JP2000249423A - 吸収冷凍機 - Google Patents

吸収冷凍機

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JP2000249423A
JP2000249423A JP11081701A JP8170199A JP2000249423A JP 2000249423 A JP2000249423 A JP 2000249423A JP 11081701 A JP11081701 A JP 11081701A JP 8170199 A JP8170199 A JP 8170199A JP 2000249423 A JP2000249423 A JP 2000249423A
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boiler
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temperature heat
absorption
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Shuzo Takahata
修蔵 高畠
Kunihiko Nakajima
邦彦 中島
Osamu Oishi
修 大石
Kenichi Saito
健一 斉藤
Masuomi Ota
益臣 大田
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Kawasaki Thermal Engineering Co Ltd
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/62Absorption based systems

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボイラの機能を充分に活用して冷房出力当た
りの燃料消費量の低減化および省エネルギー化を図ると
ともに、吸収冷凍機全体のコンパクト化および簡易な取
り扱いを可能とし得る吸収冷凍機を提供する。 【解決手段】 吸収液を、吸収器1から順に低温熱交換
器3、低温再生器4、高温熱交換器6、蒸気加熱式高温
再生器7、前記高温熱交換器6および低温熱交換器3を
経て前記吸収器1に戻るよう循環させる蒸気式吸収冷凍
機において、前記高温再生器7と高温熱交換器6との間
に介装されて吸収液を加熱濃縮する溶液濃縮ボイラ10
と、前記高温再生器7からの濃吸収液の一部または全て
を抽出して前記溶液濃縮ボイラに供給するポンプ13と
を備え、前記溶液濃縮ボイラ10は加熱濃縮した吸収液
を前記高温熱交換器6の加熱側に戻すよう前記高温熱交
換器6と接続される一方、前記溶液濃縮ボイラ10にお
いて吸収液から蒸発した冷媒蒸気を前記高温再生器7に
対し加熱源として供給するよう前記高温再生器7と接続
されているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は吸収冷凍機に関す
る。さらに詳しくは、いわゆるリバースサイクル形の蒸
気式二重効用吸収冷凍機に対し、溶液濃縮ボイラを組み
合わせて一体化した吸収冷凍機に関する。ここに、吸収
冷凍機には吸収冷温水機も含むものとする。
【0002】
【従来の技術】従来より、蒸気式二重効用吸収冷凍機と
して、図7に例示したようなものが知られている。この
ものは、吸収液が吸収器aから低温再生器cを経て高温
再生器eに流されるというリバースサイクルを構成して
いる。このものにおける吸収サイクルを説明すると、ま
ず、吸収器aで多量の冷媒蒸気を吸収して濃度が薄めら
れた吸収液(稀吸収液)が吸収器aから低温熱交換器b
に送給され、この低温熱交換器bにより加熱された後に
低温再生器cに送給される。前記稀吸収液は、この低温
再生器cにおいて低温再生され、吸収している冷媒の一
部を放出し濃度がその分高くなって中間濃度の吸収液
(中間吸収液)となる。次に、この中間吸収液は、低温
再生器cから高温熱交換器dに送給され、この高温熱交
換器dにより加熱された後に高温再生器eに送給され
る。
【0003】前記中間吸収液は、この高温再生器eにお
いて高温再生され、吸収している冷媒の一部を放出し濃
度がさらに高くなって高濃度の吸収液(濃吸収液)とな
る。そして、この濃吸収液が前記高温熱交換器dの加熱
側に対し前記中間吸収液を加熱する加熱源として戻さ
れ、さらに、低温熱交換器bの加熱側に対し前記稀吸収
液を加熱する加熱源として戻された後、前記吸収器aに
