JP2784673B2 - 板材の一部側面に対する縁材形成装置 - Google Patents

板材の一部側面に対する縁材形成装置

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C45/14336Coating a portion of the article, e.g. the edge of the article

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、机やテーブルの天板等の一部側面に対する
縁材形成装置に関する。
〔従来の技術〕
机あるいはテーブル等の天板の側面には、化粧材とし
て、第5図及び第6図に示すように、断面半楕円状の縁
材(21)が取付けられることがある。
この縁材(21)を取付けるには、従来は、天板(22)
の側面に凹溝(23)を切設し、縁材(21)の裏面より突
設した突条(24)を、前記凹溝(23)に嵌合させるか、
あるいは接着剤により接着している。
また、第7図に示すように、天板(25)が鋼板製の場
合には、中空状の縁材(26)を、止めねじ(27)をもっ
て、天板(25)の端面に取付けている。
上述するような縁材の取付方法では、天板と縁材の寸
法の誤差、取付部のガタ等により、接合部に段差や隙間
が生じ易く、見栄えが悪くなる。
そのため、第8図に示すように、天板(28)の端面
を、上下1対の割り型(29)(30)で囲んで、天板(2
8)の周囲に環状の空所(31)を形成させ、この空所(3
1)内に、溶融した合成樹脂材料を注入して、第9図に
示すように、縁材(32)を天板(28)と一体成形するこ
とが考えられている。
しかし、この場合、割り型(29)(30)の上下の合わ
せ目、あるいは型の継ぎ目の隙間等により、縁材(32)
の表面にバリ状の突条(33)が生じることがある。
この突条(33)を除去するには、手間を要し、また仕
上げの具合では、外観が悪くなる。
このような問題点を解決するための手段が、本願人の
出願に係る特開昭63−9404号公報に開示されている。
これは、第10図に示すように、内面に環溝(40)を有
し、かつ上片の要所に導孔(41)を有する環状のガスケ
ット型(42)の前記環溝(40)を、板材(43)の周縁部
に着脱自在に嵌合することにより、前記環溝(40)の奥
所と板材(43)の端面との間に、縁材成形用の空所(4
4)を形成し、ついで、前記板材(43)及びガスケット
型(42)を、一体成形用の割り型式の上下の型(45)
(46)内に挿入するとともに、前記空所(44)に、溶融
した縁材材料を注入することにより、板材(43)と縁材
(47)を一体成形した後、前記ガスケット型(42)を板
材(43)から取外すものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記したガスケット型を使用するものにおいても、次
のような問題点がある。
(a)板材および上下の型に対するガスケット型の位置
を正しく決めるのが困難であり、かつ時間を要する。も
し位置が正しく保たれていないと、縁材の厚さおよび形
状の精度が悪くなる。
(b)縁材の形成後、上型を取り外してから、ガスケッ
ト型が付いているままの板材を下型より外し、ついで、
ガスケット型を伸ばして板から取外すが、その作業は面
倒である。
板材およびガスケット型を、上型および下型に取り付
ける場合には、同様の面倒さがある。
(c)ガスケット型を板材に対して着脱する際、ガスケ
ット型は板材に擦られることが多く、その損耗は激し
い。
(d)ガスケット型の着脱は手で行われるため非能率的
であり、かつその自動化は困難である。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によると、下型と、下型と協同して、板材にお
ける縁材を形成しようとする部分を側方から挿入しうる
縦断面内向コ状の水平方向の溝を形成するようになって
おり、かつ下型に対し上方へ移動しうるようにして、下
型に取付けられている上型とを備え、前記上型の内端部
と下型の内端部に、若干の伸縮性と可撓性を有する材料
からなるガスケット型の上端部と下端部を、それぞれ止
着したことにより上記課題は解決される。
〔作用〕
上型を上昇させると、ガスケット型が形成する溝の高
さは自動的に大となり、板材の側縁部を、容易に水平方
向に出し入れしうるようになる。
〔実 施 例〕
第1図は、本発明を、天板(1)における半円弧状の
側面(2)に縁材を一体成形する場合に適用した例を略
示する平面図である。
第2図ないし第4図に基いて、その詳細を説明する。
(3)は定盤、(4)は、定盤(3)上に固着され、
かつ縦断面が内向形をなすとともに、平面形が半円弧
状をなす下型、(5)は、平板からなり、下型(4)と
対応する平面形を有し、かつ周辺部が下型の垂直片の上
面に載置されている上型で、上型(5)と下型(4)に
より、平面視半円弧状で、縦断面が内向コ字形の水平方
向の溝が形成されている。
下型(4)の水平片の上面と、上型(5)の下面のほ
ぼ対向する要所には、縦断面T形の嵌溝(6)(7)
が、それぞれ設けられている。
各嵌溝(6)(7)には、シリコンゴムもしくはやや
軟質のポリウレタン等からなる伸縮自在で可撓性のある
板状のガスケット型(8)の下端部および上端部の外面
要所より突設した断面T形の突条(9)(10)が、それ
ぞれ嵌合係止され、ガスケット型(8)は内向コ状に湾
曲されている。
ガスケット型(8)の厚さは、板材(1)並びに形成
しようとする縁材(11)の寸法形状に応じて定められ
る。
下型(4)の垂直片の上面と、上型(5)の周辺部下
面の対向する個所には、それぞれ受孔(12)(13)が穿
設され、両受孔(12)(13)内へ圧縮ばね(14)を嵌装
することにより、上型(5)を上向きに付勢してある。
なお上型(5)は、図示を省略したクランプをもっ
て、下型(4)に固定したり解除したりしうるようにな
っている。
なお、上下両型(5)(4)の側端面は、塞板(15)
をもって閉じられている。
まず、クランプを解除することにより、圧縮ばね(1
4)の力で、第2図に示すように、上型(5)を上昇さ
せ、ガスケット型(8)が形成する内向コ状部の高さを
大とする。
ついで、ガスケット型(8)の内側方において、板材
(1)を、図示しない受台により、所要の高さに水平に
保ちつつ、ガスケット型(8)内へ進入させる。
ついで上型(5)を、図示を省略したクランプをもっ
て、圧縮ばね(14)に抗して下降させる。
すると、第3図に示すように、上型(5)は、下型
(4)の垂直片の上面に当接するとともに、ガスケット
型(8)は低寸となり、板材(1)の周辺部上下面を押
圧する。
この際、ガスケット型(8)の内側面と板材(1)の
側面(2)との間には、形成しようとする縁材(11)と
対応する寸度形状の空所(16)が形成されるように、関
係部材の寸法は定められている。
ついで、液状の合成樹脂材料、例えばシリコンゴムま
たは軟質ポリウレタン等を、図には表われていない上型
(5)の上面における注入孔、および内向コ形に湾曲し
たガスケット型(8)の上面要所における導孔を経て、
空所(16)内へ注入し、硬化させる。
すると、第4図に示すように、板材(1)の側面
(2)には、所望の寸法形状の縁材(11)が一体形成さ
れる。
成形完了後、再びクランプを解除し、圧縮ばね(14)
の力により、上型(5)を上昇させる。
すると、ガスケット型(8)は、縁材(11)が付いて
いる板材(1)に対して非圧接状態となるので、板材
(1)を内方へ移動させて、ガスケット型(8)より離
し、上方へ取り出すことができる。
なお、上型(5)に上向付勢力を付与する手段は、圧
縮ばね(14)に限らず、板ばねその他の各種のばね、ゴ
ム等の弾性ブロック、圧力流体等によることもできる。
板材(1)の水平方向の移動手段は任意であり、例え
ば、ねじ駆動式、電動式、エアーシリンダー式、油圧シ
リンダー式とすることができる。
本発明は、半円形の板材に対してばかりでなく、方形
その他の板材の側面の一部に、例えば形の縁材を形成
させたい場合にも適用しうる。いずれの場合において
も、上下型が形成する水平方向の溝は、板材における縁
材を形成しようとする部分を、水平方向に挿入しうる形
状とされることは言うまでもない。
下型を偏平とし、上型の縦断面を内向形としたり、
下型を縦断面内向形、上型を縦断面内向形のともに
低寸のものとして実施することもできる。
〔発明の効果〕
(a)上型を上昇させると、ガスケット型は自動的に上
方へ開くので、縁材取付前および取付後の板材を、容易
に上下の型へ着脱することができる。
(b)板材に対するガスケット型の着脱の際、従来のよ
うに、ガスケット型が板材により強く摩擦されることは
ないので、その耐用性は高くなる。
(c)ガスケット型を、上型とともに上方へ開いたまま
で保持することができるので、その内面の掃除、離型剤
やモールドコートの塗等の作業はやり易い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例が適用される半円形の成形
型を示す平面図、 第2図は、第1図のものにおいて、上型を開いた状態に
おける要部の縦断面図、 第3図は、第2図のものにおいて、上型を閉じ、ガスケ
ット型を板材の周辺部の上下面に当接させた状態におけ
る要部の縦断面図、 第4図は、縁材形成後における第3図と同様の図、 第5図は、一般的な机の斜視図、 第6図は、一般的な机の天板の側縁部の縦断面図、 第7図は、鋼板製の机の天板の側縁部の縦断面図、 第8図は、従来の上下の割り型による縁材形成要領を示
す縦断側面図、 第9図は、第8図の要領で形成された縁材の問題点を示
す縦断面図、 第10図は、従来のガスケット型を使用する縁材形成要領
を示す縦断面図である。 (1)板材、(2)側面 (3)定盤、(4)下型 (5)上型、(6)(7)嵌溝 (8)ガスケット型、(9)(10)突条 (11)縁材、(12)(13)受孔 (14)圧縮ばね、(15)塞板 (16)空所

