JP2785926B2 - 選択された三核性ノボラックオリゴマー - Google Patents

選択された三核性ノボラックオリゴマー

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、いくつかの光活性化合物のため
の骨格として有用な、選択された三核性ノボラックオリ
ゴマーに関する。これらオリゴマーは、o−ナフトキノ
ンジアジドのスルホニルハロゲン化物によるエステル化
によって光活性化合物に変換することができ、これらエ
ステル化光活性化合物は溶媒に溶解したアルカリ可溶性
バインダー樹脂と組合わせることにより放射線感受性混
合物(radiation sensitive mixtures)(例えばポジ型
フォトレジストとして特に有用なもの)とし、それを基
体上にコーティングしそしてイメージング及び現像する
ことができるので有用である。
【0002】フォトレジスト組成物は、小型エレクトロ
ニック部材をつくるためのマイクロリトグラフ法におい
て、例えば集積回路及びプリント配線板回路の製作にお
いて使用される。これらの方法においては、一般にまず
基体材料、例えば集積回路をつくるために使用される珪
素ウェーファー又はプリント配線板のアルミニウム又は
銅のプレートに、フォトレジスト組成物のうすいコーテ
ィング又はフィルムが施される。次にコーティングされ
た基体をベーキングしてフォトレジスト組成物中の溶媒
を蒸発させ、そして基体上にコーティングを固定させ
る。次にベーキングされた基体のコーティング面は放射
線の像状露光にかけられる。この放射線露光は、コーテ
ィング面の露光域において化学的変形を引き起こす。可
視光線、紫外(UV)線、電子ビーム、イオンビーム及
びX線放射エネルギーが、マイクロリトグラフ法におい
て現在普通に使用される放射線の型である。
【0003】この像状露光の後、コーティングされた基
体を現像液で処理して基体のコーティング面の放射線露
光又は非露光域を溶解除去する。方法の中には、この現
像工程の前にイメージングされたレジストコーティング
をベーキングすることが望ましいものがある。この中間
工程は、ときに後露光焼付(post-exposure bake)又は
PEBと称される。
【0004】2つの型のフォトレジスト組成物−ネガ型
及びポジ型がある。ネガ型フォトレジスト組成物が放射
線に像状露光された時、放射線に露光された区域のフォ
トレジスト組成物は現像液に対して溶解性が小さくなり
(例えば架橋反応が起こる)、一方フォトレジストコー
ティングの非露光区域は相対的に可溶性のままである。
即ち、露光されたネガ型レジストを現像液で処理する
と、レジストコーティングの非露光区域の除去及びフォ
トレジストコーティング中ネガ像の創成、そしてそれに
よってフォトレジスト組成物が析出された下層の基体面
の所望の部分が暴露される。一方、ポジ型フォトレジス
ト組成物が放射線に像状露光された時には、放射線に露
光された区域のフォトレジスト組成物は現像液に対して
溶解性が大きくなる(例えば、光活性化合物のウォルフ
転位反応が起こる)が、露光されていない区域は現像液
に対して相対的に不溶性のままである。即ち、露光され
たポジ型レジストを現像液で処理すると、レジストコー
ティングの露光された区域の除去及びフォトレジストコ
ーティング中ポジ像の創成が起こる。再び、下層の基体
面の所望の部分が暴露される。
【0005】ポジ型フォトレジスト組成物の方が一般に
解像力及びパターン転写特性がよいので、現在ネガ型レ
ジストより前者が好まれる。この現像操作の後、この部
分的に保護されていない基体は、基体エッチング液又は
プラズマガス等で処理することができる。このエッチン
グ液又はプラズマガスは、現像の間にフォトレジストコ
ーティングが除去された部分の基体をエッチングする。
フォトレジストコーティングが尚残存する区域の基材は
保護されており、その結果、放射線の像状露光に使用さ
れたフォトマスクに相当するエッチングされたパターン
が基体材料中に創成される。後で、ストリッピング操作
の間にフォトレジストコーティングの残りの区域を除去
することができ、きれいなエッチングされた基体面が残
る。場合によっては、現像工程の後、そしてエッチング
工程の前に残存するレジスト層を熱処理して下層の基体
へのその接着及びエッチング液に対するその抵抗性を増
大させることが望ましい。
【0006】フォトレジストの最終使用者は、一層小型
のマイクロエレクトロニック回路の製作のために一層よ
いリトグラフ特性を要求している。これらの最終使用者
にきわめて重要なリトグラフ特性は次のものを含む:
(1)露光された区域において不完全な現像(即ち、ス
カミング)がない、ミクロン及びサブミクロン範囲の両
方における良好な解像力;(2)より高い熱的像変形温
度(例えば120℃より高い);(3)相対的に早いフ
ォトスピード;(4)基体への良好な接着;(5)良好
な現像剤溶解速度;(6)良好な処理寛容度;(7)現
像後露光及び非露光区域の間の絶対垂直に近いプロフィ
ール(又は良好なコントラスト);(8)エッチング液
及びプラズマエッチング技術に対する良好な抵抗性;
(9)不活性粒状物を生成する傾向の低下及び(10)
マスク直線性。
【0007】一般に、過去においてはこれらのリトグラ
フ特性の1つを改善する努力は、フォトレジストの他の
リトグラフ特性の以上の有意な低下を引き起こした。し
たがって、これらの所望の特性のすべてを有する改良フ
ォトレジスト処方物の必要性がある。本発明はこの必要
性に対する1つの答であると考えられる。
【0008】過去において、2,6−ビス(ヒドロキシ
メチル)−p−クレゾールとアルキル1価フェノールと
の間の反応によってノボラックオリゴマーを生成するこ
とが知られている。次にこれらのノボラックオリゴマー
を6−ジアゾ−5,6−ジヒドロ−5−オキソ−1−ナ
フタレン−1−スルホン酸と反応させて光活性化合物を
生成させ、次にポジ型フォトレジストをつくるのに使用
する。関東化学に譲渡され、そして1987年1月19
日に公開された日本特許出願公開昭62−10646参
照。この引用文献によって教示されているノボラックオ
リゴマーは次の式(PA−I)を有する。
【0009】
【化2】
【0010】別に、オリゴマーの多価フェノールノボラ
ックを生成する2,6−ビス(ヒドロキシメチル)−p
−クレゾールとレゾルシノールとの間の反応物を次にエ
ピハロヒドリン等と反応させてポリクリシディックエー
テルを生成させ、これを硬化剤と合して硬化性のエポキ
シ樹脂組成物を形成させる。1986年9月30日Kata
yamaらに出された米国特許4,614,826号参照。こ
の引用文献による2,6−ビス(ヒドロキシメチル)−
p−クレゾールとレゾルシノールとの反応生成物は、次
の化学式(PA−II)を有する。
【0011】
【化3】
【0012】したがって、本発明は式(I)
【化4】 (式中各Xは、ヒドロキシル基及びハロゲン基(即ちC
l、Br、I及びF)よりなる群から選択される;そし
てYは、1〜4の炭素原子を有する低級アルキル基及び
