JPH09267340A - バンク成形におけるシートプロファイルの制御方法 - Google Patents

バンク成形におけるシートプロファイルの制御方法

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JPH09267340A
JPH09267340A JP8101916A JP10191696A JPH09267340A JP H09267340 A JPH09267340 A JP H09267340A JP 8101916 A JP8101916 A JP 8101916A JP 10191696 A JP10191696 A JP 10191696A JP H09267340 A JPH09267340 A JP H09267340A
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    • B29C2043/5833Measuring, controlling or regulating movement of moulds or mould parts, e.g. opening or closing, actuating

Abstract

(57)【要約】 【課題】シートのバンク成形において、シート厚さ調整
作業の自動化および高精度化、高速化を図る。 【解決手段】ロール隙間5の上流側に形成されるバンク
6のバンクプロファイルとロール隙間5から搬出される
シート7のシートプロファイルとをそれぞれ測定し、各
測定値から目標シートプロファイルに対応する目標バン
クプロファイルを演算し、この演算された目標バンクプ
ロファイルと測定されたバンクプロファイルとの偏差を
求め、ダイの吐出口における可塑性材料の吐出量分布を
調整することによりシートプロファイルを一定に制御す
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチックやゴ
ム等の可塑性材料から成るシートを、2本の成形ロール
間の隙間の上流側に可塑性材料の溜まりであるバンクを
形成しながら挟圧成形するバンク成形に関し、詳しく
は、バンクの過多によるバンクマークやバンクの過小に
よるタッチ不良が起きない範囲でバンクプロファイルを
変更して均一な厚さのシートを成形するバンク成形にお
けるシートプロファイルの制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のシートの成形にあって
は、比較的厚いシートを成形する際に、シートの表面性
をよくする目的で、ダイの吐出口からシート状に押し出
される加熱,可塑化された可塑性材料を2本の成形ロー
ル間に供給し圧延する方法が用いられている。シートは
2本の成形ロールによる圧延,転写作用を受けるので、
表面の光沢、平滑性が良くなる。この2本の成形ロール
間の隙間の上流側には溶融樹脂等の可塑性材料の溜まり
であるバンクが形成されている。
【0003】このようにバンクを形成するシート成形法
(以下バンク成形と呼ぶ)では、バンク量が大きすぎた
り、小さすぎると成形されたシートの表面に欠陥が生じ
る。そのためバンク量は、それらの欠陥が発生しない範
囲の大きさに調整する必要がある。また、シートの厚さ
は、シートの使用目的に応じて、ある許容範囲内に調整
する必要がある。従って、バンク成形では、バンク量を
適正な大きさに保ちながら、しかもシート厚さを均一に
することが重要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のような課題を解
決するために、本出願人は、既に特公平6ー37065
号公報において次のような2方法を提案している。
【0005】第1の方法は、バンク量が幅方向に均一に
なるようにダイの吐出量を制御する方法である。
【0006】しかし、この方法ではバンクプロファイル
を制御することはできるが、シートの厚さデータを考慮
していないので、成形ロールのたわみなどによりシート
プロファイルは中央部が厚くなる。また、成形ロール間
のロール隙間が斜めになっていると、シートプロファイ
ルも斜めになってしまう。
【0007】第2の方法は、成形ロール間のロール隙間
を調整することで、バンク部での可塑性材料の幅方向へ
の横流れをおこし、シートプロファイルを制御する方法
である。
【0008】しかし、成形ロールの強制的な曲げで隙間
を調整するだけなので、凹凸のピッチが小さい厚さむら
のあるシートプロファイルを修正することができない。
【0009】一方、第3の方法として、シート厚さを測
定する厚さ計を設け、この厚さ計により測定された厚さ
データをフィードバックしてダイの吐出量を制御してシ
ートの厚さを一定に保つ通常の制御方法がある。
【0010】この第3の方法は、バンク部での可塑性材
料の横流れが少ない場合は厚さを制御することはできる
が、可塑性材料がダイから厚さ計まで移動するには通常
は10〜30分程度かかるため、制御が収束するまでに
時間がかかる。また、ダイの温度変動などの外乱による
厚さ変化に対して、すぐに対応できないので製品のロス
が多くなる。さらに、バンクの大きさを考慮していない
ので、表面欠陥が起きることもある。
【0011】本発明は、上記した従来技術の問題を解決
するためになされたもので、その目的とするところは、
シートのバンク成形において、シートプロファイルの調
整作業の自動化および高精度化、高速化を図ることにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にあっては、ダイと、該ダイの吐出口の下流
側に設けられほぼ平行に配列されて回転する2本の成形
ロールと、を備え、前記ダイの吐出口から、加熱され可
塑化された可塑性材料を前記2本の成形ロール間のロー
ル隙間の上流側にシート状に供給し、この供給された可
塑性材料を前記成形ロールの隙間の上流側に可塑性材料
の溜まりであるバンクを形成しながら挟圧成形して所定
のシートプロファイルを備えたシートを成形するバンク
成形におけるシートプロファイルの制御方法において、
前記ロール隙間の上流側に形成されるバンクのバンクプ
ロファイルと前記ロール隙間から搬出されるシートのシ
ートプロファイルとをそれぞれ測定し、該各測定値から
目標シートプロファイルに対応する目標バンクプロファ
イルを演算し、次いで、この演算された目標バンクプロ
ファイルと測定されたバンクプロファイルとの偏差を求
め、該偏差を解消するように前記ダイの吐出口における
可塑性材料の吐出量分布を調整することにより、前記シ
ートプロファイルを一定に制御することを特徴とする。
【0013】ここで、シートプロファイルとはシート厚
さのシート幅方向分布を意味し、バンクプロファイルと
はバンク量のシート幅方向分布を意味する。
【0014】本発明の目的は所定寸法のシートプロファ
イルを備えたシートを成形することなので、基本的に
は、シートプロファイルを実際に測定しフィードバック
することによってダイの吐出量分布を調整してシートプ
ロファイルを目標の大きさに制御する。
【0015】しかし、厚物シート等を成形する際、ダイ
から吐出された可塑性材料のシートが厚さ測定部まで移
動するまで、10〜30分程度かかるのが一般的である
ので、シートプロファイルの測定値をフィードバックし
てダイの吐出量の制御系を制御すると、シートプロファ
イルが所定寸法となるまでに多くの時間がかかる。ま
た、ダイの温度変化などの外乱によりダイからの吐出量
分布が変化したときなども、すぐに修正することができ
ない。
【0016】これらのムダ時間と製品ロスを防止する目
的で、本発明では、バンクプロファイルとシートプロフ
ァイルに相関性があることを利用して、上記したような
カスケード制御を使用して、シートプロファイルを制御
した。
【0017】すなわち、シートプロファイルとバンクプ
ロファイルをそれぞれ測定し、測定したシートプロファ
イルと目標シートプロファイルの偏差及び測定したバン
クプロファイルから、目標バンクプロファイルを計算す
る。次に、この目標バンクプロファイルと測定したバン
クプロファイルの偏差より、ダイの幅方向の吐出量分布
を調整する。
【0018】このとき、バンクプロファイルはダイのす
ぐ近くで測定するので、ダイから可塑性材料が吐出され
てから測定するまでの時間は厚物シートでも短い。その
ため、バンクプロファイルを制御に利用すれば、ダイの
操作量が適正でなかった場合でも、すぐに修正すること
ができる。また、ダイの温度変動などの外乱により吐出
量分布が変化したときもすぐに修正することができる。
【0019】バンクプロファイルとシートプロファイル
との相関関係は、実際に実験して得られたデータをメモ
リに記憶させておいてもよいが、次のような演算式を用
いることによって、容易に目標シートプロファイルに対
応する目標バンクプロファイルを求めることができる。
【0020】すなわち、目標バンクプロファイルは、シ
ート厚さをTとし、ロール隙間をSとし、バンクサイズ
をHとし、ロール直径や粘度等により決まる定数をbと
した時に、次式を用いることによって容易に得られる。
【0021】
【数1】 成形ロールのロール隙間の初期状態が均一でないときに
は、上記した方法だけでシートプロファイルを制御をす
ると、ロール隙間が狭い部分ではバンクが大きくなり、
バンクマークなどの成形不良が起きる可能性がある。ま
た、バンク部の可塑性材料の圧力により成形ロールが湾
曲しても同様なことがおきる。
【0022】そこで、可塑性材料の吐出量分布の調整と
同時に、2本の成形ロール間のロール隙間の幅方向分布
の調整を行い、バンクプロファイルが大きい部分のロー
ル隙間を広くし、バンクプロファイルが小さい部分のロ
ール隙間を狭くすれば、バンクプロファイルがほぼ均一
な状態でシート厚さが均一になる。
【0023】また、初めに目標バンクプロファイルを演
算し、目標バンクプロファイルが予め決めた範囲の上限
値と下限値のどちらも越えない場合には、そのまま目標
バンクプロファイルを変更してシートプロファイルを制
御し、予め決めた上限値または下限値を越えた場合に、
ロール隙間の幅方向分布の調整を行うようにすれば、無
駄の無い効率的な制御を行うことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図示の実施の形態
に基づいて説明する。
【0025】図1および図2は本発明のバンク成形のシ
ートプロファイル制御方法に用いられる成形機の基本的
な装置構成および制御システム構成を示している。すな
わち、1は所定温度に加熱,可塑化された可塑性材料と
しての溶融樹脂2を吐出するダイであり、このダイ1の
吐出口の下流側に2本の第1,第2成形ロール3,4が
配設されている。
【0026】ダイ1は吐出流量の幅方向分布を調節する
機能を有し、図示しないが幅方向分布調節機構を備えて
いる。また、2本の成形ロール3,4はほぼ平行に配列
されており、所望の温度に制御されると共に回転速度も
所望の回転速度に制御されている。
【0027】そして、ダイ1の吐出口から溶融樹脂2が
2本の成形ロール3,4間のロール隙間5の上流側にシ
ート状に供給され、この供給された可塑性材料2がロー
ル隙間5の上流側に可塑性材料の溜まりであるバンク6
を形成しながら挟圧成形されて所定のシートプロファイ
ルを備えたシート7が成形されるようになっている。シ
ート7は一方の第2の成形ロール4表面に巻き付いた状
態で下流側に搬送され、さらに第2の成形ロール4と第
3成形ロール8との隙間を通過した後、第3の成形ロー
ル8表面に巻き付いた状態でさらに下流側に搬送され
る。
【0028】第1成形ロール3には、第2成形ロール4
との間のロール隙間5を調節する隙間調節機構9が設け
られている。この隙間調節機構9としてはロールクロス
法やロールベンディング法等が適用可能である。図3に
はロールベンディング機構の一例が示されている。すな
わち、第1成形ロール3の主軸受91より外方の端部に
補助軸受92が設けられ、主軸受91には第1成形ロー
ル4を第1成形ロール3に対して進退させる主油圧シリ
ンダ93と、この主油圧シリンダ93に一端が固定さ
れ、他端が補助軸受92に固定された補助油圧シリンダ
94と、を備えており、補助油圧シリンダ94を伸縮さ
せることによって、第1成形ロールをバンク圧延力に抗
して曲げるモーメントを作用させ、第1,第2成形ロー
ル3,4のロール隙間5のシート幅方向分布が調整され
る。
【0029】この第1,第2成形ロール3,4間のロー
ル隙間5の下流側にはバンクプロファイルを測定するた
めのバンクセンサ10が設けられている。このバンクセ
ンサ10はロール隙間5から搬出されたシート7の表面
温度を測定し、この表面温度からバンク量を推定するも
のである。このバンクセンサ10は非接触の温度センサ
で、バンク量のシート幅方向の分布を測定するように構
成されている。温度センサとしては、図示例では赤外線
放射温度計等の非接触の温度センサが用いられ、ロール
隙間5から出てきた直後のシート温度を測定している。
【0030】さらに、第3の成形ロール8の下流側に
は、シート7の厚さTを測定する厚さ計11が設けられ
ている。この厚さ計11は、図示例では赤外線投光器1
1aと、この赤外線投光器11aから投光されシート7
を透過した赤外線を受ける赤外線センサ11bとから構
成され、シート幅方向の厚さ分布を測定するようになっ
ている。
【0031】そして、厚さ計11によって測定されたシ
ート厚さT、バンクセンサによって測定されたバンク量
のデータが制御装置としてのCPU12に入力され、C
PU12によって演算して、上記ダイ1に対して吐出量
分布の制御信号、ロール隙間調整機構9に対して隙間調
整用の制御信号が出力されるようになっている。
【0032】上記バンク部6のバンク量Hとシート厚さ
Tおよびロール隙間5の隙間寸法Sの関係を図示したの
が図4である。
【0033】ここで、図示例では、バンク量Hとして
は、バンク部6の第2成形ロール4との接触部からシー
ト状に吐出される溶融樹脂の付け根位置までの水平方向
の寸法をとっているが、ロール隙間5の中心からバンク
部6上面までの高さをとってもよい。
【0034】隙間寸法Sとロール周速Vを変えないで、
幅方向の一部分だけバンク部6への溶融樹脂2の供給量
を増やした場合を考える。このとき、バンク部6での溶
融樹脂2の横流れは無視する。バンク部6に供給される
溶融樹脂2の量が増えるので、バンク量自身は大きくな
り、その結果バンク部6内で起きる発生圧力Pは高くな
る。その結果ロール隙間5を流れる溶融樹脂2の量は増
え、シート厚さTは厚くなる。バンク量Hはバンク部6
に供給される溶融樹脂2の量と、出ていく量が等しくな
るバンク量Hで安定する。つまり、バンク部6での溶融
樹脂2の横流れが少ないときには、シートプロファイル
自体は、ダイ1からの幅方向の吐出量分布で決まる。ま
た、バンクプロファイルとシートプロファイルには相関
関係がある。
【0035】ダイ1からの溶融樹脂2の供給量を変えず
に、ロール隙間5を変えた時にも同様である。ロール隙
間5を狭くしたときは一時的にシート7の厚さTは薄く
なり、バンク量Hが大きくなるが、バンク量Hが大きく
なると圧力Pによりロール隙間5を流れる溶融樹脂2の
量が増えるので、バンク部6に供給される溶融樹脂2の
量とバンク部6から出ていく溶融樹脂2の量が等しくな
るバンク量Hで安定し、シート7の厚さTはもとに戻
る。
【0036】以上の考察より、バンク部6での溶融樹脂
2の横流れが少ないときは、シートプロファイルを制御
するにはダイ1からの吐出量分布を調整すればよことが
わかる。また、シートプロファイルを変えずにバンクプ
ロファイルを制御するにはロール隙間5を調整すればよ
いことがわかる。
【0037】本発明はバンクプロファイルとシートプロ
ファイルに相関性があることを利用し、カスケード制御
によってシートプロファイルを制御している。
【0038】以下に、図5に基づいて本発明のシートプ
ロファイルの制御手順を説明する。
【0039】まず、目標とする所定のシートプロファイ
ルT0(x)を設定する。
【0040】次に、厚さ計11とバンクセンサ10によ
って、シートプロファイルT(x)とバンクプロファイ
ルH(x)をそれぞれ測定し、測定したシートプロファ
イルT(x)と目標シートプロファイルT0(x)の偏
差ΔT(x)により測定したバンクプロファイルH
(x)に修正を加える演算を行って、目標バンクプロフ
ァイルH0(x)を求める。これらシートプロファイル
T(x)およびバンクプロファイルH(x)はシート幅
方向の測定位置xと関連づけた情報とする。
【0041】この測定したバンクプロファイルH(x)
と目標バンクプロファイルH0(x)との偏差ΔH
(x)より、ダイ1からの溶融樹脂の幅方向の吐出量分
布を調整する。
【0042】このとき、バンクプロファイルH(x)は
ダイ1のすぐ近くで測定するので、ダイ1からシート7
が出てから測定する時間は、厚物シートでも短い。その
ため、バンクプロファイルH(x)を制御に利用すれ
ば、ダイ1の操作量が適正でなかった場合でも、すぐに
修正することができる。また、ダイ1の温度変動などの
外乱により吐出量分布が変化したときもすぐに修正する
ことができる。この吐出量分布の調整を数回行うことに
より、測定したバンクプロファイルH(x)と目標バン
クプロファイルH0(x)との偏差は小さくなってい
く。このような吐出量分布の調整を繰り返し、目標バン
クプロファイルH0(x)の変更タイミングに至ったと
ころでこれを変更する。なお、この変更タイミングは、
バンクプロファイルの測定位置からシートプロファイル
測定位置までシートが走行する時間より長い時間に定め
られ、バンクプロファイルとシートプロファイルの対応
を取って目標バンクプロファイルH0(x)を変更する
ようになっている。
【0043】次に、シートプロファイルT(x)とバン
クプロファイルH(x)から目標バンクプロファイルH
0(x)を求める方法を説明する。
【0044】簡単な樹脂の流動モデルを使い、ロール隙
間寸法(S),バンク量(H)およびシート厚さ(T)
の関係式を導いた。
【0045】関係式を求める際、次のように仮定した。
(I)バンク部6では対流と横流れは起きない。(I
I)バンク部6での樹脂物性は均一である。
【0046】ロール隙間5の溶融樹脂の流れに対し、平
行平板間の流動式を適用し、さらに流量を厚さに変換す
ると次式のようになる。
【0047】
【数2】 T(m) :シート厚さ S(m) ;ロール隙間寸法 n ;粘度指数(power law index) η(Pa・s); 見かけ粘度(apparent viscosity) P(N) ;ロール回転による圧力 V(m/s) ;ロール周速度 L(m) ;シートとロールの接触長さ ここで、Pはロールの圧延力Fの関数であると仮定す
る。圧延力Fは、G.Ardihivilの式を用いて求めた。
【0048】
【数3】 上記2式(1),(2)式を簡略化して、さらに実験値
により補正して次の経験的な関係式を導いた。
【0049】
【数4】 Bはロール直径や粘度等により決まる定数であり、実際
の成形の時にバンクサイズなどを測定して計算する。
(3)式を変形すると下記となる。
【0050】
【数5】 この式によって、シートプロファイルT(x)を均一に
したいときの目標バンクプロファイルH0(x)を計算
することができる。
【0051】ロール隙間5の初期状態が均一でないとき
に、この方法だけで厚さ制御をすると、ロール隙間5が
狭い部分ではバンク量Hが大きくなり、バンクマークな
どの成形不良が起きる可能性がある。また、バンク部6
の樹脂圧力によりロールが湾曲しても同様なことがおき
る。
【0052】そこで、溶融樹脂2の吐出量分布の調整と
同時に、2本の成形ロール3,4間のロール隙間5の幅
方向分布の調整を行い、バンクプロファイルH(x)が
大きい部分のロール隙間5を広くし、バンクプロファイ
ルH(x)が小さい部分のロール隙間5を狭くすれば、
バンクプロファイルH(x)がほぼ均一な状態でシート
厚さTが均一になる。
【0053】また、初めに目標バンクプロファイルH0
(x)を演算し、目標バンクプロファイルH0(x)が
予め決めた範囲の上限値Hmaxと下限値Hminのどちらも
越えない場合には、そのまま目標バンクプロファイルH
0(x)を変更してシートプロファイルT(x)を制御
し、予め決めた上限値Hmaxまたは下限値Hminを越えた
場合に、ロール隙間5の幅方向分布の調整を行うように
すれば、無駄の無い効率的な制御を行うことができる。
【0054】そこで、バンクプロファイルH(x)が大
きい部分のロール隙間S(x)を広くし、バンクプロフ
ァイルH(x)が小さい部分のロール隙間S(x)を狭
くすれば、バンクプロファイルがほぼ均一な状態でシー
ト厚さTが均一になる。ロール隙間寸法Sを狭くすれ
ば、バンクプロファイルH(x)がほぼ均一な状態でシ
ート厚さTが均一になる。
【0055】
【実施例】図6に本発明を用いた実施例を示す。
【0056】原料はPMMA、シート幅は1050[m
m]シート厚さは約0.9[mm]である。
【0057】図6(a),(b)はロール隙間5の調
整をする前のシートプロファイルとバンクプロファイル
である。ロール隙間5が均一でないため、図の左側のバ
ンク量が大きい。シート厚さは、ロールの湾曲により中
央部が厚くなっている。この状態から、(4)式を用い
てシート厚さがほぼ均一になるようにするためのバンク
プロファイルを計算すると、バンクは図の左側がさらに
大きくなり、バンクマークなどの成形不良の原因とな
る。
【0058】そこで、初めにロール隙間を調整してバン
クがほぼ平になるようにする。
【0059】図6(a),(b)の状態からロール隙
間だけを調整した結果が図6(c),(d)である。な
お、左側のロール隙間を広くし、右側のロール隙間を狭
くした。シートプロファイルはほとんど変わらないが、
バンク量がほぼ平になっている。しかしシートプロファ
イルは、ロールの湾曲により中央部が端部に比べて約4
%厚い。
【0060】図6(c),(d)から(4)式を使っ
て、シート厚さから目標バンクプロファイルを計算し、
バンクプロファイルを制御した結果が図6(e)(f)
である。バンクプロファイルの両端が大きくなるが、シ
ート厚さはほぼ均一になった。この状態からロールベン
ディングなどを使いと同じように中央部のロール隙間
が狭くなるように調整すれば、シートもバンクもほぼ均
一な状態にすることができることは明白である。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
バンクプロファイルとシートプロファイルに相関性があ
ることを利用して、シートプロファイルとバンクプロフ
ァイルをそれぞれ測定し、これらの測定値から目標シー
トプロファイルに対応する目標バンクプロファイルを計
算し、この目標バンクプロファイルと測定したバンクプ
ロファイルの偏差より、ダイの幅方向の吐出量分布を調
整してシートプロファイルを制御するようにしたので、
ダイの操作量が適正でなかった場合やダイの温度変動等
の外乱により吐出量分布が変化したときもすぐに修正す
ることができ、シート厚さの調整作業の自動化、高精度
化、高速化を図ることができる。
【0062】また、可塑性材料の吐出量分布の調整と同
時にロール隙間の幅方向分布の調整を行うことにより、
バンク量を適正な大きさに保ちながら、しかもシート厚
さを均一にすることができる。
【0063】特に、演算した目標バンクプロファイルが
予め決めた範囲を越えた場合にロール隙間調整を行うよ
うにすれば、調整作業の自動化,高速化を一層促進する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施の形態1に係るバンク成形
におけるシートプロファイル制御方法が適用される成形
機の基本構成を示す概略図である。
【図2】図2は図1の装置の制御システムを示す図であ
る。
【図3】図3は図2のロール隙間調整機構の一例を示す
図である。
【図4】図4はバンク量,ロール隙間およびシート厚さ
の関係を示す図である。
【図5】図5は本発明の制御手順を示す図である。
【図6】図6は本発明の実験結果を示す図である。
【符号の説明】
1 ダイ 2 溶融樹脂(可塑性材料) 3,4 成形ロール 5 ロール隙間 6 バンク部 7 シート 9 隙間調節機構 10 バンクセンサ 11 厚さ計 12 CPU Hバンク量 Tシート厚さ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダイと、該ダイの吐出口の下流側に設けら
    れほぼ平行に配列されて回転する2本の成形ロールと、
    を備え、 前記ダイの吐出口から、加熱され可塑化された可塑性材
    料を前記2本の成形ロール間のロール隙間の上流側にシ
    ート状に供給し、この供給された可塑性材料を前記成形
    ロールの隙間の上流側に可塑性材料の溜まりであるバン
    クを形成しながら挟圧成形して所定のシートプロファイ
    ルを備えたシートを成形するバンク成形におけるシート
    プロファイルの制御方法において、 前記ロール隙間の上流側に形成されるバンクのバンクプ
    ロファイルと前記ロール隙間から搬出されるシートのシ
    ートプロファイルとをそれぞれ測定し、該各測定値から
    目標シートプロファイルに対応する目標バンクプロファ
    イルを演算し、 次いで、この演算された目標バンクプロファイルと測定
    されたバンクプロファイルとの偏差を求め、該偏差を解
    消するように前記ダイの吐出口における可塑性材料の吐
    出量分布を調整することにより、前記シートプロファイ
    ルを一定に制御することを特徴とするバンク成形におけ
    るシートプロファイル制御方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、目標バンクプロファイ
    ルを、シート厚さをTとし、ロール隙間をSとし、バン
    クサイズをHとし、ロール直径や粘度等により決まる定
    数をbとした時に、次式 を用いて演算することを特徴とする請求項1に記載のバ
    ンク成形におけるシートプロファイル制御方法。
  3. 【請求項3】請求項1の可塑性材料の吐出量分布の調整
    と同時に、2本の成形ロール間のロール隙間の幅方向分
    布の調整を行うことを特徴とする請求項1に記載のバン
    ク成形におけるシートプロファイルの制御方法。
  4. 【請求項4】請求項3に記載のロール隙間の幅方向分布
    の調整は、演算した目標バンクプロファイルが予め定め
    た範囲の上限値または下限値を越えた場合にのみ行うこ
    とを特徴とする請求項3に記載のバンク成形におけるシ
    ートプロファイルの制御方法。
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