JP2783142B2 - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

Info

Publication number
JP2783142B2
JP2783142B2 JP33230093A JP33230093A JP2783142B2 JP 2783142 B2 JP2783142 B2 JP 2783142B2 JP 33230093 A JP33230093 A JP 33230093A JP 33230093 A JP33230093 A JP 33230093A JP 2783142 B2 JP2783142 B2 JP 2783142B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
menu
pulse
output
dial
cycle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP33230093A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07190377A (ja
Inventor
栄 森川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
Original Assignee
Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tiger Vacuum Bottle Co Ltd filed Critical Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
Priority to JP33230093A priority Critical patent/JP2783142B2/ja
Publication of JPH07190377A publication Critical patent/JPH07190377A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2783142B2 publication Critical patent/JP2783142B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、ロータリーパルスエ
ンコーダを備えたダイヤル調理メニュー選択方式の高周
波加熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の電子レンジ等の高周波加熱装置で
は、ダイヤル式のロータリーパルスエンコーダを備え、
当該ダイヤルの左又は右方向への回転操作によって所定
数のパルス信号を発生させ、コントロールユニットに入
力される該パルス信号のカウント数に応じて調理メニュ
ーを選択設定するようになっている。
【0003】ところで、該ダイヤルメニュー選択タイプ
の高周波加熱装置におけるパルスエンコーダの操作ダイ
ヤル10は、例えば図4に示すように左右360度方向
に任意に回転できるようになっており、左に回すとオー
トメニューのNo1〜Nonが、他方右に回すとマニュア
ルメニューのNo1〜Nonがコントロールユニットの調
理メニュー設定表示手段により順次設定されて表示部6
に表示される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の高周
波加熱装置構成の場合、上記オート/マニュアル多数の
調理メニューNo1〜Nonの内のNo1からNonまでの端
から端まで1ステップ毎にダイヤルを回して表示を変え
て行くのは結構大変であり、回転操作量を多く必要とす
るメニューの設定に不便を感じさせていた問題があっ
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記の問題
を解決することを目的としてなされたものであって、次
のように構成されている。
【0006】すなわち、該発明の高周波加熱装置は、本
体側操作パネル部に回転可能に設けられた操作ダイヤル
と、該操作ダイヤルの回転操作角に応じた数のパルス信
号を出力するロータリーパルスエンコーダと、該ロータ
リーパルスエンコーダからの出力パルスをカウントし、
該カウント数に応じて各種の調理メニューを設定表示す
る調理メニュー設定表示手段とを備えてなる高周波加熱
装置において、上記ロータリーパルスエンコーダから出
力されるパルス信号の出力周期を演算する出力周期演算
