JPH0816648A - 建築データ共用化システム - Google Patents
建築データ共用化システムInfo
- Publication number
- JPH0816648A JPH0816648A JP15088194A JP15088194A JPH0816648A JP H0816648 A JPH0816648 A JP H0816648A JP 15088194 A JP15088194 A JP 15088194A JP 15088194 A JP15088194 A JP 15088194A JP H0816648 A JPH0816648 A JP H0816648A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cad
- intermediate file
- construction
- section
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000013461 design Methods 0.000 claims abstract description 54
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims abstract description 38
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 97
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 39
- 210000003205 muscle Anatomy 0.000 description 29
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 18
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 12
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 11
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 10
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 8
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 6
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 101100326567 Oryza sativa subsp. japonica CAD8A gene Proteins 0.000 description 4
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000012062 charged aerosol detection Methods 0.000 description 3
- 238000001360 collision-induced dissociation Methods 0.000 description 3
- 238000011960 computer-aided design Methods 0.000 description 3
- 210000002027 skeletal muscle Anatomy 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- 238000007792 addition Methods 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000005493 welding type Methods 0.000 description 2
- 210000003489 abdominal muscle Anatomy 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 229910003460 diamond Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010432 diamond Substances 0.000 description 1
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 1
- 230000008520 organization Effects 0.000 description 1
- 238000000059 patterning Methods 0.000 description 1
- 238000004088 simulation Methods 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】建築全体の業務の効率化を図るため、設計、積
算、施工の各部門のCADやシステム間で情報を共有す
ことができる建築データ共用化システムを提供する。 【構成】建築的意味を持つ3次元データからなる生産建
物モデルを中間ファイル内に定義し、各部門CADおよ
び部門システムは、それぞれ、この中間ファイルにアク
セスすることができる変換プログラムを有し、容易に、
自由に、かつ迅速に、生産建物モデルを利用して各自の
業務を遂行することができるように構成される。
算、施工の各部門のCADやシステム間で情報を共有す
ことができる建築データ共用化システムを提供する。 【構成】建築的意味を持つ3次元データからなる生産建
物モデルを中間ファイル内に定義し、各部門CADおよ
び部門システムは、それぞれ、この中間ファイルにアク
セスすることができる変換プログラムを有し、容易に、
自由に、かつ迅速に、生産建物モデルを利用して各自の
業務を遂行することができるように構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建設関連会社の設計、積
算、施工の各部門を情報的に統合化した建築データ共用
化システムに関する。
算、施工の各部門を情報的に統合化した建築データ共用
化システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば総合建設会社(ゼネコン)
においては、設計、積算、施工の各部門において、コン
ピュータシステムを活用して各部門での業務効率の向上
に努めている。建築においては図面を多く扱う関係上、
積算部門以外は、コンピュータシステムはCADシステ
ム(以下CADという)を用いている。
においては、設計、積算、施工の各部門において、コン
ピュータシステムを活用して各部門での業務効率の向上
に努めている。建築においては図面を多く扱う関係上、
積算部門以外は、コンピュータシステムはCADシステ
ム(以下CADという)を用いている。
【0003】1.設計部門CAD 設計部門CADには、意匠系CADと、構造系CAD
と、設備系CADとが使用されている。
と、設備系CADとが使用されている。
【0004】1.1.意匠系CAD 意匠系CADは、意匠図の作図効率と図面品質の向上を
目的として開発されたものであって、2次元の汎用製図
CADに各種コマンドを付加することによって、建築的
要素を加味した作図を容易かつ効率的に行うことができ
るように構築されたCADシステムである。
目的として開発されたものであって、2次元の汎用製図
CADに各種コマンドを付加することによって、建築的
要素を加味した作図を容易かつ効率的に行うことができ
るように構築されたCADシステムである。
【0005】1.2.構造系CAD 構造系CADは、初期の構造計算システムに、(1)構
造計算結果に基づいた構造図の自動作成、(2)データ
(3次元構造計算モデルが可能)の作成と確認、(3)
自動生成された図面の手動修正、等の各機能を付加する
ことによって、構造設計を効率的に行うことができるよ
うに構築されたCADシステムである。
造計算結果に基づいた構造図の自動作成、(2)データ
(3次元構造計算モデルが可能)の作成と確認、(3)
自動生成された図面の手動修正、等の各機能を付加する
ことによって、構造設計を効率的に行うことができるよ
うに構築されたCADシステムである。
【0006】1.3.設備系CAD 設備系CADは、2次元の設備図の作図や、設備関連計
算業務の効率化等を目的として開発されたCADシステ
ムである。なお、設備図の元になる建築図は意匠図CA
DからDXF変換ファイルを介して受け取るようになっ
ている。
算業務の効率化等を目的として開発されたCADシステ
ムである。なお、設備図の元になる建築図は意匠図CA
DからDXF変換ファイルを介して受け取るようになっ
ている。
【0007】2.積算システム 積算システムは、構造計算と同様に、建築の積算業務を
効率化するために早くから開発され、構造CADと同様
に3次元データを取り扱うことができる。現在、建物内
の部材の配置についてパターン化してデータ入力作業の
軽減を計る等のシステム改良が続けられている。
効率化するために早くから開発され、構造CADと同様
に3次元データを取り扱うことができる。現在、建物内
の部材の配置についてパターン化してデータ入力作業の
軽減を計る等のシステム改良が続けられている。
【0008】3.施工部門CAD 施工部門は建築においては生産部門であり、作図業務は
重要な業務となっている。施工部門CADは、施工図C
ADと、施工計画CADとからなる。
重要な業務となっている。施工部門CADは、施工図C
ADと、施工計画CADとからなる。
【0009】3.1 施工図CAD 施工図CADは、元々、コンクリート躯体図の作図の効
率化を目的に開発されたシステムであって現在では、タ
イル割り付け図、階段詳細図、躯体数量積算などの機能
が付加されている。設計部門で作成された3次元構造の
部材リストを手動で入力するようになっている。
率化を目的に開発されたシステムであって現在では、タ
イル割り付け図、階段詳細図、躯体数量積算などの機能
が付加されている。設計部門で作成された3次元構造の
部材リストを手動で入力するようになっている。
【0010】3.2 施工計画CAD 施工計画CADは、生産システムの改善の一環として、
資機材に関する情報と過去の実績データおよびノウハウ
とに基づいた標準化により、最適な施工計画を迅速に作
成することを目的に開発されたものであり、種々の仮設
計画や鉄骨建方計画などの作成に使用されている。
資機材に関する情報と過去の実績データおよびノウハウ
とに基づいた標準化により、最適な施工計画を迅速に作
成することを目的に開発されたものであり、種々の仮設
計画や鉄骨建方計画などの作成に使用されている。
【0011】施工計画CADは、(1)あらかじめ標準
化されたパターンを用いて行う自動作図、(2)施工で
使用される資機材の干渉や走行についてチェックするこ
とができるシミュレーション、(3)使用される資機材
の数量積算機能を有している。
化されたパターンを用いて行う自動作図、(2)施工で
使用される資機材の干渉や走行についてチェックするこ
とができるシミュレーション、(3)使用される資機材
の数量積算機能を有している。
【0012】資機材のデータは、3次元の属性を持った
部材データベースとして、購入や廃棄の実体に応じて維
持管理されている。なお、建物や敷地などの計画用の下
図は、DXF変換ファイルを介して受け取ることができ
るようになっている。
部材データベースとして、購入や廃棄の実体に応じて維
持管理されている。なお、建物や敷地などの計画用の下
図は、DXF変換ファイルを介して受け取ることができ
るようになっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記各部門におけるシ
ステムはそれぞれ安定的に運用されてはいるが、各部門
のシステムが相互に殆ど無関係に設置され運用されてい
ることは、全社的な生産性の向上ならびに人的、物的資
源の活用という見地から望ましい状態ではないと考えら
れるようになった。その理由は下記の通りである。
ステムはそれぞれ安定的に運用されてはいるが、各部門
のシステムが相互に殆ど無関係に設置され運用されてい
ることは、全社的な生産性の向上ならびに人的、物的資
源の活用という見地から望ましい状態ではないと考えら
れるようになった。その理由は下記の通りである。
【0014】通常、会社組織においては、生産部門(下
流側)で必要な情報の生成は設計部門(上流側)の役割
であるが、従来の建設会社では、下流側で必要とする情
報が上流側から充分に供給されていない。そのため、下
流側では、上流側で作成された情報に必要な情報を付加
することによって新たな生産のための情報を作成してお
り、そのために多大な労力を費やしている。
