JP3072940B2 - 燃焼制御装置 - Google Patents
燃焼制御装置Info
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- JP3072940B2 JP3072940B2 JP04180387A JP18038792A JP3072940B2 JP 3072940 B2 JP3072940 B2 JP 3072940B2 JP 04180387 A JP04180387 A JP 04180387A JP 18038792 A JP18038792 A JP 18038792A JP 3072940 B2 JP3072940 B2 JP 3072940B2
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- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims description 34
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- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims 1
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- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
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- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給湯器、ファンヒー
タ、温風暖房機等の燃焼をシーケンス制御により行なう
燃焼制御装置に関するものである。
タ、温風暖房機等の燃焼をシーケンス制御により行なう
燃焼制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の燃焼制御装置として例え
ば給湯器などでは、給湯栓を開くと水流スイッチが入
り、燃焼バーナのファンモータが回転駆動すると共にガ
ス比例弁が開き、イグナイタがスパークして、バーナが
点火された後、比例温調制御がなされるといった一連の
作動がシーケンシャルに行なわれる。また給湯栓を締め
ると水流スイッチが切れ、比例温調制御が解除されてフ
ァンモータが停止するという一連の作動もシーケンシャ
ルに行なわれる。
ば給湯器などでは、給湯栓を開くと水流スイッチが入
り、燃焼バーナのファンモータが回転駆動すると共にガ
ス比例弁が開き、イグナイタがスパークして、バーナが
点火された後、比例温調制御がなされるといった一連の
作動がシーケンシャルに行なわれる。また給湯栓を締め
ると水流スイッチが切れ、比例温調制御が解除されてフ
ァンモータが停止するという一連の作動もシーケンシャ
ルに行なわれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の燃焼制御装置では、給湯ランプの点灯や燃焼
ランプの点灯等により給湯が行なわれていること、ある
いは燃焼が正常に行なわれていること(燃焼ランプの点
滅により燃焼異常が起こったことを警告するものもある
が)等を表示するものはあっても、水流スイッチが入っ
てから燃焼バーナが点火され、あるいは比例温調制御が
なされていること等の現在どの段階のシーケンス制御が
進行しているかまでは利用者にはわからなかった。
うな従来の燃焼制御装置では、給湯ランプの点灯や燃焼
ランプの点灯等により給湯が行なわれていること、ある
いは燃焼が正常に行なわれていること(燃焼ランプの点
滅により燃焼異常が起こったことを警告するものもある
が)等を表示するものはあっても、水流スイッチが入っ
てから燃焼バーナが点火され、あるいは比例温調制御が
なされていること等の現在どの段階のシーケンス制御が
進行しているかまでは利用者にはわからなかった。
【0004】そのために例えば運転の異常等が起こった
時にどの箇所が故障したのか、どの段階で異常が起こっ
たのか等が利用者にわかり難かった。したがってそのよ
うな異常が起こった時には一々サービスマンを呼んで専
用の測定器を用いて調べなければならなかったため、作
業が大変手間取り、異常原因や異常箇所を把握するまで
に多大の労力と時間が掛かるという問題があった。
時にどの箇所が故障したのか、どの段階で異常が起こっ
たのか等が利用者にわかり難かった。したがってそのよ