ハロゲン原子よりなる群から選択される)の選択された
三核性ノボラックオリゴマーに向けられる。特に本発明
は式
【化5】 の新規ノボラックオリゴマーに関する。
【0013】更に、本発明は式(II)
【化6】 (式中各X′は、水素、OD及びハロゲンよりなる群か
ら選択される;Y′は、1〜4の炭素原子を有する低級
アルキル及びハロゲン原子よりなる群から選択される;
各Dは、o−ナフトキノンジアジドスルホニル部分又は
水素原子であるが、ただし少なくとも2つのDはo−ナ
フトキノンジアジドスルホニル部分である)を有する該
ノボラックオリゴマーの化合物の光活性o−ナフトキノ
ンジアジドスルホニル部分に向けられる。
【0014】更に、本発明は、少なくとも1種の上の式
(II)の光活性o−ナフトキノンジアジド化合物及びア
ルカリ可溶性バインダー樹脂の混合物よりなる、ポジ型
フォトレジストとして有用な放射線感受性混合物に向け
られる。該放射線感受性混合物の全固体含量を基にし
て、該光活性o−ナフトキノンジアジド化合物の量は重
量で約5%〜約40%であり、そして該バインダー樹脂
の量は重量で約60%〜約95%である。
【0015】尚更に、本発明は、これらの放射線感受性
混合物で基体をコーティングし、これらのコーティング
された基体を露光し現像する方法も包含する。又更に、
本発明は、新規な製造物として該コーティングされた基
体(イメージングの前及び後共に)を包含する。
【0016】式Iの選択された三核性ノボラックオリゴ
マーは、対応するパラ−(低級アルキル又はハロ)−
2,6−ビス(ヒドロキシメチル)フェノール(好まし
くは2,6−ビス(ヒドロキシメチル)−p−クレゾー
ル)を多価フェニル化合物(好ましくはレゾルシノー
ル、4−クロロレゾルシノール、ピロガロール及びフロ
ログリシノール)と反応させることによってつくられ
る。この反応は、反応式(A)(式中X及びYは、上の
とおり定義される)中下に例示される。
【0017】
【化7】
【0018】この類の本発明のノボラックオリゴマーを
つくる際、プレカーサーは、好ましくは反応容器中約
5:1〜約20:1、好ましくは約10:1〜約15:
1の多価フェニル化合物対2,6−ビス(ヒドロキシメ
チル)フェノールのモル比で存在する。好ましい反応温
度は、大気圧において約2〜6時間約60〜100℃で
ある。好ましくは、この反応は溶媒及び酸触媒の存在下
に行われる。好ましい溶媒は水である。適当な酸触媒
は、酸縮合型反応において普通用いられるもの、例えば
HCl、H3PO4、シュウ酸、マレイン酸、無水マレイ
ン酸及び有機スルホン酸(p−トルエンスルホン酸等)
である。最も好ましい酸触媒はp−トルエンスルホン酸
である。過剰の反応時間は、目的生成物の望ましくない
重合を起こすことがある。全固形分対水の好ましい比
は、好ましくは溶媒mlあたり約0.1g〜約0.5gの全
固形分である。
【0019】この縮合反応は、異なった分子量のオリゴ
マーノボラック種の混合物を生成する。大モル過剰の多
価フェニル化合物プレカーサーが用いられる時には、生
成物混合物の主な重量部分は式(I)の三核性ノボラッ
クオリゴマーである。本発明は、実質的に純粋な式
(I)の三核性ノボラックオリゴマー及びこの縮合反応
によって生成する他の種との上記三核性ノボラックの混
合物を包含する。
【0020】目的生成物は、まず室温以下に冷却し、次
に更に溶媒(即ち水)で反応混合物を希釈し、次に濾過
によって固体生成物を単離することによって反応混合物
から回収することができる。この粗生成物は、水で洗浄
し、そして直接乾燥するか、又は別法として、単離して
後アセトンに再溶解し、濾過して後溶媒を蒸発させてよ
い。
【0021】好ましいノボラックオリゴマーは、レゾル
シノール(式IA参照)と、4−クロロレゾルシノール
(式IB参照)と、ピロガロール(式IC参照)及びフ
ロログルシノール(式ID参照)(それらすべては次の
とおり)との2,6−ビス(ヒドロキシメチル)−p−
クレゾールの反応からつくられる。
【0022】
【化8】
【0023】本発明のノボラックオリゴマーは、o−ナ
フトキノンジアジドスルホニル化合物とのそれらの縮合
によって式IIの光活性化合物(PAC)に変換すること
ができる。フォトレジスト増感剤をつくる際使用される
いずれのo−ナフトキノンジアジドスルホニル化合物で
もここで用いてよい。最も好ましいo−ナフトキノンジ
アジドスルホニルエステル部分は、3−ジアゾ−3,4
−ジヒドロ−4−オキソ−ナフタレン−1−スルホン酸
塩化物(1,2−ナフトキノン−(2)−ジアゾ−4−
スルホン酸塩化物又はDiazo Mとしても知られる)又は
6−ジアゾ−5,6−ジヒドロ−5−オキソ−ナフタレ
ン−1−スルホン酸塩化物(1,2−ナフトキノン−
(2)−ジアゾ−5−スルホン酸塩化物又はDiazo Lと
しても知られる)から誘導される。これらの4−及び5
−エステル基又は部分は、それぞれ次の化学式(III)
及び(IV)を有する。
【0024】
【化9】
【0025】本発明は、これらのノボラックオリゴマー
との縮合反応において単独か又は混合物としてo−ナフ
トキノンジアジドスルホニル部分の使用を包含する。
又、本発明は、異なったo−ナフトキノンジアジドスル
ホニル部分とのこれらのノボラックオリゴマーを別々に
反応させた後、これらの反応生成物を混和することを包
含する。
【0026】この縮合反応は、いずれの常用のエステル
縮合条件下でも実施してよい。好ましくは、上の式(I
I)のこれらのエステル化合物は、まず適当な溶媒中ス
ルホン酸ハロゲン化物プレカーサー、好ましくはスルホ
ン酸塩化物を溶解することによって製造される。適当な
溶媒は、アセトン、ジオキサン、ガンマ−ブチロラクト
ン、塩化メチレン、テトラヒドロフルフラールアルコー
ル等を包含する。次にこの溶液に式(I)の三核性ノボ
ラックオリゴマーを添加する。酸捕捉性塩基、例えばア
ルカリ金属炭酸塩又は重炭酸塩、アルカリ土類金属炭酸
塩又は重炭酸塩、第三脂肪族アミン又はピリジン又はピ
リジン誘導体の存在下にこの反応を実施することが有利
である。この反応のエステル化生成物は、いずれの常用
の手段によっても、好ましくは酸性にした水中に析出さ
せて後濾過及び乾燥することによって反応混合物から回
収することができる。
【0027】好ましい光活性化合物(時に「増感剤」と
して知られる)は、上に列記された好ましいノボラック
オリゴマープレカーサー、即ち2,6−ビス(ヒドロキ
シメチル)−p−クレゾールからレゾルシノール(式II
A参照)、4−クロロレゾルシノール(式IIB参照)、
ピロガロール(式IIC参照)及びフロログルシノール
(式IID参照)(それらすべては次のとおり)を用いてつ
くられるものである。
【0028】
【化10】
【0029】これらの光活性化合物において、Dは最も
好ましくは3−ジアゾ−3,4−ジヒドロ−4−オキソ
−ナフタレン−1−スルホニル、6−ジアゾ−5,6−
ジヒドロ−5−オキソ−ナフタレン−1−スルホニル又
は水素であるが、ただしDのうち少なくとも3つは該ス
ルホニル部分の一方又は両方である。
【0030】少なくとも1種の本発明のエステル化合物
