JP2791198B2 - プレハブ工事工程管理装置 - Google Patents

プレハブ工事工程管理装置

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JP2791198B2
JP2791198B2 JP21472790A JP21472790A JP2791198B2 JP 2791198 B2 JP2791198 B2 JP 2791198B2 JP 21472790 A JP21472790 A JP 21472790A JP 21472790 A JP21472790 A JP 21472790A JP 2791198 B2 JP2791198 B2 JP 2791198B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプレハブ工事の工程を管理するプレハブ工事
工程管理装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、建設工事量の増大、作業員の不足等の原因によ
り、工場で製作したプレハブ部材を使用した建設工事、
所謂プレハブ工事が増加している。このプレハブ部材の
うち、特にプレキヤストコンクリート部材(以下、PC部
材という)は需要が急増し、PC部材製作メーカの工場
(以下、固定工場という)のPC部材供給量が充分でない
場合がある。これを解決するために現場内に設けたサイ
ト工場でPC部材等を製作するサイト生産方式を採用し、
このサイト工場で製作されたPC部材を用いたプレハブ工
事が行われている。
このサイト生産方式は、PC部材を組み立てる所謂建方
工程の作業の進捗状況に合わせて部材を供給することが
可能であり、また、PC部材を輸送する費用を削減するこ
とができる。また前記固定工場で製作したPC部材は道路
輸送するため大きさの制限があるが、サイト工場で製作
したPC部材はこのような制限を受けないため大型のPC部
材を採用でき、PC部材の数が減少することによって建方
工程の作業量を低減できるという利点もある。
ところで、PC部材を含めたプレハブ部材は建方工程で
寸法等を合わせることが困難であるので、外形寸法等に
高い精度を必要とする。しかしながら、サイト生産方式
では屋外作業が多く作業者の習熟度も低いため、固定工
場と比較して生産性が低いという問題がある。また、建
方工程では多数の部材を使用して作業するため、作業日
程の計画、工程管理等の作業が煩雑であった。
上記のようなサイト生産方式を採用したプレハブ工事
の問題点を解消するため、本出願人はプレハブ工事工程
管理装置を提案している。このプレハブ工事工程管理装
置は、建方工程を含む各工程の作業と作業日程とを対応
させた工程表及びプレハブ部材毎の製作予定日を示す製
作表を画面等に表示する。工程表を参照することによっ
て建方工程を含む全体的な工程の流れを把握することが
でき、工程管理を支援することができる。また、製作表
を参照することによってPC部材等の製作側で作業の量及
び内容を把握することができるので、生産管理が容易に
なり生産性を向上させることができる。
ところで、前記プレハブ工事管理装置は各PC部材の配
置を示す配置図を表示する。この配置図を参照すること
によって各PC部材の位置関係を視覚的に認識でき、建方
作業を支援することができる。また、プレハブ工事管理
装置は各PC部材の特性を表すデータ、例えば大きさ、面
積、必要コンクリート量等のデータを表示する。プレハ
ブ工事では多数のPC部材を使用するため前記PC部材の特
性を表すデータのデータ量は膨大なものとなるので、前
記配置図とは別の画面に表示している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、建方工程の作業では各PC部材の配置及
び各PC部材の特性を表すデータを参照する必要がある。
例えば、各PC部材をクレーン等で吊り上げて配置する場
合、PC部材のコンクリート量等から重量を判断し吊り上
げ可能が否か等を判定する必要がある。前記プレハブ工
事工程管理装置ではPC部材の配置を示す配置図とPC部材
の特性を表すデータとが別々に表示されるので、両方を
参照するためには表示を切り替える必要があり操作性が
良くなった。
本発明は上記事実を考慮して成されたもので、操作性
