JP2788652B2 - 希土類元素添加ガラス導波路の製造方法 - Google Patents

希土類元素添加ガラス導波路の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は希土類元素を添加したガラス導波路の製造方
法に関するものである。
[従来の技術] 光ファイバのコアに希土類元素を添加した光ファイバ
増幅器およびレーザーの研究が活発に行われるようにな
り、光波通信用増幅器およびレーザーとして注目される
ようになってきた。
従来、光ファイバ増幅器として、第8図に示すよう
に、希土類元素を添加した光ファイバ内に信号光を伝搬
させ、この信号光の伝搬方向に対して励起光ファイバ内
に信号光を伝搬させ、この信号光の伝搬方向に対して励
起光を光ファイバカプラを用いて合成し、反転分布状態
を形成させることにより信号光を増幅させ、出力側より
光ファイバカプラで励起光を分離させる方法が検討され
ている(木村,中沢:光ファイバレーザーの発振特性と
その光通信への応用、レーザー学会研究会,RTM−87−1
6,PP.31〜37,1988年1月)。
[発明が解決しようとする課題] かかる光ファイバ増幅器およびレーザーは、コア径
が10μm程度と細径であるため励起パワー密度が大きく
なり励起効率が上がること、相互作用長を長くとれる
こと、石英系ファイバの場合、非常に低損失であるこ
と、等の特徴がある。しかしながら、半導体レーザー、
受光素子、光変調回路、光分岐、結合回路、光スイッチ
回路、光合分波回路等と共に実装したシステムを構成し
ようとする場合に、夫々が個別部品であるので小形化、
低損失化が難しいといった問題があった。また個別部品
を個々に光軸調整して配置させなければならないので、
調整時間が膨大にかかりコスト高になる、信頼性に問題
がある、等の課題もあった。
本発明は、前記した従来技術の問題点を解消すべくな
されたものであって、小形化、低損失化、多機能化を実
現することができる希土類元素添加ガラス導波路の製造
方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段および作用] 本発明の要旨は、基板上に希土類元素が添加されたコ
ア層を形成し、該コア層を略断面矩形状に加工してコア
導波路となし、該コア導波路および前記基板の表面を該
コア導波路の屈折率より低屈折率の材料で被覆する希土
類元素添加ガラス導波路の製造方法において、前記コア
層の形成は、少なくとも2つの蒸発源を有する電子ビー
ム蒸着装置を用い、一方の蒸発源よりSiO2微粒子を他方
の蒸発源より希土類元素含有微粒子を略同時に蒸発させ
て基板上に堆積させることにより形成することにある。
これによりコア導波路への希土類元素の添加量を飛躍
的に高め、もって小形化、低損失化、多機能化を実現さ
せることができる。
また、コア導波路中の希土類元素の含有量を任意に調
整しつつ製造することができる。
尚、コア導波路は、高温熱処理によりSiO2微粒子と希
土類元素含有微粒子とを融合させ、コア導波路中に希土
類元素を略均一に拡散させてもよい。
コア導波路を構成するSiO2微粒子には屈折率制御用添
加物を少なくとも1種含有させることができる。この屈
折率制御用添加物としては、Ti,Ge,P,Sn,Zn,B,F,Al,Na,
K等のうち少なくとも1種を用いることができる。
また、希土類元素含有微粒子は例えば希土類元素の酸
化物の微粒子若しくは希土類元素の弗化物の微粒子であ
って、希土類元素としては、Er,Nd,Yb,Ce,Ho,Tm等のう
ち少なくとも1種を用いることができる。
尚、コア導波路の寸法としては、単一モード導波路の
場合、厚みおよび幅が数μm〜10数μm、多モード導波
路の場合には厚みおよび幅は10数μm〜100μm程度と
することができる。
本発明の希土類元素添加ガラス導波路の製造方法を用
いて製造したガラス導波路の少なくともコア導波路の両
端面にレーザーミラーを設け、一方のミラーより励起光
を入射させ他方のミラーより出力光を取り出すようにし
てガラス導波路レーザーを構成することもできる。また
本発明の希土類元素添加ガラス導波路の製造方法を用い
て製造したガラス導波路を用いて光合分波器、光スター
カプラ、光スイッチ、光フィルタ、光変調器、光偏向器
等の光受動回路素子を少なくとも1種構成させ、入力側
より信号光に励起光を重畳させるようにした光デバイ
ス、更には半導体レーザー、発光ダイオード、受光素
子、光増幅器用半導体素子、光変調用半導体素子、双安
定光素子、光ゲート等を少なくとも1種を本発明のガラ
ス導波路の入力側または出力側に結合させた光デバイス
等への応力も可能である。
[実施例] 以下本発明の実施例につき図面を参照しつつ詳述す