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下型と、下型と協同して、板材における縁
    材を形成しようとする部分を側方から挿入しうる縦断面
    内向コ状の水平方向の溝を形成するようになっており、
    かつ下型に対し上方へ移動しうるようにして、下型に取
    付けられている上型とを備え、前記上型の内端部と下型
    の内端部に、若干の伸縮性と可撓性を有する材料からな
    るガスケット型の上端部と下端部を、それぞれ止着した
    ことを特徴とする板材の一部側面に対する縁材形成装
    置。
  2. 【請求項2】下型が縦断面内向形のものであり、かつ
    上型が偏平である請求項(1)記載の板材の一部側面に
    対する縁材形成装置。
  3. 【請求項3】下型が偏平であり、かつ上型が縦断面内向
    形のものである請求項(1)記載の板材の一部側面に
    対する縁材形成装置。
  4. 【請求項4】下型が縦断面内向形のものであり、かつ
    上型が縦断面内向形のものである請求項(1)記載の
    板材の一部側面に対する縁材形成装置。
  5. 【請求項5】上型が、圧縮ばねにより、上向きに付勢さ
    れている請求項(1)ないし(4)のいずれかに記載の
    板材の一部側面に対する縁材形成装置。
  6. 【請求項6】上型と下型が、平面視において半円形をな
    している請求項(1)ないし(5)のいずれかに記載の
    板材の一部側面に対する縁材形成装置。
  7. 【請求項7】上型と下型が、平面視において内向コ状を
    なしている請求項(1)ないし(5)のいずれかに記載
    の板材の一部側面に対する縁材形成装置。
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CN109717621A (zh) * 2017-03-21 2019-05-07 何天珍 一种多功能餐桌

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