の良いプレハブ工事工程管理装置を得ることが目的であ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明に係るプレハブ工事
工程管理装置は、プレハブ部材を特定するデータとプレ
ハブ部材の位置を表すデータとプレハブ部材の特定を表
すデータと特定のプレハブ部材を指定するデータとを入
力する入力手段と、プレハブ部材を特定するデータとプ
レハブ部材の特性を表すデータとを対応させて記憶する
記憶手段と、プレハブ部材の位置を表すデータからプレ
ハブ部材の配置を示す配置図を作成する第1の処理手段
と、前記配置図を表示する表示手段と、記憶手段の記憶
内容の中から指定された特定のプレハブ部材の特性を表
すデータを判断する判断手段と、判断手段によって判断
されたプレハブ部材の特性を表すデータを前記配置図を
表示した画面と同じ画面に表示させる第2の処理手段
と、を有している。
〔作用〕
本発明では、プレハブ部材を特定するデータとプレハ
ブ部材の特性を表すデータとを対応させて記憶し、記憶
内容の中から指定された特定のプレハブ部材の特性を表
すデータを判断し、配置図を表示した画面と同じ画面に
表示するようにしている。このため、表示手段が表示す
る配置図に示されたプレハブ部材のうち指定されたプレ
ハブ部材の特性を表すデータのみを表示することができ
るので、配置図に表示された全てのプレハブ部材の特性
を表すデータを表示する場合よりも表示データ量が小さ
くなり配置図と同一の画面に表示することができる。従
って、配置図を表示した画面とプレハブ部材を表示した
画面とを切り替える等の操作が不要となるので操作性が
良い。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図に示すように、本実施例に係るプレハブ工事工
程管理装置10は、パーソナルコンピユータ12と、パーソ
ナルコンピユータ12の入出力ポート20に接続される各種
の入出力機器と、から構成される。パーソナルコンピユ
ータ12は、CPU14、ROM16、RAM18及び入出力ポート20を
備え、これらは互いにバスによって接続されている。本
実施例では入出力ポート20に接続される入出力装置とし
て、フロツピーデイスク、ハードデイスク等の記憶媒体
で構成され記憶したプログラム、データが読出されると
共にデータが書込まれる外部記憶装置32と、オペレータ
がデータ等を入力するためのキーボード24及びマウス26
と、処理結果を表示するデイスプレイ28と、処理結果を
印刷するためのプリンタ30と、を用いている。
パーソナルコンピユータ12及び各入出力機器をプレハ
ブ工事工程管理装置10として作用させるためのプログラ
ムは前記外部記憶装置32の記憶媒体に記憶されている。
このプログラムはプレハブ工事工程管理装置10を構成す
る各機器に電源が投入されると読出され、実行される。
次に本実施例の作用を説明する。
本実施例のプレハブ工事工程管理装置10は第14図のフ
ローチヤートに示すような処理を行って工程計画の立
案、工程管理を支援する。すなわち、ステツプ100では
プレハブ工事を行う作業所固有のデータを入力するよう
オペレータに指示する。これによりオペレータは、作業
所固有のデータ、例えばプレハブ工事で使用する全ての
プレハブ部材を特定するデータ、すなわちプレハブ部材
毎に付与される呼称を表す呼称データを入力する。ま
た、例えば、第2図に示すような各段毎のPC部材等の位
置を表すデータ、建方工程の作業と該作業で使用するPC
部材との対応を示すデータ、作業期間中の休日を示すデ
ータ等を入力する。なお、第2図において「○」は柱と
して使用されるPC部材、「□」は梁として使用されるPC
部材を表しており、A、B、C・・の符号及び1、2、
3・・の符号は各部材の位置を座標で表すためのもので
ある。また、建方工程の作業と該作業で使用するPC部材
との対応を示すデータは外部記憶装置32に記憶される。
ステツプ102では例として第3図に示すような工程表
の原図40を表示し、建方工程を含む各工程の作業日程、
すなわち全体工程を入力するようオペレータに指示す
る。なお、第3図の工程表の原図40は例として3階のA
−1工区を表している。全体工程の入力は、各階の工区
毎に各作業の開始と終了を指定する処理を繰り返すこと
によって行われる。各作業の指定はマウス26を用い、工
程表の原図40上に作業の開始日を示す始点42と作業の終
了日を示す終点44を描画し、作業名を選択すことによっ
