JPH0446328B2 - - Google Patents
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- JPH0446328B2 JPH0446328B2 JP16419284A JP16419284A JPH0446328B2 JP H0446328 B2 JPH0446328 B2 JP H0446328B2 JP 16419284 A JP16419284 A JP 16419284A JP 16419284 A JP16419284 A JP 16419284A JP H0446328 B2 JPH0446328 B2 JP H0446328B2
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- Incineration Of Waste (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は煤吹きを必要とする壁面、例えば熱交
換器の燃焼室壁面等を噴射媒体により清掃する煤
吹装置の改良に関するものである。
換器の燃焼室壁面等を噴射媒体により清掃する煤
吹装置の改良に関するものである。
(従来の技術)
従来の前記煤吹装置を第5図乃至第8に示し
た。同煤吹装置は、熱交換器等の燃焼室Aの壁面
22に隣接して設けられた熱吸収部(水冷壁管
等)24に付着している堆積物23を高圧の空気
または蒸気等の吹き付けにより除去し、熱吸収部
の熱吸収を促進させて、熱回収効率を向上させる
装置である。同煤吹装置では、バルブ13により
噴射媒体(空気または蒸気等)の供給または遮断
を行い、噴射媒体を供給管14を経由してランス
管15の先端に設けたノズルより噴出する。同ラ
ンス管15は、軸方向に移動すると同時に回転し
て、熱吸収部24の表面に堆積している付着物2
3を除去する。同ランス管15の駆動要領は次の
通りである。即ち、動力源1の回転が歯車箱2に
より減速され、歯車3,4,5を介してリードス
クリユー6を回転させる。リードスクリユー6
は、歯車箱8に内蔵したスクリユーブツシユ9に
より歯車箱8を軸方向に移動させる。同歯車箱8
には、ランス管15とフランジ21とが一体にな
つて歯車12に直結されており、歯車箱8とラン
ス管15とはともに軸方向に移動する。一方、ラ
ンス管15の回転は、リードスクリユー6の全長
に設けられた長いキー溝7とキー10と歯車11
とを介し歯車12を回転させて、ランス管15を
回転させる。また噴射媒体の供給及び遮断は、バ
ルブ13により行なわれるが、その動作は、次の
通りである。即ち、歯車箱8の軸方向の移動によ
り歯車箱8に設けたドツグ16を介しバルブ開閉
カム17を作動させ、さらに連接棒18とバルブ
レバー19,20とを介してバルブ13の開閉を
行なう。即ち、歯車箱8に設けたドツグ16がP
点に達したとき、噴射が開始され、さらに軸方向
に移動(前進)を続け、Q点で動力源1が逆転
し、後進の方向に移動し、再びP点に達したと
き、噴射が終了する(第5図のの範囲で噴射が
行なわれる)ようになつている。
た。同煤吹装置は、熱交換器等の燃焼室Aの壁面
22に隣接して設けられた熱吸収部(水冷壁管
等)24に付着している堆積物23を高圧の空気
または蒸気等の吹き付けにより除去し、熱吸収部
の熱吸収を促進させて、熱回収効率を向上させる
装置である。同煤吹装置では、バルブ13により
噴射媒体(空気または蒸気等)の供給または遮断
を行い、噴射媒体を供給管14を経由してランス
管15の先端に設けたノズルより噴出する。同ラ
ンス管15は、軸方向に移動すると同時に回転し
て、熱吸収部24の表面に堆積している付着物2
3を除去する。同ランス管15の駆動要領は次の
通りである。即ち、動力源1の回転が歯車箱2に
より減速され、歯車3,4,5を介してリードス
クリユー6を回転させる。リードスクリユー6
は、歯車箱8に内蔵したスクリユーブツシユ9に
より歯車箱8を軸方向に移動させる。同歯車箱8
には、ランス管15とフランジ21とが一体にな
