JP2796036B2 - 加熱装置の故障管理装置 - Google Patents

加熱装置の故障管理装置

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JP2796036B2
JP2796036B2 JP5100896A JP10089693A JP2796036B2 JP 2796036 B2 JP2796036 B2 JP 2796036B2 JP 5100896 A JP5100896 A JP 5100896A JP 10089693 A JP10089693 A JP 10089693A JP 2796036 B2 JP2796036 B2 JP 2796036B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱装置の異常が発生
した時に、その異常内容等を管理する故障管理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】給湯器や暖房器、ガスコンロ等の加熱装
置においては、水温や気温、調理温度を検出する温度セ
ンサや炎検知センサ等、各種のセンサを備え、これらの
センサの検出信号を基に、電磁弁や、比例弁、ファンモ
ータ等のアクチュエータをマイコン等から成るコントロ
ーラにより制御して、加熱装置の運転制御を行うように
したものが一般に知られている。
【0003】この種の加熱装置においては、通常、前記
コントローラは、前記アクチュエータの作動制御を行う
と共に、前記センサの検出信号等を基に異常発生の有無
や、その異常内容を把握・監視し、また、その発生した
異常内容を表示器に表示するようにしている。
【0004】例えば、給湯器やガス暖房器等の燃焼装置
においては、通常、燃焼部の失火を検知する失火検知セ
ンサが設けられ、該センサにより失火が検知されると、
コントローラの指示により装置の運転が停止されると共
に、失火が生じたことを示す表示が前記表示器によりな
される。
【0005】ところで、この種の加熱装置の点検や、保
守、修理を行う場合には、その業者にとって、適切な処
置を施すために該加熱装置に生じた異常の履歴を把握す
ることが好ましい。このため、この種の加熱装置におい
ては、例えば特開平2−4126号公報に開示されてい
るように、異常が発生する毎に、その異常内容を不揮発
性メモリ等の記憶手段に逐次記憶保持させ、この記憶保
持された異常内容の履歴を所定の操作により順次表示器
に表示させるようにしたものが知られている。
【0006】しかしながら、かかる装置においては、点
検や、保守、修理を行う業者は、失火の発生等、結果と
しての異常内容を過去に逆上って確認することはできる
ものの、その異常内容だけでは、その異常が生じた原因
を把握することが一般には困難である。
【0007】すなわち、例えば燃焼装置において、失火
という異常が発生した場合、その失火の原因としては、
失火検知センサの異常、燃焼ファンの異常、燃焼部に燃
料を供給するための燃料供給路における電磁弁や比例弁
の異常、該電磁弁等を駆動するための回路の異常、燃料
切れ等の種々の原因があり、その原因によって、点検
や、保守、修理を行うべき部位が異なる。そして、この
ような各種の原因は、失火の発生という異常内容だけで
は、特定することができない。
【0008】従って、従来のように、単に失火発生等の
異常内容を記憶保持し、また、それを表示するものにあ
っては、失火等の異常が発生した原因を把握することは
困難であり、このため、業者は種々の試行錯誤を繰り返
す等、点検や、保守、修理に手間がかかるという不都合
があった。
【0009】また、特定の運転状態で使用した場合に生
じやすい異常もあり、このような異常の原因を把握する
ためには、該運転状態を再現することが有効である。し
かるに、このような運転状態を異常の発生に際して使用
者が把握・認識することは一般には困難であり、この状
態を業者に充分に伝達することができないため、業者に
も該運転状態を明確に把握することができないものとし
ている。このため、従来のような加熱装置にあっては、
業者は、異常内容だけをたよりに、その異常原因を究明
しなければならず、点検や、保守、修理に手間がかかる
という不都合があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる不都合
を解消し、加熱装置の異常が発生した場合に、その原因
究明を容易に行うことができ、点検や保守、修理の容易
化を図ることができる故障管理装置を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる目的を達
成するために、加熱装置の作動状態を検出するセンサ
と、該加熱装置を作動させるアクチュエータと、前記セ
ンサの検出信号を受けて前記アクチュエータを制御する
