JP2788105B2 - コンクリート湿潤面に施工可能な舗装用組成物、施工方法、ならびに成形体 - Google Patents

コンクリート湿潤面に施工可能な舗装用組成物、施工方法、ならびに成形体

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JP2788105B2 JP2215794A JP21579490A JP2788105B2 JP 2788105 B2 JP2788105 B2 JP 2788105B2 JP 2215794 A JP2215794 A JP 2215794A JP 21579490 A JP21579490 A JP 21579490A JP 2788105 B2 JP2788105 B2 JP 2788105B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンクリート湿潤面に施工可能な舗装用組成
物、同組成物を用いたコンクリート湿潤面の舗装施工方
法、ならびに同組成物を用いた舗装成形体に係り、特に
カラー舗装に際し、優れた色調と透水性を備え且つ施工
期間の短縮等を可能とした舗装用組成物、施工方法なら
びに成形体に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、生活環境を周囲と調和させ、いわゆる快適空間
を形成せしめるための色彩化がはかられるようになり、
公園、歩道、駐車場、スポーツ施設等広範囲にわたって
カラー舗装が施されている。
特に商店街のプロムナードなどのカラー舗装化は最近
目立って盛んになり、ショッパー達の目を大いに楽しま
せると共に、くつろいだ雰囲気を醸し出し、人々の気分
を和らげるものである。
このようなカラー舗装としては、カラータイル、カラ
ー舗石の類を敷きつめるか、或いは硬化済のコンクリー
ト基層表面にカラーモルタルをコテ塗り等の通常の手段
により施工するか、いずれかが行なわれることが多かっ
た。この場合、上記カラータイル、カラー舗石の類は、
通常のカラータイルの如くセラミック成形体を用いると
か、或いはコンクリートブロック状の舗石として、形枠
にコンクリートを流し、加圧したのち、上層にカラーモ
ルタルを流し込み、さらに加圧し、その後養生を行なっ
て一体成形体とし、カラー舗石とするものが知られてい
る。
ところで近年における都市化の進行に伴ない、地表が
アスファルト或いはコンクリートで被覆される面積が増
加し、このため雨水の地下浸透量が減少するので、その
ため地下水の減少に伴なう地盤沈下、或いは雨水流出量
の増大に伴なう都市型水害の増加等が屡々発生するよう
になっている。これは、前記のようなカラー舗石、カラ
ーモルタル等についても同様で、いずれも透水性を有し
ないため降雨に際しては前記の様な問題点があり、水溜
りによる歩行の困難も伴なう。そのため、前記タイル、
ブロック等については目地や路床面に砂等を用いて施工
し、透水性の発現を試みているが、ブロック等自体が非
透水性であるため、顕著な透水効果は望めない。
さらに着色源がカラーモルタルの場合には期待する程
に鮮やかな発色をさせることが困難である上、早期に褪
色し易いという欠点がある。
そこで最近ではカラーモルタルに替えて、人造または
天然のカラー骨材をエポキシ樹脂と混合して舗装材料と
することがかなり普及して来ており、これらを用いた施
工実績や技術資料等も見られるようになっている。これ
らの内、人造カラー骨材とは、粘土質などの無機材料に
任意の顔料を配合して造粒、高温焼成したものであり、
また天然カラー骨材とは、天然に産出する有色石を必要
に応じて分級、整粒して用いるものであって、これらを
エポキシ樹脂と混合して舗装用に用いると、得られた舗
装面はカラーが褪色しにくい上に透水性に優れ、しかも
足ざわりが適度に柔らかく、さらに滑りにくくもあると
いう利点をも有する。さらに舗装用の組成物自体が透水
性であるので、コンクリート基層面に施工しても、雨水
等は組成物層を介して拡散し、「水はけ」は従来と較べ
て格段に優れたものとなる。
ところが、このようにエポキシ樹脂をバインダーとし
て用いる公知の組成物は、カラーモルタルと異なり、コ
ンクリートが湿潤状態の内に施工することは実質上問題
がある。即ち、通常かかる用途に供せられるエポキシ樹
脂は、未硬化のコンクリートに含まれる水分或いはアル
カリ分の影響をうけ、表面にくもり、或いは白化を生じ
て色調が損なわれる他、表面のベタ付きを生じるとか、
場合によっては未硬化の部分も発生し、実用に供し得な
くなる。このような性質があるため、カラーモルタルを
使用した場合の如く、コンクリート打設後ただちにカラ
ー組成物を施工することは難しく、従って、コンクリー
ト硬化後に改めてカラー組成物を施工するという2段階
方式の工程にならざるを得ない。
このように、人造又は天然のカラー骨材とエポキシ樹
脂を用いた手段については、さらに改良が望まれてい
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
従って本発明の目的とするところは、コンクリート湿
潤面に施工可能な舗装用組成物、その組成物を用いてカ
ラー舗装を行なう施工方法、ならびに、鮮やかな色調を
有し、しかも褪色しにくく、さらに透水性に優れた成形
体を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもの
であって、その要旨は (1)人造又は天然のカラー骨材100重量部に対し、下
記の硬化性樹脂(a)と水中硬化型硬化剤(b)の
(a)(b)合計5〜20重量部を配合したことを特徴と
するコンクリート湿潤面に施工可能な舗装用組成物、 (a)ビスフェノールA型またはビスフェノールF型
の液状エポキシ樹脂で1分子中に2個以上のエポキシ基
を有し、エポキシ当量が150〜1000であるもの。
(b)アミン系の水中硬化型硬化剤で、ポリアミドア
ミン、変性脂環式ポリアミン、又はメタキシレンジアミ
ンの変性物を単独又は複合して使用するもの。
(2)人造又は天然のカラー骨材100重量部に対し、下
記の硬化性樹脂(a)と水中硬化型硬化剤(b)の
(a)(b)合計5〜20重量部を配合した組成物を、基
層部のコンクリートが湿潤状態の内に該コンクリート表
層に施工し、基層部と表層部とを一体化することを特徴
とするコンクリート湿潤面の舗装施工方法、 (a)ビスフェノールA型またはビスフェノールF型
の液状エポキシ樹脂で1分子中に2個以上のエポキシ基
を有し、エポキシ当量が150〜1000であるもの。
(b)アミン系の水中硬化型硬化剤で、ポリアミドア
ミン、変性脂環式ポリアミン、又はメタキシレンジアミ
ンの変性物を単独又は複合して使用するもの。
(3)人造又は天然のカラー骨材100重量部に対し、下
記の硬化性樹脂(a)と水中硬化型硬化剤(b)の
(a)(b)合計5〜20重量部を配合した組成物を表層
部とし、コンクリート基層部として該コンクリートが湿
潤状態の内に一体成形されていることを特徴とする舗装
成形体、 (a)ビスフェノールA型またはビスフェノールF型
の液状エポキシ樹脂で1分子中に2個以上のエポキシ基
を有し、エポキシ当量が150〜1000であるもの。
(b)アミン系の水中硬化型硬化剤で、ポリアミドア
ミン、変性脂環式ポリアミン、又はメタキシレンジアミ
ンの変性物を単独又は複合して使用するもの。
(4)成形体が舗装道路である前記(3)記載の舗装成
形体、 (5)成形体が舗装用ブロック又は板体である前記
(3)記載の舗装成形体、 (6)コンクリート基層部が、骨材粒度を開粒度構成と
して透水機能を付与せしめたものである前記(3)〜
(5)記載の舗装成形体、 にある。
以下本発明を詳細に説明する。
まず、本発明にいう人造又は天然のカラー骨材である
が、先ず人造カラー骨材とは、先にも述べた通り、粘土
質などの無機材料に任意の顔料を配合して造粒後、高温
焼成することにより所望の色調に発色させたものであっ
て、焼成後の粒径がほぼ0.5〜3mm程度の粒径になる様に
