JP2787514B2 - 有機エレクトロルミネッセンス素子 - Google Patents

有機エレクトロルミネッセンス素子

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JP2787514B2
JP2787514B2 JP3136823A JP13682391A JP2787514B2 JP 2787514 B2 JP2787514 B2 JP 2787514B2 JP 3136823 A JP3136823 A JP 3136823A JP 13682391 A JP13682391 A JP 13682391A JP 2787514 B2 JP2787514 B2 JP 2787514B2
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polymer
light
polymerization
layer
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禎範 錦谷
義之 霜
信行 黒田
一雄 松浦
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps

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  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Luminescent Compositions (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は有機エレクトロルミネッ
センス素子に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の高度情報化社会の進展にともな
い、種々の表示素子が開発されており、中でもエレクト
ロルミネッセンス素子(以下EL素子と略す)は、全固
体で理想的な面発光素子および表示素子として注目され
ている。
【0003】従来EL素子としては、発光層に無機発光
剤であるZnS:Mnを用い、2枚の電極で挟持した型
のEL素子が広く使用されている。しかし該EL素子
は、衝突励起型といわれる発光機構で作動するために、
交流100V以上の駆動電圧を要し、発光効率が低く、
低輝度であるという欠点がある。また、使用できる無機
発光体の種類が少ないために、発光色が限られ、フルカ
ラー化が困難であるという問題もある。
【0004】そこで最近は、従来の発光機構とは異なる
注入型の有機薄膜EL素子が種々提案されている。例え
ばC.W.Tangらは、数10V程度の低い直流電圧で可
動し、発光ダイオードと同等な高輝度の発光を得るため
に、発光層とホール注入電極との間にアリールアミン系
化合物を蒸着した有機ホール輸送層を設け、電子注入電
極として仕事関数の小さいマグネシウム等の金属を用い
るEL素子、発光性の電子輸送層とホール注入層との2
層を2枚の電極で挟持したEL素子および発光性の電子
輸送層中にクマリン等のドーパントをドープし、該ドー
パントの蛍光を発光源とするEL素子(Appl. Phys. Le
tt.51(12),913(1987))を提案してい
る。また安達らは、EL素子の発光効率を向上させる目
的で、ホール輸送層、発光層及び電子輸送層の3層を2
枚の電極で挟持したEL素子(Jpn. Journal of Applie
d Physics 27,No.2 L269(1988))を提
案している。
【0005】しかしながら前述のEL素子は、発光層、
電子輸送層及びホール輸送層を構成する成分として、モ
ノマーを使用しているため、蒸着等の方法を用いてホー
ル輸送層、発光層及び電子輸送層を形成しなければなら
ず、前記層の膜厚を一定にすることが困難であり、従っ
て得られる素子の明るさや色にむらが生じるという欠点
がある。また更には、ピンホール等の欠陥が生じやすい
