JPH0264045A - 透水性、耐摩耗性高強度舗装用組成物 - Google Patents
透水性、耐摩耗性高強度舗装用組成物Info
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は透水性耐摩耗性高強度舗装用組成物であって、
さらに詳しくは雨水等を容易に地下に浸透できると共に
舗装用として優れた耐摩耗性と十分な圧縮強度を有する
舗装用組成物に関するものである。
さらに詳しくは雨水等を容易に地下に浸透できると共に
舗装用として優れた耐摩耗性と十分な圧縮強度を有する
舗装用組成物に関するものである。
従来舗装用道路の成形体として、セメントにＪＩＳに規
定されている細骨材（砂）、粗骨材（砂利）を配合した
コンクリート成形体が知られてし・る。
定されている細骨材（砂）、粗骨材（砂利）を配合した
コンクリート成形体が知られてし・る。
また、アスファルトコンクリートによる舗装も広く行わ
れている。
れている。
さらに、セメントに製鋼時に副生ずるスラグを配合した
透水性高強度コンクリート舗装用組成物も提案されてい
る（特開昭６３−９５１４７号公報）。
透水性高強度コンクリート舗装用組成物も提案されてい
る（特開昭６３−９５１４７号公報）。
従来のコンクリート成形体はそれ自体全く透水性がなく
、これを道路に敷きつめ、その間隙に砂を詰めているが
、雨水等の地下浸透は殆んどない。
、これを道路に敷きつめ、その間隙に砂を詰めているが
、雨水等の地下浸透は殆んどない。
また、アスファルトコンクリートは道路面を均−に被覆
するものであるため透水性は殆んどない。そればかりか
アスファルトコンクリ−トノ場合は夏の暑い日ざしによ
ってはアスファルトが流れ出る等の不便がある〇 即ち、現在使用されている舗装用成形体は雨水を殆んど
利用せず排水溝から川、海にストレートに流している。
するものであるため透水性は殆んどない。そればかりか
アスファルトコンクリ−トノ場合は夏の暑い日ざしによ
ってはアスファルトが流れ出る等の不便がある〇 即ち、現在使用されている舗装用成形体は雨水を殆んど
利用せず排水溝から川、海にストレートに流している。
しかし、雨水は排水溝から川、海にストレートに流さず
地下に浸透させ、街路樹や花壇の植物に与えて環境の改
善に利用すること又は地下に浸透させて地下水を取戻す
ことが必要である。
地下に浸透させ、街路樹や花壇の植物に与えて環境の改
善に利用すること又は地下に浸透させて地下水を取戻す
ことが必要である。
本発明は前述従来の舗装材につＵ〜て種々研究の結果、
透水性を有し、かつ優れた耐摩耗性と高強度を有するコ
ンクリート舗装用組成物を提供することを目的とするも
のである。
透水性を有し、かつ優れた耐摩耗性と高強度を有するコ
ンクリート舗装用組成物を提供することを目的とするも
のである。
本出願の第１の発明はフェロアロイ製造時副生ずるスラ
グの球状粒体又は破砕体の表面を硬化性有機粘結剤で被
覆された透水性高強度舗装用組成物であり、また第２の
発明はフェロアロイ製造時に副生ずるスラグの球状粒体
又は破砕体の表面をセメントで被覆された透水性耐摩耗
性高強度舗装用組成物である。
グの球状粒体又は破砕体の表面を硬化性有機粘結剤で被
覆された透水性高強度舗装用組成物であり、また第２の
発明はフェロアロイ製造時に副生ずるスラグの球状粒体
又は破砕体の表面をセメントで被覆された透水性耐摩耗
性高強度舗装用組成物である。
本発明で使用するフェロアロイのスラグとしてはフェロ
クロムスラグ、フェロニッケルスラグ、フェロバナジウ
ムスラグ、フェロチタンスラグ等である。
クロムスラグ、フェロニッケルスラグ、フェロバナジウ
ムスラグ、フェロチタンスラグ等である。
前記のフェロアロイスラグは従来用いられている骨材に
比較して耐火性に優れ、また高温による熱膨張が小さく
、かつ耐摩耗性に優れていると云う特徴がある。
比較して耐火性に優れ、また高温による熱膨張が小さく
、かつ耐摩耗性に優れていると云う特徴がある。
前記各種スラグのうち耐火性、耐摩耗性その他の物性に
特に優れているものはフェロクロムスラグ、フェロニッ
ケルスラグであり、また最も好ましいものはフェロクロ
ムスラグである。
特に優れているものはフェロクロムスラグ、フェロニッ
ケルスラグであり、また最も好ましいものはフェロクロ
ムスラグである。
