JPH07502105A - 熱交換器を掃除するための槍型水吹き出し装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 熱交換器を掃除するだめの捻り水吹き出し装置本発明は、熱交換器、特に蒸気ボ イラの燃焼室加熱面を掃除するための槍型水吹き出し装置に関する，、この槍型 水吹き出し装置はその出口がボイラの壁に揺動可能に支承され、かつその後側の 部分のところで揺動可能に懸吊されている。

大出力の蒸気ボイラの火室の運転中の掃除は特に槍盟水吹き出し装置によって行 われる。この槍聾水吹き出し装置はビーム化された水噴射流を火室を通って対向 する壁に放出する。熱衝撃が発生することによって、および水噴射流の運動エネ ルギーによって、煤、スラグおよびアッシュからなる汚れが剥げ落ちる。その際 、中央に吹き出しノズルを備えた吹き出し管は、ローラガイドを介して、重ね合 わされる運動を行う駆動装置に枢着連結されている。掃除のために、槍を水吹き 出し装置か開放した空所に近づけられるかあるいは吹き出し管が空所内にある管 片を通って燃焼室に入れられる。吹き出しノズルを熱的および機械的に保護する ために、周期的な掃除の後で、槍型水吹き出し装置は向きを変えられるかあるい は後方へ直線的に後退させられる。これはコストのかかる故障しやすい機構を必 要とする。この機構は更に、掃除の自動化を非常に困難にする。この解決策の場 合には更に、水供給系を何度も方向転換する必要がり、これは高い圧力損失を生 じることになる。

蒸気ボイラ内への漏オ］空気の流入を避けるため、および蒸気ボイラからの汚れ の流出を避けるためには、燃焼室壁の管通過案内部をできるだけ封隙的に形成し なければならない。

長手方向に摺動可能で回転可能なノズル付管をシールするために、パツキン箱を 通してノズル付管を案内することが既に知られている。このパツキン箱は煤ブロ ワの前板にねし止めされている（ドイツ連邦共和国特許第１７５１５１１号）。

しかし、このような解決策は動かない槍型水吹き出し装置だけにしか適用できな い。

揺動可能な槍ｙ水吹き出し装置のために、ボールジヨイントによって燃焼室壁の 空所内に吹き出しヘッドを支承することが既に知られている（ドイツ民主共和国 特許第１４５４７６号）。

この解決策の場合には、燃焼室壁の空所内の吹き出しヘッドを水平方向に分割し 、加工された球状のボールジヨイントの穴に挿入しなければならないという欠点 がある。ボールジヨイントの滑り面内に汚れが侵入することによって、この滑り 面は非常に早く摩耗し、それによって寿命が非常に短いかあるいはシール機能ま たは揺動機能がもはや保証されない。なぜなら、ボールジヨイントが動がなくな るからである。

ボールジヨイントを交換するためには、空所全体を分解しなければならない。

そのためには蒸気ボイラを停止しなければならない。

吹き出し管を軸方向に移動させな（でもよく、空所を通る管通過ガイドの直径が 小さく、管通過ガイドの滑り部材の間で自己掃除が行われる槍壓水吹き出し装置 が既に知られている（ドイツ民主共和国特許第２３５１０２号）。

これは構造的には、吹き出しノズルに前方から吹き通しシリンダが動かぬようフ ランジ止めされ、吹き出しノズルの出口が吹き通しシリンダに挿入され、吹き通 しシリンダが球セグメントによって形成されたボールジヨイントに動かぬよう固 定され、かつその自由部分にスリットまたは穴を備えていることによって達成さ れる。

この槍型水吹き出し装置は、自己掃除に関するボールジヨイントの作用が充分に 行われないという欠点がある。ジヨイントの分割は、熱負荷時に両半部の膨張が 異なるので不利であることが判った。この解決策の場合にも、揺動可能なローラ ガイドにもかかわらず、燃焼室の対向する壁で吹き出し噴射流が正確な長方形の 吹き出し形状を達成できない。

本発明の根底をなす課題は、出口が蒸気ボイラの壁に揺動可能に支承され、後端 か揺動可能に懸吊されている槍型水吹き出し装置を、次のように形成することで ある。すなわち、出口が汚れずに平面内ですへての方向に移動可能であり、対向 するボイラ壁上での噴射流が正確に定めた軌道を描くように形成することである 。

これは本発明に従い、吹き出し管の出口開口にフランジが設けられ、このフラン ジがユニバーサルジヨイントのセグメントに装着され、ユニバーサルジヨイント が燃焼室の壁に固定され、吹き出し管の後側部分かガイド内に設けられ、このガ イドが垂直なスピンドルに沿って上下に摺動可能であり、垂直なスピンドルが上 側と下側でそれぞれ水平なスピンドルに沿って水平方向に摺動可能であり、ガイ ドがケーシングによって形成され、このケーシングが垂直なスピンドルに回転不 能に装着され、かつその側方に二叉状の収容部材を持ち、この収容部材内にユニ バーサルジヨイント状の保持器が設けられ、この保持器の内側部分がスリーブと して形成され、その中に吹き出し管が軸方向に摺動可能に収容されていることに よって達成される。