ので、素子内部でショートが生じ、素子が発光せず、且
つ周辺の素子に悪影響を及ぼす等の欠点が生ずる。また
前述のとおり各層の形成が蒸着法で行なわれるため、層
の面積を大きくすることが困難である。
【0006】そこで、更に最近においてはホ-ル輸送層
及び電子輸送層がポリマ-で構成されたEL素子が提案
されているが、この場合においても発光層は、発光剤を
電子輸送層のポリマ−中に分散するか、または真空蒸着
により作製しなければならず、製造方法が煩雑であり、
発光特性も大きくばらつくという問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、ピンホール等の欠陥が無く、低い電圧で優れた発
光性を有し、且つ容易に製造することができる有機EL
素子を提供することにある。
【0008】また本発明の別の目的は、電極以外は、全
てポリマ−により構成することができる有機ポリマ−型
EL素子を提供することにある。
【0009】
【発明を解決するための手段】本発明によれば、下記一
般式化2〔式中R1は、水素原子又は炭素数1〜4のア
ルキル基を示し、R2は、炭素数1〜8の炭化水素残
基、アルコキシ基、アリロキシ基、アルデヒド基、アミ
ノ基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシル基、カルボキ
シル基、ベンゾチアゾ−ル基若しくはハロゲン原子を示
し、Xは酸素原子若しくはR3−N<(式中R3は、水素
原子若しくは炭素数1〜4のアルキル基を示す)を示
す。またmは、1〜5の整数を示す。この際mが2〜5
の整数の場合には、R2は同一であっても異なっていて
もよい。更にnは2以上の整数を示す〕で表わされるポ
リマー(以下発光性ポリマ−1と称す)を必須の構成成
分として含有する発光層を有することを特徴とする有機
エレクトロルミネッセンス素子が提供される。
【0010】
【化2】
【0011】以下本発明を更に詳細に説明する。
【0012】本発明の有機EL素子は、例えばホール輸
送層、発光層及び電極を有する2層型の有機EL素子等
において、特定のポリマーを必須の構成成分とする発光
層を有することを特徴とする。
【0013】本発明において発光層の構成成分として含
まれる前記特定のポリマーは、前記一般式化2で表わさ
れる発光性ポリマ−1である。
【0014】前記発光性ポリマ−1のR1及びR3におけ
る、アルキル基としては、例えばメチル基、エチル基、
プロピル基、イソプロピル基、ブチル基等を好ましく挙
げることができる。またR2における炭素数1〜8の炭
化水素残基としては、炭素数1〜6の炭化水素残基が好
ましく、具体的には例えば、メチル基、エチル基、プロ
ピル基、ブチル基等のアルキル基;フェニル基、トリル
基などのアリ−ル基等が挙げられ、アルコキシ基として
はメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基
等が挙げられ、アリロキシ基としてはフェノキシ基等が
挙げられ、更にハロゲン原子としては、フッ素原子、塩
素原子、臭素原子、ヨウ素原子等を好ましく挙げること
ができる。
【0015】前記発光性ポリマ−1においてR1の炭素
数が5以上の場合、R3の炭素数が5以上の場合又はR2
の炭素数が9以上の場合には製造が困難である。
【0016】前記発光性ポリマー1を構成するモノマー
(以下原料モノマ−と称す)としては、例えば4−メチ
ルウンベリフェロニルメタクリレ−ト、N−エチル−N
−(7−(4,6−ジメチルクマリニル)メタクリルア
ミド)、N−(7−(4−トリフルオロメチルクマリニ
ル)メタクリルアミド)、4−メチル−8−ジメチルア
ミノメチルウンベリフェロニルメタクリレ−ト、3−ク
ロロ−4−メチルウンベリフェロニルメタクリレ−ト、
3,4,8−トリメチルウンベリフェロニルメタクリレ
−ト、4−メチル−6−メタクリロイルオキシウンベリ
フェロン、6−メトキシウンベリフェロニルメタクリレ
−ト、5−ニトロウンベリフェロニルアクリレ−ト、4