制御手段と、該加熱装置の異常発生の有無及びその異常
内容を把握・監視する監視手段とを備えた加熱装置の故
障管理装置であって、異常が発生したとき、前記監視手
段により把握された異常内容と、該異常発生時に前記制
御手段により把握された前記センサの出力値及び前記ア
クチュエータの作動状態を含む運転状態情報との両者を
対応させて記憶保持する記憶手段と、該記憶手段に記憶
保持された前記異常内容及び運転状態情報のうち、該異
常内容を表示する異常内容表示手段と、所定の操作によ
り、前記記憶手段に記憶保持された前記異常内容及び運
転状態情報の両者を読み出し、その両者のうち前記異常
内容を前記異常内容表示手段に表示せしめると共に、そ
の表示した異常内容に対応する前記運転状態情報を外部
に出力する表示制御手段とを該加熱装置に備え、前記表
示制御手段により出力された前記運転状態情報を表示す
る運転状態情報表示手段を前記加熱装置の外部に携帯可
能に設けた故障管理用外部機器に備えたことを特徴とす
る。
【0012】
【0013】また、前記記憶手段は、前記加熱装置の異
常の発生毎に前記異常内容及び運転状態情報の両者を対
応させて時系列的に記憶保持する不揮発性記憶手段であ
ることを特徴とする。
【0014】さらに、前記表示制御手段は、所定の操作
により、前記記憶手段に時系列的に記憶保持された前記
異常内容及び運転状態情報の両者を順次読み出し、その
両者のうち前記異常内容を前記異常内容表示手段に順次
表示せしめると共に、その表示した異常内容に対応する
前記運転状態情報を外部に出力して前記運転状態情報表
示手段に順次表示せしめることを特徴とする。
【0015】前記表示制御手段は、所定の操作により、
前記記憶手段に時系列的に記憶保持された前記異常内容
及び運転状態情報の両者を順次読み出し、その両者のう
ち前記異常内容を前記異常内容表示手段に順次表示せし
めると共に、当該前記異常内容及び前記運転状態情報の
両者を外部に出力する手段であり、前記故障管理用外部
機器に、該表示制御手段により出力された異常内容の中
に同一の異常内容が複数あるとき、その同一の異常内容
に対応する前記運転状態情報における前記センサの出力
値の平均値を演算する演算手段が設けられ、該故障管理
用外部機器の前記運転状態情報表示手段は、前記異常内
容表示手段による当該同一の異常内容の表示の際に前記
演算手段により求められた平均値を所定の操作により表
示することを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明によれば、加熱装置の異常が発生したと
き、制御手段により把握される異常内容と、該異常発生
時のセンサの出力値及びアクチュエータの作動状態を含
む運転状態情報との両者を対応させて加熱装置に備えた
記憶手段に記憶保持させ、所定の操作により表示制御手
段が、該記憶手段に記憶保持された異常内容及び運転状
態情報の両者を読み出し、その両者のうち異常内容を加
熱装置に備えた異常内容表示手段に表示せしめると共
に、その表示した異常内容に対応する運転状態情報を加
熱装置の外部に出力し、それを携帯可能な故障管理用外
部機器に備えた運転状態情報表示手段に表示せしめるよ
うにした。これによって、加熱装置の点検、保守、修理
等の際に、その業者は所定の操作により、各異常発生時
における加熱装置の異常内容を加熱装置側の表示手段に
表示させると同時に、その異常内容に対応する運転状態
情報を携帯可能な故障管理用外部機器の表示手段に表示
させて、各異常発生時における異常内容及び運転状態情
報の両者を把握して各異常発生の原因を究明し易くな
る。さらにこの場合、加熱装置に異常が発生したとき、
加熱装置の使用者は、加熱装置の異常内容表示手段に表
示される異常内容によって発生した異常内容を認識し、
修理業者等に修理等の依頼をすることができる
【0017】またこの場合、記憶手段に記憶された異常
内容及び運転状態情報のうち、異常内容を加熱装置の表
示手段に表示し、運転状態情報を携帯可能な故障管理用
外部機器の表示手段に表示することによって、異常発生
に係わる加熱装置側及び故障管理用外部機器側の各表示
内容を必要最小限に留めて該加熱装置及び故障管理用外
部機器の各表示手段の構成を簡略なものとして、それら
のコスト低減を図ることができ、さらには、故障管理用
外部機器側での表示内容を運転状態情報のみに留めるこ
とで、携帯可能な該外部機器に汎用化をもたせてそのコ
スト低減を図ることもできる。
【0018】そして、前記記憶手段が、前記加熱装置の
異常の発生毎に前記異常内容及び運転状態情報の両者を
対応させて時系列的に記憶保持する不揮発性記憶手段で
ある場合には、異常内容及び運転状態情報の履歴を停電
や外乱等にかかわらず、確実に記憶保持しておくことが
できる。
【0019】この場合、前記表示制御手段が、所定の操
