JP3160189B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP3160189B2
JP3160189B2 JP22087395A JP22087395A JP3160189B2 JP 3160189 B2 JP3160189 B2 JP 3160189B2 JP 22087395 A JP22087395 A JP 22087395A JP 22087395 A JP22087395 A JP 22087395A JP 3160189 B2 JP3160189 B2 JP 3160189B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク、ま
たは光ディスクを搭載したデジタル複写機、FAX、及
びプリンタに適用される画像処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の画像処理装置において、システム
の処理速度が高速化すると、メモリへの画像データの記
録及び読み出し速度が高速化する。この高速化により、
ハードディスク内部での処理速度に限界が現れる。即
ち、ハードディスクは高速の一定速回転で回転している
が、ディスクの内周と外周とでは円周の長さが異なり、
ここに一定速度でデータを記録する方法をとることによ
り、ディスクの内周では処理速度が遅く、外周では速い
という問題が発生する。そのため、処理速度の速い外周
のみを使用せざるを得なく、ハードディスクの使用効率
が低下する。
【0003】そこで、特開平6−131126号公報で
は、ハードディスクの内周部と外周部とを選択的に組み
合わせる画像処理装置が開示されている。この画像処理
装置は、1ページの画像データを高速の外周部と低速の
内周部とに分割して記録することにより、システムの処
理スピードを低下させることなく、またハードディスク
の使用効率を下げることなく処理を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像処理装置では、例えば、ページ数が少ないとき
などにも外周部と内周部とに画像データを分割して記録
すると、ヘッドの移動時間が多くなるために、トータル
的に全ての画像データを転送する速度が遅くなる。一
方、転送速度を上げるためにヘッドの移動時間を減らす
と、画像の転送速度にバラツキが生じるという問題を有
している。
【0005】また、画像データにおける画像メモリ量の
違いによっても転送のトータル時間が異なり、画像メモ
リ量の多いデータは転送のトータル時間がかかってしま
うとう問題を有している。ここで、画像メモリ量の違
いとは、例えば1ページ内の文字量の差、2値データか
多値データかの違い、及び原稿サイズの差等がある。
【0006】本発明は、上記従来の問題点を解決するた
めになされたもので、その目的は、画像の全データ量の
大小により画像データを分割し、ディスク記憶手段にお
ける最適な書き込み位置にそれぞれ記録することによ
り、転送のトータル時間を最低限に抑えることができる
画像処理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項1記載の画像処理装置は、入力さ
れた画像の全データ量を認識するデータ量認識手段と、
認識された全データ量の大小により画像データを分割す
る分割処理手段と、予め設定された境界値と認識された
ページ数とを比較した後、認識されたページ数が境界値
の上下どちらに属するかを判定する判定手段と、認識さ
れたページ数が、境界値以下の場合には分割処理手段に
よる分割処理が行われなかった画像データを平均読出速
度より転送速度が速い外周部に書き込む一方、境界値を
越える場合には分割処理によって分割された画像データ
を外周部と内周部とに交互に書き込むディスク記憶手段
と、ディスク記憶手段から分割されたデータを取り出
し、元の画像データに復元する復元処理手段とを有する
ことを特徴としている。
【0008】上記構成によれば、データ量認識手段によ
り入力された一連の画像の全データ量が認識され、分割
処理手段により全データ量に応じて画像データが分割さ
れる。分割されたデータは、各々ディスク記憶手段の所
定位置に書き込まれる。一方、読み出しの際には、復元
処理手段によりディスク記憶手段から分割された画像デ
ータが取り出され、元の画像データに復元される。
【0009】このとき、分割された画像データが書き込
まれる位置は、全ての画像データを転送するときの転送
のトータル時間が短くなるように設定されるので、画像
データの書き込み及び読み出しに要する時間を最小限に
抑えることが可能となる。
【0010】さらに上記構成によれば、データ量認識手
段により画像データのページ数が認識され、認識された
ページ数が予め設定された境界値より多いか少ないかが
判定手段により判定される。
【0011】ここで、ページ数が境界値以下の場合には
ディスク記憶手段の外周部に画像データが書き込まれ
る。このとき、ディスク記憶手段における平均読出速度
より転送速度が速い外周部に画像データが書き込まれる
ので、ページ数が少ない画像データのディスク記憶手段
への書き込み及び読み出しの際に要する時間を最小限に
抑えることができる。
【0012】また、ページ数が少ないときに、ディスク
記憶手段における平均読出速度より転送速度が遅い内周
部を使用した場合には印字に不自然さが生じるが、本発
明では外周部を使用するので良好な印字を行うことがで
きる。
【0013】一方、ページ数が多い場合には、ディスク
記憶手段の外周部に書き込むデータと内周部に書き込む
データとに分割され、外周部と内周部とに交互に書き込
まれるので、一定の転送速度でディスク記憶手段を使用
することができる。
【0014】請求項記載の画像処理装置は、入力され
た画像データの画像メモリ量を認識するデータ量認識手
段と、予め設定された境界値と認識された画像メモリ量
とを比較した後、認識された画像メモリ量が境界値の上
下どちらに属するかを判定する判定手段を有し、認識さ
れた画像メモリ量が境界値以下の場合には平均読出速度
より転送速度が遅い内周部に画像データ書き込
方、画像メモリ量が境界値を越える場合にはディスク記
憶手段における平均読出速度より転送速度が速い外周部
に画像データ書き込むディスク記憶手段とを有する
とを特徴としている。
【0015】上記構成によれば、データ量認識手段によ
り画像データの画像メモリ量が認識され、認識された画
像メモリ量が予め設定された境界値より多いか少ないか
が判定手段により判定される。
【0016】ここで、画像メモリ量が境界値を越える場
合にはディスク記憶手段の外周部に画像データが書き込
まれる。このとき、ディスク記憶手段における平均読出
速度より転送速度が速い外周部に画像データが書き込ま
れるので、画像メモリ量が多い画像データの転送のトー
タル時間を速くして印字を行うことができる。
【0017】また、画像メモリ量が境界値以下の場合に
は、ディスク記憶手段における平均読出速度より転送速
度が遅い内周部に画像データが書き込まれるので、画像
メモリ量が異なるときでもディスク記憶手段への書き込
み及び読み出し時間のバラツキがなくなり、一定の印字
速度で出力することが可能となる。
【0018】請求項3記載の画像処理装置は、入力され
た画像データを編集するための画像編集モードを認識す
る画像編集モード認識手段と、予め設定された境界値と
認識された画像編集モードの画像処理時間とを比較した
後、認識された画像編集モードの画像処理時間が境界値
を越えるかどうかを判定する判定手段と、認識された画
像編集モードの画像処理時間が境界値以下の場合には内
周部に画像データを書き込む一方、画像処理時間が境界
値を越える場合には外周部に画像データを書き込むディ
スク記憶手段とを有していることを特徴としている。
【0019】上記の構成によれば、画像データを時間の
かかる画像編集する場合、転送速度の速い外周部を使用
することにより、画像編集処理時間のタイムロスを画像
データの転送時間にて吸収し、トータル印字時間を速く
してトータル転送時間をほぼ 均一にすることができる。
言い換えると、画像処理時間がかかる画像処理モードの
印字のトータル時間が多少速くなるため、画像編集モー
ドによる印字のトータル時間のバラツキがなくなる。
【0020】
【発明の実施の形態】〔実施の形態1〕 本発明の実施の一形態について図1ないし図5に基づい
て説明すれば、以下の通りである。本実施の形態では、
本発明の画像処理装置をデジタル複写機に適用した場合
について説明する。
【0021】デジタル複写機には、図2に示すように、
スキャナ部1、レーザプリンタ部2、多段給紙ユニット
3、及びソータ4が備えられている。スキャナ部1は、
透明ガラスからなる原稿載置台5、両面対応自動原稿送
り装置(RDF)6、及びスキャナユニット7から構成
される。
【0022】多段給紙ユニット3は、第1カセット1
8、第2カセット19、第3カセット20、及び選択に
より追加可能な第4カセット21を有している。多段給
紙ユニット3では、各段のカセットに収容された用紙の
上から用紙が1枚ずつ送り出され、レーザプリンタ部2
へ向けて搬送される。
【0023】RDF6は、複数枚の原稿を一度にセット
しておき、自動的に原稿を1枚ずつスキャナユニット7
に読み取らせるように構成されている。スキャナユニッ
ト7は、原稿を露光するランプリフレクタアセンブリ
8、原稿からの反射光像を光電変換素子(CCD)9に
導くための複数の反射ミラー10、及び原稿からの反射
光像をCCD9に結像させるためのレンズ11を含んで
いる。
【0024】スキャナ部1は、原稿載置台5に載置され
た原稿を走査する場合には、原稿載置台5の下面に沿っ
てスキャナユニット7が移動しながら原稿画像を読み取
るように形成されており、RDF6を使用する場合に
は、RDF6の下方の所定位置にスキャナユニット7を
停止させた状態で原稿を搬送しながら原稿画像を読み取
るように構成されている。
【0025】原稿画像をスキャナユニット7で読み取る
ことにより得られた画像データは、図示していない後述
の画像処理装置(図1参照)へ送られ、各種処理が施さ
れた後、画像処理装置のディスク記憶部36に一旦記憶
され、出力指示に応じてディスク記憶部36内の画像デ
ータをレーザプリンタ部2に与えて用紙上に画像を形成
する。
【0026】レーザプリンタ部2は、手差し原稿トレイ
12、レーザ書き込みユニット13、及び画像を形成す
るための電子写真プロセス部14を備えている。
【0027】レーザ書き込みユニット13は、上述のデ
ィスク記憶部36からの画像データに応じたレーザ光を
出射する半導体レーザ、レーザ光を等角速度偏向するポ
リゴンミラー、等角速度偏向されたレーザ光を電子写真
プロセス部14の感光体ドラム15上で等角速度偏向さ
れるように補正するf−θレンズ等を有している。
【0028】電子写真プロセス部14は、周知の態様に
従い、感光体ドラム15の周囲に帯電器、現像器、転写
器、剥離器、クリーニング器、除電器、及び定着器16
を配置している。
【0029】定着器16より画像が形成されるべき用紙
の搬送方向下流側には搬送路17が設けられており、搬
送路17はソータ4へ通じている搬送路23と多段給紙
ユニット3へ通じている搬送路24とに分岐している。
【0030】搬送路24は多段給紙ユニット3において
分岐しており、分岐後の搬送路として反転搬送路17a
及び両面/合成搬送路17bが設けられている。
【0031】反転搬送路17aは原稿の両面を複写する
ための搬送路である。両面/合成搬送路17bは、両面
複写モードにおいて反転搬送路17aから感光体ドラム
15の画像形成位置まで用紙を搬送したり、用紙の片面
に異なる原稿の画像や異なる色のトナーで画像を形成す
る合成複写を行う片面合成複写モードにおいて用紙を反
転することなく感光体ドラム15の画像形成位置まで搬
送するための搬送路である。
【0032】多段給紙ユニット3は、共通搬送路22を
含んでおり、共通搬送路22は第1カセット18、第2
カセット19、及び第3カセット20からの用紙を電子
写真プロセス部14に向かって搬出するように構成され
ている。共通搬送路22は電子写真プロセス部14へ向
かう途中で第4カセット21からの搬送路25と合流し
て搬送路26に通じている。
【0033】搬送路26は、両面/合成搬送路17b及
び手差し原稿トレイ12からの搬送路27と合流点28
で合流して電子写真プロセス部14の感光体ドラム15
と転写器との間の画像形成位置へ通じるように構成され
ており、これら3つの搬送路の合流点28は画像形成位
置に近い位置に設けられている。
【0034】従って、レーザ書き込みユニット13及び
電子写真プロセス部14において、上述のディスク記憶
部36から読み出された画像データは、レーザ書き込み
ユニット13によってレーザ光線を走査させることによ
り感光体ドラム15の表面上に静電潜像として形成さ
れ、トナーにより可視像化されたトナー像は多段給紙ユ
ニット3から搬送された用紙の面上に静電転写される。
このようにして画像が形成された用紙は定着器16から
搬送路17及び23を介してソータ4へ送られたり、搬
送路17及び24を介して反転搬送路17aへ搬送され
る。
【0035】次に、上記デジタル複写機における画像処
理装置について説明する。
【0036】画像処理装置は、図1に示すように、中央
処理演算装置(CPU)31、画像処理部32、メモリ
33、分割処理部34、復元処理部35、及びディスク
記憶部36を備えている。
【0037】CPU31には、画像データのページ数を
認識するページ数認識部31aが設けられている。CP
U31は、認識されたページ数に基づいて、各部への画
像データの書き込みや読み出しの制御を行う。
【0038】画像処理部32は、CPU31の指示によ
りスキャナ部1から得られた画像データに対して濃度変
換、変倍処理、量子化処理を行う。
【0039】メモリ33は、RAM(ランダムアクセス
メモリ)等から構成され、上記画像処理部32にて処理
された画像データを一時的に記憶する。また、メモリ3
3は、ディスク記憶部36の読み出し速度データを記憶
する。読み出し速度データとは、ディスク記憶部36の
おける各トラックのディスク上の位置による単位時間当
たりに読み出される画像データ量に関するデータであ
る。なお、メモリ33は、ディスク記憶部36へのデー
タ書き込み処理速度と画像処理部32での処理速度の違
いを補償するために用いている。
【0040】分割処理部34は、ページ数認識部31a
にて認識された書き込みページ数が境界ページ数以上で
あると判断された場合に、画像データを外周部に書き込
むデータと、内周部に書き込むデータとに分割する。上
記境界ページ数は、ディスク記憶部36の内周部及び外
周部の読出速度と、レーザプリンタ部2の出力速度(電
子RDH(Recirculating Document Handler) 等の複写
速度)とにより決定される。本実施の形態では、上記境
界ページ数を10ページとしている。
【0041】ディスク記憶部36は、磁気ディスク、あ
るいは光ディスクからなり、メモリ33からの画像デー
タを記憶する。このときの画像データは分割処理が行わ
れている場合とそうでない場合とがある。図3に示すよ
うに、ディスク記憶部36には同心円のトラックが複数
形成されており、平均読出速度よりも転送速度が速い外
周部と、遅い内周部とがある。この外周部における書き
込み開始位置は最も外側に位置する最外周のトラックで
あり、内周部の書き込み開始位置は最も内側の最内周の
トラックである。なお、ディスクに画像データを記録す
るためのヘッドの数は、ディスクの数に対応している。
【0042】図1に示すように、復元処理部35は、デ
ィスク記憶部36から読み出された分割画像データを元
の画像データに復元し、再びメモリ33に記憶する。
【0043】上記構成による画像処理装置の動作を図4
のフローチャートに基づいて説明する。
【0044】まず、スキャナ部1によりシート原稿から
画像データが作成され、画像処理部32に入力される
(S1)。ページ数認識部31aにより画像データのペ
ージ数が認識され(S2)、画像処理部32により、濃
度変換、変倍処理、及び量子化処理が行われる(S
3)。画像処理部32で処理された画像データは、メモ
リ33に書き込まれる(S4)。次に、上記S2で認識
したページ数が10ページを越えるかどうかが判断され
る(S5)。
【0045】S5でページ数が10ページ以下と判断さ
れた場合には、メモリ33に記憶された全画像データ
は、ディスク記憶部36の外周部から内周部の方向にイ
ンデックスデータと共に順次書き込まれる(S6)。印
字を行うときには、上記インデックスデータをもとにデ
ィスク記憶部36からメモリ33に画像データが取り込
まれ(S7)、レーザプリンタ部2にて印字される(S
8)。
【0046】一方、S5でページ数が11ページ以上と
判断された場合には、全画像データは、分割処理部34
で外周部に書き込むデータと内周部に書き込むデータと
に分割される(S9)。その後、分割された画像データ
は、ディスク記憶部36にインデックスデータと共に書
き込まれる。このとき、ディスク記憶部36の外周部と
内周部とが交互に使用される(S10)。印字を行うと
きには、上記インデックスデータをもとにディスク記憶
部36の外周部と内周部から復元処理部35に画像デー
タが取り込まれ、復元処理部35で画像データの復元が
行われる。そして、復元された全画像データはメモリ3
3に取り込まれ(S11)、レーザプリンタ部2にて印
字される(S8)。
【0047】次に、上記画像処理部32について、図5
に基づいて説明する。画像処理部32は、データ入力部
40、データ処理部41、及びデータ出力部42を備え
ている。
【0048】データ入力部40は、前記CCD9から読
み込まれた原稿の画像データを2値化変換して、2値の
デジタル量としてヒストグラムを取りながら、誤差拡散
法により画像データを処理して、メモリ33に一旦記憶
するように構成されている。データ入力部40は、CC
D部40a、ヒストグラム処理部40b、及び誤差拡散
処理部40cを含んでいる。
【0049】CCD部40aでは、画像データの各面素
濃度に応じたアナログ電気信号がA/D(アナログ/デ
ジタル)変換された後、MTF(Modulation Transfer F
unction)補正、白黒補正、またはガンマ補正が行われ、
256階調(8ビット)のデジタル信号としてヒストグ
ラム処理部40bに出力される。
【0050】ヒストグラム処理部40bでは、CCD部
40aから出力されたデジタル信号が256階調の面素
濃度別に加算され濃度情報(ヒストグラムデータ)が得
られると共に、必要に応じて、得られたヒストグラムデ
ータはCPU31に送られ、または画素データとして誤
差拡散処理部40cへ送られる。
【0051】誤差拡散処理部40cでは、疑似中間処理
の一種である誤差拡散法、即ち2値化の誤差を隣接画素
の2値化判定に反映させる方法により、CCD部40a
から出力された8ビット/画素のデジタル信号が1ビッ
ト(2値)に変換され、原稿における局所領域濃度を忠
実に再現するための再分配演算が行われる。
【0052】データ処理部41は、入力された画像デー
タをオペレータが希望する画像データに最終的に変換す
る処理部であり、メモリ33に最終的に変換された出力
画像データとして記憶されるまで、この処理部にて処理
されるように構成されている。データ処理部41は、多
値化処理部41a・41b、合成処理部41c、濃度変
換処理部41d、変倍処理部41e、画像プロセス部4
1f、誤差拡散処理部41g、及び圧縮処理部41hを
含んでいる。ただし、これら各処理部は必要に応じて機
能するものであり、機能しない場合もある。
【0053】多値化処理部41a・41bでは、上記誤
差拡散処理部40cで2値化されたデータが再度256
階調に変換される。
【0054】合成処理部41cでは、画素毎の論理計
算、即ち論理和、論理積、または排他的論理和の演算が
選択的に行われる。この演算の対象となるデータは、メ
モリ33に記憶されている画像データ及びパターンジェ
ネレータ(PG)からのビットデータである。
【0055】濃度変換処理部41dでは、256階調の
デジタル信号に対して、所定の階調変換テーブルに基づ
いて入力濃度に対する出力濃度の関係が任意に設定され
ている。
【0056】変倍処理部41eでは、指示された変換倍
率に応じて、入力される既知データにより補間処理を行
うことによって、変倍後の対象画素に対する画素データ
(濃度値)が求められ、副走査が変倍された後に主走査
が変倍処理される。
【0057】画像プロセス部41fでは、入力された画
素データに対して様々な画像処理が行われ、また、特徴
抽出等データ列に対する情報収集が行われ得る。誤差拡
散処理部41gでは、データ入力部40の誤差拡散処理
部40cと同様な処理が行われる。
【0058】圧縮処理部41hでは、ランレングスとい
う符号化により2値データが圧縮される。また、画像デ
ータの圧縮に関しては、最終的な出力画像データが完成
した時点で最終の処理ループにおいて圧縮が機能する。
【0059】データ出力部42は、圧縮状態でメモリ3
3に記憶されている画像データを解凍し、もとの256
階調に再度変換し、2値データより滑らかな中間調表現
となる4値データの誤差拡散を行い、データを転送する
ように構成されている。データ出力部42は、解凍部4
2a、多値化処理部42b、誤差拡散処理部42c、及
びレーザ出力部42dを含んでいる。
【0060】解凍部42aでは、前記圧縮処理部41h
によって圧縮された画像データが解凍される。多値化処
理部42bでは、データ処理部41の多値化処理部41
a・41bと同様な処理が行われる。誤差拡散処理部4
2cでは、データ入力部40の誤差拡散処理部40cと
同様な処理が行われる。レーザ出力部42dでは、図に
示していないシーケンスコントローラからの制御信号に
基づき、デジタル画素データがレーザのオン/オフ信号
に変換され、レーザがオン/オフ状態となる。
【0061】なお、データ入力部40及びデータ出力部
42において扱われるデータは、メモリ33の容量の削
減のため、基本的には2値データの形でメモリ33に記
憶されているが、画像データの劣化を考慮して4値のデ
ータの形で処理することも可能である。
【0062】以上により、本実施の形態にかかる画像処
理装置は、ページ数の多い画像データをディスク記憶部
36に書き込むときには、ディスク記憶部36の外周部
と内周部とを交互に使用する構成である。これにより、
ほぼ均一な転送速度で全画像データを転送することがで
き、印字に対して不自然さがなくなる。
【0063】また、上記画像処理装置は、ページ数の少
ない画像データのときには、平均読出速度より転送速度
が速い外周部を使用する構成である。これにより、ディ
スク記憶部36のヘッドの移動時間によるロスをなくす
ことができ、全画像データを印字するのに必要なトータ
ル印字時間を短くすることができる。また、外周部から
ディスク記憶部36を使用するので制御が行いやすくな
る。
【0064】〔実施の形態2〕 本発明の他の実施の形態について図6及び図7に基づい
て説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜
上、前記実施の形態の図面に示した部材と同一の部材に
は同一の符号を付記し、その説明を省略する。
【0065】本実施の形態の画像処理装置は、図6に示
すように、実施の形態1のページ数認識部31aの代わ
りに、メモリ量認識部31bを備えており、その他の構
成については実施の形態1と同じである。
【0066】スキャナ部1から読み込まれる画像データ
にはいろいろな種類があり、例えば、同一原稿サイズに
おいても1ページに1文字だけの画像データや1ページ
にページいっぱいの文字が書かれた画像データ等があ
る。各ページ単位毎に画像メモリ量が異なる場合におい
て、画像メモリ量が少ないときにはディスク転送量が少
量のためトータル転送時間は比較的短いが、画像メモリ
量が大きいときにはディスクの転送量が多いため転送の
トータル時間がかかってしまう。そのため、ページ毎に
メモリ33またはディスク記憶部36に入る画像メモリ
量が異なり、ディスク記憶部36に書き込む時間も異な
る。これにより、印字の出力速度にバラツキが生じる。
【0067】そこで、本実施の形態では、CPU31に
メモリ量認識部31bが設けられる。メモリ量認識部3
1bは1ページ毎の画像メモリ量を認識する。CPU3
1は、上記認識された画像メモリ量により外周部と内周
部のどちらに画像データを書き込むかを決定する。そし
て、分割処理部34は、CPU31の制御に基づいて全
画像データを1ページ単位で分割する。
【0068】内周部と外周部との区別は以下により決定
される。1ページを印字するのに要する印字時間t、1
ページの画像メモリ量x、画像メモリ量xのデータを1
ページ印字するのに必要な読出速度V1、内周部の読出
速度V2、及び外周部の読出速度V3を用いると、 V1=x/t、且つ、V3>V2 の関係が成り立っている。なお、上記印字時間tは、例
えば、40枚/分の能力のあるプリンタ機構であれば、
1.5秒となる。
【0069】ここで、読出速度V1・V2が、 V1<V2 の関係を満たしているときには、ディスク記憶部36の
内周部を使用する。一方、読出速度V1・V2・V3
が、 V3>V1>V2、または、V1>V3>V2 の関係を満たしているときには、ディスク記憶部36の
外周部を使用する。言い換えれば、印字の出力速度に影
響する画像メモリ量の場合はディスク記憶部36の外周
部に書き込み、出力速度に影響しない画像メモリ量の場
合には内周部に書き込む。
【0070】上記構成による画像処理装置の動作を図7
のフローチャートに基づいて説明する。
【0071】まず、スキャナ部1によりシート原稿から
画像データが作成され、画像処理部32に入力される
(S21)。画像処理部32により、濃度変換、変倍処
理、及び量子化処理が行われ(S22)、画像処理部3
2で処理された画像データは、メモリ33に書き込まれ
る(S23)。メモリ量認識部31bにより1ページ毎
の画像メモリ量xが認識される(S24)。次に、上述
のように、画像メモリ量xと印字時間tとから読出速度
V1が求められる(S25)。S25で算出された読出
速度V1と内周部の読出速度V2とが比較され(S2
6)、V1>V2の場合にはディスク記憶部36の外周
部に画像データ及びインデックスデータが書き込まれ
(S27)、V2>V1の場合には内周部に書き込まれ
る(S28)。
【0072】S27あるいはS28の工程を経て、印字
を行うときにはインデックスデータをもとにディスク記
憶部36からメモリ33に画像データが取り込まれ(S
29)、レーザプリンタ部2にて印字される(S3
0)。
【0073】以上により、本実施の形態に係る画像処理
装置は、1ページの画像メモリ量によりディスク記憶部
36における書き込み位置を決定する構成である。従っ
て、1ページの画像メモリ量が多い場合に転送速度の速
い外周部を使用することにより、トータル転送時間を短
くして印字することができる。また、各ページ単位毎に
画像メモリ量が異なる場合でも、ディスク記憶部36の
書き込み及び読み込み時間のバラツキがなくなり、一定
の印字速度にて出力できる。
【0074】〔実施の形態3〕 本発明の他の実施の形態について図8及び図9に基づい
て説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜
上、前記実施の形態の図面に示した部材と同一の部材に
は同一の符号を付記し、その説明を省略する。
【0075】本実施の形態の画像処理装置は、図8に示
すように、実施の形態1のページ数認識部31aの代わ
りに画質モード認識部31cを備え、さらに、操作パネ
ル37を有している。その他の構成については実施の形
態1と同じである。
【0076】同じ原稿サイズの画像データにおいて、画
像処理部32で量子化処理を行う2値化(文字)データ
と、量子化処理を行わない多値(中間調)データとで
は、多値データの方が画像メモリ量が大きい。従って、
2値モードの場合はトータル転送時間は比較的速いが、
多値モードの場合はトータル転送時間がかかってしま
う。つまり、モード毎に画像メモリ量が異なるため、印
字出力速度もバラツキが生じる。
【0077】そこで、本実施の形態では、前記原稿載置
台5付近に操作パネル37を設け、操作パネル37を操
作することにより、スキャナ部1から読み込まれる画像
データを、2値化データに変換してメモリ33に入れる
か、多値データのままメモリ33にいれるかの選択を行
う。
【0078】また、CPU31に画質モード認識部31
cが設けられる。画質モード認識部31cは操作パネル
37により選択された画質モードが2値化モードか多値
モードかを認識する。
【0079】CPU31は、上記認識された画質モード
により、外周部と内周部のどちらに画像データを書き込
むかを決定する。そして、分割処理部34はCPU31
の制御に基づいて画像データを分割する。
【0080】上記構成による画像処理装置の動作を図9
のフローチャートに基づいて説明する。
【0081】実施の形態2のS21〜S23と同様に、
作成された画像データは画像処理が行われ、メモリ33
に書き込まれる(S31〜S33)。操作パネル37に
て設定された画質モードが画質モード認識部31cによ
り認識される(S34)。そして画質モードが2値化モ
ードか多値モードかが判断され(S35)、多値モード
の場合にはディスク記憶部36の外周部に画像データ及
びインデックスデータが書き込まれ(S36)、2値化
モードの場合には内周部に書き込まれる(S37)。
【0082】その後、実施の形態2のS29・S30と
同様に、印字を行うときにはインデックスデータをもと
に画像データが取り込まれ(S38)、印字される(S
39)。
【0083】以上により、本実施の形態に係る画像処理
装置は、画質モードによりディスク記憶部36における
書き込み位置を決定する構成である。従って、多値モー
ドの場合にはディスク記憶部36の外周部を使用するこ
とにより、画像データのトータル転送時間を短くして印
字することができる。また、モード毎に画像メモリ量が
異なる場合でも2値化データと多値データとのトータル
転送時間をほぼ均一にすることができ、一定の印字速度
にて出力できる。
【0084】なお、本実施の形態では、操作パネル37
を用いて画質モードの識別を行っているが自動識別を行
うことも可能である。
【0085】〔実施の形態4〕 本発明の他の実施の形態について図10及び図11に基
づいて説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便
宜上、前記実施の形態の図面に示した部材と同一の部材
には同一の符号を付記し、その説明を省略する。
【0086】本実施の形態の画像処理装置は、図10に
示すように、実施の形態1のページ数認識部31aの代
わりに原稿サイズ認識部31dを備え、原稿サイズ検知
器38を設ける以外は、実施の形態1の構成と同じであ
る。
【0087】スキャナ部1から読み込まれる原稿のサイ
ズは、例えばA5サイズ、A3サイズ等いろいろある。
そのため、読み込ませる原稿サイズによってメモリ33
またはディスク記憶部36に入る画像メモリ量が異な
り、ディスク記憶部36に書き込まれる時間も異なる。
例えば、画像メモリ量の大きいA3サイズがディスク記
憶部36の内周部に書き込まれるときと、外周部に書き
込まれるときとでは、ディスク記憶部36の書き込み及
び読み込み時間が異なり、原稿サイズが小さい場合はト
ータル転送時間は比較的短いが、サイズが大きい場合は
トータル転送時間がかかってしまう。即ち、原稿サイズ
毎に画像メモリ量が異なるため、印字出力速度もバラツ
キが生じる。
【0088】そこで、本実施の形態では、CPU31に
原稿サイズ認識部31dが設けられる。原稿サイズ認識
部31dは、原稿サイズ検知器38により検出された原
稿サイズを認識する。CPU31は、上記認識された原
稿サイズにより、外周部と内周部のどちらに画像データ
を書き込むかを決定する。そして、分割処理部34はC
PU31の制御に基づいて画像データを分割する。
【0089】画像データを分配するための境界となる境
界サイズは、内周部及び外周部の読み出し速度と、レー
ザプリンタ部2の出力速度により決定される。即ち、認
識された原稿サイズが所定の出力速度に影響するかしな
いかにより境界サイズを決める。本実施の形態では、境
界サイズをB4サイズとしている。
【0090】上記構成による画像処理装置の動作を図1
1のフローチャートに基づいて説明する。
【0091】原稿サイズ検知器38により検出された原
稿サイズは原稿サイズ認識部31dにより認識される
(S41)。次に、実施の形態2のS21〜S23と同
様に、作成された画像データは、画像処理が行われメモ
リ33に書き込まれる(S42〜S44)。そして、原
稿サイズがB4以上のサイズかどうかが判断され(S4
5)、例えばB4、A3等のB4以上の場合にはディス
ク記憶部36の外周部に画像データ及びインデックスデ
ータが書き込まれ(S46)、例えばA6、A5、A
4、B5等のB4より小さい場合には内周部に書き込ま
れる(S47)。
【0092】その後、実施の形態2のS29・S30と
同様に、印字を行うときにはインデックスデータをもと
に画像データが取り込まれ(S48)、印字される(S
49)。
【0093】以上により、本実施の形態に係る画像処理
装置は、原稿サイズによりディスク記憶部36における
書き込み位置を決定する構成である。従って、原稿サイ
ズが大きい場合、転送速度の速い外周部を使用すること
により、トータル転送時間を速くして印字することがで
きる。また、原稿サイズが異なる場合にもディスク記憶
部36の書き込み及び読み込み時間のバラツキがなくな
り、一定の印字速度にて出力できる。
【0094】〔実施の形態5〕 本発明の他の実施の形態について図12に基づいて説明
すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記
実施の形態の図面に示した部材と同一の部材には同一の
符号を付記し、その説明を省略する。
【0095】本実施の形態の画像処理装置は、実施の形
態1のページ数認識部31aの代わりに用紙サイズ認識
部を備え、操作パネルを配置する以外は、実施の形態1
の構成と同じである。
【0096】スキャナ部1から読み込まれる画像データ
は、操作パネルで設定される用紙サイズによっても決ま
る。そのため、印字する用紙サイズによってメモリ33
またはディスク記憶部36に入る画像メモリ量が異な
り、ディスク記憶部36に書き込まれる時間も異なる。
例えば、画像メモリ量の大きいA3サイズがディスク記
憶部36の内周部に書き込まれるときと、外周部に書き
込まれるときとでは、ディスク記憶部36の書き込み及
び読み込み時間が異なり、用紙サイズが小さい場合はト
ータル転送時間は比較的速いが、サイズが大きい場合は
トータル転送時間がかかってしまう。即ち、用紙サイズ
毎に画像メモリ量が異なるため、印字出力速度もバラツ
キが生じる。
【0097】そこで、本実施の形態では、CPU31に
用紙サイズ認識部が設けられる。用紙サイズ認識部は、
操作パネルにより設定された用紙サイズを認識する。C
PU31は、上記認識された用紙サイズにより、外周部
と内周部のどちらに画像データを書き込むかを決定す
る。そして、分割処理部34はCPU31の制御に基づ
いて画像データを分割する。
【0098】画像データを分配するための境界サイズ
は、内周部及び外周部の読み出し速度と、レーザプリン
タ部2の出力速度により決定される。即ち、認識された
用紙サイズが所定の出力速度に影響するかしないかによ
り境界サイズを決める。本実施の形態では、境界サイズ
をB4サイズとしている。
【0099】上記構成による画像処理装置の動作を図1
2のフローチャートに基づいて説明する。
【0100】実施の形態2のS21〜S23と同様に、
作成された画像データは、画像処理が行われメモリ33
に書き込まれる(S51〜S53)。そして、設定され
た用紙サイズが用紙サイズ認識部により認識される(S
54)。次に、用紙サイズがB4以上のサイズかどうか
が判断され(S55)、例えばB4、A3等のB4以上
の場合にはディスク記憶部36の外周部に画像データ及
びインデックスデータが書き込まれ(S56)、例えば
A6、A5、A4、B5等のB4より小さい場合には内
周部に書き込まれる(S57)。
【0101】その後、実施の形態2のS29・S30と
同様に、印字を行うときにはインデックスデータをもと
に画像データが取り込まれ(S58)、印字される(S
59)。
【0102】以上により、本実施の形態に係る画像処理
装置は、用紙サイズによりディスク記憶部36における
書き込み位置を決定する構成である。従って、用紙サイ
ズが大きい場合、転送速度の速い外周部を使用すること
により、トータル転送時間を速くして印字することがで
きる。また、用紙サイズが異なる場合にもディスク記憶
部36の書き込み及び読み込み時間のバラツキがなくな
り、一定の印字速度にて出力できる。
【0103】〔実施の形態6〕 本発明の他の実施の形態について図13に基づいて説明
すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記
実施の形態の図面に示した部材と同一の部材には同一の
符号を付記し、その説明を省略する。
【0104】本実施の形態の画像処理装置は、実施の形
態1のページ数認識部31aの代わりに画像編集モード
認識部を備え、操作パネルを配置する以外は、実施の形
態1の構成と同じである。
【0105】操作パネルで画像編集モードを設定すると
画像編集機能が働き、画像処理時間が通常の10〜15
0%増しになるため、原稿1枚に対するトータル印字時
間が増加する。また、画像編集モード毎に処理時間が異
なる。
【0106】そこで、本実施の形態では、CPU31に
画像編集モード認識部が設けられる。画像編集モード認
識部は、操作パネルにより設定された画像編集モードを
認識する。CPU31は、上記認識された画像編集モー
ドにより、外周部と内周部のどちらに画像データを書き
込むかを決定する。そして、分割処理部34はCPU3
1の制御に基づいて画像データを分割する。
【0107】画像データを分配するための境界となる画
像処理時間は、認識されたモードの画像編集時間が所定
の出力速度に影響するかしないかにより決められる。例
えば、全画像編集モードの平均画像処理時間を境界とす
る。本実施の形態では、境界の画像処理時間を200m
sと設定している。
【0108】上記構成による画像処理装置の動作を図1
3のフローチャートに基づいて説明する。
【0109】実施の形態2のS21〜S23と同様に、
作成された画像データは、画像処理が行われメモリ33
に書き込まれる(S61〜S63)。そして、設定され
た画像編集機能から画像処理時間が算出される(S6
4)。次に、画像処理時間が200msを越えるかどう
かが判断され(S65)、200msを越える場合には
ディスク記憶部36の外周部に画像データ及びインデッ
クスデータが書き込まれ(S66)、200ms以下の
場合には内周部に書き込まれる(S67)。
【0110】その後、実施の形態2のS29・S30と
同様に、印字を行うときにはインデックスデータをもと
に画像データが取り込まれ(S68)、印字される(S
69)。
【0111】ここで、画像処理時間が200msを越え
る機能としては、例えば、綴じ代機能や枠消し機能等が
あり、200ms以下の機能としては、例えば、白黒反
転機能、斜体機能、及び網掛け機能等がある。
【0112】以上により、本実施の形態に係る画像処理
装置は、画像編集モードによりディスク記憶部36にお
ける書き込み位置を決定する構成である。従って、画像
データを時間のかかる画像編集する場合、転送速度の速
い外周部を使用することにより、画像編集処理時間のタ
イムロスを画像データの転送時間にて吸収し、トータル
印字時間を速くしてトータル転送時間をほぼ均一にする
ことができる。言い換えると、画像処理時間がかかる画
像処理モードの印字のトータル時間が多少速くなるた
め、画像編集モードによる印字のトータル時間のバラツ
キがなくなる。
【0113】〔実施の形態7〕 本発明の他の実施の形態について図14及び図15に基
づいて説明すれば、以下の通りである。なお説明の便宜
上、前記実施の形態の図面に示した部材と同一の部材に
は同一の符号を付記し、その説明を省略する。
【0114】本実施の形態の画像処理装置は、実施の形
態1のデジタル複写機にカラーCCDを搭載した白黒デ
ジタル複写機に適用した場合について説明する。この複
写機は、白黒と白黒以外との2種類以上のCCD素子
(ラインセンサ)を有したツインカラーデジタル複写機
である。
【0115】このようなデジタル複写機においては、ス
キャナ部1から読み込まれる原稿には、白黒原稿と白黒
原稿以外とがある。なお、白黒原稿による画像データを
白黒データとし、白黒原稿以外による画像データを白黒
以外データと略称することにする。ここで、白黒データ
以外とは、白黒以外の単色(赤色データや青色データ
等)データのことである。
【0116】この白黒以外データの方が白黒データより
も画像メモリ量が多くなる。そのため、白黒データの場
合は転送のトータル時間は比較的速いが、白黒以外デー
タの場合は転送のトータル時間がかかってしまう。これ
により、画像データが白黒か白黒以外かによってメモリ
33またはディスク記憶部36に入る画像メモリ量が異
なり、ディスク記憶部36に書き込む時間も異なる。即
ち、印字の出力速度もバラツキが生じる。
【0117】上記画像処理装置の構成としては、実施の
形態1の画像処理装置におけるページ数認識部31aの
代わりに読み込みモード認識部31eを備える以外は、
実施の形態1と同じ構成である。
【0118】読み込みモード認識部31eは、読み込ま
れた原稿が白黒原稿か白黒原稿以外かを認識する。CP
U31は、上記認識された原稿により、外周部と内周部
のどちらに画像データを書き込むかを決定する。そし
て、分割処理部34はCPU31の制御に基づいて画像
データを分割する。
【0119】上記構成による画像処理装置の動作を図1
5のフローチャートに基づいて説明する。
【0120】実施の形態2のS21〜S23と同様に、
作成された画像データは、画像処理が行われメモリ33
に書き込まれる(S71〜S73)。そして、作成され
た画像データが白黒データか白黒以外データかを認識す
る(S74)。次に、画像データが白黒データかどうか
が判断され(S75)、白黒以外データの場合にはディ
スク記憶部36の外周部に画像データ及びインデックス
データが書き込まれ(S76)、白黒データの場合には
内周部に書き込まれる(S77)。
【0121】その後、実施の形態2のS29・S30と
同様に、印字を行うときにはインデックスデータをもと
に画像データが取り込まれ(S78)、印字される(S
79)。
【0122】以上により、本実施の形態に係る画像処理
装置は、読み込まれた原稿の種類によりディスク記憶部
36における書き込み位置が決定される構成である。従
って、白黒以外データのように画像メモリ量が多い場
合、転送速度の速い外周部を使用することにより、転送
のトータル時間を速くして印字できる。また、読み込む
モード毎に画像メモリ量が異なる場合でも、白黒原稿と
白黒原稿以外との違いによるディスク記憶部36の書き
込み及び読み込み時間のバラツキがなくなり、一定の印
字速度で出力できる。
【0123】〔実施の形態8〕 本発明の他の実施の形態について図16及び図17に基
づいて説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便
宜上、前記実施の形態の図面に示した部材と同一の部材
には同一の符号を付記し、その説明を省略する。
【0124】本実施の形態の画像処理装置は、実施の形
態1のデジタル複写機にフルカラーCCDを搭載したフ
ルカラーデジタル複写機に適用した場合について説明す
る。
【0125】カラー印字を行うには、画像データがR・
G・Bのデータとなり、白黒印字を行うより、画像デー
タの画像メモリ量が多くなる。そのため、画像データが
カラーか白黒かによってメモリ33またはディスク記憶
部36に入る画像メモリ量が異なり、ディスク記憶部3
6に書き込む時間も異なる。そのため、各設定モード毎
に画像メモリ量が異なる場合において、白黒データの場
合は転送のトータル時間は比較的速いが、カラーデータ
の場合は転送のトータル時間がかかってしまう。即ち、
設定モード毎に画像メモリ量が異なると、印字の出力速
度もバラツキが生じる。
【0126】本実施の形態の画像処理装置は、実施の形
態1のページ数認識部31aの代わりに印字モード認識
部31fを備え、操作パネルを設ける以外は、実施の形
態1の構成と同じである。
【0127】印字モード認識部31fは、操作パネル3
7により設定された印字モードが白黒印字モードかカラ
ー印字モードであるかを認識する。CPU31は、上記
認識された印字モードにより、外周部と内周部のどちら
に画像データを書き込むかを判定し決定する。そして、
分割処理部34はCPU31の制御に基づいて画像デー
タを分配する。なお、スキャナ部1は、カラーデータ、
あるいは白黒データにて画像データを入力できる構成と
なっている。
【0128】上記構成による画像処理装置の動作を図1
7のフローチャートに基づいて説明する。
【0129】操作パネル37で設定された印字モードを
認識する(S81)。実施の形態2のS21〜S23と
同様に、作成された画像データは画像処理が行われ、メ
モリ33に書き込まれる(S82〜S84)。そして、
認識された印字モードが白黒印字モードかどうかが判断
され(S85)、カラー印字モードの場合にはディスク
記憶部36の外周部に画像データ及びインデックスデー
タが書き込まれ(S86)、白黒印字モードの場合には
内周部に書き込まれる(S87)。
【0130】その後、実施の形態2のS29・S30と
同様に、印字を行うときにはインデックスデータをもと
に画像データが取り込まれ(S88)、印字される(S
89)。
【0131】これにより、カラーデータのように画像メ
モリ量が多い場合、転送速度の速い部分を使用すること
により、転送のトータル時間を速くして印字できる。ま
た、カラー印字と白黒印字との違いによるディスク記憶
部36の書き込み及び読み込み時間のバラツキがなくな
り、転送のトータル時間をほぼ均一にすることができ
る。
【0132】なお、上記実施の形態2ないし実施の形態
8では、外周部と内周部との2ブロックに分割している
が、これに限られることはなく、多分割にすることも可
能である。
【0133】〔実施の形態9〕 本発明の他の実施の形態について図18ないし図21に
基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、説明の
便宜上、前記実施の形態の図面に示した部材と同一の部
材には同一の符号を付記し、その説明を省略する。
【0134】本実施の形態にかかる画像処理装置は、実
施の形態1のページ数認識部31aが設けられていない
以外は、実施の形態1と同様である。なお、ディスク記
憶部36としては、ディスク記憶部36の内周部の読出
速度V2、外周部の読出速度V3、レーザプリンタ部2
の出力速度V1の関係がV3>V1>V2、あるいはV
3>V2>V1を満たしているものとする。また、ディ
スク記憶部36の外周部の書き込み開始位置を最外周と
し、内周部の書き込み開始位置を最内周とする。
【0135】この場合、分割処理部34は、ディスク記
憶部36の内周部と外周部との平均読出速度V4が出力
速度V1より大きいかもしくはほぼ等しい、即ちV4≧
V1の関係となるように、ディスク記憶部36の外周部
と内周部との使用比率を計算し画像を分割するように構
成されている。分割処理部34は、CPU31の制御に
基づいて、分割された画像データを外周部と内周部とに
交互に記録する。
【0136】内周部と外周部との使用比率(画像メモリ
量の使用比)を、例えば表1に示すように、ディスク記
憶部36を8つのゾーンに分けた場合について述べる。
【0137】
【表1】
【0138】各ゾーンの平均データ転送速度を比較する
と、内周部が最も遅く外周部が最も速くなっている。そ
して、ゾーン1、ゾーン8、ゾーン2、ゾーン7、…と
いうように内周部と外周部とを交互に使用すると、表2
に示すように、上記平均読出速度V4は4MB/sec
となる。本実施の形態では、出力速度V1も4MB/s
ecであり、V4=V1の関係を満たしている。
【0139】このときの内周部と外周部とのメモリ使用
比率は、内周部ゾーンの平均データ転送速度と外周部ゾ
ーンの平均データ転送速度との比率に等しい。即ち、例
えばゾーン1+ゾーン8の場合には、使用比率は1(M
B/sec):7(MB/sec)となる。
【0140】
【表2】
【0141】上記構成による画像処理装置の動作を図1
9のフローチャートに基づいて説明する。
【0142】実施の形態2のS21〜S23と同様に、
作成された画像データは画像処理が行われ、メモリ33
に書き込まれる(S91〜S93)。ディスク記憶部3
6がN個のゾーンに分割され、使用するゾーンの組み合
わせが決定される。例えば、ゾーン1と8、ゾーン2と
7、ゾーン3と6、ゾーン4と5とする(表2参照)。
V4≧V1の関係を満たすように各ゾーンの平均データ
転送速度よりメモリ使用比率が算出され、画像データが
分割される(S94)。分割された一連の画像データが
ディスク記憶部36の外周部と内周部とに交互に記録さ
れる。このとき、インデックスデータも書き込まれる
(S95)。その後、印字を行うときにはインデックス
データをもとに画像データが取り込まれ復元され(S9
6)、印字される(S97)。
【0143】以上により、本実施の形態に係る画像処理
装置は、一定の転送速度にて所望する記憶容量を使用し
なければならないような場合において、V4≧V1の関
係となるように外周部と内周部を交互に使用することに
よって一定の転送速度で使用することが可能となる。ま
た、ディスクのメモリ全体(メモリの最初から最後ま
で)を使用できるので、メモリ使用効率が良くなる。従
って、従来のように転送速度が必要以上に速くメモリ容
量が必要以上に多い、大容量のディスクを使用しなくて
もよいため、省スペース・省エネルギーを実現できる。
また、必要最低限の記憶容量でディスクが使用できるた
め、コストダウンにつながる。
【0144】ここで、上記のように、内周部及び外周部
の書き込み開始位置を最内外周とした場合には、書き込
み枚数が多くとも少なくともヘッドの移動量が最も大き
い最外周と最内周とを使って書き込みが始められるの
で、書き込み枚数が少ないときでもヘッドの移動量が大
きくなってしまう。実際のユーザの使用状況において書
き込み枚数が多い場合(例えば原稿100枚)より書き
込み枚数が少ない場合(例えば原稿1〜10枚)の方が
圧倒的に多い。
【0145】そこで、図20に示すように、所定のトラ
ックAを書き込み開始位置とすることができる。この場
合、第2書き込み位置はトラックAの外周側方向(ある
いは内周側方向)の隣接トラックであり、第3書き込み
位置はトラックAの内周側方向(あるいは外周側方向)
の隣接トラックである。即ち、例えば図の番号順に、ト
ラックAの近傍より遠ざかる方向に外周部と内周部のト
ラックに交互に書き込みを行う。
【0146】上記構成による画像処理装置の動作は、図
21に示すように、まず実施の形態2のS21〜S23
と同様に、作成した画像データは画像処理されメモリ3
3に記憶される(S101〜S103)。画像データは
ディスク記憶部36に記録されるが、このとき所定のト
ラックAから外周側と内周側との両方向へ交互に記録さ
れる(S104)。印字を行う場合には、ディスク記憶
部36からメモリ33へ画像データが取り込まれ、印字
が行われる。
【0147】これにより、書き込み枚数が少ないときに
は、ヘッドの移動量を少なくし移動のロスをなくすここ
とができるので、画像データ1枚に対するデータの書き
込み及び読み込み時間を速くすることができる。この結
果、トータル印字時間をより速くすることが可能とな
る。
【0148】なお、CPU31に実施の形態1のページ
数認識部31aを設けることにより、ページ数認識部3
1aがページ数が少ないと認識したときだけ、所定のト
ラックAが書き込み開始位置となるように構成してもよ
い。即ち、画像データは、ページ数が多いときには最外
周と最内周のトラックから交互に記録され、ページ数が
少ないときには所定のトラックAから遠ざかる方向へ交
互に記録される。
【0149】なお、以上の実施の形態においては、ディ
スクの数とヘッドの数とを同一としたが、これに限られ
ることはない。即ち、例えば、1つのディスクに対して
2つのヘッドを用いてもよく、この場合、ヘッドの移動
量を少なくすることができるので、さらに転送のトータ
ル時間を短縮することが可能となる。
【0150】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1記載の
画像処理装置は、入力された画像の全データ量を画像デ
ータのページ数で認識するデータ量認識手段と、認識さ
れた全データ量の大小により画像データを分割する分割
処理手段と、予め設定された境界値と認識されたページ
数とを比較した後、認識されたページ数が境界値の上下
どちらに属するかを判定する判定手段と、認識されたペ
ージ数が、境界値以下の場合には分割処理手段による分
割処理が行われなかった画像データを平均読出速度より
転送速度が速い外周部に書き込む一方、境界値を越える
場合には分割処理によって分割された画像データを外周
部と内周部とに交互に書き込むディスク記憶手段と、デ
ィスク記憶手段から分割されたデータを取り出し、元の
画像データに復元する復元処理手段とを有する構成であ
る。
【0151】これにより、分割された画像データが書き
込まれる位置は、全ての画像データを転送するときの転
送のトータル時間が短くなるように設定されるので、画
像データの書き込み及び読み出しに要する時間を最小限
に抑えることが可能となるという効果を奏する。
【0152】さらに、認識されたページ数が少ない場合
には、ディスク記憶手段の外周部に画像データが書き込
まれるので、ディスク記憶手段への書き込み及び読み出
しの際に要する時間を最小限に抑えることができると共
に、良好な印字を行うことができる。一方、ページ数が
多い場合には、外周部と内周部とに交互に書き込まれる
ので、一定の転送速度でディスク記憶手段を使用するこ
とができるという効果を奏する。
【0153】請求項記載の画像処理装置は、入力され
た画像データの画像メモリ量を認識するデータ量認識手
段と、予め設定された境界値と認識された画像メモリ量
とを比較した後、認識された画像メモリ量が境界値の上
下どちらに属するかを判定する判定手段を有し、認識さ
れた画像メモリ量が境界値以下の場合には平均読出速度
より転送速度が遅い内周部に画像データ書き込
方、画像メモリ量が境界値を越える場合にはディスク記
憶手段における平均読出速度より転送速度が速い外周部
に画像データが書き込むディスク記憶手段とを有する構
成である。
【0154】これにより、画像メモリ量が多い場合には
ディスク記憶手段の外周部に画像データが書き込まれる
ので、画像メモリ量が多い画像データの転送のトータル
時間を速くして印字を行うことができる。一方、画像メ
モリ量が少ない場合には、内周部に画像データが書き込
まれるので、画像メモリ量が異なるときでもディスク記
憶手段への書き込み及び読み出し時間のバラツキがなく
なり、一定の印字速度で出力することが可能となるとい
う効果を奏する。
【0155】請求項3記載の画像処理装置は、入力され
た画像データを編集するための画像編集モードを認識す
る画像編集モード認識手段と、予め設定された境界値と
認識された画像編集モードの画像処理時間とを比較した
後、認識された画像編集モードの画像処理時間が境界値
を越えるかどうかを判定する判定手段と、認識された画
像編集モードの画像処理時間が境界値以下の場合には内
周部に画像データを書き込む一方、画像処理時間が境界
値を越える場合には外周部に画像データを書き込むディ
スク記憶手段とを有する構成である。
【0156】これにより、画像データを時間のかかる画
像編集する場合、転送速度の速い外周部を使用すること
により、画像編集処理時間のタイムロスを画像データの
転送時間にて吸収し、トータル印字時間を速くしてトー
タル転送時間をほぼ均一にすることができる。言い換え
ると、画像処理時間がかかる画像処理モードの印字のト
ータル時間が多少速くなるため、画像編集モードによる
印字のトータル時間のバラツキがなくなるという効果を
奏する
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかる画像処理装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】上記画像処理装置が搭載されたデジタル複写機
の構成を示す構成図である。
【図3】上記画像処理装置におけるディスク記憶部の構
成を示す構成図である。
【図4】上記画像処理装置の動作を示すフローチャート
である。
【図5】上記画像処理装置における画像処理部の構成を
示すブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態2にかかる画像処理装置の
構成を示すブロック図である。
【図7】上記画像処理装置の動作を示すフローチャート
である。
【図8】本発明の実施の形態3にかかる画像処理装置の
構成を示すブロック図である。
【図9】上記画像処理装置の動作を示すフローチャート
である。
【図10】本発明の実施の形態4にかかる画像処理装置
の構成を示すブロック図である。
【図11】上記画像処理装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図12】本発明の実施の形態5にかかる画像処理装置
の動作を示すフローチャートである。
【図13】本発明の実施の形態6にかかる画像処理装置
の動作を示すフローチャートである。
【図14】本発明の実施の形態7にかかる画像処理装置
の構成を示すブロック図である。
【図15】上記画像処理装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図16】本発明の実施の形態8にかかる画像処理装置
の構成を示すブロック図である。
【図17】上記画像処理装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図18】本発明の実施の形態9にかかる画像処理装置
の構成を示すブロック図である。
【図19】上記画像処理装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図20】ディスク記憶部の書き込み順序の他の例を示
す説明図である。
【図21】上記ディスク記憶部の書き込み動作を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
31 CPU(判定手段) 31a ページ数認識部(データ量認識手段) 31b メモリ量認識部(データ量認識手段) 31c 画質モード認識部(データ量認識手段) 31d 原稿サイズ認識部(データ量認識手段) 31e 読み込みモード認識部(データ量認識手段) 31f 印字モード認識部(データ量認識手段) 33 メモリ 34 分割処理部(分割処理手段) 35 復元処理部(復元処理手段) 36 ディスク記憶部(ディスク記憶手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/06 G11B 20/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力された画像の全データ量を画像データ
    のページ数で認識するデータ量認識手段と、 認識された全データ量の大小により画像データを分割す
    る分割処理手段と、予め設定された境界値と認識されたページ数とを比較し
    た後、認識されたページ数が境界値の上下どちらに属す
    るかを判定する判定手段と、 認識されたページ数が、境界値以下の場合には分割処理
    手段による分割処理が行われなかった画像データを平均
    読出速度より転送速度が速い外周部に書き込む一方、境
    界値を越える場合には分割処理によって分割された画像
    データを外周部と内周部とに交互に書き込む ディスク記
    憶手段と、 ディスク記憶手段から分割されたデータを取り出し、元
    の画像データに復元する復元処理手段とを有することを
    特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】入力された画像データの画像メモリ量を認
    識するデータ量認識手段と、 予め設定された境界値と認識された画像メモリ量とを比
    較した後、認識された画像メモリ量が境界値の上下どち
    らに属するかを判定する判定手段と、 認識された画像メモリ量が境界値以下の場合には平均読
    出速度より転送速度が遅い内周部に画像データを書き込
    む一方、画像メモリ量が境界値を越える場合には平均読
    出速度より転送速度が速い外周部に画像データを書き込
    むディスク記憶手段とを有していることを特徴とする
    像処理装置。
  3. 【請求項3】入力された画像データを編集するための画
    像編集モードを認識する画像編集モード認識手段と予め設定された境界値と認識された画像編集モードの画
    像処理時間とを比較した後、認識された画像編集モード
    の画像処理時間が境界値を越えるかどうかを判定する判
    定手段と、 認識された画像編集モードの画像処理時間が境界値以下
    の場合には内周部に画像データを書き込む一方、画像処
    理時間が境界値を越える場合には外周部に画像データを
    書き込むディスク記憶手段とを有していることを特徴と
    する 画像処理装置。
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