−シアノウンベリフェロニルアクリレ−ト、4−ブロモ
ウンベリフェロニルアクリレ−ト、N−(7−(3−メ
チル−4−クロロクマリニル)アクリルアミド)、N−
(7−(4−メチルクマリニル)−α−エチルアクリル
アミド)、N−エチル−N−(7−(3−ベンゾチアゾ
−ルクマリニル)−α−エチルアクリルアミド)、3−
フェノキシカルボニル−5−(α−エチルアクリロイル
オキシ)クマリン、N−(5−(3−フェニルクマリニ
ル)−1’−ペンテン−2’−カルボキシル酸アミ
ド)、7−(1’−ペンテン−2’−カルボニルオキ
シ)−3,4−ベンゾクマリン、4−シアノ−6−
(1’−ヘキセン−2’−カルボニルオキシ)−7−ニ
トロクマリン等を好ましく挙げることができる。
【0017】前記発光性ポリマ−1の重合度は、前記一
般式化2中のnが2以上、好ましくは2〜10000、
特に好ましくは2〜5000、更に好ましくは5〜10
00の範囲となるようにすれば良い。この際nが100
00を超える場合には、溶媒に対する溶解性が低下する
ので好ましくない。また該発光性ポリマ−1の数平均分
子量は、500以上好ましくは500〜200000
0、特に好ましくは1000〜1000000であるの
が望ましい。
【0018】前記発光性ポリマ−1を調製するには、例
えばまず下記一般式化3(式中R1は前記一般式化2中
のR1と同一であり、Yはヒドロキシル基、カルボキシ
ル基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子
等の脱離基を示す)で表わされる化合物(以下不飽和化
合物2と称す)と、下記一般式化4(式中R2、Xおよ
びmは、前記一般式化2中のR2、Xおよびmとそれぞ
れ同一であり、Zは水素原子又はリチウム原子、ナトリ
ウム原子、カリウム原子、ルビジウム原子、セシウム原
子等のアルカリ金属原子等の脱離基を示す)で表わされ
る化合物(以下クマリン誘導体3と称す)とを、好まし
くはベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族溶媒等の
溶媒中にて撹拌反応させ、前記原料モノマーを得ること
ができる。
【0019】
【化3】
【0020】
【化4】
【0021】この際用いる前記不飽和化合物2として
は、アクリル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸クロライド、メタクリル酸、無水メタク
リル酸、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メ
タクリル酸クロライド、メタクリル酸ブロマイド、α−
エチルアクリル酸、α−エチルアクリル酸フルオライ
ド、1−ペンテン−2−カルボキシル酸、1−ペンテン
−2−カルボキニルアイオダイド、1−ヘキセン−2−
カルボキシル酸、1−ヘキセン−2−カルボニルクロラ
イド等を好ましく挙げることができ、特にアクリル酸ク
ロライド、メタクリル酸クロライドを好ましく挙げるこ
とができる。
【0022】また前記クマリン誘導体3としては、4−
メチルウンベリフェロン、4,6−ジメチル−7−エチ
ルアミノクマリン、4−トリフルオロメチル−7−アミ
ノクマリン、5−ニトロウンベリフェロン、4−メチル
−8−ジメチルアミノメチルウンベリフェロン、3−ク
ロロ−4−メチルウンベリフェロン、3,4,8−トリ
メチルウンベリフェロン、4−メチル−6−ハイドロキ
シウンベリフェロン、6−メトキシウンベリフェロン、
4−シアノウンベリフェロン、4−ブロモウンベリフェ
ロン、3−ブロモ−4−メトキシ−5−ニトロウンベリ
フェロン、3−メチル−4−クロロ−7−アミノクマリ
ン、4−メチル−7−アミノクマリン、3−ベンゾチア
ゾ−ル−7−エチルアミノクマリン、3−エトキシカル
ボニル−5−ハイドロキシクマリン、4−ハイドロキシ
−5,7−ジメトキシクマリン、3−メチルカルボニル
−4−ハイドロキシクマリン、3−フェニル−5−アミ
