JP2795109B2 - 吸収式冷凍機 - Google Patents

吸収式冷凍機

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JP2795109B2
JP2795109B2 JP4332808A JP33280892A JP2795109B2 JP 2795109 B2 JP2795109 B2 JP 2795109B2 JP 4332808 A JP4332808 A JP 4332808A JP 33280892 A JP33280892 A JP 33280892A JP 2795109 B2 JP2795109 B2 JP 2795109B2
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俊孝 武居
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吸収式冷凍機、詳しく
は、バーナーの燃焼により稀溶液から冷媒蒸気を発生さ
せる発生器を備えた吸収式冷凍機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、発生器にバーナーを装備し、この
バーナーの燃焼により稀溶液から冷媒蒸気を発生させる
ようにしたものは、例えば空気調和・衛生工学第64巻
第5号(平成2年5月発行)の吸収冷温水機と電子技術
の欄に開示されている。
【0003】この従来の吸収式冷凍機は、図9に示した
ように、バーナーAを配置した高温発生器B、低温発生
器C、凝縮器D、蒸発器E、吸収器F及び溶液ポンプG
を備え、該ポンプGで前記高温発生器Bに戻す稀溶液
を、低温熱交換器H及び高温熱交換器Iにおいて熱交換
させ、前記高温発生器Bに戻る稀溶液の温度を上昇させ
てから、前記バーナーAの燃焼炎により加熱し、稀溶液
から冷媒蒸発を発生させると共に中間溶液を得るように
している。
【0004】また、前記高温発生器Bには、前記バーナ
ーAの燃焼炎が延びる燃焼室J及び該燃焼室Jに連通す
る排ガス通路K及び排出管Lを設け、前記燃焼炎の排ガ
スを該排ガス管Lを介して大気中に排出している。尚、
図5中、Mは稀溶液管、Nは中間溶液管、Oは濃溶液管
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記バーナ
ーAに供給する例えば都市ガスを燃焼させ、この燃焼に
より前記低温及び高温熱交換器H、Iにおける熱交換に
より例えば130℃に昇温した稀溶液を前記高温発生器
Bで加熱している。一方前記バーナーAの前記燃焼室J
から前記排ガス通路Kを経て前記排出管Lから排出され
る排ガス温度は約230℃であって、前記溶液ポンプG
の吐出により前記高温発生器Bに戻る稀溶液の温度(1
30℃)よりかなり高温になっている。
【0006】所が、前記高温発生器Bでは、前記燃焼室
J及び排ガス通路Kに連通する前記排出管Lを介して高
温の排ガスをそのまま大気中に排出している。このた
め、稀溶液より高温である排ガスの熱を利用することな
く無駄に排出することになり、それだけ吸収冷凍機のエ
ネルギー効率が低下する問題があった。
【0007】しかして、本発明は、発生器に戻る稀溶液
温度よりかなり高温であるバーナーの排ガスを利用する
ことなく大気中に排出していることに注目したもので、
本発明の主たる目的は、溶液ポンプにより発生器に戻る
稀溶液により排ガスの熱を回収できるようにしてエネル
ギー効率のよい吸収式冷凍機を提供する点にある。ま
た、他の目的は、2重効用式の吸収式冷凍機において低
温発生器で凝縮する冷媒により排ガスの熱を回収できる
ようにする点にある。
【0008】上記目的を得るため、本発明は、バーナー
22をもった発生器1、凝縮器2、蒸発器4、吸収器5
及び溶液ポンプ19を備え、該ポンプ19により前記吸
収器5から稀溶液を前記蒸発器1に戻し、前記バーナー
22の燃焼により前記発生器1に戻った稀溶液から冷媒
蒸気を発生させる吸収式冷凍機であって、前記発生器1
に、前記バーナー22の排ガスから熱を回収する熱交換
チューブ25をもつ排ガス熱回収装置26を設け、この
排ガス熱回収装置26の熱交換チューブ25における入
口側を前記溶液ポンプ19の吐出側に接続して、前記溶
