JP2784542B2 - 金属製バタ材の固定具 - Google Patents
金属製バタ材の固定具Info
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- JP2784542B2 JP2784542B2 JP1258453A JP25845389A JP2784542B2 JP 2784542 B2 JP2784542 B2 JP 2784542B2 JP 1258453 A JP1258453 A JP 1258453A JP 25845389 A JP25845389 A JP 25845389A JP 2784542 B2 JP2784542 B2 JP 2784542B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えば鉄筋コンクリート建物の梁部分を打
設する型枠の支保工用資材として従来使われて来た、木
製バタ材(角材)に替えて、角鋼管等から成る金属製バ
タ材を用いても、これを型枠の桟木等の木製部材に容易
に釘打ち固定出来る様に構成した、金属製バタ材の固定
具に関する。
設する型枠の支保工用資材として従来使われて来た、木
製バタ材(角材)に替えて、角鋼管等から成る金属製バ
タ材を用いても、これを型枠の桟木等の木製部材に容易
に釘打ち固定出来る様に構成した、金属製バタ材の固定
具に関する。
(従来の技術) 第4図は、鉄筋コンクリート建物の梁部分を打設する
型枠を下側から受け支える為の、従来の支保工の有様を
示した図である。
型枠を下側から受け支える為の、従来の支保工の有様を
示した図である。
梁を形成させるコンクリートの注入空間Sは、せき板
30の周縁部に桟木31を打ち付けた構成の3枚の型枠32
を、上向きコ字状の溝形に配設して構成されている。そ
して、底面となる型枠32Aを支保するには、その底面長
手方向に桟木31と同厚の2本の角鋼管製の支持材33を平
行に宛てがった上、桟木31及び各支持材33の下面に跨が
らせる様にして、その長手方向に所定間隔を隔てて複数
本の木製バタ材34を宛てがい、これらの木製バタ材34を
パイプサポート(鋼管製支柱)35で受け支える様にして
いた。
30の周縁部に桟木31を打ち付けた構成の3枚の型枠32
を、上向きコ字状の溝形に配設して構成されている。そ
して、底面となる型枠32Aを支保するには、その底面長
手方向に桟木31と同厚の2本の角鋼管製の支持材33を平
行に宛てがった上、桟木31及び各支持材33の下面に跨が
らせる様にして、その長手方向に所定間隔を隔てて複数
本の木製バタ材34を宛てがい、これらの木製バタ材34を
パイプサポート(鋼管製支柱)35で受け支える様にして
いた。
そして、バタ材34を型枠32Aに固定させる為に、固定
用の釘36を、図示の様にして型枠32Aの桟木31の側面に
斜めに打ち込んで、バタ材34に達する様にしていた。
尚、37は両側面の型枠32,32を所定間隔を隔て固定させ
る、支保工用資材としての型枠締結具(楔式締結具)で
ある。
用の釘36を、図示の様にして型枠32Aの桟木31の側面に
斜めに打ち込んで、バタ材34に達する様にしていた。
尚、37は両側面の型枠32,32を所定間隔を隔て固定させ
る、支保工用資材としての型枠締結具(楔式締結具)で
ある。
(発明が解決しようとする課題) 処が、上記の様にバタ材34を桟木31に釘打ち固定させ
る方法は、斜め方向に確実に釘を打ち込むのにコツを要
する上に、用済後の型枠32を取り外す為の釘抜きに少な
からぬ手間と労力を要していた。
る方法は、斜め方向に確実に釘を打ち込むのにコツを要
する上に、用済後の型枠32を取り外す為の釘抜きに少な
からぬ手間と労力を要していた。
その上、釘抜きの際にバタ材に無理な力が加えられて
破損し易く、その補充に要する経費も無視し難かった。
破損し易く、その補充に要する経費も無視し難かった。
そして、木材は今後次第に供給不足状態に陥ることが
懸念されるので、従来の木製に替えて金属製のバタ材を
採用しようとする機運が高まりつつある。
懸念されるので、従来の木製に替えて金属製のバタ材を
採用しようとする機運が高まりつつある。
そこで、本発明の目的は、従来の木製バタ材に代え
て、例えば角鋼管等を利用した金属製バタ材を、コンク
リート打設用型枠の桟木等の様な木製部材に簡単確実に
固定させる様に構成した金属製バタ材の固定具を提供す
るにある。
て、例えば角鋼管等を利用した金属製バタ材を、コンク