ノクマリン、7−ヒドロキシ−3,4−ベンゾクマリ
ン、3−エチル−5−ハイドロキシ−6−ブロモ−7−
メトキシクマリン、4−メチル−5−ハイドロキシ−8
−ニトロクマリン、5,7−ジニトロ−8−ハイドロキ
シクマリン、4−オクチルウンベリフェロン、4−シア
ノ−6−ハイドロキシ−7−ニトロクマリン等を好まし
く挙げることができ、特に4−メチルウンベリフェロ
ン、4,6−ジメチル−7−エチルアミノクマリン、4
−トリフルオロメチル−7−アミノクマリン、5−ニト
ロウンベリフェロンを好ましく用いることができる。
【0023】前記不飽和化合物2とクマリン誘導体3と
を反応させる際、反応温度は溶媒の融点から沸点の範囲
であれば特に限定されるものではないが、例えば0〜1
00℃、好ましくは20〜80℃の範囲であるのが望ま
しい。また前記反応を行なう際の、前記不飽和化合物2
と、前記クマリン誘導体3との仕込み比は、好ましく
は、モル比で1:0.1〜10の範囲であり、特に好まし
くは1:0.7〜1.3の範囲である。前記不飽和化合
物2に対するクマリン誘導体3の仕込み比が0.1未満
の場合には反応が進行せず、10を超えると精製が困難
となるので好ましくない。
【0024】上記反応の際には副生成物YZ(Y及びZ
は前記一般式化3及び化4の脱離基を示す)が生成する
が、該副生成物YZが沈澱物の場合には濾過により、ま
た該副生成物YZが酸として溶解する場合には、例えば
トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミ
ン、ピリジン等のアミン化合物または塩基等を加え、若
しくは前記クマリン誘導体3においてXが R3−N<
の場合には前記クマリン誘導体3を多量に反応系に加
え、塩に変換して沈澱させた後に濾過することにより、
さらに該副生成物YZが水の場合にはモレキュラシーブ
等の脱水剤により除去することにより原料モノマーを得
ることができる。
【0025】次いで得られた原料モノマーが活性水素を
含んでいない場合には、通常のアニオン重合法またはラ
ジカル重合法等により、また活性水素を含んでいる場合
には通常のラジカル重合法等により重合開始剤の存在
下、原料モノマーを溶媒に溶解させ、重合を行なうこと
により前記発光性ポリマ−1を得ることができる。アニ
オン重合法により原料モノマーを重合する場合には、重
合開始剤として、例えばリチウム、カリウム、ナトリウ
ム等のアルカリ金属またはLiR,NaR,AlR3
ZnR2,MgR2(Rは炭素数1〜24、好ましくは1
〜12のアルキル基もしくはフェニル基等が好ましい)
等の有機金属化合物を用いることができ、またラジカル
重合法により原料モノマーを重合する場合には重合開始
剤として、例えば過酸化ベンゾイルやアゾビスイソブチ
ロニトリル(以下AIBNと略す)、過酸化ラウロイ
ル、過硫酸カリウム等のラジカル重合開始剤を用いるこ
とができる。前記重合を行う際の溶媒としては、前記発
光性ポリマ−1を溶解させ、且つ重合反応を阻害しない
ものなら特に限定されるものではなく、例えば芳香族炭
化水素、環状エーテル、アミド化合物などが好ましく用
いられ、具体的には、例えばベンゼン、トルエン、キシ
レン、テトラヒドロフラン(以下THFと称す)、N,
N−ジメチルアセトアミド等を好ましく挙げることがで
きる。
【0026】前記重合する際の重合温度は、溶媒の融点
から沸点の範囲であれば特に限定されるものではなく、
好ましくは20〜70℃で行うことができる。前記方法
等により得られた発光性ポリマ−1が、溶媒から析出す
る場合には直接濾過し、また溶媒に溶解している場合に
は例えばメタノール、エタノール、プロパノール等のア
ルコール、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン等の脂肪族炭
化水素等の貧溶媒中で析出させた後に濾過することによ
り精製することができる。また重合度は、ラジカル重合
開始剤濃度、重合温度等を制御することにより容易に調
