JP2761786B2 - ポジ型フオトレジスト組成物 - Google Patents

ポジ型フオトレジスト組成物

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JP2761786B2 JP2022679A JP2267990A JP2761786B2 JP 2761786 B2 JP2761786 B2 JP 2761786B2 JP 2022679 A JP2022679 A JP 2022679A JP 2267990 A JP2267990 A JP 2267990A JP 2761786 B2 JP2761786 B2 JP 2761786B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、輻射線に感応するポジ型フオトレジストに
関するものであり、特に高い解像力と感度、更に良好な
パターンの断面形状を備えた微細加工用フオトレジスト
組成物に関するものである。本発明によるポジ型フオト
レジストは半導体ウエハー、またはガラス、セラミツク
ス、金属等の基板上にスピン塗布法もしくはローラー塗
布法で0.5〜3μmの厚みに塗布される。その後、加
熱、乾燥し、マスクを介して回路パターン等を紫外線照
射等により焼付け、現像してポジ画像が得られる。更に
このポジ画像をマスクとしてエツチングすることによ
り、基板にパターン状の加工を施すことができる。代表
的な応用分野はIC等の半導体製造工程、液晶、サーマル
ヘツド等の回路基板の製造、更にその他のフオトフアブ
リケーシヨン工程である。
「従来技術」 ポジ型フオトレジスト組成物としては、一般にアルカ
リ可溶性樹脂と感光物としてのナフトキノンジアジド化
合物とを含む組成物が用いられている。例えば、「ノボ
ラツク型フエノール樹脂/ナフトキノンジアジド置換化
合物」としてUSP-3,666,473号、USP-4,115,128号及びUS
P-4,173,470号等に、また最も典型的な組成物として
「クレゾール−ホルムアルデヒドより成るノボラツク樹
脂/トリヒドロキシベンゾフエノン−1,2−ナフトキノ
ンジアジドスルホン酸エステル」の例がトンプソン「イ
ントロダクシヨン・トウー・マイクロリソグラフイー」
(L.F.Thompson「Introduction to Microlithograph
y」)(ACS出版、No.219号、P112〜121)に記載されて
いる。
結合剤としてのノボラツク樹脂は、膨潤することなく
アルカリ水溶液に溶解可能であり、また生成した画像を
エツチングのマスクとして使用する際に特にプラズマエ
ツチングに対して高い耐性を与えるが故に本用途に特に
有用である。また、感光物に用いるナフトキノンジアジ
ド化合物は、それ自身ノボラツク樹脂のアルカリ溶解性
を低下せしめる溶解阻止剤として作用するが、光照射を
受けて分解するとアルカリ可溶性物質を生じてむしろノ
ボラツク樹脂のアルカリ溶解度を高める働きをする点で
特異であり、この光に対する大きな性質変化の故にポジ
型フオトレジストの感光物として特に有用である。
これまで、超微細パターンの加工に要求される高い解
像力を得るため、多数のレジストが提案されている。そ
の中の1つの方法は、エステル化度を高めることにより
ポリヒドロキシ化合物の全ての水酸基がエステル化され
た完全エステル体を感光物成分として用いるものであ
る。
特開昭61-45240には、トリヒドロキシベンゼン類の1,
2−ナフトキノンジアジドスルホン酸トリエステルが記
載されている。また、特開昭61-118744、同62-280737に
はテトラヒドロキシベンゾフエノンの1,2−ナフトキノ
ンジアジドスルホン酸テトラエステルが記載されてい
る。これらの、エステル化度を高めた1,2−ナフトキノ
ンジアジドスルホン酸エステルを感光成分として用いる
レジストでは高い解像力が得られるが、感度が低く、デ
バイス製造におけるスループツトが低下するという問題
点があった。感度はレジスト中に用いる感光成分の比率
を下げることや、増感剤の添加、もしくは現像液のアル
カリ活性度を高めることで上昇させることができるが、
その場合には解像力値が著しく低下してしまい、もは
や、超微細パターンの加工には適性を有しない。
即ち、エステル化度を高めることだけでは高解像力化
と高感度化は両立し得ない。ここで、エステル化度を高
めるとは、感光物中の完全エステル体の割合を高めるこ
とを意味する。
ところで、ポジ型フオトレジストに好適に用いられて
きたポリヒドロキシ化合物の1,2−ナフトキノンジアジ
ドスルホン酸エステルは単一の化合物ではなく、多くの
