JP2796188B2 - 電話用信号電源装置 - Google Patents
電話用信号電源装置Info
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Description
号電源装置に関するもので、詳しくは同一構成の2台の
信号電源ユニットを備え、1台は現用運転、他の1台は
例待機として現用予備運転する機能を備える電話用信号
電源装置の構成に関するものである。
信頼性を高くするため、2台の信号電源ユニットと共通
制御部による現用・予備方式が採用されている。予備機
は省電力化を計るため冷待機とする方式がとられる。
す。第3図において、10と20は構成を同じくする第1及
び第2の信号電源ユニット、12は2台の信号電源ユニッ
トに共通に備えられている共通制御部である。信号電源
ユニット10は直流入力電圧Viを入力し、直流−交流変換
部で制御された交流電圧に変換し、出力リレー3を動作
させ、端子Eより交流電圧を負荷に供給する。制御部4
は直流−交流変換部2の制御を行い、共通に備えられて
いる共通制御部12の信号を受け起動又は停止の動作を行
う。出力リレー駆動部5は共通制御部12の信号を受け、
出力リレー3を動作させる。6は信号電源ユニット10の
故障を検出する故障検出部である。共通制御部12は入力
電圧Viを入力し、10及び20の信号電源ユニットの制御部
4に信号を送り、直流−交流変換部2の起動及び停止を
行う。又、出力リレー駆動部5に信号を送り、出力リレ
ー3を投入し出力を送出する。共通制御部12は故障検出
部6よりの信号を受け、信号電源ユニットが正常か否か
の監視を行い、現用機に故障が発生すると、予備機の起
動を行い、現用機を停止させる。通常は一方を現用機、
他の一方を冷待機として現用予備運転を行う。夫々の信
号電源ユニット10と20の出力側は共通に接続され、負荷
11に出力を供給する。
と別に備えられており、装置システムとして共通部とな
るため、システムの信頼性を低下させる原因となる。
又、信号電源ユニットと独立して設ける必要があり、装
置として低価格化が困難であり、保守の為、共通制御部
を準備する必要がある欠点を有している。
待機であるので電解コンデンサ等の使用部品の無通電放
置による部品劣化を防ぐため、定期的に保守者による現
用・予備機の切換えを行う必要があった。
で、同一構成の2台の信号電源ユニットで共通制御部を
なくした電話用信号電源装置の現用及び予備システムを
構成することにより、経済性の向上を計り、且つシステ
ムの信頼性を高め、予備機は冷待機として省電力化を計
る電話用信号電源装置を提供することにある。
現用機となっている信号電源ユニットが一定時間運転
後、自動的に予備機に切換えを行うことにより、無通電
放置による部品の劣化を防ぐこと及び省力化を計ること
を目的とする電話用信号電源装置を提供することにあ
る。
し電話用信号電圧を出力する電話用信号電源装置におい
て、 互いに相手側を自機に対して他機とする1組の同一構
成の信号電源ユニット10,20を備え、これらの各信号電
源ユニット10,20は、直流の入力電圧1を制御された交
流電圧に変換する直流−交流変換部2と、直流−交流変
換部2よりの交流電圧を負荷11へ送る出力リレー3と、
直流−交流変換部2を制御し、かつ運転状態信号を後述
する起動信号部8へ送る制御部4と、出力リレー3を動
作させ、かつ出力リレー動作信号を他機の後述する第2
のインタロック部9へ送る出力リレー駆動部5と、直流
−交流変換部2の故障を検出して故障信号を自機と他機
の起動信号部8へ送る故障検出部6と、他機の起動信号
部8よりの起動信号または停止信号により制御部4を起
動または停止する第1のインタロック部7と、制御部4
よりの運転状態信号を受けて出力リレー駆動部5を起動
し、自機の故障検出部6より故障信号を受けて他機の第
1のインタロック部7へ起動信号を送り、他機運転時に
は他機の故障検出部6よりの故障信号を受けて他機の第
1のインタロック部7へ停止信号を送る起動信号部8
と、他機の出力リレー駆動部5よりの出力リレー動作信
号を受けて出力リレー駆動部5の動作を停止する第2の
インタロック部9とによって構成されていることを特徴
とする電話用信号電源装置を発明の要旨とするものであ
る。
で共通制御部をなくした電話用信号電源装置の現用及び
予備システムを構成することにより、低コスト化及び経
済化を計ることができる。
に作動させることによって、無通電放置による部品の劣
化を防ぐことができる。
