JP2788167B2 - 複層ガラス、及び、その取付構造 - Google Patents

複層ガラス、及び、その取付構造

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JP2788167B2
JP2788167B2 JP5257426A JP25742693A JP2788167B2 JP 2788167 B2 JP2788167 B2 JP 2788167B2 JP 5257426 A JP5257426 A JP 5257426A JP 25742693 A JP25742693 A JP 25742693A JP 2788167 B2 JP2788167 B2 JP 2788167B2
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glass
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mounting
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清治 池内
啓介 田中
敏 中野
善彦 橋本
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
Tokuyama Corp
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
Tokuyama Corp
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    • Y02B80/22Glazing, e.g. vaccum glazing

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  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Special Wing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、ワイヤー等の
線材やそれを組んだスティールメッシュ等を内装した防
耐火性板ガラスの厚み方向にスペーサを介して他の板ガ
ラスを並設してなる複層ガラス、及び、その複層ガラス
の複層ガラス取付用枠体への取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の複層ガラスとしては、図
5に示すように、線材入り板ガラス等の防耐火性板ガラ
ス5と、他の板ガラス7とを、スペーサ6を介して並設
状態に接着することで一体的に形成してあるものがあ
り、この種の複層ガラス取付用枠体1に対する複層ガラ
スの取付構造は、複層ガラス取付用枠体1の取付用凹状
溝部M内に前記複層ガラスの縁部を位置させ、前記溝部
M内の複層ガラスGとの隙間にバックアップ材12やシ
ーリング材13を詰めて、前記枠体1によって複層ガラ
スGをその厚み方向に挟持した状態に取り付けてあっ
た。また、この種の従来の複層ガラスGは、各板ガラス
5,7間に密閉空間を形成してあることによって叶えら
れる結露の防止、防音・断熱効果の向上等の一般的な複
層ガラスの特徴の他に、前記線材入り板ガラス5を設け
てあることによって、例えば、火災が発生した場合、他
の板ガラス7は崩れ落ちても、前記線材入り板ガラス5
は線材4によってつなぎ止められて崩れ落ち難く、前記
複層ガラスGの設置された開口部の遮断効果を維持し、
前記開口部を通した炎や煙の広がりを防止することを可
能とする防火構造にも適応できる特徴をも備えたもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の複層ガ
ラスGによれば、各板ガラス5,7は、スペーサ6を介
して接着することによって一体化してあるだけであるか
ら、例えば、火災が発生すれば、その熱によって、各板