帰還される。この帰還された濃吸収液は吸収器aにおい
て散布され、冷却水により冷却されながら再び冷媒蒸気
を吸収して前記稀吸収液となる。
【0004】このような蒸気式二重効用吸収冷凍機にお
いては、前記高温再生器eには蒸気ボイラfから高温の
蒸気が加熱源として供給されるようになっており、この
蒸気により中間吸収液が加熱されて吸収していた冷媒を
放出するようにされ、この放出された冷媒蒸気は、低温
再生器cに対しこの低温再生器cでの加熱源として利用
された後、凝縮器gに戻されて凝縮される。
【0005】ところが、かかる蒸気ボイラfを組合わせ
た蒸気式吸収冷凍機においては、以下のような不都合が
ある。
【0006】蒸気ボイラfはそれ自体が大型であり吸収
冷凍機全体の大型化を招くことになる。しかも、その蒸
気ボイラfを運転させるには吸収冷凍機の系とは別の系
の給水、加熱後の蒸気ドレンの回収、および薬品の注入
等が必要になるなど省エネルギーの要請に反する上に、
それらのための付随設備が必要になり前記の大型化を助
長している。しかるに、前記蒸気ボイラfが吸収冷凍機
に対し貢献するのは単に加熱源を供給するという役割を
のみ果たすに止まっており、蒸気ボイラfでの燃焼のた
めの燃料消費に見合う効果を充分に得ているとは言い難
い。その上、法規制上も、取り扱い者として所定の有資
格者や検査等が必要になるという煩わしさを伴うものと
なる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来技
術の課題に鑑みなされたものであって、ボイラの機能を
充分に活用して冷房出力当たりの燃料消費量の低減およ
び省エネルギーを図るとともに、吸収冷凍機全体のコン
パクト化および簡易な取り扱いを可能とし得る吸収冷凍
機を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の吸収冷凍機は、
吸収液を、吸収器から順に低温熱交換器、低温再生器、
高温熱交換器、蒸気加熱式高温再生器、前記高温熱交換
器および低温熱交換器を経て前記吸収器に戻るよう循環
させる蒸気式吸収冷凍機において、前記高温再生器と高
温熱交換器との間に介装されて吸収液を加熱濃縮する溶
液濃縮ボイラと、前記高温再生器からの濃吸収液の一部
または全てを抽出して前記溶液濃縮ボイラに供給する供
給手段とを備え、前記溶液濃縮ボイラは加熱濃縮した吸
収液を前記高温熱交換器の加熱側に戻すよう前記高温熱
交換器と接続される一方、前記溶液濃縮ボイラにおいて
吸収液から蒸発した冷媒蒸気を前記高温再生器に対し加
熱源として供給するよう前記高温再生器と接続されてい
ることを特徴とする。
【0009】本発明の吸収冷凍機においては、溶液濃縮
ボイラの出口側から高温熱交換器に戻される戻し吸収液
を加熱源とする第1熱交換器を備え、高温再生器から供
給される供給吸収液が、前記溶液濃縮ボイラへの導入前
に前記第1熱交換器において前記戻し吸収液との間で互
いに熱交換されるように構成されていてもよい。
【0010】また、本発明の吸収冷凍機においては、溶
液濃縮ボイラの燃焼排ガスを加熱源とする第2熱交換器
を備え、高温再生器から供給される供給吸収液が前記溶
液濃縮ボイラへの導入前に前記第2熱交換器において前
記燃焼排ガスと互いに熱交換されるよう構成されていて
もよい。
【0011】さらに、本発明の吸収冷凍機においては、
第2熱交換器は溶液濃縮ボイラに付設されたエコノマイ
ザであり、供給吸収液は前記エコノマイザに対し貫流さ
れるように構成されていてもよい。
【0012】さらにまた、本発明の吸収冷凍機において
は、低温熱交換器から低温再生器までの間であって吸収
液の低温再生器への入口側、および/または高温熱交換
器から高温再生器までの間であって吸収液の高温再生器
への入口側に、溶液濃縮ボイラの燃焼排ガスを加熱源と
する補助再生器が付設されていてもよい。
【0013】さらにまた、本発明の吸収冷凍機において
は、低温再生器の冷媒ドレンを加熱源とする、稀吸収液
を加熱する第3熱交換器が、低温熱交換器にパラレルに
または低温熱交換器の吸収液の出口側にシリーズに配設
されていてもよい。
【0014】さらにまた、本発明の吸収冷凍機において
は、高温再生器の冷媒ドレンを加熱源とする、中間吸収
液を加熱する第4熱交換器が、高温熱交換器にパラレル
にまたは高温熱交換器の吸収液の出口側にシリーズに配
設されていてもよい。
【0015】さらにまた、本発明の吸収冷凍機において
は、吸収液の一部を中間液供給手段の手前側から高温熱
交換器と低温熱交換器との間の吸収液戻りラインにバイ
パスさせられていてもよい。