異性体の混合物であることは当該業者に広く知られた事
実である。
例えば、USP-4,409,314、同4,439,516、特開昭62-280
737等には、ジヒドロキシベンゾフエノンもしくはトリ
ヒドロキシベンゾフエノンの1,2−ナフトキノンジアジ
ドスルホン酸エステルが混合物であることが記載されて
いる。
また、USP-3,148,983には、テトラヒドロキシベンゾ
フエノンの1,2−ナフトキノンジアジドスルホン酸トリ
エステルの記載があるが、これは誤りであつて、緒方直
哉はこれも、やはり混合物であることを見いだしている
(「機能材料」12月号、頁43〜46、1987)。
我々は、種々の感光物において完全エステル体以外の
特定の異性体を単離・精製し、それらのレジスト性能を
評価検討してきた。その結果、ある特定の異性体におい
ては、種々の異性体の混合物であるポリヒドロキシ化合
物の1,2−ナフトキノンジアジドスルホン酸エステルを
用いる従来のレジストからは全く予想できない高感度、
かつ高解像力を示すことを見いだした。
また、我々は、これら特定の異性体を効率よく合成す
る新たな合成方法を開発した。
「発明が解決しようとする問題点」 本発明の目的とするところは、特に半導体デバイスの
製造において、 高い解像力及び感度を有するポジ型フオトレジスト
組成物、 フオトマスク線幅の広い範囲にわたってマスク寸法
を正確に再現するポジ型フオトレジスト組成物、 1μm以下の線幅のパターンにおいて、高いアスペ
クト比を有する断面形状のレジストパターンを生成し得
るポジ型フオトレジスト組成物、 パターン断面の側壁が垂直に近い形状のパターンを
生成し得るポジ型フオトレジスト組成物、 広い現像ラチチユードを有するポジ型フオトレジス
ト組成物、 得られるレジスト像が耐熱性に優れるポジ型フオト
レジスト組成物、 を提供することにある。
「問題を解決するための手段」 本発明者等は、上記諸特性に留意し、鋭意検討した結
果、本発明の目的が、以下の組成物により達成されるこ
とを見いだした。
即ち、本発明の目的は、アルカリ可溶性樹脂、ポリヒ
ドロキシ化合物と1,2−ナフトキノンジアジド−5−
(及び/又は−4−)スルホニルクロリドとの反応で得
られる感光物、を含有するポジ型フオトレジスト組成物
において、該感光物が下記一般式〔VII〕〜〔XVIII〕で
表わされる構造から選ばれ、かつ下記〜で表される
感光性化合物の混合物であることを特徴とするポジ型フ
オトレジスト組成物、により達成された。
1分子中に1,2−ナフトキノンジアジド−5−(及
び/又は−4−)スルホニルクロリドスルホン酸エステ
ル基が3〜20個と少なくとも1個の水酸基とを有し、該
エステル基と水酸基との当量比が3〜20の範囲にある感
光性化合物の含有量が50%以上。
ポリヒドロキシ化合物中の全ての水酸基が1,2−ナ
フトキノンジアジドスルホニルエステル化された感光性
化合物の含有量が30%以下。
1,2−ナフトキノンジアジドスルホニルエステル化
されていない水酸基を1分子中に3個以上有する感光性
化合物の含有量が20%以下。
本発明について、以下に詳細に説明する。
本発明において好適に用いられる感光物は、下記一般
式(I)で表されるポリヒドロキシ化合物と1,2−ナフ
トキノンジアジド−5−(及び/又は−4−)スルホニ
ルクロリドとの反応で得られる化合物の下記〜の混
合物である。
[1≦a≦2,b/a=3/1〜20/1(当量比)]成分]50
%以上 [完全エステル体(a=0,1≦b)]成分 30%以下 [3≦a,0≦b]成分 20%以下 該成分において、a=1が好ましく、b/aは、3/1〜
20/1、好ましくは4/1〜12/1、更に好ましくは5/1〜9/1
である。3/1未満では残膜率が著しく低下し、20/1を越
えると感度低下が激しい。
また、感光物中50%以上、好ましくは60%以上、更に
好ましくは70%以上である。50%未満では解像力が低下
する。
完全エステル体である成分は、30%以下が好まし
い。30%を越えると感度が低下する。より好ましくは20
%以下、更に好ましくは15%以下である。
1分子中に3個以上のOH基を有する成分は、20%以
下が好ましい。20%を越えるとレジストプロフアイルの
劣化、解像力の低下が激しい。より好ましくは15%以
下、更に好ましくは10%以下である。
本発明者等は、かかる組成で示される感光物を調製す
る方法として、以下の3つの方法を考案した。
1) 通常のポリドロキシ化合物と1,2−ナフトキノン
ジアジドスルホニルクロリドとの反応により得られる種
々の異性体混合物からb/a=3/1〜20/1(当量比)の部分
をカラムクロマト法により分取する。
2) ポリヒドロキシ化合物中の水酸基に電子的あるい
は立体的効果により、1,2−ナフトキノンジアジドスル
ホニルクロリドとの反応における選択性を付与し、更に
有機溶媒/水の混合溶媒中で反応させることにより、一
段と強調された選択的エステル化反応を可能とさせる。
3) ポリヒドロキシ化合物の所定量の水酸基を保護
し、その後残った水酸基を1,2−ナフトキノンジアジド
スルホニルクロリドでエステル化する。エステル化後、
保護基を除去し水酸基とする。
1)の方法は、実験室的には可能であるが、工業的に
は2)及び3)の方法が適している。しかし、3)の方
法では、保護基を脱離する条件下での1,2−ナフトキノ
ンジアジド基の安定性に難があり、2)の方法が最適で
ある。
2)の方法、即ち、電子的もしくは立体的効果を付与
した特定の骨格化合物を用い、しかも有機溶媒/水の混
合溶媒中で反応させて、水酸基の反応性に一段と強調さ
れた選択性を持たせる合成方法は全く新規なものであ
り、本発明の意図する感光物を得る最も有効な方法であ
る。
電子的効果を導入し、更に有機溶媒/水の混合溶媒中
での反応を行わせることにより、水酸基の1,2−ナフト
キノンジアジドスルホニルクロリドとの反応に選択性を
持たせて得られる感光性化合物は、下記一般式[II]及
び[III]で表される基をそれぞれ1分子中に少なくと
も1個有するポリヒドロキシ化合物と1,2−ナフトキノ
ンジアジド−5−(及び/又は−4−)スルホニルクロ
リドを、有機溶媒/水、の混合溶媒中で反応させること
により得られる。このような本発明における感光物は、
式〔VII〕及び〔VIII〕である。
立体的効果を導入し、更に有機溶媒/水の混合溶媒中
での反応を行わせることによりポリヒドロキシ化合物中
の水酸基の1,2−ナフトキノンジアジドスルホニルクロ
リドとの反応に選択性を持たせて得られる感光物は、下
記一般式[IV]、[V]もしくは[VI]で表される基を
1分子中に少なくとも1個有するポリヒドロキシ化合物
と1,2−ナフトキノンジアジド−5−(及び/又は−4
−)スルホニルクロリドを有機溶媒/水の混合溶媒中で
反応させることにより得られる。このような本発明にお
ける感光物は、式〔IX〕〜〔XVIII〕である。
一般式[VII]〜[XVIII]で表される感光物は、下記
一般式[VII′]〜[XVIII′]で表されるポリヒドロキ
シ化合物には1,2−ナフトキノンジアジド−5−(及び
/又は−4−)スルホニルクロリドを有機溶媒/水の混
合溶媒中で反応させることにより得られる。
一般式[II]もしくは[III]で表される基をそれぞ
れ1分子中に少なくとも1個有するポリヒドロキシ化合
物(例えば[VII′]、[VIII′])、一般式[IV]、
[V]もしくは[VI]で表される基を1分子中に少なく
とも1個有するポリヒドロキシ化合物(例えば[IX′]
〜[XVIII′])は、それぞれ基本になるポリヒドロキ
シ化合物に一般式[II]、[IV]、[V]もしくは[V
I]で表される基を以下に例示した様な反応により導入
することにより得られる。
この際、基本になるポリヒドロキシ化合物に反応活性
部位が複数個あると生成物は混合物となるが、本発明に
おいてはこれらの混合物を使用することもできる。
R′8〜R′11、R′13〜R′21、R′24〜R′34
びR′40〜R′42は上述の基を表すが、−H、−OH基以
外のR′8〜R′11、R′13〜R′21、R′24
R′34、R′42の各置換基とR′40、R′41中の置換
基、及び−H、−OH、−COOH、−CN、ハロゲン原子、−
COOR43、−R44−COOH、−R45−COOR46基以外のR22
23については、好ましくは炭素数1〜8のアルキル基
もしくはアルコキシ基、炭素数6〜15のアリール基もし
くはアラルキル基、アルコキシ基・アリールオキシ基・
アリール基・ヒドロキシル基・カルボキシル基・スルホ
ン酸基・アミノ基・ニトロ基・シリル基・シリルエーテ
ル基・シアノ基・アルデヒド基・メルカプト基もしくは
ハロゲン原子等で置換された炭素数1〜8のアルキル基
もしくはアルコキシ基、アルコキシ基・アリールオキシ
基・アリール基・ヒドロキシル基・カルボキシル基・ス
ルホン基・アミノ基・ニトロ基・シリル基・シリルエー
テル基・シアノ基・アルデヒド基・メルカプト基もしく
はハロゲン原子等で置換された炭素数6〜15のアリール
基もしくはアラルキル基、炭素数2〜15の脂肪族もしく
は芳香族アシル基、アシロキシ基、等である。
以上、ポリヒドロキシ化合物の好ましい態様を例示し
てきたが、特に好ましい態様として以下の化合物を例示
することができる。
本発明のフオトレジスト組成物においては、これらの
ポリヒドロキシ化合物の混合物を出発原料としてエステ
ル化して得られた感光物を用いても、それが前述したエ
ステル化率の条件を満たす混合物であれば、単一のポリ
ヒドロキシ化合物を原料とする場合と同様の優れた結果
が得られる。
一般式[VII′]〜[XVIII′]で表されるポリヒドロ
キシ化合物と1,2−ナフトキノンジアジド−5−(及び
/又は−4−)スルホニルクロリドとのエステル化反応
は、以下のように行われる。即ち、所定量の[VII′]
〜[XVIII′]で表されるポリヒドロキシ化合物と1,2−
ナフトキノンジアジド−5−(及び/又は−4−)スル
ホニルクロリド、及び有機溶媒/水の混合溶液をフラス
コ中に仕込み、塩基性触媒、例えば水酸化ナトリウム、
炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、トリエチルアミ
ン等を滴下し縮合させる。有機溶媒としては、ジオキサ
ン、アセトン、メチルエチルケトン、N−メチルピロリ
ドン、γ−ブチルラクトン等が用いられるが、好ましく
はN−メチルピロリドン、γ−ブチルラクトンが選択さ
れる。本発明の意図する反応の選択性を強調するために
は、有機溶媒と水の混合比が重要となってくる。好まし
い混合割合は、有機溶媒/水=100/5〜100/100で、更に
好ましくは100/10〜100/50、最も好ましくは100/15〜10
0/45(いずれも体積比)である。
得られた生成物は、水洗後精製し乾燥する。以上の方
法により、例えば一般式[IX]〜[XVIII]で表される
感光物を調製できる。
本発明で用いるアルカリ可溶性ノボラツク樹脂は、フ
エノール類1モルに対しアルデヒド類0.6〜1.0モルを酸
性触媒下付加縮合することにより得られる。フエノール
類としては、フエノール、o−クレゾール、m−クレゾ
ール、p−クレゾール又はキシレノール等を単独または
2種以上の組み合せで使用することができる。また、ア
ルデヒド類としては、ホルムアルデヒド、パラホルムア
ルデヒド、アセトアルデヒド、ハロゲン化アセトアルデ
ヒド、(例えばクロロ−、ブロモ−)、あるいはフルフ
ラール等を、酸性触媒としては、塩酸、硫酸、ギ酸、蓚
酸もしくは酢酸等を使用できる。こうして得られた分子
量1,000〜50,000のノボラツク樹脂はアルカリ可溶性を
示す。
本発明における感光物とアルカリ可溶性ノボラツク樹
脂の使用比率は、ノボラツク樹脂100重量部に対し感光
物5〜100重量部、好ましくは10〜50重量部である。こ
の使用比率が5重量部未満では残膜率が著しく低下し、
また100重量部を超えると感度及び溶剤への溶解性が低
下する。
本発明には更に現像液への溶解促進のために、ポリヒ
ドロキシ化合物を含有させることができる。好ましいポ
リヒドロキシ化合物にはフエノール類、レゾルシン、フ
ロログルシン、2,3,4−トリヒドロキシベンゾフエノ
ン、2,3,4,4′−テトラヒドロキシベンゾフエノン、2,
3,4,3′,4′,5′−ヘキサヒドロキシベンゾフエノン、
アセトン−ピロガロール縮合樹脂などが含まれる。
本発明の感光物及びアルカリ可溶性ノボラツク樹脂を
溶解させる溶剤としては、メチルエチルケトン、シクロ
ヘキサノン等のケトン類、エチレングリコールモノメチ
ルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル等
のアルコールエーテル類、ジオキサン、エチレングリコ
ールジメチルエーテル等のエーテル類、メチルセロソル
ブアセテート、エチルセロソルブアセテート等のセロソ
ルブエステル類、乳酸メチル、乳酸エチル、酢酸ブチル
等の脂肪酸エステル類、1,1,2−トリクロロエチレン等
のハロゲン化炭化水素類、ジメチルアセトアミド、N−
メチルピロリドン、ジメチルホルムアミド、ジメチルス
ルホキシド等の高極性溶剤を例示することができる。こ
れら溶剤は単独で、あるいは複数の溶剤を混合して使用
することもできる。
本発明のポジ型フオトレジスト組成物には、必要に応
じ染料、可塑剤、接着助剤及び界面活性剤等を配合する
ことができる。その具体例を挙げると、メチルバイオレ
ツト、クリスタルバイオレツト、マラカイトグリーン等
の染料、ステアリン酸、アセタール樹脂、フエノキシ樹
脂、アルキツド樹脂等の可塑剤、ヘキサメチルジシラザ
ン、クロロメチルシラン等の接着助剤及びノニルフエノ
キシポリ(エチレンオキシ)エタノール、オクチルフエ
ノキシポリ(エチレンオキシ)エタノール等の界面活性
剤がある。
上記ポジ型フオトレジスト組成物を精密集積回路素子
の製造に使用されるような基板(例:シリコン/二酸化
シリコン被覆)上にスピンナー、コーター等の適当な塗
布方法により塗布後、所定のマスクを通して露光し、現
像することにより良好なレジストを得ることができる。
本発明のポジ型フオトレジスト組成物の現像液として
は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウ
ム、ケイ酸ナトリウム、メタケイ酸ナトリウム、アンモ
ニア水等の無機アルカリ類、エチルアミン、n−プロピ
ルアミン等の第一アミン類、ジエチルアミン、ジ−n−
ブチルアミン等の第二アミン類、トリエチルアミン、メ
チルジエチルアミン等の第三アミン類、ジメチルエタノ
ールアミン類、トリエタノールアミン等のアルコールア
ミン類、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド、テト
ラエチルアンモニウムヒドロキシド等の第四級アンモニ
ウム塩、ピロール、ピペリジン等の環状アミン類等のア
ルカリ類の水溶液を使用することができる。更に、上記
アルカリ類の水溶液にアルコール類、界面活性剤を適当
量添加して使用することもできる。
〈発明の効果〉 本発明のポジ型フオトレジストはg線、i線及びエキ
シマレーザー(248nm)露光に適しており、高感度、高
解像力、かつ忠実再現性、レジスト像の断面形状、現像
ラチチユード、耐熱性、レジストの保存安定性に優れて
いる。
「実施例」 以下、合成例及び実施例により本発明を更に詳細に説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
なお、%は他に断りの無い限り、重量%を表す。
合成例 (1) 感光物aの合成 下記化合物(a′)10g、1,2−ナフトキ ノンジアジド−5−スルホニルクロリド27.0g及びアセ
トン/水=300ml/75mlの混合溶媒を3つ口フラスコに仕
込み、均一に溶解した。次いでトリエチルアミン/アセ
トン=10.7g/45mlの混合液を徐々に滴下し、25℃で3時
間反応させた。反応混合液を1%塩酸水溶液1400ml中に
注ぎ、生じた沈澱物を濾別し、水洗・乾燥(40℃)を行
い、下記構造の成分を87%含有する感光物28.5gを得
た。
(2) 感光物bの合成 下記化合物(b′)10g、1,2−ナフトキ ノンジアジド−5−スルホニルクロリド31.3g及びγ−
ブチロラクトン/水=300ml/75mlの混合溶媒を3つ口フ
ラスコに仕込み、均一に溶解した。次いでトリエチルア
ミン/アセトン=12.4g/55mlの混合液を徐々に滴下し、
25℃で3時間反応させた。反応混合液を1%塩酸水溶液
1600ml中に注ぎ、生じた沈澱物を濾別し、水洗・乾燥
(40℃)を行い、下記構造の成分を71%含有する感光物
31gを得た。
(3) 感光物cの合成 下記化合物(c′)10g、1,2−ナフトキ ノンジアジド−5−スルホニルクロリド21.2g及びアセ
トン/水=240ml/80mlの混合溶媒を3つ口フラスコに仕
込み、均一に溶解した。次いで4−ジメチルアミノピリ
ジン/アセトン=10.1g/115mlの混合液を徐々に滴下
し、25℃で3時間反応させた。反応混合液を1%塩酸水
溶液1000ml中に注ぎ、生じた沈澱物を濾別し、水洗・乾
燥(40℃)を行い、下記構造の成分を75%含有する感光
物25gを得た。
(4) 感光物dの合成 下記化合物(d′)10g、1,2−ナフトキ ノンジアジド−5−スルホニルクロリド42.0g及びγ−
ブチロラクトン/水=400ml/100mlの混合溶媒を3つ口
フラスコに仕込み、均一に溶解した。次いで4−ジメチ
ルアミノピリジン/アセトン=20.1g/230mlの混合液を
徐々に滴下し、25℃で3時間反応させた。反応混合液を
1%塩酸水溶液3200ml中に注ぎ、生じた沈澱物を濾別
し、水洗・乾燥(40℃)を行い、下記構造の成分を55%
含有する感光物41.5gを得た。
(5) 感光物eの合成 下記化合物(d′)10g、1,2−ナフトキ ノンジアジド−5−スルホニルクロリド49.0g及びγ−
ブチロラクトン/水=465ml/120mlの混合溶媒を3つ口
フラスコに仕込み、均一に溶解した。次いで4−ジメチ
ルアミノピリジン/アセトン=23.4g/270mlの混合液を
徐々に滴下し、25℃で3時間反応させた。反応混合液を
1%塩酸水溶液3700ml中に注ぎ、生じた沈澱物を濾別
し、水洗・メタノール洗浄・乾燥(40℃)を行い、下記
構造の成分を81%含有する感光物44.0gを得た。
(6) 感光物fの合成 下記化合物(f′)10g、1,2−ナフトキ ノンジアジド−5−スルホニルクロリド40.4g及びγ−
ブチロラクトン/水=380ml/125mlの混合溶媒を3つ口
フラスコに仕込み、均一に溶解した。次いで4−ジメチ
ルアミノピリジン/アセトン=19.3g/220mlの混合液を
徐々に滴下し、25℃で3時間反応させた。反応混合液を
1%塩酸水溶液3200ml中に注ぎ、生じた沈澱物を濾別
し、水洗・メタノール洗浄・乾燥(40℃)を行い、下記
構造の成分を91%含有する感光物38.1gを得た。
(7) 感光物gの合成 下記化合物(g′)10g、1,2−ナフトキ ノンジアジド−5−スルホニルクロリド49.3g及びγ−
ブチロラクトン/水=470ml/135mlの混合溶媒を3つ口
フラスコに仕込み、均一に溶解した。次いで4−ジメチ
ルアミノピリジン/アセトン=24.0g/280mlの混合液を
徐々に滴下し、25℃で3時間反応させた。反応混合液を
1%塩酸水溶液4500ml中に注ぎ、生じた沈澱物を濾別
し、水洗・乾燥(40℃)を行い、下記構造の成分を62%
含有する感光物43.1gを得た。
(8) 感光物hの合成 下記化合物(h′)10g、1,2−ナフトキ ノンジアジド−5−スルホニルクロリド48.9g及びγ−
ブチロラクトン/水=470ml/90mlの混合溶媒を3つ口フ
ラスコに仕込み、均一に溶解した。次いで4−ジメチル
アミノピリジン/アセトン=23.8g/275mlの混合液を徐
々に滴下し、25℃で3時間反応させた。反応混合液を1
%塩酸水溶液4000ml中に注ぎ、生じた沈澱物を濾別し、
水洗・乾燥(40℃)を行い、下記構造の成分を73%含有
する感光物44.1gを得た。
(9) 感光物iの合成 下記化合物(i′)10g、1,2−ナフトキ ノンジアジド−5−スルホニルクロリド40.7g及びγ−
ブチロラクトン/水=390ml/130mlの混合溶媒を3つ口
フラスコに仕込み、均一に溶解した。次いで4−ジメチ
ルアミノピリジン/アセトン=19.8g/230mlの混合液を
徐々に滴下し、25℃で3時間反応させた。反応混合液を
1%塩酸水溶液4500ml中に注ぎ、生じた沈澱物を濾別
し、水洗・乾燥(40℃)を行い、下記構造の成分を77%
含有する感光物39gを得た。
(10) 感光物jの合成 下記化合物(j′)10g、1,2−ナフトキ ノンジアジド−5−スルホニルクロリド45.2g及びγ−
ブチロラクトン/水=430ml/108mlの混合溶媒を3つ口
フラスコに仕込み、均一に溶解した。次いで4−ジメチ
ルアミノピリジン/アセトン=21.6g/250mlの混合液を
徐々に滴下し、25℃で3時間反応させた。反応混合液を
1%塩酸水溶液4000ml中に注ぎ、生じた沈澱物を濾別
し、水洗・乾燥(40℃)を行い、下記構造の成分を71%
含有する感光物40.8gを得た。
(11) 感光物kの合成 下記化合物(k′)10g、1,2−ナフトキ ノンジアジド−5−スルホニルクロリド42.7g及びγ−
ブチロラクトン/水=400ml/100mlの混合溶媒を3つ口
フラスコに仕込み、均一に溶解した。次いで4−ジメチ
ルアミノピリジン/アセトン=20.8g/250mlの混合液を
徐々に滴下し、25℃で3時間反応させた。反応混合液を
1%塩酸水溶液3800ml中に注ぎ、生じた沈澱物を濾別
し、水洗・乾燥(40℃)を行い、下記構造の成分を67%
含有する感光物39.0gを得た。
(12) 感光物lの合成 下記化合物(l′)10g、1,2−ナフトキ ノンジアジド−5−スルホニルクロリド40.5g及びγ−
ブチロラクトン/水=400ml/140mlの混合溶媒を3つ口
フラスコに仕込み、均一に溶解した。次いで4−ジメチ
ルアミノピリジン/アセトン=19.3g/220mlの混合液を
徐々に滴下し、25℃で3時間反応させた。反応混合液を
1%塩酸水溶液4500ml中に注ぎ、生じた沈澱物を濾別
し、水洗・乾燥(40℃)を行い、下記構造の成分を74%
含有する感光物38.4gを得た。
(13) 感光物mの合成 比較例1として、感光物mを合成した。まず、下記化
合物(m′)10g、1,2−ナフトキ ノンジアジド−5−スルホニルクロリド30.0g、アセト
ン340mlを3つ口フラスコに仕込み、均一に溶解した。
次いでトリエチルアミン/アセトン=11.9g/50mlの混合
液を徐々に滴下し、25℃で3時間反応させた。反応混合
液を1%塩酸水溶液2000ml中に注ぎ、生じた沈澱物を濾
別し、水洗・乾燥(40℃)を行い、(m′)化合物の1,
2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸エステル32.
8gを得た。
(14) 感光物nの合成 比較例2として、感光物nを合成した。まず、下記化
合物(m′)10g、1,2−ナフトキノンジアジド−5−ス
ルホニルクロリド48.1g、アセトン550mlを3つ口フラス
コに仕込み、均一に溶解した。次いでトリエチルアミン
/アセトン=19.0g/80mlの混合液を徐々に滴下し、25℃
で3時間反応させた。反応混合液を1%塩酸水溶液3300
ml中に注ぎ、生じた沈澱物を濾別し、水洗・メタノール
洗浄・乾燥(40℃)を行い、(m′)化合物の1,2−ナ
フトキノンジアジド−5−スルホン酸エステル46.0gを
得た。
(15) ノボラツク樹脂の合成 m−クレゾール37g、p−クレゾール63g、37%ホルマ
リン51.0g及びジユウ酸0.05gを3つ口フラスコに仕込
み、攪拌しながら100℃まで昇温し、7時間反応させ
た。反応後、室温まで冷却し、30mmHgまで減圧した。次
いで徐々に150℃まで昇温し、水及び未反応モノマーを
除去した。得られたノボラツク樹脂は重量平均分子量75
00(ポリスチレン換算)であつた。
実施例及び比較例 《ポジ型フオトレジスト組成物の調
製と評価》 実施例1〜12,比較例1,2 上記(1)〜(14)で得られた感光物a〜n(特性を
表−1に示す)各1.10g及び上記(15)で得られたクレ
ゾールノボラツク樹脂(分子量7500)5gをエチルセロソ
ルブアセテート18gに溶解し、0.2μmのミクロフイルタ
ーを用いて濾過し、フオトレジスト組成物を調 製した。このフオトレジストをスピナーを用いてシリコ
ンウエハーに塗布し、窒素雰囲気下の対流オーブンで11
0℃、30分間乾燥して膜厚1.2μmのレジスト膜を得た。
この膜に縮少投影露光装置(ニコン社製NSR1505)を用
い露光した後、2.38%のテトラメチルアンモニウムヒド
ロオキシド水溶液で1分間現像し、30秒間水洗して乾燥
した。このようにして得られたシリコンウエハーのレジ
ストパターンを走査型電子顕微鏡で観察し、レジストを
評価した。その結果を表−2に示す。
感度は1.0μmのマスクパターンを再現する露光量の
逆数をもって定義し、比較例2の感度の相対値で示し
た。
残膜率は未露光部の現像前後の比の百分率で表した。
解像力は1.0μmのマスクパターンを再現する露光量
における限界解像力を表す。
耐熱性は、レジストがパターン形成されたシリコンウ
エハーを対流オーブンで30分間ベークし、 そのパターンの変形が起こらない温度を示した。
レジストの形状は、1.0μmのレジストパターン断面
におけるレジスト壁面とシリコンウエハーの平面のなす
角(θ)で表した。
これから判るように、本発明の感光物a〜lを用いた
レジストは、特に解像力及びレジスト形状が優れてい
た。本発明の感光物は、エチルセロソルブアセテートに
対する溶解性も優れており、これらの感光物を用いたレ
ジスト組成物溶液は40℃、30日間も放置しても沈澱物の
析出はなかったが、比較例の感光物m,nを用いたレジス
ト組成物溶液は同条件で放置した後、沈澱物の析出が見
られた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−19846(JP,A) 特開 平2−285351(JP,A) 特表 平4−502519(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03F 7/022 - 7/023

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アルカリ可溶性樹脂、ポリヒドロキシ化合
    物と1,2−ナフトキノンジアジド−5−(及び/又−4
    −)スルホニルクロリドとの反応で得られる感光物、を
    含有するポジ型フオトレジスト組成物において、該感光
    物が下記一般式〔VII〕〜〔XVIII〕で表わされる構造か
    ら選ばれ、かつ下記〜で表される感光性化合物の混
    合物であることを特徴とするポジ型フオトレジスト組成
    物。 1分子中に1,2−ナフトキノンジアジド−5−(及
    び/又−4−)スルホニルクロリドスルホン酸エステル
    基が3〜20個と少なくとも1個の水酸基とを有し、該エ
    ステル基と水酸基との当量比が3〜20の範囲にある感光
    性化合物の含有量が50%以上。 ポリヒドロキシ化合物中の全ての水酸基が1,2−ナ
    フトキノンジアジドスルホニルエステル化された感光性
    化合物の含有量が30%以下。 1,2−ナフトキノンジアジドスルホニルエステル化
    されていない水酸基を1分子中に3個以上有する感光性
    化合物の含有量が20%以下。 W:C1〜C6の直鎖若しくは分枝したアルキレン基、 X:2価の電子吸引性基、もしくは−C(=O)−、−S
    (=O)(=O)−、−C(=S)−、−C(=O)O
    − R12:C1〜C4のアルカン残基もしくはC6〜C12の芳香
    族残基 R8〜R11、R13〜R14:同一でも異なっても良く、−
    H、−OH、 置換もしくは非置換アルキル基、 置換もしくは非置換アルコキシ基、 置換もしくは非置換アリール基、 置換もしくは非置換アラルキル基、 置換もしくは非置換アシル基、 置換もしくは非置換アシロキシ基、 を示し、 c〜1:3≦(c+d)≦8 1≦(e+f)≦8 1≦(g+h)≦4 1≦i〜1≦4 3、R4:C1〜C4の直鎖もしくは分枝したアルキルもし
    くはアルコキシ基 Y:2価の有機基 R:同一でも異なっても良く、−H、 15〜R21、R24〜R34:同一でも異なっても良く、−
    H、−OH、 置換もしくは非置換アルキル基、 置換もしくは非置換アルコキシ基、 置換もしくは非置換アリール基、 置換もしくは非置換アラルキル基、 置換もしくは非置換アシル基、 置換もしくは非置換アシロキシ基、 を示し、 R22、R23:−H、−OH、−COOH、−CN、ハロゲン原
    子、−COOR43、−R44−COOH、−R45−COOR46(ここ
    で、R43、R46は置換もしくは非置換アルキル基、置換
    もしくは非置換アリール基、置換もしくは非置換アラル
    キル基であり、R44、R45は置換もしくは非置換アルキ
    レン基、置換もしくは非置換アリーレン基である。)、 置換もしくは非置換アルキル基、 置換もしくは非置換アルコキシ基、 置換もしくは非置換アラルキル基、 Z:−C(=O)−、−SO2− A:酸素原子もしくは単結合 al〜u1:1≦a1≦3 1≦l1≦2 0≦m1、n1≦2 3≦(b1+c1)≦7 3≦(d1+e1)≦7 3≦(f1+g1)≦7 3≦(t1+u1)≦7 3≦(h1+i1+j1)≦10 3≦(k1+o1+p1)≦10 3≦(q1+r1+s1)≦10 を満足する実数、 R39:−OH、 R5、R6、R51:C1〜C4の直鎖もしくは分枝したアルキ
    レン基、 R35〜R38:同一でも異なっても良く、−H、−OH、 置換もしくは非置換アルキル基、 置換もしくは非置換アルコキシ基、 置換もしくは非置換アラルキル基、 R40、R41、R53、R54、R55: 感光物[IX]〜[XVI]において、l1=m1=n1=0で示
    される残基、もしくは一般式 で表されるアルデヒド類による縮合体残基。 R47:−OH、 48:置換もしくは非置換アルキル基、置換もしくは非
    置換アルコキシ基、 R49:アルデヒド類残基、 R50:−H、置換もしくは非置換芳香族残基、 R7、R52:同一でも異なっても良く、−H、 置換もしくは非置換アルキル基、 置換もしくは非置換アルコキシ基、 置換もしくは非置換アリール基、 置換もしくは非置換アラルキル基、 置換もしくは非置換アシル基、 置換もしくは非置換アシロキシ基、 o:0もしくは1〜3の整数 p:1もしくは2 v1:1〜5の整数
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