JP2787358B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2787358B2 JP33283089A JP33283089A JP2787358B2 JP 2787358 B2 JP2787358 B2 JP 2787358B2 JP 33283089 A JP33283089 A JP 33283089A JP 33283089 A JP33283089 A JP 33283089A JP 2787358 B2 JP2787358 B2 JP 2787358B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、前面側に設けられて少なくとも排出装置か
ら排出される賞球を貯留可能な球供給皿と、該球供給皿
からオーバーフローした球を受け入れて貯留する球貯留
皿と、該球貯留皿に貯留する球を外部に抜き出す球抜き
装置とを備えた遊技機に関するものである。
〈従来の技術〉 従来より、小球を弾発して遊技を行う遊技機としてパ
チンコ機が広く知られており、斯かる弾発遊技を行うパ
チンコ機では、球を弾発する機構が必要であると共に、
遊技者が遊技店より借り受けた球や遊技により獲得した
賞球等を貯留する機構も重要である。このようなことか
ら、球貯留皿の底部に球抜き孔を開設するとともに、該
球抜き孔にシャッター部材を設け、遊技者がシャッター
部材の球抜き操作部を手で移動すると球抜き孔が開放さ
れ、球貯留皿内の球を簡単に抜き出せるようにしたパチ
ンコ機は、実開昭62−116776号公報などにより公知であ
る。斯かるパチンコ機においては、シャッター部材をス
プリングにより付勢し、常には球抜き孔が閉塞されるよ
うに構成してある。したがって、球貯留皿内の球を抜き
出すためには、スプリングの付勢に抗してシャッター部
材の球抜き操作部を手で押えていなければならない。
〈発明が解決しようとする課題〉 デジタル表示器に「7」「7」「7」等が表示された
り、球が所謂V入賞口に入賞するなどして特別遊技状態
が起生され、この特別遊技状態の起生に基づいて遊技者
は短時間内に多数の賞球が排出される可能性があるた
め、特別遊技状態が起生されてから間もなく球供給皿及
び球貯留皿に球が充満してしまう可能性も高く、遊技者
は遊技を続けながらも球抜き操作部を操作して球貯留皿
内の球を抜き出すという煩雑な作業を余儀なくされる。
すなわち、球貯留皿内の球を抜き出さずに特別遊技を
継続すると、球貯留皿内に入りきれない球を球貯留皿に
オーバーフローさせるオーバーフロー樋内にも球が滞留
してしまい、オーバーフロー樋の下部に設けたオーバー
フロー検出器が作動して打球発射装置の作動を停止して
しまうために、弾球遊技を継続して行うことができなく
なってしまうのである。
しかも、特別遊技中に打球発射装置が停止して遊技部
への打球発射が停止してしまうと、特別遊技状態を継続
させる継続条件も達成されないために、特別遊技状態が
途中で終了してしまい、特別遊技により本来得られる筈
の賞球が十分に得られなくなり、遊技者自身の受ける不
利益が大きいのである。
このため、特別遊技が開始されると、遊技者は右手で
打球発射操作部を操作しながら、左手で球貯留皿の球抜
き操作部を操作して球貯留皿から球を抜き出すという作
業を行わなくてはならない状況に陥ってしまうのであ
る。しかし、右手と左手で異なる操作を行うことは非常
に煩わしく、微妙な調整を必要とする発射操作部の操作
に神経を集中することが困難になってくる。
加えて、遊技に不慣れな初心者や女性客等にあって
は、球貯留皿のオーバーフローにより打球発射装置が停
止することさえ知らない場合もあり、特別遊技中に球貯
留皿がオーバーフローしてしまって、その解除方法はお
ろか発射装置が停止した原因すら知らない場合には、特
別遊技状態が途中で終了してしまい、特別遊技による賞
球が十分に得られなくなってしまう。
また、球貯留皿の下方に球箱を置き忘れたまま球抜き
操作を行うと、球抜き孔から落下した球が散乱してしま
うという問題点もある。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は上記に鑑み提案されたもので、前面側に設け
られて少なくとも排出装置(例えば、賞球排出装置10)
から排出される賞球を貯留可能な球供給皿(9)と、該
球供給皿からオーバーフローした球を受け入れて貯留す
る球貯留皿(4)と、該球貯留皿に貯留する球を外部に
抜き出す球抜き装置とを備えた遊技機(例えば、パチン