は一つの例示であって、本発明の精神を逸脱しない範囲
で種々の変更あるいは改良を行いうることは言うまでも
ない。
第1図において、10及び20は夫々第1及び第2の信号電
源ユニットで、この2つは同一の構成を有している。図
において、信号電源ユニット10,20は互いに相手側を自
機に対して他機としている。2は直流−交流変換部、3
は出力リレー、4は制御部で直流−交流変換部2の制御
を行う。5は出力リレー駆動部で、出力リレー3の動作
を行う。6は故障検出部で、信号電源ユニットの故障を
検出するためのものである。
の信号を受けて出力リレー駆動部5に信号を送出し、出
力リレー3の動作を行う。さらに、自機の故障検出部6
より故障信号を入力し、遅延回路(図示されない)を介
して、端子Bより他機の第1のインタロック部7へ起動
信号を送出する。また、他機の故障検出部6より端子C
を介して故障信号を入力し、遅延回路(図示されない)
を介して、端子Bより他機の第1のインタロック部7へ
停止信号を送出する。
信号を端子Aより受け、制御部4をインタロックして、
信号電源ユニット10又は20を停止する。端子Aに信号が
ない場合は信号電源ユニット10又は20は単独での運転が
できる。
部5よりの信号を端子Dより受け、出力リレー駆動部5
のインタロックを行い、現用・予備の切換時において、
他機と自機の出力リレーが同時に動作することを防いで
いる。
機の起動信号部8に出力し、自機が正常か故障かを知ら
せる。
チャートを示す。このフローチャートを用いて第1図の
動作を説明する。
として運転しており、第2の信号電源ユニット20が冷待
機の状態にある場合、第1の信号電源ユニット10に故障
が発生した時の現用予備切換動作のフローチャートを示
す。
源ユニット10に故障が発生すると、故障検出部6より起
動信号部8に信号を送る。起動信号部8は端子Cからの
信号電源ユニット20よりの信号を確認し、信号電源ユニ
ット20が故障の時は切換をしない。信号電源ユニット20
が正常である時は、起動信号部8より端子Bを経由して
信号電源ユニット20の第1のインタロック部7への信号
の送出を解除し、信号電源ユニット20の第1のインタロ
ック部7による制御部4のインタロックが解除され、信
号電源ユニット20が起動を開始する。信号電源ユニット
20の起動信号部8は、信号電源ユニット29の起動確認の
ための遅延時間の経過後、信号電源ユニット10の第1の
インタロック部7へ信号送出をすることにより、信号電
源ユニット10の制御部4は第1のインタロック部7によ
りインタロックされ、信号電源ユニット10は停止動作を
行う。
源ユニット10の出力リレー3がオフし、信号電源ユニッ
ト10の出力リレー駆動部5より端子Fを介して、信号電
源ユニット20の第2のインタロック部9への信号が解除
され、信号電源ユニット20の出力リレー3がオンし、出
力が送出され、信号電源ユニット20が現用機となり、運
転される。
運転し、20の信号電源ユニットが冷待機の状態にある場
合、信号電源ユニット10が運転開始後、内部タイマー機
能により一定時間カウント後(例えば5000時間)自動的
に信号電源ユニット20を起動し運転を行い、信号電源ユ
ニット10を停止させて現用・予備機の切換を行うフロー
チャートである。
開始した10の信号電源ユニットの起動信号部8でタイマ
ー機能により一定の運転時間が経過し、端子Cより信号
で信号電源ユニット20が正常であるか否かを確認し、正
常である時は、端子Bを経由して信号電源ユニット20の
第1のインタロック部7への信号の送出を解除し、信号
電源ユニット20の第1のインタロック部7による制御部
4のインタロックが解除され、信号電源ユニット20が起
動を開始する。
ト20が運転となり、出力を送出し、信号電源ユニット10
は停止し冷待機となり、現用予備機の切換がなされる。
を、信号電源ユニット20の直流−交流変換部2の出力が
確立するまでの時間とすることにより、信号電源ユニッ
ト10から信号電源ユニット20への切換時における出力の
断時間を非常に短く(例えば100ms以内)することがで
き、負荷に与える影響を小さくすることができる。
電源ユニットで電話用信号電源装置の共通制御部をなく
した現用・予備システムを構成することにより、又、保
守用として1台の信号電源ユニットのみを準備すれば良
く、低コスト化,経済化を計ることができる。
め、信頼性の向上が計られ、予備機は冷待機であるため
省電力化を計ることができる。
え、現用機として運転している信号電源ユニットが一定
時間運転後、自動的に予備機に切換を行うことにより無
通電放置による部品の劣化を防ぐこと及び定期的保守を
必要とせず、省力化を計ることができる。
いる場合は、わずかな部品の追加のみで低価格でタイマ
ー機能を付加することができる。
ャート図、 第3図は従来の電話用信号電源装置の現用予備運転シス
テムを示すブロック図である。 2……直流−交流変換部 3……出力リレー 4……制御部 5……出力リレー駆動部 6……故障検出部 7……第1のインタロック部 8……起動信号部 9……第2のインタロック部 10,20……信号電源ユニット 11……負荷
Claims (2)
- 【請求項1】直流電圧を入力し電話用信号電圧を出力す
る電話用信号電源装置において、 互いに相手側を自機に対して他機とする1組の同一構成
の信号電源ユニット(10,20)を備え、 これらの各信号電源ユニット(10,20)は、 直流の入力電圧Vi(1)を制御された交流電圧に変換す
る直流−交流変換部(2)と、 直流−交流変換部(2)よりの交流電圧を負荷(11)へ
送る出力リレー(3)と、 直流−交流変換部(2)を制御し、かつ運転状態信号を
後述する起動信号部(8)へ送る制御部(4)と、 出力リレー(3)を動作させ、かつ出力リレー動作信号
を他機の後述する第2のインタロック部(9)へ送る出
力リレー駆動部(5)と、 直流−交流変換部(2)の故障を検出して故障信号を自
機と他機の起動信号部(8)へ送る故障検出部(6)
と、 他機の起動信号部(8)よりの起動信号または停止信号
により制御部(4)を起動または停止する第1のインタ
ロック部(7)と、 制御部(4)よりの運転状態信号を受けて出力リレー駆
動部(5)を起動し、自機の故障検出部(6)より故障
信号を受けて他機の第1のインタロック部(7)へ起動
信号を送り、他機運転時には他機の故障検出部(6)よ
りの故障信号を受けて他機の第1のインタロック部
(7)へ停止信号を送る起動信号部(8)と、 他機の出力リレー駆動部(5)よりの出力リレー動作信
号を受けて出力リレー駆動部(5)の動作を停止する第
2のインタロック部(9)とによって構成されているこ
とを特徴とする電話用信号電源装置。 - 【請求項2】自機と他機の第1,2の信号電源ユニット(1
0,20)にタイマー機能を設け、自機の運転時間をカウン
トし、一定時間後に他機を運転し、自機を停止させて現
用・予備機の運転切換を行う機能を有することを特徴と
する請求項1記載の電話用信号電源装置。
Priority Applications (1)
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JP2267955A JP2796188B2 (ja) | 1990-10-05 | 1990-10-05 | 電話用信号電源装置 |
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Publications (2)
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---|---|
JPH04145848A JPH04145848A (ja) | 1992-05-19 |
JP2796188B2 true JP2796188B2 (ja) | 1998-09-10 |
Family
ID=17451920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2267955A Expired - Lifetime JP2796188B2 (ja) | 1990-10-05 | 1990-10-05 | 電話用信号電源装置 |
Country Status (1)
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JP5191032B2 (ja) * | 2007-06-12 | 2013-04-24 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 電力変換装置 |
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-
1990
- 1990-10-05 JP JP2267955A patent/JP2796188B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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