JP2792042B2 - 情報再生回路 - Google Patents

情報再生回路

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JP2792042B2 JP22454488A JP22454488A JP2792042B2 JP 2792042 B2 JP2792042 B2 JP 2792042B2 JP 22454488 A JP22454488 A JP 22454488A JP 22454488 A JP22454488 A JP 22454488A JP 2792042 B2 JP2792042 B2 JP 2792042B2
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、情報記録媒体から読み出された再生アナ
ログ信号をディジタル信号として再生する情報再生回路
に関する。
[従来の技術] 磁気記録情報再生回路では、通常、次のような信号処
理をおこなっている。磁気記録媒体上の磁化情報は、磁
気ヘッドで読み出されて、再生アナログ信号となる。こ
の再生アナログ信号は、増幅、波形修正、ピーク検出な
どを経て、ディジタルデータに変換される。このディジ
タルデータからは、これに同期したクロック信号が作ら
れる。上述のディジタルデータは、このクロック信号の
タイミングでデータ弁別されて、読出し信号となる。
[発明が解決しようとする課題] 磁気記録媒体上に、情報の記録された部分と、情報の
記録されてない部分とがある場合、次のような問題が生
じる。
MFM変調方式で情報が記録されていると仮定する。こ
の場合、最短磁化反転間隔をTとすると、T、1.5T、2T
の3種類の磁化反転間隔で情報が記録されている。情報
が記録されている部分を磁気ベッドで読み出すと、再生
アナログ信号となり、これにもとづいてディジタルデー
タが作られ、このディジタルデータにもとづいて同期ク
ロック信号が作られる。ところが、情報が記録されてい
ない部分を磁気ヘッドで読み出すと、再生アナログ信号
にはノイズだけが現れる。このノイズからも、不定なデ
ィジタルデータが作られてしまう。このディジタルデー
タの周期は、通常、上述の最長磁化反転間隔“2T"より
も長くなる。このようなディジタルデータからも同期ク
ロック信号が作られることになる。この同期クロック信
号は、MFM変調データを読み出したときの同期クロック
信号よりも、周期が長くかつ不安定なものとなる。
もちろん、ノイズだけの再生アナログ信号から得られ
た読出し信号は、正常なデータとして認識されない。し
たがって、このときの同期クロック信号がどのようにな
っていても構わないばずである。しかし、そのあとで、
MFM変調データを読み出すときに、ノイズから作られた
同期クロック信号が悪影響を及ぼすことになる。すなわ
ち、磁気ヘッドが、情報が記録されていない部分から、
情報が記憶されている部分に移った瞬間は、ノイズから
作られた同期クロック信号が利用されることになる。も
ちろん、同期クロック信号は直ぐに最適な周期に移行す
る。しかし、一時的に不適切な同期クロック信号を利用
するために、データ弁別回路が誤動作する恐れがある。
この発明は、このように事情にかんがみてなされたも
のであり、その目的は、記録媒体に情報が記録されてい
ない部分があっても、その部分から得られるノイズパル
スの周期を短くして、データ弁別回路の誤動作を防止で
きるような情報再生回路を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上述の目的を達成するため、この発明に係る情報再生
回路は、次の(a)から(d)までの構成を有してい
る。
(a)情報記録媒体から読み出された再生アナログ信号
をディジタルデータに変換する整形回路。
(b)前記整形回路の出力によってトリガされる第1単
安定回路であって、その不安定状態の期間が、前記ディ
ジタルデータの所定の最長周期より長く設定され、不安
定状態中に再トリガされると不安定状態の期間が再設定
される形式の、第1単安定回路。
(c)前記第1単安定回路の出力によってトリガされる
第2単安定回路であって、その不安定状態の期間が、前
記ディジタルデータのパルス幅と同程度に設定された、
第2単安定回路。
(d)前記整形回路の出力と前記第2単安定回路の出力
との論理和をとる論理和回路。
この発明の情報再生回路は、その性質上、磁気記録情