【0016】さらにまた、本発明の吸収冷凍機において
は、吸収器と蒸発器との組合せを複数個設け、冷水、冷
却水および吸収液を、前記複数個の組合せにシリーズに
供給してもよく、あるいは吸収器と蒸発器との組合せを
複数個設け、冷水および吸収液を前記複数個の組合せに
シリーズに供給し、冷却水を前記複数個の組合せにパラ
レルに供給してもよい。
【0017】さらにまた、本発明の吸収冷凍機において
は、冷却水が凝縮器から吸収器へ流されてもよい。
【0018】なお、本発明の吸収冷凍機においては、溶
液濃縮ボイラが貫流ボイラであるのが好ましい。
【0019】
【作用】本発明の吸収冷凍機は、前記の如く構成されて
いるので、ボイラに特段の給水設備を設ける必要がない
とともに、蒸気ドレンの回収も不要となる。また、その
ため薬注設備なども不要となるので、ボイラが小型化さ
れる。その結果、吸収冷凍機にボイラを一体化できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施形態に基づい
て説明するが、本発明はかかる実施形態のみに限定され
るものではない。
【0021】本発明は、ボイラに対し給水する代わりに
吸収液を供給し、そのボイラを吸収液の濃縮に直接利用
して冷房出力当たりの燃料消費量の低減化を図る一方、
その結果として放出される冷媒蒸気を高温再生器等の加
熱源として利用することを基本とするものである。
【0022】具体的には、本発明は、吸収液を、吸収器
から順に低温熱交換器、低温再生器、高温熱交換器、蒸
気加熱式高温再生器、前記高温熱交換器および低温熱交
換器を経て前記吸収器に戻るよう循環させる蒸気式吸収
冷凍機を前提とし、前記高温再生器と高温熱交換器との
間に介装されて吸収液を加熱濃縮する溶液濃縮ボイラ
と、前記高温再生器からの濃吸収液の一部または全てを
抽出して前記溶液濃縮ボイラに供給する供給手段、例え
ばポンプとを備えるものであって、前記溶液濃縮ボイラ
を、加熱濃縮した吸収液を前記高温熱交換器の加熱側に
戻すよう前記高温熱交換器と接続する一方、前記溶液濃
縮ボイラにおいて吸収液から蒸発した冷媒蒸気を前記高
温再生器に対し加熱源として供給するよう前記高温再生
器と接続してなるものである。
【0023】ここで、「溶液濃縮ボイラ」としては、燃
料の燃焼により濃吸収液を加熱させる機能、その加熱に
より吸収している冷媒を冷媒蒸気として放出させる機
能、および濃吸収液の加熱の際の内圧に耐えうる機能を
備えるものであればよい。
【0024】本発明の場合には、高温再生器により高温
再生されて中間吸収液からさらに濃縮された濃吸収液が
ポンプにより溶液濃縮ボイラに対し送給され、この溶液
濃縮ボイラによってより一層濃縮される。そして、この
高濃縮された吸収液、つまり高加熱された吸収液が高温
熱交換器の加熱源、ついで低温熱交換器の加熱源として
戻されることになる。その一方、前記溶液濃縮ボイラに
おいては、吸収液の濃縮の際に冷媒が冷媒蒸気として放
出され、その冷媒蒸気が前記高温再生器の加熱源として
供給されることになる。その結果、高温再生器での高温
再生もより効率的に行われることになる。
【0025】このように、吸収冷凍機に対し溶液濃縮ボ
イラを組合わせることにより、全体として冷房出力当た
りの燃料消費量の可及的な低減化が図られると同時に、
省エネルギー・省資源も図ることが可能になる。このよ
うな作用は、定性的には、溶液濃縮ボイラに対し供給さ
れる、高温再生器からの濃吸収液の量の大小の如何に拘
わらず得ることができる。
【0026】その上、本発明では、従来の蒸気ボイラの
如く給水、薬品注入および蒸気ドレン回収等が不要にな
るため、それらに対応する設備も不要になり吸収冷凍機
全体のコンパクト化が図られる上に、それらに要するエ
ネルギーも不要となってより大きな省エネルギー・省資
源が図られる。
【0027】また、本発明においては、熱効率の向上を
図る点、主として溶液濃縮ボイラのボイラ効率向上を図
る点より、以下の構成を付加してもよい。
【0028】すなわち、溶液濃縮ボイラに対し高温再生
器から供給される供給吸収液と、前記溶液濃縮ボイラか
ら高温熱交換器に戻される戻し吸収液との間で互いに熱
交換させる第1熱交換器を備えるようにしてもよい。こ
の場合には、第1熱交換器において高加熱された戻し吸
収液からの熱を受けて供給吸収液が昇温され、この昇温
された供給吸収液が溶液濃縮ボイラに対し導入されるこ
とになるため、前記熱交換器のない場合と比べボイラ効
率の増大化が図られることになる。また、前記溶液濃縮
ボイラに対し高温再生器から供給される供給吸収液と、
