JPH02179825A - 熱間圧延鋼板の冷却制御装置 - Google Patents
熱間圧延鋼板の冷却制御装置Info
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- JPH02179825A JPH02179825A JP63331092A JP33109288A JPH02179825A JP H02179825 A JPH02179825 A JP H02179825A JP 63331092 A JP63331092 A JP 63331092A JP 33109288 A JP33109288 A JP 33109288A JP H02179825 A JPH02179825 A JP H02179825A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B37/00—Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
- B21B37/74—Temperature control, e.g. by cooling or heating the rolls or the product
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- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
- Control Of Heat Treatment Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的コ
(産業上の利用分野)
本発明は、上面及び下面の両面から冷却水を吹出して熱
間圧延鋼板を冷却するに際し、当該鋼板が板厚方向にお
いて上下対称な所望の材質が得られるように、両面から
噴射する冷却水量をそれぞれ最適に制御する熱間圧延鋼
板の冷却制御装置に関する。
間圧延鋼板を冷却するに際し、当該鋼板が板厚方向にお
いて上下対称な所望の材質が得られるように、両面から
噴射する冷却水量をそれぞれ最適に制御する熱間圧延鋼
板の冷却制御装置に関する。
(従来技術及び発明が解決しようとする課題)近年では
、熱間圧延された直後の高温の厚鋼板を水冷により急冷
(加速急冷)して焼入れ効果を得、鋼板に高強度の特性
を付す制御冷却と称される工程を備えた鋼板製造装置が
稼動している。
、熱間圧延された直後の高温の厚鋼板を水冷により急冷
(加速急冷)して焼入れ効果を得、鋼板に高強度の特性
を付す制御冷却と称される工程を備えた鋼板製造装置が
稼動している。
この鋼板製造装置によって、圧延後直ちに制御冷却して
使用性能の優れた鋼板の製造ができるようになった。
使用性能の優れた鋼板の製造ができるようになった。
しかしながら、このような従来の鋼板製造装置にあって
は、加速冷却する際の鋼板上下面からの冷却のアンバラ
ンスなどにより、従来の空冷によるものよりも形状不良
が発生しやすいという欠点がある。この形状不良の発生
は、鋼板の上面と下面から噴射された冷却水の挙動の相
違による冷却速度の差に起因している。このように鋼板
の上下面がそれぞれ異なる冷却速度で冷却されると、板
厚方向に非対称な内部応力が生じ、製品の形状を劣化さ
せることになる。また、著しい場合には上下面で機械的
性質が異なるなどの問題点があった。
は、加速冷却する際の鋼板上下面からの冷却のアンバラ
ンスなどにより、従来の空冷によるものよりも形状不良
が発生しやすいという欠点がある。この形状不良の発生
は、鋼板の上面と下面から噴射された冷却水の挙動の相
違による冷却速度の差に起因している。このように鋼板
の上下面がそれぞれ異なる冷却速度で冷却されると、板
厚方向に非対称な内部応力が生じ、製品の形状を劣化さ
せることになる。また、著しい場合には上下面で機械的
性質が異なるなどの問題点があった。
この問題点に対しては、鋼板上下面に対する冷却水の」
1下水量比(下部水量/上部水量)が提案されている(
例えば、特開昭60−210.313号公報)が、その
比率は一定値である。
1下水量比(下部水量/上部水量)が提案されている(
例えば、特開昭60−210.313号公報)が、その
比率は一定値である。
発明者らの研究によると、鋼板上下面での熱伝達特性は
表面温度によって変化し、鋼板上下面で対称冷却を行な
うための上下水量比が温度域に対して変化することを見
出した。
表面温度によって変化し、鋼板上下面で対称冷却を行な
うための上下水量比が温度域に対して変化することを見
出した。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みて成されたも
のであり、水冷時における鋼板上下面の温度差があらか
じめ定められた許容値以下となるように、上下面から噴
射する冷却水量を制御する機能を持った熱間圧延鋼板の
冷却制御装置の提供を目的とする。
のであり、水冷時における鋼板上下面の温度差があらか
じめ定められた許容値以下となるように、上下面から噴
射する冷却水量を制御する機能を持った熱間圧延鋼板の
冷却制御装置の提供を目的とする。
[発明の構成コ
(課題を解決するための手段)
前記目的を達成するための本発明は、熱鋼板を所定の板
厚にまで圧延を行なう圧延機と、当該圧延機の後工程に
配置され、搬送された熱鋼板に対して上下面両方向から
当該熱鋼板の幅方向に向けて配置された複数のノズルか
ら冷却水を噴射して、当該熱鋼板を搬送しながら冷却す
る冷却装置とが配置された鋼板製造装置において、予め
与えられている前記熱鋼板の諸物性値に基づいて、前記
冷却装置上面に配置されたノズルから噴射する冷却水量
と前記熱鋼板の熱伝達率との関係を求める第1演算手段
と、前記冷却装置下面に配置されたノズルから噴射する
冷却水量と前記熱鋼板の熱伝達率との関係を求める第2
演算手段と、前記第1演算手段及び前記第2演算手段に
よって求めたそれぞれの熱伝達率と冷却水量との関係か
ら、下面に配置されたノズルから噴射する冷却水量を基
準として、水冷時における前記熱鋼板上下表面の温度差
があらかじめ定められた許容値以下となるように上面に
配置されたノズルから噴射する冷却水量を制御する冷却
水量制御手段とを有することを特徴とするものである。
厚にまで圧延を行なう圧延機と、当該圧延機の後工程に
配置され、搬送された熱鋼板に対して上下面両方向から
当該熱鋼板の幅方向に向けて配置された複数のノズルか
ら冷却水を噴射して、当該熱鋼板を搬送しながら冷却す
る冷却装置とが配置された鋼板製造装置において、予め
与えられている前記熱鋼板の諸物性値に基づいて、前記
冷却装置上面に配置されたノズルから噴射する冷却水量
と前記熱鋼板の熱伝達率との関係を求める第1演算手段
と、前記冷却装置下面に配置されたノズルから噴射する
冷却水量と前記熱鋼板の熱伝達率との関係を求める第2
演算手段と、前記第1演算手段及び前記第2演算手段に
よって求めたそれぞれの熱伝達率と冷却水量との関係か
ら、下面に配置されたノズルから噴射する冷却水量を基
準として、水冷時における前記熱鋼板上下表面の温度差
があらかじめ定められた許容値以下となるように上面に
配置されたノズルから噴射する冷却水量を制御する冷却
水量制御手段とを有することを特徴とするものである。
(作用)
上記のような構成を有する本発明は、以下のように作用
する。
する。
第1演算手段は、予め与えられている熱鋼板の諸物性値
1例えば、材質、板厚、板幅、板長、冷却開始温度、冷
却停止温度等に基づいて、上面に配置されたノズルから
噴射する冷却水量と前記熱鋼板の熱伝達率との関係を求
める。そして、第2演算手段も第1演算手段と同様に、
下面に配置されたノズルから噴射する冷却水量と前記熱
鋼板の熱伝達率との関係を求める。冷却水量制御手段は
、第1演算手段及び第2演算手段によって求めたそれぞ
れの冷却水量と熱伝達率との関係に基づいて、下面に配
置されたノズルから噴射する冷却水量を基準として上面
に配置されたノズルから噴射する冷却水量を制御し、か
つ前記熱鋼板上下面の温度差があらかじめ定められた許
容値以下となるように上下水量比を制御する。
1例えば、材質、板厚、板幅、板長、冷却開始温度、冷
却停止温度等に基づいて、上面に配置されたノズルから
噴射する冷却水量と前記熱鋼板の熱伝達率との関係を求
める。そして、第2演算手段も第1演算手段と同様に、
下面に配置されたノズルから噴射する冷却水量と前記熱
鋼板の熱伝達率との関係を求める。冷却水量制御手段は
、第1演算手段及び第2演算手段によって求めたそれぞ
れの冷却水量と熱伝達率との関係に基づいて、下面に配
置されたノズルから噴射する冷却水量を基準として上面
に配置されたノズルから噴射する冷却水量を制御し、か
つ前記熱鋼板上下面の温度差があらかじめ定められた許
容値以下となるように上下水量比を制御する。
したがって、冷却時における鋼板上下面の温度差を許容
値以下とすることができるので、鋼板における冷却速度
が均一となり、冷却時における形状不良の発生を防止す
ることができ、さらに、板厚方向に対称な材質を得るこ
とができる。
値以下とすることができるので、鋼板における冷却速度
が均一となり、冷却時における形状不良の発生を防止す
ることができ、さらに、板厚方向に対称な材質を得るこ
とができる。
(実施例)
第1図は、本発明に係る熱間圧延鋼板の冷却制御装置を
備えた鋼板製造ラインの一部を示したものである。
備えた鋼板製造ラインの一部を示したものである。
まず、目標とする鋼板上下面温度差を定める。
この温度差は、成分、冷却開始、終了温度、冷却水量も
しくは冷却速度、目標とする材質より定められるが、温
度計の精度より10℃以下とする。
しくは冷却速度、目標とする材質より定められるが、温
度計の精度より10℃以下とする。
同図に示すように、鋼板製造ラインには、搬送される熱
鋼板1の温度を維持させる加熱炉2と、熱鋼板1の表面
に形成されたスケールを取除くスケールブレーカ−3と
、成品中までの巾出し圧延を行なう粗圧延機4とが順次
配設され、熱鋼板1はここまでの工程でスケールが除か
れるとともに所定の巾、厚みに組形成されることになる
。そして、粗圧延機4の後工程には、熱鋼板1を仕上圧
延する仕上圧延機5と、仕上圧延後の熱鋼板1を矯正す
る熱間矯正機6と、歪が除去された後の熱鋼板1を加速
冷却する冷却装置7とが順次配列され、加速冷却された
後の熱鋼板1は、所望の材質を有する製品となる。
鋼板1の温度を維持させる加熱炉2と、熱鋼板1の表面
に形成されたスケールを取除くスケールブレーカ−3と
、成品中までの巾出し圧延を行なう粗圧延機4とが順次
配設され、熱鋼板1はここまでの工程でスケールが除か
れるとともに所定の巾、厚みに組形成されることになる
。そして、粗圧延機4の後工程には、熱鋼板1を仕上圧
延する仕上圧延機5と、仕上圧延後の熱鋼板1を矯正す
る熱間矯正機6と、歪が除去された後の熱鋼板1を加速
冷却する冷却装置7とが順次配列され、加速冷却された
後の熱鋼板1は、所望の材質を有する製品となる。
第2図は、搬送される熱鋼板lの温度や形状を測定する
測定機器の配置状態及び冷却装置の内部構造を示す図で
ある。
測定機器の配置状態及び冷却装置の内部構造を示す図で
ある。
仕上圧延機5の前面には、仕上前面温度計10、その後
面には仕上後面温度計11がそれぞれ設けられ、仕上圧
延される熱鋼板1の温度を計測する。
面には仕上後面温度計11がそれぞれ設けられ、仕上圧
延される熱鋼板1の温度を計測する。
そして、熱間矯正機6の前面には熱間矯正機前面温度計
12が設けられ、熱間矯正機6に搬送される直前の熱鋼
板1の温度を測定する。さらに、冷却装置7の前面には
、冷却装置前面温度計13が設けられ、冷却装置7に搬
送される直前の熱鋼板1の温度を測定する。また、冷却
装置7の後面には、冷却装置後面温度計14が設けられ
、冷却装置7による冷却後の熱鋼板1の温度が測定され
る。
12が設けられ、熱間矯正機6に搬送される直前の熱鋼
板1の温度を測定する。さらに、冷却装置7の前面には
、冷却装置前面温度計13が設けられ、冷却装置7に搬
送される直前の熱鋼板1の温度を測定する。また、冷却
装置7の後面には、冷却装置後面温度計14が設けられ
、冷却装置7による冷却後の熱鋼板1の温度が測定され
る。
また、冷却装置7の内部には、図示するように、熱鋼板
1の搬送される経路の上面7A及び下面7Bに冷却水を
噴射するノズル群7c、7c、・・・・・・が多数配列
され、これらのノズル群7Cからの冷却水の噴射の制御
は、流量制御弁8,8.・・・によってZ1〜Z6の6
つのゾーンに分割して行なうようになっている。すなわ
ち、冷却が行なわれる熱鋼板1の板厚、板長等の諸条件
や冷却開始温度。
1の搬送される経路の上面7A及び下面7Bに冷却水を
噴射するノズル群7c、7c、・・・・・・が多数配列
され、これらのノズル群7Cからの冷却水の噴射の制御
は、流量制御弁8,8.・・・によってZ1〜Z6の6
つのゾーンに分割して行なうようになっている。すなわ
ち、冷却が行なわれる熱鋼板1の板厚、板長等の諸条件
や冷却開始温度。
冷却停止温度等の要因によって使用すべきゾーン数が異
なるために、6つのゾーンに分け、これらの要因に応じ
て使用ゾーン数の調整ができるようになっている。これ
ら各ゾーンのノズルから噴射される冷却水の水量等の制
御は、前記したそれぞれの流量制御弁8によって行なわ
れる。
なるために、6つのゾーンに分け、これらの要因に応じ
て使用ゾーン数の調整ができるようになっている。これ
ら各ゾーンのノズルから噴射される冷却水の水量等の制
御は、前記したそれぞれの流量制御弁8によって行なわ
れる。
第3図は、本発明に係る熱間圧延鋼板の冷却制御装置の
制御系の概略構成図である。
制御系の概略構成図である。
冷却装置7における冷却の総括的な制御(上下面に配置
されている各ノズルからの水量制御)を行なう冷却制御
用コンピュータ30には、鋼板製造装置の総括的な制御
を行なう圧延制御用コンピュータ31と、主に生産管理
に関するデータ計算を行なう生産管理用コンピュータ3
2と、冷却制御用コンピュータ30から出力される各種
のデータを入力して表示するとともに、冷却制御用コン
ピュータ30に対して修正データ等を出力するデータ入
出力装置33とが接続され、冷却制御コンピュータ30
はこれらのコンピュータ31.32及びデータ入出力装
置33からのデータに基づいて、後述する各種の制御装
置を作動させる。そして、冷却制御用コンピュータ30
は、熱鋼板1の冷却の際に、その周囲の端部と中央部と
で相違する冷却速度の補正を行なうマスク制御装置37
と、熱鋼板1の冷却の際に鋼板上下面の温度差をあらか
じめ定められた許容値以下とする上下面への冷却水量を
演算し、第2図に示したように各ゾーンに配設されてい
る流量制御弁8を制御する冷却水量制御装置38と、熱
鋼板1を搬送する際に駆動される鋼板送り用モータ39
の回転速度を制御する通板速度制御装置40とが接続さ
れ、冷却制御用コンピュータ30は、マスク量、冷却水
量9通板速度の演算及び制御を行なう。
されている各ノズルからの水量制御)を行なう冷却制御
用コンピュータ30には、鋼板製造装置の総括的な制御
を行なう圧延制御用コンピュータ31と、主に生産管理
に関するデータ計算を行なう生産管理用コンピュータ3
2と、冷却制御用コンピュータ30から出力される各種
のデータを入力して表示するとともに、冷却制御用コン
ピュータ30に対して修正データ等を出力するデータ入
出力装置33とが接続され、冷却制御コンピュータ30
はこれらのコンピュータ31.32及びデータ入出力装
置33からのデータに基づいて、後述する各種の制御装
置を作動させる。そして、冷却制御用コンピュータ30
は、熱鋼板1の冷却の際に、その周囲の端部と中央部と
で相違する冷却速度の補正を行なうマスク制御装置37
と、熱鋼板1の冷却の際に鋼板上下面の温度差をあらか
じめ定められた許容値以下とする上下面への冷却水量を
演算し、第2図に示したように各ゾーンに配設されてい
る流量制御弁8を制御する冷却水量制御装置38と、熱
鋼板1を搬送する際に駆動される鋼板送り用モータ39
の回転速度を制御する通板速度制御装置40とが接続さ
れ、冷却制御用コンピュータ30は、マスク量、冷却水
量9通板速度の演算及び制御を行なう。
第4図は、本発明に係る熱間圧延鋼板の冷却制御装置の
全体の概略的な動作を示す図である。
全体の概略的な動作を示す図である。
圧延制御用コンピュータ31は、過去の圧延実績、すな
わち、仕上温度実績、矯正時間、板厚。
わち、仕上温度実績、矯正時間、板厚。
板幅等の実績を出力し、冷却制御用コンピュータ30は
、熱鋼板1における冷却装置7直前の各部の温度を推定
する推定計算を行なう。この推定計算は、仕上圧延機5
による仕上圧延終了後の熱鋼板1の温度を仕上後面温度
計11によって人力し、板上の代表点における全厚の1
0分割11点を計算対象点として、以下に示す一次元熱
伝導差分方程式を解くことによって行なう。尚、代表点
は、板上の1点について行なわれるが、板長を考慮して
各部の到達時間に差を設け、搬送方向先端部、中央部、
尾端部の3点を設定している。
、熱鋼板1における冷却装置7直前の各部の温度を推定
する推定計算を行なう。この推定計算は、仕上圧延機5
による仕上圧延終了後の熱鋼板1の温度を仕上後面温度
計11によって人力し、板上の代表点における全厚の1
0分割11点を計算対象点として、以下に示す一次元熱
伝導差分方程式を解くことによって行なう。尚、代表点
は、板上の1点について行なわれるが、板長を考慮して
各部の到達時間に差を設け、搬送方向先端部、中央部、
尾端部の3点を設定している。
また、生産管理用コンピュータ32は、冷却装置7にお
ける各ゾーン毎の下面水量、熱鋼板1が冷却装置7に入
る際の冷却開始温度、熱鋼板1が冷却装置7から出た際
の冷却停止温度、冷却速度。
ける各ゾーン毎の下面水量、熱鋼板1が冷却装置7に入
る際の冷却開始温度、熱鋼板1が冷却装置7から出た際
の冷却停止温度、冷却速度。
使用ゾーン数、板厚、板幅、板長等のデータを出力し、
冷却制御用コンピュータ30はこれらのデータを入力す
るとともに、操業標準値の決定を行なう。この操業標準
値とは、鋼板上下面温度差を許容値以下とする適正上下
水量比を計算する際の初期値である。この決定された操
業標準値は冷却水量制御装置38に出力される。これに
よって、冷却装置7の下面に配設されているノズルから
噴射すべき水量が決定される。そして、冷却制御用コン
ピュータ30は、冷却装置入側温度推定計算の計算結果
と決定された操業標準値により、冷却装置7内での板温
度推定計算を行なう。
冷却制御用コンピュータ30はこれらのデータを入力す
るとともに、操業標準値の決定を行なう。この操業標準
値とは、鋼板上下面温度差を許容値以下とする適正上下
水量比を計算する際の初期値である。この決定された操
業標準値は冷却水量制御装置38に出力される。これに
よって、冷却装置7の下面に配設されているノズルから
噴射すべき水量が決定される。そして、冷却制御用コン
ピュータ30は、冷却装置入側温度推定計算の計算結果
と決定された操業標準値により、冷却装置7内での板温
度推定計算を行なう。
次に、冷却制御用コンピュータ30は、板温度推定計算
