JP2783483B2 - 光学ユニットのガイド支持装置 - Google Patents

光学ユニットのガイド支持装置

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JP2783483B2 JP4107016A JP10701692A JP2783483B2 JP 2783483 B2 JP2783483 B2 JP 2783483B2 JP 4107016 A JP4107016 A JP 4107016A JP 10701692 A JP10701692 A JP 10701692A JP 2783483 B2 JP2783483 B2 JP 2783483B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機に関し、特にそ
の光学ユニットのガイド支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機には、原稿を走査できるよ
うに読取りユニットがガイド支持装置によりガイドシャ
フト上を移動可能に構成された光学ユニットを備えたも
のがある。図6及び図7にこのような従来の光学ユニッ
トを示す。
【0003】図6及び図7にあるように、光学ユニット
21内において、読み取りユニット22の走査時に、該読み
取りユニット22は、ガイドシャフト23に沿って移動す
る。ここで、読み取りユニット22の一端には、ガイドシ
ャフト23上を滑るようにスベリ材24が設けられており、
また他端にはガイドレ−ル28上を滑るようにスベリ材27
が設けられている。この結果、読み取りユニット22をガ
イドシャフト23に沿って移動させつつ、テ−ブルガラス
25上に置いた原稿を、コピ−ランプ26により照明するこ
とにより読み取ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、複写機の分野
では、高画質化の要請が強い。
【0005】しかしながら、上述した従来の光学ユニッ
トによれば、図7に示すようにガイドシャフト23とスベ
リ材24の間にはスキ間dが出来る為、読み取りユニット
22の移動時、即ち原稿読み取り時にブレ(変動)が発生
して、読み取りの際に画質が低下してしまう。
【0006】このため実開昭57-54159号公報では、ガイ
ドシャフト23と保持及びガイドの役割をするスベリ材24
との間のスキ間dが走査時のブレの要因となることに鑑
み、そのスキ間を無くせば、ガタが無くなりブレ(変
動)の発生を無くすことが出来るものとして、図8及び
図9に示すように、ガイドロッド111 に対して弾性押圧
するダンパー113 により圧接することによりブレを防止
する光学系駆動装置を提案している。しかしながらこの
従来技術によれば、ダンパー113 の押圧力が常に一定で
圧接させるには無理がある。このため実際には、読み取
りユニット109 には、図9では左右、図8では、上下へ
のふらつき(ガタツキ)が発生し、読み取り画像のブレ
となって、画質に悪影響を及ぼしてしまう。
【0007】本発明は上述した従来の問題点に鑑み成さ
れたものであり、読み取りユニットの安定且つ円滑な移
動を可能ならしめる光学ユニットのガイド支持装置を提
供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の光学ユニットの
ガイド支持装置は上述の課題を解決するために、光学ユ
ニット内に走査方向に沿って設けられたガイドシャフト
に対して読み取りユニットを移動可能に支持するための
光学ユニットのガイド支持装置であって、ガイドシャフ
トに当接する位置において読み取りユニットの案内ガイ
ド部に設けられたスベリ材と、スベリ材をガイドシャフ
トの外周面に沿うようにガイドシャフトに弾性的に押圧
する押圧手段と、押圧手段の押圧力を調整する調整手段
とを備えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の光学ユニットのガイド支持装置によれ
ば、スベリ材は、ガイドシャフトに当接する位置におい
て読み取りユニットの案内ガイド部に設けられており、
押圧手段は、スベリ材をガイドシャフトの外周面に沿う
ようにガイドシャフトに弾性的に押圧する。ここで、調
整手段は、押圧手段の押圧力を調整するように構成され
ているので、該調整手段を用いて、押圧手段による押圧
力を適度な値に調整することができ、即ち該押圧力が、
弱すぎてガタツキが発生することや、強すぎて摩擦力が
きくなりスムーズな動きが得られないといった事態を
防ぐことができるようになる。この結果、上下、左右方
向への揺れも防止でき、読み取りユニットの安定且つ円
滑な移動が可能となる。
【0010】次に示す本発明の実施例から、本発明のこ
のような作用がより明らかにされ、更に本発明の他の作
用が明らかにされよう。
【0011】
【実施例】以下図面を用いて本発明の実施例を詳細に説
明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例である複写機に
備えられる光学ユニットの断面図であり、図2は、その
側面図である。
【0013】図1及び図2において、光学ユニット1
は、読み取りユニット2、ガイドシャフト3、テ−ブル
ガラス4、ガイドシャフト保持板5を備えている。光学
ユニット1内で、読み取りユニット2は、駆動ワイヤ12
及び駆動プ−リ13によりガイドシャフト3上を移動する
ように構成されている。
【0014】より具体的には、図1に示すように、光学
ユニット1内で、読み取りユニット2は、その走査時
に、一端がガイドシャフト3及びガイドレール10b に沿
って、他端がガイドレール10a 上を沿って移動(走査)
する。この際、読み取りユニット2がガイドレール10a,
10b 上を滑らかに移動できるように、スベリ材11a,11b
が設けられている。
【0015】そしてガイドシャフト3には、ガイドシャ
フト保持板5の内側でスベリ材6とスベリ材7とが、押
圧手段の一例たる押圧バネ8により押圧されているが、
ここで調整手段の一例たる押圧調整ビス9により押圧バ
ネ8の押圧力を調整することにより、ガイドシャフト3
との間でのガタを無くすことができ、同時に走査時の負
荷の調整もでき、読み取りユニット2の読み取り時のブ
レ(変動)を効果的に無くすことが出来る。
【0016】従って、テーブルガラス4の上においた原
稿をコピーランプ14により照明し、駆動プ−リ13により
駆動ワイヤ12を介して、読み取りユニット2を、そのブ
レを防止しながら移動即ち走査させることができる。
【0017】このように構成される本実施例の光学ユニ
ットの、より詳細な構成の一例を、図3に断面図で示
す。
【0018】図3において光学ユニット1の上面には、
光透過部材であるガラスから成る原稿載置台たるテ−ブ
ルガラス4と、シート原稿を搬送しながら画像を読み取
らせるADF部36とが設けられている。テ−ブルガラス
4には、シート原稿、BOOK(本)の見開きに対応
し、オペレータが一枚ずつ、手業によりセットする。そ
して必要に応じて、開閉原稿カバー(図示せず)を操作
する。又、ADF部36は、シート原稿のみに対応し、複
数枚の原稿を1度にセットすれば、1枚ずつ自動的に読
み取り部へ搬送する装置である。
【0019】このテ−ブルガラス4とADF部36との下
方には、原稿画像を読み取り、電気信号に変換する読み
取りユニット2があって、プーリ13a 、プーリ13b の間
で左右に移動しながら、原稿を走査するようになってい
る。
【0020】この読み取りユニット2は、原稿をガラス
をはさんで露光する光源たるコピ−ランプ14、リフレク
タ、原稿からの反射光像をレンズを通してCCDへと導
くための複数枚のミラー、CCDへ光像を集光するレン
ズ、CCDにより得られたアナログデータを、デジタル
信号に変換し、出力する処理部などから成る。
【0021】シート原稿に対応し、ADF部36で原稿を
読み取る場合は、図3において光学ユニット1の左端に
読み取りユニット2を移動させ、ADF部36のガラス下
の所定の位置に位置決めして、停止させる。
【0022】又、原稿台上の原稿を読み取る場合は、読
み取りユニット2を光学ユニット1の右端をホームポジ
ションとして、ガイドシャフト3に沿って左側へ移動
し、原稿台下の範囲内で移動する。
【0023】読み取りユニット2は、プ−リ13a,13b 及
び読み取りユニット2に張架された駆動ワイヤ12によ
り、プ−リ13a を駆動すれば、各モードに応じて、ガイ
ドシャフト3に沿って必要な動きをする。
【0024】読み取りユニット2により、読み取られた
画像データは、CCD処理部により光信号に変換され、
光ファイバ15により、レーザー記録部の画像処理部へと
送られる。尚、受光コネクタ基板16上に設けられてお
り、光ファイバ15に光学的接続された受光コネクタ17を
介して、かかる光ファイバ15からレ−ザ記録部への光信
号の送信を行う。
【0025】図4にこのように構成された光学ユニット
を備えてなるディジタル複写機の一例を示す。
【0026】同図に示すように、ディジタル複写機30に
は、図1の光学ユニット1を含んで構成されたスキャナ
部31、レーザプリンタ部32、多段給紙ユニット33及びソ