作により、前記記憶手段に時系列的に記憶保持された前
記異常内容及び運転状態情報の両者を順次読み出し、そ
の両者のうち前記異常内容を前記異常内容表示手段に順
次表示せしめると共に、その表示した異常内容に対応す
る前記運転状態情報を外部に出力して前記運転状態情報
表示手段に順次表示せしめる場合には、各異常発生時毎
の異常内容及び運転状態情報の両者の履歴を過去に逆上
って容易に把握することができる。
【0020】また、前記表示制御手段が、所定の操作に
より、前記記憶手段に時系列的に記憶保持された前記異
常内容及び運転状態情報の両者を順次読み出し、その両
者のうち前記異常内容を前記異常内容表示手段に順次表
示せしめると共に、当該前記異常内容及び前記運転状態
情報の両者を外部に出力する手段であり、その出力を受
ける前記故障管理用外部機器には、該表示制御手段によ
り出力された異常内容の中に同一の異常内容が複数ある
とき、その同一の異常内容に対応する前記運転状態情報
における前記センサの出力値の平均値を演算する演算手
段が設けられ、前記異常内容表示手段による当該同一の
異常内容の表示の際に、前記演算手段により求められた
平均値を前記運転状態情報表示手段が所定の操作により
表示する場合には、異常内容表示手段に表示された異常
内容に対応する異常が発生し易い運転状態を、運転状態
情報表示手段に表示された前記平均値により把握するこ
とができる。
【0021】
【実施例】本発明の一例を加熱装置である給湯器を例に
とって図1乃至図7を参照して説明する。図1は本発明
を適用した給湯器のシステム構成図、図2は該給湯器の
制御ユニット及び故障管理装置を示すブロック構成図、
図3は該故障管理装置の故障管理用外部機器を示す平面
図、図4は該給湯器に備えた電気的書き込み・消去可能
な不揮発性メモリの記憶データについて説明するための
説明図、図5乃至図7は故障管理装置の作動を説明する
ためのフローチャートである。
【0022】図1において、本実施例における給湯器
は、ガスバーナ1を加熱源とする熱交換器2の通水管3
に、該熱交換器2への給水温度を検出する給水温センサ
4と、該熱交換器2からの出湯温度を検出する出湯温セ
ンサ5と、該通水管3における水流の有無を検出する水
流スイッチ6と、該通水管3における流量センサ7とを
備え、また、ガスバーナ1の近傍には該ガスバーナ1の
着火・失火を検出するフレームロッド8が設けられてい
る。これらの給水温センサ4、出湯温センサ5、水流ス
イッチ6、流量センサ7及びフレームロッド8は、給湯
器の運転制御のためのセンサを構成するものである。
【0023】また、本実施例における給湯器は、ガスバ
ーナ1へのガス管9に、該ガス管9を開閉するための電
磁弁10と、ガスバーナ1へのガス供給量を調整するた
めのガス比例弁11とが設けられ、また、該ガスバーナ
1や前記熱交換器2を収納した給湯器本体12には、ガ
スバーナ1に燃焼用空気を供給するための燃焼ファン1
3と、ガスバーナ1の点火を行うためのスパーカ14と
が取付けられている。これらの電磁弁10、ガス比例弁
11、燃焼ファン13及びスパーカ14は、給湯器の運
転駆動のためのアクチュエータを構成するものである。
【0024】また、本実施例における給湯器は、その運
転に際して、前記給水温センサ4等のセンサの信号を基
に前記電磁弁10等のアクチュエータを駆動・制御する
ための制御ユニット15を備えている。この制御ユニッ
ト15は、マイコン等を含む電子回路により構成される
ものであり、該制御ユニット15には、前述の各センサ
やアクチュエータが接続されると共に、出湯温を設定す
るための温度設定スイッチ16や給湯器の起動・停止を
行うための運転スイッチ17等を有する操作部18が接
続され、さらに、出湯温の設定温度等を表示するための
表示器19が接続されている。尚、図1では説明の便宜
上、制御ユニット15を給湯器本体12の外部に設けた
ように記載したが、実際には、該制御ユニット15は、
給湯器本体12に取付けられている。
【0025】かかる給湯器の給湯作動は、本願出願人が
例えば特開平2−213644号公報に開示したものと
基本的には同一であり、その詳細な説明は省略するが、
給湯に際して、前記出湯温センサ5を介して検出される
出湯温が操作部18の温度設定スイッチ16により設定
された設定温度になるように、フィードバック制御及び
フィードフォワード制御により、前記ガス比例弁11及
び燃焼ファン13等を介してガスバーナ1の燃焼を制御
するようにしている。
【0026】一方、本実施例の給湯器においては、給湯
器の故障管理のための構成として以下に説明するような
構成を備えている。
【0027】すなわち、図2を参照して、前記制御ユニ
ット15は、マイコンや、前述の各アクチュエータの駆
動回路等により構成される制御回路部20を備え、この
制御回路部20は、給湯運転に係わる前記ガス比例弁1
