JP2742871B2 - スートブロワ - Google Patents

スートブロワ

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JP2742871B2
JP2742871B2 JP32654193A JP32654193A JP2742871B2 JP 2742871 B2 JP2742871 B2 JP 2742871B2 JP 32654193 A JP32654193 A JP 32654193A JP 32654193 A JP32654193 A JP 32654193A JP 2742871 B2 JP2742871 B2 JP 2742871B2
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lance tube
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達吾 竹中
和郎 竹中
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汽罐部品製造株式会社
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  • Incineration Of Waste (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばボイラ、炉等の
燃焼室や排煙用熱交換器に適用されて水管群に付着した
煤や灰塵を除煤するスートブロワの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスートブロワとしては、
例えば特開平1−184318号に記載されて図15に
示したものが知られている。当該スートブロワ100
は、基本的には、本体101と、これに設けられたイン
ナチューブ102と、これに前後動及び回転可能に設け
られたランスチューブ103と、本体101に前後動可
能に設けられてランスチューブ103を回転可能に支持
するトラベリングヘッド104と、ランスチューブ10
3に設けられたノズル105と、本体101に回転可能
に設けられたフィードスクリュ106と、本体101に
設けられてフィードスクリュ106を回転させるモータ
107と、トラベリングヘッド104に設けられてフィ
ードスクリュ106に螺合するスクリュブッシュ108
と、フィードスクリュ106の回転をランスチューブ1
03に伝達する回転伝達装置109と、から構成されて
いる。回転伝達装置109は、フィードスクリュ106
に設けられたキー溝110と、フィードスクリュ106
に回転可能に設けられてトラベリングヘッド104に前
後動不能に支持されたピニオンギヤ111と、これに設
けられてキー溝110に摺動可能に掛合するスライドキ
ー112と、ランスチューブ103に設けられてピニオ
ンギヤ111に噛合する大ギヤ113とから成ってい
る。而して、この様なものは、モータが回転されると、
フィードスクリュが回転され、これに螺合するスクリュ
ブッシュに依りトラベリングヘッド及びランスチューブ
が前後動される。と同時に回転伝達装置のキー溝とスラ
イドキーに依りピニオンギヤが回転され、これに噛合す
る大ギヤが回転されてランスチューブが回転される。従
って、ノズルは、前後動しながら360度回転されて所
謂螺旋状に移動される。噴射媒体は、インナチューブ及
びランスチューブを介してこの様に運動するノズルから
噴出される。ところが、この様なものは、噴射媒体を3
60度に亙って噴射する様にしていたので、無駄が多
く、石炭焚ボイラ等にあってはバーナのある下方向へも
噴射されて失火等の原因になる惧れもあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、叙上の問題
点に鑑み、これを解消する為に創案されたもので、その
目的とする処は、噴射媒体の効率的な噴射を行なうと共
に、失火等の原因にならない様にしたスートブロワを提