流側)で必要な情報の生成は設計部門(上流側)の役割
であるが、従来の建設会社では、下流側で必要とする情
報が上流側から充分に供給されていない。そのため、下
流側では、上流側で作成された情報に必要な情報を付加
することによって新たな生産のための情報を作成してお
り、そのために多大な労力を費やしている。
【0015】建築において生産は施工であり、生産性
は、施工の量×質と、投入された全人的、物的資源との
比であるから、生産性を向上するためには、一方で施工
の効率化を計ると共に、他方では全社的に人的、物的資
源の省力化を計らなければならない。
は、施工の量×質と、投入された全人的、物的資源との
比であるから、生産性を向上するためには、一方で施工
の効率化を計ると共に、他方では全社的に人的、物的資
源の省力化を計らなければならない。
【0016】従って、生産に先立つ業務において重要な
設計と、積算と、施工図や施工計画の作成とからなる一
連のソフト的業務分野においては、これらの業務全体を
一つの情報処理システムとして把握し、システムアプロ
ーチによって、「各部門CAD間の相互データ利用によ
る省力化」と、「生産性向上を目指した統合生産の中核
に位置付けされた部門CADの統合化」を図らなければ
ならない。
設計と、積算と、施工図や施工計画の作成とからなる一
連のソフト的業務分野においては、これらの業務全体を
一つの情報処理システムとして把握し、システムアプロ
ーチによって、「各部門CAD間の相互データ利用によ
る省力化」と、「生産性向上を目指した統合生産の中核
に位置付けされた部門CADの統合化」を図らなければ
ならない。
【0017】上記の観点から、最近、公的機関におい
て、建築業種全体に関わる情報統合化の取り組みが行わ
れていることは時宜を得たことと歓迎される。しかしな
がら、大規模な国家的な標準化、コード体系の確立、各
種基準の設定等の成果はまだまだ先であろうと考えられ
る。
て、建築業種全体に関わる情報統合化の取り組みが行わ
れていることは時宜を得たことと歓迎される。しかしな
がら、大規模な国家的な標準化、コード体系の確立、各
種基準の設定等の成果はまだまだ先であろうと考えられ
る。
【0018】また、1企業においても、投資効果、設計
と生産の役割分担、関連企業の位置付け、システムの規
模等、予測困難な点が多々あると言える。
と生産の役割分担、関連企業の位置付け、システムの規
模等、予測困難な点が多々あると言える。
【0019】本発明者は、(1)従来の2次元情報によ
り効率化を図ることができる業務は何か、(2)建築的
意味を持つ3次元情報を利用した組織横断的なシステム
を構築する場合の問題点は何か、(3)上記2点につい
て、技術的に解決可能なものと組織的に解決すべきもの
は何かについて検討した。
り効率化を図ることができる業務は何か、(2)建築的
意味を持つ3次元情報を利用した組織横断的なシステム
を構築する場合の問題点は何か、(3)上記2点につい
て、技術的に解決可能なものと組織的に解決すべきもの
は何かについて検討した。
【0020】2次元情報の共有化は、従来一部の部門C
AD間において、データ参照や下図利用の目的でDXF
変換ファイルにより実施されている。例えば、施工計画
CADでは、DXF変換用のレイヤ対応テーブルを作成
して意匠図CADのデータを活用している。
AD間において、データ参照や下図利用の目的でDXF
変換ファイルにより実施されている。例えば、施工計画
CADでは、DXF変換用のレイヤ対応テーブルを作成
して意匠図CADのデータを活用している。
【0021】2次元的な線分情報は、標準図あるいは過
去の物件など既存のデータを変換すして利用することに
おいては極めて有効である。しかしながら、業務の中
で、上流側が下流側で必要とする情報をレイヤに分けて
作成することは、運用上、修正や加筆により必ずしも徹
底されない場合があり、下流側で必要情報を抽出する場
合に多大な労力を費やすことがある。
去の物件など既存のデータを変換すして利用することに
おいては極めて有効である。しかしながら、業務の中
で、上流側が下流側で必要とする情報をレイヤに分けて
作成することは、運用上、修正や加筆により必ずしも徹
底されない場合があり、下流側で必要情報を抽出する場
合に多大な労力を費やすことがある。
【0022】また、上流側で自己の業務範囲を越えた作
業をすることは仕事の非能率につながるため、現業務の
中で下流が必要とするデータを全て作成することには自
ずから限界がある。
業をすることは仕事の非能率につながるため、現業務の
中で下流が必要とするデータを全て作成することには自
ずから限界がある。
【0023】また、設計部門で作成された情報はその作
成目的が施工部門のそれと異なるため、情報の精度は、
施工部門において躯体図や仕上げ詳細図として活用する
には不十分である。
成目的が施工部門のそれと異なるため、情報の精度は、
施工部門において躯体図や仕上げ詳細図として活用する
には不十分である。
【0024】しかしながら、2次元情報は、従来の幾何
学的な図形情報の他に、意味を表す情報を併せて扱うこ
とが可能となれば統合されたシステムにおいて充分利用
価値が認められることが検証された。
学的な図形情報の他に、意味を表す情報を併せて扱うこ
とが可能となれば統合されたシステムにおいて充分利用
価値が認められることが検証された。
【0025】つぎに、建築の意味を持つ3次元情報を組
織横断的に使用する統合システムを構築するには3つの
考え方がある。
織横断的に使用する統合システムを構築するには3つの
考え方がある。
【0026】第1は、まず、中核となるデータベースシ
ステムを構築し、これに、各部門CADからのアクセス
を可能にするユーザーインターフェースを付加すること
によって、統合された大規模システムとするものであ
る。このような大規模システムの構築およびメンテナン
スには膨大な費用と時間がかかる。
ステムを構築し、これに、各部門CADからのアクセス
を可能にするユーザーインターフェースを付加すること
によって、統合された大規模システムとするものであ
る。このような大規模システムの構築およびメンテナン
スには膨大な費用と時間がかかる。
【0027】第2のデータ共有方式は、従来の各部門C
AD間で1対1のデータ変換を行うことができるように
するものである。この方式は、構築費用は最も安価であ
りかつ短期間に実現可能であるが、各部門CADにそれ
ぞれデータ変換プログラムがあるため、相手方の部門C
ADのバージョンアップに伴うプログラムの修正などの
メンテナンスは容易でない。また、この方式では、デー
タ変換プログラムの作成に当たる人は双方の部門CAD
に精通していなければならない。
AD間で1対1のデータ変換を行うことができるように
するものである。この方式は、構築費用は最も安価であ
りかつ短期間に実現可能であるが、各部門CADにそれ
ぞれデータ変換プログラムがあるため、相手方の部門C
ADのバージョンアップに伴うプログラムの修正などの
メンテナンスは容易でない。また、この方式では、デー
タ変換プログラムの作成に当たる人は双方の部門CAD
に精通していなければならない。
【0028】第3のデータ共有方式は、現実的な対応と
して、既存の各部門CADと共通仕様による「中間ファ
イル」とで構築し、各部門CADには、この中間ファイ
ルにアクセスすることのできるデータ変換プログラムを
持たせるものである。
して、既存の各部門CADと共通仕様による「中間ファ
イル」とで構築し、各部門CADには、この中間ファイ
ルにアクセスすることのできるデータ変換プログラムを
持たせるものである。
【0029】本発明は、上記第3の方式による建築デー
タ共用化システムを構築することを目的とし、各設計部
門CADと積算システムと各施工部門CADとを、中間
ファイルを介して相互に接続し、各部門は、中間ファイ
ルを介して上流側で作成された情報を容易に取り込んで
自部門の業務に利用することができるようにすることが
解決しなければならない課題である。
タ共用化システムを構築することを目的とし、各設計部
門CADと積算システムと各施工部門CADとを、中間
ファイルを介して相互に接続し、各部門は、中間ファイ
ルを介して上流側で作成された情報を容易に取り込んで
自部門の業務に利用することができるようにすることが
解決しなければならない課題である。
【0030】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る建築データ共用化システムは下記のよ
うに構成される。
に、本発明に係る建築データ共用化システムは下記のよ
うに構成される。
【0031】基本的構成としては、本発明に係る建築デ
ータ共用化システムは、建設会社の設計部門に設置され
た構造設計CADシステム、意匠図CADシステム、な
らびに設備設計CADシステムと、積算部門に設置され
た積算システムと、施工部門に設置された施工図CAD
システムならびに施工計画CADシステムと、他の協力
会社に設置された各種CADシステムと、自動施工シス
テムと、全ての前記システムと接続され、生産建物モデ
ルを共通仕様で定義する中間ファイルとで構成され、各
前記システムは、前記中間ファイルにアクセスするため
のデータ変換プログラムを有し、これにより、自己シス
テムで作成された情報を前記中間ファイルを介し、ま
た、他の部門のシステムで作成されたデータを前記中間
ファイルを介して利用することができるように構成され
る。
ータ共用化システムは、建設会社の設計部門に設置され
た構造設計CADシステム、意匠図CADシステム、な
らびに設備設計CADシステムと、積算部門に設置され
た積算システムと、施工部門に設置された施工図CAD
システムならびに施工計画CADシステムと、他の協力
会社に設置された各種CADシステムと、自動施工シス
テムと、全ての前記システムと接続され、生産建物モデ
ルを共通仕様で定義する中間ファイルとで構成され、各
前記システムは、前記中間ファイルにアクセスするため
のデータ変換プログラムを有し、これにより、自己シス
テムで作成された情報を前記中間ファイルを介し、ま
た、他の部門のシステムで作成されたデータを前記中間
ファイルを介して利用することができるように構成され
る。
【0032】また、上記基本構成において、上記中間フ
ァイル内に定義される生産建物モデルは3次元情報で構
成される。
ァイル内に定義される生産建物モデルは3次元情報で構
成される。
【0033】また、上記中間ファイル内の生産建物モデ
ルは、建物の階を定義し、部材の材別、断面、高さ等に
関するリストを定義し、さらに、各階毎に基準線を定義
し、この基準線を基準とした部材の数量、位置、立体的
形状を定義することによって構築される。
ルは、建物の階を定義し、部材の材別、断面、高さ等に
関するリストを定義し、さらに、各階毎に基準線を定義
し、この基準線を基準とした部材の数量、位置、立体的
形状を定義することによって構築される。
【0034】さらに、上記中間ファイルの構成におい
て、データの定義は、あらかじめ前記共通仕様で決めら
れた順番で配列された項目に数字または文字列をセット
することによって行われる。
て、データの定義は、あらかじめ前記共通仕様で決めら
れた順番で配列された項目に数字または文字列をセット
することによって行われる。
【0035】
【作用】上記基本構成による建築データ共用化システム
は下記のように作用する。 (1)建設会社においては、設計部門は社内における図
面情報の流れの上流側としての役割を有しており、構造
設計CAD、意匠図CAD、ならびに設備設計CADを
用いて建築対象建物の設計データを作成する。作成され
た設計データは手動または自動的に中間ファイルを介す
る。これによって、中間ファイルの中に生産建物モデル
の骨格が形成される。
は下記のように作用する。 (1)建設会社においては、設計部門は社内における図
面情報の流れの上流側としての役割を有しており、構造
設計CAD、意匠図CAD、ならびに設備設計CADを
用いて建築対象建物の設計データを作成する。作成され
た設計データは手動または自動的に中間ファイルを介す
る。これによって、中間ファイルの中に生産建物モデル
の骨格が形成される。
【0036】(2)積算部門の積算システムは、自己の
変換プログラムによって中間ファイルを介して生産建物
モデルを取り込み積算業務を行う。例えば、構造設計C
ADから中間ファイルに入力された躯体形状、配筋など
の構造情報を中間ファイルから取り込み、これをもとに
して、開口部、柱、梁のフカシなどの積算に必要な情報
を付加して躯体数量の積算を行う。この際、下流側(施
工部門CAD)で必要な情報、例えば部材形状や位置に
関する3次元情報を、各CAD機能により手動または自
動的に中間ファイルからの生産建物モデルに書き込む。
ただし、変換プログラムは、同一の情報を重複入力する
ことがないように制御するようになっている。