1等の各アクチュエータの駆動・制御を行う制御手段と
しての機能を有すると共に、給湯器の作動時に前記フレ
ームロッド8等のセンサの出力や各アクチュエータの作
動状態等を適宜監視して、ガスバーナ1の失火等の異常
発生の有無及びその異常内容を把握する監視手段として
の機能を有するものである。そして、該制御回路部20
は、何等かの異常が発生した場合に、給湯器の作動を停
止せしめると共に、その異常内容を示すエラーコード等
を異常内容表示手段としての前記表示器19に表示せし
めるようにしている。例えば、フレームロッド8を介し
てガスバーナ1の失火が検知された場合には、制御回路
部20は、給湯器の作動を停止せしめると共に、その失
火が発生したことを示すエラーコード等を前記表示器1
9に表示せしめるようにしている。
【0028】尚、本実施例では、ガス比例弁11等のア
クチュエータを駆動する駆動回路(図示しない)は、そ
の正常作動時には制御回路部20から与えられる指令信
号に対して所定の応答信号を制御回路部20に出力する
ようにしており、その応答信号により、各アクチュエー
タが作動しているか否かが把握されるようになってい
る。
【0029】また、前記制御ユニット15は、異常発生
時に制御回路部20により把握された異常内容と、その
異常発生時における前記給水温センサ4等のセンサの出
力値(前記温度設定スイッチ16により設定された出湯
温度値を含む)及び前記ガス比例弁11等の各アクチュ
エータの作動状態(作動しているか否か)から成る運転
状態情報とを異常情報として記憶保持する電気的書き込
み・消去可能な不揮発性記憶手段(EEPROM)21
と、EEPROM21に記憶保持された異常情報を異常
発生時あるいは運転停止時における後述の所定の操作に
より外部に送信する送信回路部22(出力手段)とを備
え、これらのEEPROM21及び送信回路部22は制
御回路部20に接続されている。
【0030】前記EEPROM21は、図4に示すよう
に、前記異常情報をそれぞれ所定のパッケージデータと
して記憶保持する複数の記憶エリアE1 〜EN を備えて
おり、異常の発生毎に、これらのエリアE1 〜EN に前
記異常情報が現在から過去に逆上って時系列的に記憶保
持されるようになっている。この場合、最新に発生した
異常に対応する異常情報は、エリアE1 に記憶保持さ
れ、それから過去に逆上った異常情報が順次エリアE2
〜EN に記憶保持される。
【0031】図2において、前記送信回路部22には、
EEPROM21に記憶保持された異常情報が制御回路
部20を介して適宜出力されるようになっており、詳細
は後述するが、該送信回路部22は、これに接続コネク
タ22aを介して着脱自在に接続可能な故障管理用外部
機器23にEEPROM21から得られる異常情報を該
異常情報に対応する異常の発生順位を示すデータと共に
送信するようにしている。
【0032】前記故障管理用外部機器23は、本実施例
の給湯器の保守、点検、修理等を行う業者が携帯するも
のであり、前記送信回路部22に接続された状態で該送
信回路部22から送信される異常情報を受ける受信回路
部24と、該受信回路部24により受信された異常情報
を処理する制御回路部25と、該制御回路部25の制御
により、受信した異常情報のうち、前記運転状態情報を
表示する運転情報表示手段である表示器26と、表示器
26の表示内容を後述するように切替えるべく制御回路
部25に対して指示する切替えスイッチ27とを備えて
いる。
【0033】表示器26及び切替えスイッチ27は、図
3に示すように外部機器23の筐体28の表面部に設け
られ、表示器26は、前記運転状態情報のうち、異常発
生時に前記温度設定スイッチ16により設定されていた
設定温度、給水温センサ4により検出された給水温及び
出湯温センサ5により検出された出湯温をそれぞれ数字
表示するデンジタル表示器29,30,31と、異常発
生時の前記電磁弁10、ガス比例弁11及び燃焼ファン
13の作動・非作動をそれぞれ点灯・消灯により表示す
るランプ32,33,34とにより構成されている。
【0034】また、図2を参照して、制御回路部25に
は、RAM35が備えられており、このRAM35に
は、前記送信回路部22から出力される異常情報のデー
タが前述のEEPROM21と同様に、時系列的に記憶
保持されるようになっている。さらに、制御回路部25
には、前記切替えスイッチ27のON操作時に後述する
ように前記異常情報に係わる前記設定温、給水温及び出
湯温のデータを演算処理する演算部36が設けられてい
る。
【0035】尚、かかる外部機器23は、例えば内蔵電
池等を電源として作動するようになっている。
【0036】次に、以上説明した装置における故障管理
に係わる作動について説明する。
【0037】まず、図2及び図5を参照して、給湯器の
運転時にガスバーナ1の失火等の異常が発生した場合に