供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のスートブロワ
は、基本的には、本体と、本体に設けられたインナチュ
ーブと、インナチューブに前後動及び回転可能に設けら
れたランスチューブと、本体に前後動可能に設けられて
ランスチューブを回転可能に支持するトラベリングヘッ
ドと、ランスチューブに設けられたノズルと、本体に回
転可能に設けられたフィードスクリュと、本体に設けら
れてフィードスクリュを回転させるモータと、トラベリ
ングヘッドに設けられてフィードスクリュに螺合するス
クリュブッシュと、フィードスクリュの回転をランスチ
ューブの反復回転に変換する自動逆転装置と、から構成
した事に特徴が存する。
【0005】
【作用】モータが回転されると、フィードスクリュが回
転され、これに螺合するスクリュブッシュに依りトラベ
リングヘッド及びランスチューブが前後動される。と同
時に自動逆転装置に依りフィードスクリュの回転がラン
スチューブの反復回転に変換される。従って、ノズル
は、前後動しながら所定の角度範囲に亙って反復回転さ
れる。噴射媒体は、インナチューブ及びランスチューブ
を介してこの様に運動するノズルから噴出される。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面に基づいて説
明する。図1は、本発明の第一実施例に係るスートブロ
ワを示す側面図。図2は、図1の要部を示す縦断側面
図。図3は、図2の縦断正面図。図4は、図2の横断平
面図である。スートブロワ1は、本体2、インナチュー
ブ3、ランスチューブ4、トラベリングヘッド5、ノズ
ル6、フィードスクリュ7、モータ8、スクリュブッシ
ュ9、自動逆転装置10とからその主要部が構成されて
いる。本体2は、スートブロワ1の基本部分を為すもの
で、この例では、チャンネル材11と、これの前後(図
1、図2に於て左側が前側)に設けられた前後板12と
から成り、炉壁(図示せず)の外側に据え付けられる。
インナチューブ3は、本体2に設けられたもので、この
例では、両端が開口したパイプ状を呈し、後側が後板1
2に貫通して固定され、前側が前板12の近傍まで延び
ている。インナチューブ3の後端は、ヘッドバルブ13
を介して蒸気や空気等の噴射媒体の発生源(図示せず)
が接続されている。ランスチューブ4は、インナチュー
ブ3に前後動及び回転可能に設けられたもので、この例
では、後端が開口して前端が閉塞したパイプ状を呈し、
後側にスタッフィングボックス14を備え、これらがイ
ンナチューブ3に前後動及び回転可能に外嵌され、スタ
ッフィングボックス14とインナチューブ3との間には
グランドパッキン15が介設され、前側が前板12に貫
通されて案内ローラ16に依り前後動及び回転可能に支
持され、炉壁に穿設された貫孔から炉内に挿入される様
になっている。トラベリングヘッド5は、本体2に前後
動可能に設けられてランスチューブ4を回転可能に支持
するもので、この例では、横軸回りに回転可能でチャン
ネル材11に沿って転動する左右のローラ17と、後側
のベースプレート18と、これの前側に離間して配され
たキャッププレート19と、これらを連結する適数のス
テーボルト20と、これらの下半分を覆うカバー21と
を備え、フィードスクリュ7を遊嵌していると共に、ス
タッフィングボックス14を回転可能に支持している。
ノズル6は、ランスチューブ4に設けられたもので、こ
の例では、ランスチューブ4の前側上部に一つだけ設け
られている。フィードスクリュ7は、本体2に回転可能
に設けられたもので、この例では、雄螺子を備え、両側
が前後板12に回転可能に支持されている。モータ8
は、本体2に設けられてフィードスクリュ7を回転させ
るもので、この例では、電動機(ギヤードモータ)にし
てあり、チャンネル材11の後側上部に設けられ、ギヤ
機構22を介してフィードスクリュ7を回転させる様に
してある。ギヤ機構22は、モータ8の出力軸に楔着さ
れたモータギヤ23と、これに噛合されるアイドルギヤ
24と、これに噛合されてフィードスクリュ7に楔着さ
れたギヤ25と、後板12に前後動及び回転可能に設け