をアルカリ可溶性樹脂と混合してポジ型フォトレジスト
組成物として有用な放射線感受性混合物をつくることが
できる。用語「アルカリ可溶性樹脂」は、ここではポジ
型フォトレジスト組成物の場合常用される水性アルカリ
性現像液に完全に溶解する樹脂を意味するように使用さ
れる。適当なアルカリ可溶性樹脂は、好ましくは約50
0〜約40,000、更に好ましくは約800〜20,0
00分子量を有する、フェノール−ホルムアルデヒドノ
ボラック樹脂、クレゾール−ホルムアルデヒドノボラッ
ク樹脂及びポリビニルフェノール樹脂を含む。これらの
ノボラック樹脂は、好ましくはフェノール又はクレゾー
ルのホルムアルデヒドとの縮合反応によって製造され、
光安定性、水不溶性、アルカリ可溶性そしてフィルム形
成性であることを特徴とする。最も好ましい類のノボラ
ック樹脂は、メタ−及びパラ−クレゾールのホルムアル
デヒドとの縮合反応によって生成し、約1,000〜約
10,000の分子量を有する。上記の適当な樹脂の例
の製造は、米国特許4,377,631号、4,529,6
82号及び4,587,196号(これらはすべてMedhat
Toukhyに出されている)に開示されている。
【0031】他の光活性化合物も本発明の放射線感受性
混合物に添加してよい。これらの他の光活性化合物は、
多価フェノール、アルキル−ポリヒドロキシフェノン、
アリール−ポリヒドロキシフェノン等から誘導されるo
−キノン−ジアジドエステルを包含してよく、それらは
6つまで又はそれ以上のエステル化のための部位を有す
ることができる。最も好ましいo−キノンジアジドエス
テルは、3−ジアゾ−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−
ナフタレン−1−スルホン酸塩化物及び6−ジアゾ−
5,6−ジヒドロ−5−オキソ−ナフタレン−1−スル
ホン酸塩化物から誘導される。本発明の光活性化合物の
外に、他の光活性化合物が放射線感受性混合物中使用さ
れる時には、本発明の光活性化合物の量は、存在する全
光活性化合物の少なくとも約5重量%、好ましくは10
〜100重量%であるべきである。
【0032】放射線感受性混合物中光活性化合物の割合
は、放射線感受性混合物の非揮発性(例えば非溶媒)内
容物の重量で、好ましくは約5〜約40%、更に好まし
くは約10〜約25%の範囲であることができる。放射
線感受性混合物中本発明の全バインダー樹脂の割合は、
好ましくは放射線感受性混合物の非揮発性(例えば溶媒
を除く)固体含量の約60〜約95%、更に好ましくは
約75〜90%の範囲であることができる。
【0033】これらの放射線感受性混合物は、常用のフ
ォトレジスト組成物成分、例えば溶媒、化学線作用(ac
tinic)及びコントラスト増強染料、線条防止剤(anti-
striation agent)、可塑剤、速度増加剤(speed enhan
cer)等も含有していてよい。これらの追加の成分は、
溶液を基体上にコーティングする前にバインダー樹脂及
び光活性化合物に添加してよい。
【0034】樹脂及び増感剤は、それらの基体への施用
を容易にするために溶媒に溶解してよい。適当な溶媒の
例は、メトキシアセトキシプロパン、エチルセロソルブ
アセテート、酢酸n−ブチル、乳酸エチル、3−エトキ
シプロピオン酸エチル、プロピレングリコールアルキル
エーテルアセテート又はそれらの混合物等を包含する。
共溶媒、例えばキシレン又は酢酸n−ブチルも使用する
ことができる。溶媒の好ましい量は、樹脂及び増感剤の
重量合計を基にして、重量で約50%〜約500%又は
それ以上、更に好ましくは重量で約100%〜約400
%であることができる。
【0035】化学線作用染料は、基体からの光の後方散
乱を抑制することによって高反射面上解像増強に役立
つ。この後方散乱は、特に高反射基体の微細構造に対し
て、光学的ノッチングの好ましくない効果を引き起こ
す。化学線作用染料の例は、約400〜460nmにおい
て光エネルギーを吸収するもの〔例えばFat Brown B
(C.I. No. 12010);Fat Brown RR(C.I. No. 1128
5);2−ヒドロキシ−1,4−ナフトキノン(C.I. No.
75480)及びQuinoline Yellow A(C.I. No. 4700
0)〕、並びに約300〜340nmにおいて光エネルギ
ーを吸収するもの〔例えば2,5−ジフェニルオキサゾ
ール(PPO-Chem. Abs. Reg. No. 92-71-7)及び2−
(4−ビフェニル)−6−フェニル−ベンズオキサゾー
ル(PBBO-Chem. Abs. Reg. No. 17064-47-0)〕を包含
する。化学線作用染料の量は、樹脂及び増感剤の合計重
量を基にして、10重量%までのレベルであってよい。
【0036】コントラスト増強染料は、現像イメージの
可視性を増強し、製造の間パターンアラインメントを容
易にする。本発明の放射線感受性混合物と共に使用する
ことができるコントラスト増強染料添加剤の例は、樹脂
及び増感剤の合計重量を基にして、10重量%までのレ
ベルのSolvent Red 24(C.I. No. 26105)、Basic Fuch
sin(C.I. 42514)、Oil Blue N(C.I. No. 61555)及
びCalco Red A(C.I. No. 26125)を包含する。
【0037】線条防止剤は、フォトレジストコーティン
グ又はフィルムを均一な厚さに平らにする。線条防止剤
は、樹脂及び増感剤の合計重量を基にして、10重量%
のレベルまで使用してよい。線条防止剤の適当な1つの
類は非イオン性珪素改質重合体である。非イオン表面活
性剤もこの目的のために使用することができ、例えば、
ノニルフェノキシポリ(エチレンオキシ)エタノール、
オクチルフェノキシ(エチレンオキシ)エタノール及び
ジノニルフェノキシポリ(エチレンオキシ)エタノール
を包含する。
【0038】可塑剤は、フォトレジスト組成物の接着特
性を改善し、平滑でありかつ均一な厚さを持つフォトレ
ジストのうすいコーティング又はフィルムを基体上に施
用することを可能にする。使用することができる可塑剤
は、例えば、樹脂及び増感剤の合計重量を基にして、1
0重量%のレベルまでの燐酸トリ−(B−クロロエチ
ル)−エステル、ステアリン酸、ジカンファ、ポリプロ
ピレン、アセタール樹脂、フェノキシ樹脂及びアルキル
樹脂を包含する。
【0039】速度増加剤は、露光及び非露光区域の両方
においてフォトレジストコーティングの溶解性を増加さ
せる傾向がある。即ち、速度増加剤は、ある程度のコン
トラストが犠牲にされてもよい、即ち、ポジ型レジスト
においてフォトレジストコーティングの露光区域がより
迅速に現像剤によって溶解される一方、速度増加剤が非
露光区域からフォトレジストコーティングのより大きな
損失を引き起こしても、現像の速度が最優先の考慮点で
ある施用において使用される。使用することができる速
度増加剤は、例えば、樹脂及び増感剤の合計重量を基に
して、20%までの重量レベルのピクリン酸、ニコチン
酸又はニトロ桂皮酸を包含する。
