JPS62246005A - 光導波路の製造方法 - Google Patents
光導波路の製造方法Info
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- JPS62246005A JPS62246005A JP9040386A JP9040386A JPS62246005A JP S62246005 A JPS62246005 A JP S62246005A JP 9040386 A JP9040386 A JP 9040386A JP 9040386 A JP9040386 A JP 9040386A JP S62246005 A JPS62246005 A JP S62246005A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、光導波路の製造方法、特に光導波路を結晶基
板上に液相エピタキシャル成長させて作製する方法に関
するものである。
板上に液相エピタキシャル成長させて作製する方法に関
するものである。
従来の技術
周囲の物質の屈折率よりわずかに高い部分を設けて光を
とじ込める事が光導波路の基本概念である。光導波路の
代表的なものであるスラブ形二次元光導波路の基本的構
造を第3図に示す。光導波層の屈折率n、は、クラッド
層の屈折率n2及びB3に対して、n、)B21 B2
>nsの条件を満している。
とじ込める事が光導波路の基本概念である。光導波路の
代表的なものであるスラブ形二次元光導波路の基本的構
造を第3図に示す。光導波層の屈折率n、は、クラッド
層の屈折率n2及びB3に対して、n、)B21 B2
>nsの条件を満している。
従来の光導波路の作製方法は種々なものがあり、まだ基
板及び光導波路部に使用される材料によっても違ってく
る。希土類ガーネット結晶を用いる場合にも、基板中に
不純物を注入する方法と、組成の異なる物質を重ねてエ
ピタキシャル成長させる方法がある。
板及び光導波路部に使用される材料によっても違ってく
る。希土類ガーネット結晶を用いる場合にも、基板中に
不純物を注入する方法と、組成の異なる物質を重ねてエ
ピタキシャル成長させる方法がある。
発明が解決しようとする問題点
希土類ガーネットに不純物を注入することにより屈折率
差を設けて光導波路を作製する方法には、イオンインブ
ランティジョンや熱拡散によるものがある。この場合、
結晶のダメージが量産となり、伝搬損失の悪化の原因と
なっている。又この方法によれば、屈折率差が大きくと
れないという欠点がある。またイオンインブランティジ
ョン装置が高価である事は低コスト化に対して問題とな
る。
差を設けて光導波路を作製する方法には、イオンインブ
ランティジョンや熱拡散によるものがある。この場合、
結晶のダメージが量産となり、伝搬損失の悪化の原因と
なっている。又この方法によれば、屈折率差が大きくと
れないという欠点がある。またイオンインブランティジ
ョン装置が高価である事は低コスト化に対して問題とな
る。
また、組成の異なる物質を重ねてエピタキシャル成長さ
せる方法には、基板1に希土類ガリウムガーネットを用
い光導波層2に希土類鉄ガーネット結晶をエピタキシャ
ル成長させ、クラッド層3は空気とする方法が一般的で
ある。又、この方法による光導波路におけるT E −
T Mモードの位相整合は、基板1と光導波層2に用い
る結晶の格子定数を異ならしめ、格子不整合による複屈
折効果を用いる。しかし基板1に用いる希土類ガリウム
ガーネットの屈折率はn=1.9であり、光導波層2の
希土類鉄ガーネット結晶の屈折率はn=2.2であり、
その屈折率差は大きい。従って単一モード伝搬のための
光導波層2の膜厚は、1〜2μmと限定される。しかし
ながら、単一モード光ファイバのコア径は数μm程度で
あり、光導波路との結合効率は、かなり小さくなる。こ
の結合効率の低下の問題点に対しての解決方法は、例え
ば、昭和66年度電子通信学会総合全国大会了51にみ
られるように、基板1と光導波層2の間に、中間層を設
ける事によって、単一モードが伝搬する光導波層2の膜
厚を増加させるというものである。
せる方法には、基板1に希土類ガリウムガーネットを用
い光導波層2に希土類鉄ガーネット結晶をエピタキシャ
ル成長させ、クラッド層3は空気とする方法が一般的で
ある。又、この方法による光導波路におけるT E −
T Mモードの位相整合は、基板1と光導波層2に用い
る結晶の格子定数を異ならしめ、格子不整合による複屈
折効果を用いる。しかし基板1に用いる希土類ガリウム
ガーネットの屈折率はn=1.9であり、光導波層2の
希土類鉄ガーネット結晶の屈折率はn=2.2であり、
その屈折率差は大きい。従って単一モード伝搬のための
光導波層2の膜厚は、1〜2μmと限定される。しかし
ながら、単一モード光ファイバのコア径は数μm程度で
あり、光導波路との結合効率は、かなり小さくなる。こ
の結合効率の低下の問題点に対しての解決方法は、例え
ば、昭和66年度電子通信学会総合全国大会了51にみ
られるように、基板1と光導波層2の間に、中間層を設
ける事によって、単一モードが伝搬する光導波層2の膜
厚を増加させるというものである。
しかしながら、その膜厚は、3.39μmと単一モード
ファイバのコア径数μmに対して依然としてかなり小さ
く、まだ、格子不整合によるTE−TMモードの位相整
合は、変換効率96係を得ているものの、屈折率によっ
て結晶組成が一義的に決まるために組成の制御が不可能
となっている。
ファイバのコア径数μmに対して依然としてかなり小さ
く、まだ、格子不整合によるTE−TMモードの位相整
合は、変換効率96係を得ているものの、屈折率によっ
て結晶組成が一義的に決まるために組成の制御が不可能
となっている。
以上述べてきた様に、希土類ガーネント結晶を用いだ光
導波路において、単一モード光ファイバとの高効率結合
を考慮した光導波層の屈折率と膜厚の制御及び格子不整
合によるTE−TMモードの位相整合の制御を同時に行
なう事が不可能であった。
導波路において、単一モード光ファイバとの高効率結合
を考慮した光導波層の屈折率と膜厚の制御及び格子不整
合によるTE−TMモードの位相整合の制御を同時に行
なう事が不可能であった。
問題点を解決するだめの手段
本発明は、上記問題点を解決するために、希土類ガーネ
ット結晶からなる光導波路を結晶基板上に液相エピタキ
シャル成長させて作製するに際し、前記希土類ガーネッ
ト結晶は一般式A3B50.2で示され、Aは希土類元
素あるいはBi元素の2種類以上の元素からなり、Bは
Fe元素あるいはAl。
ット結晶からなる光導波路を結晶基板上に液相エピタキ
シャル成長させて作製するに際し、前記希土類ガーネッ
ト結晶は一般式A3B50.2で示され、Aは希土類元
素あるいはBi元素の2種類以上の元素からなり、Bは
Fe元素あるいはAl。
Ga 、 Sc元素の2種類以上の元素から構成される
ものであり、かつ液相エピタキシャル成長時に成長温度
を変化させるものである。さらに望むらくは、液相エピ
タキシャル成長時に、PbO、B2O3及びFe2O3
からなるフラックスを用いるものである。
ものであり、かつ液相エピタキシャル成長時に成長温度
を変化させるものである。さらに望むらくは、液相エピ
タキシャル成長時に、PbO、B2O3及びFe2O3
からなるフラックスを用いるものである。
作用
本発明は、上記した方法により、光導波層の屈折率と膜
厚を任意に制御して、単一モード光ファイバとの高い結
合効率が得られ、同時に格子不整合を任意に制御してT
E−TMモードの位相整合がはかられた、光導波路を与
えるものであり、以下にその理由を述べる。
厚を任意に制御して、単一モード光ファイバとの高い結
合効率が得られ、同時に格子不整合を任意に制御してT
E−TMモードの位相整合がはかられた、光導波路を与
えるものであり、以下にその理由を述べる。
本発明は、希土類ガーネット結晶を、PbO−52o3
−Fe205からなるフラックスから液相エピタキシャ
ル成長時において、成長速度を成長温度を変化させる事
によって変化させ、希土類間、又はBで示した元素間の
平衡偏析係数を制御する事ができる事を利用している。
−Fe205からなるフラックスから液相エピタキシャ
ル成長時において、成長速度を成長温度を変化させる事
によって変化させ、希土類間、又はBで示した元素間の
平衡偏析係数を制御する事ができる事を利用している。
平衡偏析係数の変化は、元来偏析係数が1に近い希土類
間の有効偏析係数をも変化を与える事ができ、Fe 、
Ga 、人β、Si間の偏析も大きく変化する。偏析
の変化にともなう組成変化は、屈折率の差及び格子定数
の差を生じ、任意の屈折率差と膜厚を持ち、かつ位相整
合のとれだ光導波路を一回の成長で任意に得られる事に