コ機1)において、前記球抜き装置は、前記球貯留皿に
貯留された球を抜き出す球抜き孔を閉塞する第1状態と
球抜き孔を開放する第2状態とに変換可能なシャッター
部材(22)と、前記シャッター部材に連係されると共に
該シャッター部材の変換作動を可能にする電気的駆動源
(例えば、ソレノイド35)と、前記電気的駆動源の駆動
制御を行う駆動制御手段(例えば、制御装置41)と、前
記駆動制御手段へ電気的駆動源の駆動を指令する信号を
受ける駆動指令信号受信手段(例えば、制御装置41)
と、前記球抜き孔の下方側に球箱(39)の有無を検出す
る球箱検出手段(例えば、発光素子40a,受光素子40b,重
量検出器40c)と、を備え、前記駆動制御手段は、前記
球箱検出手段が球箱の存在を検出していることを必要条
件に、前記駆動指令信号受信手段が駆動指令信号を受信
することに基づいて電気的駆動源を作動させ、シャッタ
ー部材を第1状態から第2状態に変換するようにした。
〈作用〉 上記のように構成した遊技機によれば、球抜き装置の
駆動指令信号受信手段が電気的駆動源の駆動指令信号を
受けた場合、球箱検出手段が球箱を検出していれば電気
的駆動源を作動させるが、球箱検出手段が球箱を検出し
ていなければ電気的駆動源を駆動させない。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説明する。
弾球遊技を行う遊技機たるパチンコ機1は、第1図及
び第2図に示すように、前面枠2の下部に取付けた装飾
パネル3の前面に球貯留皿4と打球発射装置5の操作部
6を設け、前面枠2の窓部にガラス枠7と共に開閉可能
に軸着した開閉パネル8の表面に球供給皿9を設け、前
面枠2の裏側には上端が賞球排出装置10に接続して下端
が球供給皿9に連通して賞球排出装置10から流下した球
を球供給皿9に排出させる賞球排出樋11と、上端が球供
給皿9と賞球排出樋11に連通して下端が球貯留皿4に連
通し、球供給皿9に球が充満しているときに賞球排出樋
11からの球を球貯留皿4にオーバーフローさせるオーバ
ーフロー樋12と、球供給皿9内の球を球貯留皿4に流下
する球抜き樋13等を設けてあり、オーバーヤロー樋12の
下端出口付近にはオーバーフロー検出器14を設けて、該
検出器14がオーバーフローを検出すると打球発射装置5
の作動を停止するように構成されている。
図面に示す球貯留皿4は灰皿15を一体的に備えたもの
で、プラスチック製の基部16に、上面と背面が開放し底
部17に球抜き孔18が開口する窪み状の球貯留部19と灰皿
収納空部を形成し、球貯留部19側の大きな上面開口部分
に略弓形の第1上面部材20を、灰皿収納空部の横の小さ
な上面開口部分に略三角形の第2上面部材21を被せて塞
ぎ、上記球貯留部19の底部17には球抜き孔18を開閉する
シャッター部材22、該シャッター部材22を駆動する電気
的駆動源等を設け、球抜き操作手段として球抜き操作ス
イッチ23を上記基部16の前面左側に設け(第1図)、第
1上面部材20にはLED等からなる表示器24を設け、灰皿
収納空間部内には灰皿15を転覆可能に取付けてなる。
シャッター部材22は球抜き孔18を閉塞する第1状態と
球抜き孔18を開放する第2状態とに変換可能なもので、
第5図に示すように、一端に半円形の球切り部25を形成
した板状体であり、一側縁にガイド溝26と手動操作部27
を形成し、他側縁には小さな凹凸を列設した係合部28を
形成し、裏側後端部分にはガイド孔29を開設してある。
このシャッター部材22をスライド可能に支持する支持部
材30は、底部17の一側に内径が球抜き孔18とほぼ同じ大
きさの球通過孔31を開設した長方形の筐状体であり、図
中手前側には電気的駆動源を収納する駆動源収納部32を
形成し、反対側には低いガイド壁33を長手方向に形成
し、ほぼ中央にはシャッター部材22のガイド孔29内を挿
通するガイドシャフト34を設けてある。図面に示す実施
例では、シャッター部材22の変換作動を可能にする電気
的駆動源としてプランジャ式のソレノイド35を使用して
おり、このソレノイド35のプランジャには作動部材36を
取付け、該作動部材36の一側に小さな凹凸を列設してな
る係合部37を形成してある。上記した駆動源収納部32内
にソレノイド35を収納し、シャッター部材22のガイド溝
26内に支持部材30のガイド壁33が嵌合した状態で支持部
材30上にシャッター部材22を重ねて、ガイド孔29内にガ
イドシャフト34を挿通するとともに作動部材36の係合部