うな異常が起こった時には一々サービスマンを呼んで専
用の測定器を用いて調べなければならなかったため、作
業が大変手間取り、異常原因や異常箇所を把握するまで
に多大の労力と時間が掛かるという問題があった。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、その目的とするところは、マイ
クロコンピュータによる燃焼のシーケンス制御が現在ど
の段階まで進んでいるかをリアルタイムで表示できる燃
焼制御装置を提供することにある。これによって利用者
が燃焼の制御状況を容易に把握でき、燃焼の異常が起こ
った時の修理やメンテナンス等に迅速な対応が図れるよ
うにせんとするものである。
になされたものであり、その目的とするところは、マイ
クロコンピュータによる燃焼のシーケンス制御が現在ど
の段階まで進んでいるかをリアルタイムで表示できる燃
焼制御装置を提供することにある。これによって利用者
が燃焼の制御状況を容易に把握でき、燃焼の異常が起こ
った時の修理やメンテナンス等に迅速な対応が図れるよ
うにせんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の燃焼制御装置は、運転、停止等の動作の指令
を行なう操作部と、操作部からの信号に応じて燃焼を制
御する燃焼制御部と、燃焼制御部からの信号に応じて操
作状態等を表示する表示部とを備え、前記表示部には前
記燃焼制御部からのシーケンシャルな作動信号に応じて
その燃焼制御部の作動進行状況を数字・記号等によりデ
ジタル表示する作動進行状況表示手段と、前記燃焼制御
部によるシーケンス作動の異常信号を検知してその異常
の種類を数字・記号等によりデジタル表示する異常表示
手段とを備え、異常が起こった時には、その異常が起こ
った時の燃焼制御部の作動進行状況が前記作動進行状況
表示手段に表示され、異常の種類が前記異常表示手段に
表示されるように構成していることを要旨とする。
に本発明の燃焼制御装置は、運転、停止等の動作の指令
を行なう操作部と、操作部からの信号に応じて燃焼を制
御する燃焼制御部と、燃焼制御部からの信号に応じて操
作状態等を表示する表示部とを備え、前記表示部には前
記燃焼制御部からのシーケンシャルな作動信号に応じて
その燃焼制御部の作動進行状況を数字・記号等によりデ
ジタル表示する作動進行状況表示手段と、前記燃焼制御
部によるシーケンス作動の異常信号を検知してその異常
の種類を数字・記号等によりデジタル表示する異常表示
手段とを備え、異常が起こった時には、その異常が起こ
った時の燃焼制御部の作動進行状況が前記作動進行状況
表示手段に表示され、異常の種類が前記異常表示手段に
表示されるように構成していることを要旨とする。
【0007】また本発明は、請求項1に記載の燃焼制御
装置において、前記作動進行状況表示手段による作動進
行状況表示と、前記異常表示手段による異常表示とを一
のデジタル表示器で表示させるようにしたことを要旨と
する。
装置において、前記作動進行状況表示手段による作動進
行状況表示と、前記異常表示手段による異常表示とを一
のデジタル表示器で表示させるようにしたことを要旨と
する。
【0008】また本発明は、請求項2に記載の燃焼制御
装置において、前記作動進行状況表示手段による作動進
行状況表示と、前記異常表示手段による異常表示とを交
互に切替え点滅させて表示するようにしたことを要旨と
する。
装置において、前記作動進行状況表示手段による作動進
行状況表示と、前記異常表示手段による異常表示とを交
互に切替え点滅させて表示するようにしたことを要旨と
する。
【0009】さらに本発明は、請求項1、請求項2又は
請求項3に記載の燃焼制御装置において、前記操作部に
は前記作動進行状況表示手段に前記燃焼制御部の作動進
行状況を表示させる表示モードと燃焼制御部の作動進行
状況を表示させない無表示モードとに切換え自在なモー
ド切換手段を備えていることを要旨とする。
請求項3に記載の燃焼制御装置において、前記操作部に
は前記作動進行状況表示手段に前記燃焼制御部の作動進
行状況を表示させる表示モードと燃焼制御部の作動進行
状況を表示させない無表示モードとに切換え自在なモー
ド切換手段を備えていることを要旨とする。
【0010】
【作用】上記の構成を有する本発明の燃焼制御装置によ
れば、操作部から運転・停止等の動作の指令信号が燃焼
制御部へ入力されると、燃焼制御部では燃焼のシーケン
ス制御を行なうと共にその燃焼制御部からの信号により
表示部にその操作状態が表示される(給湯ランプのオン
オフ、あるいは燃焼ランプのオンオフ等)。