他の実施形では、垂直なスピンドルが長手方向キー溝を有する固定された保護管 によって取り囲まれ、フェザ−キーを備えたナツトか垂直なスピンドル上に設け られ、この場合フェザ−キーは長手方向キー溝内を案内さ托このキー溝から突出 してブツシュを支持し、このブツシュに、ケーシングが装着されている。垂直な スピンドルは減速機付モータによって駆動される。

ケーシングと収容部材が一つの部材によって形成され、フェザ−キーが丁字形に 形成され、そのフランジが外部からケーシングに固定され、軸がケーシングを通 ってナンド内まで案内されている。垂直なスピンドルと水平なスピンドルは蛇腹 または保護渦巻ばねによって取り囲まれている。

両水平なスピンドルはその端部が前側の箱と後側の箱に支承され、上側のスピン ドルは減速機付モータによって駆動され、下側のスピンドルは後側の箱内のチェ ーンを介して上側のスピドルに連結されている。

次に、実施例に基づいて本発明の詳細な説明する。

図１は槍型水吹き出し装置の正面図、 図２は図１の側面図、 図３は吹き出し管用ガイドを示す図、 図４は図３のガイドの断面図、 図５は吹き出し管用ガイドの他の実施例の部分断面図、図６は図５のフェザ−キ ーを備えたケーシングの断面図である。

槍型水吹き出し装置（つオーターランスブロワ）は実質的に、吹き出し管１１ユ ニバーサルジヨイント３、ガイド５、垂直なスピンドル６および水平なスピンド ル７：８からなっている。吹き出し管Ｉの出口は、ユニバーサルジヨイント３の セグメントに装着されたフランジに面一に設けられている。ユニバーサルジヨイ ント３は複数のボルトを介して燃焼室壁４の空所に固定されている。吹き出し管 ｌの後側部分はガイド５内に装着されている。このガイドは垂直なスピンドル６ に上下方向に摺動可能に設けられている。垂直なスピンドル６は上側が水平なス ピンドル７に支承され、下側が水平なスピンドル８に支承され、この両スピンド ルに沿って水平方向に摺動可能である。垂直なスピンドル６は減速機付モータ２ ０によって駆動される。ガイド５はケーシング９を備えている。このケーシング は垂直なスピンドル６に回転不能に装着され、側方に二叉状の収容部材ＩＯを支 持している。この収容部材内にはユニバーサルジヨイント状の保持器１１が設け られている。保持器１１はその内側部分がスリーブ１２として形成され、その中 に吹き出し管１を軸方向に摺動可能に収容している。そのために、スリーブ１２ の両端にはスライドブツシュ２１か設けられている。垂直方向のスピンドル６は 定置された保護管２２によって取り囲まれている。この保護管は長手方向キー溝 を備えている。スピンドル６にはフェザ−キー２を備えたナツト２３が設けられ ている。フェザ−キー２は長手方向キー溝内を案内され、このキー溝から突出し 、ブツシュ１３を支持している。このブツシュにはケーシング９が装着されてい る。保護管２２の長手方向キー溝を覆うため、および保護管２２を保護するため に、垂直なスピンドル６は蛇腹または保護渦巻ばね１４によって取り囲まれてい る。水平なスピンドル７．８は同様に蛇腹または保護渦巻ばね１４によって取り 囲まれている。水平な両スピンドル７：８はその端部て箱１８；１９に支承され ている。上側の水平なスピンドル７は減速機付モータ１７によって駆動される。

下側のスビドル８は後側の箱１９内のチェーンを介して上側のスピンドル７に連 結されている。

他の変形例において、吹き出し管を案内するために、図５．６に従って、ケーシ ング９と収容部材ＩＯが一つの部材、特に鋳物によって形成されていると存利で ある。フェザ−キー２は丁字形に形成され、そのフランジ２４は外側からケーシ ング９にしっかりとボルト止めされている。フェザ−キー２の軸２５はケーシン グ９を通ってナツト２３内まで案内されている（図６）。

この場合、保護管２２はナツト２３によって操作されるフェザ−キー２のガイド ５としての働きをする。ブツシュ１３は二つに分割され、両端がケーシング９に 挿入されている。この変形例の場合には、運動時に摩耗し時間的な隔たりをおい て交換しなければならないフェザ−キーは、容易に交換可能である。ケーシング ９へのフランジ２４のボルト止め部を弛めてフェザ−キー２を取り外し、新しい ものと交換しなればならない。