とシャッター部材22の係合部とを係合(噛合)すると、
シャッター部材22がガイド壁33とガイドシャフト34に沿
って移動自在に支持される。また、上記のようにして、
シャッター部材22とソレノイド35とを機械的に接続する
と、付勢部材として機能するソレノイド35の復帰スプリ
ング38がシャッター部材22を一方に付勢し、この付勢に
より、ソレノイド35が消磁した常態においてはシャッタ
ー部材22が球抜き孔18を塞ぐ第1状態を維持する。な
お、シャッター部材22の係合部28と作動部材36の係合部
37との噛合位置は、ソレノイド35が消磁した状態でスプ
リング38の付勢によりシャッター部材22が球抜き孔18を
確実に塞ぐように適宜調整する。
また、本発明では、球貯留皿4の下に球箱39が置かれ
ているか否かを検出する球箱検出手段を設けてある。こ
の球箱検出手段は、球貯留皿4の下方の所定位置(球の
落下口の下方)に球箱が存在しているか否かを検出する
機能を備えていればどのような構成でもよく、第1図及
び第2図に示すものは、球貯留皿4の下面に発光素子40
aを、パチンコ機1の前方の棚又はパチンコ機1の機枠
の下材を延出した部分に受光素子40bを設けてなり、発
光素子40aからの光を受光素子40bが受光しているか、又
は発光素子40aからの光が球箱39によって遮断された否
かにより球箱39の存在を検出している。また、球箱検出
手段の他の実施例は、パチンコ機1の前方の棚又はパチ
ンコ機1の機枠の下材を延出した部分に重量検出器40c
を設けてなり、該重量検出器40cが球箱39の重さを検出
しているか否かにより球箱39の存在を検出するように構
成されている。なお、いずれの球箱検出手段も制御装置
41と接続され、球箱検出情報を制御装置41に供給するよ
うにしてあり、球抜き用の電気的駆動源(ソレノイド3
5)の駆動制御を行う駆動制御手段として機能する制御
装置41は、球箱検出情報によって球抜き動作の可否判定
を行うのである。また、制御装置41は球抜き操作スイッ
チ23等から送信される駆動指令信号(電気的駆動源の駆
動を指令する信号)を受信する駆動指令信号受信手段と
しての機能を備えるものとしてある。
上記した構成からなる球貯留皿4にあっては、第6図
実線で示すように、常態では復帰スプリング38の付勢に
よりシャッター部材22が前進し、球抜き孔18と球通過孔
31を閉塞した第1状態で停止する。したがって、この状
態で球供給皿9内に球が充満し、賞球排出装置10から流
下した球がオーバーフロー樋12を介して球貯留皿4の球
貯留部19内に排出されると、これらの球は球抜き孔18か
ら落下することなく、そのまま球貯留部19内で貯留され
る。
球貯留部19内に球が充満したり、或は景品と交換する
ために球貯留部19内の球を抜き出す場合は、第1図及び
第2図に示すように、球貯留皿4の下方に球箱39を置
き、球抜き操作スイッチ23の押釦23′を手で押して該ス
イッチ23をONにする。一方、球貯留皿4の下方に球箱39
が置かれていない状態で球抜き操作スイッチ23がONにな
った場合には、電気的駆動源たるソレノイド35の駆動制
御を行う必要条件が満たされていないことから、制御装
置41がソレノイド35に給電することなく球貯留皿4の表
示器24を作動して、例えば『球箱をセットして下さい』
などの文字等を表示して遊技者に注意を促す。なお、表
示器24は、発光ダイオード等の発光表示であってもよい
し、メッセージが記載されたシールを裏側からランプ等
の光により照らし出す構成でもよい。また、このとき表
示器24に可視表示するだけでなく、スピーカにより『球
箱をセットして下さい』などの音声等を発して聴覚によ
る注意を促すようにしてもよい。
一方、球貯留皿4の下方に球箱39が置かれた状態で球
抜き操作スイッチ23がONになると、該スイッチ23からの
信号(電気的駆動源の駆動指令信号)を受信することに
基づいて制御装置41がソレノイド35を励磁する。したが
って、シャッター部材22が移動(後退)して球抜き孔18
と球通過孔31を連通させて開放する第2状態に変換す
る。このため、球貯留皿4内の球が球抜き孔18から球通
過孔31を通って落下し、球箱39内に収納される。球貯留
皿4内の球を全て球箱39内に抜き出して球貯留皿4内が
空になったならば再度球抜き操作スイッチ23の押釦23′
を押す。押釦23′が再度押されると球抜き操作スイッチ
23がOFFになるので、ソレノイド35が消磁する。したが
って、復帰スプリング38の付勢によりシャッター部材22
が前進し、球抜き孔18を塞ぐ第1状態に復帰する。
上記した操作はシャッター部材22をソレノイド35の作
動により第2状態に保持して球抜き孔18を継続して開放
しておきたい場合の操作であるが、本実施例では手動操
作部27を設けてあるので、この手動操作部27を手で直接
操作してシャッター部材22を移動すると、従来の球抜き
機構を同様に、遊技者が手動操作部27を操作している間
だけ球抜き孔18が開放されて球貯留皿4内の球を抜き出
すことができる。そして、球貯留皿4内の球を全て、或
は所望する量だけ抜き出した場合、手動操作部27から手
を離すと、復帰スプリング38の付勢によりシャッター部
材22が自動的に前進し、球抜き孔18が塞がれる第1状態
に復帰する。
上記した実施例では、球を抜き終った後に押釦23′を
再度操作することによりシャッター部材22を第2状態か
ら第1状態に復帰させて球抜き孔18を閉じるものとした
が、球箱39を当該パチンコ機1からの遊技者が持ち去っ
たような場合には、球箱検出手段が球箱を検出している
という球抜き動作の可能条件が満たされなくなるので、
制御装置41により強制的にシャッタ部材22画題1状態に
復帰することとなるが、球抜き動作の自動終了を一層確
実ならしめるために、球を抜き終ったならば自動的にシ
ャッター部材22が第1状態に復帰するように構成しても
よい。このためには、例えば第7図に示すように、支持
部材30の球通過孔31に臨ませてフォトタイプの球通過検
出器42a,42bを設け、該球通過検出器42a,42bを制御装置
41に接続し、制御装置41にはタイマを備えておく。遊技
者が押釦23′を押すと球抜き操作スイッチ23がONとなっ
てソレノイド35が励磁し、これによりシャッター部材22
が後退して球抜き孔18が開放される第2状態に変換す
る。したがって、球貯留皿4内の球が球通過孔31を通っ
て下方の球箱39内に落下する。このとき球通過孔31内を
球が通過するとこの球が球通過検出器42に作用し、これ
により球通過検出器42がONになって制御装置41に球通過
信号を送り、球通過孔31内を通過する球が途絶えると球
通過検出器42がOFFとなり球通過信号を停止する。制御
装置41は、球通過信号の受信を停止すると、これにより
タイマを始動し、予めタイマに設定した所定時間(例え
ば10秒間)が経過するとソレノイド35を消磁する。した
がって、球貯留皿4内の球が球通過孔31を通ってすべて
球箱39内に落下して空となってから所定時間の10秒間が
経過すると、ソレノイド35の消磁によりシャッター部材
22が第2状態から第1状態に復帰して球抜き孔18を閉じ
る。このため、遊技者が弁と押釦23′を操作しないで当
該パチンコ機を離れても、次の遊技者が当該パチンコ機
で遊技する頃には球抜き孔18が確実に閉じられ、球貯留
皿4内の球が不用意に抜け落ちるトラブルを未然に回避
することができる。なお、抜き出す球が1個でも通過す
れば確実に検出するように、球通過検出機を複数配設し
たり、或は球が通過する流路の形状を細長く形成するこ
とにより球が通過すれば必ず発光素子の光軸を遮断する
ように構成してもよい。
また、このパチンコ機1は、第9図に示すように、球
抜き用の制御装置41を遊技用の制御装置43に接続し、短
時間で大量の賞球が排出され得る特別遊技状態が起生さ
れた場合には、遊技用の制御装置43より電気的駆動源の
駆動指令信号が制御装置41へ送信され、該信号を受信し
た制御装置41は、球貯留皿4の下方に球箱39が置かれて
いることを条件(即ち球箱検出手段が球箱39を検出して
いることを条件)として、球抜き用の制御装置41がソレ
ノイド35を自動的に作動させるものとしてある。斯くし
て、遊技者の操作を待つことなくシャッター部材22が第
2状態に自動変換され、球貯留皿4内の球を球箱39内に
抜き出し、また球供給皿9から次々とオーバーフローし
てくる賞球を球箱39内に落下させるのである。この様に
すると、特別遊技で大量の賞球が排出されても、球貯留
皿4内に球が溜まらないので、オーバーフロー検出器14
が作用して打球発射装置5の作動が停止し、特別遊技が
途中で中断されることを防止することができ、特別遊技
の特典を十分に堪能することができる。
なお、制御装置41は遊技用の制御装置43と一体的に構
成しても良い。また、球箱検出手段が球箱39を検出して
いない状態で特別遊技状態が起生された場合には、制御
装置41がソレノイド35を励磁することなく、球貯留皿4
の表示器24に『球箱をセットして下さい』などのメッセ
ージを表示することが望ましい。
また、第3図(B)に示すように、機枠の開口下端に
検出子を前方に向けた状態で前面枠検出器44を臨設して
おき、この前面枠検出器44が前面枠の閉止を検出しない
場合、即ち検出子が前面枠2により押圧されない場合に
も、制御装置41が球抜き用のソレノイド35の励磁を停止
するようにしてもよい。
なお、本発明において、シャッター部材22を駆動する
電気的駆動源は、ソレノイド35に限定されるものではな
く、シャッター部材22を駆動できればどのような構成で
もよく、また電気的駆動源とシャッター部材22とを連係
する機械的伝達手段も前記実施例に限定されるものでは
ない。例えば、電気的駆動源は減速器付モータでもよ
く、該モータの出力軸に取付けたギアをシャッター部材
22の一側縁に形成したラックギアに噛合してもよい。
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、球抜き装置の駆
動指令信号受信手段が電気的駆動源の駆動指令信号を受
けた場合、球箱検出手段が球箱を検出していれば電気的
駆動源を作動させるが、球箱検出手段が球箱を検出して
いなければ電気的駆動源を駆動させないので、球貯留皿
から落下する球を受け得る所定位置に球箱を置くことを
忘れたまま、遊技者が不用意に球抜き操作手段を操作し
た場合であっても、球貯留皿から抜き取られた球が床な
どに散乱することを未然に防止できる。
また、遊技者が球抜き動作を継続的に行わせる場合な
ど、電気的駆動源の駆動指令信号を駆動制御手段が受信
し続けている場合であっても、遊技者が球抜き動作指令
を中止することなく球箱を移動してしまった場合であっ
ても、球箱検出手段が球箱を検出しなくなったことに基
づいて、駆動指令信号受信手段が駆動指令信号を受信し
なくなるので、電気的駆動源へ駆動指令する必要条件が
満たされなくなり、駆動制御手段は、電気的駆動源の作
動を停止するので、シャッター部材は速やかに第1状態
に変換して球抜き孔が閉まる。これにより、球抜き孔か
ら落下した球が床等に散乱することを未然に防止できる
と共に、球貯留皿の球抜き孔が開放されたまま遊技機が
放置されて、他の遊技者に迷惑がかかることも防げる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図はパチン
コ機の正面図、第2図はパチンコ機の断面図、第3図
(A)はパチンコ機の概略背面図、第3図(B)は前面
枠を開放した状態の斜視図、第4図は球貯留皿の斜視
図、第5図はシャッター部材と支持部材を分解した状態
の球貯留皿の斜視図、第6図はシャッター部材を支持部
材に組込んだ状態の斜視図、第7図および第8図は球貯
留皿の球抜き孔近傍の断面図、第9図は各機器の接続を
示すブロック線図である。 図中、1はパチンコ機、4は球貯留皿、5は打球発射装
置、9は球供給皿、10は賞球排出装置、18は球抜き孔、
22はシャッター部材、35は電気的駆動源として設けたソ
レノイド、39は球箱、40は球箱検出手段、41は球抜き用
の制御装置である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面側に設けられて少なくとも排出装置か
    ら排出される賞球を貯留可能な球供給皿と、該球供給皿
    からオーバーフローした球を受け入れて貯留する球貯留
    皿と、該球貯留皿に貯留する球を外部に抜き出す球抜き
    装置とを備えた遊技機において、 前記球抜き装置は、 前記球貯留皿に貯留された球を抜き出す球抜き孔を閉塞
    する第1状態と球抜き孔を開放する第2状態とに変換可
    能なシャッター部材と、 前記シャッター部材に連係されると共に該シャッター部
    材の変換作動を可能にする電気的駆動源と、 前記電気的駆動源の駆動制御を行う駆動制御手段と、 前記駆動制御手段へ電気的駆動源の駆動を指令する信号
    を受ける駆動指令信号受信手段と、 前記球抜き孔の下方側に球箱の有無を検出する球箱検出
    手段と、 を備え、 前記駆動制御手段は、前記球箱検出手段が球箱の存在を
    検出していることを必要条件に、前記駆動指令信号受信
    手段が駆動指令信号を受信することに基づいて電気的駆
    動源を作動させ、シャッター部材を第1状態から第2状
    態に変換するようにしたことを特徴とする遊技機。
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