は、その異常発生が給湯器の前記制御回路部20により
検知され、その異常内容と、該異常発生時の前記各セン
サの出力及び各アクチュエータの作動状態(作動してい
るか否か)から成る運転状態情報(設定温度のデータも
含む)とが異常情報として制御回路部20のよりEEP
ROM21に記憶保持される。この時、発生した異常に
関する異常情報は、EEPROM21の記憶エリアE1
(図4参照)に記憶保持され、これ以前の異常情報は、
その発生順にエリアE2 以降のエリアに記憶保持され
る。そして、制御回路部20は、例えば前記電磁弁(図
1参照)10を閉弁してガスバーナ1へのガス供給を遮
断することにより給湯器の運転を停止せしめ、また、前
記EEPROM21に記憶保持した異常情報のうちの最
新の異常内容を示すエラコード等を前記表示器19に表
示せしめる。これにより使用者は、該給湯器の取扱説明
書等を参照しつつ異常内容を認識することができると共
に、その異常内容に応じて給湯器の再起動や修理依頼等
の処置をとることができる。
【0038】尚、かかる異常発生時において、制御回路
部20は、現時点で発生した異常に関する前記異常情
報、すなわち、EEPROM21に最新に記憶保持され
る異常情報を送信回路部22に出力し、この時、該送信
回路部22は、これに前記故障管理用外部機器23が接
続されていれば、該外部機器23に異常情報を送信す
る。この異常情報の送信については以下に詳説する。
【0039】次に、本実施例の給湯器の点検や、保守、
修理を依頼された業者は、その点検等の作業に際して、
前記外部機器23を携帯し、該外部機器23を接続コネ
クタ22aを介して給湯器の送信回路部22に接続す
る。そして、該外部機器23の接続後、例えば給湯器の
停止状態において、次のように給湯器に発生した異常情
報を確認する。
【0040】すなわち、図2及び図6を参照して、本実
施例の給湯器の制御回路部20は、給湯器の運転停止時
に、例えば前記運転スイッチ17及び温度設定スイッチ
16を同時にON操作した時、その操作毎に、前記EE
PROM21の記憶エリアE1 〜EN に時系列的に記憶
保持された異常情報を最新のもの(エリアE1 のもの)
から過去に逆上って順次読み出し、その読み出した異常
情報に含まれる前記異常内容を給湯器の表示器19に順
次表示せしめると共に、その表示した異常内容に対応す
る異常情報を前記運転スイッチ17及び温度設定スイッ
チ16の同時操作の度に送信回路部22を介して外部機
器23に送信する。制御回路部20は以上のような表示
制御手段としての機能も有している。
【0041】この時、図2及び図7を参照して、外部機
器23の制御回路部25は、前記運転スイッチ17及び
温度設定スイッチ16の同時操作毎に送信回路部22か
ら送信される異常情報を前記受信回路部24を介して受
信し、その受信した異常情報を前記RAM35に順次、
時系列的に記憶保持させると共に、該異常情報に含まれ
る前記運転状態情報を外部機器23の表示器26に順次
表示させる。従って、外部機器23の表示器26には、
前記運転スイッチ17及び温度設定スイッチ16の同時
操作毎に給湯器の表示器19に順次表示される異常内容
に対応する運転状態情報が逐次表示されることとなる。
【0042】尚、この時、外部機器23の切替えスイッ
チ27がON操作された場合には、外部機器23の表示
器26のデンジタル表示器29,30,31には、上記
の場合と異なる表示がなされるが、これについては後述
する。
【0043】これにより、給湯器の点検等を行う業者
は、該給湯器に発生した異常内容の履歴を給湯器の表示
器19により確認することができると共に、そのそれぞ
れの異常発生時における給湯器の運転状態、具体的には
異常発生時の設定温度、給水温及び出湯温と、電磁弁1
0、ガス比例弁11及び燃焼ファン13の作動状態とを
外部機器23の表示器26により確認することができ
る。
【0044】尚、かかる確認時においても、前記運転ス
イッチ17のみをON操作した場合には、通常の給湯運
転が開始される。そして、この給湯運転時において何等
かの異常が発生した場合には、異常情報が前述したよう
に給湯器の送信回路部22に出力され、さらに前述の運
転停止時と同様に、該異常情報が外部機器23に送信さ
れて、その異常発生時の運転状態情報が外部機器23の
表示器26に表示される。
【0045】このように異常発生時の給湯器の運転状態
を外部機器23の表示器26により確認することによ
り、その異常発生の原因を究明することができ、例えば
給湯開始時の点火不良という異常内容に関し、次のよう
に異常原因の究明が行われる。
【0046】すなわち、図1及び図2を参照して本実施
例の給湯器においては、給湯の開始時には、まず、前記
燃焼ファン13が駆動され、次いで、前記スパーカ14
が駆動されると共に、電磁弁10が開成され、さらにガ
ス比例弁11が駆動される。これにより、正常時は、ガ
スバーナ4に点火されて給湯運転が開始される。そし
て、かかる点火時において、何等かの原因により、ガス
バーナ1の点火がしないと、これが前記フレームロッド
8を介して前記制御回路部20により検知され、この
時、該制御回路部20は点火不良という異常内容と、そ
の時の前記各センサの出力及び各アクチュエータの作動
状態を示す運転状態情報とをEEPROM21に記憶保
持させる。
【0047】この場合、点火不良の原因としては、燃焼
ファン13の作動不良、電磁弁10やその駆動回路(図
示しない)の作動不良、ガス比例弁11やその駆動回路
(図示しない)の作動不良、ガスバーナ1へのガス供給
不良、制御ユニット15の各種電子回路の作動不良等の
原因が挙げられる。
【0048】そして、業者による点検等の際には、該業
者が、前述したように前記外部機器23を用いて上記の
点火不良という異常内容に関し、その異常発生時の前記
運転状態情報を確認する。
【0049】この時、図3を参照して、例えば電磁弁1
0に関する前記ランプ32が消灯している場合には、該
電磁弁10の駆動回路(図示しない)と前記制御回路部
20との間での信号授受が正常に行われていないという
ことであるので、上記点火不良の原因として電磁弁10
の駆動回路(図示しない)の作動不良や制御ユニット1
5の何等かの電子回路の作動不良が推定される。
【0050】これと同様に、前記ガス比例弁11や燃焼
ファン13に関する前記ランプ33,34が消灯してい
る場合には、該ガス比例弁11の駆動回路(図示しな
い)、あるいは燃焼ファン13の作動不良や、制御ユニ
ット15の何等かの電子回路の作動不良が上記点火不良
の原因と推定される。
【0051】また、前記ランプ32〜34が全て点灯し
ている場合には、少なくとも前記電磁弁10及びガス比
例弁11の駆動回路や燃焼ファン13は正常な作動をし
ていると考えられるので、上記点火不良の原因として、
その他の原因、すなわち、ガスバーナ1へのガス供給不
良、電磁弁10又はガス比例弁11の作動不良、あるい
は制御ユニット15の各種電子回路の作動不良等が推定
される。
【0052】尚、制御ユニット15の各種電子回路の作
動不良は、給湯器における前記設定温度や給水温、出湯
温等が特定の値である時に生じることがあり、このよう
な場合には、異常発生時の運転状態を再現することが異
常原因をさらに究明する上で有効である。この場合、本
実施例においては、異常発生時の設定温度や給水温、出
湯温が前記外部機器23のデジタル表示器29,30,
31に表示されるので、異常発生時の運転状態を再現す
ることができ、制御ユニット15の各種電子回路の作動
不良の原因究明を行うことが可能となる。
【0053】また、本実施例の装置においては、前述し
たように給湯器の運転スイッチ17及び温度設定スイッ
チ16を同時操作することにより、EEPROM21に
記憶保持されている異常情報が外部機器23に順次送信
され、該異常情報の履歴を確認することができるのであ
るが、この時、外部機器23に設けた前記切替えスイッ
チ27をON操作すると、該外部機器23の制御回路部
25は、次のような処理を行う。
【0054】すなわち、図2及び図7を参照して、異常
情報の履歴の確認時に、外部機器23の切替えスイッチ
27がON操作されると、制御回路部25は、現時点で
給湯器の表示器19に表示されている異常内容と同一の
異常内容を含む異常情報を、EEPROM21から制御
回路部25のRAM35に受け渡された異常情報の中か
ら検索する。そして、その検索した各異常情報から前記
設定温度、給湯温及び出湯温を抽出し、そのそれぞれに
ついて前記演算部36により平均値を算出する。そし
て、算出した設定温度、給湯温及び出湯温の平均値をそ
れぞれ前記デジタル表示器29,30,31(図3参
照)に表示せしめる。
【0055】これにより、給湯器の点検等を行う業者
は、給湯器の表示器19に表示されている異常内容につ
いて、その異常が発生し易い運転状態を外部機器23の
デジタル表示器29,30,31により把握することが
でき、該異常内容の発生した原因を究明する上で役立
つ。
【0056】以上説明したように、本実施例の装置にお
いては、給湯器の点検等の際に、給湯器の表示器19に
より異常内容の履歴を確認することができると共に、そ
の各異常内容の発生時における給湯温等の各センサの出
力やガス比例弁11等の各アクチュエータの作動状態を
示す運転状態情報をも外部機器23の表示器26により
確認することができ、異常原因を容易に究明することが
できる。
【0057】そして、この時、EEPROM21に時系
列的に記憶保持された異常情報のうちの同一の異常内容
を有する異常情報について、外部機器23を用いて該異
常発生時の設定温度、給湯温及び出湯温の平均値を求