手段と、該出力周期演算手段によって演算されたパルス
信号の出力周期を所定の基準周期と比較し、上記演算周
期が該基準周期よりも短かい時は長い時に比べて上記パ
ルスエンコーダ出力のカウント単位を大きくするカウン
ト単位可変手段とを設け構成されている。
【0007】
【作用】したがって、該構成によれば、操作ダイヤルの
回転操作に応じてロータリーパルスエンコーダから連続
して出力される出力パルスの周期が上記基準周期よりも
短い時、すなわち操作ダイヤルの回転操作速度が所定の
基準速度よりも速い時は、そうでない時に比べて調理メ
ニュー設定表示手段の出力パルスカウント単位を大きく
して調理メニューのスキップ設定、スキップ表示を行う
ことができるようになる。
【0008】
【発明の効果】以上の結果、本願発明の高周波加熱装置
によると、パルスエンコーダのダイヤルの操作スピード
によって速やかなメニュー設定と表示が可能となり、エ
ンコードされるパルス数の多いメニューの場合にも比較
的容易に目的メニューの設定を行うことができるように
なり、ダイヤルの操作性が良好となる。
【0009】
【実施例】図1〜図9は、本願発明の実施例に係るダイ
ヤル型ロータリパルスエンコーダを備えた高周波加熱装
置(電子レンジ)の構成および動作を示している。
【0010】先ず図1および図2は、当該高周波加熱装
置1の全体的な構造(筺体部前面の構造)を示すもので、
その筺体1aの内側には加熱室(調理物収納庫)2が設け
られている。そして、該加熱室2の底部には調理物載置
用のターンテーブルTが回転可能に設置されている。ま
た該加熱室2の正面側開口部にはファィンダー部3aを
形成したドア3がヒンジ部を介して上下方向に開閉可能
な状態で取付けられている。また、該ドア3に対応した
筺体1a部上方側には、ドアスイッチ9が所定寸法前方
に突出して設けられている。
【0011】一方、上記筺体1a正面側の上記加熱室2
の開口部の右側部には当該高周波加熱装置の各種の機能
を操作・制御するための操作パネル部5が設置されてい
る。該操作パネル部5には、例えば図2に詳細に示すよ
うに、表示部(液晶表示部)6、仕上り調節キー(強弱)
8、メニュー等設定キー(ファンクションキー)7、時刻
合せキー16、取消スイッチキー13、スタート・あた
ためスイッチキー、オート/マニュアルメニュー設定、
時間設定、温度設定、量設定の4つの機能を備えた操作
ダイヤル10が各々適切に操作性良く配設されている。
該操作ダイヤル10は、図3に示すように軸10aを介
してロータリパルスエンコーダ11に連結されている。
同ロータリパルスエンコーダ11は、図3および図4に
示すように裏面側中心軸部に設けられたリング状のコモ
ン端子11b、また該コモン端子11b外周部から半径方
向に延び、周方向に所定の等間隔を置いて多数分割され
た開閉端子11a,11a・・・を各々有し、該開閉端子
11a,11a・・・には第1、第2の開閉接片51a,5
1bが接触し得るように配設されている。第1の開閉接
片51a,51bは、図示のように右又は左回転方向に相
互に所定の位相差Δθ°を有して設けられている。
【0012】そして、該コモン接片51c、第1、第2
の開閉接片51a,51bは、図5に示すようなパルス出
力回路を構成し、そのダイヤル回転方向に応じて図9の
(a)・(b)、(c)・(d)、(e)・(f)に各々示すような相互に
90°位相を異にするパルス出力信号Va,Vbを抵抗R
a,Rbを介した第1、第2の出力端子Ta,Tbから出力す
るようになっている。
【0013】そして、上記操作パネル部5の表示部6に
は、例えば上述した各種の操作キーがON操作される
と、それに対応して後述する制御ユニット(電子レンジ
コントロールユニット)12を介し表示部駆動回路が作
動して、図7および下記表示例に示すように、調理機
能、時刻、マニュアルメニュー、オートメニュー等の各
種の選択設定状態が表示されるようになっている。
【0014】すなわち、図7はマニュアルメニュー選択
時(操作ダイヤル右回し時)の表示例であるが、一方オー
トメニュー選択時(操作ダイヤル左回し時)の表示は例え
ば次のようになる。
【0015】<オートメニュー表示例> No1 牛乳あたため No2 酒かん No3 野菜の下ごしらえ No4 スポンジケーキ No5 クッキー No6 シュークリーム No7 グラタン No8 ピザ No9 トースト No10 冷凍トースト No11 茶碗蒸し No12 酒蒸し料理 該操作パネル部5の各操作キーは各々図6に示すように
マイクロコンピュータを中心として構成された電子レン
ジコントロール用の制御ユニット12とデータバスおよ
びコントロールバスを介して接続されていて自由に入出
力信号の送受が行えるようになっている。
【0016】さらに、同図6から明らかなように、上記
高周波加熱装置1の筺体1a内部には、上記加熱室2内
のターンテーブルT上に載置された調理皿上の被加熱物
にマイクロ波を放射吸収させることによって加熱するマ
グネトロン23と、当該加熱室2内の被加熱物に必要に
応じ赤外線を照射することによって加熱するヒータ24
およびヒータ回路25と、換気用のファン26およびフ
ァンモータ27とが各々図示のように設置されている。
そして、上記制御ユニット12と上記ターンテーブルT
のターンテーブルモータTMとの間にはターンテーブル
モータ駆動回路28が、また同制御ユニット12と上記
ファンモータ27との間にはファンモータ駆動回路29
が、さらに同制御ユニット12と上記マグネトロン23
との間にはマグネトロン駆動部30が各々介設されてい
る。上記ターンテーブルモータTM部には、重量センサ
31が設けられ、該重量センサ31で検出された検出値
Kは調理物の量(重量)の判定に使用される。さらに、符
号32は電源回路であり、AC電源100(V)からの電
源電圧を上記マグネトロン駆動部30、ターンテーブル
モータ駆動回路28、ファンモータ駆動回路29に分配
供給する。
【0017】一方、図示の如く、上記筺体1aの一側壁
33側には外気導入口34が、また他側壁35側には排
気口36が各々形成されているとともに、それらの間の
加熱室2の両側壁37,38部には換気口39,40がそ
れぞれ形成されている。そして、上記外気導入口34と
換気口39との間には上記ファンモータ27によって駆
動される上述のファン26が介設されていて、上記外気
導入口34から導入された外気が図示矢線で示すように
先ずマグネトロン23を冷却した後、加熱室2上部を経
て調理中の臭気や水蒸気を吸収して排気口36側から排
出されて行くようになっている。なお、上記換気口40
と排気口36との間は、ダクト部41に形成されている
一方、該ダクト部41の通路途中には同通路内に臨んで
加熱時、沸騰時および保温時などの湿度を検出する湿度
センサ42が設置されている。そして、該湿度センサ4
2の出力信号は所定の検知部43を介して上記制御ユニ
ット20に入力されてメモリされるようになっている。
【0018】上記制御ユニット12は、上記操作ダイヤ
ル10の回転軸と結合された上記ロータリパルスエンコ
ーダ11からのダイヤル回転方向(右又は左)と回転角に
応じた入力パルス数に基いて、そのメニュー設定手段の
メニュー設定機能によりマニュアルメニューMMNo1
〜MMNonおよびオートメニューAMNo1〜AMNon
を各々設定するように構成されている。上記ロータリパ
ルスエンコーダ11は、上記操作ダイヤル10の所定回
転角(ノッチ角・・・図4のθ参照)毎にパルス信号出力
を発生するようになっており、右方向に回転されると図
5の回路の第1の出力端子Taから図9の(a),(c),(e)に
示すパルス信号を出力して上記マニュアルメニューのメ
ニュー設定MMNoをNo1〜Non方向に増加させる一
方、左方向に回転されると図5の回路の第2の出力端子
Tbから図9の(b),(d),(f)に示すパルス信号を出力して
オートメニューAMNoをNo1からNon方向に増加させ
るように機能する。
【0019】そして、その時の操作ダイヤル10の回転
操作速度に応じ、該速度が所定の基準速度より速い時
は、遅い時に比べて上記各調理メニューNo1〜Nonの
表示を1ステップ毎の連続表示から2ステップ毎のスキ
ップ表示に変更して、速やかな操作性の良いメニュー設
定を可能する。
【0020】次に、上記制御ユニット(CPU)12によ
る該調理メニュー設定表示制御動作の内容について図8
のフローチャートおよび図9のタイムチャートを参照し
て詳細に説明する。
【0021】すなわち、先ずステップS1で上記メニュ
ー等設定キー7のON/OFF信号、上記ロータリパル
スエンコーダ11からのパルス信号出力等を入力し、続
くステップS2で上記メニュー等設定キー7のON信号
があり、かつロータリパルスエンコーダ11からのダイ
ヤル操作開始後第1回目のエンコードパルスが入力され
たか否かを判定する。
【0022】その結果、YES(パルスエンコーダ入力
あり)と認められると、次にステップS3,S12に進ん