リート打設用型枠の桟木等の様な木製部材に簡単確実に
固定させる様に構成した金属製バタ材の固定具を提供す
るにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記の目的を達成する為に、本発明による金属製バタ
材の固定具は、 金属板を曲げ加工することにより、金属性バタ材を挟
持する略コ字形の凹部aを形成させた本体部分1を備
え、 前記凹部aの一方の側面の側端に、桟木等の木製部材
に釘打固定させる釘打片2を、前記側面に対して直角向
きに連設する構成とした。
材の固定具は、 金属板を曲げ加工することにより、金属性バタ材を挟
持する略コ字形の凹部aを形成させた本体部分1を備
え、 前記凹部aの一方の側面の側端に、桟木等の木製部材
に釘打固定させる釘打片2を、前記側面に対して直角向
きに連設する構成とした。
そして、前記凹部aの折曲箇所の両側に跨がらせて、
補強用突起5を外向きに設けると共に、前記凹部aの両
側面の各上端には、係止用突起6を内向きに設けるとよ
い。
補強用突起5を外向きに設けると共に、前記凹部aの両
側面の各上端には、係止用突起6を内向きに設けるとよ
い。
(作 用) 固定具Aは、その本体部分1のコ字状をした凹部aを
金属製バタ材Bに外嵌させることによって、その所定箇
所に取着される。
金属製バタ材Bに外嵌させることによって、その所定箇
所に取着される。
そして、支保工の対象物がコンクリート打設用型枠等
である場合には、本体部分1に連設した釘打片2を、木
製部材10としての型枠の桟木等に宛てがって、その釘孔
4に釘を打ち込めば、金属製バタ材Bは木製部材10に固
定される。
である場合には、本体部分1に連設した釘打片2を、木
製部材10としての型枠の桟木等に宛てがって、その釘孔
4に釘を打ち込めば、金属製バタ材Bは木製部材10に固
定される。
金属製バタ材Bを取り外す時には、釘打片2と木製部
材10との間にバール等を押し込めば、釘打片2と共に釘
13の頭も浮き上がるので、木製部材10を殆ど傷付けずに
簡単・迅速に釘を抜き取ることが出来る。
材10との間にバール等を押し込めば、釘打片2と共に釘
13の頭も浮き上がるので、木製部材10を殆ど傷付けずに
簡単・迅速に釘を抜き取ることが出来る。
そして、釘打片2は、凹部aの一方の側面の側端に、
側面に対して直角向きに連設したので、桟木を受支持す
るバタ材を、桟木と直交方向に取付けることが出来、そ
の支持機能を確実に発揮させられる。
側面に対して直角向きに連設したので、桟木を受支持す
るバタ材を、桟木と直交方向に取付けることが出来、そ
の支持機能を確実に発揮させられる。
更に、凹部aの折曲箇所の両側に跨がらせて、凹部a
の変形防止用の補強用突起5を外向きに設け、又、凹部
aの両側面の各上端に、バタ材の脱落を防ぐ係止用突起
6を内向きに設けたことによって、重いバタ材の固定用
の、この種の固定具にとって最も重要な、作業の安全性
を確保出来る。
の変形防止用の補強用突起5を外向きに設け、又、凹部
aの両側面の各上端に、バタ材の脱落を防ぐ係止用突起
6を内向きに設けたことによって、重いバタ材の固定用
の、この種の固定具にとって最も重要な、作業の安全性
を確保出来る。
(実 施 例) 以下に、本発明の固定具Bを鉄筋コンクリート製建物
の梁打設用型枠の支保工に用いた実施例に就き、第1図
乃至第3図を参照し乍ら説明する。
の梁打設用型枠の支保工に用いた実施例に就き、第1図
乃至第3図を参照し乍ら説明する。
金属製バタ材Bの固定具Aは、この場合、厚さ約3.2m
mの鋼板を第2図の形状に打ち抜き、この打抜鋼板1Aを
折曲して作られている。打抜鋼板1Aの形状は、長さLが
約18cm、幅Wが約3cmの帯板状部分を本体部分1とし、
その長手方向に3等分した等分線b,cに沿って上記の折
曲を行う様にしている。
mの鋼板を第2図の形状に打ち抜き、この打抜鋼板1Aを
折曲して作られている。打抜鋼板1Aの形状は、長さLが
約18cm、幅Wが約3cmの帯板状部分を本体部分1とし、
その長手方向に3等分した等分線b,cに沿って上記の折
曲を行う様にしている。
そして、図の右側1/3の区画の長手方向の上縁部のう
ち右半部に、台形をした釘打片2を連設し、中間の区画
の上縁部に三角形をした補強用の控片3を連設した形状
を備えている。dは上記上縁部に沿う折曲線で、釘打片
2を後述の様に折曲する折曲箇所となる。釘打片2の高
さは約4cmとし、その上部に釘孔4を設けている。
ち右半部に、台形をした釘打片2を連設し、中間の区画
の上縁部に三角形をした補強用の控片3を連設した形状
を備えている。dは上記上縁部に沿う折曲線で、釘打片
2を後述の様に折曲する折曲箇所となる。釘打片2の高
さは約4cmとし、その上部に釘孔4を設けている。
5は固定具Aの補強用突起で、上記の折曲箇所となる
等分線b,cに夫々跨がる様にして、固定具Aの外側向き
に打出し形成している。6は係止用突起で、本体部1の
両端箇所に、固定具Aの内側に向けて夫々打出し形成し
ている。
等分線b,cに夫々跨がる様にして、固定具Aの外側向き
に打出し形成している。6は係止用突起で、本体部1の
両端箇所に、固定具Aの内側に向けて夫々打出し形成し
ている。
この打抜鋼板1を、上記等分線b,c及び折曲線dに沿
って夫々直角に折曲させることによって、第1図に示し
た固定具Aが出来上がる。
って夫々直角に折曲させることによって、第1図に示し
た固定具Aが出来上がる。
次に、固定具Aを上記梁打設用型枠の支保工に用いる
場合を説明した第3図に於いて、Cは、建物の床(又は
屋根)Dを補強する梁で、その打設用の型枠Eは、梁C
の両側面に対応させて両側面せき板7,8を、又、底面に
対応させて底面せき板9をコ字形溝状に配設して構成さ
れている。10は各せき板7〜9の周縁部を夫々補強する
桟木である。
場合を説明した第3図に於いて、Cは、建物の床(又は
屋根)Dを補強する梁で、その打設用の型枠Eは、梁C
の両側面に対応させて両側面せき板7,8を、又、底面に
対応させて底面せき板9をコ字形溝状に配設して構成さ
れている。10は各せき板7〜9の周縁部を夫々補強する
桟木である。
Bは、型枠Eを受け支持する支保工用資材としての角
鋼管から成る金属製バタ材であり、11はこの金属製バタ
材Bを受支持するパイプサポートである。
鋼管から成る金属製バタ材であり、11はこの金属製バタ
材Bを受支持するパイプサポートである。
次に、上記構成の作用を第3図を参照し乍ら説明す
る。
る。
先ず、金属製バタ材Bの所定箇所に固定具A取着する
が、これを行うには、固定具Aのコ字状の凹部aを、金
属製バタ材Bにその端面側から挿し込んで行くと、対向
した両係止用突起6,6が金属製バタ材Bの端面に突き当
たるが、挿し込む力を増せば、固定具Aは、完全に固定
具Bに挿し込まれて、所望の位置迄移動させることが出
来る。この状態で、固定具Aは、両係止用突起6,6部分
で金属製バタ材Bを挟み付けた有様となって、固定具A
が金属製バタ材Bから脱落する恐れが無くなる。
が、これを行うには、固定具Aのコ字状の凹部aを、金
属製バタ材Bにその端面側から挿し込んで行くと、対向
した両係止用突起6,6が金属製バタ材Bの端面に突き当
たるが、挿し込む力を増せば、固定具Aは、完全に固定
具Bに挿し込まれて、所望の位置迄移動させることが出
来る。この状態で、固定具Aは、両係止用突起6,6部分
で金属製バタ材Bを挟み付けた有様となって、固定具A
が金属製バタ材Bから脱落する恐れが無くなる。
尚、第3図では1本の金属製バタ材Bに2個の固定具
Aを取着しているが、これは1個であっても良く、又こ
の図では、本体部分1への釘打片2の連設位置が異なる
2種類の固定具Aを用いているが、金属製バタ材Bへの
挿嵌方向を互いに逆向きにすれば、1種類の固定具Aを
用意すれば足りる。
Aを取着しているが、これは1個であっても良く、又こ
の図では、本体部分1への釘打片2の連設位置が異なる
2種類の固定具Aを用いているが、金属製バタ材Bへの
挿嵌方向を互いに逆向きにすれば、1種類の固定具Aを
用意すれば足りる。
一方、施工床面上には、梁Cの打設用型枠Eの構築方
向に沿って、その直下に所定間隔を隔ててパイプサポー
ト11を2本宛1組として立設し、夫々の上端に取り付け
た楔打ち式の梁固定具12に、金属製バタ材Bを図示の様
に水平に載せ架けて固定させる。
向に沿って、その直下に所定間隔を隔ててパイプサポー
ト11を2本宛1組として立設し、夫々の上端に取り付け
た楔打ち式の梁固定具12に、金属製バタ材Bを図示の様
に水平に載せ架けて固定させる。
そして、上記の様にして所定間隔を隔てて配設した金
属製バタ材B間に架け渡す様にして、桟木10を打付けた
底面せき板9と、鋼管製の支持材とを、従来技術と同様
にして載せ架ける。
属製バタ材B間に架け渡す様にして、桟木10を打付けた
底面せき板9と、鋼管製の支持材とを、従来技術と同様
にして載せ架ける。
次いで、固定具Aを、その釘打片2が底面せき板9の
桟木10の側面に図示の様に当接される様に、必要に応じ
て固定具Aの位置を移動させた上、釘打片2の釘孔4を
通して桟木10に釘13を打ち付ければ、底面せき板9と金
属製バタ材Bとは、所定の位置関係を保って互いに固定
される。
桟木10の側面に図示の様に当接される様に、必要に応じ
て固定具Aの位置を移動させた上、釘打片2の釘孔4を
通して桟木10に釘13を打ち付ければ、底面せき板9と金
属製バタ材Bとは、所定の位置関係を保って互いに固定
される。
然る後、両側面せき板7,8を底面せき板9の両側端に
添わせる様に宛てがい、第4図の従来技術と同様にし
て、此等両せき板7,8を型枠締結具を用いて所定位置に
固定させれば、型枠Eが完成する。
添わせる様に宛てがい、第4図の従来技術と同様にし
て、此等両せき板7,8を型枠締結具を用いて所定位置に
固定させれば、型枠Eが完成する。
コンクリートの硬化後に、この型枠Eを取り外す時に
は、桟木10と釘打片2との間にバール等を挿し込んでコ
ジれば、釘打片2と共に釘13の頭が浮き上がるので、こ
の釘13を釘抜道具を使って簡単に抜き取ることが出来
る。
は、桟木10と釘打片2との間にバール等を挿し込んでコ
ジれば、釘打片2と共に釘13の頭が浮き上がるので、こ
の釘13を釘抜道具を使って簡単に抜き取ることが出来
る。
その為、従来の様に、桟木に斜めに打ち込まれた釘を
苦労して抜く場合とは異なって、桟木10が釘抜道具やバ
ール等によって傷付けられる恐れは著しく少なくなる。
苦労して抜く場合とは異なって、桟木10が釘抜道具やバ
ール等によって傷付けられる恐れは著しく少なくなる。
尚、上記構成に於いて、釘打片2の周縁部に外向きの
フランジ状折り返し部を形成させて置けば、上記のバー
ル等の挿し込みを容易に行えて、釘抜きに要する手間は
より少なくなる。
フランジ状折り返し部を形成させて置けば、上記のバー
ル等の挿し込みを容易に行えて、釘抜きに要する手間は
より少なくなる。
又、本体部分1、釘打片2、控片3は、図示の形状に
限られず、適宜に変更しても本発明の目的は達成される
し、材質も金属に限られない。
限られず、適宜に変更しても本発明の目的は達成される
し、材質も金属に限られない。
そして、金属製バタ材Bをパイプサポート11の上端に
固定させるには、梁固定具12に代えて第4図に示した簡
単な支持金具14等を用いても良い。
固定させるには、梁固定具12に代えて第4図に示した簡
単な支持金具14等を用いても良い。
この支持金具14は、金属帯板を折曲して金属製バタ材
Bを受支持する受凹部14aと、パイプサポート11の上端
内空部に挿嵌される挿嵌部14bを設けた形態を備えてい
る。
Bを受支持する受凹部14aと、パイプサポート11の上端
内空部に挿嵌される挿嵌部14bを設けた形態を備えてい
る。
[発明の効果] 以上の説明によって明らかな様に、本発明の金属製バ
タ材の固定具は、 コンクリート打設用型枠等の支保工に用いる金属製バ
タ材を、支保工用の木製部材に釘打ち固定させる為のも
のであって、 前記金属製バタ材を挟持する略コ字状をした凹部を有
する本体部分に、前記木製部材に打ち付ける釘を通す釘
孔を設けた釘打片を連設する構成とした。
タ材の固定具は、 コンクリート打設用型枠等の支保工に用いる金属製バ
タ材を、支保工用の木製部材に釘打ち固定させる為のも
のであって、 前記金属製バタ材を挟持する略コ字状をした凹部を有
する本体部分に、前記木製部材に打ち付ける釘を通す釘
孔を設けた釘打片を連設する構成とした。
その為、金属製バタ材でも、本発明の固定具を取着すれ
ば、その釘打片を利用して、従来の木製バタ材と同様に
支保工用の木製部材、例えばコンクリート打設用型枠の
桟木に簡単に釘打ち固定させることが出来る。
ば、その釘打片を利用して、従来の木製バタ材と同様に
支保工用の木製部材、例えばコンクリート打設用型枠の
桟木に簡単に釘打ち固定させることが出来る。
そして、打った釘を抜く時には、釘打片と木製部材と
の間にバール等を挿し込むなどの方法によって、従来に
比べて遥かに簡単迅速に釘を抜くことが出来るし、木製
部材は殆ど傷付けずに済み、勿論、その際に金属製のバ
タ材が傷付くことも無い。
の間にバール等を挿し込むなどの方法によって、従来に
比べて遥かに簡単迅速に釘を抜くことが出来るし、木製
部材は殆ど傷付けずに済み、勿論、その際に金属製のバ
タ材が傷付くことも無い。
第1図乃至第3図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は固定具の斜視図、第2図は固定具を平坦に延ばし