め、これを外部機器23の表示器26に表示せしめるよ
うにしたことによって、該異常内容が発生し易い運転状
態を把握することができ、該異常内容が発生する原因の
究明を容易なものとすることができる。
【0058】この場合、本実施例においては、異常情報
を表示する表示手段を給湯器の表示器19と外部機器2
3の表示器26とに分離し、給湯器において表示せしめ
る異常情報を異常内容のみの必要最小限の異常情報に留
めると共に、他の異常情報を業者が携帯する外部機器2
3に表示せしめるようにしたことによって、給湯器の表
示器19や外部機器23の表示器26の構成等を簡略な
ものとしてそのコスト低減を図ることができると共に、
外部機器23に汎用性をもたせてそのコスト低減を図る
ことができる。
【0059】また、本実施例においては、加熱装置とし
て給湯器を例にとって説明したが、オーブンやレンジ、
コンロ等、各種の加熱装置において本発明を適用するこ
とが可能であることはもちろんである。
【0060】また、本実施例においては、運転スイッチ
17と温度設定スイッチ16とを同時にON操作するこ
とにより、EEPROM21内の異常情報を順次読み出
す構成としたが、このような読み出しを行うためのスイ
ッチは前記スイッチ17,16とは別に設けた読み出し
専用のスイッチであってもよい。
【0061】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
によれば、加熱装置の異常が発生したとき、制御手段に
より把握される異常内容と、該異常発生時のセンサの出
力値及びアクチュエータの作動状態を含む運転状態情報
との両者を対応させて加熱装置に備えた記憶手段に記憶
保持させ、所定の操作により表示制御手段が、該記憶手
段に記憶保持された異常内容及び運転状態情報の両者を
読み出し、その両者のうち異常内容を加熱装置に備えた
異常内容表示手段に表示せしめると共に、その表示した
異常内容に対応する運転状態情報を加熱装置の外部に出
力し、それを携帯可能な故障管理用外部機器に備えた運
転状態情報表示手段に表示せしめるようにした。これに
よって、加熱装置の点検、保守、修理等の際に、その業
者は所定の操作により、各異常発生時における加熱装置
の異常内容を加熱装置側の表示手段に表示させると同時
に、その異常内容に対応する運転状態情報を携帯可能な
故障管理用外部機器の表示手段に表示させて、各異常発
生時における異常内容及び運転状態情報の両者を把握し
て各異常発生の原因を究明することができるので、点
検、保守、修理の容易化を図ることができる。さらにこ
の場合、加熱装置に異常が発生したとき、加熱装置の使
用者は、加熱装置の異常内容表示手段に表示される異常
内容によって発生した異常内容を認識し、修理業者等に
修理等の依頼をすることができる。
【0062】さらにこの場合、記憶手段に記憶された異
常内容及び運転状態情報のうち、異常内容を加熱装置の
表示手段に表示し、運転状態情報を携帯可能な故障管理
用外部機器の表示手段に表示することによって、異常発
生に係わる加熱装置側及び故障管理用外部機器側の各表
示内容を必要最小限に留めて該加熱装置及び故障管理用
外部機器の各表示手段の構成を簡略なものとして、それ
らのコスト低減を図ることができ、さらには、故障管理
用外部機器側での表示内容を運転状態情報のみに留める
ことで、携帯可能な該外部機器に汎用化をもたせてその
コスト低減を図ることもできる。
【0063】前記記憶手段が、前記加熱装置の異常の発
生毎に前記異常内容及び運転状態情報の両者を対応させ
て時系列的に記憶保持する不揮発性記憶手段である場合
には、異常内容及び運転状態情報の履歴を停電や外乱等
にかかわらず、確実に記憶保持しておくことができる。
【0064】この場合、前記表示制御手段が、所定の操
作により、前記記憶手段に時系列的に記憶保持された前
記異常内容及び運転状態情報の両者を順次読み出し、そ
の両者のうち前記異常内容を前記異常内容表示手段に順
次表示せしめると共に、その表示した異常内容に対応す
る前記運転状態情報を外部に出力して前記運転状態情報
表示手段に順次表示せしめる場合には、各異常発生時毎
の異常内容及び運転状態情報の両者の履歴を過去に逆上
って容易に把握することができるので、該異常内容や運
転状態情報を点検や修理等の際により有効に活用するこ
とができる。
【0065】前記表示制御手段が、所定の操作により、
前記記憶手段に時系列的に記憶保持された前記異常内容
及び運転状態情報の両者を順次読み出し、その両者のう
ち前記異常内容を前記異常内容表示手段に順次表示せし
めると共に、当該前記異常内容及び前記運転状態情報の
両者を外部に出力する手段であり、その出力を受ける前
記故障管理用外部機器には、該表示制御手段により出力
された異常内容の中に同一の異常内容が複数あるとき、
その同一の異常内容に対応する前記運転状態情報におけ