前記溶液濃縮ボイラから排出される燃焼排ガスとの間で
互いに熱交換させる第2熱交換器を備えるようにしても
よい。
【0029】この第2熱交換器としては、例えば溶液濃
縮ボイラに付設したエコノマイザにより構成し、このエ
コノマイザに対し前記供給吸収液を貫流させるようにす
ればよい。このような第2熱交換器を設けた場合にも、
第2熱交換器において昇温された状態の供給吸収液が溶
液濃縮ボイラに導入されることになるため、前記第2熱
交換器のない場合と比べボイラ効率の増大化が図られる
ことになる。その上、この場合には、前記供給吸収液の
昇温が溶液濃縮ボイラ自身の燃焼排ガスを熱源として行
われるため、省エネルギーおよび省資源も図ることが可
能になる。
【0030】さらに、主として省エネルギーの観点より
以下の構成を付加してもよい。
【0031】その第1として、低温熱交換器から低温再
生器までの間であって吸収液の低温再生器への入口側の
位置、および/または高温熱交換器から高温再生器まで
の間であって吸収液の高温再生器への入口側の位置に、
溶液濃縮ボイラの燃焼排ガスを加熱源とする補助再生器
(熱交換器)を付設してもよい。この場合には、外部か
ら加熱する必要のある冷房出力当たりの加熱熱量の一部
を燃焼排ガスにより賄えるため、前記加熱熱量を前記補
助再生器のない場合に比べ低減化することが可能にな
り、省エネルギーが図られる。
【0032】その第2として、低温再生器の冷媒ドレン
を加熱源とする、稀吸収液を加熱する第3熱交換器が、
低温熱交換器にパラレルにまたは低温熱交換器の稀吸収
液の出口側にシリーズに付設されてもよい。この場合に
は、外部から加熱する必要のある冷房出力当たりの加熱
熱量の一部を冷媒ドレンにより賄えるため、前記加熱熱
量を前記第3熱交換器のない場合に比べ低減することが
可能になり、省エネルギーが図られる。
【0033】その第3として、高温再生器の冷媒ドレン
を加熱源とする、中間吸収液を加熱する第4熱交換器
が、高温熱交換器にパラレルにまたは高温熱交換器の中
間吸収液の出口側にシリーズに付設されてもよい。この
場合には、外部から加熱する必要のある冷房出力当たり
の加熱熱量の一部を冷媒ドレンにより賄えるため、前記
加熱熱量を前記第4熱交換器のない場合に比べ低減する
ことが可能になり、省エネルギーが図られる。
【0034】その第4として、中間吸収液の一部を中間
液ポンプ(中間液供給手段)の手前側から高温熱交換器
と低温熱交換器との間の吸収液戻りラインにバイパスさ
せてもよい。この場合には、より高温側へ供給される臭
化リチウム量を減少させることができるので、高温側で
発生する熱損失量が低減されて熱効率の向上が図られる
とともに、稀液ポンプのキャビテーション防止および騒
音の低下も達成される。
【0035】その第5として、吸収器と蒸発器との組合
せを複数個設け、冷水、冷却水および吸収液を、前記複
数個の組合せにシリーズに供給してもよく、あるいは吸
収器と蒸発器との組合せを複数個設け、冷水および吸収
液を前記複数個の組合せにシリーズに供給し、冷却水を
前記複数個の組合せにパラレルに供給してもよい。この
場合には、吸収器の器内圧力および蒸発器の器内圧力を
グループ毎に段階的に変えることができ、それにより従
来以上に希薄な吸収液濃度領域における利用が可能とな
り、効率が向上するとともに高温再生器および熱交換器
を大幅に小型化できる。その結果、吸収冷凍機の小型化
が達成される。
【0036】その第6として、冷却水が凝縮器から吸収
器へ流されてもよい。この場合には、複数個の再生器を
有する吸収冷凍機の欠点である高温再生系、あるいはボ
イラ系における温度上昇および圧力上昇を比較的小さく
抑えることができる。すなわち、凝縮器の温度および圧
力が低下し、それにより低温再生器の温度が下がり、そ
れにより高温再生器の温度が下がり、それによりボイラ
系の温度および圧力が下がる。
【0037】なお、本発明においては取り扱いの簡易化
の観点より、前記の溶液濃縮ボイラとして貫流ボイラを
用いるようにしてもよい。この場合には、ボイラ内での
吸収液保有量が低減されるため、吸収液の全体量の低減
化が図られ、これに伴い、吸収液のリチウムが高価であ
るためコストの低減化をも図ることが可能になる。さら
に、伝熱面積が10m2以下の場合には小型ボイラ、5
2以下の場合には簡易ボイラとされるため、取り扱い
に際し資格者および設置許可がそれぞれ不要となる上
に、検査等の規制が緩和されることになる。
【0038】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら本発明を実施