れば、操作部から運転・停止等の動作の指令信号が燃焼
制御部へ入力されると、燃焼制御部では燃焼のシーケン
ス制御を行なうと共にその燃焼制御部からの信号により
表示部にその操作状態が表示される(給湯ランプのオン
オフ、あるいは燃焼ランプのオンオフ等)。
【0011】その際に燃焼制御部のシーケンシャルな作
動進行状況に対応する作動信号が燃焼制御部より表示部
の作動進行状況表示手段へ送信され、作動進行状況表示
手段ではそのシーケンシャル作動信号に対応した数字又
は記号等により作動進行状況がデジタル表示されるの
で、利用者がリアルタイムで機器の運転状況を把握でき
る。また、燃焼機器に異常が起こった場合には、作動進
行状況表示手段ではその異常が起こった時の燃焼制御部
の作動進行状況が表示され、異常表示手段では燃焼制御
部によるシーケンス作動の異常信号を検知してその異常
の種類を数字・記号等によりデジタル表示されるように
構成しているので、利用者は、異常表示手段に表示され
るデジタル表示からシーケンス作動の異常の種類を把握
できると同時に、作動進行状況表示手段に表示されるデ
ジタル表示からどのシーケンス作動進行状況のときに異
常が起こったかが直ちに把握できる。
動進行状況に対応する作動信号が燃焼制御部より表示部
の作動進行状況表示手段へ送信され、作動進行状況表示
手段ではそのシーケンシャル作動信号に対応した数字又
は記号等により作動進行状況がデジタル表示されるの
で、利用者がリアルタイムで機器の運転状況を把握でき
る。また、燃焼機器に異常が起こった場合には、作動進
行状況表示手段ではその異常が起こった時の燃焼制御部
の作動進行状況が表示され、異常表示手段では燃焼制御
部によるシーケンス作動の異常信号を検知してその異常
の種類を数字・記号等によりデジタル表示されるように
構成しているので、利用者は、異常表示手段に表示され
るデジタル表示からシーケンス作動の異常の種類を把握
できると同時に、作動進行状況表示手段に表示されるデ
ジタル表示からどのシーケンス作動進行状況のときに異
常が起こったかが直ちに把握できる。
【0012】 さらに本発明の燃焼制御装置によれば、前
記操作部には前記作動進行状況表示手段に前記燃焼制御
部の作動進行状況を表示させる表示モードと燃焼制御部
の作動進行状況を表示させない無表示モードとに切換え
自在なモード切換手段を備えていることにより、利用者
はモード切換手段の操作により表示モードと無表示モー
ドとに自由に切換えできるため必要に応じて作動進行状
況表示手段を作動させるようにすることができる。
記操作部には前記作動進行状況表示手段に前記燃焼制御
部の作動進行状況を表示させる表示モードと燃焼制御部
の作動進行状況を表示させない無表示モードとに切換え
自在なモード切換手段を備えていることにより、利用者
はモード切換手段の操作により表示モードと無表示モー
ドとに自由に切換えできるため必要に応じて作動進行状
況表示手段を作動させるようにすることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。図1は、本発明に係る燃焼制御装置
を給湯器に適用した場合の概略構成を示したものであ
る。
参照して説明する。図1は、本発明に係る燃焼制御装置
を給湯器に適用した場合の概略構成を示したものであ
る。
【0014】 図示のようにこの実施例では、給湯器の燃
焼をリモートコントローラからの指令により制御しよう
とするもので、給湯器本体10のマイクロコンピュータ
12とその給湯器を作動させる操作部等を備えたリモー
トコントローラ14側のマイクロコンピュータ16とが
送受信線18により継がれている。そしてリモートコン
トローラ14側には、給湯器本体10に対して送受信線
18を介して運転・停止等の動作の指令を行なう操作部
20と給湯器本体10から送受信線18を介して送られ
てくる信号に応じて操作状態等をランプの点灯等により
表示する表示部22とを備える。
焼をリモートコントローラからの指令により制御しよう
とするもので、給湯器本体10のマイクロコンピュータ
12とその給湯器を作動させる操作部等を備えたリモー
トコントローラ14側のマイクロコンピュータ16とが
送受信線18により継がれている。そしてリモートコン
トローラ14側には、給湯器本体10に対して送受信線
18を介して運転・停止等の動作の指令を行なう操作部
20と給湯器本体10から送受信線18を介して送られ
てくる信号に応じて操作状態等をランプの点灯等により
表示する表示部22とを備える。
【0015】 図2には、更にリモートコントローラ14
