JPH0728235Y2 - 地盤加工装置 - Google Patents

地盤加工装置

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JPH0728235Y2
JPH0728235Y2 JP8068289U JP8068289U JPH0728235Y2 JP H0728235 Y2 JPH0728235 Y2 JP H0728235Y2 JP 8068289 U JP8068289 U JP 8068289U JP 8068289 U JP8068289 U JP 8068289U JP H0728235 Y2 JPH0728235 Y2 JP H0728235Y2
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hydraulic cylinder
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正人 大堀
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正人 大堀
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、機台に起伏自在に設けたブームによって分解
型のリーダマストを支持し、このリーダマストの案内棒
に沿ってアースオーガ,クラムバケット等を昇降させて
地盤の穿孔、地中障害物の除去等を行なう地盤加工装置
に係るものである。
〔従来の技術〕
第7図に示すように、クローラ2上に機台1に設けたブ
ームAにによって起伏とプロペラ回転自在に分解型のリ
ーダマスト3を枢支し、ブームAに油圧シリンダ9a(進
退腕装置)の後端を枢着すると共に、その前端をマスト
中間部3aに横ピン20で連結した地盤加工装置が提供され
ている。この装置は、移動時格納時はマスト上半部3bと
マスト下半部3c等を外しておき、作業現場においてブー
ムAを伏せて前記油圧シリンダ9aによってマスト中間部
3aを固定支持して、先ずマスト上半部3bを接続し、ブー
ムAを揚げて油圧シリンダ9aを伸長して直立させたマス
ト中間部3aにマスト下半部3cを接続して後、機台1のキ
ャッチフオーク22をマスト下半部3cに接続してリーダマ
スト3を組立てるようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来例は格納運搬分解組立時のみピン20を挿入して
油圧シリンダ9aを操作できるようにし、キャッチフオー
ク22でリーダマスト3を前後左右横に振ったり、自軸心
でリーダマスト3を回転させるとき等の使用時は、前記
ピン20を抜いてリーダマスト3を油圧シリンダ9aの拘束
から開放しているが、このピン20の挿入脱出作業は一々
高所へ登って行なう為に面倒且つ危険であった。
本考案は前記従来例の欠点に鑑みてなされたもので、使
用時等も、常にマスト中間部を固定する油圧シリンダ等
の装置を外す必要がなく、そして地中障害物除去用のク
ラムバケットを用いる場合、クラムバケットを前後左右
横へ能率的に移動させて使用できる地盤加工装置を得る
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案の地盤加工装置で
は、第1図乃至第4図に例示するように、ブームAによ
って分解型のリーダマスト3のマスト中間部3aを起伏と
プロペラ回転可能に枢支し、搭載した油圧シリンダ8に
よる自力伸縮と外力による従動伸縮を選択できる進退腕
装置Bの後端をブームAに枢着し、マスト中間部3aと、
前記進退腕装置Bの前端8とを、自力横移動と外力によ
る従動的横移動を選択できるスライド板横移動装置B1の
スライド板12を介して、リーダマスト3をプロペラ回転
可能にする縦ピン14と、リーダマスト3を前後振れ可能
にする横ピン20とによって連結した。
〔作用〕
先ず、リーダマスト3の組立を説明する。第6図(a)
に示すようにブームAを伏せて、進退腕装置Bの油圧シ
リンダ9を縮小し、ブームA側にマスト中間部3aを寄せ
て、水平乃至斜めになったマスト中間部3aにマスト上半
部3bを接続する。この場合、なるべくスライド板横移動
装置B1のスライド板12を中立位置に移動させて、進退腕
装置Bの正面にマスト中間部3aがくるようにしておく。
次に、第6図(b)に示すように、ブームAを立てて油
圧シリンダ9を伸縮して直立させたマスト中間部3aにマ
スト下半部3cを接続し、機台1からキャッチフオーク22
を伸ばしてマスト下半部3cに連結する。
この組立て後、油圧シリンダ9を伸縮両方向へオープン
にして進退腕装置Bをリーダマスト3の与える外力によ
って従動伸縮可能にする。ここで、リーダマスト3を前
後へ送って姿勢を正すときは、ジャッキ25を揚げてリー
ダマスト3の下端を地面から浮かし、キャッチフオーク
22を前後へ伸縮し、横ピン5と共に横ピン20を中心とし
てリーダマスト3の下端を前後へ振り、機台1を進退さ
せてブームAの傾斜方向を調節してリーダマス3を直立
姿勢に直し、ジャッキ25を地面へ降下させる。このと
き、進退腕装置Bは従動的に伸縮する。
さらに、ブームAの起伏面が横へ傾斜している状態で、
リーダマスト3を直立姿勢に直すときは、横移動装置B1
の油圧シリンダ17(第4図)をオープンにしてリーダマ
スト3の与える外力による従動的横移動を可能にし、キ
ャッチフオーク22により、リーダマスト3の下端を適宜
に左もしくは右へ横に振ってリーダマスト3を直立姿勢
に直す。この場合、第5図に示すようにリーダマスト3
(マスト中間部3a)が縦ピン14を中心として環状体18と
ともにプロペラ回転し、同時的に横移動する環状体18の
平行突片19の与える横方向の外力によって、油圧シリン
ダ17が縮小し、スライド板12が従動的に横移動する。
以上リーダマスト3が前後振れ横移動プロペラ回転する
とき、進退腕装置Bはスライド板横移動装置B1,縦ピン1
4,横ピン20等によって環状体15に連結されたままブーム
起伏面内にあって正面位置を保っている。
さらにまた、クラムバケットを用いて地中障害物を除去
するときは、第6図(c)に示すように、マスト下半部
3cとキヤッチフオーク22を外して案内棒3dに固定した振
れ止め装置24にクラムバケット29の長軸29aを挿通し
て、同長軸の上端をトップシーブ28から繰り出される主
索条27によって吊り下げてクラムバケット29を昇降させ
る。この場合、油圧シリンダ9によって進退腕装置Bを
自力伸縮させると、横ピン20を中心としてマスト中間部
3a下端が前後に振られてクラムバケット29が前後進す
る。また横移動装置B1を自力横移動させると、環状体18
と共にリーダマスト3が横移動して同時的に前記縦ピン
14を中心としてプロペラ回転してマスト中間部3a下端と
共にクラムバケット29が横移動する。
なお、進退腕装置B等をマスト中間部3aを回転自在に保
持する環状体18に連結した構造をとると、このままでリ
ーダマスト3を環状体18内で軸回転させてアースオーガ
6の向きを変えることができるのであり、またクラムバ
ケット29を用いる場合、同クラムバケットを正面向きか
ら左右横向きへ変えることにより、クラムバケットの移
動範囲を一層拡げることができる。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図乃至第4図によって詳述する。
1はクローラ2上に設けた回転型の機台で、同機台1上
にはブームAの下端が横ピン4によって枢着され、同ブ
ームの上端はマスト中間部3a,マスト上半部3b,マスト下
半部3cから成るリーダマスト3のマスト中間部3aを回転
自在に保持する保持環3dに、横ピン5と前後方向ピン5a
によって枢着されて、マスト中間部3aが前後振れ自在プ
ロペラ回転可能になっている。6はリーダマスト3に沿
って昇降するアースオーガ(掘削具)である。Bはリー
ダマスト3を、ブームAに対して固定すると共に前後振
れできる進退腕装置である。そのうち、7はブームAと
マスト中間部3aの内股間にへの字形に屈曲自在になるよ
うに設けた二連リンクで、後部リンク7bの後端はブーム
Aの上方寄りの内側に横ピン10aで枢着される。9は前
部リンク7aの中間と前記横ピン10a間に介設した油圧シ
リンダである。
進退腕装置B(二連リンク7)の前端8はマスト中間部
3aに、第2図乃至第4図に示すように連結される。即
ち、B1はスライド板横移動装置である。そのうち、10は
前部リンク7aの前端8に固定した断面コの字形の型枠
で、両側フランジ部10bの内側面にはそれぞれの縁に沿
って凹溝11が設けられている。12は凹溝11,11間に横方
向移動自在に嵌入したスライド板で、その外面にはコの
字形片13の本体部が当接し且つ縦ピン14(ここで縦とは
前後方向のこと)によってプロペラ回転可能になるよう
に枢着結合される。さらに15,16はそれぞれスライド板1
2の内面の一端寄りと、型枠10の内底の他端寄りに対向
させて設けた二山クレビスで、この二山クレビス15,16
間には油圧シリンダ17が連結される。以上スライド板横
移動装置B1のコの字形片13の平行突片13aは、マスト中
間部3aを回転自在に保持する環状体18側部の平行突片19
と横ピン20によって枢着結合される。前記油圧シリンダ
9,17は油圧による自力移動とマスト中間部3aの移動に伴
う従動的移動を選択しうるように油圧回路が設定され
る。油圧シリンダ9を操作して進退腕装置Bを自力伸縮
させるとブームAに対してマスト中間部3aが所望の開き
角αを置いて固定され、油圧シリンダ17を自力伸縮させ
て、スライド板横移動装置B1のスライド板12上のコの字
形片13を左右横方向へ移動させると、環状体18を左右へ
押すことができる。21はブームAの起伏用油圧シリンダ
である。22は機台1の前部に設けたキャッチフオーク
で、マスト下半部3cの下端を回転自在に保持する環状体
23に着脱自在に連結されて、リーダマスト3の下端を前
後左右横に振る。24はアースオーガ6の振れ止め装置
で、リーダマスト3に並設した案内棒3dにスライド自在
固定可能に取り付けられる。25はリーダマスト3の下端
を地面に対して支持するジャッキである。26はリーダマ
スト3を軸回転させるウオーム装置で、27はトップシー
ブ28から繰り出されてアースオーガ6を昇降させる主索
条である。
〔考案の効果〕
本考案は、ブームAによって分解型のリーダマスト3の
マスト中間部3aを起伏とプロペラ回転自在に枢支し、搭
載した油圧シリンダ8による自力伸縮と外力による従動
伸縮を選択できる進退腕装置Bの後端を、ブームAに枢
着し、マスト中間部3aと、前記進退腕装置Bの前端8と
を、自力横移動と外力による従動的横移動を選択できる
スライド板横移動装置B1のスライド板12を介して、リー
ダマスト3をプロペラ回転可能にする縦ピン14と、リー
ダマスト3を前後振れ可能にする横ピン20とによって連
結したものであるから、前記装置B,B1等をマスト中間部
3aに連結したままで、進退腕装置Bが前後方向に従動伸
縮するのでリーダマスト3を無理なく前後に振ることが
でき、環状体18が横移動装置B1の従動的横移動に伴って
横に移動して同時にプロペラ回転するのでリーダマスト
3の下端をスムーズに横に振ることができる。さらにマ
スト下半部3cを外して、振れ止め装置24にクラムバケッ
ト29の長軸29aを挿通して同長軸の上端をトップシーブ2
8から繰り出される主索条27によって吊り下げてクラム
バケット29を用いるとき、進退腕装置Bを自力伸縮さ
せ、あるいは横移動装置B1を自力横移動させることによ
り、クラムバケット29を前後左右横に自在に移動させて
障害物除去作業等を能率的に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の側面図、第2図は要部の拡
大側面図、第3図は同要部の上面図、第4図は同要部の
一部の平断面図、第5図は同要部の作用を示す上面図、
第6図(a)(b)(c)はそれぞれ用法を説明する簡
略側面図、第7図は従来例の側面図である。 図中、A……ブーム、B……進退腕装置、B1……スライ
ド板横移動装置、3……リーダマスト、3a……マスト中
間部、7……二連リンク、9……油圧シリンダ、14……
縦ピン、20……横ピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブーム(A)によって分解型のリーダマス
    ト(3)のマスト中間部(3a)を起伏とプロペラ回転可
    能に枢支し、搭載した油圧シリンダ(8)による自力伸
    縮と外力による従動伸縮を選択できる進退腕装置(B)
    の後端をブーム(A)に枢着し、マスト中間部(3a)
    と、前記進退腕装置(B)の前端(8)とを、自力横移
    動と外力による従動的横移動を選択できるスライド板横
    移動装置(B1)のスライド板(12)を介して、リーダマ
    スト(3)をプロペラ回転可能にする縦ピン(14)と、
    リーダマスト(3)を前後振れ可能にする横ピン(20)
    とによって連結して成る地盤加工装置
JP8068289U 1989-07-07 1989-07-07 地盤加工装置 Expired - Lifetime JPH0728235Y2 (ja)

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JP8068289U JPH0728235Y2 (ja) 1989-07-07 1989-07-07 地盤加工装置

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JP8068289U JPH0728235Y2 (ja) 1989-07-07 1989-07-07 地盤加工装置

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Publication Number Publication Date
JPH0321494U JPH0321494U (ja) 1991-03-04
JPH0728235Y2 true JPH0728235Y2 (ja) 1995-06-28

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ID=31625962

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JP8068289U Expired - Lifetime JPH0728235Y2 (ja) 1989-07-07 1989-07-07 地盤加工装置

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