フェロクロムスラグはＭｇＯ，ＡＪ２０３及び５ｉ０２
を主成分とし、スピネル型及びフォルステライト型の結
晶構造であることから耐火性、耐摩耗性その他の物性に
優れているものと考えられる。
を主成分とし、スピネル型及びフォルステライト型の結
晶構造であることから耐火性、耐摩耗性その他の物性に
優れているものと考えられる。
前記フェロアロイスラグは、溶融スラグを風砕して得ら
れる球状粒体又はスラグ鍋に取り、自然冷却した塊状ス
ラグを破砕して得られる破砕体の何れであっても良いが
好ましくは風砕して得られた球状粒体を使用する。
れる球状粒体又はスラグ鍋に取り、自然冷却した塊状ス
ラグを破砕して得られる破砕体の何れであっても良いが
好ましくは風砕して得られた球状粒体を使用する。
本発明は前記フェロアロイスラグの球状粒体又は破砕体
の表面に、硬化性有機粘結剤又はセメントを被覆したも
のである。芸に硬化性有機粘結剤はエポキシ樹脂に硬化
剤を加えたものであり、またセメントは適宜水を加えた
スラリー状として被覆する。また、芸で使用するセメン
トは普通セメントの外白色セメント、早強セメント等各
種のものが用いられる外、さらに顔料等を加えて所望の
色に着色することもできる。
の表面に、硬化性有機粘結剤又はセメントを被覆したも
のである。芸に硬化性有機粘結剤はエポキシ樹脂に硬化
剤を加えたものであり、またセメントは適宜水を加えた
スラリー状として被覆する。また、芸で使用するセメン
トは普通セメントの外白色セメント、早強セメント等各
種のものが用いられる外、さらに顔料等を加えて所望の
色に着色することもできる。
また、本発明の組成物は型枠（例えば３０Ｘ３０Ｘ ３
ｃｍ等の舗装用敷板等）に充填して硬化させ、成形体
とすることができるほか、前記組成物をそのま〜道路面
に敷きつめて硬化させても良い。
ｃｍ等の舗装用敷板等）に充填して硬化させ、成形体
とすることができるほか、前記組成物をそのま〜道路面
に敷きつめて硬化させても良い。
本発明では７エロアロイスラグを適宜篩分けて使用する
と充填率が高くなり、特に風砕によって球状化されたも
のは最密充填となり単位容積重量がさらに大きくなり、
耐摩耗性、圧縮強度の優れたものとなる。
と充填率が高くなり、特に風砕によって球状化されたも
のは最密充填となり単位容積重量がさらに大きくなり、
耐摩耗性、圧縮強度の優れたものとなる。
また、本発明はフェロアロイスラグ表面に被覆されてい
る硬化性有機粘結剤又はセメントがバインダーとして働
らきフェロアロ′イ球状粒体又は破砕体が強固に結合さ
れ、従って圧縮強さは大きく、しかも適度の空隙が形成
されるため、透水性、通気性が改善できる。
る硬化性有機粘結剤又はセメントがバインダーとして働
らきフェロアロ′イ球状粒体又は破砕体が強固に結合さ
れ、従って圧縮強さは大きく、しかも適度の空隙が形成
されるため、透水性、通気性が改善できる。
尚、本発明はフェロアロイスラグを使用するものである
が、必要に応じて適宜フェロアロイスラグに天然の岩石
系骨材を配合して使用しても良い。
が、必要に応じて適宜フェロアロイスラグに天然の岩石
系骨材を配合して使用しても良い。
つぎに本発明を下記の各実施例を参照して具体的に説明
する。
する。
実施例１
第１表はフェロアロイスラグの球状粒体、開破砕体、転
炉スラグ、高炉スラグ及び通常用いられている骨材等に
ついての組成、結晶構造及び物性を比較したものである
。
炉スラグ、高炉スラグ及び通常用いられている骨材等に
ついての組成、結晶構造及び物性を比較したものである
。
第１表からフェロクロムスラグは他の骨材に比較して単
位容積重量、すり減り減量率（耐摩耗性）硬度等が極め
て優れていることが解る。
位容積重量、すり減り減量率（耐摩耗性）硬度等が極め
て優れていることが解る。
つぎに、前記フェロクロムスラグ破砕体及び球状粒体を
ＪＩＳ篩で０．６〜１．２酎に夫々篩分けたものを第２
表の如き配合割合で普通セメント。
ＪＩＳ篩で０．６〜１．２酎に夫々篩分けたものを第２
表の如き配合割合で普通セメント。
白色セメント、顔料及び水を加えて混合し、混合物を型
枠（３０Ｘ ３０Ｘ ３ ｃｍ ）に薄い鉄板を敷き詰
めて、バイブレータ−をかけながら上蓋をかけて２分間
処理し、型枠をはずして薄い鉄板ごと取外して湿空養生
を行なって供試体を得、該供試体につき圧壊強度１通気
量を測定した結果、第２表の通りであった。尚、比較の