液ポンプ19から吐出される稀溶液の一部を分岐させて
流入させると共に、前記熱交換チューブ25の出口側を
前記発生器1に開口させ、かつ、前記熱交換チューブ2
5の出口側における溶液の出口温度が前記発生器1の入
口側における溶液の入口温度より高くなるように前記熱
交換チューブ25に流す稀溶液の流量を調節する制御手
段を設けたのである。
【0009】
【0010】また、バーナー22をもった発生器1、凝
縮器2、蒸発器4、吸収器5及び溶液ポンプ19を備
え、該ポンプ19により前記吸収器5から稀溶液を前記
発生器1に戻し、前記バーナー22の燃焼により前記発
生器1に戻った稀溶液から冷媒蒸気を発生させる吸収式
冷凍機において、前記発生器1は、下部に稀溶液チャン
バーS1を設けると共に、該チャンバーS1に連通する
多数の液管80を配列して燃焼室21と排ガス通路23
とを画成し、かつ、前記液管列の上部に濃溶液又は中間
溶液チャンバーS2を形成して、この濃溶液又は中間溶
液チャンバーS2に溶液出口9と冷媒出口7とを連通さ
せる一方、前記液管80のうち、排ガス通路23を画成
する液管80の全部又は1部の入口側を、前記溶液ポン
プ19の吐出側に接続して、前記溶液ポンプ19から吐
出される稀溶液を流入させると共に、出口側を前記濃溶
液又は中間溶液チャンバーS2と稀溶液チャンバーS1
との少なくとも一方に開口させてもよい。
【0011】更に、バーナー22をもった高温発生器1
及び低温発生器1Aをもち、前記高温発生器1から前記
低温発生器1Aに導く中間溶液からも冷媒蒸気を発生さ
せる2重効用式の吸収式冷凍機において、前記高温発生
器1は、下部に稀溶液チャンバーS1を設けると共に、
該チャンバーS1に連通する多数の液管80を配列して
燃焼室21と排ガス通路23とを画成し、かつ、前記液
管列の上部に濃溶液又は中間溶液チャンバーS2を形成
して、この濃溶液又は中間溶液チャンバーS2に溶液出
口9と冷媒出口7とを連通させる一方、前記液管80の
うち、排ガス通路23を画成する液管80の全部又は1
部の入口側を、前記低温発生器1Aの出口側に接続し
て、前記液管80に前記低温発生器1Aで凝縮した冷媒
の1部を流入させると共に、出口側を前記高温発生器1
の冷媒蒸気域又は冷媒蒸気域に接続する冷媒蒸気管8に
開口させてもよい。
【0012】
【作用】前記溶液ポンプ19から吐出され分岐して流す
稀溶液を前記熱交換チューブ25に流入させ、かつ、該
熱交換チューブ25の出口側における溶液の出口温度が
前記発生器1の入口側における溶液の入口温度より高く
なるように前記熱交換チューブ25に流す稀溶液の流量
を調節することにより、この熱交換チューブ25で排ガ
スの熱を稀溶液に効果的に回収することができる。従っ
て、排ガスの熱を回収することにより、前記排ガス温度
を例えば230℃を160℃に低下させられ、排ガスの
熱を回収しない場合に比較して燃焼効率を、例えば5%
アップができるし、また、熱を回収しただけ吸収式冷凍
機のエネルギー効率を向上させることができる。
【0013】
【0014】更に、バーナー22をもった発生器1、凝
縮器2、蒸発器4、吸収器5及び溶液ポンプ19を備
え、該ポンプ19により前記吸収器5から稀溶液を前記
発生器1に戻し、前記バーナー22の燃焼により前記発
生器1に戻った稀溶液から冷媒蒸気を発生させる吸収式
冷凍機において、前記発生器1は、下部に稀溶液チャン
バーS1を設けると共に、該チャンバーS1に連通する
多数の液管80を配列して燃焼室21と排ガス通路23
とを画成し、かつ、前記液管列の上部に濃溶液又は中間
溶液チャンバーS2を形成して、この濃溶液又は中間溶
液チャンバーS2に溶液出口9と冷媒出口7とを連通さ
せる一方、前記液管80のうち、排ガス通路23を画成
する液管80の全部又は1部の入口側を、前記溶液ポン
プ19の吐出側に接続して、前記溶液ポンプ19から吐
出される稀溶液を流入させると共に、出口側を前記濃溶
液又は中間溶液チャンバーS2と稀溶液チャンバーS1
との少なくとも一方に開口させた場合、前記燃焼室21
を画成する液管80により該液管80を通過する稀溶液
を効率よく加熱でき、冷媒蒸気の発生効率を向上できな
がら、しかも、前記溶液ポンプ19から吐出される稀溶