ガラス5,7の接着力が減少し、図に示すようなバック
アップ材12とシーリング材13のみによって複層ガラ
ス取付用枠体1に固定する取付方法の場合、板ガラス7
及びスペーサ6が前記枠体1から脱落し、線材入り板ガ
ラス5が枠体1内に残っても枠体1との間に大きな隙間
が生じて、前記開口部の遮断を達成できない危険性があ
る。従って、従来の複層ガラスGによって、開口部の防
火構造を形成できるようにするためには、複層ガラスG
の取付構造を、図6に示すように、複層ガラス取付用枠
体1を、高強度で変形しにくく、且つ、熱による剛性低
下の少ない構成とし、その変形しにくい枠体1の凹状溝
部M内に縁部を嵌合させた従来の複層ガラスGと前記枠
体1との間の隙間に、不燃ロープRを詰め込んだ状態に
設け、前記不燃ロープRの弾性復元力によって、複層ガ
ラスGを凹状溝部M内に挟み込み固定したものとしなけ
ればならなくなる。このように、従来の複層ガラス、及
び、その取付構造によれば、防火構造を達成するために
は、複層ガラスの取付に手間が掛かると共に、前記枠体
を頑丈なものとしなければならない分、重量が増加し、
ごつごつした外観になり易く、取扱性・美観性に劣ると
いう欠点がある。
【0004】従って、本発明の目的は、上記欠点に鑑
み、複層ガラス取付用枠体に簡単に取り付けることがで
き、しかも、取扱性・美観性に優れた軽備な枠体に取り
付けたにしても、防火構造を達成できる複層ガラス、及
び、その取付構造を提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明における複層ガラスの特徴構成は、厚み方向に
スペーサを介して並設した複数の板ガラスを、前記スペ
ーサと共に厚み方向での外方から一体的に、且つ、直接
挟持する金属製の挟持部材を設け、前記各板ガラスに
わたって取り付けた状態の前記挟持部材を、複層ガラス
取付用枠体に取付固定する取付部を、前記挟持部材に設
けてあるところにある。
【0006】尚、前記挟持部材は、複層ガラス用サイド
プロテクターであってもよく、更には、前記挟持部材
と、前記スペーサとを一体形成してあってもよい。
【0007】また、本発明における複層ガラスの取付構
造の特徴構成は、並設した複数の板ガラスを、スペーサ
と共に厚み方向での外方から一体的に挟持する挟持部材
を、前記各板ガラスにわたって取り付け、複層ガラス取
付用枠体に備えた不燃性または難燃性の芯材に前記挟持
部材を取付固定してあるところにある。
【0008】尚、前記複層ガラス取付用枠体が、建物躯
体であったり、又は、前記複層ガラス取付用枠体が、樹
脂製枠部と、前記芯材とを備えてなり、前記樹脂製枠部
は、前記挟持部材と前記芯材とで挟圧してあってもよ
い。
【0009】更に、前記挟持部材と、前記複層ガラス取
付用枠体との間に、熱膨張性の不燃材を介在させてあっ
てもよい。
【0010】
【作用】本発明における複層ガラスの特徴構成によれ
ば、厚み方向にスペーサを介して並設した複数の板ガラ
スを、前記スペーサと共に厚み方向での外方から一体的
に、且つ、直接に挟持する金属製の挟持部材を設けてあ
るから、防耐火性板ガラスと他の板ガラスとは、常に、
前記挟持部材によって縁部を直接にしっかり挟み込み固
定され、例えば、火災等が生じて熱にさらされても、
の挟持状態を維持することができると共に、少なくとも
前記挟持部材で挟持された部分は、バラバラになること
を防ぐことが可能となり、従来のように、複層ガラス取
付用枠体によって複層ガラスを挟持固定しなくても、前
記複層ガラスが取り付けられる窓等の開口部の遮断性を
維持することが可能となる。従って、前記枠体には、複
層ガラスを挟持固定する挟持部を設けなくても、防火構
造を形成することが可能となる。
【0011】また、挟持部材を複層ガラス取付用枠体に
取付固定する取付部を、前記挟持部材に設けてあるか
ら、前記枠体に対して、前記取付部を取付固定するだけ
で、複層ガラスを簡単に取り付けることができ、更に
は、上述のとおり前記枠体には挟持部を設けなくてもよ
くなるので、単に、前記取付部を保持できる程度の強度
を有する枠体に前記複層ガラスを取り付けたにせよ、前
記複層ガラスは、火災によってバラバラになったり、外
れ落ちたりすることがなく、従来のように、枠体を高強
度の部材で造らなくても、充分防火構造を構成すること
ができ、その結果、スリムで且つ軽量で美観性に富んだ
枠体を使用することが可能となる。
【0012】尚、前記挟持部材は、上述のような作用を
果たしながら、複層ガラスの運搬や保管時等には、複層
ガラスの縁部保護を図るサイドプロテクターとしての役
割を叶えることも可能となる。
【0013】更には、前記挟持部材と、前記スペーサと
を一体形成してあれば、部品点数が減り、コストダウン
を図ることも可能となる。
【0014】また、本発明における複層ガラスの取付構
造の特徴構成によれば、並設した複数の板ガラスを、ス
ペーサと共に厚み方向での外方から一体的に挟持する挟
持部材を、前記各板ガラスにわたって取り付け、複層ガ
ラス取付用枠体に備えた不燃性または難燃性の芯材に前
記挟持部材を取付固定してあるから、例えば、火災が発
生しても、前記複層ガラスは、前記芯材に取付固定され
た挟持部材によって一体的に挟持された状態で支持さ
れ、前記枠体から崩れ落ちることを防止できると共に、
前記枠体の前記芯材以外は、火災によって燃焼する材質
で形成してあっても防火構造を形成することが可能とな
り、従来のように、火災時に焼け落ちない強度一辺倒の
考え方で構成された複層ガラスの取付構造に比べて、デ
ザイン性を付加した枠体を形成することが可能となる。
【0015】尚、前記複層ガラス取付用枠体が、建物躯
体であれば、建物自体が火災によって崩れ落ちない限
り、複層ガラスが焼け落ちることがなくなり、複層ガラ
スの取り付けを、より信頼性の高いものとすることが可
能となる。
【0016】また、前記複層ガラス取付用枠体が、樹脂
製枠部と、前記芯材とを備えてなり、前記樹脂製枠部
は、前記挟持部材と前記芯材とで挟圧してあれば、複層
ガラス縁部を支持する挟持部材と、前記枠体とが、しっ
かり固定され、一体性が向上すると共に、樹脂の加工性
のよさによってデザイン性の向上や製作コストの低減を
可能とし、しかも、火災が発生した場合にも、少なくと
も樹脂性枠部の前記挟持部材と前記芯材とで挟圧された
部分は、周囲からの酸化燃焼の影響を受け難い状態とな
るから、燃焼に伴って前記挟持部材と芯材との間に煙や
炎が通過する隙間が発生することを防止できる。
【0017】更に、前記挟持部材と、前記複層ガラス取
付用枠体との間に、熱膨張性の不燃材を介在させてあれ
ば、火災が発生した場合に、前記不燃材がその熱を受け
て膨張することによって、挟持部材及び枠体とにより強
く当接し、両者間に隙間なく位置して煙や炎を遮断する
ことが可能となる。
【0018】
【発明の効果】従って、本発明の複層ガラス及びその取
付構造によれば、複層ガラス取付用枠体に簡単に取り付
けることができるようになって、取付作業効率が向上
し、しかも、取扱性・美観性に優れた軽備な枠体に取り
付けたにしても、防火構造を構成することができるよう
になって、枠体を含めた取扱性・美観性・機能性を共
に、向上させることが可能となった。
【0019】
【実施例】以下に本発明の第一実施例を図面に基づいて
説明する。
【0020】図1は、断熱・防火窓を構成するために、
複層ガラス取付用枠体の一例であるサッシュ1に、本発
明に係わる複層ガラスの一例Hを取り付けてある取付構
造を示すものである。
【0021】前記サッシュ1は、樹脂製枠部の一例であ
るサッシュ本体2と、不燃性または難燃性の芯材の一例
である金属製の芯材2dとを設け、前記サッシュ本体2
に取り付けた複層ガラスHの縁部を覆うカバー部材3を
備えて構成してある。前記サッシュ本体2は、前記複層
ガラスH縁部の室内側の面を当接させて位置決めする第
一突出部2aと、前記複層ガラスHを支持して取り付け
るための保持部2bと、前記カバー部材3を係入させる
蟻溝部2cとを設けて構成してあり、前記保持部2b
に、前記芯材2dを内装してある。また、前記カバー部
材3は、その基端部を前記蟻溝部2cに係入・固定自在
に形成してあり、先端部には、前記蟻溝部2cに前記基
端部を係入させた状態で、前記第一突出部2aと対向す
る第二突出部3aを設けてある。対向させた前記第一突
出部2aと前記第二突出部3aとの間が、前記複層ガラ
スH縁部の収容空間Sとなる。
【0022】前記複層ガラスHは、線材の一例であるワ
イヤー網4を内装した網入り板ガラス(防耐火性板ガラ
スの一例)5を設け、その網入り板ガラス5の厚み方向
にスペーサ6を介して他の板ガラス7を並設して構成し
てある。また、前記両板ガラス5,7間の空間は、スペ
ーサ6によって密閉してあり、その密閉空間には、乾燥
空気を封入してある。前記スペーサ6は、前記両板ガラ
ス5,7に対して高強度で且つ密閉性のよい状態に接着
してある。即ち、密閉性のよいブチルゴムによる一次接
着部と、接着強度の高いポリサルファイドやシリコン等
からなる二次接着部とで接着されている。一方、前記両
板ガラス5,7の全外周部には、前記並設した両板ガラ
ス5,7を、前記スペーサ6と共に厚み方向での外方か
ら一体的に挟持する挟持部材8を、各辺毎に各別に設け
てある。前記挟持部材8は、金属で形成してあり、両板
ガラス5,7及びスペーサ6を挟み込んで一体化を図る
ための挟持部8aと、前記両板ガラス5,7にわたって
取り付けた状態の前記挟持部8aを、サッシュ1に取付
固定する取付部8bとから構成してある。前記挟持部8
aは、断面『U』字型に形成してあり、且つ、可撓性を
有していることによって、両板ガラス5,7の周部には
めた状態で、両板ガラス5,7を厚さ方向に沿って挟み
込んで一体化することができるように構成してある。ま
た、前記挟持部8aの溝の底部分には、両板ガラス5,
7の端縁保護のための耐熱スペーサ9を、前記挟持部8
aの長手方向に沿って複数箇所に設けてある。前記取付
部8bは、挟持部8aから延出する形に一体的に形成し
てあり、その延出部分は、前記サッシュ本体2の芯材2
dにボルト接合されたチタン板10及び熱膨張性の不燃
材の一例である黒鉛板11を前記保持部2bとの間に挟
んだ状態で、前記サッシュ本体2の芯材2dにボルト接
合してある。前記黒鉛板11は、例えば、火災が発生し
た場合、その燃焼熱を受けて膨張し、前記挟持部材8と
芯材2dとの間に充満して隙間を埋めることが可能とな
り、複層ガラスHとサッシュ1との間に煙や炎の通路が
できないようにすることができる。
【0023】また、前記収容空間Sの複層ガラスHと第
一突出部2aとの間、及び、複層ガラスHと第二突出部
3aとの間には、不燃性のバックアップ材12・準不燃
性のシーリング材13を充填してある。
【0024】第一実施例によれば、サッシュ1に対し
て、ボルト接合するだけで簡単に取り付けることがで
き、しかも、従来は防火構造に用いることができないと
されていた樹脂製サッシュ1に取り付けてあっても、火
災時の窓部分の遮断性を維持し、窓部分を通して炎や煙
が広がるのを防止することができ、防火窓を形成するこ
とが可能となる。即ち、複層ガラスHは、その縁部を前
記挟持部材8によってしっかり挟持されているために、
火災の発生に伴って、網が入ってない板ガラス7が崩れ
落ちたにしても、網入り板ガラス5の縁部は、網が入っ
てない板ガラス7の縁部の残片と共に保持され続け、し
かも、前記挟持部材8は、サッシュ1の芯材2dにボル
ト接合してあるから、前記網入り板ガラス5がサッシュ
1から外れ落ちることも防止でき、窓部分の遮断性を維
持することが可能となる。
【0025】以下に本発明の第二実施例を図面に基づい
て説明する。
【0026】第二実施例は、図2に示すように、サッシ
ュ本体の2の保持部2bに黒鉛板11を介在させた状態
でボルト接合したステンレス鋼製の複層ガラス支持用係
止部材14を設け、断面形状『H』字型の挟持部材8に
よって縁部を挟持された複層ガラスHを、前記係止部材
14によってサッシュ1に取り付けてある取付構造を示
すものである。尚、図中の右側が屋内側を示し、図中の
左側が屋外側を示す。
【0027】前記係止部材14は、前記サッシュ1の保
持部2b全周に設けてあり、屋内側の端縁部は、屋外側
に屈曲する折り返し部14aを形成してある。また、折
り返し部14aの形状は、折り返した内方に形成される
溝部分が蟻溝状になるように折り返してある。また、係
止部材14は、前記サッシュ本体2の第一突出部2aと
の間に煙や炎が通過する隙間が生じないように当接させ
た状態で前記芯材2dにボルトで取り付けてある。
【0028】前記挟持部材8は、金属で形成してあり、
断面形状『H』字型の挟持本体15を設け、図に示すよ
うに複層ガラスHの縁部が嵌入する前記挟持本体15の
第一凹部15aとは反対側の第二凹部15bに対して前
記複層ガラスHの面方向に沿って嵌入自在な断面形状が
台形の挿入部材16を設けて構成してある。
【0029】前記挟持本体15は、互いに揺動自在に間
隔をあけて並設された一対の揺動部17と、前記各揺動
部17のほぼ中間部どうしを連結する連結部18とを設
けて構成してあり、前記第二凹部15bに前記挿入部材
16を挿入することによって、前記第一凹部15aで対
向する揺動部17が近接方向に揺動し、前記複層ガラス
Hの縁部を挟圧支持することができるように形成してあ
る。また、屋内側に配置される揺動部17の前記係止部
材14側の端部には、屋内側に屈曲させた屈曲部17a
を設けてある。この屈曲部17aは、前記係止部材14
の押し返し部14a蟻溝に嵌入して係合できるように、
弓状に形成してある。前記屈曲部17aによって取付部
8bを構成してある。
【0030】第二実施例によれば、黒鉛板11を介して
係止部材14を取り付けてあるサッシュ本体2に、前記
挟持部材8を縁部に取り付けた複層ガラスHを、屋外側
から屋内側への方向で前記収容空間S内に嵌め入れ、挟
持本体15の屈曲部17aを係止部材14の折り返し部
14a蟻溝に嵌入させるだけで、複層ガラスHを安定的
に取り付けることができ、後は、外れ止め部材3をサッ
シュ本体2の蟻溝部に取り付けて、複層ガラスHと枠体
1との隙間にバックアップ材12・シーリング材13を
充填することで、断熱・防火窓を簡単に形成することが
できる。
【0031】以下に本発明の第三実施例を図面に基づい
て説明する。
【0032】第三実施例は、図3に示すように、サッシ
ュ本体の2の保持部2bに黒鉛板11を介在させた状態
でボルト接合したアルミニウム製の押出材からなる複層
ガラス支持部材19を設け、断面形状『H』字型の挟持
部材8によって縁部を挟持された複層ガラスHを、前記
複層ガラス支持部材19と、その複層ガラス支持部材1
9に着脱自在に係合する係合金物20とによって挟持固
定した状態でサッシュ1に取り付けてある取付構造を示
すものである。尚、図中の右側が屋内側を示し、図中の
左側が屋外側を示す。
【0033】前記複層ガラス支持部材19は、前記サッ
シュ1の保持部2b全周に設けてあり、サッシュ本体2
の金属製芯材2aとの間にサッシュ本体2の樹脂部分と
黒鉛板11とを挟圧する状態に取り付けてある。前記複
層ガラス支持部材19の屋外側端部には、前記係合金物
20が係合自在な係合用蟻溝部19aを設けてあり、前
記複層ガラス支持部材19の屋内側端部には、前記挟持
部材8が当接することによって、サッシュ本体2に対す
る複層ガラスHの厚み方向の位置を規制する位置規制部
19bを設けてある。また、前記位置規制部19bに前
記挟持部材8が当接することによって、複層ガラスHの
厚み方向の位置規制を図れると共に、挟持部材8と複層
ガラス支持部材19との間の隙間を無くし、火災時の煙
や炎の遮断性を高めることが可能となる。
【0034】前記係合金物20は、断面形状上下逆
『V』字型に形成したステンレス鋼製の板バネからな
り、両端部を、前記複層ガラス支持部材19の係合用蟻
溝部19a内周部に沿う奥広がり形状に形成した嵌合自
在な構造としてある。また、係合金物20は、前記係合
用蟻溝部19aに係合させた状態で、前記収容空間S内
に収容した挟持部材8を前記位置規制部19b側へ押圧
付勢してサッシュ本体2に固定できるように形成してあ
る。
【0035】前記挟持部材8は、第二実施例で説明した
ものと、ほぼ同様のものである。
【0036】第三実施例によれば、黒鉛板11を介して
複層ガラス支持部材19を取り付けてあるサッシュ本体
2に、前記挟持部材8を縁部に取り付けた複層ガラスH
を、前記収容空間S内に配置すると共に、屋外側から屋
内側への方向で挟持本体15が複層ガラス支持部材19
の位置規制部19bに押し当たるまで嵌め入れ、前記係
合用蟻溝部19aに係合金物20を係合させるだけで、
複層ガラスHをサッシュ1に安定的に取り付けることが
でき、後は、外れ止め部材3をサッシュ本体2の蟻溝部
2cに取り付けて、複層ガラスHと枠体1との隙間にバ
ックアップ材12・シーリング材13を充填すること
で、断熱・防火窓を簡単に形成することができる。
【0037】〔別実施例〕以下に別実施例を説明する。
【0038】〈1〉 前記複層ガラスHは、先の実施例
で説明した防耐火性板ガラス5と、線材の入ってない他
の板ガラス7からなる構成に限るものではなく、例え
ば、二枚とも防耐火性板ガラス5で構成したものであっ
てもよく、要するに、少なくとも一枚が防耐火性板ガラ
ス5で構成してあればよい。また、三枚以上の構成であ
ってもよく、防耐火性板ガラス5と、前記他の板ガラス
7とを含めて複数枚の構成や、複数枚の防耐火性板ガラ
ス5からなる構成であってもよい。
【0039】〈2〉 前記防耐火性板ガラス5は、先の
実施例で説明したワイヤー網4を内装したものに限定さ
れるものではなく、ワイヤー単体を並設状態に内装して
あるものや、更には、他の素材によって形成した線材を
内装してあるものや、或いは、線材を内装せずに防耐火
性を有するものであってもよく、要するに、火災等によ
って熱を受けて崩れ落ちるのを防止できるものであれば
よい。
【0040】〈3〉 前記挟持部材8は、先の実施例で
説明したものに限定されるものではなく、例えば、図4
に示すように、複数枚の各板ガラス5,7を、所定の間
隔を隔てた状態で挟持固定できるように、間隔保持部8
cを設けてあるものであってもよい。更には、前記間隙
保持部8c内に、両板ガラス5,7間の湿気を吸収する
乾燥剤を内装できるように形成してあってもよく、その
場合は、前記間隔保持部8cでスペーサ6を兼用するこ
とが可能となる。
【0041】〈4〉 前記挟持部材8の前記芯材2dへ
の取り付けは、直接的・間接的を問わない。
【0042】〈5〉 前記複層ガラス取付用枠体1は、
先の実施例で説明したサッシュに限定されるものではな
く、例えば、建物躯体であってもよい。
【0043】〈6〉 前記芯材は、先の実施例で説明し
た金属製のものに限定されるものではなく、他の不燃性
または難燃性材料で構成することも可能である。また、
木製材料で構成することも可能で、その場合は、不燃性
または難燃性材料を被覆したり含浸させて不燃性化また
は難燃性化の処理を行ったものを使用することができ
る。また、木製材料の芯材を、不燃性化または難燃性化
の処理を施さずにそのまま用いる場合にあっては、ポリ
塩化ビニル(PVC)からなる前記樹脂性枠部と組み合
わせて複層ガラスの取付構造を構成することによって、
例えば火災等による加熱を受けても、前記ボリ塩化ビニ
ルから発生する塩酸ガスの発生時の吸熱反応によって芯
材の温度を低下させて難燃化を図ることが可能となる。
要するに、前記芯材は、それ自身が不燃性または難燃性
の材料で形成してあるものの他に、それ自身に不燃性ま
たは難燃性の性質を備えてなくても、複層ガラス取付用
枠体に備えられた状態で不燃性化または難燃性化を可能
とするものであってもよく、それらを含めて不燃性また
は難燃性の芯材と総称する。
【0044】〈7〉 前記不燃材11は、先の実施例で
説明した黒鉛板に限定されるものではなく、他の不燃材
でもよく、要するに、熱膨張性を備えた不燃材であれば
よい。
【0045】尚、特許請求の範囲の項に、図面との対照
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の複層ガラスの取付状況を表す断面
【図2】第二実施例の複層ガラスの取付状況を表す断面
【図3】第三実施例の複層ガラスの取付状況を表す断面
【図4】別実施例の複層ガラスの取付状況を表す断面図
【図5】従来例の複層ガラスの取付状態を表す断面図
【図6】従来例の複層ガラスの取付状態を表す断面図
【符号の説明】
1 複層ガラス取付用枠体 2 樹脂製枠部 2d 芯材 5 防耐火性板ガラス 6 スペーサ 7 他の板ガラス 8 挟持部材 8b 取付部 11 不燃材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 敏 長野県佐久市鳴瀬びわ島602‐25 (72)発明者 橋本 善彦 北海道札幌市白石区本郷通9丁目北4- 15 (56)参考文献 実開 昭57−26586(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E06B 5/16 C03C 27/06 - 27/06 101 E06B 3/54 - 3/66

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防耐火性板ガラス(5)の厚み方向にス
    ペーサ(6)を介して他の板ガラス(7)を並設してな
    る複層ガラスであって、 前記並設した複数の板ガラス(5),(7)を、前記スペ
    ーサ(6)と共に厚み方向での外方から一体的に、且
    つ、直接に挟持する金属製の挟持部材(8)を設け、前
    記各板ガラス(5),(7)にわたって取り付けた状態の
    前記挟持部材(8)を、複層ガラス取付用枠体(1)に
    取付固定する取付部(8b)を、前記挟持部材(8)に
    設けてある複層ガラス。
  2. 【請求項2】 前記挟持部材(8)は、複層ガラス用サ
    イドプロテクターである請求項1に記載の複層ガラス。
  3. 【請求項3】 前記挟持部材(8)と、前記スペーサ
    (6)とを一体形成してある請求項1又は請求項2に記
    載の複層ガラス。
  4. 【請求項4】 複層ガラス取付用枠体(1)に対して、
    防耐火性板ガラス(5)の厚み方向にスペーサ(6)を
    介して他の板ガラス(7)を並設してなる複層ガラスを
    取り付ける複層ガラスの取付構造であって、 前記並設した複数の板ガラス(5),(7)を、前記スペ
    ーサ(6)と共に厚み方向での外方から一体的に挟持す
    る挟持部材(8)を、前記各板ガラス(5),(7)にわ
    たって取り付け、前記複層ガラス取付用枠体(1)に備
    えた不燃性または難燃性の芯材(2d)に前記挟持部材
    (8)を取付固定してある複層ガラスの取付構造。
  5. 【請求項5】 前記複層ガラス取付用枠体(1)が、建
    物躯体である請求項4に記載の複層ガラスの取付構造。
  6. 【請求項6】 前記複層ガラス取付用枠体(1)が、樹
    脂製枠部(2b)と、前記芯材(2d)とを備えてな
    り、前記樹脂製枠部(2b)は、前記挟持部材(8)と
    前記芯材(2d)とで挟圧してある請求項4に記載の複
    層ガラスの取付構造。
  7. 【請求項7】 前記挟持部材(8)と、前記複層ガラス
    取付用枠体(1)との間に、熱膨張性の不燃材(11)
    を介在させてある請求項4〜6の何れかに記載の複層ガ
    ラスの取付構造。
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