ために普通砂をＪＩＳ篩で０．６〜１．２朋及び１．２
〜２．５朋に篩分けたものを第２表の配合割合で普通セ
メント、水を加え前記同様型枠で成形体としたものの結
果を併記する。
枠（３０Ｘ ３０Ｘ ３ ｃｍ ）に薄い鉄板を敷き詰
めて、バイブレータ−をかけながら上蓋をかけて２分間
処理し、型枠をはずして薄い鉄板ごと取外して湿空養生
を行なって供試体を得、該供試体につき圧壊強度１通気
量を測定した結果、第２表の通りであった。尚、比較の
ために普通砂をＪＩＳ篩で０．６〜１．２朋及び１．２
〜２．５朋に篩分けたものを第２表の配合割合で普通セ
メント、水を加え前記同様型枠で成形体としたものの結
果を併記する。
実施例２
７ｚロクロムスラグ破砕体９球状粒体を夫々ＪＩＳ篩で
０．６〜１．２朋、１．２〜２．５酊及び２．５〜５朋
の３つの粒度範囲に篩分けたものを第３表の如き配合割
合で硬化性有機粘結剤（エポキシ樹脂：硬化剤＝２：１
）を混合し、実施例１と同様型枠（付着防止のため薄い
樹脂板を敷く）で供試体を得、圧縮強さ９通気量を測定
した結果、第３表の通りであった。尚、比較のために普
通砂をＪＩＳ篩で０．６〜１．２順に篩分けたものに硬
化性有機粘結剤を配合したものを前記同様型枠を用いて
得られた成形体の結果を併記する０ 実施例３ フェロクロムスラブ球状Ｒ体（１，２〜２．５順に篩分
けたもの） ６０ｋｇに、前記実施例２で使用した硬化
性有数粘結剤を２２００ ｃｃを添加して混合し、これ
を歩道（バラスを約１５ｃｍ敷き転圧し、その上に５間
以下の砂を約３ ｃｍ転圧し、さらにその上に前記硬化
性有機粘結剤を散布する）に、コテで約１０朋厚になら
し、約６時間に硬化したので歩道として開放した。
０．６〜１．２朋、１．２〜２．５酊及び２．５〜５朋
の３つの粒度範囲に篩分けたものを第３表の如き配合割
合で硬化性有機粘結剤（エポキシ樹脂：硬化剤＝２：１
）を混合し、実施例１と同様型枠（付着防止のため薄い
樹脂板を敷く）で供試体を得、圧縮強さ９通気量を測定
した結果、第３表の通りであった。尚、比較のために普
通砂をＪＩＳ篩で０．６〜１．２順に篩分けたものに硬
化性有機粘結剤を配合したものを前記同様型枠を用いて
得られた成形体の結果を併記する０ 実施例３ フェロクロムスラブ球状Ｒ体（１，２〜２．５順に篩分
けたもの） ６０ｋｇに、前記実施例２で使用した硬化
性有数粘結剤を２２００ ｃｃを添加して混合し、これ
を歩道（バラスを約１５ｃｍ敷き転圧し、その上に５間
以下の砂を約３ ｃｍ転圧し、さらにその上に前記硬化
性有機粘結剤を散布する）に、コテで約１０朋厚になら
し、約６時間に硬化したので歩道として開放した。
また、翌日水道ホースで散水しく約８０酊／時の降水量
程度で）透水の具合を調べた処極めて良好であった。
程度で）透水の具合を調べた処極めて良好であった。
以北の如く本発明は従来殆んど使用されていないフェロ
アロイスラグを硬化性有機粘結剤又はセメントで被覆し
たものであって、これを成形体とするか又は直接路面に
敷きつめて使用するとき、硬化性有数粘結剤又はセメン
トがバインダーとして働らき、耐摩耗性に優れ、高強度
、かつ透水性に優れた舗装材たらしめることができるか
ら、道路に使用するほかテニスコート バレーコート或
いはプールサイド等に広く使用でき、しかも雨水の退没
改善により街路樹、花壇等の生育を助長でき、尚の環境
改善に資することができる。
アロイスラグを硬化性有機粘結剤又はセメントで被覆し
たものであって、これを成形体とするか又は直接路面に
敷きつめて使用するとき、硬化性有数粘結剤又はセメン
トがバインダーとして働らき、耐摩耗性に優れ、高強度
、かつ透水性に優れた舗装材たらしめることができるか
ら、道路に使用するほかテニスコート バレーコート或
いはプールサイド等に広く使用でき、しかも雨水の退没
改善により街路樹、花壇等の生育を助長でき、尚の環境
改善に資することができる。
Claims (2)
- （１）フェロアロイ製造時副生するスラグの球状粒体又
は破砕体の表面を硬化性有機粘結剤で被覆されているこ
とを特徴とする透水性、耐摩耗性高強度舗装用組成物。 - （２）フェロアロイ製造時副生するスラグの球状粒体又
は破砕体の表面がセメントで被覆されていることを特徴