によって得られた結果に基づいて、冷却装置7の上下面
に配設されているノズルから噴射する冷却水量の最適上
下比(下面水量/上面水量)を計算し、その計算結果を
冷却水量制御装置38に出力する。この最適上下比の決
定によって冷却装置7の上面に配設されているノズルか
ら噴射すべき水量が決定される。また、板温度推定計算
によって得られた結果に基づいて、熱鋼板1を冷却装置
7に通過させる際の最適通板速度の設定計算を行なう。
によって得られた結果に基づいて、冷却装置7の上下面
に配設されているノズルから噴射する冷却水量の最適上
下比(下面水量/上面水量)を計算し、その計算結果を
冷却水量制御装置38に出力する。この最適上下比の決
定によって冷却装置7の上面に配設されているノズルか
ら噴射すべき水量が決定される。また、板温度推定計算
によって得られた結果に基づいて、熱鋼板1を冷却装置
7に通過させる際の最適通板速度の設定計算を行なう。
この最適通板速度の演算結果は、通板速度制御装置40
に出力され、熱鋼板1は、この演算結果に基づいた速度
で冷却装置7の内部を搬送されることになる。
に出力され、熱鋼板1は、この演算結果に基づいた速度
で冷却装置7の内部を搬送されることになる。
一方、生産管理用コンピュータ32から出力された前記
データ(操業標準値)に基づいて、先端。
データ(操業標準値)に基づいて、先端。
尾端及び側端のマスク量が決定され、このマスク量は、
マスク制御装置37に出力される。このマスク量の制御
は、水冷開始時における熱鋼板1の四周部と中央部との
温度差を補償するために行なわれるものである。尚、こ
のマスク量の決定は、本願発明とはあまり密接に関係し
た制御ではないので、以降においてもその決定について
の詳細な説明は省略する。
マスク制御装置37に出力される。このマスク量の制御
は、水冷開始時における熱鋼板1の四周部と中央部との
温度差を補償するために行なわれるものである。尚、こ
のマスク量の決定は、本願発明とはあまり密接に関係し
た制御ではないので、以降においてもその決定について
の詳細な説明は省略する。
このように、本発明に係る熱間圧延鋼板の冷却制御装置
は、まず、熱鋼板1が冷却装置7に搬送される以前に、
冷却温度を推定し、冷却停止温度及び冷却速度が予め設
定されている温度あるいは速度となり、しかも、鋼板上
下面温度差があらかじめ定められた温度差となるように
、かつ、所定の材質が得られるように、冷却装置内部に
おける」二下面からの水量の制御を行なう。
は、まず、熱鋼板1が冷却装置7に搬送される以前に、
冷却温度を推定し、冷却停止温度及び冷却速度が予め設
定されている温度あるいは速度となり、しかも、鋼板上
下面温度差があらかじめ定められた温度差となるように
、かつ、所定の材質が得られるように、冷却装置内部に
おける」二下面からの水量の制御を行なう。
以上のように構成された本発明に係る熱間圧延鋼板の冷
却制御装置は、第5図以降に示すフローチャートに基づ
いて次のように動作する。尚、このフローチャートの説
明に際し、以上において該に説明されている事項はその
説明を省略する。
却制御装置は、第5図以降に示すフローチャートに基づ
いて次のように動作する。尚、このフローチャートの説
明に際し、以上において該に説明されている事項はその
説明を省略する。
まず、熱鋼板1の仕上圧延が終了したか否かの判断が、
圧延制御用コンピュータ31によって行なわれる(ステ
ップ1)。次に、冷却制御用コンピュータ30は、冷却
装置7の入側における熱鋼板1の温度の推定計算をしく
ステップ2)、生産管理用コンピュータ32から出力さ
れる各種のデータに基づいて操業標準値の決定を行なう
(ステップ3)。次に、冷却制御用コンピュータ30は
、ステップ2において推定した。冷却装置7の入側にお
ける熱鋼板1の温度、及びステップ3において決定した
操業標準値に基づいて板温度の推定計算を行なう(ステ
ップ4)。そして、冷却制御用コンピュータ30は、ス
テップ4において得られた板温度推定計算の演算結果に
基づいて、鋼板上下面の温度差があらかじめ定められた
温度差となるように冷却水の上下面からの冷却水量の最
適上下比を計算する(ステップ5)。次に、冷却制御用
コンピュータ30は、板温度推定計算の結果に基づいて
、熱鋼板1の最適通板速度の設定計算を行なう(ステッ
プ6)。そして、冷却制御用コンピュータ30は、端部
マスク、先端マスク、尾端マスクの設定計算を行なって
(ステップ7)、演算の結果をマスク制御装置37、通
板速度制御装置40、冷却水量制御装置38にそれぞれ
出力する(ステップ8)。
圧延制御用コンピュータ31によって行なわれる(ステ
ップ1)。次に、冷却制御用コンピュータ30は、冷却
装置7の入側における熱鋼板1の温度の推定計算をしく
ステップ2)、生産管理用コンピュータ32から出力さ
れる各種のデータに基づいて操業標準値の決定を行なう
(ステップ3)。次に、冷却制御用コンピュータ30は
、ステップ2において推定した。冷却装置7の入側にお
ける熱鋼板1の温度、及びステップ3において決定した
操業標準値に基づいて板温度の推定計算を行なう(ステ
ップ4)。そして、冷却制御用コンピュータ30は、ス
テップ4において得られた板温度推定計算の演算結果に
基づいて、鋼板上下面の温度差があらかじめ定められた
温度差となるように冷却水の上下面からの冷却水量の最
適上下比を計算する(ステップ5)。次に、冷却制御用
コンピュータ30は、板温度推定計算の結果に基づいて
、熱鋼板1の最適通板速度の設定計算を行なう(ステッ
プ6)。そして、冷却制御用コンピュータ30は、端部
マスク、先端マスク、尾端マスクの設定計算を行なって
(ステップ7)、演算の結果をマスク制御装置37、通
板速度制御装置40、冷却水量制御装置38にそれぞれ
出力する(ステップ8)。
次に、第5図に示したメインルーチンのそれぞれのステ
ップの処理について詳゛細に説明する。
ップの処理について詳゛細に説明する。
第6図は、メインルーチンにおけるステップ2のサブル
ーチンフローチャートである。
ーチンフローチャートである。
このサブルーチンフローチャートは、熱鋼板1が仕上終
了後から冷却装置7の入側まで搬送される間に、板面上
各部の冷却装置7の入側での温度を推定する処理手順を
示すものである。
了後から冷却装置7の入側まで搬送される間に、板面上
各部の冷却装置7の入側での温度を推定する処理手順を
示すものである。
まず、冷却制御用コンピュータ30は、仕上後面温度計
11により、仕上圧延終了時における熱鋼板1の上面温
度を検出し、熱鋼板1の厚み方向の初期温度分布を演算
する。この演算は、初期温度分布は厚み方向に放物線状
であると仮定して行なう。この温度分布の演算は、公知
の演算によって行なっているで、詳細な演算式等は省略
する(ステップ20)。そして、冷却制御用コンピュー
タ30は、タイマーを0にリセットしてスタートさせる
とともに、板温度推定差分演算を開始する。この板温度
推定差分演算は、ステップ20によって求めた初期温度
分布状態に基づいて、板上の代表点における全厚の10
分割11点を計算対象点として、1次元熱伝導差分方程
式を解くことによって行なう(ステップ21.22)。
11により、仕上圧延終了時における熱鋼板1の上面温
度を検出し、熱鋼板1の厚み方向の初期温度分布を演算
する。この演算は、初期温度分布は厚み方向に放物線状
であると仮定して行なう。この温度分布の演算は、公知
の演算によって行なっているで、詳細な演算式等は省略
する(ステップ20)。そして、冷却制御用コンピュー
タ30は、タイマーを0にリセットしてスタートさせる
とともに、板温度推定差分演算を開始する。この板温度
推定差分演算は、ステップ20によって求めた初期温度
分布状態に基づいて、板上の代表点における全厚の10
分割11点を計算対象点として、1次元熱伝導差分方程
式を解くことによって行なう(ステップ21.22)。
冷却制御用コンピュータ30は、ステップ21において
起動させたタイマーの積算時間に基づいて、熱鋼板1の
先端部が冷却装置7に到達する時刻となると、熱鋼板1
の先端部の温度を格納しくステップ23.24) 、熱
鋼板1の中央部が冷却装置7に到達する時刻となると、
冷却制御用コンピュータ30は、熱鋼板1の中央部の温
度を格納しくステップ25.26)、熱鋼板1の尾端部
が冷却装置7に到達する時刻となると、冷却制御用コン
ピュータ30は、熱鋼板1の尾端部の温度を格納する(
ステップ27.28)。尚、熱鋼板1の移動位置を時刻
として捕えるためのタイマーの積算時間は、Δを時間の
刻み時間をもって積算されるようにしである(ステップ
29)。
起動させたタイマーの積算時間に基づいて、熱鋼板1の
先端部が冷却装置7に到達する時刻となると、熱鋼板1
の先端部の温度を格納しくステップ23.24) 、熱
鋼板1の中央部が冷却装置7に到達する時刻となると、
冷却制御用コンピュータ30は、熱鋼板1の中央部の温
度を格納しくステップ25.26)、熱鋼板1の尾端部
が冷却装置7に到達する時刻となると、冷却制御用コン
ピュータ30は、熱鋼板1の尾端部の温度を格納する(
ステップ27.28)。尚、熱鋼板1の移動位置を時刻
として捕えるためのタイマーの積算時間は、Δを時間の
刻み時間をもって積算されるようにしである(ステップ
29)。
次に、第7図は、第5図に示したメインフローチャート
におけるステップ3の操業標準値決定のサブルーチンフ
ローチャートを示す。
におけるステップ3の操業標準値決定のサブルーチンフ
ローチャートを示す。
まず、冷却制御用コンピュータ30は、生産管理用コン
ピュータ32から、冷却開始温度、冷却停止温度、冷却
装置7における使用ゾーン数、各ゾーン毎の下面水量、
冷却速度等の情報を入力する(ステップ40)。一方、
各ゾーン毎の水量上下比及び端部マスク量、先端1尾端
マスク量は、あらかじめ冷却開始温度、冷却停止温度、
使用ゾーン数、各ゾーン毎の下面水量、冷却速度毎に操
業値基準ファイルに格納されている。これらの情報に基
づいて、冷却制御用コンピュータ30は、標準下面水量
、操業標準値の決定をする(ステップ41.42)。
ピュータ32から、冷却開始温度、冷却停止温度、冷却
装置7における使用ゾーン数、各ゾーン毎の下面水量、
冷却速度等の情報を入力する(ステップ40)。一方、
各ゾーン毎の水量上下比及び端部マスク量、先端1尾端
マスク量は、あらかじめ冷却開始温度、冷却停止温度、
使用ゾーン数、各ゾーン毎の下面水量、冷却速度毎に操
業値基準ファイルに格納されている。これらの情報に基
づいて、冷却制御用コンピュータ30は、標準下面水量
、操業標準値の決定をする(ステップ41.42)。
次に、第8図は、第5図に示したメインフローチャート
におけるステップ5の最適上下比決定のサブルーチンフ
ローチャートを示す。このサブルーチンフローチャート
は、冷却装置7内での板温度を計算し、鋼板上下面温度
差をあらかじめ定められた許容値以下とする上下水量比
を各冷却ゾーン毎に決定させるための処理を行なうルー
チンである。
におけるステップ5の最適上下比決定のサブルーチンフ
ローチャートを示す。このサブルーチンフローチャート
は、冷却装置7内での板温度を計算し、鋼板上下面温度
差をあらかじめ定められた許容値以下とする上下水量比
を各冷却ゾーン毎に決定させるための処理を行なうルー
チンである。
まず、冷却制御用コンピュータ30は、各計算対象点に
おける各冷却ゾーンの出側通過時間を求める(ステップ
50)。そして、冷却制御用コンピュータ30は、前記
計算対象点が冷却装置7の入側に到達した時点を1=0
とし、同時に冷却ゾーン数をカウントするカウンタZの
値を1にセットする(ステップ51.52)。次に、冷
却制御用コンピュータ30は、同時並列計算のための入
力条件をセットする。この入力条件としては、冷却装置
7の入側温度及び操業標準上下水量比の前後に設けた数
種類の上下水量比である(ステップ53)。そして、板
温度推定計算を、第6図の入側温度推定の処理と同様に
して行ない、当該ゾーンにおける各代表点の板温度推定
計算を行なう。
おける各冷却ゾーンの出側通過時間を求める(ステップ
50)。そして、冷却制御用コンピュータ30は、前記
計算対象点が冷却装置7の入側に到達した時点を1=0
とし、同時に冷却ゾーン数をカウントするカウンタZの
値を1にセットする(ステップ51.52)。次に、冷
却制御用コンピュータ30は、同時並列計算のための入
力条件をセットする。この入力条件としては、冷却装置
7の入側温度及び操業標準上下水量比の前後に設けた数
種類の上下水量比である(ステップ53)。そして、板
温度推定計算を、第6図の入側温度推定の処理と同様に
して行ない、当該ゾーンにおける各代表点の板温度推定
計算を行なう。
この板温度推定計算は、予め定められている刻み時間毎
に、代表点が当該冷却ゾーンを出るまで行なわれる。ま
た、この推定計算を行なう際の上下表面熱伝達は、表面
熱伝達率を用いた関数式で表わしている。
に、代表点が当該冷却ゾーンを出るまで行なわれる。ま
た、この推定計算を行なう際の上下表面熱伝達は、表面
熱伝達率を用いた関数式で表わしている。
上記した板温度推定計算は、以下に示す式に基づいて行
なわれる。
なわれる。
まず、板上の代表点における全厚の10分割11点を計
算対象点として表わした一次元熱伝導差分方程式は、 (1)板内部 −次元熱伝導差分方程式(4)熱伝達
係数(上・下面の区分あい)a=I αB ・(W/K
o/K 3’) XI LαB=Expl(ao +
al IITs+ a 2 ・Ts2 +
−・・+aa ・Ts6)/10001 X=b o +l)+ I Ts+b2 * Ts
2 ・・・+l)6 * Ts6W;水量密度(m3
/ ni’ m1n)Ts;鋼板表面温度(XIO’℃
) αB二基準α L:温度学習値(上・下面の区分前) (2)(上・下表面点) (j−1,11) (3)熱負荷 5uff1x jは板厚方向に分割したj番目の要素で
あられす。
算対象点として表わした一次元熱伝導差分方程式は、 (1)板内部 −次元熱伝導差分方程式(4)熱伝達
係数(上・下面の区分あい)a=I αB ・(W/K
o/K 3’) XI LαB=Expl(ao +
al IITs+ a 2 ・Ts2 +
−・・+aa ・Ts6)/10001 X=b o +l)+ I Ts+b2 * Ts
2 ・・・+l)6 * Ts6W;水量密度(m3
/ ni’ m1n)Ts;鋼板表面温度(XIO’℃
) αB二基準α L:温度学習値(上・下面の区分前) (2)(上・下表面点) (j−1,11) (3)熱負荷 5uff1x jは板厚方向に分割したj番目の要素で
あられす。
j:板厚方向の計算点N o (j=l〜11.j−1
上表面)11:含熱量(Kcal/Kg) 、Ts:鋼
材表面温度、ρ:比熱(Kg/ば)Tw:水温(℃)K
d:熱伝導率(kcal/m hr℃)Kdo:0℃で
の熱伝導率(kcal/a+ hr”c)φj:変換温
度(’C) Δt:計算分割時間(hr)−1J9 X 10−6(
510−6(50:表面熱負荷(Kcal/rrf h
r)Δy:厚み方向分割長さ(m) Tg:雰囲気温度(’C) C:比熱(Kcal/nf hr’c )β1 β2
:係数で小冷時βI−0.β−1空冷時β1−1.β−
0とする。
上表面)11:含熱量(Kcal/Kg) 、Ts:鋼
材表面温度、ρ:比熱(Kg/ば)Tw:水温(℃)K
d:熱伝導率(kcal/m hr℃)Kdo:0℃で
の熱伝導率(kcal/a+ hr”c)φj:変換温
度(’C) Δt:計算分割時間(hr)−1J9 X 10−6(
510−6(50:表面熱負荷(Kcal/rrf h
r)Δy:厚み方向分割長さ(m) Tg:雰囲気温度(’C) C:比熱(Kcal/nf hr’c )β1 β2
:係数で小冷時βI−0.β−1空冷時β1−1.β−
0とする。
そして、平均板温度計算は
の式によって行なわれる(ステップ54〜56)。
そして、ステップ56までで得られた当該冷却ゾーンの
最適上下比を算出し、カウンタZの値を1だけインクリ
メントしてステップ53に戻る。
最適上下比を算出し、カウンタZの値を1だけインクリ
メントしてステップ53に戻る。
そして、計算された冷却ゾーン数が操業標準値の決定処
理によって決定されたゾーン数nに等しくなったらメイ
ンルーチンに戻る(ステップ57〜59)。
理によって決定されたゾーン数nに等しくなったらメイ
ンルーチンに戻る(ステップ57〜59)。
第9図は、第5図に示したメインフローチャートにおけ
るステップ6の最適通板速度設定計算のサブルーチンフ
ローチャートを示す。このサブルーチンフローチャート
は、冷却装置7内での熱鋼板1の最適通板速度を決定す
るためのものであり、この通板速度は、冷却開始温度、
冷却停止温度。
るステップ6の最適通板速度設定計算のサブルーチンフ
ローチャートを示す。このサブルーチンフローチャート
は、冷却装置7内での熱鋼板1の最適通板速度を決定す
るためのものであり、この通板速度は、冷却開始温度、
冷却停止温度。
冷却速度、板厚、板長、板幅によって異なる速度に設定
される。
される。
冷却制御用コンピュータ30は、圧延制御用コンピュー
タ31から出力された製造命令に基づき、冷却装置7内
で使用される平均水量を以下のようにして算出する。こ
の平均水量は、前記した最適上下化設定計算によって算
出された下面水量に基づいて行なわれ、使用ゾーン数と
、それら各使用ゾーン毎の冷却長(ノズル配置長)と、
前記下面水量との積で求めることができる(ステップ7
0)。次に、冷却制御用コンピュータ30は、この平均
水量で熱鋼板1を冷却した場合の冷却時間と、温度・時
間影響係数を求める。まず、冷却時間を算出するに際し
ては、前記した平均水量及び冷却開始温度に基づいて熱
鋼板1の冷却曲線を求め、次に、この曲線に基づいて、
代表点における熱鋼板1の温度が冷却停止温度に下るま
での時間を算出することになる。また、温度・時間影響
係数は、前記冷却曲線における単位時間当りの下降温度
、すなわち、冷却速度であり、この温度・時間影響係数
によって前記冷却時間の補正計算が行なわれる(ステッ
プ71)。そして、上記冷却時間及び前記使用ゾーンの
総長に基づいて、通板速度の計算が行なわれる。即ち、
通板速度は、使用ゾーンの総長を冷却時間で除すことに
よって得られる(ステップ72)。尚、以上の計算によ
って得られた通板速度は、全ゾーン一定の水量と仮定し
て求めた速度であるので、粗決定である。
タ31から出力された製造命令に基づき、冷却装置7内
で使用される平均水量を以下のようにして算出する。こ
の平均水量は、前記した最適上下化設定計算によって算
出された下面水量に基づいて行なわれ、使用ゾーン数と
、それら各使用ゾーン毎の冷却長(ノズル配置長)と、
前記下面水量との積で求めることができる(ステップ7
0)。次に、冷却制御用コンピュータ30は、この平均
水量で熱鋼板1を冷却した場合の冷却時間と、温度・時
間影響係数を求める。まず、冷却時間を算出するに際し
ては、前記した平均水量及び冷却開始温度に基づいて熱
鋼板1の冷却曲線を求め、次に、この曲線に基づいて、
代表点における熱鋼板1の温度が冷却停止温度に下るま
での時間を算出することになる。また、温度・時間影響
係数は、前記冷却曲線における単位時間当りの下降温度
、すなわち、冷却速度であり、この温度・時間影響係数
によって前記冷却時間の補正計算が行なわれる(ステッ
プ71)。そして、上記冷却時間及び前記使用ゾーンの
総長に基づいて、通板速度の計算が行なわれる。即ち、
通板速度は、使用ゾーンの総長を冷却時間で除すことに
よって得られる(ステップ72)。尚、以上の計算によ
って得られた通板速度は、全ゾーン一定の水量と仮定し
て求めた速度であるので、粗決定である。
第10図は、通板速度修正計算のサブルーチンフローチ
ャートである。この通板速度修正計算は、前のステップ
で粗決定された通板速度の精密計算を行なうものである
。
ャートである。この通板速度修正計算は、前のステップ
で粗決定された通板速度の精密計算を行なうものである
。
まず、冷却制御用コンピュータ30は、メインルーチン
のステップ7で求められた冷却装置後面温度計14下で
の板温度推定値Tと、生産管理用コンピュータ32から
出力された冷却停止温度T′とを比較しくステップ80
)、この温度差の絶対値が許容偏差量εよりも大きいか
小さいかの判断をする。尚、許容偏差量は温度計精度よ
り10℃としている(ステップ81)。この温度差が許
容偏差量以上である場合には、求められている最適通板
速度の修正計算を行なう。この修正計算は、前記温度差
を冷速で割って時間を求め、次に、この時間に修正係数
を掛けた値でゾーン長を割ることによって算出し、この
修正計算によって得られた速度は、最適上下比決定計算
の処理にフィードバックされる(ステップ82)。
のステップ7で求められた冷却装置後面温度計14下で
の板温度推定値Tと、生産管理用コンピュータ32から
出力された冷却停止温度T′とを比較しくステップ80
)、この温度差の絶対値が許容偏差量εよりも大きいか
小さいかの判断をする。尚、許容偏差量は温度計精度よ
り10℃としている(ステップ81)。この温度差が許
容偏差量以上である場合には、求められている最適通板
速度の修正計算を行なう。この修正計算は、前記温度差
を冷速で割って時間を求め、次に、この時間に修正係数
を掛けた値でゾーン長を割ることによって算出し、この
修正計算によって得られた速度は、最適上下比決定計算
の処理にフィードバックされる(ステップ82)。
以上のように、本発明では、熱鋼板1の冷却過程におい
て、材質確保上水められる冷速か得られるように予め設
定されている下面から噴射される冷却水量を基準として
、板の上下面の温度差があらかじめ定められている許容
値以下とするように、上面から噴射する冷却水量を求め
、鋼板上下面温度差を制御している。そして、第11図
(従来の冷却停止温度精度の実績−狙いデータ)及び第
12図(本発明による冷却停止温度精度の実績−狙いデ
ータ)に示しであるように、本願発明によれば、従来に
比較して冷却停止温度精度のばらつきが非常に少なくな
っているのがわかる。また、第13図(従来の鋼板上下
面の温度履歴)及び第14図(本発明による鋼板上下面
の温度履歴)に示しであるように、本発明により、鋼板
上下面温度差が改善されているのがわかる。両図は、冷
却装置7内に取り付けた光フアイバー温度計対20゜2
1.22.23の実測値を基に計算したものである。
て、材質確保上水められる冷速か得られるように予め設
定されている下面から噴射される冷却水量を基準として
、板の上下面の温度差があらかじめ定められている許容
値以下とするように、上面から噴射する冷却水量を求め
、鋼板上下面温度差を制御している。そして、第11図
(従来の冷却停止温度精度の実績−狙いデータ)及び第
12図(本発明による冷却停止温度精度の実績−狙いデ
ータ)に示しであるように、本願発明によれば、従来に
比較して冷却停止温度精度のばらつきが非常に少なくな
っているのがわかる。また、第13図(従来の鋼板上下
面の温度履歴)及び第14図(本発明による鋼板上下面
の温度履歴)に示しであるように、本発明により、鋼板
上下面温度差が改善されているのがわかる。両図は、冷
却装置7内に取り付けた光フアイバー温度計対20゜2
1.22.23の実測値を基に計算したものである。
また、第15図(従来の板厚方向硬度分布)及び第16
図(本発明による板厚方向硬度分布)には、第13図及
び第14図の冷却を行なった従来の板厚方向硬度分布状
態と、本願発明による板厚方向硬度分布状態の試験結果
が示しである。
図(本発明による板厚方向硬度分布)には、第13図及
び第14図の冷却を行なった従来の板厚方向硬度分布状
態と、本願発明による板厚方向硬度分布状態の試験結果
が示しである。
この図を見れば明らかなように、上下面での硬度差は極
めて少なくなっており、上面及び下面において均一な材
質が得られているのがわかる。
めて少なくなっており、上面及び下面において均一な材
質が得られているのがわかる。
し発明の効果]
以上の説明により明らかなように、本発明では、予め与
えられている前記熱鋼板の諸物性値に基づいて、前記冷
却装置上面に配置されたノズルから噴射する冷却水量と
前記熱鋼板の熱伝達率との関係を求める第1演算手段と
、前記冷却装置下面に配置されたノズルから噴射する冷
却水量と前記熱鋼板の熱伝達率との関係を求める第2演
算手段と、前記第1演算手段及び前記第2演算手段によ
って求めたそれぞれの熱伝達率と冷却水量との関係から
、下面に配置されたノズルから噴射する冷却水量を基準
として、前記熱鋼板上下面の温度差をあらかじめ定めら
れた許容値以下となるように上面に配置されたノズルか
ら噴射する冷却水量を制御する冷却水量制御手段とを設
けたので、熱鋼板上下面における冷却速度が均一となり
、鋼板上下面で板厚方向に対称な材質を有する鋼板の製
造が可能となる。
えられている前記熱鋼板の諸物性値に基づいて、前記冷
却装置上面に配置されたノズルから噴射する冷却水量と
前記熱鋼板の熱伝達率との関係を求める第1演算手段と
、前記冷却装置下面に配置されたノズルから噴射する冷
却水量と前記熱鋼板の熱伝達率との関係を求める第2演
算手段と、前記第1演算手段及び前記第2演算手段によ
って求めたそれぞれの熱伝達率と冷却水量との関係から
、下面に配置されたノズルから噴射する冷却水量を基準
として、前記熱鋼板上下面の温度差をあらかじめ定めら
れた許容値以下となるように上面に配置されたノズルか
ら噴射する冷却水量を制御する冷却水量制御手段とを設
けたので、熱鋼板上下面における冷却速度が均一となり
、鋼板上下面で板厚方向に対称な材質を有する鋼板の製
造が可能となる。
第1図は、本発明に係る熱間圧延鋼板の冷却制御装置を
備えた鋼板製造ラインの一部を示す図、第2図は、搬送
される熱鋼板の温度、形状を測定する測定機器の配置状
態及び冷却装置の内部構造を示す図、 第3図は、本発明に係る熱間圧延鋼板の冷却制御装置の
制御系の概略構成図、 第4図は、本発明に係る熱間圧延鋼板の冷却制御装置の
全体の概略的な動作を示す図、第5図は、本発明に係る
熱間圧延鋼板の冷却制御装置のメインフローチャート、 第6図は、熱鋼板の入側温度推定を行なうサブルーチン
フローチャート、 第7図は、操業標準値を決定するためのサブルーチンフ
ローチャート、 第8図は、水量の最適上下比を決定するためのサブルー
チンフローチャート、 第9図は、熱鋼板の最適通板速度を設定するサブルーチ
ンフローチャート、 第10図は、通板速度を修正するためのサブルーチンフ
ローチャート、 第11図及び第12図は、従来と本発明との冷却停止温
度精度の分布図、 第13図及び第14図は、従来と本発明との鋼板上下面
の温度履歴図、 第15図及び第16図は、従来と本発明との板厚方向硬
度分布状態を示す図である。 1・・・熱鋼板、5・・・仕上圧延機、6・・・熱間矯
正機、7・・・冷却装置、7C・・・ノズル、 8・・・流量制御弁(冷却水量制御手段)、30・・・
冷却制御用コンピュータ (第1演算手段、第2演算手段)、 32・・・生産管理用コンピュータ (第1演算手段)、 38・・・冷却水量制御装置 (冷却水量制御手段) 第 図 N秋 6゜ 蜘−狙、’(’C) N秋 Q 穴、償−租い(°C)
備えた鋼板製造ラインの一部を示す図、第2図は、搬送
される熱鋼板の温度、形状を測定する測定機器の配置状
態及び冷却装置の内部構造を示す図、 第3図は、本発明に係る熱間圧延鋼板の冷却制御装置の
制御系の概略構成図、 第4図は、本発明に係る熱間圧延鋼板の冷却制御装置の
全体の概略的な動作を示す図、第5図は、本発明に係る
熱間圧延鋼板の冷却制御装置のメインフローチャート、 第6図は、熱鋼板の入側温度推定を行なうサブルーチン
フローチャート、 第7図は、操業標準値を決定するためのサブルーチンフ
ローチャート、 第8図は、水量の最適上下比を決定するためのサブルー
チンフローチャート、 第9図は、熱鋼板の最適通板速度を設定するサブルーチ
ンフローチャート、 第10図は、通板速度を修正するためのサブルーチンフ
ローチャート、 第11図及び第12図は、従来と本発明との冷却停止温
度精度の分布図、 第13図及び第14図は、従来と本発明との鋼板上下面
の温度履歴図、 第15図及び第16図は、従来と本発明との板厚方向硬
度分布状態を示す図である。 1・・・熱鋼板、5・・・仕上圧延機、6・・・熱間矯
正機、7・・・冷却装置、7C・・・ノズル、 8・・・流量制御弁(冷却水量制御手段)、30・・・
冷却制御用コンピュータ (第1演算手段、第2演算手段)、 32・・・生産管理用コンピュータ (第1演算手段)、 38・・・冷却水量制御装置 (冷却水量制御手段) 第 図 N秋 6゜ 蜘−狙、’(’C) N秋 Q 穴、償−租い(°C)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 熱鋼板を所定の板厚にまで圧延を行なう圧延機と、当該
圧延機の後工程に配置され、搬送された熱鋼板に対して
上下面両方向から当該熱鋼板の幅方向に向けて配置され
た複数のノズルから冷却水を噴射して、当該熱鋼板を搬
送しながら冷却する冷却装置とが配置された鋼板製造装
置において、予め与えられている前記熱鋼板の諸物性値
に基づいて、前記冷却装置上面に配置されたノズルから
噴射する冷却水量と前記熱鋼板の熱伝達率との関係を求
める第1演算手段と、 前記冷却装置下面に配置されたノズルから噴射する冷却
水量と前記熱鋼板の熱伝達率との関係を求める第2演算
手段と、 前記第1演算手段及び前記第2演算手段によって求めた
それぞれの熱伝達率と冷却水量との関係から、下面に配
置されたノズルから噴射する冷却水量を基準として、水
冷時における前記熱鋼板上下表面の温度差があらかじめ
定められた許容値以下となるように上面に配置されたノ
ズルから噴射する冷却水量を制御する冷却水量制御手段
とを有することを特徴とする熱間圧延鋼板の冷却制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63331092A JPH0729139B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 熱間圧延鋼板の冷却制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63331092A JPH0729139B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 熱間圧延鋼板の冷却制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02179825A true JPH02179825A (ja) | 1990-07-12 |
JPH0729139B2 JPH0729139B2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=18239766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63331092A Expired - Lifetime JPH0729139B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 熱間圧延鋼板の冷却制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0729139B2 (ja) |
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- 1988-12-28 JP JP63331092A patent/JPH0729139B2/ja not_active Expired - Lifetime
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