例に基づいて説明するが、本発明はかかる実施例のみに
限定されるものではない。
【0039】実施例1 本発明の実施例1に係る吸収冷凍機を図1に示す。この
実施例1は、吸収器1、ポンプ(稀液ポンプ)2、低温
熱交換器3、低温再生器4、ポンプ(中間液ポンプ)
5、高温熱交換器6、高温再生器7、凝縮器8および蒸
発器9からなるリバースサイクル式の二重効用吸収冷凍
機に対し、溶液濃縮ボイラとしての貫流ボイラ10を組
み合わせたものである。すなわち、この実施例1は、前
記二重効用吸収冷凍機と、溶液濃縮ボイラ10とを吸収
液による冷凍サイクルの中に組み込んだ状態で一体化し
たものである。そして、この実施例1では、前記溶液濃
縮ボイラ10に加え、補助再生器11,12、ポンプ
(濃液ポンプ)13、第1熱交換器としての付加熱交換
器14、および、第2熱交換器としてのエコノマイザ1
5等を付加している。なお、図1において実線に付した
矢印は吸収液もしくは冷媒の流れ方向を示し、破線に付
した矢印は冷媒蒸気の流れ方向を示す。
【0040】吸収液の循環サイクルについて順に説明す
ると、まず、吸収器1で多量の冷媒蒸気を吸収して濃度
が薄められた稀吸収液が、稀液ポンプ2によって吸収器
1から低温熱交換器3に送給され、この低温熱交換器3
により加熱された後に低温再生器4に送給される。この
稀吸収液は、低温再生器4に導入される前に、後述する
補助再生器11によってさらに加熱され、この加熱され
た状態で前記低温再生器4内に導入されるようになって
いる。そして、前記稀吸収液は、この低温再生器4にお
いて低温再生され、吸収している冷媒の一部を放出し濃
度がその分高くなって中間濃度の中間吸収液となる。
【0041】次に、この中間吸収液は、低温再生器4か
ら中間吸収液ポンプ5によって高温熱交換器6に送給さ
れ、この高温熱交換器6により加熱された後に高温再生
器7に送給される。前記中間吸収液は、高温再生器7に
導入される前に、前記低温再生器4への導入前の場合と
同様に、補助再生器12によってさらに加熱され、この
加熱された状態で前記高温再生器7内に導入されるよう
になっている。前記中間吸収液は、この高温再生器7に
おいて高温再生され、吸収している冷媒の一部を放出し
濃度がさらに高くなって高濃度の濃吸収液となる。
【0042】さらに、この濃吸収液は、高温再生器7か
ら濃液ポンプ13によって貫流ボイラ10に送給され、
この貫流ボイラ10によりさらに加熱されて吸収してい
る冷媒が冷媒蒸気として放出され、より一層濃縮された
高濃吸収液になる。
【0043】ここで、前記濃吸収液は、前記貫流ボイラ
10に導入される前に、まず付加熱交換器14により加
熱され、次にエコノマイザ15により加熱されるように
されている。すなわち、前記付加熱交換器14では、前
記濃吸収液ポンプ13により送給される濃吸収液が前記
貫流ボイラ10により濃縮された後に、前記高温熱交換
器6に戻される高濃吸収液と熱交換されて加熱されるこ
とになる。また、前記エコノマイザ15では、前記付加
熱交換器14により加熱された濃吸収液が、貫流ボイラ
10から排出される燃焼排ガスと熱交換されてさらに加
熱されることになる。
【0044】前記貫流ボイラ10により高濃縮された高
濃吸収液は前記付加熱交換器14の加熱側に通された
後、まず高温熱交換器6の加熱側に通されて前記中間吸
収液を加熱し、ついで低温熱交換器3の加熱側に通され
て前記稀吸収液を加熱し、しかる後、前記吸収器1に戻
される。この吸収器1においては、戻された高濃吸収液
が散布され冷却水により冷却されることにより、蒸発器
9から供給される冷媒蒸気を多量に吸収して再び稀吸収
液となる。
【0045】一方、前記貫流ボイラ10において蒸発し
た冷媒蒸気は、配管16を通して高温再生器7に対し蒸
気加熱源として送られ、高温再生器7での中間吸収液の
高温再生に利用される。そして、この高温再生器7で利
用された後の冷媒蒸気は配管17に合流される。また、
前記高温再生器7にて放出された冷媒蒸気は、低温再生
器4に対し加熱源として送られることになる。しかし
て、この加熱に利用された冷媒蒸気は配管19に合流し
て凝縮器8に送られ、冷却水により凝縮されて冷媒とな
る。
【0046】前記貫流ボイラ10から排出される燃焼排
ガスは、前記のエコノマイザ15を通された後、二つの
補助再生器11,12に対し加熱源として送られるよう
になっている。この二つの補助再生器11,12に対し
ては、前記燃焼排ガスをまず補助再生器12に、その次
に補助再生器11にというようなシリーズに供給するよ