報の再生回路だけに適用されるものではなく、光ディス
クなどの他の記録再生方式にも適用できる。
[作用] 情報の記録されていない部分を読み出しているときで
も、同期クロック信号を適当な値に保っておくために
は、ノイズから得られたディジタルデータの周期を、適
当に短くしてやればよい。この発明では、ノイズパルス
があると、その時点から、第1単安定回路の不安定状態
の期間だけ経過したときに、自動的に新たなパルスを作
っている。そして、ノイスパルスと、新たなパルスとの
論理和をとって、パルス周期を短くしている。
この発明の動作を説明すると、まず、情報記録媒体か
ら読み出した再生アナログ信号を、整形回路で、ディジ
タルデータに変換する。このディジタルデータで、第1
単安定回路をトリガする。すると、第1単安定回路は安
定状態から不安定状態に移る。その不安定状態の期間
は、ディジタルデータの所定の最長周期より長く設定さ
れている。「ディジタルデータの所定の最長周期」と
は、記録媒体に記録されている情報の変調方式ごとに定
まっているものであり、上述のMFM変調方式を例にとる
と、2Tとなる。この第1単安定回路は、不安定状態中に
再トリガされると不安定状態の期間が再設定される形式
となっている。したがって、情報が記録されている領域
を読み出しているかぎり、不安定状態が終わる前に、必
ず、次のパルスが第1単安定回路に入力される。その結
果、その不安定状態が再設定される。つまり、第1単安
定回路は不安定状態を持続することになる。
情報の記録されていない領域を読み出すと、第1単安
定回路は、最初のノイズパルスでトリガされて不安定状
態に移る。しかし、所定期間経過後、安定状態に戻る。
この瞬間に、今度は、第2単安定回路がトリガされて、
パルス幅の短いパルスが作られる。そして、論理和回路
で、ノイズパルスと、第2単安定回路の出力パルスとの
論理和がとられる。これにより、論理回路の出力パルス
の周期は、もとのノイズパルスの周期より短くなる。
[実施例] 次に、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、この発明の一実施例のブロック図である。
この実施例は、フロッピーディスク装置の再生回路に、
この発明を適用したものである。情報は、MFM変調方式
で記録されている。
この再生回路は、整形回路2と、二つの単安定回路
3、4と、論理和回路5とを含む。同期クロック再生回
路、データ弁別回路など、従来装置と同じ内容は省略し
てある。磁気ヘッド1の出力aは、整形回路2に入力さ
れる。整形回路2の出力bは、論理和回路5と、第1単
安定回路3とに入力される。第1単安定回路3の出力c
は、第2単安定回路4に入力される。第2単安定回路4
の出力dは、論理和回路5に入力される。論理和回路5
の出力eは、図示しないデータ弁別回路に送られる。
次に、第1図と、そのタイミングチャートである第2
図とを参照して、各構成要素の働きを説明する。
磁気ヘッド1の出力aは、再生アナログ信号10とな
る。整形回路2は、この再生アナログ信号10に、増幅、
波形修正、ピーク検出などを施して、ディジタルデータ
20を得る。整形回路2自体は、従来装置のもと同じであ
る。
第1単安定回路3は、ディジタルデータ20のパルスの
立上りでトリガされる。すると、安定状態から不安定状
態に移る。不安定状態の期間T1は、MFM変調データの最
長周期Tmaxより、長く設定されている。不安定状態の期
間T1が終わると、もとの安定状態に戻る。ところで、こ
の第1単安定回路は、不安定状態中に再トリガされる
と、期間T1が再設定されるようになっている。
第2単安定回路4は、第1単安定回路3の出力cの立
下りでトリガされる。これにより、パルス幅の小さいパ
ルス40、41、42が出力される。すなわち、第2単安定回
路4の不安定状態の期間T2は、非常に短く設定されてい
る。この期間T2は、ディジタルデータ20のパルス幅と同
程度である。
論理和回路5は、ディジタルデータ20と、第2単安定
回路4の出力dとの論理和をとっている。
次に、この再生回路の動作を説明する。
最初に、MFM変調方式で情報が記録されている領域A
を、磁気ヘッド1が読み出す場合を説明する。このと
き、整形回路2の出力bに現われるディジタルデータ20
は正常なパルス列となる。すなわち、そのパルス周期
は、T、1.5T、2Tのいずれかとなる。最長周期Tmaxは、
