JPS6049281B2 - 磁性薄膜光導波路 - Google Patents
磁性薄膜光導波路Info
- Publication number
- JPS6049281B2 JPS6049281B2 JP5994377A JP5994377A JPS6049281B2 JP S6049281 B2 JPS6049281 B2 JP S6049281B2 JP 5994377 A JP5994377 A JP 5994377A JP 5994377 A JP5994377 A JP 5994377A JP S6049281 B2 JPS6049281 B2 JP S6049281B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thin film
- magnetic thin
- optical waveguide
- solid solution
- substrate
- Prior art date
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- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はGd。
Ga。O、O基板上に磁性薄膜を2層成長させる際、T
Eoモード、TMoモードの縮退する膜厚を大きくし、
膜厚の制御、導波路との接続を容易にした光導波路に関
するものである。導波形光機能素子は光伝送および集積
光回路に不可欠なものである。光を制御する方法として
、電気光学効果、光弾性効果、磁気光学効果を用いたも
のがある。磁気光学効果を用いることより、モード変換
器、シャーレータ、アイソレータなど相反、非相反素子
の構成が可能である。従来提案されてきた導波形モード
変換器、アイソレータはG(L3Ga5O、O基板上に
R。Fe5O、2−R3’Ga、O、2(R)R’は希
土類元素)の固溶系の磁性薄膜を液相エピタキシャル法
によつて成長させたことを基本としていた。ところで、
単一モードファイバによる大容量伝方式に連合させるに
は、機能素子も単一モーード化する必要がある。
Eoモード、TMoモードの縮退する膜厚を大きくし、
膜厚の制御、導波路との接続を容易にした光導波路に関
するものである。導波形光機能素子は光伝送および集積
光回路に不可欠なものである。光を制御する方法として
、電気光学効果、光弾性効果、磁気光学効果を用いたも
のがある。磁気光学効果を用いることより、モード変換
器、シャーレータ、アイソレータなど相反、非相反素子
の構成が可能である。従来提案されてきた導波形モード
変換器、アイソレータはG(L3Ga5O、O基板上に
R。Fe5O、2−R3’Ga、O、2(R)R’は希
土類元素)の固溶系の磁性薄膜を液相エピタキシャル法
によつて成長させたことを基本としていた。ところで、
単一モードファイバによる大容量伝方式に連合させるに
は、機能素子も単一モーード化する必要がある。
モード変換器、アイソレーータにおいても、モード変換
効率を上げるために、、TEモード、TMモードが縮退
していることが必須の条件である。R。Fe、O、O−
R。’Ga。O、Oの固溶系の屈折率は二者の組成比を
変えることにより、2.22から1.94まで可変であ
るが、R。’Ga5O、Oの多いほど磁気光学効果は小
さくなる。磁気光学効果の大きなR3Fe5O、Oの多
い組成を用いると、導波路であるR3Fe5O、2−R
。’Ga、O、O膜と基板であるGd3Ga5O、2と
の屈折率の差が大きくなり、単一モ、 −ド条件でTE
oとMoモードを縮退させるには、光導波路膜厚が波長
の0.2〜0.4倍程度、すなわち2000〜4000
Λまて縮めて薄くしなければならない。このように薄い
膜を精度よく制御することは技′術的に困難である。
効率を上げるために、、TEモード、TMモードが縮退
していることが必須の条件である。R。Fe、O、O−
R。’Ga。O、Oの固溶系の屈折率は二者の組成比を
変えることにより、2.22から1.94まで可変であ
るが、R。’Ga5O、Oの多いほど磁気光学効果は小
さくなる。磁気光学効果の大きなR3Fe5O、Oの多
い組成を用いると、導波路であるR3Fe5O、2−R
。’Ga、O、O膜と基板であるGd3Ga5O、2と
の屈折率の差が大きくなり、単一モ、 −ド条件でTE
oとMoモードを縮退させるには、光導波路膜厚が波長
の0.2〜0.4倍程度、すなわち2000〜4000
Λまて縮めて薄くしなければならない。このように薄い
膜を精度よく制御することは技′術的に困難である。
また単一モードファイバのコア径、変調器の導波路の膜
厚は数μm程度てあるから、これらとの接続に関しても
大幅な接続損失が見込まれる。本発明はこれらの欠点を
解決するため、 Gd3Ga5Ol2基板上に、R3Fe5Ol。
厚は数μm程度てあるから、これらとの接続に関しても
大幅な接続損失が見込まれる。本発明はこれらの欠点を
解決するため、 Gd3Ga5Ol2基板上に、R3Fe5Ol。
−R3″Ga,Ol。系の組成比の異なる固溶磁性薄膜
を2層形成させ、前記組成比は第1層の薄膜の屈折率よ
りも光導波路となるべき第2層の薄膜の屈折率をわずか
大きくしたものである。以下図面により本発明の詳細な
説明する。Gd3Ga5Ol2は高品質、大口径な単結
晶が比較的容易に得られる物質て磁性薄膜光導波路基板
として最も適している。
を2層形成させ、前記組成比は第1層の薄膜の屈折率よ
りも光導波路となるべき第2層の薄膜の屈折率をわずか
大きくしたものである。以下図面により本発明の詳細な
説明する。Gd3Ga5Ol2は高品質、大口径な単結
晶が比較的容易に得られる物質て磁性薄膜光導波路基板
として最も適している。
Gd3Ga5Ol。基板上に液相エピタキシャル法で品
質のよい単結晶薄膜を成長させるためには、この単結晶
薄膜の格子定数と基板の格子定数の差が0.01A以下
でなければならない。そのような格子定数をもつている
物質として、R3Fe5Ol2とR3″Ga5Ol。と
の固溶系が適合する。本発明では、(1)単一モード、
(2)大きい磁気光学効果、(3)大きい膜厚の三つの
条件を具備するR3Fe5Ol2−R3″Ga5Ol。
系光導波路を得るために、Gd3Ga5Ol2基板上に
R3Fe5Ol2とR3″Ga5Ol2の組成比の異な
る2層の膜を形成することを特徴とする。図は本発明の
構成を示す斜視図である。1は無歪研磨されたGd3G
a5Ol。
質のよい単結晶薄膜を成長させるためには、この単結晶
薄膜の格子定数と基板の格子定数の差が0.01A以下
でなければならない。そのような格子定数をもつている
物質として、R3Fe5Ol2とR3″Ga5Ol。と
の固溶系が適合する。本発明では、(1)単一モード、
(2)大きい磁気光学効果、(3)大きい膜厚の三つの
条件を具備するR3Fe5Ol2−R3″Ga5Ol。
系光導波路を得るために、Gd3Ga5Ol2基板上に
R3Fe5Ol2とR3″Ga5Ol2の組成比の異な
る2層の膜を形成することを特徴とする。図は本発明の
構成を示す斜視図である。1は無歪研磨されたGd3G
a5Ol。
基板、2は(R3Fe5Ol2)1−X(R3″Ga5
Ol2)、膜3は(R3Fe5Ol2)1−y(R3″
Ga5Ol.),膜である。ここでX〉yは必ず満足さ
れていなければならない。またGd3Ga5O,2基板
の影響を小さくするには、膜2の膜厚を極力大きく(数
μ瓦)すればよい。たとえばy=0、R..R″をイッ
トリウム(Y)としてx=0.01〜0.03とすれば
、膜3はY3Fe5Ol。
Ol2)、膜3は(R3Fe5Ol2)1−y(R3″
Ga5Ol.),膜である。ここでX〉yは必ず満足さ
れていなければならない。またGd3Ga5O,2基板
の影響を小さくするには、膜2の膜厚を極力大きく(数
μ瓦)すればよい。たとえばy=0、R..R″をイッ
トリウム(Y)としてx=0.01〜0.03とすれば
、膜3はY3Fe5Ol。
となり 膜3の屈折率は(Y3Fe5Ol2)1−X(
Y3Ga5Ol。
Y3Ga5Ol。
)x膜2の屈折率より0.001〜0.01程度大きく
なり、膜3が光導波路となる。したがつて膜2との屈折
率差が小さいので、膜3を単一モード光導波路とするた
めの膜厚が大きくなり、また膜厚に対するTEO..T
MOモードの伝搬定数の変化が緩やかになるので、両者
を縮退させるための膜厚の制御が容易となる。しかも基
板結晶Gd3G屯01。の屈折率は関係がなくなるので
、膜2と膜3との(R3Fe5Ol。)と(R3″Ga
5Ol2)との組成比を変えることにより、TE−TM
の縮退条件を任意に選ぶことができる大きな利点がある
。このほか本発明の磁性薄膜光導波路は、膜厚を制御で
きるので、単一モードファイバ、変調器との接続が容易
となり、また磁気光学効果の大きな光導波路も作製可能
てあり、従つて磁気光学効果を用いたアイソレータの特
性の制御を容易にすることもできる。
なり、膜3が光導波路となる。したがつて膜2との屈折
率差が小さいので、膜3を単一モード光導波路とするた
めの膜厚が大きくなり、また膜厚に対するTEO..T
MOモードの伝搬定数の変化が緩やかになるので、両者
を縮退させるための膜厚の制御が容易となる。しかも基
板結晶Gd3G屯01。の屈折率は関係がなくなるので
、膜2と膜3との(R3Fe5Ol。)と(R3″Ga
5Ol2)との組成比を変えることにより、TE−TM
の縮退条件を任意に選ぶことができる大きな利点がある
。このほか本発明の磁性薄膜光導波路は、膜厚を制御で
きるので、単一モードファイバ、変調器との接続が容易
となり、また磁気光学効果の大きな光導波路も作製可能
てあり、従つて磁気光学効果を用いたアイソレータの特
性の制御を容易にすることもできる。
図は本発明による光導波路の構成を示す斜視図である。
Claims (1)
- 1 Gd_3Ga_5O_1_2基板上の、RおよびR
′を稀土類元素とするR_3Fe_5O_1_2−R_
3′Ga_5O_1_2系の第1の固溶磁性薄膜と、さ
らにその上の、前記第1の固溶磁性薄膜と同一の固溶系
で組成比が異なり、前記第1の固溶磁性薄膜の屈折率よ
りもわずかに大きい屈折率を有し、光導波路となる第2
の固溶磁性薄膜からなることを特徴とする磁性薄膜光導
波路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5994377A JPS6049281B2 (ja) | 1977-05-25 | 1977-05-25 | 磁性薄膜光導波路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5994377A JPS6049281B2 (ja) | 1977-05-25 | 1977-05-25 | 磁性薄膜光導波路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53145653A JPS53145653A (en) | 1978-12-19 |
JPS6049281B2 true JPS6049281B2 (ja) | 1985-11-01 |
Family
ID=13127722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5994377A Expired JPS6049281B2 (ja) | 1977-05-25 | 1977-05-25 | 磁性薄膜光導波路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6049281B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3434631A1 (de) * | 1984-09-21 | 1986-04-03 | Philips Patentverwaltung Gmbh, 2000 Hamburg | Planarer optischer wellenleiter und verfahren zu seiner herstellung |
DE3514413A1 (de) * | 1985-04-20 | 1986-10-23 | Philips Patentverwaltung Gmbh, 2000 Hamburg | Planarer optischer wellenleiter und verfahren zu seiner herstellung |
-
1977
- 1977-05-25 JP JP5994377A patent/JPS6049281B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53145653A (en) | 1978-12-19 |
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