JP2784033B2 - 光情報記録媒体の情報記録方法及び光ピックアップ - Google Patents

光情報記録媒体の情報記録方法及び光ピックアップ

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光情報記録媒体の記録面に光スポットを照
射して記録を行なわせるようにした光情報記録媒体の情
報記録方法に関する。
[従来の技術] 近年、光ディスクや光磁気ディスクなどの各種光情報
記録媒体に対して所定の情報を効率的に記録・再生・消
去させ得るように、特定構造の光ピックアップ装置ある
いは特定の情報記録方法が種々開発され提案されてい
る。
いわゆる1スポット方式を採用する一般のドライブ装
置においては、光束を集光させてなる光スポットが光情
報記録媒体に対して一つ入射されており、例えば光情報
記録媒体として光磁気ディスクを用い情報の記録を行な
わせる場合には、まず前情報の消去動作が行なわれて光
磁気ディスクが1回転された後に、情報の記録動作が行
なわれて光磁気ディスクがさらに1回転され、ついで記
録された情報を再生する確認(ベリファイ)動作が行な
われる。一方光情報記録媒体として光ディスクを用いる
ドライブ装置では、まず情報の記録動作が行なわれて光
ディスクが1回転された後に、記録された情報が再生さ
れ確認(ベリファイ)動作が行なわれるようになってい
る。
[発明が解決しようとする課題] ところが一般の光磁気ディスクドライブ装置により情
報の記録を行なう場合には、上述したように2回転分の
ディスク回転待ちが必要となり、その回転待ち分アクセ
ス時間が長くなって転送速度が遅くなるという問題があ
る。また光ディスクドライブ装置でも1回転分のディス
ク回転待ちが必要となり、その分アクセス時間すなわち
転送速度が長くなっている。
特開昭59-58638号公報に記載されている装置では、情
報記録用の第1のレーザー光源と情報記録直後の読み出
し(いわゆるベリファイ)を行なうための第2のレーザ
ー光源とが備えられており、2つの発光源から出射され
る各光束をディスクの記録面に2つの光スポットとして
照射させることによって情報の記録動作とベリファイ動
作とを同時に行なわせ、アクセス時間の短縮化を図るよ
うにしている。
しかしながらこのような装置では、発光源として2つ
の半導体レーザーを設ける必要があり、それら2つの半
導体レーザーの制御を行なうために制御系が複雑化して
しまうとともに、2系統の光学系(例えばコリメート光
学系など)が必要となり、その結果光ピックアップヘッ
ド(しいてはドライブ装置)の大型化を招来するととも
に、装置のコストアップも避けられない。
そこで本発明は、2スポット方式によりアクセス時間
の短縮化を図るにあたって発光光源を1つで済ませるこ
とができ、制御系の簡易化および装置の小型化、低コス
ト化を図ることができるようにした光ピックアップ装置
を提供することを目的とする。
[課題を解決すべき手段] 上記目的を達成するため本発明は、光情報記録媒体の
記録面に光スポットを照射して記録を行なわせるように
した光情報記録媒体の情報記録方法において、一つの光
源から出射される光を2つの光束に分割し、これら2つ
の光束を光情報記録媒体に対して先行する第1の光スポ
ットおよび後行の第2の光スポットとしてそれぞれ照射
されてなり、上記先行の第1光スポットにより、互いに
等しい一定区間を備える情報記録区間および情報未記録
区間とを交互に形成するように記録動作および未記録動
作を交互に繰り返して行なわせるとともに、上記先行の
第1光スポットが未記録動作状態にあるときに、該第1
光スポットにより既に記録されている情報記録区間中の
情報を後行の第2光スポットにより再生させる構成を有
している。
[作用] このような構成を備える手段においては、一つの光源
から出射される光が2分割されて2つの光スポットとし
て用いられ、先行の第1光スポットにより記録が行なわ
れた部分の再生が後行の第2の光スポットにより直ちに
行なわれるようになっている。したがって上記手段によ
れば、発光光源が1つで済まされるとともに、従来のよ
うな回転待ちを行なうことなく2スポット方式により迅
速に情報の記録が行なわれることとなる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
記録すべき情報に基づいてレーザー光の発光光量を変
調する光変調記録方式を採用する光ピックアップ装置の
実施例が第2図に示されている。第2図に示されるよう
に、半導体レーザー(LD)1から発せられるレーザー光
は、コリメーターレンズ2で平行光になされた上でビー
ム整形プリズム3で円形に整形され、さらにλ/2板4に
よって偏光成分すなわちP偏光とS偏光とが約4対1に
なるように調整される。λ/2板4を通過した光束は、ウ
ォラストンプリズム5によりP偏光光束BPとS偏光光束
BSとに2分割される。これらのP偏光光束BPとS偏光光
束BSとは光軸が微小な角度をなすようにして出射され、
ハーフプリズム6によって透過光と反射光とに約半分づ
つ振り分けられる。
ハーフプリズム6で反射された約半分の光量のP偏光
光束BPとS偏光光束BSとは受光素子7に入射されるとと
もに、ハーフプリズム6を透過した約半分の光量のP偏
光光束BPとS偏光光束BSとは対物レンズ8により光情報
記録媒体としての光磁気ディスク9の情報記録面に収束
され、これにより光磁気ディスク9の情報記録面上に2
つの光スポットSPOTPおよびSPOTSがそれぞれ形成され
る。光磁気ディスク9は第2図矢印で示される方向に移
動方向が設定されているため、上記2つの光スポットSP
OTPおよびSPOTSのうち、光スポットSPOTPは先行する第
1の光スポットとして形成されるとともに、光スポット
SPOTSは後行の第2の光スポットとして形成されるよう
になっている。そしてこれらの先行する第1の光スポッ
トSPOTPと後行の第2の光スポットSPOTSとの間隔は、光
磁気ディスク9における1バイト記録区間に相当する微
小距離に等しくなるように設定されている。なお上記2
つの光スポットSPOTPおよびSPOTSが光量比は先のλ/2板
4の透過時に調整された光量比、すなわち約4対1にな
されている。
以上が半導体レーザー1から光磁気ディスク9に至る
照射用光路である。
つぎに前記2つの光スポットSPOTPおよびSPOTSを各々
成形したP偏光光束BPとS偏光光束BSとは光磁気ディス
ク9の情報記録面で反射され、対物レンズ8により各々
平行光束となり、ハーフプリズム6で約半分が反射され
て集光レンズ11により収束光となる。
ところで第2図に示す実施例の場合、光磁気ディスク
9に記録された磁気情報に応じて情報読取時のP偏光光
束BPとS偏光光束BSの反射光は、カー効果によって偏光
方向がカー角度θk(約0.6)だけ曲げられる。例えば
S偏光光束BSの反射光はS偏光成分だけでなくカー効果
分P偏光成分を少し含むこととなる。そしてカー効果分
偏光方向が曲げられた光束はλ/2板12により45°回転さ
れた後、偏光ビームスプリッター13によりP偏光光束BP
とS偏光光束BSとの各々のP偏光成分BPP,BSPがS偏光
成分と分離され、偏光ビームスプリッター13を透過し、
シリンドリカルレンズ14によって非点収差が与えられて
受光素子15に入射されるようになっている。またP偏光
光束BPとS偏光光束BSとの各々のS偏光成分BPS,BSS
偏光ビームスプリッター13で反射されて受光素子16に入
射されるようになっている。
なお受光素子15の受光面は、15A,15B,15C,15D,15Eに
5分割されているとともに、受光素子16の受光面は16A,
16Bに2分割されており、ここでフォーカスエラー信号
は(15A+15C)−(15B+15D)として得られ、第1光ス
ポットSPOTPにおける光磁気再生信号は(15A+15B+15C
+15D)−16Aで得られ、第2光スポットSPOTSにおける
光磁気再生信号は15E-16Bで得られるようになってい
る。
このような光磁気記録装置を用いる情報記録方法の実
施例をつぎに説明する。まず記録すべき情報信号が第1
図(A)に示されるように定められている場合に、この
第1図(A)に示される記録情報信号が第1図(B)の
ように1バイトごとに分割される。さらに第1図(C)
に示されるように、1バイトおきに空白の1バイト(未
記録部分)が設定される。そして例えば記録されるべき
情報が0から1へあるいは1から0へ変化するときに半
導体レーザー1の発光パワーが変化されるエッジ記録方
式によれば、半導体レーザー1の発光パワーは第1図
(D)に示されるように設定される。なおこのとき後行