なるO 実施例 以下に本発明による一実施例で詳しく説明する、。
間の有効偏析係数をも変化を与える事ができ、Fe 、
Ga 、人β、Si間の偏析も大きく変化する。偏析
の変化にともなう組成変化は、屈折率の差及び格子定数
の差を生じ、任意の屈折率差と膜厚を持ち、かつ位相整
合のとれだ光導波路を一回の成長で任意に得られる事に
なるO 実施例 以下に本発明による一実施例で詳しく説明する、。
本実施例で作製した光導波路の構造を第2図に示す。こ
れは第3図に示す構成に中間層4を新だに設けだもので
あり、屈折率の関係は、n2<n、i<n1+n3<n
lとなっている。基板1にはGd5Ga50,2結晶、
導波層2、クラッド層3、中間層4には(Y+ −x
Eux ’)s (Fe1−y Gay )s o+2
結晶のx、y値の異なったものを用いている。
れは第3図に示す構成に中間層4を新だに設けだもので
あり、屈折率の関係は、n2<n、i<n1+n3<n
lとなっている。基板1にはGd5Ga50,2結晶、
導波層2、クラッド層3、中間層4には(Y+ −x
Eux ’)s (Fe1−y Gay )s o+2
結晶のx、y値の異なったものを用いている。
n2< n4<n+ 、 n5(nlとなっているため
に、光導波層2の厚みtは数μm程度でも単一モード導
波路となっている。また、中間層4及びクラッド層3の
格子定数と、光導波層2の格子定数の差によって、光導
波層2における位相整合は完全にとれており、TK−T
Mモード変換効率は100%に近いものとなっている。
に、光導波層2の厚みtは数μm程度でも単一モード導
波路となっている。また、中間層4及びクラッド層3の
格子定数と、光導波層2の格子定数の差によって、光導
波層2における位相整合は完全にとれており、TK−T
Mモード変換効率は100%に近いものとなっている。
第1図に、実施例の様な良好な光導波路を得る方法の原
理を示す。(2L)は成長温度に対する、Eu−Y間の
偏析、及びGa −F e間の偏析を示す。Eu−Y間
の様に希土類間の平衡偏析係数は、1に近いものとされ
ているが、フラックスに用いるB2O5の量、又はFe
2O3の量を増加させると、成長温度に対して平衡偏析
係数も変化し、有効偏析係数に成長温度依存性が発生す
る。
理を示す。(2L)は成長温度に対する、Eu−Y間の
偏析、及びGa −F e間の偏析を示す。Eu−Y間
の様に希土類間の平衡偏析係数は、1に近いものとされ
ているが、フラックスに用いるB2O5の量、又はFe
2O3の量を増加させると、成長温度に対して平衡偏析
係数も変化し、有効偏析係数に成長温度依存性が発生す
る。
又Gaの偏析係数は1より大きく、成長温度に対して図
の様に変化する。G&元素の取り込み量は屈折率の値を
決定するが、希土類の種類によって、ガーネット結晶の
屈折率は変化しない。従って、希土類の種類及び混合比
は格子定数を決定する。
の様に変化する。G&元素の取り込み量は屈折率の値を
決定するが、希土類の種類によって、ガーネット結晶の
屈折率は変化しない。従って、希土類の種類及び混合比
は格子定数を決定する。
従って、出発原料の混合比を適当に設定する事によって
、第1図(b)に示す屈折率、第1図(C)に示す格子
定数を独立に成長温度に対して決定する事ができるo
(Y+−X”uX)3(Fel−y(r2Ly)50
12からなる光導波路を作製する場合は、基板1上に最
初に成長温度T1で成長を行なって中間層4を設け、次
に続けて成長温度T2で成長を行ない、導波層2を作製
し、さらに続けて成長温度T5でクラッド層3を設ける
事によって得られる。又、成長温度T、 =’l”、で
も良いが、T2〆T1かつT2〆T5とする必要が有る
。
、第1図(b)に示す屈折率、第1図(C)に示す格子
定数を独立に成長温度に対して決定する事ができるo
(Y+−X”uX)3(Fel−y(r2Ly)50
12からなる光導波路を作製する場合は、基板1上に最
初に成長温度T1で成長を行なって中間層4を設け、次
に続けて成長温度T2で成長を行ない、導波層2を作製
し、さらに続けて成長温度T5でクラッド層3を設ける
事によって得られる。又、成長温度T、 =’l”、で
も良いが、T2〆T1かつT2〆T5とする必要が有る
。
又、成長温度Tを連続的に変化させる事によっても、同
様な効果を持つダレイブイド型層折率分布を持つ光導波
路を作成する事ができる。
様な効果を持つダレイブイド型層折率分布を持つ光導波
路を作成する事ができる。
発明の効果
以上述べたことから明らかな様に、本発明によれば、単
一モード光ファイバとの高効率結合が得られ、格子不整
合による位相整合が独立にとれる光導波路の製造方法を
与えるものであり、その工業的測置は高いものである。
一モード光ファイバとの高効率結合が得られ、格子不整
合による位相整合が独立にとれる光導波路の製造方法を
与えるものであり、その工業的測置は高いものである。
第1図は本発明による光導波路を得る方法の原理を示す
図、第2図は本発明の一実施例による光1・・・・・・
基板、2・・・・・・光導波層、3・川・・クラッド層
、4・・・・・・中間層。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 +21311
図、第2図は本発明の一実施例による光1・・・・・・
基板、2・・・・・・光導波層、3・川・・クラッド層
、4・・・・・・中間層。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 +21311
Claims (2)
- (1)希土類ガーネット結晶からなる光導波路を結晶基
板上に液相エピタキシャル成長させて作製するに際し、
前記希土類ガーネット結晶は一般式A_3B_5O_1
_2で示され、Aは希土類元素あるいはBi元素の2種
類以上の元素からなり、BはFe元素あるいはAl、G
a、Sc元素の2種類以上の元素から構成されるもので
あり、液相エピタキシャル成長時に成長温度を変化させ
る事を特徴とする光導波路の製造方法。 - (2)液相エピタキシャル成長時に、PbO、B_2O
_3及びFe_2O_3からなるフラックスを用いる事
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の光導波路の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9040386A JPS62246005A (ja) | 1986-04-18 | 1986-04-18 | 光導波路の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9040386A JPS62246005A (ja) | 1986-04-18 | 1986-04-18 | 光導波路の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62246005A true JPS62246005A (ja) | 1987-10-27 |
Family
ID=13997617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9040386A Pending JPS62246005A (ja) | 1986-04-18 | 1986-04-18 | 光導波路の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62246005A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02221902A (ja) * | 1989-02-22 | 1990-09-04 | Hitachi Cable Ltd | ガラス導波路 |
JPH0335203A (ja) * | 1989-06-30 | 1991-02-15 | Hitachi Cable Ltd | 希土類元素添加ガラス導波路の製造方法 |
-
1986
- 1986-04-18 JP JP9040386A patent/JPS62246005A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02221902A (ja) * | 1989-02-22 | 1990-09-04 | Hitachi Cable Ltd | ガラス導波路 |
JPH0335203A (ja) * | 1989-06-30 | 1991-02-15 | Hitachi Cable Ltd | 希土類元素添加ガラス導波路の製造方法 |
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