て簡単に行うことができる(第4図参照)。これによ
り、第4図に示す工程表46が作成される。また、工程表
の原図40上には多様なスクロール処理を容易に行うため
の複数の選択肢48が表示されている。例えばオペレータ
がマウス26を操作して上段側の「1月」と表示された選
択肢48を選択するとデイスプレイ28の画面には1ヵ月後
の工程表の原図40が表示され、下段側の「1週」と表示
された選択肢48を選択するとデイスプレイ28の画面には
1週間前の工程表の原図40が表示される。このように、
スクロール量の大きいスクロール処理を行う場合であっ
ても簡単な操作で行うことができるため操作性が良い。
上記の処理を繰り返して工事期間の開始から終了までの
全体工程を入力する。プレハブ工事工程管理装置10はこ
のようにして入力された建方工程を含む各工程の作業日
程等に関するデータを工程フアイルとして定義した外部
記憶装置32内の記憶領域に記憶する。
ステツプ104では工程フアイルを参照し、ステツプ102
で入力された全体工程の中からPC部材の建方工程の作業
を抽出する。例えば第4図では矢印A、矢印Bで示す
「柱梁建方」作業が抽出される。ステツプ106では建方
工程の作業日程を示すデータ及び外部記憶装置32に記憶
された建方工程の作業と該作業で使用するPC部材との対
応を示すデータに基づいて、抽出した建方工程の作業で
使用するPC部材の建方予定日を判断し、オペレータが操
作することなく自動的に設定する。例えば、第4図に矢
印Aで示す建方工程の作業で使用する全てのPC部材には
建方予定日に1989年3月10日を設定し、矢印Bで示す建
方工程の作業で使用する全てのPC部材には建方予定日に
1989年3月15日を設定する。なお、設定した建方予定日
データは建方工程に従属するデータとして工程フアイル
に登録される。
ステツプ108ではPC部材の特性を表すデータ、すなわ
ちPC部材毎の部材情報データを入力するよう指示する。
オペレータは部材情報データを入力するPC部材が配置さ
れる階、柱または梁等の部位を指定する。これにより、
デイスプレイ28の画面には第5図に示すような配置図50
が表示される。なお第5図に示す配置図50は、例として
階が2階で部位が梁の場合の配置図である。また、同様
に建物の立面図あるいは断面図を表示することもでき
る。
オペレータはマウス26の操作によって移動するマーク
52の先端部を配置図50に表示された部材情報データの入
力を行う部材と一致させてクリツクする。これによって
画面上に部材情報データの入力用のウインドウ54が表示
され、オペレータはパネル面積、必要コンクリート量等
の部材情報データを入力する。上記マウス26の操作と部
材情報データの入力とを繰り返して各PC部材の部材情報
データを入力する。外部記憶装置32の記憶領域の一部は
部材フアイルとして使用される。部材フアイルは、PC部
材の呼称を表す呼称データを記憶するエリア、PC部材の
建方予定日データを記憶するエリア、PC部材の製作予定
日を記憶するエリア、PC部材の部材情報データを記憶す
るエリア等を一単位とする複数の記憶領域として定義さ
れている。入力された部材情報データは前記呼称データ
と対応されて部材フアイル内に記憶される。
ステツプ110ではステツプ106で設定された建方予定日
データを個々のPC部材毎に変更するか否かを判定する。
特に変更が必要でない場合、オペレータは建方予定日の
入力を省略する意味のデータを入力する。これによって
ステツプ110の判定が否定されステツプ114へ移行する。
このように建方予定日データの入力を省略することがで
きるので、建方工程を入力するためのオペレータの作業
量を低減することができる。
また、個々のPC部材毎に建方予定日を細かく変更する
場合には、オペレータは建方予定日の入力を意味するデ
ータを入力し、ステツプ110の判定が肯定される。これ
によりステツプ112へ移行し、建方予定日データの入力
を行う。すなわち、オペレータは建方予定日データを入
力するPC部材が配置される階、部位を指定する。これに
より、デイスプレイ28の画面には配置図50が表示され
る。次にオペレータは、前記と同様にマウス26の操作に
よって移動するマーク52の先端部を配置図50に表示され
た建方予定日データの入力を行う部材と一致させてクリ
ツクする。これによって、第6図に示すように、画面上
に建方予定日の入力用のウインドウ56が表示され、オペ