の詳細な外観を示している。前述の操作部20を構成す
るものとして、給湯スイッチ24、温度調節スイッチ2
6、モード切換スイッチ28などが設けられている。ま
た表示部22を構成するものとして、給湯ランプ30、
燃焼ランプ32及び液晶ディスプレイ34などが設けら
れている。モード切換スイッチ28は液晶ディスプレイ
34への表示をオンオフさせるためのものである。
の詳細な外観を示している。前述の操作部20を構成す
るものとして、給湯スイッチ24、温度調節スイッチ2
6、モード切換スイッチ28などが設けられている。ま
た表示部22を構成するものとして、給湯ランプ30、
燃焼ランプ32及び液晶ディスプレイ34などが設けら
れている。モード切換スイッチ28は液晶ディスプレイ
34への表示をオンオフさせるためのものである。
【0016】 図3には、この実施例の給湯器の詳細な電
気系制御ブロック図を示している。図示のように給湯器
本体10側のマイクロコンピュータ12の入力側には、
水流スイッチ36、湯温センサ38、設定温度センサ4
0などが接続され、またマイクロコンピュータ12の出
力側には、ファンモータ42、ガス比例弁44、元電磁
弁46、メイン電磁弁48、イグナイタ50などが接続
されている。
気系制御ブロック図を示している。図示のように給湯器
本体10側のマイクロコンピュータ12の入力側には、
水流スイッチ36、湯温センサ38、設定温度センサ4
0などが接続され、またマイクロコンピュータ12の出
力側には、ファンモータ42、ガス比例弁44、元電磁
弁46、メイン電磁弁48、イグナイタ50などが接続
されている。
【0017】 一方リモートコントローラ14側のマイク
ロコンピュータ16の入力側には、給湯スイッチ24、
温度調節スイッチ26、モード切換スイッチ28などが
接続され、またマイクロコンピュータ16の出力側に
は、給湯ランプ30、燃焼ランプ32、液晶ディスプレ
イ34などが接続されている。
ロコンピュータ16の入力側には、給湯スイッチ24、
温度調節スイッチ26、モード切換スイッチ28などが
接続され、またマイクロコンピュータ16の出力側に
は、給湯ランプ30、燃焼ランプ32、液晶ディスプレ
イ34などが接続されている。
【0018】 図4には、この給湯器の作動シーケンス図
を示している。この給湯器では、リモートコントローラ
14側の給湯スイッチ24がオンされて電源が投入され
ている待機状態から、給湯栓を開くと給湯器本体10側
の水流スイッチ36が入り、その信号がマイクロコンピ
ュータ12に入力され、ファンモータ42へ出力信号が
送られることによりファンモータ42が回転駆動してプ
リパージ状態となる。
を示している。この給湯器では、リモートコントローラ
14側の給湯スイッチ24がオンされて電源が投入され
ている待機状態から、給湯栓を開くと給湯器本体10側
の水流スイッチ36が入り、その信号がマイクロコンピ
ュータ12に入力され、ファンモータ42へ出力信号が
送られることによりファンモータ42が回転駆動してプ
リパージ状態となる。
【0019】 次いでガス比例弁44が全開し、元電磁弁
46やメイン電磁弁48が開いた後イグナイタ50によ
り着火トライが行なわれ、バーナが点火された後は比例
温調制御が行なわれる。一方停止動作の時も給湯栓を締
めると水流スイッチ36が切れ、元電磁弁46やメイン
電磁弁48が閉じられると共にガス比例弁44も絞ら
れ、ファンモータ42が停止する。
46やメイン電磁弁48が開いた後イグナイタ50によ
り着火トライが行なわれ、バーナが点火された後は比例
温調制御が行なわれる。一方停止動作の時も給湯栓を締
めると水流スイッチ36が切れ、元電磁弁46やメイン
電磁弁48が閉じられると共にガス比例弁44も絞ら
れ、ファンモータ42が停止する。
【0020】 このような一例のシーケンシャルな動作の
中で、本発明では、例えば給湯器が待機状態にあるとき
には給湯器本体10側のマイクロコンピュータ12より
その待機状態であることの信号が送受信線18を介して
リモートコントローラ14へ送信される。そうするとリ
モートコントローラ14側ではこの待機状態信号を受信
し、対応するコード信号を液晶ディスプレイ34に送
り、その結果液晶ディスプレイ34には例えば〈01〉
とデジタル表示される。これがプリパージ状態であれ
ば、〈02〉、イグナイタ着火トライ状態であれば〈0
3〉、比例温調制御状態であれば〈10〉、ポストパー
ジ状態であれば〈30〉といったように、その対応する
状態の信号が給湯器本体10側のマイクロコンピュータ
12から送受信線18を介してリモートコントローラ1
4へ送られる。そしてその状態信号に応じてリモートコ
ントローラ14側ではマイクロコンピュータ16より液
晶ディスプレイ34にその対応するコード信号を送り、
液晶ディスプレイ34面に所定のデジタル表示がなされ
るものである。
中で、本発明では、例えば給湯器が待機状態にあるとき
には給湯器本体10側のマイクロコンピュータ12より
その待機状態であることの信号が送受信線18を介して
リモートコントローラ14へ送信される。そうするとリ
モートコントローラ14側ではこの待機状態信号を受信
し、対応するコード信号を液晶ディスプレイ34に送
り、その結果液晶ディスプレイ34には例えば〈01〉
とデジタル表示される。これがプリパージ状態であれ
ば、〈02〉、イグナイタ着火トライ状態であれば〈0
3〉、比例温調制御状態であれば〈10〉、ポストパー
ジ状態であれば〈30〉といったように、その対応する
状態の信号が給湯器本体10側のマイクロコンピュータ
12から送受信線18を介してリモートコントローラ1
4へ送られる。そしてその状態信号に応じてリモートコ
ントローラ14側ではマイクロコンピュータ16より液
晶ディスプレイ34にその対応するコード信号を送り、
液晶ディスプレイ34面に所定のデジタル表示がなされ
るものである。
【0021】この場合に例えば、プリパージ中に温度ヒ
ューズが切れたとする。そうすると給湯器本体10側の
マイクロコンピュータ12よりリモートコントローラ1
4へ温度ヒューズが切れたことの検知信号とプリパージ
状態にあることの状態信号とが送られる。そこでリモー
トコントローラ14側では液晶ディスプレイ34面にプ
リパージ状態にあることの表示〈02〉を行なうと共に
温度ヒューズ切れの表示を行なう。温度ヒューズ切れの
表示は、例えばそのエラーコードを〈EH〉などと定
め、〈02〉と〈EH〉とを交互にフラッシング動作さ
せることにより表示させるようにすればよい。
ューズが切れたとする。そうすると給湯器本体10側の
マイクロコンピュータ12よりリモートコントローラ1
4へ温度ヒューズが切れたことの検知信号とプリパージ
状態にあることの状態信号とが送られる。そこでリモー
トコントローラ14側では液晶ディスプレイ34面にプ
リパージ状態にあることの表示〈02〉を行なうと共に
温度ヒューズ切れの表示を行なう。温度ヒューズ切れの
表示は、例えばそのエラーコードを〈EH〉などと定
め、〈02〉と〈EH〉とを交互にフラッシング動作さ
せることにより表示させるようにすればよい。
【0022】 また、燃焼不良の場合には、燃焼ランプ3
2を点滅させると共に、どの段階のシーケンス作動でそ
の燃焼不良が生じたかを液晶ディスプレイ34にデジタ
ル表示される。
2を点滅させると共に、どの段階のシーケンス作動でそ
の燃焼不良が生じたかを液晶ディスプレイ34にデジタ
ル表示される。
【0023】 上記実施例では、利用者が液晶ディスプレ
イ34のデジタル表示を見ることで燃焼制御が順調に進
んでいるかどうか、また異常が起こった時にはどのシー
ケンス作動状態の時に異常が起こったか、異常の種類が
どのようなものかが数字や記号等のデジタル表示から直
ちに判る。そして燃焼の起動・停止を行なわせる操作部
20と運転状況を表示する表示部22とがリモートコン
トローラ14側に設けられているので利用者は操作しな
がらにしてその運転状況を監視できる。
イ34のデジタル表示を見ることで燃焼制御が順調に進
んでいるかどうか、また異常が起こった時にはどのシー
ケンス作動状態の時に異常が起こったか、異常の種類が
どのようなものかが数字や記号等のデジタル表示から直
ちに判る。そして燃焼の起動・停止を行なわせる操作部
20と運転状況を表示する表示部22とがリモートコン
トローラ14側に設けられているので利用者は操作しな
がらにしてその運転状況を監視できる。
【0024】 また上記実施例では、リモートコントロー
ラ14のモード切換スイッチ28を入れておくことによ
り、燃焼のシーケンス作動状態が液晶ディスプレイ34
にデジタル表示されるが、利用者が特に監視したい場合
のみ見れればよいのであれば、通常はモード切換スイッ
チ28を切っておき、異常が起こった時にこのモード切
換スイッチ28を入れて異常がどのシーケンス制御の時
点で起こったかを確認するようにしてもよい。そうすれ
ば液晶ディスプレイ34の耐用期間を引き延ばすことが
でき、リモートコントローラの恒久的使用を図れること
となる。
ラ14のモード切換スイッチ28を入れておくことによ
り、燃焼のシーケンス作動状態が液晶ディスプレイ34
