JP2788536B2 - 板取り板挿入装置及び板取り板挿入方法 - Google Patents

板取り板挿入装置及び板取り板挿入方法

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JP2788536B2 JP14158790A JP14158790A JP2788536B2 JP 2788536 B2 JP2788536 B2 JP 2788536B2 JP 14158790 A JP14158790 A JP 14158790A JP 14158790 A JP14158790 A JP 14158790A JP 2788536 B2 JP2788536 B2 JP 2788536B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、板取り板を紙の落下径路内へ挿入する板取
り板挿入装置及び板取り板挿入方法に関する。
<従来の技術> 枚葉印刷機による印刷作業においては、印刷後、排紙
装置の紙積台上に積載される紙を、機械を停止させるこ
となく取り出したり、あるいは裏移り防止などのため、
所定量積載されるごとに機械を停止させることなく取り
出したりする板取り作業が行われる。
この板取り作業では、自動降下している紙積台上に落
下積載された紙が所定枚数に達すると、紙積台をわずか
に下降させた後、積載された紙の上方に位置するように
板取り板を挿入し、板取り板上に紙を落下させて再び所
定枚数の紙を板取り板上に積載する。
このような板取り作業を行うことにより下層の紙に大
きな圧力がかからないので裏移りが防止される。
<発明が解決しようとする課題> 排紙部が一箇所であると、上記板取り作業を印刷速度
に合わせて素早く行なう必要がある。このため、作業に
熟練を要し、特に印刷機の高速化に伴ない板取り作業を
頻繁に行なわなければならなくなって作業者の肉体的、
精神的疲労が増すばかりでなく、挿入する板取り板で紙
を引っ掛けて傷つけることがあるので、止むを得ず板取
り作業時だけ機械の運転速度を下げるかあるいは板取り
作業を行なう印刷の場合には最初から印刷速度を下げて
いるのが現状であって高速化が阻害されていた。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、板取り板
の挿入を自動的に行なうことができる板取り板挿入装置
及び板取り板挿入方法を提供することを目的とする。
<課題を解決するための手段> 上記目的を達成するための本発明の板取り板挿入装置
は、フレームに昇降自在に支持される昇降バーと、昇降
バーに設けられ上昇時に板取り板に係止すると共に下降
時に板取り板を回避する係止爪と、フレームに設けられ
係止爪に係止された板取り板の最上段の板取り板が板取
り板挿入位置に位置する状態に昇降バーが上昇した際に
排紙装置側に移動して最上段の板取り板を排紙装置に挿
入する板取り板挿入手段と、準備位置にある板取り板の
最下段の板取り板を係止爪が回避した位置での昇降バー
を検知する下限検知手段と、下限検知手段が作動してい
る時にのみ昇降バーの上昇を行なわせる自動開始スイッ
チと、昇降バーの上昇中に係止爪に係止された板取り板
が所定枚数になった際に警報を発する残枚数検知手段
と、残枚数検知手段による警報発生時間が所定時間を越
えると印刷機を停止させる停止手段とからなることを特
徴とする。
また、上記課題を解説するための本発明の板取り板挿
入方法は、上昇時に板取り板に係止すると共に下降時に
板取り板を回避する係止爪に係止された板取り板を昇降
バーの上昇により上昇させて最上段の板取り板を板取り
板挿入位置に位置させ、板取り板挿入手段によって板取
り板挿入位置にある最上段の板取り板を排紙装置側に移
送し、昇降バーの上昇により順次最上段の板取り板を板
取り板挿入位置に位置させる過程で板取り板が所定枚数
になった際に残枚数検知手段によって警報を発生し、警
報発生時間が所定時間を越えた際には停止手段によって
印刷機を停止させ、作業者が新たな板取り板を準備して
所定時間内に警報の発生を解除した際には昇降バーの上
昇を継続させて係止爪に係止された最下段の板取り板を
挿入した後に上限検知手段によって昇降バーの最上昇位
置を検知して昇降バーを下降させ、準備された板取り板
の最下段の板取り板を係止爪が回避した位置で昇降バー
の下限位置を下限検知手段によって検知し、下限検知手
段が作動している時に自動開始スイッチを操作すること
により昇降バーを上昇させて順次最上段の板取り板を板
取り板挿入位置に位置させて板取り板の排紙装置側への
移送を繰り返すことを特徴とする。
<実 施 例> 第1図には本発明の一実施例に係る板取り板挿入装置
を備えた排紙部の正面、第2図にはその概略平面を示し
てある。
排紙装置1の左右のフレーム2間には、第2図に矢印
Aで示す方向に走行する一対の排紙チェーン3がフレー
ム2に近接して張架され、排紙チェーン3には互いに平
行な爪竿4が複数組設けられている。爪竿4には紙5を
くわえる爪6が設けられ、紙放しカム7が紙放し装置9
のカム8に対向することで紙5のくわえを解放するよう
になっている。
紙5の搬送方向には二組の排紙積載装置(パイル)10
が並設され、パイル10には自動昇降する紙積台11が設け
られている。各パイル10に対応してフレーム2には紙放
し装置9が設けられ、紙放し装置9にはカム8の位相を
変更して紙放しカム7との対向状態を調整し爪6による
紙5のくわえを維持させたり解放されたりするシリンダ
12が設けられている。
つまり、シリンダ12の駆動により、一方のパイル10側
で紙5のくわえを維持している時に他方のパイル10側で
紙5のくわえを解放し、二組のパイル10に交互に紙5を
排紙する。
各パイル10の側部には、紙積台11に板取り板を自動供
給する板取り板挿入装置13がそれぞれ備えられている。
板取り板挿入装置13の構成を説明する。第3図には昇
降バーが上昇した状態の正面、第4図には第3図中のIV
−IV線矢視を示してある。
板取り板挿入装置13側のフレーム14には上下方向に延
びるガイドレール15が設けられ、ガイドレール15にはガ
イドローラ16を介して昇降板17が昇降自在に支持されて
いる。昇降板17の下部には紙5の走行方向に直交する水
平方向に延びる昇降バー18が固定され、昇降板17の昇降
によって昇降バー18が昇降するようになっている。
フレーム14の上下には一対のスプロケット20が支持さ
れ、スプロケット20には、一端が昇降板17に固定され他
端が昇降板17の下端に固定されたチェーン21が巻回され
ている。フレーム14には昇降モータ22が設けられ、昇降
モータ22の駆動によって駆動スプロケット19を介してス
プロケット20が回転するようになっている。つまり、昇
降モータ22が駆動すると、駆動スプロケット19、スプロ
ケット20及びチェーン21を介して昇降板17と共に昇降バ
ー18が昇降する。因に、昇降モータ22が正転した場合は
昇降バー18は上昇し、昇降モータ22が逆転した場合は昇
降バー18は下降する。
第4図に示すように、昇降バー18には積層された板取
り板としての紙積板23に係止して紙積板23を保持する係
止爪としての爪24が支持され、爪24は第4図に示した水
平状態で昇降バー18に当接して固定されると共に、図中
時計回り方向にのみ可動可能となっている。つまり、昇
降バー18が上昇する際には爪24は回動せずに爪24によっ
て紙積板23が保持され、昇降バー18が下降する際に下方
の準備位置に紙積板23が待機している場合紙積板23によ
って爪24が回動されて紙積板23を回避するようになって
いる。
尚、第1図中の符号で25は図示しないハンドリフタに
積まれた多数の紙積板23をフレーム14内に搬入するため
のガイドである。
第3図に示すように、フレーム14の下部には、準備位
置にある紙積板23の最下段の紙積板23を爪24が回避した
位置での昇降バー18を検知する下限検知手段としての下
限リミットスイッチ26が取付けられている。またフレー
ム14の上部には、昇降バー18の上限を検知する上限リミ
ットスイッチ27と、昇降バー18に保持された紙積板23の
最上段の紙積板23が紙積板挿入位置に位置したことを検
知する挿入位置検知スイッチ28、及び昇降バー18に保持
された紙積板23の残り枚数が所定枚数(例えば三枚)に
なった際の昇降バー18の位置を検知して警報を発生させ
る残枚数検知スイッチ29が設けられている。
一方、紙積板挿入位置におけるフレーム14には、最上
段の紙積板23を排紙装置1側に挿入する板取り板挿入手
段30が設けられている。
第5図乃至第7図に基づいて板取り板挿入手段30の構
成を説明する。第5図には板取り板挿入手段30が備えら
れたフレーム14上部の正面、第6図には第5図中のVI−
VI線矢視、第7図には第5図中のVII矢視を示してあ
る。
第5図に示すように、フレーム14には昇降バー18に沿
って平行に延びる第二フレーム31が形成され、第二フレ
ームの両端部にはスプロケット32がそれぞれ設けられて
いる。フレーム14の上端には挿入駆動モータ33が設けら
れ、挿入駆動モータ33の駆動スプロケット34とスプロケ
ット32とに亘り駆動チェーン35が巻回されている。尚、
図中40は駆動チェーン35にテンションを加えるテンショ
ンスプロケットである。
第6図及び第7図に示すように、駆動チェーン35には
押駒36が固定され、押駒36は挿入駆動モータ33の正逆転
駆動によって駆動チェーン35を介して第二フレーム31に
沿って往復動するようになっている。第二フレーム31の
排紙装置1側端(第5図中左端)には押駒36の前端を検
出する前端リミットスイッチ37が設けられ、第二フレー
ム31の反排紙装置1側端(第5図中右端)には押駒36の
後端を検出する後端リミットスイッチ38が設けられてい
る。押駒36の後端から前端への移動により紙積板挿入位
置にある紙積板23を排紙装置1に挿入するようになって
いる。
上記構成の板取り板挿入装置13の動作状態を第8図に
基づいて説明し本発明の板取り板挿入方法を説明する。
第8図には板取り板挿入装置の制御ブロックを示してあ
る。
各排紙装置1の紙積台11に紙積板23を一枚載せると共
に、下降端にある昇降バー18の爪24上に紙積型23を多数
積層する。
印刷機をスタートさせるとプリセットカウンタRR1に
より、所定枚数(例えば500枚)毎に紙放し装置9のシ
リンダ12を作動させて紙放しカム7の位相を変更し、二
つのパイル10に交互に所定枚数ずつ排紙を行なう。
以下板取り板挿入装置13の作用を説明するが、各パイ
ル10には同一の板取り板挿入装置13が備えられ、以下に
説明する動作もプリセットカウンタRR1により交互に行
なわれる。
昇降バー18が下降端にあると共に、押駒36が後退端に
あり、下限リミットスイッチ26及び後端リミットスイッ
チ38がオンの状態になっている。この状態では、フリッ
プフロップFF4のリセット入力端子Rをハイレベルにし
てリセットすると共に、フリップフロップFF8のセット
入力端子Sをハイレベルにしてセットし、そのQ端子出
力がハイレベルになりタイマーT4を作動させ、一定時間
経過するとその出力がハイレベルになり、アンドゲート
S1に入力されている。また、後端リミットスイッチ38が
オンになると、フリップフロップFF7のリセット入力端
子Rをハイレベルにしてリセットすると共にフリップフ
ロップFF2のセット入力端子Sをハイレベルにしてセッ
トし、そのQ端子出力がハイレベルになりタイマーT1を
作動させ、一定時間経過するとその出力がハイレベルに
なりオアゲートG2を通ってフリップフロップFF3のセッ
ト入力端子Sをハイレベルにしセットする。フリップフ
ロップFF3がセットされるとそのQ端子出力がハイレベ
ルとなり、モータ制御装置MD2の正転入力端子をハイレ
ベルにし、正転入力端子がハイレベルの間昇降モータ22
を正転させて昇降バー18を上昇させる。
昇降バー18が上昇して最上段の紙積板23が挿入位置に
達すると、挿入位置検知スイッチ28がオンになり、フリ
ップフロップFF3のリセット入力端子をハイレベルにし
てリセットし、昇降モータ22の正転を停止する。
つまり、最上段の紙積板23が挿入位置に達するまで昇
降バー18が上昇すると、昇降バー18は上昇が止まり紙積
板23が挿入位置で待機する。
一方、プリセットカウンタRR1によって所定枚数がカ
ウントされると、排紙が他方のパイル10に切替わり、フ
リップフロップFF1のセット入力端子Sをハイレベルに
してセットし、そのQ端子出力がハイレベルになりモー
タ制御装置MD1の正転入力端子をハイレベルにする。こ
れにより挿入駆動モータ33が正転して駆動チェーン35を
介して押駒36が前進し、紙積板23をパイル10に挿入す
る。
紙積板23が挿入されたパイル10では、紙積台11が若干
上昇して紙積板23の位置を排紙に最適な状態にする。
紙積板23がパイル10に挿入されると、前端リミットス
イッチ37がオンになり、フリップフロップFF1のリセッ
ト端子Rをハイレベルにし、またタイマーT3を作動させ
る。フリップフロップFF1がリセットされるとモータ制
御装置MD1の正転入力端子がローレベルになり、挿入駆
動モータ33を停止する。タイマーT3が作動して一定時間
経過するとその出力がハイレベルとなり、フリップフロ
ップFF7のセット入力端子Sをハイレベルにしてセット
する。フリップフロップFF7がセットされるとそのQ端
子出力がハイレベルとなり、モータ制御装置MD1の反転
入力端子をハイレベルにする。モータ制御装置MD1は反
転入力端子がハイレベルの間、挿入駆動モータ33を反転
させる。挿入駆動モータ33が反転して押駒36が後退端に
達すると、後端リミットスイッチ38がオンとなってフリ
ップフロップFF7のリセット入力端子Rをハイレベルに
してリセットする。フリップフロップFF7がリセットさ
れると、モータ制御装置MD1の反転入力端子がローレベ
ルとなり、挿入駆動モータ33を停止する。
押駒36が後退して後端リミットスイッチ38がオンとな
ると、フリップフロップFF2、タイマーT1、オアゲートG
2、フリップフロップFF3を介してモータ制御装置MD2の
正転入力端子がハイレベルとなり昇降モータ22が再び正
転して昇降バー18が上昇する。
最上段の紙積板23が挿入位置に達する毎に、上述した
紙積板23の挿入、昇降バー18の上昇を繰り返し、紙積板
23を自動供給する。紙積板23の挿入は他方のパイル10に
排紙されている間に行なわれるため、排紙は途切れるこ
となく連続的に行なわれる。
紙積板23の挿入及び昇降バー18の上昇が繰り返され、
紙積板23の残り枚数が数枚になった状態に昇降バー18が
上昇すると、残枚数検知スイッチ29がオンとなり、ワン
ショット回路OSを介してその立上りで1パルスのみ出力
され、フリップフロップFF6のセット入力端子Sをハイ
レベルにしてセットする。フリップフロップFF6がセッ
トされるとそのQ端子出力がハイレベルとなり、直ちに
ブザーBZ1を作動させて警報を発して作業者に紙積板23
の準備が必要な事を知らせる。
作業者は警報中に新たに紙積板23を昇降バー18の下部
に準備し自動供給用操作釦39をオンにしてフリップフロ
ップFF6のリセット入力端子をハイレベルにする。フリ
ップフロップFF6はリセット優先であるためそのQ端子
出力がローレベルとなり警報が止まる。フリップフロッ
プFF6がセットされ、作業者の都合によって新たな紙積
板23が準備できなかった場合等、タイマーT2を作動させ
て一定時間(数分)後に本機停止信号を出力させ、印刷
機を停止させる。従って、これらにより停止手段が構成
され、警報ブザーBZ1が鳴って一定時間自動供給用操作
釦39をオンにしないと、印刷機のトラブルを避けるため
に機械が停止する。
残りの紙積板23が挿入されると昇降バー18の上限位置
が上限リミットスイッチ27によって検知され、上限リミ
ットスイッチ27がオンになる。上限リミットスイッチ27
がオンになると、フリップフロップFF4のセット入力端
子Sをハイレベルにしてセットし、そのQ端子出力がハ
イレベルとなり、モータ制御装置MD2の反転入力端子を
ハイレベルにする。モータ制御装置MD2は反転入力端子
がハイレベルの間、昇降モータ22を反転させ、昇降モー
タ22の反転により昇降バー18が下降限度に達すると、下
限リミットスイッチ26がオンとなり、フリップフロップ
FF4のリセット入力端子Sをハイレベルにしてリセット
する。フリップフロップFF4がリセットされると、モー
タ制御装置MD2の反転入力端子がローレベルとなり、昇
降モータ22を停止する。同時に、下端リミットスイッチ
26がオンとなると、フリップフロップFF8のセット入力
端子Sをハイレベルにしてセットする。この時、作業者
によって警報ブザーBZ1が解除されていれば(新たな紙
積板23が準備されている)、アンドゲートS1にフリップ
フロップFF5のセット信号が入力されているので、タイ
マーT4が作動して一定時経過すると、昇降モータ22が正
転して再び紙積板23を上昇させて紙積板挿入動作を繰り
返す。
昇降バー18が下降している時、爪24は新たに準備され
た紙積板23によって回動されて紙積板23を素通りし、爪
24が昇降バー18の下降を防げることがない。
上述した板取り板挿入装置13は各パイル10に備えら
れ、紙積板23の自動供給が完了した側のパイル10に排紙
が交互に切替わり、排紙が行なわれていない側のパイル
10に紙積板23が順次挿入されて排紙に備えている。以上
の動作が繰り返し行なわれて印刷が続行され、排紙され
た印刷紙は図示しない運搬装置によって印刷を中断する
ことなく搬出される。
上述した板取り板挿入装置及び板取り板挿入方法によ
ると、自動供給用操作釦39を操作することにより、連続
的に複数枚の紙積板23を自動的にパイル10に挿入するこ
とができ、紙積板23が少なくなった時には警報が発せら
れるので、作業者は警報が発せられるまでは他の作業
(印刷機の監視等)に専念できる。また、警報が発せら
れて一定時間内に紙積板23の準備作業ができない場合
は、印刷機が停止してトラブルを未然に防止することが
できる。
また、上述した板取り板挿入装置13は、積層された紙
積板23の最上段の紙積板23を押駒36によって自動的に挿
入するようにしているので、挿入時の駆動力が小さくて
良く、紙積板23同士の干渉がなく紙積板23自体の耐久性
も向上する。
また、上述した板取り板挿入方法によると、紙積板23
を自動的に二組のパイル10に交互に挿入可能にし、一方
のパイル10での排紙中に他方のパイル10に紙積板23を挿
入し、これを交互に切替えるようにしたので、運転速度
を下げることなく排紙が連続して行なえると共に、紙積
板23は排紙が行なわれていない時に挿入されるので、紙
積板23で印刷紙を傷付けることがない。
<発明の効果> 本発明の板取り板挿入装置及び板取り板挿入方法は、
自動開始スイッチを操作することで、昇降バーの上昇及
び板取り板挿入手段の動作により連続的に複数枚の板取
り板を自動的に排紙装置に挿入することができるので、
運転速度を低下させることなく確実に板取り板を挿入で
きる。また、板取り板の残り枚数が所定枚数になった際
に残枚数検知手段により警報を発生するので、板取り作
業の専任作業者が不要になる。また、警報が発せられて
一定時間内に作業者がそれを確認できない場合、停止手
段によって印刷機が停止するので、トラブルを未然に防
止することができる。
この結果、作業者の労力軽減と損紙の防止が図れると
共に、印刷作業の高速化を阻害する虞がなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る板取り板挿入装置を備
えた排紙部の正面図、第2図はその概略平面図、第3図
は昇降バーが上昇した状態の板取り板挿入装置の正面
図、第4図は第3図中のIV−IV線矢視図、第5図は板取
り板挿入手段の正面図、第6図は第5図中のVI−VI線矢
視図、第7図は第5図中のVII矢視図、第8図は板取り
板挿入装置の制御ブロック図である。 図面中、 1は排紙装置、 10は排紙積載装置(パイル)、 13は板取り板挿入装置、 14はフレーム、 18は昇降バー、 22は昇降モータ、 23は紙積板、 24は爪、 26は下限リミットスイッチ、 27は上限リミットスイッチ、 28は挿入位置検知スイッチ、 29は残枚数検知スイッチ、 30は板取り板挿入手段、 33は挿入駆動モータ、 35は駆動チェーン、 36は押駒、 37は前端リミットスイッチ、 38は後端リミットスイッチ、 39は自動供給用操作釦である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームに昇降自在に支持される昇降バー
    と、昇降バーに設けられ上昇時に板取り板に係止すると
    共に下降時に板取り板を回避する係止爪と、フレームに
    設けられ係止爪に係止された板取り板の最上段の板取り
    板が板取り挿入位置に位置する状態に昇降バーが上昇し
    た際に排紙装置側に移動して最上段の板取り板を排紙装
    置に挿入する板取り板挿入手段と、準備位置にある板取
    り板の最下段の板取り板を係止爪が回避した位置での昇
    降バーを検知する下限検知手段と、下限検知手段が作動
    している時のみ昇降バーの上昇を行なわせる自動開始ス
    イッチと、昇降バーの上昇中に係止爪に係止された板取
    り板が所定枚数になった際に警報を発する残枚数検知手
    段と、残枚数検知手段による警報発生時間が所定時間を
    越えると印刷機を停止させる停止手段とからなることを
    特徴とする板取り板挿入装置。
  2. 【請求項2】上昇時に板取り板に係止すると共に下降時
    に板取り板を回避する係止爪に係止された板取り板を昇
    降バーの上昇により上昇させて最上段の板取り板を板取
    り板挿入位置に位置させ、板取り板挿入手段によって板
    取り板挿入位置にある最上段の板取り板を排紙装置側に
    移送し、昇降バーの上昇により順次最上段の板取り板を
    板取り板挿入位置に位置させる過程で板取り板が所定枚
    数になった際に残枚数検知手段によって警報を発生し、
    警報発生時間が所定時間を越えた際には停止手段によっ
    て印刷機を停止させ、作業者が新たな板取り板を準備し
    て所定時間内に警報の発生を解除した際には昇降バーの
    上昇を継続させて係止爪に係止された最下段の板取り板
    を挿入した後に上限検知手段によって昇降バーの最上昇
    位置を検知して昇降バーを下降させ、準備された板取り
    板の最下段の板取り板を係止爪が回避した位置で昇降バ
    ーの下限位置を下限検知手段によって検知し、下限検知
    手段が作動している時に自動開始スイッチを操作するこ
    とにより昇降バーを上昇させて順次最上段の板取り板を
    板取り板挿入位置に位置させて板取り板の排紙装置側へ
    の移送を繰り返すことを特徴とする板取り板挿入方法。
JP14158790A 1990-06-01 1990-06-01 板取り板挿入装置及び板取り板挿入方法 Expired - Lifetime JP2788536B2 (ja)

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