うにしてもよいし、前記燃焼排ガスを両補助再生器1
1,12に対しパラレルに供給するようにしてもよい。
【0047】実施例2 本発明の実施例2は実施例1を改変したものであって、
図1に一点鎖線で示すように、濃吸収液の一部を貫流ボ
イラ10に送給し、残部を配管18により高温熱交換器
6に加熱側に送給するように分岐させてなるものであ
る。すなわち、配管18により、高温再生器7の出口側
と高温熱交換器6の加熱側の入口側とを連通させてなる
ものである。なお、分岐部の流量制御等は流量制御弁等
の周知の手段を採用すればよい。
【0048】しかして、実施例2はかかる構成を取るこ
とにより、貫流ボイラ側へ供給する臭化リツウム量を減
少させることができるので、ボイラ側で発生する熱損失
量の低減、ひいては加熱量の低減による省エネルギーが
図られるという効果が得られる。
【0049】実施例3 本発明の実施例3は実施例1を改変したものであって、
図2に示すように、低温熱交換器3とパラレルに低温再
生器4からの冷媒ドレンにより稀吸収液を加熱する第2
低温熱交換器21を付設し、かつ、高温熱交換器6とパ
ラレルに高温再生器7からの冷媒ドレンにより中間吸収
液を加熱する第2高温熱交換器31を付設してなるもの
である。
【0050】しかして、実施例3はかかる構成を取るこ
とにより、冷却水による冷却・放熱される冷媒ドレンの
熱を、吸収液の加熱に有効に熱回収し、貫流ボイラでの
加熱量の低減による省エネルギーが図られるという効果
が得られる。
【0051】なお、図示例においては、第2低温熱交換
器21および第2高温熱交換器31は、それぞれ低温熱
交換器3および高温熱交換器6にパラレルに配設されて
いるが、第2低温熱交換器21は低温熱交換器3の稀吸
収液出口側において低温熱交換器3とシリーズに配設さ
れてもよく、また第2高温熱交換器31は高温熱交換器
6の中間液出口側において高温熱交換器6とシリーズに
配設されてもよい。
【0052】実施例4 本発明の実施例4は、図3に示すように、中間吸収液の
一部を中間液ポンプ5により高温再生器7に送給し、残
部を中間液ポンプ5の吸込み側手前側より配管41によ
り分岐させて低温熱交換器3の加熱側に直接送給するよ
うにしてなるものである。すなわち、配管41により中
間液ポンプ5の入口側と低温熱交換器3の加熱側の入口
側とを連通させてなるものである。なお、分岐部の流量
制御は、例えばオリフィス42によりなせばよい。
【0053】しかして、実施例4はかかる構成を取るこ
とにより、高温側へ供給する吸収液量を減少させ、高温
側で発生する熱損失量が低減され熱効率の向上が図られ
るとともに、稀液ポンプのキャビテーション防止も図ら
れるという効果が得られる。
【0054】実施例5 本発明の実施例5は実施例1を改変したものであって、
図4に示すように、吸収器1と蒸発器9との組合せを二
組とし、すなわち吸収器1と蒸発器9を第1吸収1A器
と第1蒸発器9Aとの組からなる第1ブロックAと、第
2吸収器1Bと第2蒸発器9Bとの組からなる第2ブロ
ックBとにより構成し、そして冷水および冷却水を第2
ブロックBから第1ブロックAにシリーズに供給する一
方、高濃吸収液を第1ブロックAから第2ブロックBに
シリーズに供給してなるものである。
【0055】しかして、実施例5はかかる構成を取るこ
とにより、吸収液1内の圧力、蒸発器9内の圧力をブロ
ックごとに段階的に変えることが可能になり、吸収液を
広い濃度範囲で利用できるようになるので、稀薄な濃度
領域まで利用できる範囲が広がり、吸収液循環量の低
減、低温熱源の有効利用が図られるという効果が得られ
る。
【0056】実施例6 本発明の実施例6は実施例5を改変したものであって、
図5に示すように、吸収器1と蒸発器9との組合せを二
組とし、すなわち吸収器1と蒸発器9を第1吸収器1A
と第1蒸発器9Aとの組からなる第1ブロックAと、第
2吸収器1Bと第2蒸発器9Bとの組からなる第2ブロ
ックBとにより構成し、そして冷水を第2ブロックBか
ら第1ブロックAにシリーズに供給し、高濃吸収液を第
1ブロックAから第2ブロックBにシリーズに供給し、
冷却水を第1ブロックAおよび第2ブロックBにパラレ
ルに供給してなるものである。
【0057】しかして、実施例6はかかる構成を取るこ
とにより、吸収液1内の圧力、蒸発器9内の圧力をブロ
ックごとに段階的に変えることが可能になり、吸収液を
広い濃度範囲で利用できるようになるので、稀薄な濃度
領域まで利用できる範囲が広がり、吸収液循環量の低
減、低温熱源の有効利用が図られるというという効果が
得られる。