造粒され、1150℃〜1300℃程度の高温で焼成されたもの
である。また、この場合、発色手段として顔料を用いず
に粘土自身の持つ焼成発色特性を活用した自然発色色調
を考えられる。
市販品としては、新日本製鐵株式会社製商品名セラパ
ール、日本セラウエイ開発株式会社製商品名セラロー
ド、等が知られており、既に広く使用されている。
また、天然カラー骨材とは、天然に産する那智黒石、
淡路五色石、金華石、等に見られる天然着色石を原料と
して、必要により分級・整粒等を行なって、骨材として
用いるものである。
次に本発明の舗装用組成物について述べると、本発明
の組成物は前記人造又は天然カラー骨材100重量部に対
し、下記の硬化性樹脂(a)と水中硬化型硬化剤(b)
を(a)(b)合計で5〜20重量部配合してなることを
骨子とするものである。即ち、 (a)ビスフェノールA型またはビスフェノールF型
の液状エポキシ樹脂で1分子中に2個以上のエポキシ基
を有し、エポキシ当量が150〜1000であるもの。
(b)アミン系の水中硬化型硬化剤で、ポリアミドア
ミン、変性脂環式ポリアミン、又はメタキシレンジアミ
ンの変性物を単独又は複合して使用するもの。
まず(a)成分は、ビスフェノールA型又はF型の液
状エポキシ樹脂で、1分子中に少なくとも2個以上のエ
ポキシ基を有し且つエポキシ当量が150〜1000、好まし
くは180〜500のものが、後述の(b)成分の硬化剤との
組合せでコンクリート湿潤面に施工しても白化、くも
り、ベタ付き等が生じないものである。
エポキシ当量が150より少ないと、得られる成形体が
脆く、曲げ強度が低くなり、一方1000より多いと、溶剤
の使用量が増えることになり、コンクリート湿潤面に施
工する場合、表面への適合性が失われる。なおビスフェ
ノールAとは2,2ビス(4′−オキシフェニル)プロパ
ン、ビスフェノールFとは4,4−ジビドロキシフェニル
メタンの夫々略称であって、このようなエポキシ樹脂と
しては、シェル化学社製商品名エピコート828、エピコ
ート834、旭化成社製商品名AER331、大日本インキ化学
工業社製商品名エピクロン830等の市販品がある。
次に、(b)成分はアミン系の水中硬化型硬化剤で、
ポリアミドアミン、変性脂環式ポリアミン、又はメタキ
シレンジアミンの変性物を単独又は複合して使用するも
のであり、ダイマー酸、トリマー酸などの重合脂肪酸
と、ジエチレントリアミンやトリエチレンテトラミンな
どのポリアミンとの縮合反応により得られるポリアミド
アミン、変性脂環式ポリアミン及びその変性物、又はメ
タキシレンジアミンのエポキシ変性物、マンニッヒ変性
物等がこれに相当する。これらの硬化剤は、単独又は複
合して使用されるものである。これらはいずれも市販さ
れているものが多く、ポリアミドアミンとしては、三和
化学社製商品名サンマイド330P、サンマイドX2000、ヘ
ンケル白水社製商品名バーサミド100、バーサミド240
0、富士化成工業社製商品名トーマイド225X、トーマイ
ド245等がこれに相当する。
また、変性脂環式ポリアミンとしては、アンカーケミ
カル社製商品名アンカミン1732、アンカミン1882、アン
カミン1365等がこれに相当する。
また、メタキシレンジアミンの変性物としては、富士
化成工業社製商品名フジキュアーX003D、フジキュアー5
405、三和化学社製商品名サンマイドM1800H、サンマイ
ドW3000等がこれに相当する。
以上述べたエポキシ樹脂成分(a)と硬化剤成分
(b)とを使用する際の当量比としては0.5〜1.5、好ま
しくは0.6〜1が良い。当量比が0.5未満であると組成物
を舗装成形体とした場合の機械的強度が不足し、1.5を
超えると、成形体表面に白化、アミンブラッシングなど
が生じ、表面性状が不良となる。
これら(a)樹脂(b)硬化剤両成分を人造又は天然
のカラー骨材100重量部に対して(a)(b)合計で5
〜20重量部、好ましくは6〜15重量部配合するものであ
る。(a)(b)成分の合計が5重量部未満であると組
成物を舗装成形体とした場合の機械的強度が不足し、実
用に供し得ない。一方、(a)樹脂と(b)硬化剤の合
計が20重量部を超えると、成形の際に過剰の樹脂分が成
形体底部近傍に滞留・固化して非透水性の層を形成する
に至るので、、透水性を意図した所期の目的が失われる
ようになる。
本発明の舗装用組成物は以上のような配合とすること
によって、コンクリート湿潤面に施工可能で且つ硬化後
の成形体の表面性状も優れたものが、鮮やかな色調、充
分な透水性を具備して得られるものであるが、以上の基
本成分の他に、必要により粘度、可撓性の付与を目的と
して、モリグリシジルエーテル、ブチルグリシジルエー
テル、トリグリシジルエーテル等の公知の反応性希釈
剤、或いはキシレン樹脂、石油樹脂、クマロン樹脂等の
公知の非反応性希釈剤の1種以上を添加することができ
る。
また、人造又は天然のカラー骨材の他に、強度補強、
滑り止めなどの目的でケイ砂等、他の骨材を必要に応じ
て添加しても良い。
次に、本発明においては、前記の様にして得られた舗
装用組成物を用い、湿潤状態にあるコンクリート表面に
表層部を形成させ、基層部のコンクリートと表層部の組
成物とを一体化させる舗装施工方法も要旨の一つとする
ものである。
即ち、前記のようなコンクリート湿潤面に施工可能な
舗装用組成物をコンクリート打設後未硬化の状態にある
道路、広場、駐車場等のコンクリート基層部表面にコテ
塗り等の通常の手段により施工してカラー舗装を行な
う。また、舗装用ブロック等の表面舗装層の施工に際し
ては、まず型枠にコンクリートを流し込んで充填し、プ
レスしたのち本発明組成物を湿潤状態にあるコンクリー
ト基層部の表面に流し込み、さらにプレスを行ない、こ
れを常温〜50℃で10数時間程度養生を行って表層部のカ
ラー舗装面と基層部のコンクリートとを一体化して硬化
させ、脱型して成形体の製品として使用に供するもので
ある。この工程は通常のコンクリートブロック形式のカ
ラー舗石の製造手段と概ね同様の工程を採用しうるもの
で、従来の工程を格別変更することなく可能である。
なお、道路等の施工に際してはコンクリート湿潤面を
またいで渡し板等を設置する、或いはクレーン等を利用
する、等の手段により、舗装用組成物を施工することが
出来る。
このようにして、道路はもとより、公園、遊園地、ス
ポーツ施設、個人住宅、さらにはビル周辺などについて
も適用することが出来る。さらにこの場合、基層部のコ
ンクリートの材料として、骨材粒度を開粒度構成とした
コンクリートを打設し、その上から透水性に優れた本発
明組成物を施工することにより、舗装部全体の透水機能
がさらに向上し、雨水の地下浸透量がさらに増大するの
で、都市の快適環境保全のため、極めて望ましい効果を
もたらすのである。
なお、開粒度構成の骨材とは、透水機能保持を目的と
して設定された粒度構成を有する骨材を言い、たとえば
JISA5001で規定されたクラッシャー・ラン(砕石)の
内、C−20或いはC−30等の規格に相当するものが好適
である。
また、本発明においては、先に述べたような組成物を
前記の如く基層部のコンクリートが湿潤状態の内にその
表層に施工し、これを表層部として前記基層部と一体化
してなる舗装成形体も要旨の一つとするものである。
この場合、成形体としては、前述の道路をはじめとす
る土木、建築的構造物を対象とするのは勿論、カラー舗
石として用いるブロック状として下部がコンクリートと
一体化されている舗装用ブロック或いは板体も含むので
ある。さらにこの場合の基層部のコンクリートとしては
前記の如く骨材粒度を開粒度構成としたコンクリートを
用いることにより透水機能がさらに増大するのは言うま
でもない。
このようにして得られた舗装成形体は色調が鮮やかな
上に褪色しにくく、さらに透水性に優れている上、コン
クリート湿潤面に直接施工可能である所から、工程の簡
略化、製造工期の短縮も可能となり、極めて望ましい効
果が得られる。
〔実 施 例〕
以下実施例により本発明を更に具体的内容について説
明する。
実施例1〜4、比較例1〜3 第1表にあるエポキシ樹脂組成物を公知の撹拌機で混
合後、球状カラー骨材(新日本製鐵(株)製セラパー
ル、青色、平均粒径2mm)100重量部に対しエポキシ樹脂
組成物7重量部を公知の撹拌機で約5分間混合し、あら
かじめ型枠に流し込んだ湿潤状態のコンクリートの上に
流し込み、加圧、施工し、50℃で16時間養生後、表面状
態、硬化状態等を観察した。尚エポキシ樹脂組成物の当
量比は1である。
第2表に表面状態、硬化状態の結果を記す。
〔発明の効果〕 本発明によれば、コンクリートの湿潤面に施工可能で
なお且つ色調が鮮かな上に褪色しにくく、さらに透水性
に優れた成形体の得られる舗装用組成物、施工方法、な
らびにそれによって得られる成形体の提供を可能とする
ものであり、産業上の効果は極めて顕著なものがある。
フロントページの続き (72)発明者 加藤 秀男 愛知県東海市東海町5―3 新日本製鐵 株式会社名古屋製鐵所内 (56)参考文献 特開 昭51−114418(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E01C 7/32 E01C 7/08

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人造又は天然のカラー骨材100重量部に対
    し、下記の硬化性樹脂(a)と水中硬化型硬化剤(b)
    の(a)(b)合計5〜20重量部を配合したことを特徴
    とするコンクリート湿潤面に施工可能な舗装用組成物。 (a)ビスフェノールA型またはビスフェノールF型の
    液状エポキシ樹脂で1分子中に2個以上のエポキシ基を
    有し、エポキシ当量が150〜1000であるもの。 (b)アミン系の水中硬化型硬化剤で、ポリアミドアミ
    ン、変性脂環式ポリアミン、又はメタキシレンジアミン
    の変性物を単独又は複合して使用するもの。
  2. 【請求項2】人造又は天然のカラー骨材100重量部に対
    し、下記の硬化性樹脂(a)と水中硬化型硬化剤(b)
    の(a)(b)合計5〜20重量部を配合した組成物を、
    基層部のコンクリートが湿潤状態の内に該コンクリート
    表層に施工し、基層部と表層部とを一体化することを特
    徴とするコンクリート湿潤面の舗装施工方法。 (a)ビスフェノールA型またはビスフェノールF型の
    液状エポキシ樹脂で1分子中に2個以上のエポキシ基を
    有し、エポキシ当量が150〜1000であるもの。 (b)アミン系の水中硬化型硬化剤で、ポリアミドアミ
    ン、変性脂環式ポリアミン、又はメタキシレンジアミン
    の変性物を単独又は複合して使用するもの。
  3. 【請求項3】人造又は天然のカラー骨材100重量部に対
    し、下記の硬化性樹脂(a)と水中硬化型硬化剤(b)
    の(a)(b)合計5〜20重量部を配合した組成物を表
    層部とし、コンクリート基層部として該コンクリートが
    湿潤状態の内に一体成形されていることを特徴とする舗
    装成形体。 (a)ビスフェノールA型またはビスフェノールF型の
    液状エポキシ樹脂で1分子中に2個以上のエポキシ基を
    有し、エポキシ当量が150〜1000であるもの。 (b)アミン系の水中硬化型硬化剤で、ポリアミドアミ
    ン、変性脂環式ポリアミン、又はメタキシレンジアミン
    の変性物を単独又は複合して使用するもの。
  4. 【請求項4】成形体が舗装道路である請求項(3)記載
    の舗装成形体。
  5. 【請求項5】成形体が舗装用ブロック又は板体である請
    求項(3)記載の舗装成形体。
  6. 【請求項6】コンクリート基層部が、骨材粒度を開粒度
    構成として透水機能を付与せしめたものである請求項
    (3)〜(5)記載の舗装成形体。
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