ータ34が備えられている。
【0027】スキャナ部31は、図1のテ−ブルガラス4
の一例たる透明ガラスから成る原稿載置台35、両面対応
自動原稿送り装置(RADF)36及び、図1の読み取り
ユニット2の一例たるスキャナユニット40から構成され
ている。
【0028】尚、綴じ込み部を有する例えば本を原稿載
置台35に置くときには、本の端部をRADF36に当接さ
せることにより、RADF36は本を置く際の基準部とな
る。多段給紙ユニット33は、第1カセット51、第2カセ
ット52、第3カセット53及び選択により追加可能な第4
カセット55を有している。
【0029】多段給紙ユニット33では、各段のカセット
に収容された用紙の上から用紙が1枚ずつ送り出され、
レーザプリンタ部32へ向けて搬送される。
【0030】RADF36は、複数枚の原稿を一度にセッ
トしておき、自動的に原稿を1枚ずつスキャナユニット
40へ送給して、オペレータの選択に応じて原稿の片面又
は両面をスキャナユニット40に読み取らせるように構成
されている。
【0031】スキャナユニット40は原稿を露光するラン
プリフレクタアセンブリ41、原稿からの反射光像を光電
変換素子(CCD)42に導くための複数の反射ミラー4
3、及び原稿からの反射光像をCCD42に結像させるた
めのレンズ44を含んでいる。
【0032】スキャナ部31は、原稿載置台35に載置され
た原稿を走査する場合には、原稿載置台35の下面に沿っ
てスキャナユニット40が移動しながら原稿画像を読み取
るように構成されており、RADF36を使用する場合に
は、RADF36の下方の所定位置にスキャナユニット40
を停止させた状態で原稿を搬送しながら原稿画像を読み
取るように構成されている。
【0033】原稿画像をスキャナユニット40で読み取る
ことにより得られた画像データは、図示していない後述
する画像処理部へ送られ各種処理が施された後、画像処
理部のメモリに一旦記憶され、出力指示に応じてメモリ
内の画像データをレーザプリンタ部32に与えて用紙上に
画像を形成する。
【0034】レーザプリンタ部32は、手差し原稿トレイ
45、レーザ書き込みユニット46及び画像を形成するため
の電子写真プロセス部47を備えている。
【0035】レーザ書き込みユニット46は、上述のメモ
リからの画像データに応じたレーザ光を出射する半導体
レーザ、レーザ光を等角速度偏向するポリゴンミラー、
等角速度偏向されたレーザ光が静電写真プロセス部47の
感光体ドラム48上で等速度偏向されるように補正するf
−θレンズ等を有している。
【0036】電子写真プロセス部47は、周知の態様に従
い、感光体ドラム48の周囲に帯電器、現像器、転写器、
剥離器、クリーニング器、除電器及び定着器49を配置し
て成っている。
【0037】定着器49より画像が形成されるべき用紙の
搬送方向下流側には搬送路50が設けられており、搬送路
50はソータ34へ通じている搬送路57と多段給紙ユニット
33へ通じている搬送路58とに分岐している。
【0038】搬送路58は多段給紙ユニット33において分
岐しており、分岐後の搬送路として反転搬送路50a 及び
両面/合成搬送路50b が設けられている。
【0039】反転搬送路50a は、原稿の両面を複写する
両面複写モードにおいて、用紙の裏表を反転するための
ものであり、片面コピ−を終えた用紙を反転させる。両
面/合成搬送路50b は、両面複写モードにおいて反転搬
送路50a から感光体ドラム48の画像形成位置まで用紙を
搬送したり、用紙の片面に異なる原稿の画像や異なる色
のトナーで画像を形成する合成複写を行う片面合成複写
モードにおいて用紙を反転することなく感光体ドラム48
の画像形成位置まで搬送するための搬送路である。
【0040】多段給紙ユニット33は共通搬送路56を含ん
でおり、共通搬送路56は第1カセット51、第2カセット
52及び第3カセット53からの用紙を電子写真プロセス部
47に向かって搬出するように構成されている。
【0041】共通搬送路56は電子写真プロセス部47へ向
かう途中で第4カセット55からの搬送路59と合流して搬
送路60に通じている。
【0042】搬送路60は両面/合成搬送路50b 及び手差
し原稿トレイ45からの搬送路61と合流点62で合流して静
電写真プロセス部47の感光体ドラム48と転写器との間の
画像形成位置へ通じるように構成されており、これら3
つの搬送路の合流点62は画像形成位置に近い位置に設け
られている。
【0043】従って、レーザ書き込みユニット46及び電
子写真プロセス部47において、上述のメモリから読み出