【0040】製造された放射線感受性レジスト混合物
は、浸漬、噴霧、遠心除滴又はスピンコーティング等の
フォトレジスト技術におけるいずれかの常法によって基
体に施用することができる。例えば、スピンコーティン
グのときには、用いられるスピニング装置の型及びスピ
ン速度、並びにスピニング処理に許容される時間の長さ
が与えられたとすると、所望の厚さのコーティングを得
るために固形分の率についてレジスト混合物を調節する
ことができる。適当な基体は、珪素、アルミニウム又は
重合体樹脂、二酸化珪素、ドープ型二酸化珪素、珪素樹
脂、ヒ化ガリウム、窒化珪素、タンタル、銅、ポリ珪
素、セラミック及びアルミニウム/銅混合物を包含す
る。これらの基体のコーティング面は、フォトレジスト
コーティングを施用する前に常用の接着促進剤(例えば
ヘキサメチルジシラザン)で下塗りしてもしなくてもよ
い。
【0041】上述した操作によって得られたフォトレジ
ストコーティングは、マイクロプロセッサーその他の小
型集積回路部材の生産において用いられるもの等の二酸
化珪素又は窒化珪素層でコーティングされた珪素ウェー
ファーに施用するのに特に適している。アルミニウム又
はアルミニウム被覆基体も同様に使用することができ
る。基体は、種々の重合体樹脂、特に透明重合体、例え
ばポリエステル及びポリオレフィンよりなっていてもよ
い。
【0042】レジスト溶液が基体上にコーティングされ
て後、実質的にすべての溶媒が蒸発し、そして均一な放
射線感受性コーティングのみが基体上に残るまで、コー
ティングされた基体を約70℃〜125℃においてベー
キングする。次に、適当なマスク、ネガ、ステンシル、
型板等の使用によって得られる任意の所望の露光パター
ンとして、放射線、特に紫外放射線に露光される。フォ
トレジスト被覆基体を処理する際現在使用されている常
用のイメージング法又は装置を、本発明について用いる
ことができる。紫外(UV)光が好ましい放射線源であ
るが、可視光、電子又はイオンビーム及びX線放射エネ
ルギー等の他の放射線源をその代りに用いてよい。露光
されたレジスト被覆基体は、好ましくは約90℃〜約1
20℃において約30〜300秒間後露光ベークに付さ
れ、イメージの質及び解像を強化させる。
【0043】次に、露光されたレジスト被覆基体を水性
アルカリ性現像液中で現像する。この溶液は、例えば窒
素ガス撹拌により、撹拌されることが好ましい。水性ア
ルカリ性現像剤の例は、テトラメチル−アンモニウムヒ
ドロキシド、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、エタ
ノールアミン、コリン、燐酸ナトリウム、炭酸ナトリウ
ム、メタ珪酸ナトリウム等の水溶液を包含する。本発明
の場合好ましい現像剤は、アルカリ金属水酸化物、燐酸
塩もしくは珪酸塩、又はそれらの混合物であるか、又は
テトラメチル−アンモニウムヒドロキシドである。噴霧
現像もしくはパッドル現像、又はそれらの組合せ等の代
りの現像技術を使用することもできる。基体は、露出区
域からレジストコーティングがすべて溶解するまで現像
剤中に留まらせる。普通は、約10秒〜約3分の現像時
間が用いられる。
【0044】現像液中コーティングされたウェーファー
の選択的溶解の後、ウェーファーは好ましくは脱イオン
水洗浄に付され、現像剤及び残存するコーティングの望
ましくない部分を完全に除去し、そしてそれ以上の現像
を停止させる。この洗浄操作(これは現像過程の一部分
である)の後濾過した空気でブロー乾燥を行って過剰の
水を除去してよい。次に後現像熱処理又はベークを用い
て、コーティングの接着及びエッチング液その他の物質
に対する化学的抵抗性を増大させることができる。後現
像熱処理は、コーティングの熱変形温度より下でコーテ
ィング及び基体をベーキングすることよりなることがで
きる。
【0045】工業的応用において、特に珪素/二酸化珪
素型基体上マイクロ回路ユニットの製造においては、次
に現像された基体を緩衝化フッ化水素酸エッチング液又
はプラズマガスエッチで処理することができる。本発明
のレジスト組成物は、多種多様の酸エッチング液又はプ
ラズマガスに抵抗性があり、基体のレジスト被覆区域に
有効な保護を与えると考えられる。後に、フォトレジス
トコーティングの残りの区域は、常用のフォトレジスト
ストリッピング操作を用いてエッチングされた基体面か
ら除去することができる。
【0046】本発明は、次の実施例によって詳細に更に
説明される。別に明示されないかぎり部数及び百分率は
すべて重量による。 実施例 1 ノボラックオリゴマーA 2,6−ビス〔(5−クロロ−2,4−ジヒドロキシフェ
ニル)メチル〕−4−メチルフェノール 1リットルの3頚反応フラスコに機械撹拌装置、Yアー
ム及び温度計を取り付けた。このフラスコに2,6−ビ
ス(ヒドロキシメチル)−p−クレゾール(エタノール
から1回再結晶)(25.25g、0.15モル)、4−
クロロレゾルシノール(216.8g、1.50モル)、
p−トルエンスルホン酸一水和物(1.0g)及び水
(300ml)を添加した。反応混合物を撹拌、約80℃
に加熱し、約80℃において4時間保った。反応混合物
を室温まで冷却し、水(300ml)で希釈した。沈澱し
た生成物を濾過によって単離し、水(3リットル)で洗
浄した。固体生成物を室温において風乾し、アセトン
(150ml)に溶解し、濾過し、水(2リットル)中に
沈澱させた。沈澱を単離し、50℃において風乾すると
50g、理論値の78%の固体が残った。標題の化合物
の純度及び構造は、その液体クロマトグラム、並びにそ
のプロトンNMR及び炭素NMRスペクトルによって確
立された。
【0047】液体クロマトグラムは、5ミクロン、4.
5mm×150mm C8末端キャップ型カラムを使用して得
られた。使用された移動相は、45%のHISB(高イ
オン強度緩衝液)55%のアセトニトリルである。高イ
オン強度緩衝液は、無水トリフロロ酢酸(1.5ml)、
テトラメチル−アンモニウムヒドロキシド五水和物
(1.8g)及び水(1リットル)からつくられる。こ
の溶液のpHは、水酸化ナトリウム(0.1N)で3.0±
0.1に調節される。流速は2.5ml/分である。このク
ロマトグラムは、滞留時間(分)及び(面積率)として
報告される次の主ピークを示した:2.1分(4.5
%)、2.6分(67.9%)、4.4分(4.5%)、
6.3分(6.1%)。
【0048】このオリゴマーのプロトンNMRは、内部
標準としてテトラメチルシラン(TMS)を用いアセト
ンd6中で記録された。主シグナル(すべて一重線)の
化学シフトは、TMSから低磁場で(downfield)百万
あたりの部数(ppm)として報告される:2.15ppm、
3.82ppm、6.59ppm、6.87ppm、7.09ppm。上
の固体の炭素−13NMRスペクトルは、内部標準とし
てテトラメチルシラン(TMS)を用いジメチルスルホ
キシド−d6中記録された。主シグナルの化学シフト
は、TMSから低磁場で百万あたりの部数(ppm)とし
て報告される:20.30ppm、28.79ppm、103.