られて前側にアイドルギヤ24が楔着された支軸26
と、これの後側に着脱可能に廻止嵌合されるハンドル2
7とから成って居り、支軸26を後動させてアイドルギ
ヤ24をギヤ25のみに噛合させ、支軸26に装着した
ハンドル27を廻す事に依り手動でフィードスクリュ7
を回転できる様になっている。スクリュブッシュ9は、
トラベリングヘッド5に設けられてフィードスクリュ7
に螺合するもので、この例では、フィードスクリュ7の
雄螺子に螺合する雌螺子を備え、トラベリングヘッド5
に固定されている。自動逆転装置10は、フィードスク
リュ7の回転をランスチューブ4の反復回転に変換する
もので、この例では、フィードスクリュ7の回転を取出
す歯車機構28と、これの回転運動を直線往復運動に変
換するカム機構29と、これの直線往復運動をランスチ
ューブ4の反復回転に変換するラック・ピニオン機構3
0とから成っている。歯車機構28は、フィードスクリ
ュ7に設けられたキー溝31と、フィードスクリュ7に
回転可能に設けられてトラベリングヘッド5に前後動不
能に支持されたピニオンギヤ32と、これに設けられて
キー溝31に摺動可能に掛合するスライドキー33と、
スタッフィングボックス14に回転可能に設けられて大
径ギヤがピニオンギヤ32に噛合する二段ギヤ34と、
トラベリングヘッド5に回転可能に設けられて二段ギヤ
34の小径ギヤに噛合する下部ギヤ35とから成ってい
る。カム機構29は、トラベリングヘッド5に昇降可能
に設けられてL型を呈する昇降体36と、下部ギヤ35
の円周に回転可能に設けられたカムローラ37と、昇降
体36の水平片に削設されてカムローラ37が掛合され
るカム溝38とから成っている。ラック・ピニオン機構
30は、昇降体36の垂直片に形設されたラック39
と、スタッフィングボックス14に楔着されてラック3
9が噛合されるピニオン40とから成っている。次に、
この様な構成に基づいて作用を述解する。モータ8が回
転されると、ギヤ機構22のモータギヤ23、アイドル
ギヤ24、ギヤ25を介してフィードスクリュ7が回転
され、これに螺合するスクリュブッシュ9に依りトラベ
リングヘッド5及びランスチューブ4が前後動される。
と同時に自動逆転装置10の歯車機構28に依りフィー
ドスクリュ7の回転が取出され、取出された回転運動が
カム機構29に依り直線往復運動に変換され、変換され
た直線往復運動がラック・ピニオン機構30に依りラン
スチューブ4の反復回転に変換される。従って、ノズル
6は、上側を向いて前後動しながら所定の角度範囲(1
80〜220度)に亙って反復回転される。蒸気や空気
等の噴射媒体は、ヘッドバルブ13、インナチューブ
3、ランスチューブ4を介してこの様に運動するノズル
6から噴出される。
【0007】次に、本発明の第二実施例を図5〜図14
に基づいて説明する。第二実施例は、自動逆転装置10
を、フィードスクリュ7の正転を取出す正転歯車機構4
1と、フィードスクリュ7の逆転を取出す逆転歯車機構
42と、ランスチューブ4に設けられたオシュレータ4
3と、これに設けられて正転伝達位置と逆転伝達位置に
切換えられる切換機構44と、正転歯車機構41と切換
機構44との間に設けられて切換機構44の正転伝達位
置の時に掛合して正転歯車機構41からの正転回動をオ
シュレータ43に伝達する正転掛合機構45と、逆転歯
車機構42と切換機構44との間に設けられて切換機構
44の逆転掛合位置の時に掛合して逆転歯車機構42か
らの逆転回動をオシュレータ43に伝達する逆転掛合機
構46とから構成した点、が第一実施例と異なる。正転
歯車機構41は、フィードスクリュ7に設けられたキー
溝47と、フィードスクリュ7に回転可能に設けられて
トラベリングヘッド5に前後動不能に支持され前後(図
5〜図7に於て右側が前側)にギヤを備えた二連ピニオ
ンギヤ48と、これに設けられてキー溝47に摺動可能
に掛合するスライドキー49と、スタッフィングボック
ス14に回転可能に設けられて二連ピニオンギヤ48の
前部ギヤに噛合する正転ギヤ50とから成っている。逆
転歯車機構42は、前記二連ピニオンギヤ48と、これ
の後部ギヤに噛合してトラベリングヘッド5に回転可能
に設けられたアイドルギヤ51と、これに噛合してスタ
ッフィングボックス14に回転可能に設けられ正転ギヤ
50と逆方向に同速で回転される逆転ギヤ52とから成
っている。オシュレータ43は、円板状を呈し、正転ギ
ヤ50と逆転ギヤ52との間に配されてスタッフィング
ボックス14に楔着されている。切換機構44は、オシ
ュレータ43の円周の貫通されたシャフト53と、これ
の両端に固定した円板状のチェンジ54と、これの円周
に突設されたレバー55と、トラベリングヘッド5に固
定されてレバー55が当合される左右のスクエアピン5
6と、オシュレータ43に螺設されてスプリングとボー
ルを内蔵したボールプランジャ57と、シャフト53に
窪設されてボールプランジャ57に依りチェンジ54を
第一正転伝達位置(図8、図11、図13参照)と第二
正転伝達位置(図14参照)と第一逆転伝達位置(図
9、図10参照)と第二逆転伝達位置(図12参照)と
に位置決め保持する四つの窪所(図示せず)とから成っ
ている。正転掛合機構45は、正転ギヤ50の円周に設
けられた正転キックピン58と、前側のチェンジ54に
設けられてこれが第一正転伝達位置の時に正転キックピ
ン58に当合する第一正転伝達ピン59と、前側のチェ
ンジ54に設けられてこれが第二正転伝達位置の時に正
転キックピン58に当合する第二正転伝達ピン60とか
ら成っている。逆転掛合機構46は、逆転ギヤ52の円
周に設けられた逆転キックピン61と、後側のチェンジ
54に設けられてこれが第一逆転伝達位置の時に逆転キ
ックピン61に当合する第一逆転伝達ピン62と、後側
のチェンジ54に設けられてこれが第二逆転伝達位置の
時に逆転キックピン61に当合する第二逆転伝達ピン6
3とから成っている。この様なものは、フィードスクリ
ュ7が回転すると、キー溝47とスライドキー49に依
り二連ピニオンギヤ48が回転され、これの前側ギヤに
依り正転ギヤ50が回転されると共に、二連ピニオンギ
ヤ48の後側ギヤとアイドルギヤ51に依り逆転ギヤ5
2が正転ギヤ50に対して逆方向へ同速で回転される。
図8は、チェンジ54が第一正転伝達位置の時で、正転
ギヤ50が時計方向に回転され、正転キックピン58が
第一正転伝達ピン59に当合してオシュレータ43が時
計方向に回転している状態を示している。オシュレータ
43が時計方向に回転を続けると、下方位置で逆転キッ
クピン61が正転キックピン58と交差するが、第一逆
転伝達ピン62と第二逆転伝達ピン63との間を通過す
る。オシュレータ43が更に回転を続け、図9に示す如
く、レバー55が図中左側のスクエアピン56に当合す
ると、チェンジ54が反時計方向に回転されて第一逆転
伝達位置になり、正転キックピン58が第一正転伝達ピ
ン59から外れてオシュレータ43の回転が停止され
る。この状態では、第一逆転伝達ピン62が逆転キック
ピン61の軌跡上にある為、回転して来た逆転キックピ
ン61と当合してオシュレータ43が反時計方向へ回転
される(図10参照)。オシュレータ43が反時計方向
へ回転を続けると、下方位置で正転キックピン58が逆
転キックピン61と交差するが、第一正転伝達ピン59
と第二正転伝達ピン60との間を通過する。オシュレー
タ43が更に回転を続け、図11に示す如く、レバー5
5が図中右側のスクエアピン56に当合すると、チェン
ジ54が時計方向に回転されて第一正転伝達位置にな
り、逆転キックピン61が第一逆転伝達ピン62から外
れてオシュレータ43の回転が停止される。この状態で
は、第一正転伝達ピン59が正転キックピン58の軌跡
上にある為、回転して来た正転キックピン58と当合し
てオシュレータ43が時計方向へ回転され、図8の状態
に戻る。この様に、オシュレータ43、スタッフィング
ボックス14、ランスチューブ4は、反復回転を繰り返
して前進する。前進端に至ると、モータ8を逆転させて
後進となるが、この際には、正転ギヤ50及び逆転ギヤ
52も前進時の回転方向に対して逆方向の回転になる。
図8に示す如く、オシュレータ43が時計方向に回転
中、後進に切り換わった場合は、正転キックピン58が
反転して第一正転伝達ピン59から離れ、1回転空転し
て第一正転伝達ピン59の反対側に当合してオシュレー
タ43が反時計方向に回転される。オシュレータ43が
反時計方向に回転を続けると、図12に示す如く、レバ
ー55が図中右側のスクエアピン56に当合してチェン
ジ54が時計方向に回転されて第二逆転伝達位置にな
り、正転キックピン58が第一正転伝達ピン59から外
れてオシュレータ43の回転が停止される。この状態で
は、第二逆転伝達ピン63が逆転キックピン61の軌跡
上にある為、回転して来た逆転キックピン61と当合し
てオシュレータ43が時計方向へ回転される。オシュレ
ータ43が時計方向へ回転を続けると、下方位置で正転
キックピン58が逆転キックピン61と交差するが、第
一正転伝達ピン59の横側を通過する。オシュレータ4
3が更に回転を続け、図13に示す如く、レバー55が
図中左側のスクエアピン56に当合すると、チェンジ5
4が反時計方向に回転されて第一正転伝達位置になり、
逆転キックピン61が第二逆転伝達ピン63から外れて
オシュレータ43の回転が停止される。この状態では、
第一正転伝達ピン59が正転キックピン58の軌跡上に
ある為、回転して来た正転キックピン58と当合してオ
シュレータ43が反時計方向へ回転される。オシュレー
タ43が反時計方向へ回転を続けると、下方位置で逆転
キックピン61が正転キックピン58と交差するが、第
一逆転伝達ピン62と第二逆転伝達ピン63との間を通
過する。オシュレータ43は、この様な反復回転を繰り
返して後進され、後進端でモータ8が停止される。図1
0に示す如く、オシュレータ43が反時計方向に回転
中、後進に切り換わった場合は、逆転キックピン61が
反転して第一逆転伝達ピン62から離れ、1回転空転し
て第一逆転伝達ピン62の反対側に当合してオシュレー
タ43が時計方向に回転される。オシュレータ43が時
計方向に回転を続けると、図14に示す如く、レバー5
5が図中右側のスクエアピン56に当合してチェンジ5
4が反時計方向に回転されて第二正転伝達位置になり、
逆転キックピン61が第一逆転伝達ピン62から外れて
オシュレータ43の回転が停止される。この状態では、
第二正転伝達ピン60が正転キックピン58の軌跡上に
ある為、回転して来た正転キックピン58と当合してオ
シュレータ43が反時計方向へ回転される。この様に、
オシュレータ43が反復回転しながら前後進され、これ
に設けられたスタフィングボックス14及びランスチュ
ーブ4も同様に運動され、ランスチューブ4の先端に設
けられたノズル6から噴射媒体を所要角度(180〜2
20度)だけ噴射する事ができる。
【0008】尚、ランスチューブ4の反復回転する所要
角度は、先の実施例では、180〜220度であった
が、これに限らず、例えばこれ以外の角度でも良い。ノ
ズル6からの噴射媒体の噴射方向は、先の実施例では、
上向きであったが、これに限らず、例えば下向きや横向
き等でも良い。自動逆転装置10は、先の実施例に限ら
ず、他の構造のものでも良い。
【0009】
【発明の効果】以上、既述した如く、本発明に依れば、
次の様な優れた効果を奏する事ができる。 (1) 本体、インナチューブ、ランスチューブ、トラ
ベリングヘッド、ノズル、フィードスクリュ、モータ、
スクリュブッシュ、自動逆転装置とで構成し、とりわけ
フィードスクリュの回転をランスチューブの反復回転に
変換する自動逆転装置を設けたので、噴射媒体の効率的
な噴射が行なえると共に、失火等の原因になる事がな
い。 (2) フィードスクリュの回転をランスチューブの反
復回転に変換する自動逆転装置を設けてフィードスクリ
ュの回転を利用する様にしたので、自動逆転装置専用の
駆動源が不要で、合理的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例に係るスートブロワを示す
側面図。
【図2】図1の要部を示す縦断側面図。
【図3】図2の縦断正面図。
【図4】図2の横断平面図。
【図5】本発明の第二実施例を示す要部側面図。
【図6】図5の縦断側面図。
【図7】図5の横断平面図。
【図8】作用を説明する為の正面図。
【図9】図8と同様図。
【図10】図8と同様図。
【図11】図8と同様図。
【図12】図8と同様図。
【図13】図8と同様図。
【図14】図8と同様図。
【図15】従来のスートブロワを示す側面図。
【符号の説明】
1…スートブロワ、2…本体、3…インナチューブ、4
…ランスチューブ、5…トラベリングヘッド、6…ノズ
ル、7…フィードスクリュ、8…モータ、9…スクリュ
ブッシュ、10…自動逆転装置、11…チャンネル材、
12…前後板、13…ヘッドバルブ、14…スタッフィ
ングボックス、15…グランドパッキン、16…案内ロ
ーラ、17…ローラ、18…ベースプレート、19…キ
ャッププレート、20…ステーボルト、21…カバー、
22…ギヤ機構、23…モータギヤ、24…アイドルギ
ヤ、25…ギヤ、26…支軸、27…ハンドル、28…
歯車機構、29…カム機構、30…ラック・ピニオン機
構、31…キー溝、32…ピニオンギヤ、33…スライ
ドキー、34…二段ギヤ、35…下部ギヤ、36…昇降
体、37…カムローラ、38…カム溝、39…ラック、
40…ピニオン、41…正転歯車機構、42…逆転歯車
機構、43…オシュレータ、44…切換機構、45…正
転掛合機構、46…逆転掛合機構、47…キー溝、48
…二連ピニオンギヤ、49…スライドキー、50…正転
ギヤ、51…アイドルギヤ、52…逆転ギヤ、53…シ
ャフト、54…チェンジ、55…レバー、56…スクエ
アピン、57…ボールプランジャ、58…正転キックピ
ン、59…第一正転伝達ピン、60…第二正転伝達ピ
ン、61…逆転キックピン、62…第一逆転伝達ピン、
63…第二逆転伝達ピン、100…スートブロワ、10
1…本体、102…インナチューブ、103…ランスチ
ューブ、104…トラベリングヘッド、105…ノズ
ル、106…フィードスクリュ、107…モータ、10
8…スクリュブッシュ、109…回転伝達装置、110
…キー溝、111…ピニオンギヤ、112…スライドキ
ー、113…大ギヤ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、本体に設けられたインナチュー
    ブと、インナチューブに前後動及び回転可能に設けられ
    たランスチューブと、本体に前後動可能に設けられてラ
    ンスチューブを回転可能に支持するトラベリングヘッド
    と、ランスチューブに設けられたノズルと、本体に回転
    可能に設けられたフィードスクリュと、本体に設けられ
    てフィードスクリュを回転させるモータと、トラベリン
    グヘッドに設けられてフィードスクリュに螺合するスク
    リュブッシュと、フィードスクリュの回転をランスチュ
    ーブの反復回転に変換する自動逆転装置と、から構成し
    た事を特徴とするスートブロワ。
  2. 【請求項2】 自動逆転装置を、フィードスクリュの回
    転を取出す歯車機構と、歯車機構の回転運動を直線往復
    運動に変換するカム機構と、カム機構の直線往復運動を
    ランスチューブの反復回転に変換するラック・ピニオン
    機構と、から構成した請求項1に記載のスートブロワ。
  3. 【請求項3】 自動逆転装置を、フィードスクリュの正
    転を取出す正転歯車機構と、フィードスクリュの逆転を
    取出す逆転歯車機構と、ランスチューブに設けられたオ
    シュレータと、オシュレータに設けられて正転伝達位置
    と逆転伝達位置に切換えられる切換機構と、正転歯車機
    構と切換機構との間に設けられて切換機構の正転伝達位
    置の時に掛合して正転歯車機構からの正転回動をオシュ
    レータに伝達する正転掛合機構と、逆転歯車機構と切換
    機構との間に設けられて切換機構の逆転掛合位置の時に
    掛合して逆転歯車機構からの逆転回動をオシュレータに
    伝達する逆転掛合機構と、から構成した請求項1に記載
    のスートブロワ。
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