整することができる。
【0027】本発明において、前記発光性ポリマ−1を
有する発光層は、電気を印加することによって発光する
層であって、前記発光性ポリマ−1を含有しておれば十
分であるが、前記発光性ポリマ−1の性質を損なわない
範囲にて、更に各種添加剤を混合して用いても良い。
【0028】本発明において、前記発光層を形成するに
は、例えば前記発光性ポリマ−1を有機溶剤に溶解し、
スピンコート法、キャスト法、ディッピング法等を用い
て、後述するホール輸送層上等にコートする等して形成
することができる。前記有機溶剤としては、前記発光性
ポリマ−1を溶解するものであれば特に限定されるもの
ではないが、具体的には例えば、ベンゼン、トルエン、
キシレン、テトラヒドロフラン、N,N−ジメチルアセ
トアミド等を好ましく挙げることができる。またコート
する際の発光性ポリマ−1を含む溶液は、ホール及び電
子のトラップ剤とならないような添加剤であればどのよ
うな添加剤等を含んでいてもよい。
【0029】また前記発光層の膜厚は好ましくは、10
0〜3000Å、特に好ましくは500〜1500Åの
範囲となるようにコートするのが好ましい。前記膜厚が
100Å以下の場合は、輝度の低下及びピンホールの発
生が生じ、3000Åを超える場合には、素子自体の抵
抗の増大による作動電圧の上昇をもたらすので好ましく
ない。
【0030】本発明において、ホール輸送層とは、電圧
を印加した際に、ホールのみを効率よく輸送するホール
輸送材料を主要な構成成分とする層である。該ホール輸
送材料としては、ホール輸送性を有する物質であれば、
特に制限されるものではないが、ホ−ル輸送層としてポ
リマ−を用いることにより、全ポリマ−型EL素子を得
ることができるので、ホ−ル輸送性ポリマ−を用いるこ
とが好ましい。該ホ−ル輸送性ポリマ−としては例えば
下記一般式化5(式中R4,R5,R6,R7およびR
8は、同一または異なる基であって、それぞれ水素原子
または炭素数1〜20の炭化水素残基を示し、Ar1
びAr2は同一又は異なる基であって、それぞれ2価の
芳香族炭化水素残基を示す。またkは0以上、lは1以
上、tは2以上の整数を示す)で表わされるポリマー、
具体的には前記一般式化5で表わされるポリマー中のR
4,R5及びR6は、例えばアルキル基、各種アリール
基、アラルキル基又はそれらの誘導体等の炭素数1〜2
0の炭化水素残基又は水素原子であるのが好ましく、ま
たR7及びR8は、アルキル基、各種アリール基、アラル
キル基又はその誘導体、フリル基、ピリジル基等の炭素
数1〜20の炭化水素残基又は水素原子であるのが望ま
しい。更にAr1は、例えばフェニレン基、メチルフェ
ニレン基等のフェニレン誘導体基等の2価の芳香族炭化
水素残基であるのが好ましく、またAr2は、例えば各
種フェニレン基、ビフェニレン基又はそれらの誘導体、
2価の単環式又は縮合多環式芳香族炭化水素残基、2価
のヘテロ原子含有縮合複素環式芳香族炭化水素残基等の
2価の芳香族炭化水素残基であるのが望ましい。更にま
たkは、好ましくは0〜50、特に好ましくは0〜10
の整数、lは好ましくは1〜50、特に好ましくは1〜
30の整数、tは好ましくは2〜1000、特に好まし
くは5〜500の整数である。前記一般式化5で表わさ
れるポリマーは機械的強度が高く、更にマトリックスポ
リマーが不要なために、高いホール輸送能力を有するポ
リマーであって、具体的には、下記化学式化6、化7、
化8、化9で表わされるポリマーを好ましく挙げること
ができる。
【0031】
【化5】
【0032】
【化6】
【0033】
【化7】
【0034】
【化8】
【0035】
【化9】
【0036】前記ホ−ル輸送性ポリマ−を調整するに
は、例えば下記一般式化10(式中R4、R5、R6、A
1、Ar2、k及びlは、前記一般式化5中のR4
5、R6、Ar1、Ar2、k及びlとそれぞれ同一であ
る)で表わされる化合物、具体的には、例えばN,N′
−ジフェニル−p−フェニレンジアミン系化合物、N−