槍望水吹き出し装置の作用は次の通りである。

吹き出し管１の揺動は減速機付モータ２０によって垂直なスピンドル６を操作す ることによって、および減速機付モータ１７によって水平なスピンドル７；８を 操作することによって行われる。その際、ガイド５は吹き出し管ｌと共に蛇行運 動を行う。この蛇行運動は、対向する燃焼室壁に水を噴射することによって鏡像 対称的に同じように行われる。回転不可能なケーシング９によって、吹き出し管 １の回転点は常に垂直なスピンドル６の移動平面内にある。この場合、吹き出し 管ｌはユニバーサルジヨイント状の保持器１１に支承することによって必要なす べての運動を行うことができる。

それによって、対向する燃焼室壁に不充分な直線的な輪郭を有する今までの湾曲 した運動軌道に対して、直線的な輪郭を保証する直線的な運動軌道が達成される 。

それによって、対向する燃焼室壁土の所定の範囲、例えばバーナー穴または煙ガ ス吸い戻し部を、掃除時に掃除しないようにすることができる。

吹き出し管の正確な直線的な案内を保証する本発明による解決策によって、異な る燃焼室面を掃除するめに数学的に算出された吹き出し形状が指向性運動に変換 され、正確に実施可能である。

それによって、実際に行われる吹き出し形状の補正が不必要である。本発明によ る槍型水吹き出し装置の用途は非常に拡がる。

国際調査報告 フロントページの続き （８１）指定国　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＥ、ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、ＰＴ、ＳＥ） 、　ＡＵ、　ＣＡ、　Ｃ３，ＨＵ、ＪＰ、　ＫＲ，ＰＬ、ＰＴ、　ＲＵ、　ＵＡ 、　ＵＳ（７２）発明者　シムマー・ラインハルトドイツ連邦共和国、デー−７ ５４０カラウ、ストラーセ・プアー・フロイントシャフト、８ （７２）発明者　ボーデン・ヴイルフリートドイツ連邦共和国、デー−７５１４ ストラドウ、ドルフストラーセ、１７

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．熱交換器、特に蒸気ボイラの燃焼室加熱面を掃除するための槍型水吹き出し 装置であって、その出口が蒸気ボイラの壁に揺動可能に支承され、かつその後側 の部分がすべての方向に移動可能に懸吊されている槍型吹き出し装置において、 吹き出し管（１）の出口にフランジが設けられ、このフランジがユニバーサルジ ョイント（３）のセグメントに装着され、ユニバーサルジョイント（３）が燃焼 室の壁（４）に固定され、吹き出し管（１）の後側部分がガイド（５）内に設け られ、このガイドが垂直なスピンドル（６）に沿って上下に摺動可能であり、垂 直なスピンドル（６）が上側と下側でそれぞれ水平なスピンドル（７；８）に沿 って水平方向に摺動可能であり、ガイド（５）がケーシング（９）によって形成 され、このケーシングが垂直なスピンドル（６）に回転不能に装着され、かつそ の側方に二叉状の収容部材（１０）を持ち、この収容部材内にユニバーサルジョ イント状の保持器（１１）が設けられ、この保持器の内側部分がスリーブ（１２ ）として形成され、その中に吹き出し管（１）が軸方向に摺動可能に収容されて いることを特徴とする槍型水吹き出し装置。
2. ２．垂直なスピンドル（６）が長手方向キー溝を有する固定された保護管（２２ ）によって取り囲まれ、フェザーキーを備えたナット（２３）が垂直なスピンド ル（６）上に設けられ、フェザーキー（２）が長手方向キー溝内を案内され、こ のキー溝から突出してプッシュ（１３）を支持し、このプッシュにケーシング（ ９）が装着されていることを特徴とする請求の範囲第１項の槍型水吹き出し装置 。
3. ３．ケーシング（９）と収容部材（１０）が一つの部材によって形成され、フェ ザーキー（２）がＴ字形に形成され、フェザーキーのフランジ（２４）が外部か らケーシング（９）に固定され、ゲフェザーキーの軸（２５）がケーシング（９ ）を通ってナット（２３）内まで案内されていることを特徴とする請求の範囲第 １項と第２項の槍型水吹き出し装置。
4. ４．垂直なスピンドル（６）が減速機付モータ（２０）によって駆動されること を特徴とする請求の範囲第１項から第３項までのいずれか一つの槍型水吹き出し 装置。
5. ５．垂直なスピンドル（６）と水平なスピンドル（７；８）が、蛇腹または保護 渦巻ばね（１４）によって取り囲まれていることを特徴とする請求の範囲第１項 から第４項までのいずれか一つの槍型水吹き出し装置。
6. ６．水平なスピンドル（７；８）のその端部が前側の箱（１８）と後側の箱（１ ９）に支承され、上側のスピンドル（７）が減速機付モータ（１７）によって駆 動され、下側のスピンドル（８）が後側の箱（１９）内のチェーンを介して上側 のスピンドル（７）に連結されていることを特徴とする請求の範囲第１項から第 ５項までのいずれか一つの槍型水吹き出し装置。