た状態の平面図、第3図は固定具の使用状態を示す縦断
面斜視図である。 第4図はパイプサポートの上端に金属製バタ材を固定さ
せる支持金具を示した縦断面図である。 第5図は従来例を示す第3図相当図である。 符号表 1……本体部分、1A……打抜鋼片 2……釘打片、3……控片 4……釘孔、5……補強用突起 6……係止用突起、7,8……側面せき板 9……底面せき板、10……桟木 11……パイプサポート、12……梁固定具 13……釘、14……支持金具 A……固定具、B……金属製バタ材 C……梁、D……床(屋根) E……型枠 a……凹部、b,c……等分線 d……折曲線 S……コンクリート注入空間 30……せき板、31……桟木 32……型枠、33……支持材 34……木製バタ材、35……パイプサポート 36……釘、37……型枠締結具
1図は固定具の斜視図、第2図は固定具を平坦に延ばし
た状態の平面図、第3図は固定具の使用状態を示す縦断
面斜視図である。 第4図はパイプサポートの上端に金属製バタ材を固定さ
せる支持金具を示した縦断面図である。 第5図は従来例を示す第3図相当図である。 符号表 1……本体部分、1A……打抜鋼片 2……釘打片、3……控片 4……釘孔、5……補強用突起 6……係止用突起、7,8……側面せき板 9……底面せき板、10……桟木 11……パイプサポート、12……梁固定具 13……釘、14……支持金具 A……固定具、B……金属製バタ材 C……梁、D……床(屋根) E……型枠 a……凹部、b,c……等分線 d……折曲線 S……コンクリート注入空間 30……せき板、31……桟木 32……型枠、33……支持材 34……木製バタ材、35……パイプサポート 36……釘、37……型枠締結具
Claims (2)
- 【請求項1】コンクリート打設用型枠の桟木等の木製部
材に、金属製バタ材を固定させる為のものであって、 金属板を曲げ加工することにより、金属製バタ材を挟持
する略コ字形の凹部aを形成させた本体部分1を備え、 前記凹部aの一方の側面の側端に、桟木等の木製部材に
釘打固定させる釘打片2を、前記側面に対して直角向き
に連設したことを特徴とする金属製バタ材の固定具。 - 【請求項2】前記凹部aの折曲箇所の両側に跨がらせ
て、補強用突起5を外向きに設けると共に、前記凹部a
の両側面の各上端には、係止用突起6を内向きに設けた
ことを特徴とする請求項1記載の金属製バタ材の固定
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1258453A JP2784542B2 (ja) | 1989-10-03 | 1989-10-03 | 金属製バタ材の固定具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1258453A JP2784542B2 (ja) | 1989-10-03 | 1989-10-03 | 金属製バタ材の固定具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03119259A JPH03119259A (ja) | 1991-05-21 |
JP2784542B2 true JP2784542B2 (ja) | 1998-08-06 |
Family
ID=17320425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1258453A Expired - Fee Related JP2784542B2 (ja) | 1989-10-03 | 1989-10-03 | 金属製バタ材の固定具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2784542B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4331311Y1 (ja) * | 1965-08-17 | 1968-12-19 | ||
JPS6359959U (ja) * | 1986-10-09 | 1988-04-21 |
-
1989
- 1989-10-03 JP JP1258453A patent/JP2784542B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03119259A (ja) | 1991-05-21 |
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