で、当該入力されたエンコードパルスが図9(a)のダイ
ヤル右回転のマニュアルメニューのものであるか、又は
図9(b)のダイヤル左回転のオートメニューのものであ
るか、つまりマニュアル/オートのメニュー機能を判定
する。
【0023】その結果、ステップS3でYES(右回り)
と判定された図9(a)のマニュアルメニューのものであ
る場合には、ステップS4に進んで、その時の上記ダイ
ヤル10の回転操作角に応じて先ず最初の1ステップ分
だけマニュアルメニューNo(MNo)をステップアップし
(MNo=MNo+1)、次にステップS5で当該1ステッ
プアップした対応するマニュアルメニューNo(MNo=
MNo1:「オーブン」・・・図7参照)を表示する。
【0024】そして、それと同時にステップS6でパル
ス入力周期tn演算用のタイマーのカウント動作を開始さ
せる。ここで、該タイマーにより演算される周期tnは、
上記操作ダイヤル10の回転操作速度を判定するための
もので、操作ダイヤル10の回転開始後第1回目の入力
パルスの立上りエッジから第2回目の入力パルスの立上
りエッジまでの時間で決定される。
【0025】次に、その後ステップS7に進んで今回第
2回目の新なパルス信号が入力されたか否かを判定し、
今回第2回目の新なパルス信号が入力されたYESの時
は、ステップS8に進んで該現在までの上記タイマーの
カウント値tn(msec)が予じめ設定された所定の基準値ts
(msec)以下であるか否かを判定し、tn>tsのNOの時、
すなわち前回(第1回目)の入力パルスの立上りエッジか
ら次(第2回目)の入力パルスの立上りエッジまでの周期
tn(経過時間・・・この経過時間tnの長短が上記操作ダ
イヤル10の回転操作速度を示す)が所定の基準周期(例
えば通常の一般的な回転操作速度よりも少し速い値に対
応して設定されている)tsよりも長い図9(a)のパルス入
力状態の時は当該今回のパルス入力を基にステップS9
で上記前回の場合同様に1ステップ分だけマニュアルメ
ニューNoをステップアップ(MNo=MNo+1)し、次
にステップS11で同1ステップ分ステップアップされた
マニュアルメニューNo(MNo=MNo2:「オーブン予
熱」・・・図7参照)を表示部6に表示する。
【0026】一方、上記ステップS8において、上記前
回の入力パルスの立上りエッジから今回の入力パルスの
立上りエッジまでの周期tnが上記基準値tsよりも短かい
(上記操作ダイヤル10の回転操作スピードが速い)図9
(c)のパルス入力状態であるとしてYESと判定された
時(tn≦ts)は、ステップS10に移って上記マニュアルメ
ニューNo(MNo)をMNo=MNo+2に一度に2ステッ
プ分ステップアップしてマニュアルメニューNo(MNo)
をMNo=MNo3:「グリル」(図7参照)に設定した上
で、ステップS11で同メニューを上記表示部6に表示す
る(MNo2をスキップ)。
【0027】そして、このようにしてダイヤル10の右
回りのマニュアルメニューの各調理メニューが順次又は
1つ置きに選択設定されて表示部6に表示される。
【0028】そして、その後、さらにステップS12に進
んで上述のスタート・あたためキー13のON/OFF
判定を行ない、スタートキー13がON操作されると、
ステップS24に進んで対応するマニュアルメニューの調
理が実行される。
【0029】他方、上記ステップS3でNO(少くとも右
回りではない)、ステップS13でYES(左回りである)
と判定された図9(b)のオートメニューのものである場
合には、ステップS14に進んで、その時の上記操作ダイ
ヤル10の回転操作角に応じて先ず最初の1ステップ分
だけオートメニューNo(MNo)をステップアップして
(MNo=MNo−1)、続くステップS15で当該1ステッ
プアップしたオートメニューNo(MNo=MNo1:「牛乳
あたため」)を表示する。
【0030】そして、それと同時にステップS16で上記
マニュアルメニュー時の場合と同様にパルス入力周期tn
演算用のタイマーのカウント動作を開始させる。
【0031】次に、その後ステップS17に進んで今回第
2回目の新なパルス信号が入力されたか否かを判定し、
今回第2回目の新なパルス信号が入力されたYESの時
は、ステップS18に進んで該現在までの上記タイマーの
カウント値tn(msec)が予じめ設定された所定の基準値ts
(msec)以下であるか否かを判定し、tn>tsのNOの時、
すなわち前回の入力パルスの立上りエッジから次の入力
パルスの立上りエッジまでの周期tn(経過時間・・・こ
の経過時間tnが上記ダイヤルの回転操作速度を示す)tn
が所定の基準周期(例えば通常の一般的な回転操作速度
よりも少し速い値に対応して設定されている)tsよりも
長い図9(b)のパルス入力状態の時は当該今回のパルス
入力を基にステップS19で上記前回の場合同様に1ステ
ップ分だけオートメニューNoをステップアップ(MNo
=MNo−1)し、次にステップS21で同1ステップ分ス
テップアップされたオート調理メニューNo(MNo=M
No2:「酒かん」)を表示部6に表示する。
【0032】一方、上記ステップS18において、上記前
回の入力パルスの立上りエッジから今回の入力パルスの
立上りエッジまでの周期tnが上記基準値tsよりも短かい
(上記ダイヤル10の回転操作スピードが速い)としてY
ESと判定された図9(d)のパルス入力状態の時は、ス
テップS20に移って上記オートメニューNo(MNo)をM
No=MNo−2に一度に2ステップ分ステップアップし
てオートメニューNo(MNo)をMNo=MNo3:「野菜の
下ごしらえ」に設定した上で、ステップS21で対応する
オート調理メニューを上記表示部6に表示する。
【0033】そして、このようにしてダイヤル10の左
回りのオートメニューの各調理メニューが順次又は1つ
置きに選択設定されて表示部6に表示される。
【0034】従って、その後、ステップS22で上記タイ
マー値のクリアを行った上で、さらにステップS23に進
んで上述のスタート・あたためキー13のON/OFF
判定を行ない、スタート・あたためキー13がON操作
されると、ステップS25で対応するオートメニューの調
理が実行される。
【0035】なお、上記作用は、順次エンコードパルス
が入力される度に継続されるから例えば図9の(e),(f)
に示すように第1回目の入力パルスの立上りから第2回
目パルスの立上りまでの周期tn1は上記基準周期tsより
も長かったが、第2回目のパルスから第3回目、第3回
目のパルスから第4回目のパルスまで又はそれ以降のパ
ルス入力周期tn2,tn3・・・tnnが上記基準周期ts以下に
なると、やはりマニュアルメニュー/オートメニュー共
にスキップ設定、スキップ表示が行なわれることにな
る。
【0036】したがって、該構成によれば、操作ダイヤ
ル10の回転操作に応じてロータリーパルスエンコーダ
11から連続して出力される出力パルスの周期tnが上記
基準周期tsよりも短い時、すなわち操作ダイヤル10の
回転操作速度が所定の基準速度よりも速い時には、そう
でない時に比べてマニュアル/オート各調理メニュー設
定表示手段の出力パルスカウント単位を大きくして調理
メニューのスキップ設定、スキップ表示を行うことがで
きるようになる。
【0037】その結果、本願発明実施例の高周波加熱装
置によると、ロータリパルスエンコーダ11の操作ダイ
ヤル10の操作スピードを加減することによって速やか
なメニュー設定と表示が可能となり、エンコードされる
パルス数の多いメニューの場合にも比較的容易に目的メ
ニューの設定を行うことができるようになり、操作ダイ
ヤル10の操作性が良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本願発明の実施例に係る高周波加熱装
置の筺体構造を示す斜視図である。
【図2】図2は、同装置の操作パネル部の拡大正面図で
ある。
【図3】図3は、同装置のロータリパルスエンコーダの
構成を示す分解斜視図である。
【図4】図4は、同ロータリパルスエンコーダの要部の
構成を示す一部切欠正面図である。
【図5】図5は、同ロータリパルスエンコーダの等価回
路図である。
【図6】図6は、同装置の制御回路部の構成を示す回路
図である。
【図7】図7は、同装置の表示部のメニュー等表示例を
示す概略図である。
【図8】図8は、同装置の電子レンジ制御ユニットのメ
ニュー設定システムの構成を示すフローチャートであ
る。
【図9】図9は、同装置のダイヤル操作方向と操作速度
に応じたパルスエンコーダ出力の出力パターン例を示す
パルス波形図である。
【符号の説明】
2は加熱室、5は操作パネル部、6は表示部、7はメニ
ュー等設定キー、8は仕上り調節キー、10は操作ダイ
ヤル、12は制御ユニット、13は取消しスイッチキ
ー、14はスタート・あたためキーである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体側操作パネル部に回転可能に設けら
    れた操作ダイヤルと、該操作ダイヤルの回転操作角に応
    じた数のパルス信号を出力するロータリーパルスエンコ
    ーダと、該ロータリーパルスエンコーダからの出力パル
    スをカウントし、該カウント数に応じて各種の調理メニ
    ューを設定表示する調理メニュー設定表示手段とを備え
    てなる高周波加熱装置において、上記ロータリーパルス
    エンコーダから出力されるパルス信号の出力周期を演算
    する出力周期演算手段と、該出力周期演算手段によって
    演算されたパルス信号の出力周期を所定の基準周期と比
    較し、上記演算周期が該基準周期よりも短かい時は長い
    時に比べて上記パルスエンコーダ出力のカウント単位を
    大きくするカウント単位可変手段とを設けたことを特徴
    とする高周波加熱装置。
JP33230093A 1993-12-27 1993-12-27 高周波加熱装置 Expired - Fee Related JP2783142B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33230093A JP2783142B2 (ja) 1993-12-27 1993-12-27 高周波加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33230093A JP2783142B2 (ja) 1993-12-27 1993-12-27 高周波加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07190377A JPH07190377A (ja) 1995-07-28
JP2783142B2 true JP2783142B2 (ja) 1998-08-06

Family

ID=18253425

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33230093A Expired - Fee Related JP2783142B2 (ja) 1993-12-27 1993-12-27 高周波加熱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2783142B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101920430B1 (ko) * 2012-06-05 2018-11-20 삼성전자주식회사 조리기 및 그 입력 제어방법

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07190377A (ja) 1995-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04297722A (ja) 加熱調理装置
JP2783142B2 (ja) 高周波加熱装置
JP3023264B2 (ja) 加熱調理器
JP2504369B2 (ja) 高周波加熱装置
JP2853558B2 (ja) 高周波加熱装置
JP2842353B2 (ja) 高周波加熱装置の調理メニュー選択表示装置
JP3070361B2 (ja) 高周波加熱装置
JP2513400B2 (ja) 高周波加熱装置
JPH0842853A (ja) 高周波加熱装置の調理メニュー表示装置
JPH10339444A (ja) 加熱調理器
JP2988364B2 (ja) 高周波加熱装置
JP2518127B2 (ja) 高周波加熱調理装置
JP3764648B2 (ja) 加熱調理器
JPH06338388A (ja) 電子レンジ
JPH0726736B2 (ja) トースターレンジ型高周波加熱装置
JPH0618051A (ja) 高周波加熱装置
JP2871261B2 (ja) 高周波加熱装置
JP2586257B2 (ja) 高周波加熱装置
JP2966611B2 (ja) 加熱調理器の調理制御装置
JP3837286B2 (ja) 加熱調理器
JP2853569B2 (ja) 高周波加熱装置
JP2001221446A (ja) 加熱調理器
JPH0719493A (ja) 電子レンジ
JPH0719487A (ja) 電子レンジ
KR19980031220A (ko) 전자렌지의 식혜 제조 방법

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees