JP2782824B2 - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JP2782824B2
JP2782824B2 JP1216364A JP21636489A JP2782824B2 JP 2782824 B2 JP2782824 B2 JP 2782824B2 JP 1216364 A JP1216364 A JP 1216364A JP 21636489 A JP21636489 A JP 21636489A JP 2782824 B2 JP2782824 B2 JP 2782824B2
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一利 足立
光明 粟津
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、洗濯行程での水流が、複数の水流からなる
複合水流である洗濯機に関するものである。
従来の技術 従来の洗濯機の構成は第7図に示すように、本体1内
に設けられた水受槽2内に、内底部に撹拌翼3を有する
洗濯槽4が回転自在に設けられている。この洗濯槽4お
よび撹拌翼3を選択的に切換えて回転駆動させる減速機
構部5には、モータ6の回転力がモータプーリー7、V
ベルト8、プーリー9を介して伝達される構成となって
いる。
そして、洗濯行程時には、減速機構部5は撹拌翼3側
に駆動を伝達し、洗濯槽4内に水流を形成する。この水
流の強さは撹拌翼3の反転時限により水流を設定可能と
し、種々の洗濯衣類に適した水流を多段階に分け選択可
能としているが、標準水流となる強さの水流の反転時限
を、たとえば、2秒運転,1秒休止とし、この反転時限で
撹拌翼3を左右反転させ、洗濯行程全般をこの設定した
強さの水流にて、一定に行なっていた。また洗濯衣類の
重量が軽量の場合には、これに適した強さの水流の反転
時限を、たとえば、1秒運転,2秒休止とし、この反転時
限で洗濯行程全般を行なっていた。
上記各洗濯衣類に適した水流の強さ(反転時限)の設
定にあっては、基本的に洗濯衣類を数段階の重量に分
け、それぞれ設定量の洗濯衣類を入れ、目標とする洗浄
効果を発揮するように、それぞれの水流の反転時限を設
定している。
発明が解決しようとする課題 従来の洗濯機の水流は、洗濯衣類の重量を多段階に分
け、その設定量で目標とする洗浄効果を発揮するように
反転時限を設定しているため、洗浄効果は問題ないが、
その反面、撹拌翼の特徴である布がらみが大きくなると
いう問題を有していた。定格量用の反転時限とそれより
短い反転時限で洗濯した場合の性能変化を第8図に示
す。同図において、標準水流(定格量用)の反転時限で
洗濯した場合の洗浄効果,洗浄むら,布がらみを100と
しており、反転時限が小さくなるにつれ、布がらみは減
少するが、洗浄むらが大きくなることがわかる。
なお、標準水流のみでなく、他の重量に適した水流の
場合においても第8図に示す洗濯特性と同様の傾向を示
す。この反転時限の減少による洗濯特性の変化の原因
は、水流の強さを撹拌翼の反転時限の時間制御により設
定しているためである。洗濯槽の上部にある衣類まで撹
拌力を伝達させるために、撹拌翼はより多く回転回数を
増やすか、回転トルクを増すかしなければならないため
であり、上部の衣類を洗濯するためには、撹拌翼の反転
時限を長くしなければならなく、そうすると洗濯槽下部
の衣類のからみがひどくなるというわけである。以上の
説明から明らかなように、従来の洗濯機の水流制御は、
撹拌翼の反転時限を布量に合わせた水流の強さごとに一
定に設定してしまっているため、洗濯特性を得ようとす
ると、布からみが増大してしまうという課題を有してい
た。
本発明は、上記課題に鑑み、洗濯特性を維持しながら
布がらみを軽減するように水流制御をし、しかも洗浄む
らも低減でき、布の上下入れ替わりを目視確認できるよ
うにすることにある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、洗濯槽内に回転
自在に配設した撹拌翼と、撹拌翼を駆動させるモータお
よび減速機構部と、前記洗濯槽内に撹拌翼回転により形
成する水流の強さを撹拌翼の反転時限で制御し、強水
流、弱水流等の複数の水流を生成する制御装置とを備
え、前記制御装置は、洗濯行程において、弱水流を基調
として短時間の強水流を複数回入れた複合水流を発生さ
せ、少なくとも強水流の左右反転を同一方向に連続的に
回転させて反転水流を形成するものである。
作用 上記構成により、弱水流時に洗濯槽の下半分の衣類を
洗浄するとともに、個々の衣類を固める。さらに短時間
の強水流で洗濯槽の上下の衣類を入れ替え、次の弱水流
で洗濯槽の下半分になった衣類(洗濯初期時は洗濯槽の
上半分にあった衣類)を洗浄するとともに個々の衣類を
固める。ここで、弱水流では、従来の水流のように隣接
する衣類に納まる程度の移動力が1回の反転ではないた
め、個々の衣類で固まり、からみの進展あるいはからみ
度合いが少なくなる。また、少なくとも強水流の反転時
限を左左右右というように同一方向に連続して左右反転
時限にするため、強水流では、洗濯槽の上下の衣類の入
れ替えが確実に行える。すなわち、1回の反転で移動し
きれなかった衣類が、次の同方向反転で移動可能になる
ためであり、衣類の上下での洗浄むらを低減している。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図〜第6図により説明
する。
本実施例の洗濯機の構成は第1図に示すように、本体
10内に設けられた水受槽11内に、回転自在に洗濯槽12が
設けられ、洗濯槽12の内底部に回転自在に撹拌翼13を配
している。この洗濯槽12および撹拌翼13を洗濯的に切換
えて回駆動させる減速機構部14には、モータ15の回転力
がモータプーリー16、Vベルト17、プーリー18を介して
伝達され、制御装置19によりモータ15を制御する構成と
なっている。
そして、洗濯行程時には、低速機構部14は撹拌翼13側
に駆動を伝達し、洗濯槽12内に水流を形成する。この水
流の強さは撹拌翼13の反転時限により各種水流を生成可
能とし、制御装置19により種々の洗濯衣類に適した水流
を多段階に分け、選択可能としている。
上記構成で、定格容量用の基調水流となる弱水流の反
転時限[従来の洗濯機の標準水流となる反転時限(たと
えば2秒運転,1秒休止)の50〜70%]を、たとえば1.2
秒運転0.6秒休止とし、この反転時限で撹拌翼13を左右
反転させ、選択行程全般(例えば12分間)をこの弱水流
にて洗浄した結果を第2図および第3図により説明す
る。すなわち、洗濯槽12の下半分に位置する衣類A,B,C,
Dが洗浄でき、上半分の衣類F,G,H,Iは洗浄できない結果
となり、洗浄むらが大きいことがわかる。
これは、撹拌翼13の撹拌力が上まで伝わりにくいため
である。さらに洗濯行程全般を20分間、この弱水流にて
洗浄した結果を第4図に示すが、明らかに洗濯槽下部の
方は、洗浄率は大幅に向上するが、洗濯槽上部の方は洗
浄率は、若干しか向上しないため洗浄率平均は向上する
が、逆に洗浄むらが大きくなってしまうので、いくら洗
濯時間を長くしても洗浄むらは低減できない。また時間
が長いだけ、布がいたんでしまう。
そこで、第5図に示すように強水流の反転時限[従来
の洗濯機の標準水流となる反転時限(たとえば、2秒運
転,1秒休止)の120〜140%]を、たとえば2.6秒運転,1.
3秒休止とし、左右回転を左左右右というように二連反
転にし、弱水流を基調とする水流に定期的に短時間入れ
る複合水流にすることで、洗濯槽12内にある衣類を上下
入れ替え、最初洗濯槽12の上半分の衣類を下部に移動さ
せ、次の弱水流にて洗浄できるようにし、この弱水流の
強水流を繰り返すことで第6図に示しているように洗浄
むらが小さくなっていることがわかる。
ところで、弱水流では、従来の水流のように隣接する
衣類に納まる程度の衣類の移動力がないため、個々の衣
類で固まりを形成し、布からみも第8図に示すように良
くなる。この状態で二連続左右反転の強水流を入れる
と、1回の反転で移動しきれなかった衣類が、次の同方
向反転で移動可能となり、また、従来の1回の左右反転
のように次の逆回転方向で衣類が戻し方向に働く恐れも
なく、洗濯槽12内で衣類が移動可能となり、上下の入れ
替えが可能となっている。よって複合水流にすることで
ねらいの洗浄特性(第6図に示すように、ねらいの洗浄
率を維持し、洗浄むらが小さくなること。)をだすとと
もに布からみも低減できる。
さらに、洗濯作業時に使用者が、衣類の大きな上下反
転がないと、洗濯槽12の上面の方が洗浄できていないと
錯覚する恐れがあるため、強水流で確実に上下反転を視
覚で確認できるようにし、使用者の不具合い感を取り除
くことができる。
さて、本実施例では定格容量の基調水流となる弱水流
をたとえば1.2秒運転,0.6秒休止、強水流を2.6秒運転,
1.3秒休止とする反転時限にしているが、要は、弱水流
では、洗濯特性で洗浄率の平均がねらい値近傍となり、
布からみが低減できる反転時限であればよい。また強水
流では、洗濯槽の上下の衣類を入れ替え可能で使用者が
視覚で判断できる二連続左右反転時限であればよい。
発明の効果 以上の実施例の説明から明らかなように本発明によれ
ば、弱水流を基調とした強水流の複合水流で少なくとも
強水流の左右反転を同一方向に連続的に回転させて反転
水流を形成していることで、まず弱水流時に洗濯槽下半
分を洗浄するとともに個々の衣類を固め、布からみの進
展あるいはからみ度合いを少なくし、次に強水流時に洗
濯槽内の衣類を上下に入れ替えることができ、洗濯槽上
下での洗浄むらをなくすことができる。また、強水流時
の二連続左右反転により特に上下の衣類の動きを確実に
し、視覚でも確認できるように上下の衣類の入れ替えを
し、洗浄むらを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における洗濯機の断面図、第
2図は同洗濯機に衣類を入れた状態を示す断面図、第3
図は弱水流のみの洗浄性能を示すグラフ、第4図は、弱
水流の洗濯時間を長くしたときの洗浄性能を示すグラ
フ、第5図は本発明の一実施例を示す複合水流反転時限
図、第6図は同複合水流による洗浄性能を示すグラフ、
第7図は従来の洗濯機の断面図、第8図は従来の洗濯特
性を示すグラフである。 13……撹拌翼、14……減速機構部、15……モータ、19…
…制御装置。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D06F 17/08 D06F 33/02 D06F 37/40

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗濯槽内に回転自在に配設した撹拌翼と、
    撹拌翼を駆動させるモータおよび減速機構部と、前記洗
    濯槽内に撹拌翼回転により形成する水流の強さを撹拌翼
    の反転時限で制御し、強水流、弱水流等の複数の水流を
    生成する制御装置とを備え、前記制御装置は、洗濯行程
    において、弱水流を基調として短時間の強水流を複数回
    入れた複合水流を発生させ、少なくとも強水流の左右反
    転を同一方向に連続的に回転させて反転水流を形成する
    洗濯機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6141499A (ja) * 1984-08-06 1986-02-27 三洋電機株式会社 洗濯機
JPS63296790A (ja) * 1987-05-29 1988-12-02 松下電器産業株式会社 洗濯機

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