JP2782821B2 - エアゾール殺虫剤 - Google Patents
エアゾール殺虫剤Info
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- JP2782821B2 JP2782821B2 JP1208498A JP20849889A JP2782821B2 JP 2782821 B2 JP2782821 B2 JP 2782821B2 JP 1208498 A JP1208498 A JP 1208498A JP 20849889 A JP20849889 A JP 20849889A JP 2782821 B2 JP2782821 B2 JP 2782821B2
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- Japan
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- aerosol
- insecticide
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- examples
- compound
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 本発明はエアゾール殺虫剤に関する。
＜従来の技術および解決すべき課題＞ 式 で示される2,4−ジオキソ−１−（２−プロピニル）イ
ミダゾリジン−３−イルメチル クリサンテマート（以
下、化合物Ａと記す。）は特公昭60−9715号に記載の化
合物であり、エアゾール殺虫剤の有効成分として使用で
きることは知られているが、該エアゾールは殺虫効力に
おいて必ずしも充分ではなく未だ実用化されるに至って
いない。
ミダゾリジン−３−イルメチル クリサンテマート（以
下、化合物Ａと記す。）は特公昭60−9715号に記載の化
合物であり、エアゾール殺虫剤の有効成分として使用で
きることは知られているが、該エアゾールは殺虫効力に
おいて必ずしも充分ではなく未だ実用化されるに至って
いない。
＜課題を解決するための手段＞ 本発明者らは、化合物Ａを有効成分とするエアゾール
殺虫剤の殺虫効力増強について鋭意検討した結果、溶剤
として１種以上の炭素数12〜20の芳香族炭化水素とケロ
シンとの混合物（混合比は重量比で1:20〜4:1）を用い
ることにより、目的を達成できることを見い出し本発明
に至った。
殺虫剤の殺虫効力増強について鋭意検討した結果、溶剤
として１種以上の炭素数12〜20の芳香族炭化水素とケロ
シンとの混合物（混合比は重量比で1:20〜4:1）を用い
ることにより、目的を達成できることを見い出し本発明
に至った。
本発明において用いられる化合物Ａは各種の光学異性
体や幾何異性体が存在するが、殺虫活性を有する任意の
異性体およびその混合物が本発明において使用できる。
化合物Ａはエアゾール殺虫剤総量に対し、通常0.0001〜
2.0％（重量）配合されて用いられる。
体や幾何異性体が存在するが、殺虫活性を有する任意の
異性体およびその混合物が本発明において使用できる。
化合物Ａはエアゾール殺虫剤総量に対し、通常0.0001〜
2.0％（重量）配合されて用いられる。
溶剤として用いられる芳香族炭化水素としては例えば
オクチルベンゼン、ドデシルベンゼン、フェニルキシリ
ルエタン等が挙げられる。
オクチルベンゼン、ドデシルベンゼン、フェニルキシリ
ルエタン等が挙げられる。
また、本発明のエアゾール殺虫剤にさらに他の殺虫
剤、協力剤、香料、殺菌剤等を配合することもできる。
他の殺虫剤としては例えばアレスリン、テトラメスリ
ン、プラレスリン、フェノスリン、レスメスリン、サイ
フェノスリン、パーメスリン、サイパーメスリン、サイ
フルスリン、プロポキサー、ジクロロボス、フェニトロ
チオン等が挙げられる。
剤、協力剤、香料、殺菌剤等を配合することもできる。
他の殺虫剤としては例えばアレスリン、テトラメスリ
ン、プラレスリン、フェノスリン、レスメスリン、サイ
フェノスリン、パーメスリン、サイパーメスリン、サイ
フルスリン、プロポキサー、ジクロロボス、フェニトロ
チオン等が挙げられる。
本発明のエアゾール殺虫剤は、例えば所定量の化合物
Ａ、前記の芳香族炭化水素およびケロシン、さらに必要
により他の殺虫剤、協力剤、香料、殺菌剤等を室温下ま
たは加温下に混合、溶解させてエアゾール容器に入れた
後、該容器にバルブ部分を取り付け、該バルブ部分を通
じ噴射剤を加圧充填することにより調製される。
Ａ、前記の芳香族炭化水素およびケロシン、さらに必要
により他の殺虫剤、協力剤、香料、殺菌剤等を室温下ま
たは加温下に混合、溶解させてエアゾール容器に入れた
後、該容器にバルブ部分を取り付け、該バルブ部分を通
じ噴射剤を加圧充填することにより調製される。
用いられる噴射剤としては液化石油ガス（LPG）、ジ
メチルエーテル（DME）、炭酸ガス、窒素等が挙げら
れ、通常エアゾール殺虫剤総量に対して約20〜60％（重
量）用いられる。
メチルエーテル（DME）、炭酸ガス、窒素等が挙げら
れ、通常エアゾール殺虫剤総量に対して約20〜60％（重
量）用いられる。
また、本発明のエアゾール用殺虫組成物（殺虫成分と
して化合物Ａを、溶剤として芳香族炭化水素とケロシン
との混合物を含む殺虫原液）は、トリガースプレーにも
使用可能である他、EXEEL （ゴムの弾力で原液を押し
出すシステム、米国CONTAINER INDUSTRIES社製）やPROZ
ON （電気ポンプで発生させた空気で原液を噴霧するシ
ステム、西独OECO−TECH社製）等の新しいスプレーシス
テムにも適用できる。
して化合物Ａを、溶剤として芳香族炭化水素とケロシン
との混合物を含む殺虫原液）は、トリガースプレーにも
使用可能である他、EXEEL （ゴムの弾力で原液を押し
出すシステム、米国CONTAINER INDUSTRIES社製）やPROZ
ON （電気ポンプで発生させた空気で原液を噴霧するシ
ステム、西独OECO−TECH社製）等の新しいスプレーシス
テムにも適用できる。
＜実施例＞ 以下、本発明を実施例および比較例にてさらに詳しく
説明するが、本発明はこれらの例のみに限定されるもの
ではない。
説明するが、本発明はこれらの例のみに限定されるもの
ではない。
尚、以下の例において部は重量部を表す。
実施例１ 化合物Ａ（酸側がｄ−トランス体）0.3部、ドデシル
ベンゼン5.0部およびケロシン54.7部を加温下に混合溶
解して得たエアゾール原液をエアゾール容器に入れ、該
容器にバルブ部分を取り付け、該バルブ部分を通じLPG4
0.0部を加圧充填してエアゾールを得た。
ベンゼン5.0部およびケロシン54.7部を加温下に混合溶
解して得たエアゾール原液をエアゾール容器に入れ、該
容器にバルブ部分を取り付け、該バルブ部分を通じLPG4
0.0部を加圧充填してエアゾールを得た。
上記と同様にして得られたエアゾールを第１表に示
す。
す。
実施例１〜８および比較例１〜５の各エアゾールにつ
いてCSMAエアゾール試験法（ピートグラディチャンバー
法）により、ハエおよび蚊に対するノックダウン効力
（50％ノックダウン時間）を調べた結果を第２表に示
す。
いてCSMAエアゾール試験法（ピートグラディチャンバー
法）により、ハエおよび蚊に対するノックダウン効力
（50％ノックダウン時間）を調べた結果を第２表に示
す。
実施例９ 化合物Ａ（酸側がｄ−トランス体）0.3部、フェノス
リン0.1部、ドデシルベンゼン20.0部およびケロシン39.
6部を加温下に混合溶解して得たエアゾール原液をエア
ゾール容器に入れ、該容器にバルブ部分を取り付け、該
バルブ部分を通じLPG40.0部を加圧充填してエアゾール
を得た。
リン0.1部、ドデシルベンゼン20.0部およびケロシン39.
6部を加温下に混合溶解して得たエアゾール原液をエア
ゾール容器に入れ、該容器にバルブ部分を取り付け、該
バルブ部分を通じLPG40.0部を加圧充填してエアゾール
を得た。
上記と同様にして得られたエアゾールを第３表に示
す。
す。
実施例９〜14の各エアゾールについてCSMAエアゾール
試験法により、ハエおよび蚊に対するノックダウン効力
を調べた結果を第４表に示す。
試験法により、ハエおよび蚊に対するノックダウン効力
を調べた結果を第４表に示す。
実施例１と同様にして第５表の各エアゾールを得た。
実施例15および比較例６〜９の各エアゾールについて
CSMAエアゾール試験法により、ハエおよび蚊に対するノ
ックダウン効力を調べた結果を第６表に示す。
CSMAエアゾール試験法により、ハエおよび蚊に対するノ
ックダウン効力を調べた結果を第６表に示す。
＜発明の効果＞ 本発明のエアゾール殺虫剤は優れた殺虫効力を有する
ものである。
ものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−42603（ＪＰ，Ａ) 特開 昭53−72822（ＪＰ，Ａ) 特開 昭53−72821（ＪＰ，Ａ) 特開 昭51−70826（ＪＰ，Ａ) 特公 昭42−1319（ＪＰ，Ｂ１) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A01N 53/00 A01N 25/06
Claims (2)
- 【請求項１】殺虫成分として、2,4−ジオキソ−１−
（２−プロピニル）イミダゾリジン−３−イルメチル
クリサンテマートを、溶剤として、１種以上の炭素数12
〜20の芳香族炭化水素とケロシンとの混合物を含み、該
芳香族炭化水素とケロシンとの混合比が重量比で1:20〜
4:1であることを特徴とするエアゾール用殺虫組成物。 - 【請求項２】請求項（１）記載の殺虫組成物に噴射剤を
配合してなるエアゾール殺虫剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1208498A JP2782821B2 (ja) | 1988-11-11 | 1989-08-10 | エアゾール殺虫剤 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28636888 | 1988-11-11 | ||
| JP63-286368 | 1988-11-11 | ||
| JP1208498A JP2782821B2 (ja) | 1988-11-11 | 1989-08-10 | エアゾール殺虫剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02288811A JPH02288811A (ja) | 1990-11-28 |
| JP2782821B2 true JP2782821B2 (ja) | 1998-08-06 |
Family
ID=26516868
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1208498A Expired - Lifetime JP2782821B2 (ja) | 1988-11-11 | 1989-08-10 | エアゾール殺虫剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2782821B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990068920A (ko) * | 1998-02-02 | 1999-09-06 | 슈덜랜드 스탠리 이. | 분무살충제의 추진제 조성물 및 이 추진제 조성물을 함유하는분무 살충제 |
-
1989
- 1989-08-10 JP JP1208498A patent/JP2782821B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02288811A (ja) | 1990-11-28 |
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