つて歯車12に直結されており、歯車箱8とラン
ス管15とはともに軸方向に移動する。一方、ラ
ンス管15の回転は、リードスクリユー6の全長
に設けられた長いキー溝7とキー10と歯車11
とを介し歯車12を回転させて、ランス管15を
回転させる。また噴射媒体の供給及び遮断は、バ
ルブ13により行なわれるが、その動作は、次の
通りである。即ち、歯車箱8の軸方向の移動によ
り歯車箱8に設けたドツグ16を介しバルブ開閉
カム17を作動させ、さらに連接棒18とバルブ
レバー19,20とを介してバルブ13の開閉を
行なう。即ち、歯車箱8に設けたドツグ16がP
点に達したとき、噴射が開始され、さらに軸方向
に移動(前進)を続け、Q点で動力源1が逆転
し、後進の方向に移動し、再びP点に達したと
き、噴射が終了する(第5図のの範囲で噴射が
行なわれる)ようになつている。
(発明が解決しようとする問題点)
前記第5図乃至第8図の煤吹装置には次の問題
があつた。()第5図から明らかなようにラン
ス管15は、噴射しながら回転しての範囲だけ
軸方向に前後進するため、の範囲で(R点から
S点迄の間で)除煤力(運動量)にアンバランス
が生ずる。即ち、R点とS点とでは、ノズルと熱
吸収面との距離が変化し、また噴射媒体の到達面
での周速も変化する、そのため、除煤効果がアン
バランスになる。()ランス管15が噴射しな
がらの範囲を回転、移動する。つまりランス管
15がの範囲で数回回転する。そのため、噴射
角度の制限ができない。即ち、バーナ、燃焼室コ
ーナ等に対向して噴射を避ける必要が生じても、
それを行うことができない。()ランス管15
がT点からS点に達する時間が長く、ランス管1
5の先端がR点に達する迄にランス管15の先端
が燃焼室内の高温ガスに晒されて、過熱される。
そのとき、R点で噴射媒体が流入し、ランス管1
5の先端が急冷されて(熱衝撃を受けて)、ノズ
ルが破損することが多い。()ランス管15の
移動範囲(T点からS点迄)が長いため、装置全
体が長くなつて、広い据付スペースを必要とす
る。()上記()項で述べたように、除煤性
能が悪い上に、噴射時間が長くて、噴射媒体の消
費量が多い。
があつた。()第5図から明らかなようにラン
ス管15は、噴射しながら回転しての範囲だけ
軸方向に前後進するため、の範囲で(R点から
S点迄の間で)除煤力(運動量)にアンバランス
が生ずる。即ち、R点とS点とでは、ノズルと熱
吸収面との距離が変化し、また噴射媒体の到達面
での周速も変化する、そのため、除煤効果がアン
バランスになる。()ランス管15が噴射しな
がらの範囲を回転、移動する。つまりランス管
15がの範囲で数回回転する。そのため、噴射
角度の制限ができない。即ち、バーナ、燃焼室コ
ーナ等に対向して噴射を避ける必要が生じても、
それを行うことができない。()ランス管15
がT点からS点に達する時間が長く、ランス管1
5の先端がR点に達する迄にランス管15の先端
が燃焼室内の高温ガスに晒されて、過熱される。
そのとき、R点で噴射媒体が流入し、ランス管1
5の先端が急冷されて(熱衝撃を受けて)、ノズ
ルが破損することが多い。()ランス管15の
移動範囲(T点からS点迄)が長いため、装置全
体が長くなつて、広い据付スペースを必要とす
る。()上記()項で述べたように、除煤性
能が悪い上に、噴射時間が長くて、噴射媒体の消
費量が多い。
(問題点を解決するための手段)
本発明は前記の問題点に対処するもので、停止
時にノズルから噴射媒体を噴射しながら回転する
噴射管を具えた煤吹装置において、前記噴射管が
煤吹きを必要とする回転角度範囲を回転している
ときにカムの円周方向複数個所に設けたカム窪み
以外のカム側面にバルブ制御機構を接触させて同
バルブ制御機構を介し噴射媒体供給用バルブを開
にする円板状のバルブ開閉カムを前記噴射管に設
けたことを特徴とする煤吹装置に係り、その目的
とする処は、噴射域、噴射角を任意に設定でき
て、噴射媒体の消費量を節減できる上に、特殊な
壁面、検出装置、監視装置等の損傷を防止できる
改良された煤吹装置を供する点にある。