レータは建方予定日データを入力する。これにより、ス
テツプ106で自動設定し工程フアイルに登録した建方予
定日データを今回入力された建方予定日データに変更す
る。
次のステツプ113では、工程フアイルを参照して第10
図に示すような配置図及び第11図に示すような部材毎の
建方予定日実績等を示す表を建方工程の指示書として編
集し、印刷する。以上で建方工程の工程の計画は終了す
るので、一旦処理を終了してもよい。以下のステツプで
は製作工程を工程の計画を行う。
ステツプ114では工程フアイルに登録された建方予定
日データを部材フアイルへ転送する。これにより、前記
部材フアイル内の建方予定日データを記憶するエリアに
は、建方予定日データが呼称データを対応されて記憶さ
れる。例えばPC部材の建方を行う側の事務所と、PC部材
の製作を行う側の事務所と、が離れている場合、プレハ
ブ工事工程管理装置10の運用方法として各々の事務所内
にプレハブ工事工程管理装置10を設置し、建方側のプレ
ハブ工事工程管理装置10では工程フアイルを記憶させて
全体工程の管理等を行い、製作側のプレハブ工事工程管
理装置10では部材フアイルを記憶させて製作作業の管理
を行うことが考えられる。このような場合には、2台の
プレハブ工事工程管理装置10間をオンラインで接続する
ことにより工程フアイルから部材フアイルへ建方予定日
データが転送されるので、製作側は最新の建方予定日デ
ータを参照してPC部材との製作予定日の設定を行うこと
ができる。
次のステツプ116ではPC部材の製作予定日の入力処理
を行う。この入力処理について第15図のフローチヤート
を参照して詳細に説明すると、ステツプ130ではPC部材
を製作するためにサイト工場内に設置される型枠ベツド
割付け表58(第7図参照)を表示する。型枠ベツド割付
け表58の左端の1、2、・・、14の符号は各型枠ベツド
の番号を示している。本実施例ではPC部材を製作する型
枠ベツドとして14台の型枠ベツドが用意されている、型
枠ベツド割付け表58の上端の日付はPC部材の製作予定日
を示している。また、型枠ベツド割付け表58の入力部分
60には各型枠ベツドで製作されるPC部材の呼称が入力さ
れ、例えば6番の型枠ベツドでは3月29日に呼称「03G4
G1A2」のPC部材が製作予定であることを示している。
ステツプ132ではPC部材予定日及び型枠ベツドの番号
が指定されたか否か判定する。この指定は入力部分60の
いずれかの欄にカーソルが位置した状態で示すデータが
入力されることによって行われる。PC製作予定日及び型
枠ベツドの番号が指定されるとステツプ134へ移行し、
部材フアイルを前記一単位毎に参照し、製作予定日が未
設定でかつ建方予定日が前記指定された製作予定日より
も後である領域を検索、判断し、該領域のPC部材を型枠
ベツド割付け候補部材として抽出する。
ステツプ136では第8図に示すように、抽出された型
枠ベツド割付け候補部材の呼称を候補部材表示用のウイ
ンドウ62内に建方予定日毎に表示する。第8図では例と
して製作予定日を設定するPC部材の候補として、製作予
定日が未設定でかつ建方予定日が3月30日であるPC部材
をウインドウ62内に表示している。オペレータはこの表
示を参照し表示されたPC部材の中から割付けるPC部材を
選択すればよいので、PC部材の製作予定日の設定、すな
わち型枠ベツドへの割付けを容易に行うことができる。
また、単一のPC部材に対し複数の製作予定日を設定する
等の誤りが発生することもない。このとき、第12図下方
に示すようにストツクヤードにおけるPC部材のストツク
量が自動計算されて計算結果が表示されるので、前記ス
トツクヤードの許容ストツク量の範囲内であるか否かを
チエツクすることができる。
ステツプ138では割付けるPC部材が選択されたか否か
判定する。PC部材が選択されるまではステツプ138を繰
り返す。PC部材が選択されるとステツプ140では、部材
フアイル内の選択されたPC部材の製作予定日を登録す
る。
ステツプ142では製作日の入力処理が終了したか否か
判定する。処理が終了していない場合はステツプ132へ
戻る。上記処理を繰り返すことによって各PC部材の製作
予定日が設定される。製作予定日の設定処理が終了した
場合はステツプ142の判定が肯定され、第14図のフロー
チヤートのステツプ118へ移行する。
上記の処理によってデータの入力処理は完了し、ステ
ツプ118では工程表等の図表を表示する処理を行う。こ
の表示処理について、第16図のフローチヤートを参照し
て説明する。
すなわち、ステツプ150では表示する図表を指定する
よう指示し、指示された図表が配置図50か否か判定す
る。ステツプ150の判定が否定された場合にはステツプ1
52で指示された図表、例えば工程表46、型枠ベツド割付
け表58等を表示する。配置図50の表示を指示された場合
は、ステツプ154で表示を行う階及び工区の指定を行う
ようオペレータに指示し、オペレータから指定が有った
か否か判定する。階及び工区が指定されるとステツプ15
4の判定が肯定され、ステツプ156で指定された階及び工
区に対応する配置図50を画面上に表示する。
ステツプ158では部材情報データを表示する指示がさ
れたか否か判定する。オペレータは特定のPC部材の部材
情報データを参照する場合、マウス26の操作によって移
動するマーク52の先端部を配置図50に表示された部材情
報データを参照する部材と一致させてクリツクし、特定
のPC部材を指定する。これによりステツプ158の判定が
肯定され、次のステツプ160では指定されたPC部材を判
断し、部材フアイルの中から指定された部材の部材情報
データを検索する。ステツプ162では第9図に示すよう
に、検索した部材情報データを部材情報表示用のウイン
ドウ64内に表示する。これにより、配置図50とPC部材の
部材情報データが同じ画面に表示される。従って、表示
を切り替える等の操作が不要になるので操作性が良い。
ステツプ162実行後はステツプ164へ移行する。なお、ス
テツプ158の判定が否定された場合にはステツプ160及び
162を実行することなくステツプ164へ移行する。
ステツプ164では配置図50の表示を終了するか否か判
定する。配置図の表示を継続する場合にはステツプ158
へ戻り、ステツプ158乃至ステツプ164を繰り返す。オペ
レータは必要に応じて任意のPC部材の部材情報データを
表示させ、例えばPC部材をクレーンで吊り上げて配置す
る場合に重量を判断して吊り上げ可能か否かを判定する
等の作業を容易に行うことができる。
ステツプ164で配置図の表示を終了すると判定した場
合にはステツプ166で表示処理を終了するか否かを判定
する。表示処理を継続すると判定した場合はステツプ15
0へ戻り、他の階及び工区の配置図50または工程表46、
型枠ベツド割付け表58等の図表を表示する。表示処理を
終了すると判定した場合には第14図のフローチヤートの
ステツプ120へ戻る。
ステツプ120では入力されたデータの修正が有るか否
か判定する。例えば、天候の影響を受けて各作業全体が
遅延した場合、全体工程を修正する必要がある。このよ
うな場合にはステツプ120の判定が肯定され、ステツプ1
02へ戻ってデータの修正を行う。この場合でもステツプ
114で工程の変更に伴って修正された建方予定日データ
が工程フアイルから部材フアイルへ転送され、ステツプ
116の製作予定日入力処理において画面上に表示される
ので、型枠ベツド割付け等の製作側の作業の設定を正確
に行うことがてきる。
ステツプ120でデータの修正無しと判定されると、ス
テツプ122では部材フアイルを参照して製作作業の指示
書を編集し、第12図に示すように前記型枠ベツド割付け
表58に類似した製作指示書A及び第13図に示すように製
作するPC部材の部材情報データも表示した製作指示書B
を印刷する。なお、製作指示書A及びBには1日毎に必
要なコンクリート量が表示され、製作指示書AにはPC部
材のストツク量も表示される。
また、作業の進行に伴ってPC部材の製作実績、建方実
績等のデータが入力され、プレハブ工事工程管理装置10
はこれらのデータに基づいて工事全体の進捗を示す帳票
等を出力すこともできる。この帳票等を参照することに
よって作業全体の工程管理を行うこともできる。
このように、本実施例では建方工程の仕業と該作業に
使用するプレハブ部材とを対応させて外部記憶装置32に
記憶し、建方工程の作業日程と前記記憶内容とに基づい
てPC部材の建方予定日を判断し、自動設定するようにし
たので、建方工程の入力作業を容易に行うことができ
る。また、工程フアイルに登録された建方予定日データ
を部材フアイルへ転送するようにしたので、製作側は部
材フアイルに転送された最新の建方予定日データを参照
してPC部材の製作予定日の設定を行うことができる。
また、本実施例ではPC部材の配置図50を表示した状態
で、指定されたPC部材の部材情報データをウインドウ64
内に同時に表示するようにしたので、表示を切り替える
等の操作が不要となり操作性が良い。また、PC部材の配
置図50を表示した状態でいずれかのPC部材を指定して処
理を行う場合、マウス26の操作によって移動するマーク
52の先端部を配置図50に表示された任意のPC部材と一致
させてクリツクすればよいので、指定するPC部材を視覚
的に容易に認識できる。
さらに、本実施例ではPC部材の型枠ベツドへの割付け
時に製作予定日が未設定でかつ建方予定日が前記指定さ
れた製作予定日よりも後であるPC部材を型枠ベツド割付
け候補部材として部材フアイルの中から検索し、ウイン
ドウ62内に表示するようにしたので、PC部材の型枠ベツ
ドへの割付けを容易に行うことができる。
なお、本実施例では製作作業でPC部材を製作し、建方
作業でこのPC部材を組付けるプレハブ工事を例に説明し
たが、プレハブ部材としてPC部材以外の部材を採用した
プレハブ工事に適用することも可能である。
また、第3図乃至第9図では実際に画面上に表示され
るイメージで示したが、本発明はこれらのイメージ等に
限定されるものではなく、他のレイアウトや表示方法等
を採用することもできる。
さらに本実施例では配置図を表示した画面と同じ画面
に表示する部材情報データとして、第9図に示すように
工区、呼称、位置、割付ける型枠ベツドの候補、コンク
リート量を表示した例を示したが、例えば、部材長、パ
ネル面積、建方予定日、製作予定日等も表示するように
してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明では、プレハブ部材を特定
するデータとプレハブ部材の特性を表すデータとを対応
させ、指定された特定のプレハブ部材の特性を表すデー
タを配置図を表した画面と同じ画面に表示するようにし
たので、操作性の良いプレハブ工事工程管理装置を得る
ことができる、という優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例に係るプレハブ工事工程管理装置の概
略構成図、第2図は部材の配置を示す概念図、第3図及
び第4図は画面に表示される工程表を示す概念図、第5
図及び第6図は画面に表示される配置図を示す概念図、
第7図及び第8図は画面に表示される型枠ベツド割付け
表を示す概念図、第9図は画面に表示される配置図を示
す概念図、第10図及び第11図は印刷される建方指示書の
例を示す概念図、第12図及び第13図は印刷される製作指
示書の例を示す概念図、第14図乃至第16図は本実施例の
作用を説明するフローチヤートである。 10……プレハブ工事工程管理装置、 12……パーソナルコンピユータ、 24……キーボード、 26……マウス、 28……デイスプレイ、 30……プリンタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷部 斎 東京都江東区南砂2丁目5番14号 株式 会社竹中工務店技術研究所内 (56)参考文献 特開 平2−311664(JP,A) 特開 平1−175072(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04G 21/14 E04G 21/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレハブ部材を特定するデータとプレハブ
    部材の位置を表すデータとプレハブ部材の特性を表すデ
    ータと特定のプレハブ部材を指定するデータとを入力す
    る入力手段と、プレハブ部材を特定するデータとプレハ
    ブ部材の特性を表すデータとを対応させて記憶する記憶
    手段と、プレハブ部材の位置を表すデータからプレハブ
    部材の配置を示す配置図を作成する第1の処理手段と、
    前記配置図を表示する表示手段と、記憶手段の記憶内容
    の中から指定された特定のプレハブ部材の特性を表すデ
    ータを判断する判断手段と、判断手段によって判断され
    たプレハブ部材の特性を表すデータを前記配置図を表示
    した画面と同じ画面に表示させる第2の処理手段と、を
    有するプレハブ工事工程管理装置。
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