JP2795690B2 - タンクローリから地下タンクへの補給誤差除去装置 - Google Patents

タンクローリから地下タンクへの補給誤差除去装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、タンクローリから地下タンクへの補給誤差
除去装置に関する。
[従来の技術] タンクローリの補給ホースを流量計を介し地下タンク
に接続して油を補給する際、最初と最後にホース内に存
在する空気が流量計を通るので、流量計が動作し、空気
量が表示器に加算され、補給量に誤差が発生する不具合
がある。
これに対し本出願人は実公昭48−15717号公報におい
て、空気検知器の出力で流量計と表示計とを連結するク
ラッチをオフし、前記誤差を除去する技術を示してい
る。
[発明が解決しようとする課題] 上記の公知技術自体は有効なものであるが、しかし、
空気検知器による空気の検知は、必ずしも正確ではな
く、また空気と液との境界は正確には定められず、さら
に液中に気泡として混っている場合はなおさらである。
したがって、誤差の除去が不確実になることがある。
本発明は、補給ホース内の空気による補給量の誤差を
確実に除去するタンクローリから地下タンクへの補給誤
差除去装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、空気分離室の頂部に、第1の液面検
知手段からの信号に基づいて開く第1の弁を設けると共
に、該分離室に連通し、流量計を介装した給油管の該流
量計の下流側に形成された逆U字状部の頂部に、分離室
内下部の第2の液面検知手段からの信号に基づいて開く
第2の弁を設けている。
上記給油管の空気分離室内の部分は、分離室内の下部
に下向きに開口するL字状に形成し、その開口部に隙間
を設けて対向する渦流防止板を設け、分離室内の油を吸
引する際に、吸引により発生する空気の吸込渦を防止
し、吸込空気による誤差の発生を防止するのが好まし
い。
また、第1及び第2の液面検知手段は、フロートスイ
ッチで構成し、第1の液面検知手段の上方に、液面を検
知し、検知器を作動して第1の弁からの油の流出を警告
するフロートスイッチの第3の液面検知手段を設け、第
2の液面検知手段の下方に、液面の不検知により検知器
を作動して分離室内の液の渦流を警告するフロートスイ
ッチの第4の液面検知手段を設け、それぞれスタートス
イッチに並列に接続するのが好ましい。
[作用] 上記のように構成されたタンクローリから地下タンク
への補給誤差除去装置においては、前回補給後に分離室
下部から逆U字状部までの間には油が存在し、第1、第
2のフロートスイッチは閉じ、第3、第4のフロートス
イッチは開いている。
この状態において、タンクローリの補給管を空気分離
室に連結し、スタートスイッチを閉じ、元弁を開くと、
液面が上昇し第2のフロートスイッチは開き、第2の弁
は閉じる。そして油は逆U字状部の頂部を乗り越えて地
下タンクに入り始める。
そして、時間が経過して液面が上昇すると、分離室内
の空気は、開いている第1の弁から放出され、液面が第
1のフロートスイッチに達すると、第1の弁が閉じ、空
気の放出が停止する。この際、第1の弁が故障していて
液面がさらに上昇すると、第3のフロートスイッチが液
面を検出し、報知器を作動して警告する。
補給が進行し、ローリのタンクが空になると、液面が
下がり、第1のフロートスイッチが閉じて第1の弁が開
き、分離室内を大気に開放する。この状態で、分離室内
の油は、流入管のサイフォン作用により吸引され地下タ
ンクに流入する。この際、渦流防止板は吸込みによる空
気の吸入渦の発生を防止する。
更に液面が下がり第2のフロートスイッチを過ぎる
と、該スイッチが閉じて第2の弁が開き、サイフォン作
用がなくなって補給が停止する。この際、第2の弁が故
障していて液面がさらに下がると、第4のフロートスイ
ッチが閉じ、報知器を作動して警告する。
最後に、元弁を閉じ、補給管の連結を解き、スタート
スイッチを開いて補給作業を終る。
[実施例] 以下図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図において、空気分離室の上部には、カップリン
グ2が設けられ、下部には、L字状3aに下向きに開口し
た給油管3が設けられ、その給油管3は分離室1の外部
に突出し、ストレーナ4を介して、流量計5が接続さ
れ、流量計5の流出側の給油管3には、分離室1の中程
まで立上る逆U字状部3bが形成され地下タンク8内に垂
下配設されており、この逆U字状部3bの頂部に設けられ
たエアベント7には、第2の弁すなわち通電時に開く第
2の電磁弁SV2が設けられている。
他方、分離室1の頂部に設けられたエアベント9に
は、第1の弁すなわち通電時に開く第1の電磁弁SV1
設けられ、内部には、頂壁1aに近い部分に第3の液面検
知手段であるフロートスイッチS3、第1の液面検知手段
であるフロートスイッチS1、液面L以下に第2の液面検
知手段であるフロートスイッチS2、スイッチS2より若干
下方に第4の液面検知手段であるフロートスイッチS4
それぞれ設けられている。そして、スイッチS1〜S4は、
分離室1のカップリング2の下方に設けられたスタート
スイッチS0に接続されている。また、給油管3の開口の
下方には、隙間を設けて渦流防止板12が配設されてい
る。図中番号11は報知器である。
第2図には、分離室1の内部が空の状態の電気回路図
が示されている。スイッチS1〜S4は、それぞれスタート
スイッチS0に直列に接続され、電磁弁SV1、SV2は、それ
ぞれスイッチS1、S2に接続され、報知器11はスイッチ
S3、S4に直列に接続されている。そして、上記の状態に
おいては、スイッチS3が開き、他のスイッチS1、S2及び
S4は閉じられている。すなわち、スイッチS3は液面を検
知すると閉じ、スイッチS1、S2及びS4は液面を検知する
と開くようになっている。
したがって、第1図に示すように使用後は、分離室1
の下部から逆U字状部3bの上流側の部分までの間に油が
存在し、スイッチS3、S4は開き、スイッチS1、S2は閉じ
ている。
次に、作動について説明する。
第3図に示すように、ローリ13の補給管15のカップリ
ング16を分離室1のカップリング2に連結し、スタート
スイッチS0を閉じると、スイッチS1、S2が閉じているの
で、電磁弁SV1、SV2が開く。
次いで、元弁14を開くと、分離室1内に油が流入し、
液面Lが少し上昇すると、スイッチS2が開き電磁弁SV2
が閉じる。そして、逆U字状部3bの上流側の油は、逆U
字状部3bの頂部を乗り越えて給油管3から地下タンク8
に入り始める。
そして、若干時間が経過して液面Lが上昇すると、分
離室1内の空気は電磁弁SV1を介してエアベント9から
放出され、液面LがスイッチS1に達すると、スイッチS1
が開き、電磁弁SV1が閉じて空気の放出を停止し、エア
ベント9からの油の流出が防止される。なお、この際、
電磁弁SV1が故障し、電磁弁SV1が開いたままで液面Lが
上昇すると、スイッチS3が閉じ、報知器11を作動してエ
アベント9からの油の流出を警告する。
補給が進行し、ローリ13の内部タンクが空になると、
分離室1内の液面Lが下がり、スイッチS1が閉じて電磁
弁SV1が開き、分離室1内は大気に開放される。この状
態で、分離室1内の油は地下タンク8内に垂下配設され
た給油管3のサイフォン作用により吸引され、地下タン
ク8に流れる。この際、下向きのL字状3aの開口と渦流
防止板12とは、吸込による空気の吸込渦の発生を防止す
る。そして、液面Lが下がりスイッチS2を過ぎると、ス
イッチS2が閉じて電磁弁SV2が開き、逆U字状部3bが大
気に開放されてサイホン作用が止まり、液面Lは図示の
所定のレベルに保持される。なお、この際、電磁弁SV2
が故障し、電磁弁SV2が開いたままで液面Lが所定レベ
ルより下がると、スイッチS4が閉じ、報知器11を作動し
て故障を報知する。
最後に、元弁14を閉じ、カップリング16をカップリン
グ2から外し、スタートスイッチS0を開くと、電磁弁SV
1、SV2は閉じ補給作業を終る。
[発明の効果] 本発明は、以上説明したように構成されているので、
ローリの給油ホース内の空気を空気分離室で分離、排出
し、該空気が計量値に加算されるのを確実に防止し、正
確な補給量を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す側面図、第2図は分離
室内が空の状態時の電気回路図、第3図は補給作業の状
態を説明する側面図である。 S1〜S4……フロートスイッチ、SV1、SV2……電磁弁、1
……空気分離室、3……給油管、5……流量計、3b……
逆U字状部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−308800(JP,A) 特開 昭63−12500(JP,A) 実開 昭59−154314(JP,U) 実開 昭62−11798(JP,U) 実公 昭48−15717(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B67D 5/32 B67D 5/58

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気分離室の頂部に、第1の液面検知手段
    からの信号に基づいて開く第1の弁を設けると共に、該
    分離室に連通し、流量計を介装した給油管の該流量計の
    下流側に形成された逆U字状部の頂部に、分離室内下部
    の第2の液面検知手段からの信号に基づいて開く第2の
    弁を設けたことを特徴とするタンクローリから地下タン
    クへの補給誤差除去装置。
JP21847289A 1989-08-28 1989-08-28 タンクローリから地下タンクへの補給誤差除去装置 Expired - Fee Related JP2795690B2 (ja)

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