2Tである。こようなパルスで第1単安定回路3がトリガ
されると、その不安定状態が続くことになる。というの
は、第1単安定回路3の不安定状態の期間T1が、Tmax
り長く設定されているからである。不安定状態にある第
1単安定回路3が再トリガされると、再トリガされた時
点からT1が再設定されるため、いつまでも不安定状態が
続くことになる。つまり、第1単安定回路3の出力c
は、ハイレベル30を維持したままである。したがって、
第2単安定回路4はトリガされず、その出力dには、パ
ルスが現れない。その結果、領域Aにおいては、論理和
回路5には、ディジタルデータ20のパルスだけが入力さ
れ、これがそのまま論理和回路5の出力となる。すなわ
ち、領域Aに限っていえば、従来の再生回路と同じ出力
となる。
次に、情報が記録されていない領域Bを、磁気ヘッド
1が読み出す場合を説明する。このとき、磁気ヘッド1
の出力aには、ノイズ信号11が現れ、整形回路2の出力
bには、ノイズパルス21、22が現れる。ノイズパルスの
周期TNはランダムであり、一般にTmaxよりも長い。ノイ
ズパルス21で第1単安定回路3がトリガされると、期間
T1だけ不安定状態31となってから、もとの安定状態に戻
る。そして、安定状態に戻るときの立下りで、第2単安
定回路4がトリガされる。すると、その出力dには、パ
ルス41が現れる。同様に、次のノイズパルス22がある
と、第2単安定回路4の出力dに、パルス42が現れる。
論理和回路5では、ノイズパルス21、22と、第2単安定
回路4の出力パルス41、42との論理和がとられる。した
がって、領域Bでは、ノイズパルスの周期TNが、T1とT
N1とに分割されて短縮されたことになる。
領域Bにおいて、このようにパルス周期が短縮された
ことにより、この領域Bでの同期クロック信号の周期
は、領域Aでの同期クロック信号の周期から、かけ離れ
たものとならない。したがって、領域Bの後に領域Aが
続いたときに、データ弁別回路が誤動作する恐れが少な
くなる。
なお、第2図のタイミングチャートにおいて、ノイズ
パルスの周期TNが非常に長くなってしまうと、たとえT1
があっても、論理和回路5の出力eにおけるパルス周期
TN1が長くなるのは避けられない。しかし、この実施例
によって、データ弁別回路の誤動作防止が非常に改善さ
れたことは確かである。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明は、情報が記録されて
いない領域を読み出したときに、ノイズパルスの周期が
短くなるようにパルスを追加してある。したがって、こ
の領域での同期クロック信号の周期は、本来の情報を読
み出すときの同期クロック信号の周期から、かけ離れる
ことがない。その結果、情報が記録されていない領域か
ら、情報が記録されている領域に読み出し動作が移った
ときにも、データ弁別回路が誤動作を生じにくくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例のブロック図、 第2図は、この実施例のタイミングチャートである。 2……整形回路 3……第1単安定回路 4……第2単安定回路 5……論理和回路 T1……第1単安定回路の不安定状態の期間 T2……第2単安定回路の不安定状態の期間 Tmax……ディジタルデータの最長周期

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】以下の(a)から(d)までを有する情報
    再生回路。 (a)情報記録媒体から読み出された再生アナログ信号
    をディジタルデータに変換する整形回路。 (b)前記整形回路の出力によってトリガされる第1単
    安定回路であって、その不安定状態の期間が、前記ディ
    ジタルデータの所定の最長周期より長く設定され、不安
    定状態中に再トリガされると不安定状態の期間が再設定
    される形式の、第1単安定回路。 (c)前記第1単安定回路の出力によってトリガされる
    第2単安定回路であって、その不安定状態の期間が、前
    記ディジタルデータのパルス幅と同程度に設定された、
    第2単安定回路。 (d)前記整形回路の出力と前記第2単安定回路の出力
    との論理和をとる論理和回路。
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