フェニル−N′−(4−フェニルアミノ)フェニル−p
−フェニレンジアミン系化合物等と、アルデヒド、アル
デヒド重合体、ケトン等の各種カルボニル化合物とを、
エチルエーテル、THF等のエーテル類、クロロホルム
等のハロゲン化炭化水素類、ニトロベンゼン等のニトロ
化合物、アセトニトリル、プロピレンカーボネート等の
各種有機溶媒中にて、好ましくは0〜200℃の温度
で、触媒として酸又はアルカリを用い、好ましくは1分
〜500時間、特に好ましくは5分〜200時間の範囲
の反応時間にて、重縮合反応を行なう方法等により得る
ことができる。前記ホール輸送層を形成するには、前記
ホール輸送材料を、クロロホルム、ベンゼン、THF、
塩化メチレン、N−メチルピロリドン又はニトロベンゼ
ン等の有機溶媒に溶解し、スピンコート法、キャスト
法、ディッピング法等を用いて、後述する透光性電極上
等にコートすることにより得ることができる。
【0037】
【化10】
【0038】この際特にピンホール等の欠陥のないサブ
ミクロンオーダーの均一薄膜を作成するためには、スピ
ンコート法が最も好ましい。前記ホール輸送層の膜厚
は、ホール輸送を効率よく行う為に、100〜3000
Åの範囲が好ましく、特に好ましくは500〜1500
Åの範囲である。
【0039】本発明の有機EL素子における陽極として
は、透光性電極を好ましく用いることができる。該透光
性電極としては、例えばガラス板又はポリエステル等の
透明な合成樹脂フィルム等の透明基板上に、透明導電層
を設けたものなどが挙げられる。該透明導電層は、例え
ば金、白金などの金属、酸化スズ、酸化インジウム等の
金属酸化物を、好ましくはスパッタリング法、真空蒸着
法等を用いることによって透明基板上に形成することが
できる。また陰極を構成する材料としては、通常仕事関
数の比較的小さい金属、例えばアルミニウム、インジウ
ム、マグネシウム、タングステン、チタン、モリブデン
等を好ましく挙げることができ、前記発光層上等に、好
ましくは蒸着等の方法を用いて形成することができる。
【0040】次に本発明の有機EL素子の好ましい製造
方法を図を参照して説明する。
【0041】図1は、2層型の有機EL素子10の概略
図であって、該素子10は、まず溶媒に溶解したホール
輸送材料を、上面に透明導電層12が設けられた透明電
極11上にコートし、溶媒を揮発させることによりホー
ル輸送層13を形成する。次いでホ−ル輸送材料を溶解
しない溶媒を用いて、発光性ポリマー1を含む材料を溶
解し、得られた溶液をホール輸送層13上にコートし、
溶媒を蒸発させることにより、発光層14を形成した
後、陰極を構成する材料を、発光層14上に真空蒸着等
によって貼着し、陰極15を形成することにより得るこ
とができる。
【0042】
【発明の効果】本発明は、発光層材料として特定の発光
性ポリマーを使用するため、低い電圧で優れた発光性を
有し、且つ膜厚が均一であって、ピンホール等の欠陥が
なく、信頼性の高い有機EL素子を製造することができ
る。また前記ポリマーを使用するため、スピンコート法
等により容易に製造することができ、従って大面積化が
容易であり、量産化が可能である。
【0043】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0044】
【実施例1】4−メチルウンベリフェロン10gと、触
媒としてピリジン5.5mlとを含むTHF溶液70ml
に、メタクリル酸クロライド6.6mlを含むTHF溶液
30mlを滴下した。滴下終了後、45℃の温度下で3時
間30分間反応を行なった後、生成した白色沈澱物を窒
素下にて濾過した。次いで得られた濾液に微量のヒドロ
キノンを添加し、窒素バブリングを行い、濾液中のTH
Fを除去した。更に得られた白色結晶をクロロホルムに
溶解し、飽和食塩水を用いて洗浄して、Na2SO4で一
晩乾燥した。乾燥後、エバポレーターで溶媒を除去し、
得られた結晶をメタノール再結晶法により精製して6.
0gの白色結晶を得た。この際収率は43%であった。
得られた白色結晶についてIRスペクトルを測定した結
果、4−メチルウンベリフェロニルメタクリレート(以
下UMAと略す)であることが確認された。該IRスペ
クトルを図2に示す。
【0045】次に前記UMA2gと重合開始剤としてA
IBN40mgとを、N,N−ジメチルアセトアミド3ml
に溶解し、窒素雰囲気下、60℃にて4時間重合させ
た。重合終了後、得られた重合反応溶液をメタノール中
に滴下して再沈を行い、1.4gのポリ4−メチルウン
ベリフェロニルメタクリレート(以下PUMAと略す)
を得た。PUMAの数平均分子量は90000(平均重
合度n=369)であり、収率は70%であった。得ら
れたPUMAのIRスペクトルを図3に示す。
【0046】次に、窒素置換した100ml三つ口フラス
ココにN−トリルジフェニルアミン2.5gを投入し、
ニトロベンゼン20mlを加えて溶解させた後、p−トル
エンスルホン酸40mg、パラアルデヒド0.6mlを加え
て80℃で4時間反応させた。次いで反応液をエタノー
ル300ml中に投入し、析出した灰白色の沈澱物を濾別
し、エタノール及び蒸留水で洗浄した後、さらにクロロ
ホルム−エタノール混合液で再沈澱を行ない精製、乾燥
して2.6gの白色粉末を得た。得られた粉末のGPC
(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)測定を行
なった結果、溶出曲線のピークトップ分子量、約9,0
00(重合度約31)の高分子量体であった。また1
−NMR,13C−NMR,IRを測定した結果、下記構
造式化11で表わされるN−トリルジフェニルアミン−
パラアルデヒド縮重合体であることが判明した。13C−
NMRを図4に示す。
【0047】
【化11】
【0048】次いでまず透光性電極として5cm×5cmの
ITOガラス(松崎真空社製、平面抵抗10Ω/cm2
を、トルエン中及びイソプロピルアルコールと水との等
重量混合溶液中で超音波洗浄した。
【0049】続いて、前記N−トリルジフェニルアミン
−パラアルデヒド縮重合体50mgをクロロホルム−トル
エン混合溶媒(重量比80:20)5mlに溶解し、前記
ITOガラス上にスピンコート法によりコートした。こ
の際の膜厚は約950Åであった。
【0050】次にPUMA500mgをN,N−ジメチル
アセトアミド10mlに溶解し、先にコートしたN−トリ
ルジフェニルアミン−パラアルデヒド縮重合体膜上にス
ピンコート法によりコートして、発光層を形成した。こ
の際のPUMA層の膜厚は、約400Åであった。最後
にアルミニウムを蒸着して、厚さ約3000Å、面積約
0.25cm2の陰極とし、有機EL素子を得た。得られ
たEL素子に直流電圧を印加し、電圧を上昇させたとこ
ろ、12Vより面全体が青白色に発光した。
【0051】
【実施例2】4,6−ジメチル−7−エチルアミノクマ
リン10gを含むTHF溶液200mlに、メタクリル酸
クロライド2.3mlを含むTHF溶液50mlを滴下し
た。滴下終了後40℃の温度下で、9時間反応を行なっ
た後、生成した白色沈澱物を窒素下で濾過した。次いで
得られた濾液に微量のヒドロキノンを添加し、窒素バブ
リングを行い、濾液中のTHFを除去した。更に得られ
た白色結晶をクロロホルムに溶解し、飽和食塩水を用い
て洗浄して、Na2SO4で一晩乾燥した。乾燥後エバポ
レーターで溶媒を除去し、得られた結晶をメタノール−
クロロホルム混合溶媒(重量比=1:1)を用いて再結
晶により精製を行い、5.9gの白色結晶を得た。この
際の収率は91%であった。得られた白色結晶につい
て、IRスペクトルを測定した結果、N−エチル−N−
(7−(4,6−ジメチルクマリニル)メタクリルアミ
ド)(以下ECMAと略す)であった。該IRスペクト
ルを図5に、またDSCスペクトルを図6に示す。
【0052】次に前記ECMA2.0gと、重合開始剤
としてAIBN40mgとを、N,N−ジメチルアセトア
ミド50mlに溶解し、窒素雰囲気下、60℃にて6時間
重合を行なった。重合終了後、得られた重合反応溶液を
濃縮して3mlとした後、メタノール中に滴下して再沈を
行ない、540mgのポリN−エチル−N−(7−
(4,6−ジメチルクマリニル)メタクリルアミド)
(以下PECMAと略す)を得た。得られたPECMA
の数平均分子量は11000(重合度n=39)であ
り、また収率は27%であった。得られたPECMAの
DSCスペクトルを図7に示す。