液が前記排ガス通路23を画成する液管80の全部又は
1部を通過するから、この稀溶液により前記排ガス通路
23の排ガスの熱を有効に回収することができ、その上
前記排ガス通路23を画成する液管80を利用して熱回
収するのであるから、特別に熱回収装置を設ける場合に
比較して発生器の小形化が可能となる。
【0015】更に、バーナー22をもった高温発生器1
及び低温発生器1Aをもち、前記高温発生器1から前記
低温発生器1Aに導く中間溶液からも冷媒蒸気を発生さ
せる2重効用式の冷凍機において、前記高温発生器1
は、下部に稀溶液チャンバーS1を設けると共に、該チ
ャンバーS1に連通する多数の液管80を配列して燃焼
室21と排ガス通路23とを画成し、かつ、前記液管列
の上部に濃溶液又は中間溶液チャンバーS2を形成し
て、この濃溶液又は中間溶液チャンバーS2に溶液出口
9と冷媒出口7とを連通させる一方、前記液管80のう
ち、排ガス通路23を画成する液管80の全部又は1部
の入口側を、前記低温発生器1Aの出口側に接続して、
前記液管80に前記低温発生器1Aで凝縮した冷媒の1
部を流入させると共に、出口側を前記高温発生器1の冷
媒蒸気域又は冷媒蒸気域に接続する冷媒蒸気管8に開口
させる場合、前記低温発生器1Aで凝縮した冷媒に熱回
収をさせられるのであって、稀溶液に熱回収する場合と
同様、稀溶液の加熱効率を向上でき、かつ、発生器を小
形化できながら排ガスの熱回収による燃焼効率の向上が
図れると共に、エネルギー効率を向上できるのである。
【0016】
【実施例】図1は高温発生器1と低温発生器1Aとを備
えた2重効用式の吸収式冷凍機を示しており、前記低温
発生器1Aと凝縮器2とを一つの胴体3内に設けると共
に、蒸発器4と吸収器5とを一つの胴体6に内装してい
る。
【0017】また、前記高温発生器1の冷媒蒸気域に開
口する冷媒出口7と前記凝縮器2の冷媒液域との間に、
前記低温発生器1Aを通って凝縮器2に至る冷媒蒸気管
8を設ける一方、前記高温発生器1の溶液出口9と前記
低温発生器1Aとの間に、中間に高温熱交換器10をも
った中間溶液管11を設けると共に、前記低温発生器1
Aの底部と前記吸収器5に設ける散布装置12との間
に、中間に低温熱交換器13をもった濃溶液管14を設
けている。
【0018】更に、前記凝縮器2と前記蒸発器4との間
には、前記凝縮器2の冷媒液を前記蒸発器4に送る冷媒
液管15を設けると共に、前記蒸発器4の下部側と該蒸
発器4に設ける散布装置16の間には、中間に冷媒ポン
プ17をもった冷媒循環管18を設ける一方、前記吸収
器5の底部には、中間に溶液ポンプ19をもち、前記低
温及び高温熱交換器13、10を通過して前記高温発生
器1に至る稀溶液管20を接続している。
【0019】また、前記高温発生器1の下部に設ける燃
焼室21には例えば都市ガスを燃料とするバーナー22
が配置され、該バーナー22の上方には前記燃焼室21
に連通する排ガス通路23を設け、この排ガス通路23
には、大気に開放する排出管24を設けて、燃焼排ガス
が前記排出管24から大気に排出されるようにしてお
り、前記バーナー22の燃焼により、前記溶液ポンプ1
9により前記高温発生器1へ戻った稀溶液を加熱して、
冷媒蒸気を発生させると共に中間溶液を得るようにして
いる。
【0020】しかして、図1に示した吸収式冷凍機は、
前記高温発生器1における前記排ガス通路23に、熱交
換チューブ25を蛇行状に屈曲形成した排ガス熱回収装
置26を設け、前記熱交換チューブ25の入口側に、前
記稀溶液管20における前記低温熱交換器13の上流側
から分岐する分岐管27を接続して、該分岐管27を経
て前記溶液ポンプ19から吐出される稀溶液の一部を前
記熱交換チューブ25に流入させると共に、前記熱交換
チューブ25の出口側を前記高温発生器1の溶液溜り2
8に開口させ、該熱交換チューブ25の中を流れる稀溶
液により、前記排ガスの熱を回収できるようにしたもの
である。
【0021】又、図1に示した実施例では、前記熱交換
チューブ25の出口温度を検出する温度センサー31
と、前記稀溶液管20における前記高温発生器1の入口
側における入口温度を検出する温度センサー32とを設
け、また、前記分岐管27の途中に電磁弁33を介装す
ると共に、入力側に前記各温度センサー31、32を接
続し、出力側に前記電磁弁33を接続したコントローラ
34を設け、該コントローラ34により前記電磁弁33
を開閉制御して、前記分岐管27を流れる稀溶液の流量
を調節し、前記熱交換チューブ25の出口温度が、前記
高温発生器1の入口側における入口温度より高くなるよ
うにするのである。
【0022】以上のように構成することにより、前記分
岐管27を流れる稀溶液により、前記排ガス熱回収装置
26の熱交換チューブ25を介して前記排出管24へ流
れる排ガスの熱を回収することができるのであって、こ
の熱回収により前記バーナー22の燃焼効率を向上で
き、熱を回収しただけ吸収式冷凍機のエネルギー効率
(COP)を向上させることができる。
【0023】即ち、前記排ガス熱回収装置26を設けな
いとき前記排ガス温度は通常230℃の高温となってい
るが、前記排ガス熱回収装置26を設けて前記分岐管2
7に取入れる低温(例えば38℃)の稀溶液により排ガ
スの熱を回収することにより、前記排ガス温度を、16
0℃に低下させられるのであって、この排ガス温度の低
下に相当する熱が稀溶液により回収されたことになり、
それだけ燃焼効率が向上し、吸収式冷凍機のエネルギー
効率を向上できるのである。
【0024】尚、図1に示したように前記コントローラ
34により前記分岐管27を流れる稀溶液の流量を制御
する場合、前記排ガス温度が低下する低下幅は前記分岐
管27を流れる稀溶液の流量に応じて変化することにな
る。
【0025】更に詳記すると、13Aの都市ガスを燃焼
させるときの燃焼効率は、図8に示すように、排気ガス
温度の室温に対する上昇幅の低下につれて向上するので
あって、前記排ガスのCO2 濃度を6%の状態で13A
の都市ガス(大阪ガス供給)を前記バーナー22に供給
して燃焼させる場合、排ガス温度が230℃のとき燃焼
効率は75%であるのに対し、前記排ガス熱回収装置2
6を設けて、排ガス温度が例えば160℃に低下した場
合、燃焼効率は80%に向上し、約5%の効率アップが
実現したことになるのである。
【0026】また、図1に示した実施例では、前記分岐
管27を前記低温熱交換器13の上流側から分岐した
が、図2に示すように、前記低温熱交換器13と高温熱
交換器10との間から分岐させてもよいのであって、こ
の場合、前記分岐管27に稀溶液の一部を流して排ガス
の熱を回収するようにしても前記低温熱交換器13にお
ける稀溶液と濃溶液との熱交換量を一定に保持すること
ができる利点がある。更に、図3は図1の対比例であ
り、前記稀溶液管20を前記熱交換チューブ25の入口
側に接続し、前記溶液ポンプ19から吐出される全量の
稀溶液を前記熱交換チューブ25に流入させており、こ
の場合には、二つの温度センサー31,32や前記電磁
弁33及びコントローラ34などの制御手段はない
【0027】また、図1〜図3に示したものでは、前記
高温発生器1と低温発生器1Aとをもった二重効用の吸
収式冷凍機について説明したが、前記高温発生器1のみ
を用いる単効用の吸収式冷凍機にも適用できる。
【0028】更に、図1〜図3に示したものでは、前記
溶液ポンプ19により前記高温発生器1に戻る稀溶液に
より排ガスの熱を回収するようにしたが、前記高温発生
器1と低温発生器1Aとをもった二重効用の吸収式冷凍
機においては、前記低温発生器1Aで凝縮した冷媒の一
部により排ガスの熱を回収するようにしてもよい。
【0029】即ち、図4に示した実施例は、前記冷媒蒸
気管8における前記低温発生器1Aの出口側から分岐す
る冷媒戻し管29を設け、該冷媒戻し管29の先端部を
前記排ガス熱回収装置26における熱交換チューブ25
の入口側に接続すると共に、出口側を前記高温発生器の
冷媒蒸気域に開口させたものである。
【0030】このように前記冷媒戻し管29を設け、前
記低温発生器1Aで凝縮した冷媒の1部を前記熱交換チ
ューブ25に流入させる場合、前記低温発生器1Aの出
口側における前記冷媒蒸気管8を流れる冷媒は、前記低
温発生器1Aにおける熱交換により凝縮し、その温度も
低下しているのであって、この温度の低下した液冷媒の
一部が前記冷媒戻し管29を介して前記熱交換チューブ
25を通過し冷媒蒸気に状態変化して排ガスから熱を回
収することができるのであるから、熱回収を有効に行え
るのである。
【0031】次に、図1〜図4に示した前記高温発生器
1の構造を変更した実施例を、図5〜図7に基づいて説
明する。
【0032】図5〜図7に示した前記高温発生器1は横
長箱形状に形成した発生器本体50を備え、該発生器本
体50の上方には横長円筒状の分離器51を設け、該分
離器51の内部空間と前記発生器本体50の上部空間と
を連絡管52を介して連通させる一方、前記発生器本体
50内の上部及び下部にそれぞれ上下仕切板53・54
を設け、前記発生器本体50内における前記下部仕切板
54で仕切られた下部空間を稀溶液チャンバーS1と
し、また前記上部仕切板53で仕切られた上部空間を中
間溶液チャンバーS2とし、前記発生器本体50の下部
には、図6に示したように前記稀溶液チャンバーS1に
開口する稀溶液入口55を設けている。
【0033】また、前記分離器51の上部には前記冷媒
蒸気管8に接続する冷媒出口7を、また、下部には前記
中間溶液管11に接続する溶液出口9をそれぞれ設ける
と共に、該分離器51内の中央上部にエリミネータ5
6、また該分離器51内の下部側方には前記連絡管52
と前記溶液出口9とを仕切る縦壁57を設けて、該縦壁
57により前記分離器51内における中間溶液の液面高
さを一定に保つようにしている。また、前記分離器51
の下部と前記発生器本体50との下部との間に中間溶液
戻り通路61を設けると共に、前記分離器51の側部に
は液面制御器62を取付けている。一方、前記発生器本
体50の長さ方向一側部には、送風機71とガスバーナ
ー22とをもった燃焼器72を取付け、該バーナー22
の炎口73を前記発生器本体50における前記上下仕切
板53・54間に開口させて、前記バーナー22の燃焼
炎が前記両仕切板53・54間の中間において前記発生
器本体50の長手方向に噴き出るようにしている。ま
た、前記発生器本体50内における前記上下仕切板53
・54間には、多数の液管80を互いに密に並列配置し
て、この配列により、前記発生器本体50内における前
記上下仕切板53・54間で仕切られた空間内に、前記
バーナー22の燃焼室21と該燃焼室21に連通する排
ガス通路23とを画成している。
【0034】即ち、図6に示すように、前記燃焼室21
の両側部を画成する側部液管列L1−1と前記バーナー
22の前記炎口73に対向して前記燃焼室21の前部を
画成する前部液管列L1−2とから成る平面視コ字とし
た第1液管列L1により、前記上下仕切板53・54間
に前記燃焼室21を形成すると共に、前記側部液管列L
1−1の外側に、多数の液管80を密に配列した第2液
管列L2を設けて、この第2液管列L2と前記各側部液
管列L1−1との間に第1排ガス通路R1を、また、前
記第2液管列L2と前記発生器本体50の側壁との間に
第2排ガス通路R2を設ける一方、前記第1液管列L1
の前部液管列L1−2の背面側に複数の液管80を密に
配列した第3液管列L3を設けて、前記第2排ガス通路
R2から分岐して流れる二つの第3排ガス通路R3設
け、これら第1及び第2排ガス通路R1、R2と第3排
ガス通路R3とにより、前記燃焼室21から前記第1液
管列L1の前部液管列L1−1の外側方であって、前記
バーナー22の炎口に対向する位置に設ける排ガス出口
58に至る排ガス通路23を形成するのである。尚、各
液管80間にはスペーサ81を介装し隙間を閉鎖してい
る。
【0035】しかして、第1及び第2液管列L1、L2
を構成する各液管80を前記稀溶液チャンバーS1及び
中間溶液チャンバーS2に連通させ、第1及び第2液管
列L1、L2を通過する稀溶液を加熱することにより、
冷媒蒸気及び中間溶液の必要量がほぼ得られるようにす
る一方、前記第3液管列L3を構成する各液管80の上
端部を前記中間溶液チャンバーS2に開口すると共に、
下端部を連通管60を介して互いに連通させて、この連
通管60の入口60aを図1に示した前記分岐管27の
先端部に接続し、該分岐管27から前記連通管60を経
て各第3液管列L3を構成する各液管80を流れる稀溶
液により、前記燃焼室21から前記排ガス通路23を経
て前記排ガス出口58へ流れる排ガスの熱を回収できる