とする透水性、耐摩耗性高強度舗装用組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21451188A JP2640839B2 (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 | 透水性、耐摩耗性高強度舗装用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21451188A JP2640839B2 (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 | 透水性、耐摩耗性高強度舗装用組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0264045A true JPH0264045A (ja) | 1990-03-05 |
| JP2640839B2 JP2640839B2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=16656932
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21451188A Expired - Lifetime JP2640839B2 (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 | 透水性、耐摩耗性高強度舗装用組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2640839B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06345513A (ja) * | 1993-06-04 | 1994-12-20 | Okutama Kogyo Kk | 擬石ブロック |
| JP2007291783A (ja) * | 2006-04-26 | 2007-11-08 | Machida Corporation Kk | 保水性ブロック |
| CN110049852A (zh) * | 2017-04-03 | 2019-07-23 | 金太显 | 利用了再生合成树脂的透水块制造系统 |
| WO2021010818A1 (en) * | 2019-07-12 | 2021-01-21 | Denka Company Limited | Floor patching composition |
| CN115196991A (zh) * | 2022-05-23 | 2022-10-18 | 商洛学院 | 一种具有梯度孔径的高效过滤透水砖及其制备方法、应用 |
-
1988
- 1988-08-29 JP JP21451188A patent/JP2640839B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06345513A (ja) * | 1993-06-04 | 1994-12-20 | Okutama Kogyo Kk | 擬石ブロック |
| JP2007291783A (ja) * | 2006-04-26 | 2007-11-08 | Machida Corporation Kk | 保水性ブロック |
| CN110049852A (zh) * | 2017-04-03 | 2019-07-23 | 金太显 | 利用了再生合成树脂的透水块制造系统 |
| CN110049852B (zh) * | 2017-04-03 | 2021-06-04 | 金太显 | 利用了再生合成树脂的透水块制造系统 |
| WO2021010818A1 (en) * | 2019-07-12 | 2021-01-21 | Denka Company Limited | Floor patching composition |
| CN115196991A (zh) * | 2022-05-23 | 2022-10-18 | 商洛学院 | 一种具有梯度孔径的高效过滤透水砖及其制备方法、应用 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2640839B2 (ja) | 1997-08-13 |
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