【0053】次いでPUMAに代えて前記PECMAを
用いた以外は実施例1と同様にして、有機EL素子を製
造した。得られた素子に直流電圧を印加し、電圧を上昇
させたところ、10Vより面全体が青白色に発光した。
尚、発光層の膜厚は、200Åであった。
【0054】
【実施例3】3−ブロモ−4−メトキシ−5−ニトロウ
ンベリフェロン10gと、触媒としてピリジン5.5ml
とを含むTHF溶液70mlに、メタクリル酸クロライド
3.7mlを含むTHF溶液30mlを滴下した。滴下終了
後、45℃の温度下で、4時間反応を行なった。反応終
了後、生成した白色沈澱物を窒素下で濾過した。次いで
得られた濾液に微量のヒドロキノンを添加し、窒素バブ
リングを行い、濾液中のTHFを除去した。更に得られ
た白色結晶をクロロホルムに溶解し、飽和食塩水を用い
て洗浄して、Na2SO4で一晩乾燥した。乾燥後エバポ
レーターで溶媒を除去し、得られた結晶をメタノール再
結晶法により精製を行い、7.0gの白色結晶を得た。
この際の収率は55%であった。得られた白色結晶につ
いて、IRスペクトルを測定した結果、3−ブロモ−4
−メトキシ−5−ニトロウンベリフェロニルメタクリレ
−ト(以下BUMAと略す)であった。
【0055】次に前記BUMA2.0gと、重合開始剤
としてAIBN40mgとを、N,N−ジメチルアセトア
ミド50mlに溶解し、窒素雰囲気下、60℃にて6時間
重合を行なった。重合終了後、得られた重合反応溶液を
濃縮して3mlとした後、メタノール中に滴下して再沈を
行ない、600mgのポリ3−ブロモ−4−メトキシ−
5−ニトロウンベリフェロニルメタクリレ−ト(以下P
BUMAと略す)を得た。得られたPBUMAの数平均
分子量は15000(重合度n=39)であり、また収
率は30%であった。
【0056】次いでPUMAに代えて、前記PBUMA
を用いた以外は実施例1と同様にして、有機EL素子を
製造した。得られた素子に直流電圧を印加し、電圧を上
昇させたところ、15Vより面全体が青白色に発光し
た。尚、発光層の膜厚は、300Åであった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の有機EL素子を示す概略図である。
【図2】実施例1で製造したUMAのIRスペクトルを
示すチャートである。
【図3】実施例1で製造したPUMAのIRスペクトル
を示すチャートである。
【図4】実施例1で製造したN−トリルジフェニルアミ
ン−パラアルデヒド縮重合体の13C−NMRスペクトル
を示すチャートである。
【図5】実施例2で製造したECMAのIRスペクトル
を示すチャートである。
【図6】実施例2で製造したECMAのDSCスペクト
ルを示すチャートである。
【図7】実施例2で製造したPECMAのDSCスペク
トルを示すチャートである。
【符号の説明】
10 有機EL素子 11 透光性電極 13 ホール輸送層 14 発光層 15 陰極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松浦 一雄 神奈川県横浜市中区千鳥町8番地 日本 石油株式会社中央技術研究所内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C09K 11/06 CA(STN)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式化1〔式中R1は、水素原子
    又は炭素数1〜4のアルキル基を示し、R2は、炭素数
    1〜8の炭化水素残基、アルコキシ基、アリロキシ基、
    アルデヒド基、アミノ基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロ
    キシル基、カルボキシル基、ベンゾチアゾ−ル基若しく
    はハロゲン原子を示し、Xは酸素原子若しくはR3−N
    <(式中R3は、水素原子若しくは炭素数1〜4のアル
    キル基を示す)を示す。またmは、1〜5の整数を示
    す。この際mが2〜5の整数の場合には、R2は同一で
    あっても異なっていてもよい。更にnは2以上の整数を
    示す〕で表わされるポリマーを必須の構成成分として含
    有する発光層を有することを特徴とする有機エレクトロ
    ルミネッセンス素子。 【化1】
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