력 조절방식 페달 |
-
1991
- 1991-09-19 JP JP23960691A patent/JP2796457B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0579618A (ja) | 1993-03-30 |
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