された画像データは、レーザ書き込みユニット46によっ
てレーザ光線を走査させることにより感光体ドラム48の
表面上に静電潜像として形成され、トナーにより可視像
化されたトナー像は多段給紙ユニット33から搬送された
用紙の面上に静電転写され定着される。このようにして
画像が形成された用紙は定着器49から搬送路50及び57を
介してソータ34へ送られたり、搬送路50及び58を介して
反転搬送路50a へ搬送される。
【0044】次に、第1実施例のディジタル複写機30に
含まれている画像処理部の構成及び機能を説明する。
【0045】図5は図4のディジタル複写機30に含まれ
ている画像処理部のブロック構成図である。
【0046】ディジタル複写機30に含まれている画像処
理部は、画像データ入力部70、画像処理部71、画像デー
タ出力部72、RAM(ランダムアクセスメモリ)等から
構成されるメモリ73及び中央処理演算装置(CPU)74
を備えている。
【0047】画像データ入力部70はCCD部70a 、ヒス
トグラム処理部70b 及び誤差拡散処理部70c を含んでい
る。
【0048】画像データ入力部70は図4のCCD42から
読み込まれた原稿の画像データを2値化変換して、2値
のディジタル量としてヒストグラムをとりながら、誤差
拡散法により画像データを処理して、メモリ73に一旦記
憶するように構成されている。
【0049】即ち、CCD部70a では、画像データの各
画素濃度に応じたアナログ電気信号がA/D変換された
後、MTF補正、白黒補正又はガンマ補正が行われ、25
6 階調(8ビット)のディジタル信号としてヒストグラ
ム処理部70b へ出力される。
【0050】ヒストグラム処理部70b では、CCD部70
a から出力されたディジタル信号が256 階調の画素濃度
別に加算され濃度情報(ヒストグラムデータ)が得られ
ると共に、必要に応じて、得られたヒストグラムデータ
はCPU74へ送られ、又は画素データとして誤差拡散処
理部70c へ送られる。
【0051】誤差拡散処理部70c では、擬似中間調処理
の一種である誤差拡散法、即ち2値化の誤差を隣接画素
の2値化判定に反映させる方法により、CCD部70a か
ら出力された8ビット/画素のディジタル信号が1ビッ
ト(2値)に変換され、原稿における局所領域濃度を忠
実に再現するための再配分演算が行われる。
【0052】画像処理部71は多値化処理部71a 及び71b
、合成処理部71c 、濃度変換処理部71d 、変倍処理部7
1e 、画像プロセス部71f 、誤差拡散処理部71g 並びに
圧縮処理部71h を含んでいる。
【0053】画像処理部71は、入力された画像データを
オペレータが希望する画像データに最終的に変換する処
理部であり、メモリ73に最終的に変換された出力画像デ
ータとして記憶されるまで、この処理部にて処理するよ
うに構成されている。但し、画像処理部71に含まれてい
る上述の各処理部は必要に応じて機能するものであり、
機能しない場合もある。
【0054】即ち、多値化処理部71a 及び71b では、誤
差拡散処理部70c で2値化されたデータが再度256 階調
に変換される。
【0055】合成処理部71c では、画素毎の論理演算、
即ち論理和、論理積又は排他的論理和の演算が選択的に
行われる。この演算の対象となるデータは、メモリ73に
記憶されている画素データ及びパターンジェネレータ
(PG)からのビットデータである。
【0056】濃度変換処理部71d では、256 階調のディ
ジタル信号に対して、所定の階調変換テーブルに基づい
て入力濃度に対する出力濃度の関係が任意に設定され
る。
【0057】変倍処理部71e では、指示された変倍率に
応じて、入力される既知データにより補間処理を行うこ
とによって、変倍後の対象画素に対する画素データ(濃
度値)が求められ、副走査が変倍された後に主走査が変
倍処理される。
【0058】画像プロセス部71f では、入力された画素
データに対して様々な画像処理が行われ、又、特徴抽出
等データ列に対する情報収集が行われ得る。
【0059】誤差拡散処理部71g では、画像データ入力
部70の誤差拡散処理部70c と同様な処理が行われる。
【0060】圧縮処理部71h では、ランレングスという
符号化により2値データが圧縮される。又、画像データ
の圧縮に関しては、最終的な出力画像データが完成した
時点で最後の処理ループにおいて圧縮が機能する。
【0061】画像データ出力部72は復元部72a 、多値化
処理部72b 、誤差拡散処理部72c 及びレーザ出力部72d
を含んでいる。
【0062】画像データ出力部72は、圧縮状態でメモリ
73に記憶されている画像データを復元し、もとの256 階
調に再度変換し、2値データより滑らかな中間調表現と
なる4値データの誤差拡散を行い、レーザ出力部72d へ
データを転送するように構成されている。
【0063】即ち、復元部72a では、圧縮処理部71h に
よって圧縮された画像データが復元される。
【0064】多値化処理部72b では、画像処理部71の多
値化処理部71a 及び71b と同様な処理が行われる。誤差
拡散処理部72c では、画像データ入力部70の誤差拡散処
理部70c と同様な処理が行われる。
【0065】レーザ出力部72d では、図に示していない
シーケンスコントローラからの制御信号に基づき、ディ
ジタル画素データがレーザのオン/オフ信号に変換さ
れ、レーザがオン/オフ状態となる。
【0066】尚、画像データ入力部70及び画像データ出
力部72において扱われるデータは、メモリ73の容量の削
減のため、基本的には2値データの形でメモリ73に記憶
されているが、画像データの劣化を考慮して4値のデー
タの形で処理することも可能である。
【0067】以上のように本実施例によれば、スベリ材
6は、ガイドシャフト3に当接する位置において読み取
りユニット2の案内ガイド部に設けられており、押圧バ
ネ8は、スベリ材6及び7をガイドシャフト3に弾性的
に押圧し、調整ビス9は、押圧バネ8の押圧力を調整す
るように構成されているので、該調整ビス9を用いて、
押圧バネ8による押圧力を適度な値に調整することがで
き、即ち該押圧力が、弱すぎてガタツキが発生すること
や、強すぎて摩擦力が多きくなりスムーズな動きが得ら
れないといった事態を防ぐことができるようになり極め
て有利である。
【0068】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、スベリ材は、ガイドシャフトに当接する位置におい
て読み取りユニットの案内ガイド部に設けられており、
押圧手段は、スベリ材をガイドシャフトの外周面に沿う
ようにガイドシャフトに弾性的に押圧し、調整手段は、
押圧手段の押圧力を調整するように構成されているの
で、該調整手段を用いて、押圧手段による押圧力を適度
な値に調整することができ、即ち該押圧力が、弱すぎて
ガタツキが発生することや、強すぎて摩擦力がきくな
りスムーズな動きが得られないといった事態を防ぐこと
ができるようになる。この結果、上下、左右方向へのゆ
れも防止でき、読み取りユニットの安定且つ円滑な移動
が可能となる。
【0069】従って、本発明のガイド支持装置を用いる
ことにより、高速走査でも読み取りユニットの安定した
移動が可能であり、サービス性も良く、高画質の複写機
等を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である複写機に備えられる光
学ユニットの断面図である。
【図2】図1の光学ユニットの側面図である。
【図3】図1の光学ユニットのより詳細な構成を示す側
面図である。
【図4】図1の光学ユニットを備えてなるディジタル複
写機の全体構成を示す断面図である。
【図5】図4の画像処理部のブロック構成図である。
【図6】従来の光学ユニットの一例の断面図である。
【図7】図6の光学ユニットのガイド支持装置の拡大断
面図である。
【図8】従来の光学ユニットの他の一例の断面図であ
る。
【図9】従来の光学ユニットの更に他の一例の断面図で
ある。
【符号の説明】
1 光学ユニット 2 読み取りユニット 3 ガイドシャフト 4 テ−ブルガラス 5 ガイドシャフト保持板 6、7 スベリ材 8 押圧バネ 9 押圧調整ビス 12 駆動ワイヤ12 13 駆動プ−リ 10a 、10b ガイドレール 11a 、11b スベリ材 14 コピーランプ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学ユニット内に走査方向に沿って設け
    られたガイドシャフトに対して読み取りユニットを移動
    可能に支持するための光学ユニットのガイド支持装置で
    あって、前記ガイドシャフトに当接する位置において読
    み取りユニットの案内ガイド部に設けられたスベリ材
    と、該スベリ材を前記ガイドシャフトの外周面に沿うよ
    うに前記ガイドシャフトに弾性的に押圧する押圧手段
    と、該押圧手段の押圧力を調整する調整手段とを備えた
    ことを特徴とする光学ユニットのガイド支持装置。
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