る。
第1図に本発明の希土類元素添加ガラス導波路の製造
方法を用いて製造した希土類元素添加ガラス導波路の一
実施例の概略図を示す。Si,SiO2ガラス,多成分ガラス,
LiNbO3等によりなる基板1上には低屈折率ガラス膜2
(屈折率nb)が形成されている。この膜2は例えば純
粋SiO2ガラスや,B,P,Ti等の屈折率制御用添加物を含ん
だ上記SiO2ガラス、或るいは希土類元素を含んだ上記Si
O2ガラス等を用いる。本実施例においてはコア導波路3
(屈折率nw,nw>nb)はB,F,Ti,P,Ge,Al,Sn等の屈折率
制御用添加物を少なくとも1種含んだSiO2微粒子と、E
r,Nd,Yb,Ce,Ho,Tm等の希土類元素を少なくとも1種含ん
だ微粒子とよりなる混成膜からなっている。このコア導
波路3は、単位モード導波路の場合、幅および厚みは数
μm〜10数μm、屈折率差 は0.数%程度に選ばれる。多モード導波路の場合、幅お
よび厚みは10数μm〜100μm、屈折率差は0.数%〜2
%に選ばれる。
希土類元素の添加量は数千ppmから数%の範囲から選
ばれる。
クラッド膜4(屈折率nc)は低屈折率ガラス膜2と
同様の材質のものを用いる。但し、屈折率ncはnbと必
ずしも等しくなくてもよい。
発明者らは、希土類元素ガラス導波路においてコア導
波路3を主成分がSiO2で希土類元素を含まない微粒子と
希土類元素を含む微粒子の2種類の微粒子よりなる混成
膜で構成したところ、希土類元素の添加量を非常に多く
とることができ、かつその制御性も良いことを見出し
た。従って、このガラス導波路を用いることによって、
短い長さlで効率良くレーザー発振させることもでき、
また高利得ゲインをもった増幅機能付きの各種光デバイ
スを実現することができる。
第2図は本発明の製法を用いて製造した希土類元素ガ
ラス導波路の他の実施例を示したものであり、これは第
1図の埋込み型のガラス導波路に比し、クラッド膜4の
膜厚を薄くしてある。
第3図は本発明の製造により製造した希土類元素ガラ
ス導波路を用いて構成したガラス導波路レーザーの実施
例を示したもので、同図(a)は左側面図、(b)は
(a)のA−A′断面図を示してある。2つの微粒子の
混成膜で構成したコア導波路3の両端面にレーザーミラ
ー5および6を設けることによって光共振器を構成させ
た。そして入力ミラー側より励起光7を入射させ、出力
ミラー6より連続発振した出力光8を取り出すようにし
たものである。励起光にはArイオンレーザー光(波長51
4.5nm)。色素レーザー光(波長650nm)、半導体レーザ
ー光(波長830nm,1.48μm)等を用いる。例えば、コア
導波路3にNdを添加した場合、励起光Arイオンレーザー
を用い、入力ミラー5の反射率99%、出力ミラー6の反
射率98%のものを用いると、約1.06μm〜1.1μmの波
長にわたって連続発振させることが可能である。
第4図は本発明の製法により製造した希土類元素ガラ
ス導波路を用いて構成した光増幅機能付きスターカプラ
の実施例を示したものである。これはY分岐導波路11−
1〜11−4を用いて構成されており、入力導波路12−1
より入射した信号光9はもう一つの入力導波路12−2よ
り入射した励起光7によって増幅されながら伝搬し、出
力導波路13−1〜13−4に夫々増幅された信号光の出力
光10−1〜10−4が出力される。本実施例の4分岐以外
の8分岐、16分岐、32分岐等の多ポート化も可能にな
る。
第5図は本発明の製造により製造したガラス導波路を
用いて構成した光増幅機能付きの分波器の実施例を示し
たものである。即ち、入力導波路12−1へ入射した波長
λ1,λ2,λ3,…,λnの光信号はコア導波路3内を伝搬
していくにつれ、励起光7によって増幅される。そして
波長λ1の光信号はリング共振器15−1により共振し、
出力導波路16−1より取り出される。同様にして波長λ
2およびλ3の光信号はリング共振器15−2および15−
3により共振して出力導波路16−2および16−3より夫
々取り出される。共振を起こさなかった波長λ4,λ5,
…,λnの光信号は出力導波路16−4から出射される。
この構成の光分波器はコア導波路3による光増幅機能付
きであるので、リング共振器15−1,15−2,15−3での吸
収損失、散乱損失、分波損失等を補うことが可能とな
る。
次に、本発明の希土類元素添加ガラス導波路の製造方
法について説明する。
第6図は第1図にみた本発明のガラス導波路の製造方
法の工程図を示したものである。まず概要を説明する
と、(a)において、基板1上に低屈折率ガラス膜2を
形成し、ついでその上に少なくともSiO2微粒子と希土類
元素含有微粒子とよりなる混成膜30を形成させる。この
混成膜30は第7図に示す電子ビーム蒸着装置20を用いて
形成される。即ち、真空排気系22により真空排気された
蒸着装置20内にドーム状の基板ホルダ21を設け、このホ
ルダ21に基板1を取り付けておく。次に蒸着装置20内に
酸素ガス23を導入し、夫々の蒸発源24および25を加熱す
ることにより、夫々所望の材料を蒸発させて膜形成を行
う。蒸発源24には純粋SiO2または屈折率制御用添加物が
少なくとも1種含んだSiO2タブレットが挿入されてい
る。また蒸発源25には希土類元素を少なくとも1種含ん
だタブレットが挿入されている。そして夫々の蒸発源に
流す電流を制御しつつ、2つの蒸発源よりSiO2を主成分
とする微粒子と希土類元素を含む微粒子とを夫々蒸発さ
せ基板上に同時蒸着を行う。尚、26は蒸発源24と25を遮
蔽するための遮蔽板である。基板1は低温(例えば、約
350℃)に加熱させた状態で膜形成で行なわれる。次に
第6図(b)に示すように、混成膜30の上にメタル膜17
が例えばスパッタリング装置等を用いて形成される。こ
の際、メタル膜17の形成前に基板を高温(例えば1200
℃)の酸素気中で予め加熱して膜2および30を緻密化し
ておいてもよい。次に(c)に示すように、メタル膜17
の上にホトレジスト膜18を形成させ、ホトリソグラフィ
により上記ホトレジスト膜18をパターン化させる。この
ホトレジスト膜をマスクにしてメタル膜17をパターン化
させ、ついで、上記ホトレジスト膜とメタル膜をマスク
にして混成膜30をドライエッチングして略断面矩形状に
パターン化させる(d)。その後、上記ホトレジスト膜
およびメタル膜を除去し、その上に多孔質ガラス膜19を
形成させる(e)。ついでこの膜19の形成された基板を
1000℃以上の高温で焼結させることにより、(5)で示
すように、透明なクラッド膜4に変えさせる。
続いて第6図の場合の具体例について説明する。基板
1に直径3インチ、厚み1mmの石英基板を用い、その上
にPとBを添加したSiO2よりなる低屈折率ガラス膜を5
μmの厚さだけ形成した。
この膜の屈折率はSiO2のそれと等しくなるようにPと
Bの添加量を制御した。次に上記膜の上に、第7図に示
すように電子ビーム蒸着装置を用いて混成膜30を厚さ約
8μm形成させた。この混成膜30は次のようにして形成
させた。即ち、蒸発源24にはSiO2とTiO2を粉末状態で混
合しプレスで固形化した後焼結して棒状のタブレットと
したものを入れ、蒸発源2にはEr2O3をタブレットとし
たものを入れ、2つの蒸発源を同時に加熱し微粒子とし
て蒸発させて混成膜30を形成させた。その後、約1000℃
で基板加熱した後、上記混成膜30の上にWSi膜17を約1
μm形成させた。次にホトレジストを塗布して膜を形成
し、その上にホトマスクを置いてホトリソグラフィを行
い、所望のパターンを形成させた。次にホトレジスト膜
のパターンをマスクにしてWSi膜をドライエッチングに
よりエッチングしてWSi膜をパターン化させた。ついで
上記ホトレジスト膜およびWSi膜をパターンをマスクに
して混成膜30をドライエッチングによりパターン化させ
た。その後、ホトレジスト膜およびWSi膜を除去した
後、BとPを含んだSiO2の多孔質ガラス膜19を被覆形成
させ、高温で焼結して透明なクラッド膜4を得た。
このようにして結果的にコア導波路3中のErの添加量
を数千ppmから数10%の範囲で制御することが確認でき
た。尚、Erの添加量が多くなるとコア導波路3の屈折率
nwが高くなり単一モード導波路を形成しにくくなる。
その場合には、蒸発源24にSiO2屈折率を低下させる添加
物としてB,或るいはFを含んだSiO2のタブレットを用い
るか、或いは蒸発源25にErF3,NbF3等のFを含んだ希土
類元素のタブレットを用い、BまたはFの添加でコア導
波路の屈折率上昇を抑止してやるとよい。但し、コア導
波路にのみ上記添加物を含有させると、そこの熱膨張係
数が大きくなり、また軟化温度が低下してクラッド膜と
の間の構造的不整合が生じ温度特性が悪化する恐れがあ
る。そこでクラッドにも一定の添加物例えばSiO2の屈折
率を増加させる添加物を加えることにより熱膨張係数、
軟化温度の整合を図ることが望ましい。
尚、コア導波路は少なくともSiO2微粒子と希土類元素
含有微粒子とよりなる混成膜で構成されているが、第6
図(e)から(f)に至る高温焼結プロセスにおいて、
長時間にわたって加熱処理することによってこれらの微
粒子を融合させることができる。その結果、コア導波路
中に略均一に希土類元素を拡散させることができる。こ
の拡散の度合は焼結時の温度と時間に依存している。
本発明は上記実施例に限定されない。例えば、第3図
と第4図を接続、或いは一体化することにより、発振光
を4分配した構成のガラス導波路レーザーを実現するこ
とができる。また第4図の各出力導波路13−1,13−2,13
−3,13−4に第5図の回路を夫々焼結することにより、
第4図の入力導波路12−1に入射した波長多重信号光
(波長λ1,λ2,…,λn)を4分配した後、第5図の分
波器により夫々の波長の光信号を分波して取り出すこと
ができる。これ以外の光デバイスとして、光スイッチ、
光フィルタ、光変調器、光偏向器等も容易に実現するこ
とができるし、また半導体レーザー、受光素子、光増幅
用半導体素子、光変調用半導体素子、光ゲート素子等を
ガラス導波路の入力側或いは出力側に実装することもで
きる。
[発明の効果] 以上の如く、本発明の希土類元素添加ガラス導波路の
製造方法によれば、コア導波路中の希土類元素の添加量
を制御性良く高め、もって小形化、低損失化、多機能化
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の希土類元素添加ガラス導
波路の製造方法を用いて製造された希土類元素添加ガラ
ス導波路の一実施例を示す概略図、第3図は本発明の製
法により製造されたガラス導波路を用いたガラス導波路
レーザーの実施例を示す図であって(a)は左側面図、
(b)は(a)のA−A′断面図、第4図は本発明の製
法により製造されたガラス導波路を用いた光増幅機能付
きのスターカプラの実施例を示す図であって(a)は左
側面図、(b)は(a)のA−A′断面図、第5図は本
発明の製法により製造されたガラス導波路を用いた光増
幅機能付きの分波器の実施例を示す断面図、第6図は本
発明の希土類元素添加ガラス導波路の製造方法の工程
図、第7図は本発明の混成膜を形成させる電子ビーム蒸
着装置の実施例を示す概略図、第8図は従来の光ファイ
バ増幅器の概略図を夫々示したものである。 1:基板、 2:低屈折率ガラス膜、 3:コア導波路、 4:クラッド膜、 5,6:レーザーミラー、 11−1〜11−2:Y分岐導波路、 15−1〜15−3:リング共振器、 17:メタル膜、 18:ホトレジスト膜、 20:電子ビーム蒸着装置、 24,25:蒸発源、 30:混成膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井本 克之 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日 立電線株式会社電線研究所内 (56)参考文献 特開 昭62−246005(JP,A) 特開 昭63−157107(JP,A) 特開 昭55−40452(JP,A) 特開 昭60−502272(JP,A) 特開 平1−219804(JP,A) 特開 昭60−59063(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 6/12 H01S 3/06 H01S 3/17

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に希土類元素が添加されたコア層を
    形成し、該コア層を略断面矩形状に加工してコア導波路
    となし、該コア導波路および前記基板の表面を該コア導
    波路の屈折率より低屈折率の材料で被覆する希土類元素
    添加ガラス導波路の製造方法において、前記コア層の形
    成は、少なくとも2つの蒸発源を有する電子ビーム蒸着
    装置を用い、一方の蒸発源よりSiO2微粒子を他方の蒸発
    源より希土類元素含有微粒子を略同時に蒸発させて基板
    上に堆積させることにより形成することを特徴とする希
    土類元素添加ガラス導波路の製造方法。
  2. 【請求項2】前記SiO2微粒子には、屈折率制御用添加物
    を少なくとも1種含有していることを特徴とする請求項
    1記載の希土類元素添加ガラス導波路の製造方法。
  3. 【請求項3】前記屈折率制御用添加物がSiO2の屈折率を
    低下させる添加物であることを特徴とする請求項2記載
    の希土類元素添加ガラス導波路の製造方法。
  4. 【請求項4】前記希土類元素含有微粒子が、希土類元素
    の酸化物の微粒子若しくは希土類元素の弗化物の微粒子
    であることを特徴とする請求項1ないし3記載の希土類
    元素添加ガラス導波路の製造方法。
  5. 【請求項5】前記コア導波路を高温熱処理することによ
    り、少なくともSiO2微粒子と希土類元素含有微粒子とを
    融合させコア導波路中に希土類元素を略均一に拡散させ
    たことを特徴とする請求項1ないし4記載の希土類元素
    添加ガラス導波路の製造方法。
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