時にノズルから噴射媒体を噴射しながら回転する
噴射管を具えた煤吹装置において、前記噴射管が
煤吹きを必要とする回転角度範囲を回転している
ときにカムの円周方向複数個所に設けたカム窪み
以外のカム側面にバルブ制御機構を接触させて同
バルブ制御機構を介し噴射媒体供給用バルブを開
にする円板状のバルブ開閉カムを前記噴射管に設
けたことを特徴とする煤吹装置に係り、その目的
とする処は、噴射域、噴射角を任意に設定でき
て、噴射媒体の消費量を節減できる上に、特殊な
壁面、検出装置、監視装置等の損傷を防止できる
改良された煤吹装置を供する点にある。
(実施例)
次に本発明の煤吹装置を第1図乃至第4図に示
す一実施例により説明すると、本煤吹装置は、燃
焼室の壁面22に支持金物32と複数の調整可能
なボルト・ナツト33とを介して強固に支持され
ている。なお第1図は、煤吹動作を休止した状態
を示し、第2図は、煤吹動作中の状態を示してい
る。本煤吹装置のモータ34は遠隔地点または装
置側から起動信号(指令)を受けて、起動する。
同モータ34に直結したVプーリ35は、Vプー
リ36Vプーリ37を介して駆動軸38に回転を
伝える。なおVプーリ35,37Vベルト36
は、チエーン駆動、歯車駆動機構に替えても差支
えない。駆動軸38は、回転用歯車箱Aと移動用
歯車箱Bとに同時に動力を伝達する。同回転用歯
車箱Aは、ここで減速して、出力軸の四角軸39
に回転を伝え、同四角軸39は、噴射管40をゆ
つくりと回転させる。一方、移動用歯車箱Bは、
ここで減速して、出力軸ピニオン41を介してラ
ツク42を軸方向に移動させる。同ラツク42
は、ラツク・ガイド43に直結され、さらに噴射
管40に連結され、ラツク42の移動に従つて噴
射管40が軸方向に移動する。同噴射管40の移
動が開始されると、ラツク・ガイド43が停止用
リミツトスイツチ44を開放し、モータ34の起
動回路が自己保持回路になつて、モータ34が回
転を持続する。即ち、噴射管40はゆつくり回転
しながら軸方向に移動し、定められた位置迄進む
と移動を停止する。なおモータ34が起動中であ
つても、噴射管40の移動を停止させる装置が移
動用歯車箱Bに内蔵されている。また噴射管40
は、最前進位置において、噴射管40の先端に設
けたノズル45から噴射媒体を噴出するが、その
噴出機構については第3図及び第4図で説明す
る。また第1,2図のバルブ開閉カム46は、噴
射管40に直結されており、噴射管40とともに
回転する。このバルブ開閉カム46の形状は、第
3,4図に示すように円板状で、噴射管40側に
複数個のカム窪み46aとカム側面46bとがあ
る。またバルブ47は、バルブレバー48がY方
向に作動すると、開弁し、Z方向に作動すると、
閉弁するようになつている。バルブ開閉カム46
が回転することにより、カムローラ49がカムレ
バー50をX方向またはW方向に動かし、連接棒
51を介してバルブレバー48をY方向またはZ
方向に動かす。そのため、バルブ47が開弁また
は閉弁する。つまりカムローラ49がカム窪み4
6a内にあるときには、バルブ47が閉弁してい
て、噴射媒体が遮断されている。またカムローラ
49がカム側面46b上にあるときには、バルブ
47が開弁していて、噴射媒体がノズル45から
噴出するようになつている。また上記バルブ開閉
カム46に設けたドツグ52と逆転用リミツトス
イツチ53と噴射管40とバルブ開閉カム46と
が軸方向に最前進した位置から360°回転したとき
に、ドツグ52が逆転用リミツトスイツチ53を
作動させて、モータ34を逆回転させるようにな
つている。
す一実施例により説明すると、本煤吹装置は、燃
焼室の壁面22に支持金物32と複数の調整可能
なボルト・ナツト33とを介して強固に支持され
ている。なお第1図は、煤吹動作を休止した状態
を示し、第2図は、煤吹動作中の状態を示してい
る。本煤吹装置のモータ34は遠隔地点または装
置側から起動信号(指令)を受けて、起動する。
同モータ34に直結したVプーリ35は、Vプー
リ36Vプーリ37を介して駆動軸38に回転を
伝える。なおVプーリ35,37Vベルト36
は、チエーン駆動、歯車駆動機構に替えても差支
えない。駆動軸38は、回転用歯車箱Aと移動用
歯車箱Bとに同時に動力を伝達する。同回転用歯
車箱Aは、ここで減速して、出力軸の四角軸39
に回転を伝え、同四角軸39は、噴射管40をゆ
つくりと回転させる。一方、移動用歯車箱Bは、
ここで減速して、出力軸ピニオン41を介してラ
ツク42を軸方向に移動させる。同ラツク42
は、ラツク・ガイド43に直結され、さらに噴射
管40に連結され、ラツク42の移動に従つて噴
射管40が軸方向に移動する。同噴射管40の移
動が開始されると、ラツク・ガイド43が停止用
リミツトスイツチ44を開放し、モータ34の起
動回路が自己保持回路になつて、モータ34が回
転を持続する。即ち、噴射管40はゆつくり回転
しながら軸方向に移動し、定められた位置迄進む
と移動を停止する。なおモータ34が起動中であ
つても、噴射管40の移動を停止させる装置が移
動用歯車箱Bに内蔵されている。また噴射管40
は、最前進位置において、噴射管40の先端に設
けたノズル45から噴射媒体を噴出するが、その
噴出機構については第3図及び第4図で説明す
る。また第1,2図のバルブ開閉カム46は、噴
射管40に直結されており、噴射管40とともに
回転する。このバルブ開閉カム46の形状は、第
3,4図に示すように円板状で、噴射管40側に
複数個のカム窪み46aとカム側面46bとがあ
る。またバルブ47は、バルブレバー48がY方
向に作動すると、開弁し、Z方向に作動すると、
閉弁するようになつている。バルブ開閉カム46
が回転することにより、カムローラ49がカムレ
バー50をX方向またはW方向に動かし、連接棒
51を介してバルブレバー48をY方向またはZ
方向に動かす。そのため、バルブ47が開弁また
は閉弁する。つまりカムローラ49がカム窪み4
6a内にあるときには、バルブ47が閉弁してい
て、噴射媒体が遮断されている。またカムローラ
49がカム側面46b上にあるときには、バルブ
47が開弁していて、噴射媒体がノズル45から
噴出するようになつている。また上記バルブ開閉
カム46に設けたドツグ52と逆転用リミツトス
イツチ53と噴射管40とバルブ開閉カム46と
が軸方向に最前進した位置から360°回転したとき
に、ドツグ52が逆転用リミツトスイツチ53を
作動させて、モータ34を逆回転させるようにな
つている。
(作用)
次に前記煤吹装置の作用を説明する。モータ3
4が遠隔地点または装置側から起動信号(指令)
を受けて、起動する。同モータ34に直結したV
プーリ35は、Vベルト36Vプーリ37を介し
て駆動軸38に回転を伝え、また同駆動軸38
は、回転用歯車箱Aと移動用歯車箱Bとに同時に
動力を伝達する。同回転用歯車箱Aは、ここで減
速して、出力軸の四角軸39に回転を伝え、同四
角軸39は、噴射管40をゆつくりと回転させ
る。一方、移動用歯車箱Bは、ここで減速して、
出力軸ピニオン41を介してラツク42を軸方向
に移動させる。同ラツク42は、ラツク・ガイド
43に直結され、さらに噴射管40に連結され、
ラツク42の移動に従つて噴射管40が軸方向に
移動する。同噴射管40の移動が開始されると、
ラツク・ガイド43が停止用リミツトスイツチ4
4を開放し、モータ34の起動回路が自己保持回
路になつて、モータ34が回転を持続する。即
ち、噴射管40がゆつくりと回転しながら軸方向
に移動し、定められた位置迄進むと移動を停止す
る。このとき、噴射管40とともに回転している
バルブ開閉カム46の側面46bまたはカム窪み
46aに、カムレバー50のカムローラ49が当
接する。このとき、カムレバー50のカムローラ
49がバルブ開閉カム46の側面46bに当接す
れば、カムレバー50がX方向に作動し、連接棒
51が矢印方向に牽引され、バルブレバー48が
Y方向に作動し、バルブ47が開弁し、噴射媒体
が矢印のように噴射管40内を経てノズル45か
ら熱吸収部(水冷壁管等)24に沿い噴射して、
煤吹きが行われ、またカムレバー50のカムロー