43ppm、109.23ppm、119.32ppm、127.5
0ppm、127.64ppm、128.32ppm、130.12
ppm、149.86ppm、151.40ppm、154.01pp
m。
【0049】実施例 2 ノボラックオリゴマーB 2,6−ビス〔(2,4−ジヒドロキシフェニル)メチ
ル〕−4−メチルフェノール 1リットルの3頚フラスコに機械撹拌装置、Yアーム及
び温度計を取り付けた。このフラスコに2,6−ビス
(ヒドロキシメチル)−p−クレゾール(エタノールか
ら1回再結晶)(8.41g、0.05モル)、レゾルシ
ノール(82.6g、0.75モル)、p−トルエンスル
ホン酸一水和物(1.37g)及び水(230ml)を添
加した。撹拌を開始し、フラスコの内容物を4時間72
〜95℃に加熱した。氷浴中冷却して後、得られた固体
を濾過によって単離し、水(1.5リットル)で洗浄
し、窒素雰囲気中真空下40〜50℃において乾燥し
た。生成物は重量13.3g、理論値の75%であっ
た。標題の物質の純度及び同定は、その液体クロマトグ
ラム、プロトンNMR及び炭素−13NMRスペクトル
によって確立された。
【0050】液体クロマトグラムは、10cmのApex C 1
8カラムを使用して得られた。使用された移動相は、1m
l/分の速度の55%のHISB及び45%のアセトニ
トリルである。クロマトグラムは、滞留時間(分)及び
(面積率)として報告される次の主ピークを示した:
2.64分(83.0%)、7.44分(15.29%)。
【0051】この物質のプロトンNMRは、内部標準と
してテトラメチルシラン(TMS)を用いメタノール−
4中記録された。主シグナルの化学シフトは、TMS
から低磁場で百万あたりの部数(ppm)として報告され
る:2.1ppm、3.75ppm、4.9ppm、6.26ppm(二
重線の二重線)、6.33ppm(二重線)、6.74ppm、
6.84ppm(二重線)。この物質の炭素−13スペクト
ルは、内部標準としてテトラメチルシラン(TMS)を
用いメタノール−d4中記録された。主シグナルの化学
シフトは、TMSから低磁場でppmとして報告される:
20.71ppm、30.71ppm、103.37ppm、10
8.13ppm、119.99ppm、129.36ppm、12
9.68ppm、130.23ppm、131.97ppm、15
0.18ppm、155.82ppm、157.52ppm。
【0052】実施例 3 ノボラックオリゴマーC 2,6−ビス〔(2,3,4−トリヒドロキシフェニル)
メチル〕−4−メチルフェノール 1リットルの3頚フラスコに機械撹拌装置、Yアーム及
び温度計を取り付けた。このフラスコに2,6−ビス
(ヒドロキシメチル)−p−クレゾール(エタノールか
ら1回再結晶)(18.29g、0.1087モル)、ピ
ロガロール(206g、1.63モル)、p−トルエン
スルホン酸一水和物(3.36g)及び水(800ml)
を添加した。撹拌を開始し、混合物を65℃に加熱し、
この温度において4時間保持した。氷浴中冷却した後、
得られた固体を濾過によって単離し、減圧下乾燥すると
23gの固体、理論値の55%が残った。この固体を沸
騰水(200ml)に溶解し、濾過し、溶液を濃縮して約
150mlとし、室温において再結晶させた。固体を濾過
によって単離し、乾燥すると18.2gが残った。
【0053】標題の化合物の純度及び同定は、その液体
クロマトグラム、プロトンNMR及び炭素−13NMR
スペクトルによって確立された。液体クロマトグラム
は、末端キャップ型5ミクロン、4.5×250mmのカ
ラムを用いて得られた。使用された移動相は、1.5ml
/分の速度の52%のHISB及び48%のアセトニト
リルであった。クロマトグラムの主ピークは、滞留時間
(分)及び(面積率)として表わされる:3.46分
(2.9%)、4.02分(78.6%)、4.44分
(6.12%)、5.49分(2.12%)、7.18分
(9.30%)。
【0054】この物質のプロトンNMRは、内部標準と
してテトラメチルシラン(TMS)を用いメタノール−
4中記録された。主シグナルの化学シフトは、TMS
から低磁場で百万あたりの部数(ppm)として報告され
る:2.1ppm、3.8ppm、4.85ppm、6.3ppm、6.
48ppm、6.75ppm。この物質の炭素−13NMRス
ペクトルは、内部標準としてテトラメチルシラン(TM
S)を用いメタノール−d4中記録された。主シグナル
の化学シフトは、TMSから低磁場で報告されている:
20.71ppm、31.09ppm、108.34ppm、12
0.83ppm、121.28ppm、129.49ppm、12
9.72ppm、130.43ppm、134.17ppm、14
4.12ppm、145.29ppm、149.90ppm。
【0055】実施例 4 ノボラックオリゴマーD 2,6−ビス−〔(2,4,6−トリヒドロキシフェニ
ル)メチル〕−4−メチルフェノール 3リットル3頚フラスコに機械撹拌装置、Yアーム及び
温度計を取り付けた。このフラスコに2,6−ビス−
(ヒドロキシメチル)−p−クレゾール(エタノールか
ら1回再結晶)(25.26g、0.15モル)、フロロ
グルシノール二水物(364.8g、2.25モル)、p
−トルエンスルホン酸一水和物(6.0g)及び水(24
00ml)を添加した。撹拌を開始し、混合物を60℃に
加熱し、約60℃に4時間保持した。加熱期間の終末に
この混合物を濾過し、放冷した。固体を濾過によって単
離し、温(約45℃)水(3×2200ml)で抽出し
た。抽出の後に残る固体を真空乾燥すると固体13gが
残った。標題の化合物の純度及び同定は、その液体クロ
マトグラム、プロトンNMR及び炭素−13NMRスペ
クトルによって確立された。
【0056】この物質の液体クロマトグラムは、5ミク
ロン、4.5mm×250mmの末端キャップ型C8カラムに
よって得られた。移動相は、1.5ml/分の速度の52
%のHISB及び48%のアセトニトリルであった。ク
ロマトグラムは、滞留時間(分)及び(面積率)として
報告される次の主ピークを示した:3.32分(86.1
3%)、4.43分(11.30%)。この物質のプロト
ンNMRは、内部標準としてテトラメチルシラン(TM
S)を用いメタノール−d4中記録された。主シグナル
は、TMSから低磁場で百万あたりの部数(ppm)とし
て報告される:2.12ppm、3.82ppm、4.85ppm、
5.95ppm、6.95ppm。この物質の炭素−13NMR
は、内部標準としてテトラメチルシラン(TMS)を用
いメタノール−d4中記録された。主シグナルは、TM
Sから低磁場で百万あたりの部数(ppm)として報告され
る:20.86ppm、23.99ppm、95.83ppm、10
7.56ppm、128.88ppm、129.88ppm、13
0.16ppm、149.65ppm、157.22ppm、15
7.42ppm。
【0057】実施例 5 光活性化合物M 6−ジアゾ−5,6−ジヒドロ−5−オキソ−ナフタレ
ン−1−スルホン酸塩化物3モルによるノボラックオリ
ゴマー1モルのエステル化 1リットルのビーカーをアルミニウムはくで包み、機械
撹拌装置及びpHプローブを取り付けた。2,6−ビス
〔(5−クロロ−4,6−ジヒドロキシフェニル)メチ
ル〕−4−メチルフェノールオリゴマー(12.0g、
0.0285モル)、6−ジアゾ−5,6−ジヒドロ−5
−オキソ−ナフタレン−1−スルホン酸塩化物(22.