【0058】実施例7 本発明の実施例7は実施例1を改変したものであって、
図6に示すように、通常とは逆に冷却水を凝縮器8から
吸収器1にシリーズに流すようにしてなるものである。
【0059】しかして、実施例7はかかる構成を取るこ
とにより、凝縮器8へ温度の低い冷却水を先に通すこと
により、凝縮器8の温度、圧力が低下しそれにより低温
再生器4の温度、圧力が下がり、高温再生器7の温度、
圧力が下がりボイラ系の温度、圧力が下げられるので、
吸収液の温度、濃度を低くでき低温熱源の有効利用とい
う効果が得られる。
【0060】以上、本発明を実施形態および実施例に基
づいて説明してきたが、本発明はかかる実施形態および
実施例に限定されるものではなく、種々改変が可能であ
る。例えば、実施例5および実施例6においては、吸収
器1と蒸発器9との組合せは二組とされているが、三組
またはそれ以上とされてもよい。
【0061】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の吸収冷凍
機によれば、吸収冷凍機に対し溶液濃縮ボイラを組み合
わせて一体化することによって、全体として冷房出力当
たりの燃料消費量の可及的な低減を図ることができると
同時に、省エネルギーおよび省資源を図ることができ、
併せて吸収冷凍機全体のコンパクト化をも図ることがで
きるという優れた効果が得られる。
【0062】また、溶液濃縮ボイラに供給吸収液を導入
する際、この供給吸収液に対し、溶液濃縮ボイラでの生
成物(高濃吸収液)を熱源とする第1熱交換器や、溶液
濃縮ボイラからの排出物(燃焼排ガス)を熱源とする第
2熱交換器の一方もしくは双方を備えることにより、ボ
イラ効率の増大化を図ることができる上に、より大きな
省エネルギーおよび省資源も達成されるという優れた効
果も得られる。
【0063】さらに、低温再生器への吸収液入口側位
置、および/または高温再生器への吸収液入口側位置
に、溶液濃縮ボイラからの前記排出物を加熱源とする補
助再生器を付設することにより、外部から加熱する必要
のある冷房出力当たりの加熱熱量を低減させることがで
き、さらに大きな省エネルギーを図ることができるとい
う優れた効果も得られる。
【0064】その上、前記溶液濃縮ボイラとして貫流ボ
イラを用いることにより、吸収冷凍機全体のコンパクト
化および取り扱いの簡易化に加え、吸収液コストの低減
も図ることができるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の概略図である。
【図2】本発明の実施例3の概略図である。
【図3】本発明の実施例4の概略図である。
【図4】本発明の実施例5の要部概略図である。
【図5】本発明の実施例6の要部概略図である。
【図6】本発明の実施例7の概略図である。
【図7】従来の吸収冷凍機の概略図である。
【符号の説明】
1 吸収器 3 低温熱交換器 4 低温再生器 6 高温熱交換器 7 高温再生器 10 貫流ボイラ(溶液濃縮ボイラ) 11,12 補助再生器 13 濃液ポンプ(ポンプ) 14 付加熱交換器(第1熱交換器) 15 エコノマイザ(第2熱交換器)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大石 修 滋賀県草津市青地町1000番地 川重冷熱工 業株式会社内 (72)発明者 斉藤 健一 滋賀県草津市青地町1000番地 川重冷熱工 業株式会社内 (72)発明者 大田 益臣 滋賀県草津市青地町1000番地 川重冷熱工 業株式会社内 Fターム(参考) 3L093 AA01 BB00 BB05 BB12 BB13 BB16 BB21 BB22 BB29 BB37 LL03 MM07

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸収液を、吸収器から順に低温熱交換
    器、低温再生器、高温熱交換器、蒸気加熱式高温再生
    器、前記高温熱交換器および低温熱交換器を経て前記吸
    収器に戻るよう循環させる蒸気式吸収冷凍機において、 前記高温再生器と高温熱交換器との間に介装されて吸収
    液を加熱濃縮する溶液濃縮ボイラと、前記高温再生器か
    らの濃吸収液の一部または全てを抽出して前記溶液濃縮
    ボイラに供給する供給手段とを備え、 前記溶液濃縮ボイラは、加熱濃縮した吸収液を前記高温
    熱交換器の加熱側に戻すよう前記高温熱交換器と接続さ
    れる一方、前記溶液濃縮ボイラにおいて吸収液から蒸発
    した冷媒蒸気を前記高温再生器に対し加熱源として供給
    するよう前記高温再生器と接続されていることを特徴と
    する吸収冷凍機。
  2. 【請求項2】 溶液濃縮ボイラの出口側から高温熱交換
    器に戻される戻し吸収液を加熱源とする第1熱交換器を
    備え、 高温再生器から供給される供給吸収液が、前記溶液濃縮
    ボイラへの導入前に前記第1熱交換器において前記戻し
    吸収液との間で互いに熱交換されるように構成されてな
    ることを特徴とする請求項1記載の吸収冷凍機。
  3. 【請求項3】 溶液濃縮ボイラの燃焼排ガスを加熱源と
    する第2熱交換器を備え、 高温再生器から供給される供給吸収液が、前記溶液濃縮
    ボイラへの導入前に前記第2熱交換器において前記燃焼
    排ガスと互いに熱交換されるよう構成されてなることを
    特徴とする請求項1または2記載の吸収冷凍機。
  4. 【請求項4】 第2熱交換器は溶液濃縮ボイラに付設さ
    れたエコノマイザであり、供給吸収液が前記エコノマイ
    ザにより加熱されるように構成されてなることを特徴と
    する請求項3記載の吸収冷凍機。
  5. 【請求項5】 低温熱交換器から低温再生器までの間で
    あって吸収液の低温再生器への入口側、および/または
    高温熱交換器から高温再生器までの間であって吸収液の
    高温再生器への入口側に、溶液濃縮ボイラの燃焼排ガス
    を加熱源とする補助再生器が付設されていることを特徴
    とする請求項1、2、3まはた4記載の吸収冷凍機。
  6. 【請求項6】 低温再生器の冷媒ドレンを加熱源とす
    る、稀吸収液を加熱する第3熱交換器が、低温熱交換器
    とパラレルにまたは低温熱交換器の吸収液の出口側にお
    いてシリーズに配設されてなることを特徴とする請求項
    1、2、3、4または5記載の吸収冷凍機。
  7. 【請求項7】 高温再生器の冷媒ドレンを加熱源とす
    る、中間吸収液を加熱する第4熱交換器が、高温熱交換
    器にパラレルにまたは高温熱交換器の吸収液の出口側に
    おいてシリーズに配設されてなることを特徴とする請求
    項1、2、3、4、5または6記載の吸収冷凍機。
  8. 【請求項8】 吸収液の一部を中間液供給手段の手前側
    から高温熱交換器と低温熱交換器との間の吸収液戻りラ
    インにバイパスさせてなることを特徴とする請求項1、
    2、3、4、5、6または7記載の吸収冷凍機。
  9. 【請求項9】 吸収器と蒸発器との組合せを複数個設
    け、冷水、冷却水および吸収液を前記複数個の組合せに
    シリーズに供給してなることを特徴とする請求項1、
    2、3、4、5、6、7または8記載の吸収冷凍機。
  10. 【請求項10】 吸収器と蒸発器との組合せを複数個設
    け、冷水および吸収液を前記複数個の組合せにシリーズ
    に供給し、冷却水を前記複数個の組合せにパラレルに供
    給してなることを特徴とする請求項1、2、3、4、
    5、6、7または8記載の吸収冷凍機。
  11. 【請求項11】 冷却水が凝縮器から吸収器へ供給され
    てなることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、
    6、7、8、9または10記載の吸収冷凍機。
  12. 【請求項12】 溶液濃縮ボイラが貫流ボイラであるこ
    とを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9、10または11記載の吸収冷凍機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003106699A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Daikin Ind Ltd 吸収式冷凍装置
JP2003106702A (ja) * 2001-09-26 2003-04-09 Daikin Ind Ltd 吸収式冷凍装置
JP2003106698A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Daikin Ind Ltd 吸収式冷凍装置
JP2003106700A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Daikin Ind Ltd 吸収式冷凍装置

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