にデジタル表示されるが、利用者が特に監視したい場合
のみ見れればよいのであれば、通常はモード切換スイッ
チ28を切っておき、異常が起こった時にこのモード切
換スイッチ28を入れて異常がどのシーケンス制御の時
点で起こったかを確認するようにしてもよい。そうすれ
ば液晶ディスプレイ34の耐用期間を引き延ばすことが
でき、リモートコントローラの恒久的使用を図れること
となる。
【0025】 あるいは、モード切換スイッチにより、表
示器の内容を設定温度等他の表示器と兼用できるように
すれば、表示器の数が増えず容易に実現できる。
示器の内容を設定温度等他の表示器と兼用できるように
すれば、表示器の数が増えず容易に実現できる。
【0026】 尚、この場合の燃焼管理は、給湯器本体1
0側に燃焼不良が生じたときに燃焼ランプ32を点滅さ
せ、利用者がこのときにモード切換スイッチ28を入れ
ることにより液晶ディスプレイ34にどのシーケンス段
階で異常が生じたかがデジタル表示されるようにするこ
とにより達成される。
0側に燃焼不良が生じたときに燃焼ランプ32を点滅さ
せ、利用者がこのときにモード切換スイッチ28を入れ
ることにより液晶ディスプレイ34にどのシーケンス段
階で異常が生じたかがデジタル表示されるようにするこ
とにより達成される。
【0027】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の燃焼制御装置は、燃焼のシーケンシャルな制御進
行状況をリアルタイムで表示するようにしたものである
から、利用者が運転状況を把握でき、異常が起こった時
にも直ちに発見できる。またその燃焼の作動進行状況と
異常の種類とが数字又は記号等のデジタル表示でなされ
るものであるから、どの時点でどのような異常が起こっ
たかの判断も容易にでき、その保修点検等の対応も迅速
に取れ、サービスの向上が図れると共にメンテナンス上
も便利である。しかもデジタル表示器を用いて管理する
ものであるから各異常に対応したランプを備えるといっ
た回線上の複雑さも回避でき、製作コストの低廉化を図
れるといった経済的利益も大きい。
発明の燃焼制御装置は、燃焼のシーケンシャルな制御進
行状況をリアルタイムで表示するようにしたものである
から、利用者が運転状況を把握でき、異常が起こった時
にも直ちに発見できる。またその燃焼の作動進行状況と
異常の種類とが数字又は記号等のデジタル表示でなされ
るものであるから、どの時点でどのような異常が起こっ
たかの判断も容易にでき、その保修点検等の対応も迅速
に取れ、サービスの向上が図れると共にメンテナンス上
も便利である。しかもデジタル表示器を用いて管理する
ものであるから各異常に対応したランプを備えるといっ
た回線上の複雑さも回避でき、製作コストの低廉化を図
れるといった経済的利益も大きい。
【図1】本発明の燃焼制御装置が適用される一例として
の給湯器の簡略的な制御ブロック図である。
の給湯器の簡略的な制御ブロック図である。
【図2】図1に示した給湯器のリモートコントローラ側
の外観をより詳しく示した図である。
の外観をより詳しく示した図である。
【図3】図1及び図2に示した給湯器の詳細な制御ブロ
ック図である。
ック図である。
【図4】図3に示した制御ブロック図に基づくこの給湯
器の作動シーケンスと、そのシーケンス作動状況に対応
するリモートコントローラ側のデジタル表示部の表示記
号とを示した図である。
器の作動シーケンスと、そのシーケンス作動状況に対応
するリモートコントローラ側のデジタル表示部の表示記
号とを示した図である。
10 給湯器本体 12 マイクロコンピュータ 14 リモートコントローラ 20 操作部 22 表示部 24 給湯スイッチ 28 モード切換スイッチ 30 給湯ランプ 34 液晶ディスプレイ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−217719(JP,A) 特開 昭60−126520(JP,A) 特開 昭59−202323(JP,A) 特開 平5−52412(JP,A) 実開 昭61−53670(JP,U) 実開 昭56−154649(JP,U) 実開 昭54−51627(JP,U) 実開 平3−21649(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23N 5/26
Claims (4)
- 【請求項1】 運転、停止等の動作の指令を行なう操作
部と、操作部からの信号に応じて燃焼を制御する燃焼制
御部と、燃焼制御部からの信号に応じて操作状態等を表
示する表示部とを備え、前記表示部には、前記燃焼制御
部からのシーケンシャルな作動信号に応じてその燃焼制
御部の作動進行状況を数字・記号等によりデジタル表示
する作動進行状況表示手段と、前記燃焼制御部によるシ
ーケンス作動の異常信号を検知してその異常の種類を数
字・記号等によりデジタル表示する異常表示手段とを備
え、異常が起こった時には、その異常が起こった時の燃
焼制御部の作動進行状況が前記作動進行状況表示手段に
表示され、異常の種類が前記異常表示手段に表示される
ように構成していることを特徴とする燃焼制御装置。 - 【請求項2】 前記作動進行状況表示手段による作動進
行状況表示と、前記異常表示手段による異常表示とを一
のデジタル表示器で表示させるようにしたことを特徴と
する請求項1に記載の燃焼制御装置。 - 【請求項3】 前記作動進行状況表示手段による作動進
行状況表示と、前記異常表示手段による異常表示とを交
互に切替え点滅させて表示するようにしたことを特徴と
する請求項2に記載の燃焼制御装置。 - 【請求項4】 前記操作部には、作動進行状況表示手段
に前記燃焼制御部の作動進行状況を表示させる表示モー
ドと燃焼制御部の作動進行状況を表示させない無表示モ
ードとに切換え自在なモード切換手段を備えていること
を特徴とする請求項1、2または3に記載した燃焼制御
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04180387A JP3072940B2 (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 燃焼制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04180387A JP3072940B2 (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 燃焼制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05346231A JPH05346231A (ja) | 1993-12-27 |
JP3072940B2 true JP3072940B2 (ja) | 2000-08-07 |
Family
ID=16082346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04180387A Expired - Fee Related JP3072940B2 (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 燃焼制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3072940B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1070829C (zh) * | 1998-12-19 | 2001-09-12 | 吉林大学 | 一种块状铁氮-氮化硼纳米复合材料的制备方法 |
KR101982464B1 (ko) | 2017-08-16 | 2019-05-27 | 오앤엠 할리야드 인터내셔널 언리미티드 컴퍼니 | 안면 마스크 제조 프로세스에서 타이를 랩핑하는 방법 및 시스템 |
KR102015410B1 (ko) | 2017-08-16 | 2019-08-28 | 오앤엠 할리야드 인터내셔널 언리미티드 컴퍼니 | 안면 마스크 제조 프로세스에서 타이를 랩핑하는 방법 및 시스템 |
KR102015407B1 (ko) | 2017-08-16 | 2019-08-28 | 오앤엠 할리야드 인터내셔널 언리미티드 컴퍼니 | 안면 마스크 제조 프로세스에서 타이를 랩핑하는 방법 및 시스템 |
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---|---|---|---|---|
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-
1992
- 1992-06-15 JP JP04180387A patent/JP3072940B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH05346231A (ja) | 1993-12-27 |
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