95g、0.0854モル)、テトラヒドロフルフラー
ルアルコール(400ml)及び水(40ml)をビーカー
中に混入した。
【0058】pHが7.4において安定になるまでトリエ
チルアミンを1滴ずつ添加した。10分間撹拌して後、
32%塩酸(1.2g)で酸性にしてpH1.25とした。
32%塩酸(19g)で酸性にした水(2リットル)中
にこの生成物を析出させた。濾過によって黄色生成物を
単離し、水(2リットル)で洗浄し、真空下24時間乾
燥して黄色生成物31.3gを得た。この混合物中成分
の数は、液体クロマトグラフィーを使用して求められ
た。5ミクロン、4.5mm×250mmの末端キャップ型
8カラムが使用された。移動相は、2.5ml/分の速度
の45%のHISB及び55%のアセトニトリルであっ
た。クロマトグラムの主成分は、滞留時間(分)及び
(面積率)として報告される:5.3分(2.6%)、
6.9分(5.5%)、7.6分(3.54%)、11.2
分(20.1%)、17.39分(9.7%)、23.9分
(48.8%)。
【0059】実施例 6 光活性化合物N 6−ジアゾ−5,6−ジヒドロ−5−オキソ−ナフタレ
ン−1−スルホン酸塩化物4モルによるノボラックオリ
ゴマーA 1モルのエステル化 1リットルのビーカーをアルミニウムはくで包み、機械
撹拌装置及びpHプローブを取り付けた。このビーカーに
2,6−ビス〔(5−クロロ−2,4−ジヒドロキシフェ
ニル)メチル〕−4−メチルフェノールオリゴマー(1
0.0g、0.0234モル)、6−ジアゾ−5,6−ジ
ヒドロ−5−オキソ−ナフタレン−1−スルホン酸塩化
物(24.98g、0.093モル)、テトラヒドロフル
フラールアルコール(440ml)及び水(40ml)を添
加した。
【0060】混合物のpHが7.7において安定になるま
でこの反応混合物に撹拌下トリエチルアミンを添加し
た。1時間撹拌後、32%塩酸(1.8g)で反応混合
物を急冷した。32%塩酸(19g)で酸性にした水
(2リットル)中に生成物を析出させた。濾過によって
固体を単離し、水(4リットル)で洗浄し、真空下24
時間乾燥して黄色生成物32.1gを得た。混合物中成
分の数は、液体クロマトグラフィーによって求められ
た。5ミクロン、4.5mm×250mmの末端キャップ型
8カラムを使用した。移動相は、2.5ml/分の速度の
45%のHISB、55%のアセトニトリルであった。
クロマトグラフィーの主成分は、滞留時間(分)及び
(面積率)として報告される:1.95分(1.99
%)、6.85分(3.97%)、17.31分(10.9
1%)、23.71分(43.76%)、23.56分
(33.05%)。
【0061】実施例 7 光活性化合物O 6−ジアゾ−5,6−ジヒドロ−5−オキソ−ナフタレ
ン−1−スルホン酸塩化物3モルによるノボラックオリ
ゴマーB 1モルのエステル化 3頚丸底フラスコに機械撹拌装置及びpHプローブを取り
付けた。このフラスコに2,6−ビス〔(2,4−ジヒド
ロキシフェニル)メチル〕−4−メチルフェノールオリ
ゴマー(7.0g、0.0199モル)、6−ジアゾ−
5,6−ジヒドロ−5−オキソ−ナフタレン−1−スル
ホン酸塩化物(16.0g、0.0597モル)及びガン
マ−ブチロラクトン(70ml)を添加した。この溶液
に、アセトン(80ml)中4−ジメチルアミノピリジン
(7.7g)を7より高いpHにおいて約30分にわたっ
て添加した。添加完了後混合物を1時間撹拌した。濃塩
酸でpH3にした水(1リットル)中に生成物を析出さ
せ、30分間撹拌し、濾過によって単離し、水(2×5
00ml)で洗浄した。固体を水(500ml)中30分間
再スラリ化し、再び濾過によって単離した。
【0062】固体を約40℃において24時間真空乾燥
した。収量は18.3gである。混合物中成分の数は、
液体クロマトグラフィーによって求められた。カラムは
Waters Nova-Pac Type 8NVC184であった。移動相は、2
ml/分の速度の62%の緩衝液、38%のアセトニトリ
ルであった。主成分は、滞留時間(分)及び(面積率)
として報告される:1.67分(2.92%)、2.92
分(4.85%)、4.08分(7.98%)、5.92分
(24.94%)、11.7分(6.07%)、13.61
分(30.50%)、19.06分(4.0%)、22.7
5分(2.03%)。
【0063】実施例 8 光活性化合物P 6−ジアゾ−5,6−ジヒドロ−5−ジアゾ−ナフタレ
ン−1−スルホン酸塩化物4モルによるノボラックオリ
ゴマーC 1モルのエステル化 3頚丸底フラスコに機械撹拌装置及びpHプローブを取り
付けた。このフラスコに2,6−ビス〔(2,3,4−ト
リヒドロキシフェニル)メチル〕−4−メチルフェノー
ルオリゴマー(7.00g、0.0182モル)、6−ジ
アゾ−5,6−ジヒドロ−5−オキソ−ナフタレン−1
−スルホン酸塩化物(19.6g、0.0729モル)及
びガンマ−ブチロラクトン(80ml)を添加した。この
溶液に、アセトン(100ml)中4−ジメチルアミノピ
リジン(9.3g)を30分にわたって添加し、添加完
了後反応物を1時間撹拌した。濃塩酸でpH1に調節した
蒸留水(1リットル)中に生成物を析出させ、30分間
撹拌した。固体を濾過によって単離し、水(2×500
ml)で洗浄し、蒸留水(1リットル)中30分間再スラ
リ化し、再び濾過によって単離した。
【0064】固体を約40℃において24時間真空乾燥
して生成物23.4gを得た。生成物の成分の数は、液
体クロマトグラフィーによって求められた。カラムはWa
ters Nova-Pac Type 8NVC184であった。移動相は、2ml
/分の速度の62%の緩衝液及び38%のアセトニトリ
ルであった。緩衝液は、水(1リットル)、燐酸(1m
l)及びトリエチルアミン(1ml)からつくられる。主
成分は、滞留時間(分)及び(面積率)として報告され
る:1.47分(2.67%)、1.91分(4.95
%)、2.25分(6.29%)、2.86分(2.64
%)、3.36分(2.86%)、3.82分(24.73
%)、4.64分(2.92%)、5.08分(12.39
%)、6.33分(2.40%)、7.42分(2.48
%)、9.92分(2.34%)、10.8分(21.33
%)、13.68分(4.99%)。
【0065】実施例 9 光活性化合物Q 6−ジアゾ−5,6−ジヒドロ−5−オキソ−ナフタレ
ン−1−スルホン酸塩化物6モルによるノボラックオリ
ゴマー1モルのエステル化 3頚丸底フラスコに機械撹拌装置を取り付けた。このフ
ラスコに2,6−ビス〔(2,3,4−トリヒドロキシフ
ェニル)メチル〕−4−メチルフェノールオリゴマー
(5.0g、0.0130モル)、6−ジアゾ−5,6−
ジヒドロ−5−オキソ−ナフタレン−1−スルホン酸塩
化物(21.0g、0.0782モル)及びガンマ−ブチ
ロラクトン(80ml)を添加した。この溶液に、撹拌下
アセトン(100ml)中4−ジメチルアミノピリジン
(10g)の溶液を30分にわたって添加した。添加完
了後反応物を1時間撹拌した。濃塩酸でpH1に調節した
水(1リットル)中に生成物を析出させ、30分間撹拌
した。固体を濾過によって単離し、水(2×500ml)
で洗浄した。この固体を水(1リットル)中30分間再
スラリ化し、再び濾過によって単離した。
【0066】この固体を40℃において24時間真空乾
燥して21.0gの生成物を得た。混合物中成分の数
は、液体クロマトグラフィーによって求められた。Wate
rs Nova-Pac Type NVC184が使用された。移動相は、2.
0ml/分の62%の緩衝液、38%のアセトニトリルで
あった。主成分は、滞留時間(分)及び(面積率)とし
て報告される:1.48分(3.02%)、10.77分
(48.96%)、13.68分(35.72%)、28.
67分(3.21%)。
【0067】実施例 9A 光活性化合物R 6−ジアゾ−5,6−ジヒドロ−ナフタレン−1−スル
ホン酸塩化物5.5モルによるノボラックオリゴマーC
のエステル化 この光活性化合物混合物は、実施例8において生成した
物質1重量部を実施例9において生成した物質3重量部
と混合することによって形成された。
【0068】実施例 9B 光活性化合物S 6−ジアゾ−5,6−ジヒドロ−5−オキソナフタレン
−1−スルホン酸塩化物5モルによるノボラックオリゴ
マーCのエステル化 この光活性化合物混合物は、実施例9中生成した物質と
実施例8中生成した物質の等重量を混合することによっ
て形成される。
【0069】実施例 10 光活性化合物T 6−ジアゾ−5,6−ジヒドロ−5−オキソ−ナフタレ
ン−1−スルホン酸塩化物4モルを用いるノボラックオ
リゴマーDのエステル化 3頚丸底フラスコに機械撹拌装置を取り付けた。このフ
ラスコに2,6−ビス〔(2,4,6−トリヒドロキシフ
ェニル)メチル〕−4−メチルフェノールオリゴマー
(5.00g、0.0130モル)、6−ジアゾ−5,6
−ジヒドロ−5−オキソ−ナフタレン−1−スルホン酸
塩化物(14.0g、0.521モル)及びガンマ−ブチ
ロラクトン(80ml)を添加した。この溶液に、アセト
ン(100ml)中4−ジメチルアミノピリジン(6.6
8g)を30分にわたって添加した。添加完了後反応混
合物を1時間撹拌した。濃塩酸でpH1にした水(1リッ
トル)中に注ぐことによって生成物を析出させ、30分
間撹拌した。固体を濾過によって単離し、水(2×50
0ml)で洗浄した。この固体を水(500ml)中30分
間再スラリ化し、再び濾過によって単離した。
【0070】この固体を40℃において24時間真空乾
燥して生成物15.9gを得た。成分の数は、液体クロ
マトグラフィーによって求められた。カラムはWaters N
ova-Pac Type NVC184であった。移動相は、2.0ml/分
の速度の62%の緩衝液、38%のアセトニトリルであ
った。主成分は、滞留時間及び(面積率)として報告さ
れる:1.46分(2.2%)、1.60分(2.7%)、
1.88分(3.63%)、3.58分(10.7%)、
7.46分(31.9%)、16.44分(31.77
%)。
【0071】実施例 11 光活性化合物U 6−ジアゾ−5,6−ジヒドロ−5−オキソ−ナフタレ
ン−1−スルホン酸塩化物6モルによるノボラックオリ
ゴマーDのエステル化 3頚丸底フラスコに機械撹拌装置を取り付けた。このフ
ラスコに2,6−ビス〔(2,4,6−トリヒドロキシフ
ェニル)メチル〕−4−メチルフェノールオリゴマー
(5.22g、0.0135モル)、6−ジアゾ−5,6
−ジヒドロ−5−オキソ−ナフタレン−1−スルホン酸
塩化物(21.92g、0.0816モル)及びガンマ−
ブチロラクトン(80ml)を添加した。この溶液に、ア
セトン(100ml)中4−ジメチルアミノピリジン(1
0.44g)を30分間にわたって添加した。添加が完
了して後反応混合物を1時間撹拌した。濃塩酸でpHを1
にした水(1リットル)中に生成物を注ぎ、30分間撹
拌した。濾過によって固体を単離し、水(2×500m
l)で洗浄した。この固体を水(500ml)中再スラリ
化し、再び濾過によって単離した。
【0072】この固体を40℃において24時間真空乾
燥して21.9gの生成物を得た。成分の数は、液体ク
ロマトグラフィーによって求められた。カラムはWaters
Nova-Pac NVC184であった。移動相は、62%の緩衝液
及び38%のアセトニトリルであった。主成分は、滞留
時間(分)及び(面積率)として報告される:1.48
分(2.64%)、3.58分(2.41%)、16.3分
(45.44%)、18.95分(42.96%)。
【0073】実施例 12 ノボラックV 凝縮器、機械撹拌器及び温度計を備えた5リットルの3
頚丸底フラスコにm/pクレゾール混合物(m/p=4
5/55、2004.6g、18.537モル)、ホルム
アルデヒド(916g、37重量%溶液、11.3モ
ル)を添加した。この溶液を95℃の油浴中加熱した。
熱水(20.0g)中シュウ酸二水物(2.70g)の溶
液を添加した。15分後、油浴の温度を110℃に上
げ、この温度に15時間保った。次に反応温度を2時間
かけて200℃に上げた。この間大気圧蒸留によって水
及びホルムアルデヒドを除去した。更に2時間温度を2
00℃に保った。
【0074】この反応物を次に200℃において段階的
に増加する真空下に置き、200℃に4時間保って実質
的に未反応のクレゾール単量体をすべて除去した。次に
溶融ノボラックをトレー上に注いだ。このノボラックの
Mwは、ゲル透過クロマトグラフィーによって7200
であった。
【0075】実施例 13 ノボラックW 凝縮器、機械撹拌器及び温度計を備えた5リットルの3
頚丸底フラスコにm/pクレゾール混合物(m/p=4
0/60、2004.6g、18.537モル)、ホルム
アルデヒド(975.3g、37重量%溶液、12.05
モル)を添加した。この溶液を95℃の油浴中加熱し
た。熱水(20.0g)中シュウ酸二水物(2.70g)
の溶液を添加した。15分後、油浴の温度を110℃に
上げ、この温度に15時間保った。次に反応温度を2時
間かけて200℃に上げた。この間大気圧蒸留によって
水及びホルムアルデヒドを除去した。更に2時間温度を
200℃に保った。留出物は重量890gであった。
【0076】この反応物を次に200℃において段階的
に増加する真空下に置き、200℃に4時間保って実質
的に未反応のクレゾール単量体をすべて除去した。溶融
ノボラックをトレー上に注いだ。重量は約1500gで
あった。このノボラックのMwは、ゲル透過クロマトグ
ラフィーによって6910であった。
【0077】実施例 14 ノボラックX 実施例Wからのノボラックの一部分(42.9g)を、
ガラス容器中2−エトキシエチルアセテート(25.6
7g)及びメタノール(45.1g)に溶解した。この
溶液にメタノール(55.5g)及び水(72.8g)の
溶液を添加した。容器を閉じ、混合物を環境温度におい
て1時間水平に動かし、一夜放置した。放置すると、混
合物は2層に分離した。デカンティング及びサイフォニ
ングによって乳状の上層を下層から実質的に分離した。
下層を、大気圧下約200℃において1時間蒸留し、次
に段階的に増加する真空下に置き、高真空下200℃に
おいて2時間40分蒸留した。アルミニウムはく上に注
ぐことによって溶融ノボラックを単離した。生成物の重
量は32.8gであった。
【0078】実施例 15 ノボラックY 凝縮器、機械撹拌器及び温度計を備えた1リットルの3
頚丸底フラスコにm/p−クレゾール混合物(m/p=
40/60、421.1g、3.89モル)、ホルマリン
(196.0g、37重量%溶液、2.42モル)を添加
した。反応混合物を95℃の油浴中加熱し、熱水(2
0.0g)中シュウ酸二水物(2.70g)の溶液を添加
した。15分後、油浴の温度を110℃に上げ、この温
度に15時間保った。次に反応温度を2時間かけて20
0℃に上げた。この間大気圧蒸留によって水及びホルム
アルデヒドを除去した。更に2時間温度を200℃に保
った。
【0079】温度を230℃に上げ、この反応物を段階
的に増加する真空下に置いた。230℃に1時間保っ
て、次に温度を250℃に上げ、この温度に4.5時間
保って実質的に未反応のクレゾール単量体をすべて除去
した。次に溶融ノボラックをトレー上に注いだ。収量は
273.1gであった。このノボラックのMwは、ゲル
透過クロマトグラフィーによって7690であった。
【0080】実施例 16 ノボラックZ 凝縮器、機械撹拌器及び温度計を備えた5リットルの3
頚丸底フラスコにm/p−クレゾール混合物(m/p=
40/60、2004.6g、18.537モル)、水性
ホルムアルデヒド(992g、37重量%溶液、12.
23モル)を添加した。この溶液を95℃の油浴中加熱
した。熱水(20.0g)中シュウ酸二水物(2.70
g)の溶液を添加した。15分後、油浴の温度を110
℃に上げ、この温度に15時間保った。次に反応温度を
2時間かけて200℃に上げた。この間大気圧蒸留によ
って水及びホルムアルデヒドを除去した。更に2時間温
度を200℃に保った。
【0081】この反応物を次に200℃において段階的
に増加する真空下に置き、200℃に4時間保って実質
的に未反応のクレゾール単量体をすべて除去した。溶融
ノボラックをアルミニウムはくトレー上に注いだ。収量
は約1500gであった。このノボラックのMwは、ゲ
ル透過クロマトグラフィーによって7350であった。
【0082】実施例17〜43 フォトレジスト処方物の製造 実施例5〜11の光活性化合物及び実施例12〜16の
ノボラック樹脂を乳酸エチルに溶解することによって実
施例17〜43におけるフォトレジスト処方物を製造し
た。全フォトレジスト固形物(即ち、光活性化合物及び
ノボラック樹脂の合計)中光活性化合物のパーセントを
表1、2及び3中カラムS%に列記する。4000〜6
000rpmの範囲のどれかでスピンコーティングした時
1.2ミクロンのフィルムを与えるように、更に乳酸エ
チルで希釈することによって各フォトレジストの固形分
を調節した。次に0.2ミクロン孔径のフィルターを通
してレジスト溶液を濾過した。
【0083】フォトレジスト処理 A.基体上へのフォトレジスト組成物のコーティング ヘキサメチルジシラザン(HMDS)で下塗りされてい
る、直径10cm(4インチ)そして酸化物厚さ5000
オングストロームの熱成長シリコン/二酸化珪素被覆ウ
ェーファー上に、上で製造したフォトレジスト溶液をス
ピナーでスピンコーティングした。乾燥後約1.2ミク
ロンの厚さの均一なコーティングが、レジストの粘度に
よって、30秒間4,000〜6,000の範囲のスピニ
ング速度において得られた。コーティングされたウェー
ファーをホットプレート上50秒間110℃においてソ
フトベーキングした。 B.コーティングされた基体の露光 0.30の開口率のレンズを備えたNikon Gラインステ
ップ及びレピート露光ユニットを使用した。この露光ツ
ールは436nmのせまいスペクトルアウトプットを与え
た。
【0084】C.露光されたコーティングした基体の後
露光ベーク 実施例35及び37並びに比較例3の露光されたフォト
レジストコーティングを、現像の前にホットプレート上
120℃において1分間後露光ベークにかけた。他の露
光されたフォトレジストコーティングは、この後露光ベ
ークにかけられなかった。 D.露光されたレジスト被覆基体の現像 実施例17〜35及び38〜43の露光されたフォトレ
ジストコーティングを、2.38重量%のテトラメチル
アンモニウムヒドロキシド水性現像剤溶液を使用し、2
秒のスプレー及び58秒のドウェルサイクルとして60
秒間パッドル現像し、次いで洗浄及びスプレー乾燥し
た。実施例36及び37のフォトレジストを、現像液が
湿潤剤、Takemoto Oild Fat Co. Ltd. 製造のPyonine-4
050T 0.5%を含有していた点の外は同様にして現像し
た。
【0085】比較例1〜3 6−ジアゾ−5,6−ジヒドロ−5−オキソ−ナフタレ
ン−1−スルホン酸塩化物3モルで2,3,4,4′−テ
トラヒドロキシベンゾフェノン1モルをエステル化する
ことによって生成した光活性化合物及び実施例5のノボ
ラック樹脂を用いて比較例1のフォトレジスト処方物を
つくった。PACの量は、表1に示されるとおり約21
重量%であった。2,3,4,4′−テトラヒドロキシベ
ンゾフェノンは、多くの市販のポジ型フォトレジスト処
方物のため普通使用される化学骨格である。比較例2
は、Japan Synthetic Rubber Companyから入手できる7
950の名称の市販ポジ型フォトレジストである。
【0086】比較例3は、上述した後露光ベーク工程を
用いて処理されなかった同じフォトレジスト7950で
ある。実施例17〜43及び比較例1〜3のフォトレジ
スト処方を、フォトスピード、ライン及びスペース解
像、接触ホールクリアランス、スカム、プロフィール及
びイメージ変形温度について評価した。フォトスピード
は、mJ/cm2として測定した、等しいライン及びスペー
スを対応するマスク上の等しいライン及びスペースを得
るのに要する露光エネルギーである。ウェーファー生産
量の見地からは、フォトスピードについて低い値を有す
ることが望ましい。許容されるフォトスピードの範囲は
適用によってきまるが、一般に約300mJ/cm2より低
い値がきわめてよい。
【0087】ライン及びスペース解像は、表中に使用さ
れた場合ミクロン単位の、1ミクロンの等しいライン及
びスペースを解像するのに要するものと同じ露光エネル
ギーを使用して解像することができる最小のライン及び
スペースの寸法である。この測定値が小さければ小さい
程、レジストの解像がよい。接触ホールは、ミクロン単
位で測定された、解像を測定するのに使用されたものと
同じ露光エネルギーにおいてクリアされるきわめて小さ
い円形又は正方形の形象(features)である。この測定
値が小さければ小さい程、この点のレジストのパーフォ
ーマンスがよい。
【0088】スカムは、基体上露光現像された区域に残
存する少量の残留フォトレジストである。スカムは、後
の処理を妨害する可能性があるので望ましくない。表中
評価されたスカムの量は、0〜4の尺度で評点されてお
り、この尺度中0は、電子マイクログラフを走査するこ
とによって観察してスカムがないことを表わし、一方4
は、同じ手段によって観察して実質的な程度のスカムが
あることを表わす。少量のスカムは、実施例34〜37
中示される別の処理技術によって除去することができ、
他のリトグラフ特性の中には改善されるものがある。プ
ロフィールは、最小の解像値(即ち表1、2及び3中示
されているもの)におけるレジストラインの側壁の勾配
である。
【0089】この勾配が垂直であればある程、プロフィ
ールがよい。表においては、プロフィールは電子マイク
ログラフ検査を走査することによって求められ、0、1
又は2の値が与えられ、0は良好なプロフィールが観察
されたことを表わし、2はややよいプロフィールが観察
されたことを表わす。イメージ変形温度(℃として表わ
される)は、大きなレジスト寸法物の上の隅が円くなり
始める温度である。イメージ変形温度が高ければ高い
程、レジストの熱抵抗性が大きく、そしてレジストを高
温処理にかける適用のために一層適している。
【0090】
【表1】
【0091】
【表2】
【0092】
【表3】
【0093】
【表4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブラツケニー,アンドルー・ジエイ アメリカ合衆国マサチユーセツツ州 02271.シーコンク.ブルツクサイドコ ート30 (72)発明者 トウキー,メダート・エイ アメリカ合衆国ロードアイランド州 02806.バーリングトン.コングレスロ ード7 (56)参考文献 特開 昭59−157114(JP,A) 米国特許3660202(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07C 39/15 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【化1】 で表される三核性ノボラックオリゴマー。
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