JP2789776B2 - 複数の放電灯の切替制御方法 - Google Patents

複数の放電灯の切替制御方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車用灯具の光源として用いられている
複数の放電灯の内の1個若しくは複数個を交互に点滅さ
せるように切替える方法に関するものである。
〔従来の技術〕
自動車用灯具の光源として用いられる複数個の放電灯
を切替え制御することは、例えばロービーム(L0と略記
されることあり)とハイビーム(Hiと略記されることあ
り)との切替使用の際に必要となる。
第3図は、L0放電灯1aとHi放電灯1bとを、切替リレー
2によって切替え使用するように構成された従来の制御
機構を示す回路図である。
3は高圧発生回路であって、12ボルトの直流電源4の
電圧を300ボルトに昇圧して点灯回路5に供給する。
上記点灯回路5の中には放電灯用の電源部(図示せ
ず)が設けられていて、放電灯1a,1bに放電を行わせる
に必要な駆動電圧を発生し、前述した切替リレー2を介
して放電灯1a,1bに印加する。
前記高圧発生回路3と直流電源4との間に手動操作ス
イッチ6が接続されている。
前記の切替リレー2の電源コイル2aは上記手動操作ス
イッチ6のHi接点側に接続されている。
このため、該手動操作スイッチ6をL0接点に操作した
とき切替リレー2の電磁コイル2aに通電されず、該切替
リレー2の可動接点2bはNC固定接点を介してL0放電灯1a
に導通している。
手動操作スイッチ6をHi接点に操作すると、切替リレ
ー2の電磁コイル2aに通電されて可動接点2bがNO固定接
点を介してHi放電灯1bに導通する。
以上のようにして、手動操作スイッチ6により2個の
放電灯1a,1bの切替制御が行われる。
〔発明が解決しようとする課題〕
第3図について説明したような従来技術によって2個
の放電灯を切替制御すると、切替リレーの接点が完全に
切り変えられないうちに10数KVの始動電圧が印加される
場合がある。
このように、リレー動作中に10数KVの高電圧が印加さ
れると、無負荷状態で高電圧が発生することとなり、切
替リレーの接点や点灯回路の構成部品の耐久性が損われ
る。
本発明は上述の事情に鑑みて為されたもので、複数個
の放電灯のうち任意の1個ないし複数個を切替えて使用
する場合、無負荷状態で高電圧が印加されないようにし
て、切替リレーや点灯回路構成部品の耐久性を損うおそ
れの無い切替制御方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明の制御方法は、自
動車用灯具の光源である複数の放電灯の内の任意の放電
灯を選択的に点灯せしめるように切替制御する方法にお
いて、 上記複数の放電灯それぞれの駆動回路を切替え開閉す
る切替リレーを設けるとともに、 放電灯の点灯回路中の電源部の開閉制御および前記切
替リレーの切替制御を行うリレー駆動回路回路を設け、 手動操作によって与えられる放電灯切替指令を上記の
リレー駆動回路に与え、 上記のリレー駆動回路によって前記の電源部をOFF
し、 前記の切替リレーを作動せしめて複数の放電灯の駆動
回路を切替え開閉した後、 前記の電源部をONすることを特徴とする。
〔作 用〕
上記の方法によれば、リレー駆動回路によって点灯回
路の電源部をOFFしている短時間のうちに、該リレー駆
動回路回路によって切替リレーを作動させるので、切替
リレーの切替作動が完了しないうちに高電圧が印加され
るおそれが無い。
従って、無負荷状態で高電圧で印加されることに起因
するトラブル(耐用命数の短縮)を未然に防止すること
ができる。
〔実施例〕
第2図は、本発明に係る放電灯の切替制御方法を実施
するために構成した制御回路の1例を示す回路図であ
る。
この例の回路(第2図)は、第3図に示した従来例の
回路を改良したものであって、第3図と同じ図面参照番
号を付したものは前記従来例におけると同様ないし類似
の構成部分である。
切替リレー2の電源コイル2aのアース端子を、エミッ
タ接地されたNPN形トランジスタ7のコレクタに接続す
る。
上記電磁コイル2aの他方の端子は、高圧発生回路3の
出力側の12ボルト端子に接続する。
リレー駆動回路8を設ける。この駆動回路8は手動操
作スイッチ6bの指令を受けて、前記トランジスタ7のベ
ース電圧、および、点灯回路5内の電源部5aをON,OFF制
御する。
第2図に示した手動操作スイッチ6aは、前記従来例
(第3図)における手動操作スイッチ6と類似の構成部
材であるが、本例(第2図)の手動操作スイッチ16
aは、もう一つの手動操作スイッチ16bと連動している。
上記の連動されている手動操作スイッチ6bは、Hi位置
に操作されると、高圧発生回路3の出力側の12ボルト端
子を前記リレー駆動回路8に導通させる。
本例のリレー駆動回路8は、手動操作スイッチ6bから
の電圧を与えられたとき、及び該電圧が与えられなくな
ったとき、短時間T(本例では100ms)だけ電源部5aをO
FFさせるとともに、この短時間Tの間に切替リレー2の
可動接点2bが作動を開始し、完了するように、トランジ
スタ7を介して電磁コイル7の通電を開閉する。
次に、第2図の制御装置を用いて本発明の制御方法を
実施した1例について、第1図を参照しつつ説明する。
第1図(D)は時間軸であって、次に述べる(A),
(B),(C)の各図に共通である。
第1図(A)は手動操作スイッチ6a,6bの作動(OFF,L
0,Hiの切替)を表わしている。
第1図(B)は点灯回路5の電源部5aのON,OFFを表わ
している。
第1図(C)は切替リレー2の可動接点2bの作動を表
わしている。ただし、NC接点をL0で表わし、NO接点をHi
で表わしてある。
時間軸に付記した時刻t0では手動操作スイッチ6a,6b
がOFF位置にあり、電源部はOFFしている。このとき、切
替リレー2はL0側になっている。
時刻t1で手動操作スイッチ6a,6bがL0に操作される
と、切替リレー2はL0のままで電源部5aがONし、L0放電
灯1aが点灯される。この作動の際は切替リレー2が動い
ていないから、リレー作動の途中で高電圧が印加される
という不具合は生じない。
時刻t2で手動操作スイッチ6a,6bがHi位置に操作され
ると、電源部5aは短時間TだけOFFする。
上記の短時間Tのうちに、切替リレー2がL0からHi
切替作動する。
切替作動終了後に短時間Tが経過し、電源部5aはON状
態に復元する。
この時刻t2における作動に際して、切替リレー2の作
動が完了した後に電源部5aがON復元されるので、リレー
作動の途中で高電圧が印加されるという不具合は生じな
い。
時刻t3で、手動操作スイッチ6a,6bがL0に操作され
る。
このときも、前述した時刻t2におけると同様に、電源
部5aがOFFされている短時間のうちち切替リレー2の作
動が行われる。
時刻t4で、手動操作スイッチ6a,6bが再びL0からHi
操作される。このときの作動は時刻t2における作動と同
様である。
時刻t5で、手動操作スイッチ6a,6bがOFFされる。
このとき、電源部5aは同時にOFFとなり、切替リレー
2も同時にOFFとなる。この場合の作動においては作動
開始と同時に電源部5aがOFFされるので、切替リレー2
がHiからL0に切り替わるのにタイムラグが有ったとして
も、リレー作動の途中で高電圧が加えられるという不具
合は起こり得ない。
〔発明の効果〕
以上説明したごとく、本発明の切替制御方法によれ
ば、放電灯を切り替えるためにリレーが作動している途
中に高電圧が印加されるおそれが無く、従って、無負荷
状態における高電圧印加に起因する切替リレーの耐用命
数短縮や、点灯回路の損耗が未然に防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る放電灯切替制御方法の1実施例を
説明するための図表である。 第2図は上記実施例に用いた制御装置を示す回路図であ
る。 第3図は従来技術に係る放電灯切替装置の回路図であ
る。 1a……L0放電灯、1b……Hi放電灯、2……切替リレー、
2a……電磁コイル、2b……可動接点、4……直流電源、
5……点灯回路、5a……電源部、6,6a,6b……手動操作
スイッチ、7……トランジスタ、8……リレー駆動回
路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車用灯具の光源である複数の放電灯の
    内の任意の放電灯を選択的に点灯せしめるように切替制
    御する方法において、 上記複数の放電灯それぞれの駆動回路を切替え開閉する
    切替リレーを設けるとともに、 放電灯の点灯回路中の電源部の開閉制御および前記切替
    リレーの切替制御を行うリレー駆動回路を設け、 手動操作によって与えられる放電灯切替指令を上記のリ
    レー駆動回路に与え、 上記のリレー駆動回路によって前記の電源部をOFFし、 前記の切替リレーを作動せしめて複数の放電灯の駆動回
    路回路を切替え開閉した後、 前記の電源部をONすることを特徴とする、複数の放電灯
    の切替制御方法。
JP8113790A 1990-03-30 1990-03-30 複数の放電灯の切替制御方法 Expired - Fee Related JP2789776B2 (ja)

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