の第2の光スポットSPOTPの光量は情報再生可能な光量
となるように半導体レーザー1の発光パワーが設定され
る。そして第1図(D)に示されるように半導体レーザ
ー1の発光パワーが設定されることにより、第1図
(E)に示されるごとくSPOTPの光量が3段階に変化さ
れることとなる。
この半導体レーザー1の発光パワーの変化状態におい
て先行する第1の光スポットSPOTPの光量が最大となる
とき、光磁気ディスク9の記録面がキュリー点以上に熱
せられ、磁気ヘッド10による磁界が印加される。光磁気
ディスク9の記録面が最初全てS極でありかつ磁気ヘッ
ド10がN極の磁界を発生しているとすれば、先行する第
1の光スポットSPOTPによって光磁気ディスク9に第1
図(F)のごとく情報の記録が行なわれる。すなわち上
記先行の第1光スポットSPOTPにより記録動作および未
記録動作が交互に繰り返して行なわれることによって、
第3図(A)に示されるように、1バイトに相当する区
間を備える情報記録区間Mと情報未記録区間M′とが互
いに等しく交互に形成されるようにようになっている。
一方上述したように先行する第1の光スポットSPOTP
と後行の第2の光スポットSPOTSとの間隔は、光磁気デ
ィスク9における1バイト記録区間に相当する微小距離
に等しくなるように設定されているため、上記先行する
第1光スポットSPOTPが未記録区間M′内にあって未記
録動作状態にあるときには、後行の第2の光スポットSP
OTSは、上記第1の光スポットSPOTPにより既に記録が行
なわれた情報記録区間M内にあってそこに記録されてい
る情報が後行の第2の光スポットSPOTSにより再生され
るようになっている。すなわち第1図(F)に示される
ように、先行する第1の光スポットSPOTPが1バイト記
録し終わったときに後行の第2の光スポットSPOTSはち
ょうど記録し終ったバイト区間の始めの部分に位置され
る。そしてつぎの1バイト区間では先行する第1光スポ
ットSPOTPは未記録状態になされる。このとき後行の第
2の光スポットSPOTSは記録区間において情報再生可能
な光量を発するので、先行する第1光スポットSPOTP
書き込みを行なったばかりの1バイト記録区間が直ちに
後行の第2の光スポットSPOTSによって再生されること
となる。
このように先行する第1光スポットSPOTPは、1バイ
トおきに記録・未記録を繰り返すとともに、後行の第2
光スポットSPOTSは先行する第1光スポットSPOTPが書き
込みを行なったばかりの1バイト記録区間を直ちに再生
する。よって情報の記録動作と記録情報確認のためのベ
リファイ再生動作がほぼ同時に行なわれることとなる。
つぎに情報の消去について説明する。光磁気ディスク
9の記録面には磁界情報が記録されている。これを一様
な磁界にするために消去すべき部分に先行する第1の光
スポットSPOTPがあるときは該光スポットSPOTPの光量を
上昇させて光磁気ディスク9の記録面をキュリー点以上
に発熱させ、事前に消去磁界S極になされている磁気ヘ
ッド10の発生磁界を印加することによって情報は消去さ
れ、一様にS極になされる。
また情報の再生時においては、先行する第1の光スポ
ットSPOTPの光量は、情報再生に必要かつ記録されてい
る磁界情報に悪影響を与えない量とされる。そして光磁
気ディスク9の記録面より反射された光はカー効果によ
り磁気情報に応じて偏光方向が曲げられ、対物レンズ8
を透過してハーフプリズム6によって反射される。そし
て偏光ビームスプリッター13によりP偏光成分とS偏光
成分と分離され、P偏光成分はシリンドリカルレンズ14
によって非点収差が与えられて受光素子15に入射される
とともに、S偏光成分は偏光ビームスプリッター13で反
射されて受光素子16に入射されるようになっている。そ
して上記各受光素子15,16から出力される光電変換信号
を差分することにより情報再生信号が得られることとな
る。
以上が本発明に基づく情報の記録・消去・再生動作で
あって、上述したように本発明による情報の記録動作に
おいては、消去動作が行なわれて光磁気ディスク9が1
回転された後、記録動作とベリファイ動作とがほぼ同時
に行なわれることとなり、光磁気ディスク9の1回転で
情報の記録が行なわれるようになっている。
なお上述したように情報の記録を行なう場合には、第
3図(A)に示されるように1バイトに相当する未記録
(空白)区間をおいて一定区間(1バイト)ごとに情報
の記録が行なわれることとなされているが、これによっ
て光磁気ディスク9の記録面の半分の面積しか使用され
ないこととなる。そこで第3図(B)に示されるよう
に、未記録部分に相当する区間につぎの情報記録を行な
わせることにより光磁気ディスク9の全記録面積を有効
に使用することができる。
情報記録媒体として光ディスクを用いた場合の光ピッ
クアップの構成を第4図に基づいて説明する。第1図に
示される光ピックアップと同一符号は同一構成物を表わ
している。
第4図において、半導体レーザー(LD)1から光ディ
スク17に至る照明用光路は第2図に示されている光磁気
ディスク用の光ピックアップ装置と同様に構成されてお
り、半導体レーザー(LD)1から発せられるレーザー光
は、コリメーターレンズ2で平行光になされた上でビー
ム整形プリズム3で円形に整形され、さらにλ/2板4に
よって偏光成分すなわちP偏光とS偏光とが約4対1に
なるように調整される。λ/2板4を通過した光束は、ウ
ォラストンプリズム5によりP偏光光束BPとS偏光光束
BSとに該2つの光束の光軸が微小な角度をなすように2
分割される。これらのP偏光光束BPとS偏光光束BSとは
光軸が微小な角度をなすようにして出射され、ハーフプ
リズム6によって透過光と反射光とに約半分づつ振り分
けられる。
ハーフプリズム6で反射された約半分の光量のP偏光
光束BPとS偏光光束BSとは受光素子7に入射されるとと
もに、ハーフプリズム6を透過した約半分の光量のP偏
光光束BPとS偏光光束BSとは対物レンズ8により光情報
記録媒体としての光ディスク17の情報記録面に収束さ
れ、これにより光ディスク17の情報記録面上に2つの光
スポットSPOTPおよびSPOTSがそれぞれ形成される。光デ
ィスク17は第4図矢印で示される方向に移動方向が設定
されているため、上記2つの光スポットSPOTPおよびSPO
TSのうち、光スポットSPOTPは先行する第1の光スポッ
トとして形成されるとともに、光スポットSPOTSは後行
の第2の光スポットとして形成されるようになってい
る。そしてこれらの先行する第1の光スポットSPOTP
後行の第2の光スポットSPOTSとの間隔は、光ディスク1
7における1バイト記録区間に相当する微小距離に等し
くなるように設定されている。なお上記2つの光スポッ
トSPOTPおよびSPOTSの光量比は先のλ/2板4の透過時に
調整された光量比、すなわち約4対1になされている。
つぎに前記2つの光スポットSPOTPおよびSPOTSを各々
成形したP偏光光束BPとS偏光光束BSとは光ディスク17
の情報記録面で反射され、対物レンズ8により各々平行
光束となり、ハーフプリズム6で約半分が反射されて集
光レンズ18により収束光となり、シリンドリカルレンズ
19によって非点収差が与えられて受光素子20に入射され
るようになっている。ここでフォーカスエラー信号は
(20A+20C)−(20B+20D)であり、先行する第1光ス
ポットSPOTPにおける再生信号は(20A+20B+20C+20
D)によりRf信号として得られ、後行の第2光スポットS
POTSにおける再生信号は20EによりRf信号として得られ
る。
一定区間ごとに第1光スポットSPOTPにより記録を行
ない、その後直ちに第2光スポットSPOTSによって再生
(ベリファイ)されることは光磁気ディスクにおける記
録方法と同様であるが、本実施例による情報の記録動作
は、記録・ベリファイの工程で行なわれ、ディスクの回
転待ち時間は不要となる。
なお第1図および第4図に示される実施例ともに焦点
誤差の検出法としてシリンドリカルレンズ14,19による
非点収差法が採用されているが、ナイフエッジ法などの
他の方式を用いることはもちろん可能である。
第5図には、先行する第1の光スポットSPOTPと後行
の第2の光スポットSPOTSとの間隔Lに対する記録区間
Mの長さ関係が表わされている。上述したように先行す
る第1の光スポットSPOTPは記録区間Mを記録した後未
記録区間M′に移行されると同時に、記録区間Mは直ち
に後行の第2の光スポットSPOTSにより再生が行なわれ
る。後行の第2の光スポットSPOTSにより再生が行なわ
れるときには、先行する第1の光スポットSPOTPは記録
動作をしないこととなる。このように後行の第2の光ス
ポットSPOTSによる再生が行なわれているときは、先行
する第1の光スポットSPOTPは未記録区間M′内になけ
ればならない。この状態は上記各実施例におけるように
L=M=M′(第5図(A))で可能となるとともに、
L=3M=3M′(第5図(B))でも可能となる。結局、 L=(2n+1)M=(2n+1)M′ (n=0,1,2・・・) であれば良いことになる。
このように必ずしも光スポットどうしの間隔を記録区
間に等しくなす必要はなく、上記のような関係に基づい
て設計を行なうこととすれば、装置に余裕度を持たせる
ことができ都合が良い。
[発明の効果] 以上述べたように本発明は、一つの光源から出射され
る光を2つの光束に分割して先行する第1の光スポット
および後行の第2の光スポットとしてそれぞれ照射さ
せ、先行の第1光スポットにより記録された部分の再生
を後行の第2光スポットにより直ちに行なわせる構成を
採用したから、2スポット方式によりアクセス時間の短
縮化を図るにあたって発光光源を1つで済ませることが
でき、制御系の簡易化および装置の小型化、低コスト化
を図りつつ、従来の2光スポット方式のような回転待ち
を行なうことなく迅速に情報の記録を行なわせることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A),(B),(C),(D),(E)および
(F)は本発明を実施する場合における各段階の情報記
録信号を表わした線図、第2図は本発明を実施するため
の光ピックアップ装置の一例を表わした構成説明図、第
3図(A)および(B)は光情報記録媒体における記録
情報を表わした構成説明図、第4図は本発明を実施する
ための光ピックアップ装置の他の例を表わした構成説明
図、第5図(A)および(B)は光情報記録媒体におけ
る記録区間と2つの光スポット間隔との関係を表わした
構成説明図である。 1……半導体レーザー、5……ウォラストンプリズム、
9……光磁気ディスク、17……光ディスク、SPOTP……
先行第1光スポット、SPOTS……後行第2の光スポッ
ト。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光情報記録媒体の記録面に光スポットを照
    射して記録を行わせるようにした光情報記録媒体の情報
    記録方法において、 一つの光源から出射される光を2つの光束に分割し、こ
    れら2つの光束を光情報記録媒体に対して先行する第1
    の光スポットおよび後行の第2の光スポットとしてそれ
    ぞれ照射されてなり、 上記第1光スポットに記録動作および未記録動作を交互
    に繰り返して行わせて、 上記第1光スポットが未記録動作状態にある時に、上記
    第1光スポットにより既に記録されている情報記録区間
    中の情報を上記第2光スポットにより再生させるように
    したことを特徴とする光情報記録媒体の情報記録方法。
  2. 【請求項2】一つの光源から出射される変調された光束
    を2つに分割し、これら2つの光束を情報記録媒体に対
    して先行する第1の光スポットと後行の第2の光スポッ
    トとして情報記録媒体に照射して情報に記録あるいは消
    去を行う光ピックアップにおいて、上記第1の光スポッ
    トの未記録動作中にのみ、上記第2の光スポットの再生
    光を上記第1の光スポットにより記録あるいは消去され
    た情報のモニター信号とすることを特徴とする光ピック
    アップ。
  3. 【請求項3】一つの光源から出射される変調された光束
    を2つに分割し、これら2つの光束を情報記録媒体に対
    して先行する第1の光スポットと後行の第2の光スポッ
    トとして情報記録媒体に照射して情報に記録あるいは消
    去を行う光ピックアップにおいて、上記第1の光スポッ
    トが記録あるいは消去をした直後の上記第1の光スポッ
    トの未記録動作中に、上記第2の光スポットでモニター
    できる強度で光源を発光させることを特徴とする光ピッ
    クアップ。
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