る前記センサの出力値の平均値を演算する演算手段が設
けられ、前記異常内容表示手段による当該同一の異常内
容の表示の際に、前記演算手段により求められた平均値
を前記運転状態情報表示手段が所定の操作により表示す
る場合には、異常内容表示手段に表示された異常内容に
対応する異常が発生し易い運転状態を、運転状態情報表
示手段に表示された前記平均値により把握することがで
きるので、該異常発生の原因究明を容易に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を適用した給湯器のシステム構成
図。
【図2】図1の給湯器の制御ユニット及び故障管理装置
を示すブロック構成図。
【図3】図2の故障管理装置の故障管理用外部機器を示
す平面図。
【図4】図1の給湯器に備えた電気的書き込み・消去可
能な不揮発性メモリについて説明するための説明図。
【図5】図2の故障管理装置の作動を説明するためのフ
ローチャート。
【図6】図2の故障管理装置の作動を説明するためのフ
ローチャート。
【図7】図2の故障管理装置の作動を説明するためのフ
ローチャート。
【符号の説明】
5,6,7,8…センサ、10,11,13,14…ア
クチュエータ、19…表示器(異常内容表示手段)、2
0…制御回路部(制御手段、監視手段)、21…EEP
ROM(記憶手段)、22…送信回路部(出力手段)、
23…故障管理用外部機器、26…表示器(運転状態表
示手段)。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱装置の作動状態を検出するセンサと、
    該加熱装置を作動させるアクチュエータと、前記センサ
    の検出信号を受けて前記アクチュエータを制御する制御
    手段と、該加熱装置の異常発生の有無及びその異常内容
    を把握・監視する監視手段とを備えた加熱装置の故障管
    理装置であって、 異常が発生したとき、前記監視手段により把握された異
    常内容と、該異常発生時に前記制御手段により把握され
    た前記センサの出力値及び前記アクチュエータの作動状
    態を含む運転状態情報との両者を対応させて記憶保持す
    る記憶手段と、 該記憶手段に記憶保持された前記異常内容及び運転状態
    情報のうち、該異常内容を表示する異常内容表示手段
    と、所定の操作により、前記記憶手段に記憶保持された前記
    異常内容及び運転状態情報の両者を読み出し、その両者
    のうち前記異常内容を前記異常内容表示手段に表示せし
    めると共に、その表示した異常内容に対応する前記運転
    状態情報を外部に出力する表示制御手段 とを該加熱装置
    に備え、前記表示制御手段により出力された 前記運転状態情報を
    表示する運転状態情報表示手段を前記加熱装置の外部に
    携帯可能に設けた故障管理用外部機器に備えたことを特
    徴とする加熱装置の故障管理装置。
  2. 【請求項2】前記記憶手段は、前記加熱装置の異常の発
    生毎に前記異常内容及び運転状態情報の両者を対応させ
    時系列的に記憶保持する不揮発性記憶手段であること
    を特徴とする請求項1記載の加熱装置の故障管理装置。
  3. 【請求項3】前記表示制御手段は、所定の操作により、
    前記記憶手段に時系列的に記憶保持された前記異常内容
    及び運転状態情報の両者を順次読み出し、その両者のう
    ち前記異常内容を前記異常内容表示手段に順次表示せし
    めると共に、その表示した異常内容に対応する前記運転
    状態情報を外部に出力して前記運転状態情報表示手段に
    順次表示せしめることを特徴とする請求項2記載の加熱
    装置の故障管理装置。
  4. 【請求項4】前記表示制御手段は、所定の操作により、
    前記記憶手段に時系列的に記憶保持された前記異常内容
    及び運転状態情報の両者を順次読み出し、その両者のう
    ち前記異常内容を前記異常内容表示手段に順次表示せし
    めると共に、当該前記異常内容及び前記運転状態情報の
    両者を外部に出力する手段であり前記故障管理用外部機器に、該表示制御手段により出力
    された異常内容の中に 同一の異常内容が複数あるとき、
    その同一の異常内容に対応する前記運転状態情報におけ
    る前記センサの出力値の平均値を演算する演算手段が設
    けられ、 該故障管理用外部機器の前記運転状態情報表示手段は、
    前記異常内容表示手段による当該同一の異常内容の表示
    の際に前記演算手段により求められた平均値を所定の操
    作により表示することを特徴とする請求項2記載の加熱
    装置の故障管理装置。
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