ラ49がバルブ開閉カム46の側面に設けた複数
個のカム窪み46aに係合すれば、カムレバー5
0がW方向に作動し、連接棒51が矢印と反対方
向に押され、バルブレバー48がZ方向に作動
し、バルブ47が閉弁して、煤吹きが中断され
る。本実施例の場合には、カム窪み46aがカム
側面46bの円周方向2個所にあり、噴射管40
及びバルブ開閉カム46が1回転する間に、煤吹
きの中断が2回行われる。また噴射管40及びバ
ルブ開閉カム46が1回転するとドツグ52が逆
転用リミツトスイツチ53に当接し、そのとき得
られる信号により同モータ34が逆転して、噴射
管40及びバルブ開閉カム46が元の位置へ復帰
する。
4が遠隔地点または装置側から起動信号(指令)
を受けて、起動する。同モータ34に直結したV
プーリ35は、Vベルト36Vプーリ37を介し
て駆動軸38に回転を伝え、また同駆動軸38
は、回転用歯車箱Aと移動用歯車箱Bとに同時に
動力を伝達する。同回転用歯車箱Aは、ここで減
速して、出力軸の四角軸39に回転を伝え、同四
角軸39は、噴射管40をゆつくりと回転させ
る。一方、移動用歯車箱Bは、ここで減速して、
出力軸ピニオン41を介してラツク42を軸方向
に移動させる。同ラツク42は、ラツク・ガイド
43に直結され、さらに噴射管40に連結され、
ラツク42の移動に従つて噴射管40が軸方向に
移動する。同噴射管40の移動が開始されると、
ラツク・ガイド43が停止用リミツトスイツチ4
4を開放し、モータ34の起動回路が自己保持回
路になつて、モータ34が回転を持続する。即
ち、噴射管40がゆつくりと回転しながら軸方向
に移動し、定められた位置迄進むと移動を停止す
る。このとき、噴射管40とともに回転している
バルブ開閉カム46の側面46bまたはカム窪み
46aに、カムレバー50のカムローラ49が当
接する。このとき、カムレバー50のカムローラ
49がバルブ開閉カム46の側面46bに当接す
れば、カムレバー50がX方向に作動し、連接棒
51が矢印方向に牽引され、バルブレバー48が
Y方向に作動し、バルブ47が開弁し、噴射媒体
が矢印のように噴射管40内を経てノズル45か
ら熱吸収部(水冷壁管等)24に沿い噴射して、
煤吹きが行われ、またカムレバー50のカムロー
ラ49がバルブ開閉カム46の側面に設けた複数
個のカム窪み46aに係合すれば、カムレバー5
0がW方向に作動し、連接棒51が矢印と反対方
向に押され、バルブレバー48がZ方向に作動
し、バルブ47が閉弁して、煤吹きが中断され
る。本実施例の場合には、カム窪み46aがカム
側面46bの円周方向2個所にあり、噴射管40
及びバルブ開閉カム46が1回転する間に、煤吹
きの中断が2回行われる。また噴射管40及びバ
ルブ開閉カム46が1回転するとドツグ52が逆
転用リミツトスイツチ53に当接し、そのとき得
られる信号により同モータ34が逆転して、噴射
管40及びバルブ開閉カム46が元の位置へ復帰
する。
(発明の効果)
本発明の煤吹装置は前記のように停止時にノズ
ルから噴射媒体を噴射しながら回転する噴射管を
具えた煤吹装置において、前記噴射管が煤吹きを
必要とする回転角度範囲を回転しているときにカ
ムの円周方向複数個所に設けたカム窪み以外のカ
ム側面にバルブ制御機構を接触させて同バルブ制
御機構を介し噴射媒体供給用バルブを開にする円
板状のバルブ開閉カムを前記噴射管に設けてい
て、前記の作用が行われるので、360°の回転角度
範囲内に複数の無煤吹域を設けることができて、
噴射媒体の消費量を節減できる。また360°の回転
角度範囲内に複数の無煤吹域を設定できるので、
特殊な壁面、検出装置、監視装置等の損傷を防止
できる効果がある。
ルから噴射媒体を噴射しながら回転する噴射管を
具えた煤吹装置において、前記噴射管が煤吹きを
必要とする回転角度範囲を回転しているときにカ
ムの円周方向複数個所に設けたカム窪み以外のカ
ム側面にバルブ制御機構を接触させて同バルブ制
御機構を介し噴射媒体供給用バルブを開にする円
板状のバルブ開閉カムを前記噴射管に設けてい
て、前記の作用が行われるので、360°の回転角度
範囲内に複数の無煤吹域を設けることができて、
噴射媒体の消費量を節減できる。また360°の回転
角度範囲内に複数の無煤吹域を設定できるので、
特殊な壁面、検出装置、監視装置等の損傷を防止
できる効果がある。
以上本発明を実施例について説明したが、勿論
本発明はこのような実施例にだけ局限されるもの
ではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲内で
種々の設計の改変を施しうるものである。
本発明はこのような実施例にだけ局限されるもの
ではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲内で
種々の設計の改変を施しうるものである。
第1図は本発明に係る煤吹装置の一実施例の煤
吹動作休止状態を示す側面図、第2図は煤吹動作
中の状態を示す側面図、第3図はバルブ制御機構
部を示す斜視図、第4図はバルブ開閉カムを示す
斜視図、第5図は従来の煤吹装置を示す側面図、
第6図は第8図の矢視−線に沿う平面図、第
7図は第6図の矢視−線に沿う歯車の正面
図、第8図は歯輪機構部の縦断側面図である。 40……噴射管、45……ノズル、46……バ
ルブ開閉カム、46a……カム窪み、46b……
カム側面、47……噴射媒体供給用バルブ、48
…51……バルブ制御機構。
吹動作休止状態を示す側面図、第2図は煤吹動作
中の状態を示す側面図、第3図はバルブ制御機構
部を示す斜視図、第4図はバルブ開閉カムを示す
斜視図、第5図は従来の煤吹装置を示す側面図、
第6図は第8図の矢視−線に沿う平面図、第
7図は第6図の矢視−線に沿う歯車の正面
図、第8図は歯輪機構部の縦断側面図である。 40……噴射管、45……ノズル、46……バ
ルブ開閉カム、46a……カム窪み、46b……
カム側面、47……噴射媒体供給用バルブ、48
…51……バルブ制御機構。
Claims (1)
- 1 停止時にノズルから噴射媒体を噴射しながら
回転する噴射管を具えた煤吹装置において、前記
噴射管が煤吹きを必要とする回転角度範囲を回転
しているときにカムの円周方向複数個所に設けた
カム窪み以外のカム側面にバルブ制御機構を接触
させて同バルブ制御機構を介し噴射媒体供給用バ
ルブを開にする円板状のバルブ開閉カムを前記噴
射管に設けたことを特徴とする煤吹装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16419284A JPS6144212A (ja) | 1984-08-07 | 1984-08-07 | 煤吹装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16419284A JPS6144212A (ja) | 1984-08-07 | 1984-08-07 | 煤吹装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6144212A JPS6144212A (ja) | 1986-03-03 |
JPH0446328B2 true JPH0446328B2 (ja) | 1992-07-29 |
Family
ID=15788430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16419284A Granted JPS6144212A (ja) | 1984-08-07 | 1984-08-07 | 煤吹装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6144212A (ja) |
-
1984
- 1984-08-07 JP JP16419284A patent/JPS6144212A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6144212A (ja) | 1986-03-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |