JP2784807B2 - 地盤加工装置 - Google Patents

地盤加工装置

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JP2784807B2 JP19743589A JP19743589A JP2784807B2 JP 2784807 B2 JP2784807 B2 JP 2784807B2 JP 19743589 A JP19743589 A JP 19743589A JP 19743589 A JP19743589 A JP 19743589A JP 2784807 B2 JP2784807 B2 JP 2784807B2
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Description

【発明の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本発明はクローラ上の回転機台に起伏自在に設けたブ
ームによってリーダマストを支持し、このリーダマスト
の案内棒に沿って掘削具等を昇降させて地盤に穿孔、杭
打ち等を行なう地盤加工装置に係るものである。
ロ 従来の技術 従来、第6図に示すようにクローラ2上の回転機台1
に起伏自在に設けたブームAによってリーダマスト3を
支持し、このリーダマスト3に設けた案内棒3aに沿って
アースオーガ4を昇降させて地盤に穿孔する地盤加工装
置が提供され、掘削作業中は装置全体として前後長さL
の場所を占有して使用される。しかし現場における装置
の移動時は、リーダマスト3を機台1側へ大きく後退さ
せて、この前後長さLを縮小して占有面積を小さくする
と、取り扱いが便利であるが、この種従来例はキャッチ
フオークB1を外してリーダマスト3に結合した固定用油
圧シリンダC1を縮小し、ブームAを後方へ反らすと、リ
ーダマスト3が回転機台1に近ずいて長さLが短縮する
が、若しリーダマスト3下端がクローラ2の前部間に入
るまで接近させると、回転機台1のみを旋回させて行な
うリーダマスト3の横振り移動が不可能となる。よって
リーダマスト3の近接はクローラ2の前端付近までに限
定される。
ハ 発明が解決しようとする課題 本発明は前記従来例の欠点に鑑みてなされたもので、
リーダマストを直立した状態で回転機台1に接近させ、
且つリーダマストの下端をクローラ前端上方に位置させ
得るために、装置の前後長さが縮小して占有面積が小さ
い状態で、装置全体の移動や、回転機台1のみの旋回に
よるリーダマスト3の横振り移動が行なえて、狭隘現場
で能率的に作業できる地盤加工装置を得ることを目的と
する。
ニ 課題を解決するための手段 本発明は、第1図に例示するように回転機台1に設け
たブームAによって支持されるリーダマスト3に案内さ
れて掘削具等が昇降する地盤加工装置において、ブーム
Aを多関節アームによって構成して各アーム6,7に油圧
式の起伏シリンダ6a,7aを設け、油圧式の進退シリンダ
によって伸縮するキヤッチ装置Bの後部を回転機台1の
前部に横ピン12を介して枢着し、リーダマスト3に回転
自在に嵌着した環状体8の側部に結合されて同側部から
上方へ移動固定自在なるスライダ23を設け、同スライダ
23に前記キヤッチ装置Bの前部を横ピン22を介して枢着
し、スライダ23を上方へ移動させた状態でブームAを起
こしたとき、リーダマスト3が回転機台1に直立状態で
近接し、且つリーダマスト3の下端がクローラ1の前端
上に位置し、同時に前記キヤッチ装置Bが横ピン12を中
心として斜め上方へ回動し得るようにして成る地盤加工
装置である。
ホ 作用 先ず第4図(a)に示すように、上の起伏シリンダ6a
を伸長するとリーダマスト3が上昇しつつ回転機台2に
近接して斜め担ぎの姿勢になる。この姿勢をとるために
は、下の起伏シリンダ7aも適宜用いる。次に、第5図
(a)にも示すようにキヤッチ装置Bの上送シリンダ25
を縮小させると、スライダ23が上昇し、リーダマスト3
の下部が少し回転機台2側へ寄る。こうして第2図に示
す進退シリンダ18を縮小すると、第5図(b)に示すよ
うにリーダマスト3の下部が引かれ、そして第4図
(b)に示すごとく同リーダマスト3がアースオーガ4
と共にクローラ1の前端上に直立した状態となる。以上
の操作はキヤッチ装置Bから始めてもよい。これでアー
スオーガ4の前部から回転機台1に至る前後長さL1が掘
削時の前後長さLに比して縮小して占有空間が小さくな
り、狭小現場での移動が容易となる。またクローラ2の
前端上にリーダマスト3の下端が位置するので、回路機
台1を旋回させてリーダマスト3をクローラ2上を越え
て移動させることができ、この場合アースオーガ4が後
退して回転体としての径が小さいので取り扱いが容易と
なる。
リーダマスト3を元の堀削姿勢に戻すときは前述の操
作を逆に行なう。
ヘ 実施例 本発明の一実施例を第1図によって詳述する。1はク
ローラ2上に設けた回転機台で、Aは多関節アームから
なるブームで、この実施例ではピン5で屈曲自在に結合
した上部アーム6,下部アーム7からなり、下部アーム7
の下端は前記ピン5と平行なピン5aによって回転機台1
上に枢着され、上部アーム6の上端にはリーダマスト3
がブームAの起伏面と平行に傾斜自在になるように枢支
されている。4はリーダマスト3に設けた案内棒3aに沿
って昇降するアースオーガ(掘削具)である。7aは下部
アーム7の上部に一体的に固定されてリーダマスト側に
延びる延出杆7bの前端と回転機台1との間に設けた油圧
式のブーム起伏シリンダで、6aは前記延出杆7bの前端
と、上部アーム6との間に設けた上部アーム7の起伏シ
リンダである。Bは、第2図,第3図に詳示するように
回転機台1の前部に取り付けられて、その前端がリーダ
マスト3に回転自在に嵌着された環状体8に連結された
キヤッチ装置である。9は連結枠で、後部の平行突片10
が機台1前部の二山クレビス11に横ピン12によって起伏
自在に枢着され、前端中央部にはコの字形に筒を組んだ
双筒枠13の結合部13aが縦ピン14によって結合されて、
双筒枠13が横振れ自在になっている。15はプランジャ16
を平行に並べたコの字形のプランジャ枠で、各プランジ
ャ16が双筒枠13にスライド自在に嵌入し、同プランジャ
枠15の結合部17と双筒枠13の結合部13aとはプランジャ
枠15を前進後退させる油圧式の進退シリンダ18によって
連結されている。19は連結枠9の端部と双筒枠13の側部
に介設した油圧式の横移動シリンダで、双筒枠13(結局
リーダマスト3)を左右へ移動させる。20はキヤッチ装
置Bの前部に当たる結合部17の前面に設けた平行突片
で、コの字形に組んだ平行突片21と横ピン22によって互
いに枢着される。23は環状体8から一体的に直上する平
行案内棒24に上方へスライド自在に嵌合したスライダで
ある。23aはスライダ23と平行突片21の結合板21aとを互
いに回転可能にピン結合する前後方向ピンである。25は
平行案内棒24の固定本体26上端の二山クレビス27とスラ
イダ23上面の二山クレビス28間に設けた油圧式のスライ
ダ上送シリンダで、同シリンダを伸長したときスライダ
23は環状体8の側部に位置して固定され、適宜収縮した
ときスライダ23は上送されて固定され、リーダマスト3
の下端がクローラ2の前端に乗るとき、キヤッチ装置B
が斜め上方に回転して最適長さに納まる。8aは案内棒24
を不動に保持するための補助環状体でリーダマスト3に
回転自在に嵌合される。前記上送シリンダ25はスライダ
23を下から上へ押す形式にしてもよい。第1図におい
て、Cはリーダマスト3の分解組み立て時に用いる固定
装置で、上部アーム6とリーダマスト3の内股間にヘの
字形に屈曲自在になるように二連リンク29を介設し、こ
の二連リンク29の前部リンク29aと前記上部アーム7間
に油圧シリンダ30を介設したものよりなる。油圧シリン
ダ30を操作すると二連リンク29が伸縮して上部アーム7
にリーダマスト3が所望の角度を置いて固定され、油圧
回路の方向制御弁にドレンポート(図示せず)が設けら
れて各油圧シリンダはフリーとなり得る。31はアースオ
ーガ4の振れ止め装置である。
ト 発明の効果 本発明は、ブームAを多関節アームによって構成して
各アーム6,7に起伏シリンダ6a,7aを設け、油圧シリンダ
によって伸縮するキヤッチ装置Bの回転機台1の前部に
横ピン12を介して枢着し、リーダマスト3に回転自在に
嵌着した環状体8の側部に結合されて同側部から上方へ
移動固定自在にできるスライダ23を設け、同スライダ23
に前記キヤッチ装置Bの前部を横ピン22を介して枢着
し、スライダ23を上方へ移動させた状態でブームAを起
こしたとき、リーダマスト3が回転機台1に直立状態で
近接し、且つリーダマスト3の下端がクローラ1の前端
上に位置するから、アースオーガ4の前部から回転機台
1の後部に至る装置の前後長さL1が堀削時の前後長さL
に比して縮小して占有空間が小さくなり、狭い作業現場
での装置全体の移動、回転機台1を回転させてアースオ
ーガ4を移動させるときの取り扱いが容易となる。また
リーダマスト3の下端がクローラ1の前端に位置すると
き、キヤッチ装置Bの前端がスライダ23によって上昇し
横ピン12を中心として斜め上方へ回動して納まるので、
一々キヤッチ装置Bを外したり、前端の横ピン22を抜い
て同装置を斜めに吊り下げて納める必要がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の側面図、第2図は同上の要
部の上面図、第3図は同要部の側面図、第4図(a)
(b)はそれぞれ全装置の作用を説明する簡略側面図、
第5図(a)(b)はそれぞれ前記要部の作用を説明す
る拡大側面図、第6図は従来例の側面図である。 図中、A……ブーム、B……キヤッチ装置、C……固定
装置、1……回転機台、2……クローラ、3……リーダ
マスト、4……アースオーガ、6……上部アーム、7…
…下部アーム、6a,7a……起伏シリンダ、8……環状
体、12……横ピン、13……双筒枠、15……プランジャ
枠、16……プランジャ、18……進退シリンダ、22……横
ピン、23……スライダ、24……平行案内棒、25……上送
シリンダ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転機台(1)に設けたブーム(A)によ
    って支持されるリーダマスト(3)に案内されて掘削具
    等が昇降する地盤加工装置において、ブーム(A)を多
    関節アームによって構成して各アーム(6,7)に油圧式
    の起伏シリンダ(6a,7a)を設け、油圧式の進退シリン
    ダによって伸縮するキヤッチ装置(B)の後部を回転機
    台(1)の前部に横ピン(12)を介して枢着し、リーダ
    マスト(3)に回転自在に嵌着した環状体(8)の側部
    に結合されて同側部から上方へ移動固定自在なるスライ
    ダ(23)を設け、同スライダ(23)に前記キヤッチ装置
    (B)の前部を横ピン(22)を介して枢着し、スライダ
    (23)を上方へ移動させた状態でブーム(A)を起こし
    たとき、リーダマスト(3)が回転機台(1)に直立状
    態で近接し、且つリーダマスト(3)の下端がクローラ
    (1)の前端上に位置し、同時に前記キヤッチ装置
    (B)が横ピン(12)を中心として斜め上方へ回動し得
    るようにして成る地盤加工装置
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