JP2794875B2 - 幅圧下プレスによる鋼材のキャンバ制御方法及び装置 - Google Patents

幅圧下プレスによる鋼材のキャンバ制御方法及び装置

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JP2794875B2 JP2026095A JP2609590A JP2794875B2 JP 2794875 B2 JP2794875 B2 JP 2794875B2 JP 2026095 A JP2026095 A JP 2026095A JP 2609590 A JP2609590 A JP 2609590A JP 2794875 B2 JP2794875 B2 JP 2794875B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B15/00Arrangements for performing additional metal-working operations specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
    • B21B15/0035Forging or pressing devices as units
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B37/00Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
    • B21B37/68Camber or steering control for strip, sheets or plates, e.g. preventing meandering

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は熱間スラブの如き鋼材を幅圧下プレスにより
連続的に幅圧下する際に上記鋼材に発生するキャンバを
制御するために用いる幅圧下プレスにより鋼材のキャン
バ制御方法及び装置に関するものである。
[従来の技術] 加熱炉から搬送テーブル上を搬送されてきたスラブ、
又は、連続鋳造機より鋳出されたスラブは、水平圧延し
て製品化する前に、近年、連続鋳造設備の稼動率を向上
させること等を目的として、幅圧下を行うのが一般的で
ある。上記スラブの如き鋼材の全長幅圧下を行う場合、
高圧下できる水平対向型の幅圧下プレスが使用されるよ
うになってきているが、幅圧下の時点で鋼材にキャンバ
(平面曲り)が発生していると、それが下流の水平圧延
工程まで維持されるため製品製造工程に重大の影響を与
える。
そのため、従来では、第2図に一例を示す如く、幅圧
下プレスaの鋼材送出ラインb方向の入側に配置された
鋼材送出用のピンチロールcとは別に、水平面内で回動
できるようにしたピンチロールdを幅圧下プレスaの出
側に設置し、キャンバ検出器eによって測定した鋼材f
のキャンバの方向及び量に基づき角度制御器gから上記
ピンチロールdの位置決め装置hへ指令を送ることによ
りピンチロールdをキャンバの発生方向とは異なる方向
に回動変位させ、該ピンチロールdの回転によって鋼材
fに曲げ力を与えることによりキャンバを修正するよう
にした方式が提案されている(特開昭61−222602号公
報)。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記従来方式では、出側のピンチロールd
の送り方向を制御することによりキャンバの修正を行う
ようにしてあるため、幅圧下プレスaにより鋼材fの幅
サイズを変更した後でなければ鋼材fにキャンバ修正用
外力を与えることはできず、又、キャンバの修正のため
に、ピンチロールcとは別個にピンチロールdを設置し
なければならない。
そこで、本発明は、上記従来方式の如きキャンバ修正
用のピンチロールを幅圧下プレスの出側に設置すること
なく、しかも幅圧下プレスによる鋼材の幅サイズ変更時
に同時にキャンバの修正を行うことができるような幅圧
下プレスによる鋼材のキャンバ制御方法及び装置を提供
しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記課題を解決するために、鋼材送出ライ
ンを挟んで対向するように左右両側に配置した一対の金
型を有する幅圧下プレスにより鋼材を幅圧下する際に、
該幅圧下プレスの上流側で鋼材に発生するキャンバを検
出してそのキャンバに基づいて上記一対の金型のうち少
なくとも一方の金型を鋼材送出ライン方向に移動させて
位置決めし、しかる後、鋼材の幅圧下を行ってキャンバ
を修正させるようにし、次に、上記幅圧下プレスの下流
側でキャンバの有無を検出してキャンバが残っていれば
上記位置決めした金型の位置を修正するようフィードバ
ック制御を行わせるようにする幅圧下プレスによる鋼材
のキャンバ制御方法とし、又、鋼材送出ラインを挟んで
対向するように左右両側に配置した一対の金型を有する
幅圧下プレスにおける上記一対の金型のうち少なくとも
一方の金型を鋼材送出ライン方向へ移動自在に構成し
て、該金型を移動させるための駆動装置の設け、且つ上
記幅圧下プレスの上流側の位置に、プレス前の鋼材のキ
ャンバを検出するキャンバ検出器を設置し、更に、該キ
ャンバ検出器の検出信号に基づいて上記移動自在とした
金型の移動量を演算する演算器と、該演算器からの指令
により上記駆動装置へ金型移動指令を送る制御器とを備
え、又、上記幅圧下プレスの下流側の位置に、プレス後
の鋼材のキャンバの有無を検出するキャンバ検出器を設
置し、該キャンバ検出器の検出信号を上記演算器にフィ
ードバック信号として送るようにした構成を有する幅圧
下プレスにより鋼材のキャンバ制御装置とする。
[作用] 鋼材に発生しているキャンバの方向が進行方向の右曲
りであるときは、鋼材の送り方向の右側の金型を移動さ
せる場合は該金型を下流側へ移動させる如くキャンバに
応じて金型を鋼材送出ライン方向へ移動させて位置決め
した後、幅圧下プレスにより鋼材をプレスして幅サイズ
の変更を行うと、幅サイズの変更と同時に鋼材にキャン
バ修正用外力を与えられることになる。
上記キャンバの修正は、幅圧下のプレスの上流側のキ
ャンバ検出器により検出した信号に基づき金型の移動量
を演算器で演算し、該演算器からの金型を移動させる駆
動装置に指令を送ることにより行われ、更に、幅圧下プ
レスの下流側のキャンバ検出器でキャンバの有無が検出
されて、キャンバが残っていればフィードバック信号に
より金型の位置修正が行われるので、高い精度でキャン
バが制御されることになる。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すもので、鋼材送出ラ
インLを挟んで左右両側に、一対のプレススライド2a,2
bにそれぞれ金型3a,3bを具備してなる水平対向型の幅圧
下プレス1を近接・離反動作可能に対向配置し、該幅圧
下プレス1の入側に、一対の竪ロール4を配置して、上
記幅圧下プレス1により鋼材5の幅圧下が行われるよう
にすると共に、上記竪ロール4により鋼材5に送出力が
与えられるようにしてある構成において、上記鋼材送出
ラインLを挟んで対向する金型3a,3bのいずれか一方
(たとえば、金型3b)を上記鋼材送出ラインLの方向へ
自在に移動できるようにプレススライド2bに組み付ける
と共に、該金型3bを移動させるための駆動装置6をプレ
スライド2bの下流側端部に装備させ、且つプレス前の鋼
材5のキャンバを検出するキャンバ検出器7を幅圧下プ
レス1の鋼材送出ラインL方向の上流側に、又、プレス
後の鋼材5のキャンバの有無を検出するキャンバ検出器
8を幅圧下プレス1の鋼材送出ラインL方向の下流側に
それぞれ設置し、更に、これらキャンバ検出器7及び8
の検出信号に基づいて上記金型3bの移動方向及び移動量
を演算する演算器9と、該演算器9からの信号により上
記駆動装置6へ金型駆動指令を送る制御器10を具備して
なる構成とする。
上流から搬送されてきた熱間スラブの如き鋼材5は、
幅圧下プレス1におけ金型3a,3bによりプレスされて幅
サイズの変更が行われて下流へ送出されるが、この際、
幅圧下プレス1の上流側に設置してあるプレス前の鋼材
5のキャンバ検出器7によってキャンバが検出される
と、その信号に基づき演算器9により金型3bの移動方向
と移動量が演算され、該演算器9で演算された値に基づ
いて制御器10から駆動装置6へ金型駆動指令が送られ
る。この場合、たとえば、検出されたキャンバが鋼材5
の進行方向に対して右曲りであるときは、金型3bを金型
3aに対して鋼材送出ラインLの下流方向へその曲り量に
応じた移動量Δlだけ移動させて位置決めする。かかる
状態で、幅圧下プレス1により鋼材5の幅圧下を行う
と、幅サイズの変更と同時にキャンバが修正される。す
なわち、金型3aに対して金型3bが鋼材送出ラインLの下
流側に位置決めされているため、鋼材5の幅サイズ変更
時に鋼材5に左曲りの修正用外力が与えられることによ
ってキャンバを修正させることができる。更に、幅圧下
後の鋼材5が下流側へ送出されると、下流のキャンバ検
出器8によりキャンバの有無が検出され、キャンバが残
っていれば、キャンバ検出器8による検出信号がフィー
ドバック信号として上記演算器9に送られることによ
り、該演算器9から金型位置修正信号が制御器10に送ら
れ、制御器10からの指令で駆動装置6が駆動されること
により金型3bの位置が修正される。これにより鋼材5の
キャンバを高精度に制御することができる。
なお、上記実施例では、金型3bを鋼材送出ラインLの
方向に移動自在として駆動装置6により位置決めできる
ようにした場合を例示したが、金型3aの方を移動させる
ようにしたり、あるいは、金型3a,3bの両方を移動させ
るようにしてもよいこと、又、キャンバ検出器として
は、鋼材の幅方向位置検出器を用いるようにしてもよい
こと、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内において
種々変更を加え得ることは勿論である。
[発明の効果] 以上述べた如く、本発明の幅圧下プレスによる鋼材の
キャンバ制御方法及び装置によれば、プレス前の鋼材に
発生するキャンバを検出し、鋼材を挟み対向する金型の
いずれか一方を鋼材送出ライン方向に移動させて位置決
めした後に対向する金型により幅圧下を行ってキャンバ
の修正を行うようにし、更にプレス後の鋼材のキャンバ
の有無を検出してキャンバが残っていれば金型位置を修
正するフィードバック制御するようにしてあるので、従
来の如きキャンバ修正用のピンチロールを用いることな
く、しかも鋼材の幅サイズの変更時に、幅圧下プレスに
より同時に且つ高精度でキャンバを制御することができ
る、という優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の幅圧下プレスによる鋼材のキャンバ制
御装置の一実施例を示す概略平面図、第2図は従来方式
の一例を示す概略平面図である。 1……幅圧下プレス、3a,3b……金型、5……鋼材、6
……駆動装置、7,8……キャンバ検出器、9……演算
器、10……制御器、L……鋼材送出ライン。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鋼材送出ラインを挟んで対向するように左
    右両側に配置した一対の金型を有する幅圧下プレスによ
    り鋼材を幅圧下する際に、該幅圧下プレスの上流側で鋼
    材に発生するキャンバを検出してそのキャンバに基づい
    て上記一対の金型のうち少なくとも一方の金型を鋼材送
    出ライン方向に移動させて位置決めし、しかる後、鋼材
    の幅圧下を行いキャンバを修正させるようにし、次に、
    上記幅圧下プレスの下流側でキャンバの有無を検出して
    キャンバが残っていれば、上記位置決めした金型の位置
    を修正するようフィードバック制御を行わせるようにす
    ることを特徴とする幅圧下プレスによる鋼材のキャンバ
    制御方法。
  2. 【請求項2】鋼材送出ラインを狭んで対向するように左
    右両側に配置した一対の金型を有する幅圧下プレスにお
    ける上記一対の金型のうち少なくとも一方の金型を鋼材
    送出ライン方向へ移動自在に構成して、該金型を移動さ
    せるための駆動装置を設け、且つ上記幅圧下プレスの上
    流側の位置に、プレス前の鋼材のキャンバを検出するキ
    ャンバ検出器を設置し、更に、該キャンバ検出器の検出
    信号に基づいて上記移動自在とした金型の移動量を演算
    する演算器と、該演算器からの指令により上記駆動装置
    へ金型移動指令を送る制御器とを備え、又、上記幅圧下
    プレスの下流側の位置に、プレス後の鋼材のキャンバの
    有無を検出するキャンバ検出器を設置し、該キャンバ検
    出器の検出信号を上記演算器にフィードバック信号とし
    て送るようにした構成を有することを特徴とする幅圧下
    プレスによる鋼材のキャンバ制御装置。
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