ようにするのである。
【0036】以上のように液管80を用いて前記燃焼室
21及び排ガス通路23を画成した前記高温発生器1を
用いる場合、前記稀溶液入口55から前記稀溶液チャン
バーS1に流入する稀溶液は、前記第1及び第2液管列
L1、L2を構成する液管80を通って前記中間溶液チ
ャンバーS2に流入するのであるが、前記第1液管列L
1を構成する液管80を通過する稀溶液は、前記バーナ
ー22の燃焼炎により、また、前記第2液管列L2を構
成する液管80を通過する稀溶液は、前記第1及び前記
第2排ガス通路R1、R2を通る燃焼ガスによりそれぞ
れ加熱されると共に、前記第3液管列L3を構成する液
管80を前記連通管60から前記中間溶液チャンバーS
2へ通過する稀溶液も、前記排ガス通路23から前記排
ガス出口58へ流れる排ガスにより加熱されるのであ
り、また、前記バーナー22の燃焼により発生する冷媒
蒸気は、前記分離器51の前記エリミネータ56を通過
し、前記冷媒出口7を経て前記冷媒蒸気管8に流入する
一方、冷媒蒸気の発生により濃縮された中間溶液は前記
分離器51の前記縦壁57をオーバーフローし前記溶液
出口9から中間溶液管11に流入するのである。
【0037】このように、多数の液管80により前記燃
焼室21及び排ガス通路23を画成することにより、前
記稀溶液チャンバーS1から前記中間溶液チャンバーS
2へ流れる稀溶液を第1及び第2液管列L1、L2を構
成する液管80で効率よく加熱することができると共
に、前記第3液管列L3を構成する液管80を通過する
稀溶液は、前記排ガス通路23から前記排ガス出口58
へ流れる排ガスにより加熱され、この加熱によって排ガ
スの熱を回収できるのである。尚、排ガスの熱回収で冷
媒蒸気を発生し、中間濃度になる中間溶液は、前記中間
溶液チャンバーS2へ流入するし、また、前記稀溶液へ
の排ガスの熱回収により、前記排ガス出口58から排出
される排ガスの温度は、前記第3液管列L3を設けない
ときに比較して低温になる。
【0038】以上のように、前記溶液ポンプ19により
前記分岐管27から前記第3液管列L3の各液管80に
流す稀溶液により、前記排ガス出口58へ流出する排ガ
スの熱を回収できるのであって、この熱回収により燃焼
効率を向上でき、吸収式冷凍機のCOPを向上させるこ
とができるし、しかも、前記第3液管列L3の各液管8
0で排ガスの熱を回収することができるから、特別な熱
回収装置を用いなくとも熱回収を有効に行えるのであっ
て、前記高温発生器1を大形にすることなく排ガスの熱
回収を行うことができる。
【0039】また、図5〜図7では、前記第3液管列L
3を構成する各液管80の上端部を前記中間溶液チャン
バーS2に開口する一方、下端部を前記分岐管27に連
通させたが逆にしてもよい。即ち、前記第3液管列L3
を構成する各液管80の上端部を前記分岐管27に連通
させると共に、下端部を前記稀溶液チャンバーS1に開
口させてもよい。更に、図4と同様に前記冷媒蒸気管8
における前記低温発生器1Aの出口側から分岐する前記
冷媒戻し管29に連通させ、前記低温発生器1Aから前
記冷媒戻し管29に流入する冷媒が前記第3液管列L3
を構成する液管80を通過するようにしてもよい。
【0040】更に、以上の説明では、前記第3液管列L
3を構成する液管80を前記分岐管27や前記冷媒戻し
管29に連通させたが、前記第3液管列L3を構成する
液管80の他に、前記第1液管列L1を構成する前記側
部液管列L1−1と共に前記第1排ガス通路R1を画成
する前記第2液管列L2を構成する液管80の一部を、
前記分岐管27や前記冷媒戻し管29に連通させてもよ
いし、全部を連通させてもよい。また、この場合前記分
岐管27や前記冷媒戻し管29に連通させた液管80の
出口側は前記中間溶液チャンバーS2に開口させてもよ
いし、また前記稀溶液チャンバーS1に開口させてもよ
い。換言すると、前記排ガス通路23を画成する液管8
0の一部又は全部を通過する稀溶液又は冷媒により排ガ
スの熱を回収するようにしてもよいのである。
【0041】尚、図5〜図7に示した実施例では、2重
効用吸収式冷凍機に適用したもので前記発生器本体50
内の上部に上仕切板53を設けて前記中間溶液チャンバ
ーS2を形成したが、前記低温発生器1Aを設けない単
効用の吸収式冷凍機に適用してもよい。この場合、前記
中間溶液チャンバーS2が濃溶液で満たされる濃溶液チ
ャンバーとなるのである。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、排ガス
の熱回収を有効に行うことができ、また、稀溶液により
排ガスの熱を回収することにより、前記排ガス温度を有
効に低下させられ、排ガスの熱を回収しない場合に比較
して燃焼効率を向上でき、また、熱を回収しただけ吸収
式冷凍機のエネルギー効率を向上させることができる。
【0043】
【0044】更に、バーナー22をもった発生器1、凝
縮器2、蒸発器4、吸収器5及び溶液ポンプ19を備
え、該ポンプ19により前記吸収器5から稀溶液を前記
発生器1に戻し、前記バーナー22の燃焼により前記発
生器1に戻った稀溶液から冷媒蒸気を発生させる吸収式
冷凍機において、前記発生器1は、下部に稀溶液チャン
バーS1を設けると共に、該チャンバーS1に連通する
多数の液管80を配列して燃焼室21と排ガス通路23
とを画成し、かつ、前記液管列の上部に濃溶液又は中間
溶液チャンバーS2を形成して、この濃溶液又は中間溶
液チャンバーS2に溶液出口9と冷媒出口7とを連通さ
せる一方、前記液管80のうち、排ガス通路23を画成
する液管80の全部又は1部の入口側を、前記溶液ポン
プ19の吐出側に接続して、前記溶液ポンプ19から吐
出される稀溶液を流入させると共に、出口側を前記濃溶
液又は中間溶液チャンバーS2と稀溶液チャンバーS1
との少なくとも一方に開口させた場合、前記燃焼室21
を画成する液管80により該液管80を通過する稀溶液
を効率よく加熱でき、冷媒蒸気の発生効率を向上できな
がら、しかも、前記溶液ポンプ19から吐出される稀溶
液が前記排ガス通路23を画成する液管80の全部又は
1部を通過するから、この稀溶液により前記排ガス通路
23の排ガスの熱を有効に回収することができ、その上
前記排ガス通路23を画成する液管80を利用して熱回
収するのであるから、特別に熱回収装置を設ける場合に
比較して発生器の小形化が可能となる。
【0045】また、バーナー22をもった高温発生器1
及び低温発生器1Aをもち、前記高温発生器1から前記
低温発生器1Aに導く中間溶液からも冷媒蒸気を発生さ
せる2重効用式の冷凍機において、前記高温発生器1
は、下部に稀溶液チャンバーS1を設けると共に、該チ
ャンバーS1に連通する多数の液管80を配列して燃焼
室21と排ガス通路23とを画成し、かつ、前記液管列
の上部に濃溶液又は中間溶液チャンバーS2を形成し
て、この濃溶液又は中間溶液チャンバーS2に溶液出口
9と冷媒出口7とを連通させる一方、前記液管80のう
ち、排ガス通路23を画成する液管80の全部又は1部
の入口側を、前記低温発生器1Aの出口側に接続して、
前記液管80に前記低温発生器1Aで凝縮した冷媒の1
部を流入させると共に、出口側を前記高温発生器1の冷
媒蒸気域又は冷媒蒸気域に接続する冷媒蒸気管8に開口
させる場合、前記低温発生器1Aで凝縮した冷媒に熱回
収をさせられるのであって、稀溶液に熱回収する場合と
同様、稀溶液の加熱効率を向上でき、かつ、発生器を小
形化できながら排ガスの熱回収による燃焼効率の向上が
図れると共に、エネルギー効率を向上できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吸収式冷凍機の配管系統図である。
【図2】第2実施例を示す配管系統図である。
【図3】図1の対比例を示す配管系統図である。
【図4】第3実施例を示す配管系統図である。
【図5】高温発生器の一部切欠側面図である。
【図6】図5におけるX−X線断面図である。
【図7】図5におけるY−Y線断面図である。
【図8】排ガス温度上昇に応じて変化する燃焼効率を示
すグラフである。
【図9】従来例を示す配管系統図である。
【符号の説明】
1 (高温)発生器 1A 低温発生器 2 凝縮器 4 蒸発器 5 吸収器 7 冷媒出口 8 冷媒蒸気管 9 溶液出口 19 溶液ポンプ 20 稀溶液管 21 燃焼室 22 バーナー 23 排ガス通路 25 熱交換チューブ 26 排ガス熱回収装置 29 冷媒戻し管 S1 稀溶液チャンバー S2 中間(濃)溶液チャンバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F25B 15/00 303 F25B 15/00 306 F25B 33/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーナー22をもった発生器1、凝縮器
    2、蒸発器4、吸収器5及び溶液ポンプ19を備え、該
    ポンプ19により前記吸収器5から稀溶液を前記蒸発器
    1に戻し、前記バーナー22の燃焼により前記発生器1
    に戻った稀溶液から冷媒蒸気を発生させる吸収式冷凍機
    であって、前記発生器1に、前記バーナー22の排ガス
    から熱を回収する熱交換チューブ25をもつ排ガス熱回
    収装置26を設け、この排ガス熱回収装置26の熱交換
    チューブ25における入口側を前記溶液ポンプ19の吐
    出側に接続して、前記溶液ポンプ19から吐出される稀
    溶液の一部を分岐させて流入させると共に、前記熱交換
    チューブ25の出口側を前記発生器1に開口させ、か
    つ、前記熱交換チューブ25の出口側における溶液の出
    口温度が前記発生器1の入口側における溶液の入口温度
    より高くなるように前記熱交換チューブ25に流す稀溶
    液の流量を調節する制御手段を設けたことを特徴とする
    吸収式冷凍機。
  2. 【請求項2】 バーナー22をもった発生器1、凝縮器
    2、蒸発器4、吸収器5及び溶液ポンプ19を備え、該
    ポンプ19により前記吸収器5から稀溶液を前記蒸発器
    1に戻し、前記バーナー22の燃焼により前記発生器1
    に戻った稀溶液から冷媒蒸気を発生させる吸収式冷凍機
    であって、前記発生器1は、下部に稀溶液チャンバーS
    1を設けると共に、該チャンバーS1に連通する多数の
    液管80を配列して燃焼室21と排ガス通路23とを画
    成し、かつ、前記液管列の上部に濃溶液又は中間溶液チ
    ャンバーS2を形成して、この濃溶液又は中間溶液チャ
    ンバーS2に溶液出口9と冷媒出口7とを連通させる一
    方、前記液管80のうち、排ガス通路23を画成する液
    管80の全部又は1部の入口側を、前記溶液ポンプ19
    の吐出側に接続して、前記溶液ポンプ19から吐出され
    る稀溶液を流入させると共に、出口側を前記濃溶液又は
    中間溶液チャンバーS2と稀溶液チャンバーS1との少
    なくとも一方に開口させていることを特徴とする吸収式
    冷凍機。
  3. 【請求項3】 バーナー22をもった高温発生器1、低
    温発生器1A、凝縮器2、蒸発器4、吸収器5及び溶液
    ポンプ19を備え、該ポンプ19により前記吸収器5か
    ら稀溶液を前記高温蒸発器1に戻し、前記バーナー22
    の燃焼により前記高温発生器1に戻った稀溶液から冷媒
    蒸気を発生させると共に、該高温発生器1の冷媒蒸気を
    前記低温発生器1Aに流し、前記冷媒蒸気による加熱に
    より前記高温発生器1から導く中間溶液から冷媒蒸気を
    発生させる2重効用式の吸収式冷凍機であって、前記高
    温発生器1は、下部に稀溶液チャンバーS1を設けると
    共に、該チャンバーS1に連通する多数の液管80を配
    列して燃焼室21と排ガス通路23とを画成し、かつ、
    前記液管列の上部に濃溶液又は中間溶液チャンバーS2
    を形成して、この濃溶液又は中間溶液チャンバーS2に
    溶液出口9と冷媒出口7とを連通させる一方、前記液管
    80のうち、排ガス通路23を画成する液管80の全部
    又は1部の入口側を、前記低温発生器1Aの出口側に接
    続して、前記液管80に前記低温発生器1Aで凝縮した
    冷媒の1部を流入させると共に、出口側を前記高温発生
    器1の冷媒蒸気域又は冷媒蒸気域に接続する冷媒蒸気管
    8に開口させていることを特徴とする2重効用式の吸収
    式冷凍機。
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