変換プログラムによって中間ファイルを介して生産建物
モデルを取り込み積算業務を行う。例えば、構造設計C
ADから中間ファイルに入力された躯体形状、配筋など
の構造情報を中間ファイルから取り込み、これをもとに
して、開口部、柱、梁のフカシなどの積算に必要な情報
を付加して躯体数量の積算を行う。この際、下流側(施
工部門CAD)で必要な情報、例えば部材形状や位置に
関する3次元情報を、各CAD機能により手動または自
動的に中間ファイルからの生産建物モデルに書き込む。
ただし、変換プログラムは、同一の情報を重複入力する
ことがないように制御するようになっている。
【0037】(3)最下流側である施工部門の施工計画
CADと施工図CADとは、各々の変換プログラムによ
って施工(生産)に必要な情報を手動または自動的に中
間ファイル内の生産建物モデルから取り込み、これに基
づき施工計画および施工図を作成する。例えば、積算シ
ステムから中間ファイルに入力された壁、開口部等の位
置およびディテールに関する3次元情報に対して詳細な
修正を加えることによって、最終的な躯体図を完成させ
る。
CADと施工図CADとは、各々の変換プログラムによ
って施工(生産)に必要な情報を手動または自動的に中
間ファイル内の生産建物モデルから取り込み、これに基
づき施工計画および施工図を作成する。例えば、積算シ
ステムから中間ファイルに入力された壁、開口部等の位
置およびディテールに関する3次元情報に対して詳細な
修正を加えることによって、最終的な躯体図を完成させ
る。
【0038】(4)積算システムと施工図CADとにお
いては、コンクリート躯体図のように、階数、階高、部
材断面の各入力、通り芯の定義、柱や梁などの部材配
置、増し打ち処理などにおいて共通点が多いから、共有
化による省力化の効果は大きい。
いては、コンクリート躯体図のように、階数、階高、部
材断面の各入力、通り芯の定義、柱や梁などの部材配
置、増し打ち処理などにおいて共通点が多いから、共有
化による省力化の効果は大きい。
【0039】(5)協力会社および自動化施工システム
も、上記同様に中間ファイルを介して生産建物モデルに
アクセスして必要な情報を受け取ることができる。
も、上記同様に中間ファイルを介して生産建物モデルに
アクセスして必要な情報を受け取ることができる。
【0040】(6)情報の下流側部門は、上流側部門で
作成された情報を中間ファイルを介して容易、自由、か
つ迅速に取り出して利用することができるから、下流側
部門、特に施工部門の手作業が省力化され、その結果、
業務効率が格段に向上することになる。
作成された情報を中間ファイルを介して容易、自由、か
つ迅速に取り出して利用することができるから、下流側
部門、特に施工部門の手作業が省力化され、その結果、
業務効率が格段に向上することになる。
【0041】(7)中間ファイルを介した生産建物モデ
ルは、図面の線情報である2次元データのみならず部材
の3次元的位置や立体的形状等のような建築的意味を持
った3次元データで定義されているから、下流側部門が
必要とする情報を殆ど全て網羅することができる。
ルは、図面の線情報である2次元データのみならず部材
の3次元的位置や立体的形状等のような建築的意味を持
った3次元データで定義されているから、下流側部門が
必要とする情報を殆ど全て網羅することができる。
【0042】(8)上記中間ファイルを介した生産建物
モデルは、建物の各階を施工図CADの形式に近いデー
タ表現で定義しているから、これにより、施工部門にお
ける作図は極めて楽になる。
モデルは、建物の各階を施工図CADの形式に近いデー
タ表現で定義しているから、これにより、施工部門にお
ける作図は極めて楽になる。
【0043】(9)データの定義形式は、あらかじめ前
記共通仕様で決められた順番で配列された項目からな
り、各項目は数字または文字列からなっているから、各
項目のセットが容易である。
記共通仕様で決められた順番で配列された項目からな
り、各項目は数字または文字列からなっているから、各
項目のセットが容易である。
【0044】
【実施例】以下、本発明に係る建築データ共用化システ
ムの実施例について説明する。本実施例において、単な
る線等に関する2次元情報のみならず、建築的意味を持
った3次元情報で構築された建物モデルを「生産建物モ
デル」と称している。本発明は、中間ファイルを介して
生産建物モデルを具現し、各部門CADが中間ファイル
を介したアクセスをすることによってこの生産建物モデ
ルを共用することができるようにしたものであると解釈
してよい。
ムの実施例について説明する。本実施例において、単な
る線等に関する2次元情報のみならず、建築的意味を持
った3次元情報で構築された建物モデルを「生産建物モ
デル」と称している。本発明は、中間ファイルを介して
生産建物モデルを具現し、各部門CADが中間ファイル
を介したアクセスをすることによってこの生産建物モデ
ルを共用することができるようにしたものであると解釈
してよい。
【0045】本実施例は、図1に示すように、一建設会
社内の設計部門1Aに設置された意匠図CAD2A、構
造設計CAD3A、設備設計CAD4Aと、積算部門5
Aに設置された積算システム6Aと、施工部門(または
生産部門)7Aに設置された施工図CAD8Aおよび施
工計画CAD9Aと、協力会社CAD10Aと、自動化
施工システム11Aと、上記全てのシステムと接続され
た中間ファイル12Aとから構成されている。
社内の設計部門1Aに設置された意匠図CAD2A、構
造設計CAD3A、設備設計CAD4Aと、積算部門5
Aに設置された積算システム6Aと、施工部門(または
生産部門)7Aに設置された施工図CAD8Aおよび施
工計画CAD9Aと、協力会社CAD10Aと、自動化
施工システム11Aと、上記全てのシステムと接続され
た中間ファイル12Aとから構成されている。
【0046】全てのCADおよびシステムは、従来の機
能に、中間ファイル12Aにアクセスするためのデータ
変換プログラムを付加したものである。これによって、
各CADまたはシステムは、自分で作成したデータを中
間ファイル12Aを介し、あるいは、他CADまたはシ
ステムで作成され中間ファイル12Aに入力されたデー
タを取り出して利用することができる。
能に、中間ファイル12Aにアクセスするためのデータ
変換プログラムを付加したものである。これによって、
各CADまたはシステムは、自分で作成したデータを中
間ファイル12Aを介し、あるいは、他CADまたはシ
ステムで作成され中間ファイル12Aに入力されたデー
タを取り出して利用することができる。
【0047】中間ファイル12Aは、建築的意味を持つ
3次元データからなる生産建物モデルを格納する。以
下、中間ファイル12Aについて詳細に説明する。
3次元データからなる生産建物モデルを格納する。以
下、中間ファイル12Aについて詳細に説明する。
【0048】1.変換範囲 中間ファイル12Aにおいて扱われるデータは下記の通
りである。 1.1 建物形状 平面的に斜めの部材や円弧および楕円のデータを含む全
ての建物形状が対象となる。ただし、立断面的に斜めの
部材(セットバック等)は不可である。
りである。 1.1 建物形状 平面的に斜めの部材や円弧および楕円のデータを含む全
ての建物形状が対象となる。ただし、立断面的に斜めの
部材(セットバック等)は不可である。
【0049】1.2 変換情報 変換情報は、階高情報、構造断面リスト(鉄筋を含
む)、建具開口リスト、ならびに、配置情報である。 1.3 変換対象データ 変換対象部材は、通り芯、補助芯(壁芯、梁芯等)、独
立基礎、柱(角柱、丸柱)、梁(大梁、小梁、基礎
梁)、スラブ、RC壁(一般壁、腰壁、下がり壁)、C
B壁、ALC壁、建具開口である。
む)、建具開口リスト、ならびに、配置情報である。 1.3 変換対象データ 変換対象部材は、通り芯、補助芯(壁芯、梁芯等)、独
立基礎、柱(角柱、丸柱)、梁(大梁、小梁、基礎
梁)、スラブ、RC壁(一般壁、腰壁、下がり壁)、C
B壁、ALC壁、建具開口である。
【0050】2.データ定義規則 中間ファイル12Aにおいては、データは下記の規則に
従って定義される。 2.1 一般規則 データ項目の境界は、コンマで表す。1つのデータの終
わりはセミコロンで表し、その後に必ず改行を入れる。
従って定義される。 2.1 一般規則 データ項目の境界は、コンマで表す。1つのデータの終
わりはセミコロンで表し、その後に必ず改行を入れる。
【0051】コメントはスラッシュで始まり、改行まで
とする。前項目を繰り返す場合はシングルクォーテーシ
ョンマークで囲む。データ番号は、ラベル(・・・)の
ように、ラベルの後にそのデータ番号を小括弧で囲んで
表す。項目ブロックと行ブロックと階ブロックとセクシ
ョンブロックとは、ラベル{・・・}のように、ラベル
の後に、それらを中括弧で囲んで表す。
とする。前項目を繰り返す場合はシングルクォーテーシ
ョンマークで囲む。データ番号は、ラベル(・・・)の
ように、ラベルの後にそのデータ番号を小括弧で囲んで
表す。項目ブロックと行ブロックと階ブロックとセクシ
ョンブロックとは、ラベル{・・・}のように、ラベル
の後に、それらを中括弧で囲んで表す。
【0052】スペースおよびタブは、文字列型パラメー
タに含まれているもの以外は無視される。座標の単位は
mmとする。1024バイト以内に必ず改行コードを入
れる。
タに含まれているもの以外は無視される。座標の単位は
mmとする。1024バイト以内に必ず改行コードを入
れる。
【0053】2.2 ラベルの記載方法 データ行の基本構文は、複数行のデータではブロックラ
ベルで下記のように記載する。
ベルで下記のように記載する。
【0054】また、1行データの基本構文は、単ラベル
で下記のように記載する。
で下記のように記載する。
【0055】2.3 パラメータのデータ型 パラメータのデータ型には、INT(−32767〜3
4767の整数)と、NUM(0〜65535の正の整
数)と、STR(文字列)と、2F(実数)とがある。
4767の整数)と、NUM(0〜65535の正の整
数)と、STR(文字列)と、2F(実数)とがある。
【0056】スペースおよびタブ以外の文字から、スペ
ースおよびタブを含んでカンマの直前までが文字列とみ
なされる。実数は、例えば2Fは、小数点2桁まで有効
な実数である。ただし、小数点以下の数字が0である場
合は0は省略する。
ースおよびタブを含んでカンマの直前までが文字列とみ
なされる。実数は、例えば2Fは、小数点2桁まで有効
な実数である。ただし、小数点以下の数字が0である場
合は0は省略する。
【0057】2.4 必須項目 中間ファイル12Aにおいて下記の事項は必須である。
H(ヘッダセクション)は必らず必要である。ただし、
ヘッダセクション内のHP(サブ工事名称)は省略する
ことができる。
H(ヘッダセクション)は必らず必要である。ただし、
ヘッダセクション内のHP(サブ工事名称)は省略する
ことができる。
【0058】また、K(階定義)、L(リスト)、F
(配置)の各セクションは必要に応じて定義する。ただ
し、Lセクションを定義するには、Kセクションが必要
であり、Fセクションを定義するにはKセクションおよ
びLセクションの必要項目が既に定義済みであることが
必要である。
(配置)の各セクションは必要に応じて定義する。ただ
し、Lセクションを定義するには、Kセクションが必要
であり、Fセクションを定義するにはKセクションおよ
びLセクションの必要項目が既に定義済みであることが
必要である。
【0059】2.5 定義順序 セクションの定義順序は、H→K→L→Fである。FA
(建物定義範囲)はFセクションの先頭に定義する。ま
た、FK(配置階)ブロックは、下階から上階へ向かっ
て定義する。例えば、FK(−2)→FK(−1)→F
K(1)→FK(2)の順序で定義する。
(建物定義範囲)はFセクションの先頭に定義する。ま
た、FK(配置階)ブロックは、下階から上階へ向かっ
て定義する。例えば、FK(−2)→FK(−1)→F
K(1)→FK(2)の順序で定義する。
【0060】2.6 出現回数 各セクションは、ファイル内に一度だけ現れる。セクシ
ョン内の定義ブロックはファイル内に一度だけ現れる。
ただし、Fセクション内では、FAブロックを除いて、
配置階毎にそれぞれ1個所づつ定義することができる。
ョン内の定義ブロックはファイル内に一度だけ現れる。
ただし、Fセクション内では、FAブロックを除いて、
配置階毎にそれぞれ1個所づつ定義することができる。
【0061】2.7 符号の文字列の桁数 特記の無い限り、最大8文字(漢字は4文字)とする。
【0062】2.8 文字列の扱いについての補足説明 STR型パラメータにおいては、ダブルクォーテーショ
ンマーク等で囲まない。原則として、コンマ、セミコロ
ン、スラッシュ、小括弧、中括弧、%の半角文字は文字
列に含んではならず、これらを文字列に入れる場合に
は、文字”%”で修飾する。例えば、コンマは%,、%
は%%のように表す。また、データ定義形式がゴシック
体である文字列は、そのまま書き込まれる。
ンマーク等で囲まない。原則として、コンマ、セミコロ
ン、スラッシュ、小括弧、中括弧、%の半角文字は文字
列に含んではならず、これらを文字列に入れる場合に
は、文字”%”で修飾する。例えば、コンマは%,、%
は%%のように表す。また、データ定義形式がゴシック
体である文字列は、そのまま書き込まれる。
【0063】2.9 項目グループ ¥Cグループは、¥C以降の項目はコンクリート形状を
表す。¥Rグループは、¥R以降の項目は鉄筋情報を表
す。¥Lグループは、¥L以降の項目は実線分の形状を
定義する。また、項目グループは省略されることがあ
る。
表す。¥Rグループは、¥R以降の項目は鉄筋情報を表
す。¥Lグループは、¥L以降の項目は実線分の形状を
定義する。また、項目グループは省略されることがあ
る。
【0064】2.10 未定義値 未定義の数値データ項目には文字Nをセットする。未定
義の文字列データ項目には文字?をセットする。該当す
るデータの値を決められない場合には未定義値をセット
する。明らかに不必要な数値データの値には、0をセッ
トする。データ行の全ての項目が未定義の場合は、デー
タ行そのものを定義しない。
義の文字列データ項目には文字?をセットする。該当す
るデータの値を決められない場合には未定義値をセット
する。明らかに不必要な数値データの値には、0をセッ
トする。データ行の全ての項目が未定義の場合は、デー
タ行そのものを定義しない。
【0065】3.データファイルイメージ 中間ファイル12A内のデータファイルイメージ13A
は、図2に示すように、データファイル識別子#KD
と、ヘッダセクションと、階定義セクションと、リスト
セクションと、配置セクションとから構成されている。
以下、それぞれについて説明する。
は、図2に示すように、データファイル識別子#KD
と、ヘッダセクションと、階定義セクションと、リスト
セクションと、配置セクションとから構成されている。
以下、それぞれについて説明する。
【0066】3.1 データファイル識別子#KD データファイル識別子#KDは、データファイルの先頭
に無条件に記載され、その定義形式は”#KD 00
1”である。ただし、001はデータフォーマットバー
ジョンを表す。#KD文字列の前には何も置いてはなら
ない。
に無条件に記載され、その定義形式は”#KD 00
1”である。ただし、001はデータフォーマットバー
ジョンを表す。#KD文字列の前には何も置いてはなら
ない。
【0067】3.2 ヘッダセクションH ヘッダセクションHは、工事に共通する登録日付HD、
工事名称HN、サブ工事名称HP、コンクリート強度H
C、鉄筋強度HR、鉄筋継手HRJに関する各データか
ら構成され、その一例を図3に示す。
工事名称HN、サブ工事名称HP、コンクリート強度H
C、鉄筋強度HR、鉄筋継手HRJに関する各データか
ら構成され、その一例を図3に示す。
【0068】3.2.1 H ヘッダセクションにおいて、H{改行はヘッダセクショ
ンの始まりを表し、}H改行はヘッダセクションの終わ
りを表す。
ンの始まりを表し、}H改行はヘッダセクションの終わ
りを表す。
【0069】3.2.2 HD ヘッダセクションにおいて、HDは日付、時刻を表し、
日付は6桁の数字で、年、月、日をそれぞれ2桁で定義
し(年は西暦の下2桁)、時刻は時、分をそれぞれ2桁
の数字で表す。すなわち、HD,931105,153
3;は、1993年11月5日午後3時33分に登録さ
れたことを表す。
日付は6桁の数字で、年、月、日をそれぞれ2桁で定義
し(年は西暦の下2桁)、時刻は時、分をそれぞれ2桁
の数字で表す。すなわち、HD,931105,153
3;は、1993年11月5日午後3時33分に登録さ
れたことを表す。
【0070】3.2.3 HN ヘッダセクションにおいて、HNは工事名称を定義す
る。定義形式は下記の通りである。 HN,工事名称;
る。定義形式は下記の通りである。 HN,工事名称;
【0071】3.2.4 HP ヘッダセクションにおいて、HPはサブ工事名称、例え
ば、棟、工区等を定義する。なお、必要がなければ省略
される。定義形式は下記の通りである。 HP,サブ工事名称;
ば、棟、工区等を定義する。なお、必要がなければ省略
される。定義形式は下記の通りである。 HP,サブ工事名称;
【0072】3.2.5 HC ヘッダセクションにおいて、HCはコンクリート強度を
定義する。定義形式は下記の通りである。 HC,F,種別,基礎強度,S,種別,土間スラブ強
度, 階1,種別,最下階から1階までの強度, 階2,種別,階番号1を越え階番号2までの強度 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 階99,種別,最上階までの強度;
定義する。定義形式は下記の通りである。 HC,F,種別,基礎強度,S,種別,土間スラブ強
度, 階1,種別,最下階から1階までの強度, 階2,種別,階番号1を越え階番号2までの強度 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 階99,種別,最上階までの強度;
【0073】上記定義形式において、種別欄には、普通
コンクリートの場合は0をセットし、軽量コンクリート
の場合は1をセットする。例えば、図3に示すHCの記
述は、図4に示すような場合を定義している。なお、階
99は最上階とする。
コンクリートの場合は0をセットし、軽量コンクリート
の場合は1をセットする。例えば、図3に示すHCの記
述は、図4に示すような場合を定義している。なお、階
99は最上階とする。
【0074】3.2.6 HR HRは鉄筋強度を定義する。定義形式は下記の通りであ
る。 HR,径1,呼称,径2,呼称,径3,呼称,径4,呼
称;径は小さい方から指定し、径99は最大サイズを表
す。図3において、16mm以下の鉄筋の呼称はSD2
95Aであり、16mmを越えるものの呼称はSD34
5である。
る。 HR,径1,呼称,径2,呼称,径3,呼称,径4,呼
称;径は小さい方から指定し、径99は最大サイズを表
す。図3において、16mm以下の鉄筋の呼称はSD2
95Aであり、16mmを越えるものの呼称はSD34
5である。
【0075】3.2.7 HRJ HRJは、鉄筋継手の設定を下記の形式で定義する。 HRJ,継手タイプ,呼び径;継手タイプとしては、呼
び径以上の継手タイプをつぎのようにセットする。 0:重ね継手 1:圧接続継手 2:スリーブジョイント また、呼び径は数字で指定する。例えば、図3に示すよ
うに、D19は19で指定される。なお、呼び径未満は
重ね継手とする。
び径以上の継手タイプをつぎのようにセットする。 0:重ね継手 1:圧接続継手 2:スリーブジョイント また、呼び径は数字で指定する。例えば、図3に示すよ
うに、D19は19で指定される。なお、呼び径未満は
重ね継手とする。
【0076】3.3.階定義セクション 階定義セクションは、図2に示すように、FL名称と階
高とを、KU(地上階)とKD(地下階)とKG(GL
高さ)とに分けて定義する。図5は階定義セクションの
一例を示す。
高とを、KU(地上階)とKD(地下階)とKG(GL
高さ)とに分けて定義する。図5は階定義セクションの
一例を示す。
【0077】3.3.1 K K{改行は階定義セクションの始まりを示し、}K改行
は階定義セクションの終わりを示す。
は階定義セクションの終わりを示す。
【0078】3.3.2 KU KUは地上階のFL名称と階高とを定義する。定義形式
は下記の通りである。 KU,通し番号,FL名称,階高;
は下記の通りである。 KU,通し番号,FL名称,階高;
【0079】1階から2階、3階の順に定義する。最上
部は階高0で定義する。階の参照は、地上階定義ブロッ
ク内の通し番号を利用して行われる。
部は階高0で定義する。階の参照は、地上階定義ブロッ
ク内の通し番号を利用して行われる。
【0080】3.3.3 KD KDは地下階のFL名称と階高とを定義する。定義形式
は下記の通りである。 KD,通し番号,FL名称,階高;
は下記の通りである。 KD,通し番号,FL名称,階高;
【0081】地下1階から地下2階、地下3階の順に定
義する。階の参照は、地下階定義ブロック内の通し番号
にマイナス符号を付けて行われる。
義する。階の参照は、地下階定義ブロック内の通し番号
にマイナス符号を付けて行われる。
【0082】3.3.4 KG KGはGLの高さを1FLを基準として定義する。つま
り、KG,−300;は、1FLがGLの上300mm
であることを表す。
り、KG,−300;は、1FLがGLの上300mm
であることを表す。
【0083】3.4 リストセクション リストセクションは、図2に示すように、柱、大梁、小
梁、スラブ、壁、建具開口、基礎梁、基礎小梁、耐圧ス
ラブをそれぞれ定義する。リストセクションの一例を図
6に示す。
梁、スラブ、壁、建具開口、基礎梁、基礎小梁、耐圧ス
ラブをそれぞれ定義する。リストセクションの一例を図
6に示す。
【0084】3.4.1 L L{改行はリストセクションの始まりを示し、}L改行
はリストセクションの終わりを示す。
はリストセクションの終わりを示す。
【0085】3.4.2 LC(柱) LCは柱リストを定義する。定義形式は下記の通りであ
る。 LC{ 通し番号,柱符号,階,角丸別,断面タイプ ,¥C,(1)(柱脚)W,D,(2)(柱頭)W,D ,¥R,(1)(柱脚)主筋径1,主筋本数1,横列本数1, (主筋径2),主筋本数2,横列本数2,帯筋径,帯 筋間隔, (2)(柱脚)主筋径1,主筋本数1,横列本数1, (主筋径2),主筋本数2,横列本数2,帯筋径,帯 筋間隔, 中子筋本数(縦),中子筋本数(横),帯筋タイプ,ダイヤゴ ナルタイプ,同左径,同左間隔; }LC
る。 LC{ 通し番号,柱符号,階,角丸別,断面タイプ ,¥C,(1)(柱脚)W,D,(2)(柱頭)W,D ,¥R,(1)(柱脚)主筋径1,主筋本数1,横列本数1, (主筋径2),主筋本数2,横列本数2,帯筋径,帯 筋間隔, (2)(柱脚)主筋径1,主筋本数1,横列本数1, (主筋径2),主筋本数2,横列本数2,帯筋径,帯 筋間隔, 中子筋本数(縦),中子筋本数(横),帯筋タイプ,ダイヤゴ ナルタイプ,同左径,同左間隔; }LC
【0086】上記形式において、柱14Aの角丸別はつ
ぎのようにセットする。 0:角柱 1:丸柱
ぎのようにセットする。 0:角柱 1:丸柱
【0087】断面タイプは、つぎのようにセットする。 0:柱脚柱頭が無い場合 1:柱脚柱頭が有る場合
【0088】W,Dはつぎのようにセットする。 角柱の場合:Wに幅をDに奥行きをセットする。 丸柱の場合:Wに直径をセットし、Dに0をセットす
る。
る。
【0089】帯筋タイプは、つぎのようにセットする。 0:一般型 1:スパイラル型 2:溶接型
【0090】ダイヤゴナルタイプは、つぎのようにセッ
トする。 0:無い場合 1:対角型 2:菱型 3:十字型
トする。 0:無い場合 1:対角型 2:菱型 3:十字型
【0091】また、主筋径が1種類の時には、主筋径
2,主筋本数2,横列本数2の欄に0をセットする。ま
た、中子筋本数には帯筋以外の本数を数える。図7は横
列本数が”4”の場合を示す。
2,主筋本数2,横列本数2の欄に0をセットする。ま
た、中子筋本数には帯筋以外の本数を数える。図7は横
列本数が”4”の場合を示す。
【0092】3.4.3 LG LGは大梁リストを定義する。定義形式は下記の通りで
ある。 LG{ 通し番号,梁符号,階,材別,断面タイプ,標準高さ ,¥C,(1)W1,H 1,(2)W2,H2,(3)W3,H3 ,¥R,配筋タイプ, (1)上端主筋径1,同左1段目本数,同左2段目本数,上端主筋径2,同 左1段目本数,同左2段目本数,下端主筋径1,同左1段目本数,同 左2段目本数,下端主筋径2,同左1段目本数,同左2段目本数,ス タラップ径,同左間隔,同左タイプ,中子筋本数, (2)上端主筋径1,同左1段目本数,同左2段目本数,上端主筋径2,同 左1段目本数,同左2段目本数,下端主筋径1,同左1段目本数,同 左2段目本数,下端主筋径2,同左1段目本数,同左2段目本数,ス タラップ径,同左間隔,同左タイプ,中子筋本数, (3)上端主筋径1,同左1段目本数,同左2段目本数,上端主筋径2,同 左1段目本数,同左2段目本数,下端主筋径1,同左1段目本数,同 左2段目本数,下端主筋径2,同左1段目本数,同左2段目本数,ス タラップ径,同左間隔,同左タイプ,中子筋本数,腹筋径,同左本数 ,同左段数,同左間隔,ハンチ長さ1,ハンチ長さ2; }LG
ある。 LG{ 通し番号,梁符号,階,材別,断面タイプ,標準高さ ,¥C,(1)W1,H 1,(2)W2,H2,(3)W3,H3 ,¥R,配筋タイプ, (1)上端主筋径1,同左1段目本数,同左2段目本数,上端主筋径2,同 左1段目本数,同左2段目本数,下端主筋径1,同左1段目本数,同 左2段目本数,下端主筋径2,同左1段目本数,同左2段目本数,ス タラップ径,同左間隔,同左タイプ,中子筋本数, (2)上端主筋径1,同左1段目本数,同左2段目本数,上端主筋径2,同 左1段目本数,同左2段目本数,下端主筋径1,同左1段目本数,同 左2段目本数,下端主筋径2,同左1段目本数,同左2段目本数,ス タラップ径,同左間隔,同左タイプ,中子筋本数, (3)上端主筋径1,同左1段目本数,同左2段目本数,上端主筋径2,同 左1段目本数,同左2段目本数,下端主筋径1,同左1段目本数,同 左2段目本数,下端主筋径2,同左1段目本数,同左2段目本数,ス タラップ径,同左間隔,同左タイプ,中子筋本数,腹筋径,同左本数 ,同左段数,同左間隔,ハンチ長さ1,ハンチ長さ2; }LG
【0093】上記定義形式において、標準高さ欄には、
FLから梁天端までの高さを定義する。また、中子筋本
数にはスタラップを数えない。また、鉄筋情報をセット
する場合、同一断面の梁であっても配筋が異なる時はハ
ンチ付きとする。
FLから梁天端までの高さを定義する。また、中子筋本
数にはスタラップを数えない。また、鉄筋情報をセット
する場合、同一断面の梁であっても配筋が異なる時はハ
ンチ付きとする。
【0094】材別は、つぎのようにセットする。 0:コンクリート 1:鉄骨
【0095】断面タイプとW?H?欄とは、関連付けて
つぎのようにセットする。 断面タイプ W?H? ───────────────────────────────── 全断面が同一である場合: 0 同一 片側ハンチ付き断面 : 1 端部,中央 両側ハンチ付き断面 : 2 端部,中央,内端 片持ち同断面 : 3 同一 片持ちハンチ付き断面 : 4 元端,先端
つぎのようにセットする。 断面タイプ W?H? ───────────────────────────────── 全断面が同一である場合: 0 同一 片側ハンチ付き断面 : 1 端部,中央 両側ハンチ付き断面 : 2 端部,中央,内端 片持ち同断面 : 3 同一 片持ちハンチ付き断面 : 4 元端,先端
【0096】配筋タイプはつぎのようにセットする。 0:全断面同一 1:端部と中央または元端と先端の区別がある場合 2:外端、中央、内端の区別がある場合
【0097】スタラップタイプはつぎのようにセットす
る。 0:一般 1:ダイアゴナル型 2:溶接型 3:スパイラル型
る。 0:一般 1:ダイアゴナル型 2:溶接型 3:スパイラル型
【0098】3.4.4.LB LBは、小梁リストを定義する。定義形式は下記の通り
である。 LB{ 通し番号,梁符号,0,材別,断面タイプ,標準高さ ,¥C,大梁と同じ ,¥R,大梁と同じ; }LB
である。 LB{ 通し番号,梁符号,0,材別,断面タイプ,標準高さ ,¥C,大梁と同じ ,¥R,大梁と同じ; }LB
【0099】小梁の大梁との違いは、階の設定がなく、
その欄に0をセットすることである。また、鉄骨梁の場
合にも、W,Hのみ定義する。
その欄に0をセットすることである。また、鉄骨梁の場
合にも、W,Hのみ定義する。
【0100】3.4.5 LS LSは、スラブリストを定義する。定義形式は下記の通
りである。 LS{ 通し番号,スラブ符号,階,材別,構造種別,断面タイプ ,¥C,(1)スラブ厚, (2)ハンチスラブ厚,ハンチ距離 ,¥R,配筋タイプ, (短辺)(上端)主筋径1,主筋径2,同左間隔,(中央) 主筋径1,主筋径2,同左間隔,(柱列点)主筋径1,主筋 径2,同左間隔, (下端)主筋径1,主筋径2,同左間隔,(中央) 主筋径1,主筋径2,同左間隔,(柱列点)主筋径1,主筋 径2,同左間隔,長辺 (上端)主筋径1,主筋径2,同左間隔,(中央) 主筋径1,主筋径2,同左間隔,(柱列点)主筋径1,主筋 径2,同左間隔, (下端)主筋径1,主筋径2,同左間隔,(中央) 主筋径1,主筋径2,同左間隔,(柱列点)主筋径1,主筋 径2,同左間隔,幅止め径,同左間隔; }LS
りである。 LS{ 通し番号,スラブ符号,階,材別,構造種別,断面タイプ ,¥C,(1)スラブ厚, (2)ハンチスラブ厚,ハンチ距離 ,¥R,配筋タイプ, (短辺)(上端)主筋径1,主筋径2,同左間隔,(中央) 主筋径1,主筋径2,同左間隔,(柱列点)主筋径1,主筋 径2,同左間隔, (下端)主筋径1,主筋径2,同左間隔,(中央) 主筋径1,主筋径2,同左間隔,(柱列点)主筋径1,主筋 径2,同左間隔,長辺 (上端)主筋径1,主筋径2,同左間隔,(中央) 主筋径1,主筋径2,同左間隔,(柱列点)主筋径1,主筋 径2,同左間隔, (下端)主筋径1,主筋径2,同左間隔,(中央) 主筋径1,主筋径2,同左間隔,(柱列点)主筋径1,主筋 径2,同左間隔,幅止め径,同左間隔; }LS
【0101】上記定義形式において、つぎのようにセッ
トする。
トする。
【0102】また、シングル配筋の場合は、下端配筋欄
には0をセットする。また、径1と径2が等しい場合は
径2に0をセットする。
には0をセットする。また、径1と径2が等しい場合は
径2に0をセットする。
【0103】3.4.6 LW LWは壁リストを定義する。定義形式は下記の通りであ
る。 LW{ 通し番号,壁符号,階,材別,壁区分 ,¥C,壁厚 ,¥R,配筋タイプ, (1)(内側縦筋)主筋径1,主筋径2,同左間隔,(内側横筋)主 筋径1,主筋径2,同左間隔, (2)(外側縦筋)主筋径1,主筋径2,同左間隔,(外側横筋)主 筋径1,主筋径2,同左間隔,幅止め径,同左間隔, (3)(開口補強)縦筋径,同左本数,横筋径,同左本数,斜め筋径 ,同左本数(外側横筋); }LW
る。 LW{ 通し番号,壁符号,階,材別,壁区分 ,¥C,壁厚 ,¥R,配筋タイプ, (1)(内側縦筋)主筋径1,主筋径2,同左間隔,(内側横筋)主 筋径1,主筋径2,同左間隔, (2)(外側縦筋)主筋径1,主筋径2,同左間隔,(外側横筋)主 筋径1,主筋径2,同左間隔,幅止め径,同左間隔, (3)(開口補強)縦筋径,同左本数,横筋径,同左本数,斜め筋径 ,同左本数(外側横筋); }LW
【0104】上記定義形式において、(2)はダブル配
筋の場合であってシングル配筋の場合には記載されな
い。
筋の場合であってシングル配筋の場合には記載されな
い。
【0105】また、各欄はつぎのようにセットする。
【0106】3.4.7 LO LOは建具開口リストを定義する。定義形式は下記の通
りである。 LO{ 通し番号,建具符号,材別,組み合わせ数,合わせ位
置,(1)W,H,(2)W,H,(3)W,
H,,,,,(N)W,H; }LO
りである。 LO{ 通し番号,建具符号,材別,組み合わせ数,合わせ位
置,(1)W,H,(2)W,H,(3)W,
H,,,,,(N)W,H; }LO
【0107】上記定義形式において、各欄はつぎのよう
にセットする。 組み合わせ数は長方形の組み合わせ数をセットする。
W,Hは、外壁に付く建具の場合、建物の内側から見て
左側からセットする。 図8に組み合わせ数が2の場合の一例を示す。
にセットする。 組み合わせ数は長方形の組み合わせ数をセットする。
W,Hは、外壁に付く建具の場合、建物の内側から見て
左側からセットする。 図8に組み合わせ数が2の場合の一例を示す。
【0108】3.4.8 LF LFは、独立基礎リストを定義する。定義形式は下記の
通りである。 LF{ 通し番号,基礎符号,階,形状タイプ ,¥C,X1,X2,Y1,Y2,L1,L2,L3,L4,基礎高さ,はか ま高さ,基礎柱高さ, ,¥R,主筋配筋タイプ,はかま筋配筋タイプ,つなぎ筋配筋タイプ,幅止め 筋配筋タイプ, (タテ)主筋径1,主筋径2,本数1(間隔),本数2,(ヨコ)主筋 径1,主筋径2,本数1(間隔),本数2,斜め筋径,同左本数, (タテ)はかま筋径1,はかま筋径2,本数1(間隔),本数2,(ヨ コ)はかま筋径1,はかま筋径2,本数1(間隔),本数2,肩筋径, つなぎ筋径1,つなぎ筋径2,本数1(間隔),本数2, (X方向)巾止め筋径,本数(間隔),(Y方向)巾止め筋径,本数 (間隔),(Z方向)巾止め筋径,本数(間隔); }LF
通りである。 LF{ 通し番号,基礎符号,階,形状タイプ ,¥C,X1,X2,Y1,Y2,L1,L2,L3,L4,基礎高さ,はか ま高さ,基礎柱高さ, ,¥R,主筋配筋タイプ,はかま筋配筋タイプ,つなぎ筋配筋タイプ,幅止め 筋配筋タイプ, (タテ)主筋径1,主筋径2,本数1(間隔),本数2,(ヨコ)主筋 径1,主筋径2,本数1(間隔),本数2,斜め筋径,同左本数, (タテ)はかま筋径1,はかま筋径2,本数1(間隔),本数2,(ヨ コ)はかま筋径1,はかま筋径2,本数1(間隔),本数2,肩筋径, つなぎ筋径1,つなぎ筋径2,本数1(間隔),本数2, (X方向)巾止め筋径,本数(間隔),(Y方向)巾止め筋径,本数 (間隔),(Z方向)巾止め筋径,本数(間隔); }LF
【0109】上記定義形式において、各欄はつぎのよう
にセットする。 階 0:全階共通 0以外:指定階のみ 形状タイプ 0:長方形 4:L型 1:台形 5:十字型 2:三角形 6:複合型 3:六角形 ××配筋タイプ 0:本数 1:間隔
にセットする。 階 0:全階共通 0以外:指定階のみ 形状タイプ 0:長方形 4:L型 1:台形 5:十字型 2:三角形 6:複合型 3:六角形 ××配筋タイプ 0:本数 1:間隔
【0110】図9にX、Y、Z方向の目線との関係を示
す。上記定義形式におけるX1、X2、Y1、Y2、Z
1、Z2、L1〜L4は、独立基礎の形状タイプによっ
て、図10〜図16に示すような部分の寸法をセットす
る。
す。上記定義形式におけるX1、X2、Y1、Y2、Z
1、Z2、L1〜L4は、独立基礎の形状タイプによっ
て、図10〜図16に示すような部分の寸法をセットす
る。
【0111】3.4.9. LFG LFGは、基礎梁リストを下記のように定義する。 LFG{ 通し番号,梁符号,0,材別,断面タイプ,標準高さ ,¥C,大梁と同じ ,¥R,大梁と同じ; }LFG 上記定義形式において、大梁との違いは、階の設定が無
いことである。
いことである。
【0112】3.4.10. LFB LFBは、基礎小梁リストを下記のように定義する。 LFB{ 通し番号,梁符号,0,材別,断面タイプ,標準高さ ,¥C,大梁と同じ ,¥R,大梁と同じ; }LFB 上記定義形式において、大梁との違いは、階の設定が無
いことである。
いことである。
【0113】3.4.11. LFS LFSは、耐圧スラブリストを下記のように定義する。 LFS{ 通し番号,スラブ符号,0,材別,構造種別,断面タイ
プ ,¥C,スラブと同じ ,¥R,スラブと同じ; }LFS 上記定義形式において、スラブとの違いは、階の設定が
無いことである(スラブの階をセットする欄に0をセッ
トする)。
プ ,¥C,スラブと同じ ,¥R,スラブと同じ; }LFS 上記定義形式において、スラブとの違いは、階の設定が
無いことである(スラブの階をセットする欄に0をセッ
トする)。
【0114】3.5.配置セクション 3.5.1. 概要 配置セクションは、階で分けられた空間への部材配置を
定義する。図2に示すように、配置セクションは、階定
義セクションおよびリストセクションの後に定義され、
建物定義範囲(FA)と、建物の各階の部材配置を示す
ブロック(FK(i))とで構成される。
定義する。図2に示すように、配置セクションは、階定
義セクションおよびリストセクションの後に定義され、
建物定義範囲(FA)と、建物の各階の部材配置を示す
ブロック(FK(i))とで構成される。
【0115】各階配置ブロック(FK)は、基準芯、
柱、大梁、小梁、スラブ、壁、建具開口、独立基礎、基
礎梁、耐圧スラブ、作図線分のそれぞれを定義する部分
からなる。図17に配置セクションの一例を示す。
柱、大梁、小梁、スラブ、壁、建具開口、独立基礎、基
礎梁、耐圧スラブ、作図線分のそれぞれを定義する部分
からなる。図17に配置セクションの一例を示す。
【0116】3.5.2 F 配置セクションの定義形式は下記の通りである。 F{ ・・・・・・・・; ・・・・・・・・; }F
【0117】3.5.3.FA FAは、配置セクションの最初において、大まかな建物
定義範囲を下記のように定義する。 FA,Xmin,Ymin,Xmax,Ymax; これは、画面に表示しながらデータを入力するために使
用するだけなので、厳密な最大値、最小値でなくともよ
い。つまり、建物全体が入る画面の大きさを設定する。
定義範囲を下記のように定義する。 FA,Xmin,Ymin,Xmax,Ymax; これは、画面に表示しながらデータを入力するために使
用するだけなので、厳密な最大値、最小値でなくともよ
い。つまり、建物全体が入る画面の大きさを設定する。
【0118】3.5.4.FK FKは、配置階ブロックを定義する。つまり、配置階を
指定し、この階に配置される部材を定義する。定義形式
は下記の通りである。 FK(階番号){ ・・・・・・・; ・・・・・・・; }FK
指定し、この階に配置される部材を定義する。定義形式
は下記の通りである。 FK(階番号){ ・・・・・・・; ・・・・・・・; }FK
【0119】階番号には、地上階の場合にはプラス符号
(+)を付け、地下階の場合にはマイナス符号(−)を
付けて指定する。例えば、地下1階のブロックはつぎの
ように記載される。 FK(−1){ ・・・・・; ・・・・・; }FK
(+)を付け、地下階の場合にはマイナス符号(−)を
付けて指定する。例えば、地下1階のブロックはつぎの
ように記載される。 FK(−1){ ・・・・・; ・・・・・; }FK
【0120】3.5.4. FT FTは、基準線を下記の形式で定義する。 FT,通し番号,種別,通り符号,¥L,線分定義,線
分定義,,,,;
分定義,,,,;
【0121】種別の数字はつぎのようにセットする。 0:通り芯 1:壁芯 2:梁芯 3:その他 基準線自身は通し番号で参照される。
【0122】3.5.4.1. ¥L ¥Lは実線分を定義する。定義形式は線分タイプによっ
てデータの並びが異なり下記の通りである。 直線 ¥L,0,X1,Y1,X2,Y2; 垂直線 ¥L,1,X1,Y1,Y2; 水平線 ¥L,2,Y1,X1,X2; 円 ¥L,3,X0,Y0,半径; 円弧 ¥L,4,X0,Y0,半径,始角,終角,向
き; 楕円 ¥L,5,X0,Y0,長半径,短半径,回転
角; 楕円弧 ¥L,6,X0,Y0,長半径,短半径,回転
角,始角,終角,向き; オフセット ¥L,9,参照基準線ID,オフセット
量,Y1,Y2;
てデータの並びが異なり下記の通りである。 直線 ¥L,0,X1,Y1,X2,Y2; 垂直線 ¥L,1,X1,Y1,Y2; 水平線 ¥L,2,Y1,X1,X2; 円 ¥L,3,X0,Y0,半径; 円弧 ¥L,4,X0,Y0,半径,始角,終角,向
き; 楕円 ¥L,5,X0,Y0,長半径,短半径,回転
角; 楕円弧 ¥L,6,X0,Y0,長半径,短半径,回転
角,始角,終角,向き; オフセット ¥L,9,参照基準線ID,オフセット
量,Y1,Y2;
【0123】向きは反時計回りは0を、時計回りは1を
セットする。オフセット線分は水平、垂直の直線のみを
対象とする。
セットする。オフセット線分は水平、垂直の直線のみを
対象とする。
【0124】3.5.5 FC FCは柱の配置を定義する。定義形式は下記の通りであ
る。 FC,通し番号,符号,回転角,基準線1,位置表現,寄り寸法, 基準線2,位置表現,寄り寸法;
る。 FC,通し番号,符号,回転角,基準線1,位置表現,寄り寸法, 基準線2,位置表現,寄り寸法;
【0125】上記定義形式において、位置表現はつぎの
ようにセットする。 0:寄り寸法からの振り分け 1:部材は寄り寸法の内側に配置 2:部材は寄り寸法の外側に配置 柱の位置表現の例を図18に示す。
ようにセットする。 0:寄り寸法からの振り分け 1:部材は寄り寸法の内側に配置 2:部材は寄り寸法の外側に配置 柱の位置表現の例を図18に示す。
【0126】回転角は度数表現とする。寄り寸法の+方
向は、水平基準線の上方向、垂直基準線の右方向とす
る。一例として、図19に示すように配置された2本の
柱C1、C2は、つぎのように定義することになる。
向は、水平基準線の上方向、垂直基準線の右方向とす
る。一例として、図19に示すように配置された2本の
柱C1、C2は、つぎのように定義することになる。
【0127】 F{ FK{ FC{ 1,C1,0,1,1,−75,2,1,−75; 2,C2,0,1,1,−75,3,0,0; }FC }FK }F
【0128】3.5.6. FG FGは、大梁の配置を定義する。定義形式は下記の通り
である。 FG,通し番号,符号,片持ちフラグ,勾配フラグ,ベ
ース基準線,位置表現,寄り寸法,基準線1,寄り寸
法,基準線2,寄り寸法,高さ寸法1,高さ寸法2;
である。 FG,通し番号,符号,片持ちフラグ,勾配フラグ,ベ
ース基準線,位置表現,寄り寸法,基準線1,寄り寸
法,基準線2,寄り寸法,高さ寸法1,高さ寸法2;
【0129】上記定義形式において、各欄はつぎのよう
にセットする。 片持ちフラグ 0:標準 1:片持ち 勾配フラグ 0:水平 1:勾配付 位置表現 0:寄り寸法からの振り分け 1:部材は寄り寸法の内側に配置 2:部材は寄り寸法の外側に配置
にセットする。 片持ちフラグ 0:標準 1:片持ち 勾配フラグ 0:水平 1:勾配付 位置表現 0:寄り寸法からの振り分け 1:部材は寄り寸法の内側に配置 2:部材は寄り寸法の外側に配置
【0130】寄り寸法の+方向は、水平基準線の上方
向、垂直基準線の右方向とする。配置階には、一つ上の
階の大梁リストが使用される。高さ寸法1は、ベース基
準線と基準線1との交点上で設定する。
向、垂直基準線の右方向とする。配置階には、一つ上の
階の大梁リストが使用される。高さ寸法1は、ベース基
準線と基準線1との交点上で設定する。
【0131】一例として、図20に示すような大梁の配
置は下記のように定義される。 FG{ 1,G1,0,1,1,1,−75,2,350,3,
−100,−30,−100; }FG
置は下記のように定義される。 FG{ 1,G1,0,1,1,1,−75,2,350,3,
−100,−30,−100; }FG
【0132】3.5.7 FB FBは、小梁を大梁と同じ定義形式で定義する。一例と
して、図21に示すような小梁の配置は下記のように定
義される。 FB{ 1,B1,0,1,4,1,−75,2,500,3,
−100,0,−100; }FB
して、図21に示すような小梁の配置は下記のように定
義される。 FB{ 1,B1,0,1,4,1,−75,2,500,3,
−100,0,−100; }FB
【0133】3.5.8 FS FSはスラブの配置を定義する。定義形式は下記の通り
である。 FS,通し番号,符号,勾配フラグ,スラブX,スラブ
Y,高さ1,高さ2,符号X,符号Y;
である。 FS,通し番号,符号,勾配フラグ,スラブX,スラブ
Y,高さ1,高さ2,符号X,符号Y;
【0134】上記定義形式における各項目の関係を図2
2に示す。スラブX、Yは、スラブの中にセットする。
スラブの範囲は、梁とスラブレイヤの線分とに囲まれた
範囲とする。勾配がある時は、高さ1を水上とし、高さ
2を水下とする。
2に示す。スラブX、Yは、スラブの中にセットする。
スラブの範囲は、梁とスラブレイヤの線分とに囲まれた
範囲とする。勾配がある時は、高さ1を水上とし、高さ
2を水下とする。
【0135】高さをとる位置は、スラブX、Yを通る線
上である。そして、スラブの端部に梁がある場合は、そ
の梁のベース基準線上とし、無い場合は、スラブの端部
とする。躯体図でスラブ符号を作成する時、符号X、Y
が未定義値(N)の場合には、符号の位置としてスラブ
X,Yを使用する。
上である。そして、スラブの端部に梁がある場合は、そ
の梁のベース基準線上とし、無い場合は、スラブの端部
とする。躯体図でスラブ符号を作成する時、符号X、Y
が未定義値(N)の場合には、符号の位置としてスラブ
X,Yを使用する。
【0136】勾配フラグはつぎのようにセットする。 0:水平 1:右方向勾配 2:上方向勾配 3:左方向勾配 4:下方向勾配
【0137】3.5.9 FW FWは壁の配置を定義する。定義形式は下記の通りであ
る。 FW,通し番号,符号,面内フラグ,壁タイプ,ベース
基準線,位置表現,寄り寸法,基準線1,寄り寸法,基
準線2,寄り寸法,高さ寸法;
る。 FW,通し番号,符号,面内フラグ,壁タイプ,ベース
基準線,位置表現,寄り寸法,基準線1,寄り寸法,基
準線2,寄り寸法,高さ寸法;
【0138】上記定義形式において、各欄はつぎのよう
にセットする。 面内フラグ 0:面外 1:面内(面内とはラーメン上にあるこ
と) 壁タイプ 0:標準 1:腰壁(図23) 2:下がり壁
(図24) 位置表現 0:寄り寸法からの振り分け 1:部材は寄り寸法の内側に配置 2:部材は寄り寸法の外側に配置 高さ寸法は、壁タイプが1または2の場合に有効であ
る。寄り寸法の+方向は、水平基準線の上方向、垂直基
準線の右方向とする。
にセットする。 面内フラグ 0:面外 1:面内(面内とはラーメン上にあるこ
と) 壁タイプ 0:標準 1:腰壁(図23) 2:下がり壁
(図24) 位置表現 0:寄り寸法からの振り分け 1:部材は寄り寸法の内側に配置 2:部材は寄り寸法の外側に配置 高さ寸法は、壁タイプが1または2の場合に有効であ
る。寄り寸法の+方向は、水平基準線の上方向、垂直基
準線の右方向とする。
【0139】標準タイプの壁が図25に示すように配置
された時、下記のように定義されることになる。 FW{ 1,W15,1,0,1,1,−75,2,350,
3,−100,0; }FW
された時、下記のように定義されることになる。 FW{ 1,W15,1,0,1,1,−75,2,350,
3,−100,0; }FW
【0140】3.5.10 FO FOは建具開口の配置を定義する。定義形式は下記の通
りである。 FO,通し番号,符号,壁ID,基準線,位置表現,寄
り寸法,腰高;
りである。 FO,通し番号,符号,壁ID,基準線,位置表現,寄
り寸法,腰高;
【0141】組み合わせ建具の場合、腰高は1番目の建
具のものとする。一例として、図26に示すように建具
開口が配置された場合、下記のように定義される。 FO{ 1,AW1,1,2,0,3000,900; 2,SD1,1,3,0,−2000,0; }FO
具のものとする。一例として、図26に示すように建具
開口が配置された場合、下記のように定義される。 FO{ 1,AW1,1,2,0,3000,900; 2,SD1,1,3,0,−2000,0; }FO
【0142】3.5.11 FF FFは、独立基礎の配置を定義する。定義形式は下記の
通りである。 FF,通し番号,符号,柱番号,回転角,基準線1,位置表現,寄り寸法, 基準線2,位置表現,寄り寸法;
通りである。 FF,通し番号,符号,柱番号,回転角,基準線1,位置表現,寄り寸法, 基準線2,位置表現,寄り寸法;
【0143】位置表現はつぎのようにセットする。 0:寄り寸法からの振り分け 1:部材は寄り寸法の内側に配置 2:部材は寄り寸法の外側に配置
【0144】柱番号がセットされた場合は、寄り寸法は
柱芯からの寄りとする。寄り方向は、柱が参照している
基準線に直角とする。寄り寸法はX方向、Y方向の順に
定義する。寄り寸法の+方向は、水平基準線の上方向、
垂直基準線の右方向とする。
柱芯からの寄りとする。寄り方向は、柱が参照している
基準線に直角とする。寄り寸法はX方向、Y方向の順に
定義する。寄り寸法の+方向は、水平基準線の上方向、
垂直基準線の右方向とする。
【0145】基礎の配置階は、大梁と同様な見上げの感
覚で設定する。つまり、地下2階の場合は、FK(−
3)とし、地下が無い場合は、FK(−1)とする。角
度は度数表現とする。高さ寸法(基礎下端の高さ)が未
定義の場合は、断面リストの値をとる。
覚で設定する。つまり、地下2階の場合は、FK(−
3)とし、地下が無い場合は、FK(−1)とする。角
度は度数表現とする。高さ寸法(基礎下端の高さ)が未
定義の場合は、断面リストの値をとる。
【0146】一例として、例えば図27に示すような独
立基礎の配置は下記のように定義される。 F{ FA,−5000,−5000,20000,15000; FK(−1){ FT{ 1,0,X1,1,0,−5000,15000; 2,0,Y1,2,0,−5000,20000; 3,0,Y2,9,2,2,8000,−5000,20000; }FT FC{ 1,C1,0,1,1,−75,2,1,−75; 2,C2,0,1,1,−75,3,0,0; }FC FF{ 1,F1,1,0,0,0,0,0,0,0,−2000; 2,F2,2,45,0,0,0,0,0,0,−2000; 3,F2,0,0,1,1,−75,0,0,0,−2000; }FF }FK }F
立基礎の配置は下記のように定義される。 F{ FA,−5000,−5000,20000,15000; FK(−1){ FT{ 1,0,X1,1,0,−5000,15000; 2,0,Y1,2,0,−5000,20000; 3,0,Y2,9,2,2,8000,−5000,20000; }FT FC{ 1,C1,0,1,1,−75,2,1,−75; 2,C2,0,1,1,−75,3,0,0; }FC FF{ 1,F1,1,0,0,0,0,0,0,0,−2000; 2,F2,2,45,0,0,0,0,0,0,−2000; 3,F2,0,0,1,1,−75,0,0,0,−2000; }FF }FK }F
【0147】3.5.12. FFG FFGは、基礎梁の配置を定義する。定義形式は大梁と
同様である。基礎の配置階は、大梁と同様な見上げの感
覚で設定する。つまり、地下2階の場合は、FK(−
3)とし、地下が無い場合は、FK(−1)とする。
同様である。基礎の配置階は、大梁と同様な見上げの感
覚で設定する。つまり、地下2階の場合は、FK(−
3)とし、地下が無い場合は、FK(−1)とする。
【0148】3.5.13. FFS FFSは、下記のように耐圧スラブの配置を定義する。 FFS,通し番号,符号,勾配フラグ,スラブX,スラ
ブY,高さ1,高さ2,符号X,符号Y;
ブY,高さ1,高さ2,符号X,符号Y;
【0149】上記定義形式において、(1)高さ1、高
さ2は、図28に示すように、耐圧スラブの下端からの
高さ寸法をとる。(2)その他の項目の内容は一般のス
ラブと同様とする。(3)基礎梁と同じ階に設定する。
さ2は、図28に示すように、耐圧スラブの下端からの
高さ寸法をとる。(2)その他の項目の内容は一般のス
ラブと同様とする。(3)基礎梁と同じ階に設定する。
【0150】3.5.13. FL FLは作図線分を下記のように定義する。 FL,通し番号,レイヤ名,¥L,線分定義,線分定
義,・・,線分定義;
義,・・,線分定義;
【0151】レイヤ名はつぎのようにセットする。 FT0:通り芯 FT1:補助基準芯 FC :柱 FG :大梁 FB :小梁 FFG:基礎梁 FF :独立基礎 FW :壁 FS :スラブ FFS:耐圧スラブ FO :建具開口 FL1:その他の線分 ・ ・ FL9:
【0152】以上詳述した中間ファイル12Aの各項目
に数字または文字列がセットされると、生産建物モデル
が完成し、各部門CADおよび積算システム6Aは、各
々の変換プログラムを用いて中間ファイル12Aにアク
セスし、生産建物モデルを自己業務の遂行に活用するこ
とができる。
に数字または文字列がセットされると、生産建物モデル
が完成し、各部門CADおよび積算システム6Aは、各
々の変換プログラムを用いて中間ファイル12Aにアク
セスし、生産建物モデルを自己業務の遂行に活用するこ
とができる。
【0153】例えば、構造設計CAD3Aで作成された
躯体構造情報は、中間ファイル12Aを介して積算シス
テム6Aによって活用される。積算システム6Aは、入
力した構造情報に基づき開口部、柱、梁のフカシなど積
算に必要な情報を付加することによって躯体数量の積算
を行う。
躯体構造情報は、中間ファイル12Aを介して積算シス
テム6Aによって活用される。積算システム6Aは、入
力した構造情報に基づき開口部、柱、梁のフカシなど積
算に必要な情報を付加することによって躯体数量の積算
を行う。
【0154】施工図CAD8Aでは、躯体図の作成に当
たり、中間ファイル12Aを介して必要な情報を取り込
み、壁や開口部の位置およびディテールを決定して最終
的な躯体図を作成する。
たり、中間ファイル12Aを介して必要な情報を取り込
み、壁や開口部の位置およびディテールを決定して最終
的な躯体図を作成する。
【0155】図29は、積算システム6Aにおける梁断
面形状入力時のモニタ画面を示す。構成の場合、コンク
リート(躯体)形状+鉄筋情報を入力する。柱、梁、壁
の配置はコンクリート躯体図作成と類似している。
面形状入力時のモニタ画面を示す。構成の場合、コンク
リート(躯体)形状+鉄筋情報を入力する。柱、梁、壁
の配置はコンクリート躯体図作成と類似している。
【0156】図30は、積算システム6Aにおける壁の
配置時の画面を示す。図31は、施工図CAD8Aにお
いて、中間ファイル12Aを介して取り込んだ直後のコ
ンクリート躯体平面図を示す。
配置時の画面を示す。図31は、施工図CAD8Aにお
いて、中間ファイル12Aを介して取り込んだ直後のコ
ンクリート躯体平面図を示す。
【0157】本実施例において、上流側で中間ファイル
12Aを介した情報を下流側において修正しなければな
らない場合がある。図32及び図33は、施工図CAD
8Aにおいて、図32に示すように中間ファイル12A
を介して取り込んだデータを、図33に示すように修正
したところを示す。
12Aを介した情報を下流側において修正しなければな
らない場合がある。図32及び図33は、施工図CAD
8Aにおいて、図32に示すように中間ファイル12A
を介して取り込んだデータを、図33に示すように修正
したところを示す。
【0158】この場合、修正項目は、下記の通りであ
る。 (1)壁、小梁は、芯振り分けで配置されるので、寄り
寸法の修正が必要である。 (2)開口の躯体逃げ寸法を追加する。 (3)コンクリートの増打ちなどの処理を行う。
る。 (1)壁、小梁は、芯振り分けで配置されるので、寄り
寸法の修正が必要である。 (2)開口の躯体逃げ寸法を追加する。 (3)コンクリートの増打ちなどの処理を行う。
【0159】本実施例は、ある新築工事に適用した結
果、施工図CAD8Aを独立に使用していた従来のやり
方と比較して、コンクリート躯体図の作図時間は約25
%短縮された。
果、施工図CAD8Aを独立に使用していた従来のやり
方と比較して、コンクリート躯体図の作図時間は約25
%短縮された。
【0160】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る建築
データ共用化システムは下記の効果を奏する。 (1)建設会社においては、設計部門は社内における図
面情報の流れの上流側としての役割を有しており、構造
設計CAD、意匠図CAD、ならびに設備設計CADを
用いて建築対象建物の設計データを作成する。作成され
た設計データは手動または自動的に中間ファイルを介し
て生産建物モデルの骨格が形成され、積算部門や施工部
門など下流側業務の効率化が図られると云う極めて優れ
た効果を奏する。
データ共用化システムは下記の効果を奏する。 (1)建設会社においては、設計部門は社内における図
面情報の流れの上流側としての役割を有しており、構造
設計CAD、意匠図CAD、ならびに設備設計CADを
用いて建築対象建物の設計データを作成する。作成され
た設計データは手動または自動的に中間ファイルを介し
て生産建物モデルの骨格が形成され、積算部門や施工部
門など下流側業務の効率化が図られると云う極めて優れ
た効果を奏する。
【0161】(2)積算部門の積算システムは、自己の
変換プログラムによって中間ファイルを介して生産建物
モデルを取り込み積算業務を行う。例えば、構造設計C
ADから中間ファイルに入力された躯体形状、配筋など
の構造情報を中間ファイルから取り込み、これをもとに
して、開口部、柱、梁のフカシなどの積算に必要な情報
を付加して躯体数量の積算を行う。この際、下流側(施
工部門CAD)で必要な情報、例えば部材形状や位置に
関する3次元情報を、変換プログラムによって手動また
は自動的に中間ファイルの生産建物モデルに書き込むこ
とにより、施工(生産)情報を設計部門へ容易にフィー
ドバックすることができると云う極めて優れた効果を奏
する。
変換プログラムによって中間ファイルを介して生産建物
モデルを取り込み積算業務を行う。例えば、構造設計C
ADから中間ファイルに入力された躯体形状、配筋など
の構造情報を中間ファイルから取り込み、これをもとに
して、開口部、柱、梁のフカシなどの積算に必要な情報
を付加して躯体数量の積算を行う。この際、下流側(施
工部門CAD)で必要な情報、例えば部材形状や位置に
関する3次元情報を、変換プログラムによって手動また
は自動的に中間ファイルの生産建物モデルに書き込むこ
とにより、施工(生産)情報を設計部門へ容易にフィー
ドバックすることができると云う極めて優れた効果を奏
する。
【0162】(3)最下流側である施工部門の施工計画
CADと施工図CADとは、各々の変換プログラムによ
って施工(生産)に必要な情報を手動または自動的に中
間ファイル内の生産建物モデルから取り込み、積算シス
テムから中間ファイル介して入力された3次元情報に対
して詳細な修正を加えることによって、最終的な躯体図
を完成させることができると云う極めて優れた効果を奏
する。
CADと施工図CADとは、各々の変換プログラムによ
って施工(生産)に必要な情報を手動または自動的に中
間ファイル内の生産建物モデルから取り込み、積算シス
テムから中間ファイル介して入力された3次元情報に対
して詳細な修正を加えることによって、最終的な躯体図
を完成させることができると云う極めて優れた効果を奏
する。
【0163】(4)積算システムと施工図CADとにお
いては、コンクリート躯体図のように、階数、階高、部
材断面の各入力、通り芯の定義、柱や梁などの部材配
置、増し打ち処理などにおいて共通点が多いから、共有
化による省力化を図ることができると云う極めて優れた
効果を奏する。
いては、コンクリート躯体図のように、階数、階高、部
材断面の各入力、通り芯の定義、柱や梁などの部材配
置、増し打ち処理などにおいて共通点が多いから、共有
化による省力化を図ることができると云う極めて優れた
効果を奏する。
【0164】(5)協力会社および自動化施工システム
も、上記同様に中間ファイルを介して生産建物モデルに
アクセスして必要な情報を受け取ることができ、協力会
社を含めた建築全体の建築情報の共有化が図られ、その
結果、建築全体の効率が向上すると云う極めて優れた効
果を奏する。
も、上記同様に中間ファイルを介して生産建物モデルに
アクセスして必要な情報を受け取ることができ、協力会
社を含めた建築全体の建築情報の共有化が図られ、その
結果、建築全体の効率が向上すると云う極めて優れた効
果を奏する。
【0165】(6)情報の下流側部門は、上流側部門で
作成された情報を中間ファイルを介して容易、自由、か
つ迅速に取り出して利用することができ、業務効率が格
段に向上させることができると云う極めて優れた効果を
奏する。
作成された情報を中間ファイルを介して容易、自由、か
つ迅速に取り出して利用することができ、業務効率が格
段に向上させることができると云う極めて優れた効果を
奏する。
【0166】(7)中間ファイルを介した生産建物モデ
ルは、2次元データの及び3次元的位置や立体的形状等
のような建築的意味を持った3次元データで定義されて
いるから、下流側部門が必要とする情報を殆ど全て網羅
することができると云う極めて優れた効果を奏する。
ルは、2次元データの及び3次元的位置や立体的形状等
のような建築的意味を持った3次元データで定義されて
いるから、下流側部門が必要とする情報を殆ど全て網羅
することができると云う極めて優れた効果を奏する。
【0167】(8)上記中間ファイルを介した生産建物
モデルは、建物の各階を施工図CADの形式に近いデー
タ表現で定義していることにより、施工部門における作
図は極めて簡単に行うことができると云う極めて優れた
効果を奏する。
モデルは、建物の各階を施工図CADの形式に近いデー
タ表現で定義していることにより、施工部門における作
図は極めて簡単に行うことができると云う極めて優れた
効果を奏する。
【0168】(9)データの定義形式は、あらかじめ共
通仕様で決められた順番で配列された項目からなると共
に、各項目は数字または文字列から構成されているの
で、各項目の設定が極めて容易に行う:ことができると
云う極めて優れた効果を奏する。
通仕様で決められた順番で配列された項目からなると共
に、各項目は数字または文字列から構成されているの
で、各項目の設定が極めて容易に行う:ことができると
云う極めて優れた効果を奏する。
【図1】本発明に係る建築データ共用化システムの一実
施例の構成を示すブロック図でである。
施例の構成を示すブロック図でである。
【図2】中間ファイルを介したデータファイルの構成を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図3】同データファイルのヘッダセクションの一例を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図4】同ヘッダセクションにおけるコンクリート強度
の定義の例を示す説明図である。
の定義の例を示す説明図である。
【図5】同ヘッダセクションの階定義セクションの一例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図6】中間ファイルのリストセクションの一例を示す
説明図である。
説明図である。
【図7】同リストセクションにおいて定義された柱の例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図8】同リストセクションにおいて定義された建具開
口の一例を示す説明図である。
口の一例を示す説明図である。
【図9】同リストセクションにおいて定義される独立基
礎の方向の定義を示す説明図である。
礎の方向の定義を示す説明図である。
【図10】同リストセクションにおいて定義される独立
基礎の形状タイプによる寸法項目を示す説明図である。
基礎の形状タイプによる寸法項目を示す説明図である。
【図11】同リストセクションにおいて定義される独立
基礎の形状タイプによる寸法項目を示す説明図である。
基礎の形状タイプによる寸法項目を示す説明図である。
【図12】同リストセクションにおいて定義される独立
基礎の形状タイプによる寸法項目を示す説明図である。
基礎の形状タイプによる寸法項目を示す説明図である。
【図13】同リストセクションにおいて定義される独立
基礎の形状タイプによる寸法項目を示す説明図である。
基礎の形状タイプによる寸法項目を示す説明図である。
【図14】同リストセクションにおいて定義される独立
基礎の形状タイプによる寸法項目を示す説明図である。
基礎の形状タイプによる寸法項目を示す説明図である。
【図15】同リストセクションにおいて定義される独立
基礎の形状タイプによる寸法項目を示す説明図である。
基礎の形状タイプによる寸法項目を示す説明図である。
【図16】同リストセクションにおいて定義される独立
基礎の形状タイプによる寸法項目を示す説明図である。
基礎の形状タイプによる寸法項目を示す説明図である。
【図17】中間ファイルの配置セクションの一例を示す
説明図である。
説明図である。
【図18】同配置セクションにおける位置表現の例を示
す説明図である。
す説明図である。
【図19】同配置セクションにおいて定義される柱の配
置の例を示す説明図である。
置の例を示す説明図である。
【図20】同配置セクションにおいて定義される大梁の
配置の例を示す説明図である。
配置の例を示す説明図である。
【図21】同配置セクションにおいて定義される小梁の
配置の例を示す説明図である。
配置の例を示す説明図である。
【図22】同配置セクションにおいて定義されるスラブ
の配置の例を示す説明図である。
の配置の例を示す説明図である。
【図23】同配置セクションにおいて定義される腰壁の
配置の例を示す説明図である。
配置の例を示す説明図である。
【図24】同配置セクションにおいて定義される下り壁
の配置の例を示す説明図である。
の配置の例を示す説明図である。
【図25】同配置セクションにおいて定義される標準型
壁の配置の例を示す説明図である。
壁の配置の例を示す説明図である。
【図26】同配置セクションにおいて定義される建具開
口の配置の例を示す説明図である。
口の配置の例を示す説明図である。
【図27】同配置セクションにおいて定義される独立基
礎の配置の例を示す説明図である。
礎の配置の例を示す説明図である。
【図28】同配置セクションにおいて定義される耐圧ス
ラブの配置の例を示す説明図である。
ラブの配置の例を示す説明図である。
【図29】積算システムにおける表示画面の一例を示す
説明図である。
説明図である。
【図30】積算システムにおける表示画面の一例を示す
説明図である。
説明図である。
【図31】施工図CADにおける表示画面の一例を示す
説明図である。
説明図である。
【図32】施工図CADの修正前における表示画面の一
例を示す説明図である。
例を示す説明図である。
【図33】施工図CADの修正後における表示画面の一
例を示す説明図である。
例を示す説明図である。
1A 設計部門 2A 意匠図CAD 3A 構造設計CAD 4A 設備設計CAD 5A 積算部門 6A 積算システム 7A 施工部門 8A 施工図CAD 9A 施工計画CAD 10A 協力会社CAD 11A 自動化施工システム 12A 中間ファイル 13A データファイルイメージ 14A 柱
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小池 浄一 東京都中央区京橋1丁目7番1号 戸田建 設株式会社内 (72)発明者 山脇 啓史 東京都中央区京橋1丁目7番1号 戸田建 設株式会社内 (72)発明者 廣澤 雅之 東京都中央区京橋1丁目7番1号 戸田建 設株式会社内 (72)発明者 田村 治一 東京都中央区京橋1丁目7番1号 戸田建 設株式会社東京支店内 (72)発明者 佐藤 達夫 東京都中央区京橋1丁目7番1号 戸田建 設株式会社東京支店内 (72)発明者 中川 靖雄 東京都中央区京橋1丁目7番1号 戸田建 設株式会社東京支店内
Claims (4)
- 【請求項1】建設会社の設計部門に設置された構造設計
CADシステム、意匠図CADシステム、ならびに設備
設計CADシステムと、積算部門に設置された積算シス
テムと、施工部門に設置された施工図CADシステムな
らびに施工計画CADシステムと、他の協力会社に設置
された各種CADシステムと、自動施工システムと、全
ての前記システムと接続され、生産建物モデルを共通仕
様で定義する中間ファイルとで構成され、各前記システ
ムは、前記中間ファイルにアクセスするためのデータ変
換プログラムを有し、これにより、自己システムで作成
された情報を前記中間ファイルを介し、また、他の部門
のシステムで作成されたデータを前記中間ファイルを介
して利用することができるようにしたことを特徴とする
建築データ共用化システム。 - 【請求項2】前記中間ファイル内に定義される生産建物
モデルは3次元データであることを特徴とする請求項1
に記載の建築データ共用化システム。 - 【請求項3】前記中間ファイルにおける生産建物モデル
は、建物の階を定義し、部材の材別、断面、高さ等に関
するリストを定義し、さらに、各階毎に基準線を定義
し、この基準線を基準とした部材の数量、位置、立体的
形状を定義することによって構築されることを特徴とす
る請求項2に記載の建築データ共用化システム。 - 【請求項4】前記中間ファイルにおけるデータの定義形
式は、あらかじめ前記共通仕様で決められた順番で配列
された項目に数字または文字列をセットすることによっ
て行うことを特徴とする請求項1に記載の建築データ共
用化システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15088194A JP3055856B2 (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | 建築データ共用化システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15088194A JP3055856B2 (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | 建築データ共用化システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0816648A true JPH0816648A (ja) | 1996-01-19 |
JP3055856B2 JP3055856B2 (ja) | 2000-06-26 |
Family
ID=15506427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15088194A Expired - Fee Related JP3055856B2 (ja) | 1994-07-01 | 1994-07-01 | 建築データ共用化システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3055856B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002024328A (ja) * | 2000-07-13 | 2002-01-25 | Ncn:Kk | 建築情報供給方法 |
JP2002197126A (ja) * | 2000-10-19 | 2002-07-12 | Matsumoto Tochi Tatemono Kk | 建築設計施工管理システム |
JP2008158793A (ja) * | 2006-12-22 | 2008-07-10 | Takenaka Komuten Co Ltd | 建物の構造解析用情報生成装置、構造解析用情報生成方法及び構造解析用情報生成プログラム |
-
1994
- 1994-07-01 JP JP15088194A patent/JP3055856B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002024328A (ja) * | 2000-07-13 | 2002-01-25 | Ncn:Kk | 建築情報供給方法 |
JP2002197126A (ja) * | 2000-10-19 | 2002-07-12 | Matsumoto Tochi Tatemono Kk | 建築設計施工管理システム |
JP2008158793A (ja) * | 2006-12-22 | 2008-07-10 | Takenaka Komuten Co Ltd | 建物の構造解析用情報生成装置、構造解析用情報生成方法及び構造解析用情報生成プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3055856B2 (ja) | 2000-06-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Hyun et al. | Automated optimization of formwork design through spatial analysis in building information modeling | |
CN108595891B (zh) | 混凝土桥主梁施工临时支架结构的二维化bim设计方法 | |
US5016170A (en) | Task management | |
Jung et al. | Flexible work breakdown structure for integrated cost and schedule control | |
CN110119516B (zh) | 一种基于bim技术的钢筋翻样方法 | |
CN106156408A (zh) | 一种基于构件分类和组合的建筑协同构建系统和方法 | |
Luth | VDC and the engineering continuum | |
WO2000013114A1 (fr) | Appareil pour façonner un materiau de construction | |
CN106971047A (zh) | 一种bim与计算软件双向贯通的结构设计方法 | |
KR20010007818A (ko) | 2차원 캐드인터페이스를 이용한 물량산출 시스템과 그 방법 | |
JPH0816648A (ja) | 建築データ共用化システム | |
Osman | The managerial aesthetics of concrete | |
Fischer | Automating constructibility reasoning with a geometrical and topological project model | |
JP2005018673A (ja) | 工程表作成支援方法 | |
JP3067099B2 (ja) | 配筋設計支援装置および方法 | |
Lee et al. | The development of automatic module for formwork layout using the BIM | |
JP2791197B2 (ja) | プレハブ工事工程管理装置 | |
JPH07247688A (ja) | 三次元データに基づく施工計画管理システム | |
Zhang et al. | Construction progress control system of assembled building based on BIM | |
KR20240151408A (ko) | 건축물 표준화 설계 방법 | |
Tah et al. | Interactive computer-aided formwork design | |
JP2791199B2 (ja) | プレハブ工事工程管理装置 | |
Patil et al. | Comparative Analysis of Conventional Formwork and Mivan Formwork based on Duration and Cost | |
Opfer | Improving constructability in concrete construction | |
Rondan | A BIM-based tool for formwork management in building projects |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |