JP2781510B2 - 負帰還センス前置増幅器 - Google Patents

負帰還センス前置増幅器

Info

Publication number
JP2781510B2
JP2781510B2 JP5132096A JP13209693A JP2781510B2 JP 2781510 B2 JP2781510 B2 JP 2781510B2 JP 5132096 A JP5132096 A JP 5132096A JP 13209693 A JP13209693 A JP 13209693A JP 2781510 B2 JP2781510 B2 JP 2781510B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
transistor
cell
output
lines
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5132096A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0660673A (ja
Inventor
ジェイ.ブルノリ マイクル
Original Assignee
ブルックトリー コーポレイション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ブルックトリー コーポレイション filed Critical ブルックトリー コーポレイション
Publication of JPH0660673A publication Critical patent/JPH0660673A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2781510B2 publication Critical patent/JP2781510B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/06Sense amplifiers; Associated circuits, e.g. timing or triggering circuits
    • G11C7/062Differential amplifiers of non-latching type, e.g. comparators, long-tailed pairs

Landscapes

  • Amplifiers (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)
  • Dram (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスタティックRAMセル
に関し、より詳細にはスタティックRAMセルに付随す
る前置増幅器に関する。特に本発明は、スタティックR
AMセルとともに動作する、小さい消費電力で優れた周
波数応答を備えた前置増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】ワークステーションやパーソナルコンピ
ュータには、ワークステーションやパーソナルコンピュ
ータにおける計算結果を表示するためディスプレイモニ
タ(たとえばテレビ受像管)が含まれている。ちょうど
芸術家がキャンバスの上に、近接してはいるが分離され
ている点を複数使って可視画像を創造するのと同様に、
この表示は複数の独立したピクセルにより形成される。
1つの絵の画像解像度(たとえば再生の忠実度)はスク
リーン上のピクセルの数によって決まる。たとえば、今
やワークステーションや高額のパーソナルコンピュータ
ではディスプレイモニタ上の1280ピクセルの解像度
が普通である。ディスプレイモニタ上の各画像は2つの
インタレースフレームから形成され、このフレームは毎
秒60回の速さでディスプレイモニタ上に再生されるか
ら、このディスプレイモニタ上に前記画像を再生させる
ためには125メガヘルツを超える周波数でピクセル情
報を提供しなければならない。
【0003】ワークステーションやパーソナルコンピュ
ータのディスプレイシステムには、ルックアップテーブ
ルが与えられている。ルックアップテーブルは効果的な
メモリであり、異なる色を表す信号がこのメモリの異な
る場所に記憶されている。各位置の色は、それぞれ赤、
緑、青の原色の特性を表す3つの連続した2進数ビット
により表される。3つの連続した2進数ビットのそれぞ
れを対応するアナログ値に変換し、かつこのアナログ値
によって表される色を混合することによって各位置に記
憶される色が得られる。ルックアップテーブル(メモ
リ)の各個々の位置に記憶される色は、マイクロプロセ
ッサからの命令にしたがって、いつでも新しい色に置き
換えることができる。
【0004】各メモリ位置に対するルックアップテーブ
ルに2進数の形式で記憶される色情報はスタティックR
AMセルの中に保管される。各スタティックRAMセル
にはルックアップテーブルの個々の位置における色に対
する2進数情報の1つの2進数ビットが記憶される。ル
ックアップテーブルの各原色が8ビットの2進数で表さ
れ、かつルックアップテーブルの中に256の位置があ
る場合、これらの色を記憶するためにはルックアップテ
ーブルの中に全部で6144のスタティックRAMセル
が与えられる。
【0005】ディスプレイメモリを与えることによって
ルックアップテーブル内の色にアクセスできる。ディス
プレイメモリの中の連続するピクセルのそれぞれに対し
て2進数形式で情報がディスプレイメモリに記憶され
る。この情報はルックアップテーブルにおけるメモリ位
置(たとえば256)の特定の1つを表しており、ディ
スプレイメモリの中の連続するピクセルのそれぞれに対
してこのメモリ位置にアドレスが付される。ルックアッ
プテーブル内の各メモリ位置は、ルックアップテーブル
かディスプレイモニタの連続するピクセルの各位置に転
送される色情報を決定するためディスプレイメモリによ
りアドレスが付される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】各スタティックRAM
セルはセル内の2進数情報を読めるような構造になって
いる。望ましくは、相補形信号を与えるように差動的に
接続された2本の線をセルが有する。2進数「1」がセ
ルに記憶されているときは、セルと1つの線を通って電
流が流れ、2進数「0」がセルに記憶されているとき
は、セルともう1つの線を通って電流が流れる。この電
流の振幅は相対的に小さい。セルから読み出した2進数
情報を、色を表す別の2進数ビットにより処理できるレ
ベルに変換するためには、セル電流によって表される情
報を増幅しなければならない。最近までこの増幅には周
波数に限界があった。すなわち、ソースワードの中の関
連する2進数ビットの情報を用いてセルの情報を対応す
るアナログ値に変換することができる周波数に限度があ
ったのである。またこの増幅により電力損失が発生し
た。
【0007】米国特許第4,905,189号「情報の
読み出し書き込み用システム」は、1990年2月27
日付けで当該出願人に対して発行され、さらに当該出願
の譲受人に対して譲渡の登録がされたが、この出願にお
いては、スタティックRAMセルと前置増幅器およびセ
ルに付随する増幅器ステ−ジが開示されかつ特許請求さ
れている。このスタティックRAMセルには、セルに情
報を書き込んでいるとき、同時に高周波でセルから情報
を読み出せる、或いはマイクロプロセッサによりセルか
ら情報を読み出せるようになっているという利点があ
る。このセルの構造は以下のようになっている。すなわ
ち、セルから高周波で読み出しても、セルへの情報の書
き込み或いはマイクロプロセッサによるセルからの情報
の読み出しに影響せず、たとえこれら書き込み読み出し
動作が同時に発生した場合でも影響しないような構造と
なっている。米国特許第4,905,189号における
前置増幅器と増幅器は、関連する2進数情報を用いてセ
ルから読み出した情報に対応するアナログ値に変換する
ことができる周波数を高くする様に、このセルと協力し
て働いている。
【0008】
【課題を解決する手段】米国特許第4,905,189
号により提供された上記回路があるとしても、本発明は
セルから情報を読み出す周波数を高くするためのスタテ
ィックRAMと改良された前置増幅器との組合せを提供
している。本発明によるセルと前置増幅器はセルの電力
消費率を低減させる一方、応答周波数を広げているので
ある。また、本発明は異なるセルの前置増幅器の間の相
互関係を与え、相互に関連するセルの応答周波数をより
広くすると共に、相互に関連するセルの電力消費を低減
させている。
【0009】本発明の1つの実施例において、差動的に
接続された第1と第2の線を有するスタティックRAM
は、前記セルと2進数「1」を読むための前記第1の線
を介して電流を流し、或いは前記セルと2進数「0」を
読むための前記第2の線を介して電流を流すことによ
り、前記セルに記憶された2進数情報を読み出す。前置
増幅器の第1のトランジスタおよび第2のトランジスタ
はそれぞれ前記第1の線および第2の線に接続され、そ
れぞれ2進数「1」と2進数「0」を表す出力を与え
る。前記第1のトランジスタおよび第2のトランジスタ
は、第3のトランジスタおよび第4のトランジスタにそ
れぞれ制御電流を流し、第1のトランジスタおよび第2
のトランジスタの1つと前記セルを介して読み出し電流
が流れない場合、そのトランジスタにバイアス電流を流
す様にする。前記第3のトランジスタおよび第4のトラ
ンジスタを制御することにより、セルの全数と読み出し
線のバイアス電流が与えられた場合に、前記セルから情
報を読み出して増幅する周波数が高くなる。
【0010】本改良では、それぞれ前記第3のトランジ
スタと第4のトランジスタの入力(たとえばゲート)を
制御するために前記第1のトランジスタと第2のトラン
ジスタの出力(たとえばドレイン)からそれぞれ負帰還
をかけることによって、セルの出力電流を流す線のバイ
アス電流は各瞬間で減少する。これによってセルから2
進数情報を読み出す周波数を拡大するとともに、電力の
損失を低減している。前記第3のトランジスタと第4の
トランジスタに対する制御回路の中にインピーダンスを
含めることによって前記第3のトランジスタと第4のト
ランジスタの応答を遅延させ、この周波数をさらに拡大
することができる。
【0011】周波数応答をさらに向上させるため、異な
るビット線およびワード線に対する前置増幅器の対を並
列に接続する。重複と考えられる構成部分を取り除き、
1対の線上で1つの回路セルだけが読み出し電流を流
し、これによってさらに電力消費を低減し、接続された
前置増幅器の応答周波数を広くするような相互接続とな
っている。
【0012】
【実施例】図1(a)はスタティックRAM(一般に1
0で示す)と、前置増幅器ステージ(一般に12で示
す)を示す。これらは米国特許第4,905,189号
に開示され特許請求されているものである。スタティッ
クRAMセル10と前置増幅器12はCMOS回路から
つくられるが、他の回路も使用可能である。スタティッ
クRAMセル10には線14、16(「SBLn」およ
び「反転SBLn」と示す)と、高速ビット線18、2
0(「FBLn」および「反転FBLn」と示す)とが
含まれている。スタティックRAMセル10には線22
(「SWL」と示す)と線24 (「FWL」と示す)
とが含まれている。線14、16は低速ビット線に対す
る相補形ビット情報を提供し、線18、20は高速ビッ
ト線に対する相補形ビット情報を提供する。線22は低
速ビットワードに対する情報を提供し、線24は高速ビ
ットワードに対する情報を提供する。(図示されていな
い)マイクロプロセッサからセル10に2進数情報を記
録するために、或いはセルの情報をマイクロプロセッサ
に読み出すために、低速ワード線22と低速ビット線1
4、16が設けられている。セル10から情報を読み出
して(図示されていない)ビデオスクリーン上のアナロ
グの色に変換するために、高速ワード線24と高速ビッ
ト線18、20が設けられている。
【0013】低速ビット線14、16は電源26から正
の電力(たとえば+5ボルト)を受電し、n型トランジ
スタでも良いトランジスタ28、30のドレインにそれ
ぞれ接続されている。トランジスタ28、30のゲート
は低速ワード線22により共通になっている。トランジ
スタ28のソースは、トランジスタ32のソース、トラ
ンジスタ36のドレイン、およびトランジスタ34、3
8のゲートとそれぞれ共通になっている。トランジスタ
32、34はn型トランジスタでも良く、トランジスタ
36、38はp形トランジスタでも良い。トランジスタ
32、36のゲート、トランジスタ34のソースおよび
トランジスタ38のドレインはトランジスタ30のソー
スに接続されている。トランジスタ36、38のソース
は電源26から起動電圧を受け、トランジスタ32、3
4のドレインはアースのような基準電位と共通になって
いる。
【0014】トランジスタ40、42のソースは相補形
高速ビット線18、20にそれぞれ接続されている。ト
ランジスタ40、42はn型トランジスタでも良い。ト
ランジスタ40、42のゲートは高速ワード線24の電
圧を受ける。トランジスタ40、42のドレインからト
ランジスタ44、46のソースに対する接続がそれぞれ
行われている。トランジスタ44、46はp形トランジ
スタでも良い。トランジスタ44、46のゲートはトラ
ンジスタ34、32のソースとそれぞれ共通にしても良
い。トランジスタ44、46のドレインはアースのよう
な基準電位と共通しても良い。
【0015】相補形高速ビット線18、20はトランジ
スタ50、52のドレインにそれぞれ延びており、これ
らは共にn型トランジスタでも良い。トランジスタ5
0、52は前置増幅器12の中に含まれている。トラン
ジスタ50、52のベースは電源26から正のバイアス
電圧を受けている。トランジスタ50、52のソースは
アースのような基準電位にあっても良い。また相補形高
速ビット線18、20はトランジスタ54、56のソー
スにそれぞれ接続されているが、トランジスタ54、5
6はn型トランジスタでも良い。トランジスタ54、5
6のゲートは電源26から正にバイアスされている。ト
ランジスタ54、56のドレインは出力線58、60お
よびトランジスタ60、62のドレインと共通になって
いるが、トランジスタ60、62はp形トランジスタで
も良い。トランジスタ62、64のゲートがバイアス電
圧(VPB)を受けると、これらのトランジスタを通る
小振幅の一定電流が生じる。トランジスタ62、64の
ソースには電源26からの正電圧が供給されている。
【0016】低速ビット線14、16を介してマイクロ
プロセッサからスタティックRAMセル10に2進数情
報を書き込むには、線80、82にそれぞれ信号を与え
て2進数「1」と2進数「0」を表す。線88の信号に
より増幅器84がイネーブルされると、2進数「1」を
表す信号が増幅器を介して低速ビット線14に与えられ
る。トランジスタ28のゲートが関連するワード線22
からの高電圧を受けると、この信号によりトランジスタ
28は導通となる。したがって、トランジスタ28、3
2を含む回路を電流が流れ、トランジスタ28のソース
に低電圧が生じる。トランジスタ32のソースの電圧が
アースに近い低電圧になると、トランジスタ38のゲー
トが導通の状態となり、トランジスタ38のドレインの
電圧は相対的に高くなる。
【0017】同様に、線22の電圧によりワード線が活
性化された時点で、増幅器86を介してスタティックR
AMセル10に2進数「0」が書き込まれると、トラン
ジスタ30は導通になる。この電圧によりトランジスタ
30が導通になると、次にトランジスタ34のソースに
低電圧が生じる。この低電圧によりトランジスタ36は
導通となり、このトランジスタのドレインに高電圧が生
じる。トランジスタ32、34、36、38は、相補形
低速ビット線14、16を介して(図示されていない)
マイクロコンピュータからセル10に書き込まれた情報
をトランジスタ36、38のドレインの電圧に記憶させ
るラッチ回路として動作する。
【0018】ラッチ回路網によりセル10にラッチされ
た情報が読み出される場合、ワード線24に正の信号が
与えられる。これによりトランジスタ40、42は導通
となる。しかし、トランジスタ32、34、36、38
のラッチされた状態に依存して、トランジスタ40、4
2の1つだけが導通する。2進数「0」に対しては、ト
ランジスタ34のソースとトランジスタ38のドレイン
の正電圧により、トランジスタ44が導通となりトラン
ジスタ40、44および線18を含む回路を電流が流れ
る。
【0019】同様に、トランジスタ32、34、36、
38により形成されるラッチ回路網から2進数「1」が
読み出されると、線20に低電圧が生じる。これは、ト
ランジスタ42、36の導通状態によりトランジスタ4
6のソースおよびゲートに高電圧が加えられ、トランジ
スタ46が導通となるからである。線20に生じた低電
圧は2進数「1」を表す。線18、20に電流が流れた
結果としてこれらの線に生じる信号は、ディスプレイモ
ニタ(図示されず)に色を表示するためのディジタル・
アナログ変換に使用される。
【0020】スタティックRAMセル10には重要な利
点がある。たとえば、トランジスタ44、46は分離用
トランジスタとして作動し、トランジスタ32、34、
36、38により形成されるラッチから線18、20を
介した2進数情報の読み出しが、マイクロコンピュータ
からこのラッチに2進数情報を同時に書き込むことに影
響されないようにしているのである。このような方法
で、線18、20を介してセルから情報が読み出されて
いる時に同時に線14、16を介してセル10に情報が
書き込まれても、マイクロプロセッサから常に正しい情
報がラッチ回路網に記憶される。また線18、20を介
して情報を読み出すときも、線14、16を介して情報
を書き込むときも差動的に動作するという点で、セル1
0には利点がある。これによりセル10の応答感度が高
くなる。
【0021】前に読み出したセル10の情報を照合する
ため、この情報はセル10から線14、16を介してマ
イクロコンピュータに読み出されるが、これらの線を介
した情報の読み出しは線18、20を介した情報の同時
読み出しに影響されないということは理解できるであろ
う。線18、20を介した情報の読み出しによりビデオ
モニタのピクセルに色情報が提供される。線14、16
を介した情報の読み出しは、マイクロプロセッサから前
にセル10に記憶させた情報を照合するために設けられ
ている。
【0022】高速ビット線18、20を流れる電流によ
りセル10から読み出された信号はトランジスタ54、
56のソースに導かれ、これらのトランジスタを流れる
電流が生じる。たとえば、2進数「0」を示すトランジ
スタ40、44を電流が流れると、アースに近い電圧が
線18に生じる。この低電圧により、電源26とトラン
ジスタ62、54を含む回路を電流が流れ出力線58に
低電圧が生じる。同様に、2進数「1」を表すため出力
線60に低電圧が生じる。この低電圧はトランジスタ6
4、56を含む回路に流れる電流によって生じる。
【0023】トランジスタ50、52はトランジスタ5
4、56を含む回路の中にそれぞれ含まれ、前置増幅器
12の応答周波数を広くする。トランジスタ62、64
は、2進数「0」を表す線18および2進数「1」を表
す線20を流れる電流値の数分の1(1/2くらい)の
電流が流れるようにバイアスされる。このバイアス電流
はトランジスタ50、52を通ってアースのような基準
電位へと流れる。これらの電流によりトランジスタ5
4、56の相互コンダクタンスが大きくなり、トランジ
スタ32、34、36、38により定義されるラッチ回
路網の中の2進数情報を読み出す時間が減少する。
【0024】図1(a)に示すスタティックRAMセル
10と前置増幅器により100メガヘルツを超える高周
波数が得られている。しかし、このようなスタティック
RAMと前置増幅器の利点も時間の経過と共に限界にき
ていることが判明した。たとえば、ワークステーション
やパーソナルコンピュータに含まれるディスプレイモニ
タの画像の解像度を向上させるには、最近では300メ
ガヘルツもの高い周波数が要求されている。さらに、ル
ックアップテーブルの各メモリ位置に与えられるビット
数を増加させるためルックアップテーブルのセル数はつ
ぎつぎに増加している。メモリ位置における原色の2進
数値を高い解像度で表示するために、ビット数が増加さ
れる。たとえば、ルックアップテーブルのある位置にお
ける赤の原色に対するビット数は、時と共に4ビットか
ら6ビット、8ビットへと増加し、最近では赤の影の部
分の解像度を向上するために10ビットに増加してい
る。
【0025】ルックアップテーブルの各メモリ位置にお
けるスタティックRAMセルの数が増加すると、ルック
アップテーブルの中の分布容量が増加し、ルックアップ
テーブルの応答周波数が低くなる。さらに、ルックアッ
プテーブルのセル数が増加してルックアップテーブルの
分布容量が増加すると、ルックアップテーブル、前置増
幅器およびルックアップテーブルに続く増幅器の電力損
失がかなり増加する。チップ上の電気回路のリード線の
太さが細くなるのにともない、ルックアップテーブルが
チップに占めるスペースは次第に小さくなっているの
で、この電力損失が増加することは特に悪い影響を及ぼ
すことになる。
【0026】図1(a)のスタティックRAMセル10
と前置増幅器の応答周波数における限界は図1(b)の
波形から判る。線18、20に生じる電圧は図1(b)
の100、102でそれぞれ示されている。これから判
るように、線20が低電圧に、そして線18が高電圧に
なっているので、当初セル10の中では2進数値の
「1」になっている。出力線58、60の電圧はそれぞ
れ104、106で示されている。それぞれの端に矢印
のある線108は、線18と線20の間の電圧差が次の
ステージの動作をトリガするしきい値となるときの時間
を示している。これから判るように、線18の電圧10
0と線20の電圧102とが交差する時間としきい値電
圧108の時間との間には時間差110がある。
【0027】図1(a)に示す前置増幅器の応答速度を
速くし、かつこの前置増幅器の電力損失を減少させる本
発明の実施例を図2(a)に示す。図2(a)に示す実
施例では、スタティックRAMセルは一般にブロックの
形式で130で示されている。スタティックRAMセル
130は望ましくは図1(a)のスタティックRAMセ
ル10と同じであるが、差動的に接続され、かつ、図1
(a)に示す線18、20に対応する線132、134
を備えているいかなるスタティックRAMセルであって
も良い。
【0028】図2(a)で全体として136で示される
前置増幅器はセル130に付随する。前置増幅器136
は一般に図1(a)の前置増幅器12と同じである。こ
のため、図2(a)のトランジスタ140、142、1
44、146、148、150は、図1(a)のトラン
ジスタ50、52、54、56、62、64に対応す
る。しかし、出力線154とトランジスタ140のゲー
トの間にインピーダンス、望ましくは好適に抵抗器15
2、によって負帰還が設けられている。同様に、出力線
158とトランジスタ142のゲートの間にインピーダ
ンス、望ましくは抵抗器156、によって負帰還が設け
られている。出力線154、158は図1(a)の出力
線58、60にそれぞれ対応している。トランジスタ1
70のゲートおよびドレインはトランジスタ140、1
42のソースに接続されている。トランジスタ170は
n形トランジスタでもよい。トランジスタ170のドレ
インはアースのような基準電位を受けている。
【0029】2進数「1」を表す電流が線134を流れ
ると、トランジスタ146のドレインに低電圧が生じ
て、トランジスタ146、150を電流が流れ、トラン
ジスタ146が高相互コンダクタンスのため、出力線1
58に低電圧が生じる。この低電圧は抵抗器156を介
してトランジスタ142のゲートに導かれ、これにより
トランジスタ142を流れる電流が減少する。トランジ
スタ170によりトランジスタ140、142のドレイ
ンに加えられるバイアスによってトランジスタ142を
通る電流の減少が助長される。実際には、トランジスタ
142を流れる電流はセル130とビット線134を流
れる電流の1/6くらいの値に減少する。
【0030】図1(a)のセル10とビット線20を流
れる電流を1の単位値として考えると、図1(a)のト
ランジスタ28、30のそれぞれを流れる電流は1/2
の値に設定される。従って図1(a)のセル10と前置
増幅器12を流れる電流の累積値は2となるだろう。し
かしながら、図2(a)の実施例では、セルの2進数値
「1」に対してセル130と前置増幅器136を流れる
電流の累積値は、ビット線134における1、トランジ
スタ140における1/2、トランジスタ142におけ
る1/6を有する。このことは、セル130と前置増幅
器136の電流の累積値を基礎の値とした場合、図1
(a)に示す実施例における消費電力に比較して、図2
(a)の実施例における消費電力では、およそ20%減
少していることを表している。
【0031】前置増幅器136の消費電力の減少に加
え、トランジスタ142のゲートに加えられる負のバイ
アスにより前置増幅器の周波数応答が向上する。たとえ
ば、セルが2進数「1」の状態にあるとき、トランジス
タ140を流れるバイアス電流はトランジスタ142を
流れるバイアス電流のおよそ3倍も大きい。このためト
ランジスタ140の相互コンダクタンスは、トランジス
タ142の相互コンダクタンスよりもかなり大きくな
る。トランジスタ144に比べてトランジスタ142の
相互コンダクタンスが増加すると、線132はセル13
0からの2進数「0」の読み出しにより速く応答する。
【0032】セル130の信号が2進数「1」と2進数
「0」の間で変わる場合、トランジスタ140、142
のゲートにそれぞれ導かれるフィードバック電圧は、抵
抗器152、156により遅れが生じるということは理
解できるであろう。たとえば、セル130の信号が2進
数「1」から2進数「0」に変わると、トランジスタ1
40を流れる電流は、セル130を流れる電流の1/2
の大きさから、セル電流の1/6の大きさに変わる。し
かしこの変化は抵抗器152によって若干遅れる。この
遅れにより、トランジスタ144は相対的に高い相互コ
ンダクタンスの状態が長く続き、したがって、出力線1
32、134の間で、次のステ−ジの動作をトリガする
しきい値電圧が生じる迄の時間が短縮する。
【0033】また、抵抗器156によって生じる遅れに
より、セル130の信号が2進数「1」から2進数
「0」に変わるときに前置増幅器136の応答時間の短
縮が促進される。この遅延時間のため、2進数「0」を
表す電流がセル130と線132を流れ始めた後、短時
間の間トランジスタ142、146を低バイアス電流が
流れ続ける。この低バイアス電流のために、前置増幅器
136の次のステ−ジをトリガするしきい値電圧差が線
154、158に生じるまで、トランジスタ144、1
40は高相互コンダクタンスになっている。
【0034】前置増幅器136の応答時間が短縮される
ことを図2(b)に示す。これから判るように、線13
2、134の電圧はそれぞれ170、172で示されて
いる。これらの曲線は、セルの値が「1」から「0」に
変わることを示しており、線132では高電圧から低電
圧に変わり、線134では低電圧から高電圧に変わるこ
とを示している。出力線154、158の電圧は図2
(b)においてそれぞれ174、176で示されてい
る。線154と、線158の間のしきい値電圧は図2
(b)の178で示されている。これから判るように、
電圧170、172の間で交差が生じる時間179と、
しきい値電圧178ができる時間は図1(a)に示すそ
れに比較してかなり減っている。これは図2(a)に示
す前置増幅器の応答周波数が図1(a)に示す前置増幅
器の応答周波数よりも高いことを示している。
【0035】図3は本発明のもう1つの実施例を示す。
図3に示す実施例では、セル130と前置増幅器136
の配列は図2(a)に示す配列と同じように示されてい
る。前置増幅器136には、図2(a)と同様、トラン
ジスタ140、142、144、146、148、15
0と抵抗器152、156が含まれている。また図3に
示す実施例には、一般に180で示し、セル130と同
じビット線132、134に接続されているが、セル1
30とは異なるワード線によって制御されるセルが含ま
れている。セル130は、線182を介して高速ワード
線0に接続され、線132、134を介して高速ビット
線0に接続されているように示されている。セル180
は高速ビット線132、134に接続され、かつ高速ワ
ード線0とは異なるワード線(図示されず)に接続され
ている。
【0036】一般に184、186で示す2つの別のセ
ルが図3に示す実施例に含まれている。セル184はワ
ード線1に対応するワード線188に接続され、またビ
ット線1に相補形2進数ビット線信号を与える線23
2、234に接続されている。またセル186は線23
2、234に接続されているが、ワード線188とは異
なる(図示されていない)ワード線に応答する。
【0037】一般に200で示される前置増幅器は、前
置増幅器136がセル130に付随するの同じやり方で
セル184に付随する。以下の説明を単純にするために
前置増幅器200の要素は、前置増幅器136の要素と
同じ参照番号を与えることにする。但し、図2(a)に
示す実施例では先頭の数が1であるが、前置増幅器20
0の要素は先頭の数が2である。たとえば、図2(a)
と、図3の左側にある前置増幅器136のトランジスタ
140、142は、図3の右側にある前置増幅器200
では240、242の番号が付けられている。
【0038】図3に示す実施例では、前置増幅器136
からの出力線154、158は前置増幅器200からの
出力線254、258にそれぞれ接続されている。さら
に、トランジスタ148、150は、図2(a)に示す
実施例のように、出力線154、158に接続されてい
るように示されている。しかしながら、出力線154、
254は共通であるから、トランジスタ148に接続さ
れている線154に対応する線254に接続されている
トランジスタはない。同様に、出力線158、258は
共通であるから、トランジスタ150に接続されている
線158に対応する線258に接続されているトランジ
スタはない。以後、出力線154、245は線154と
名付け、出力線158、258は線158と名付けるこ
とにする。
【0039】これから理解できるように、トランジスタ
148、150に対応する2つのトランジスタが除かれ
ることにより回路が簡単になると共に前置増幅器200
の中の電力損失が減少する。さらに、図3では前置増幅
器136、200のような前置増幅器の対が相互に結合
されているが、本発明の範囲から逸脱することなしに、
上記と同じ方法により、これらの対よりもさらに多くの
前置増幅器を相互に結合できることが理解されるであろ
う。
【0040】図3で、セル130、180およびこの列
の全ての他のセルは、高速ビット線0を示すビット線1
32、134(「FBL0」、「反転FBL0」)を有
している。図2(a)の前置増幅器136に関する説明
の中で、前置増幅器の1側は(値が1の)出力電流を増
幅して相対的に小さいバイアス電流(1/6の電流)を
提供すると仮定し、前置増幅器の他側は相対的に大きい
バイアス電流(1/2の電流)を提供すると仮定した。
図3は第1の前置増幅器(たとえば136)のバイアス
電流により、第1の前置増幅器(たとえば136)が結
合する第2の前置増幅器(たとえば200)に付随する
セルからの信号に対する周波数応答が向上する場合の関
係を示している。図4(a)、図4(b)、図4(c)
は動作の関係を示す異なる3つの例をそれぞれ示してい
るが、この例における前置増幅器の周波数応答は向上し
ている。
【0041】線132、134(「FBL0」、「反転
FBL0」)が当初「1」を出力している関係を図4
(a)に示す。これは、線132に対して300(及び
FBL0)で、線134に対して302(及び反転FB
L0)でそれぞれ示されている。この動作状態において
は、前置増幅器136のバイアス電流の大部分はトラン
ジスタ144、140とトランジスタ170を流れる。
これにより、セル130、セル180或いは線132
(FBL0)に接続されている他の全てのセルからの電
流が線132を全然流れなくても、トランジスタ144
は高コンダクタンスに維持される。
【0042】つぎに2進数「0」を読むためにセル13
0がトリガされたとすると、ワード線182(FWL
0)の電圧が図4(a)の303で示すように上昇す
る。このためセル130と線132に電流が流れて、線
132に低電圧が生じる。この低電圧は図4(a)の3
00aで示す。これと同時に、セル130を通って線1
34に電流が全然流れないと、線134の電圧は図4
(a)の302(a)で示すように上昇する。
【0043】図3の線154に生じた電圧は図4(a)
の304で示され、線158に生じた電圧は図4(a)
の306で示される。これから判るように、セル130
から線132を通って電流は全然流れていないから、3
04の初期の電圧は高い。2進数「0」を表す線132
を電流が流れると、線154の電圧は図4(a)の30
4aで示すように下降する。これと同時に、セル130
によって2進数「0」が読み出されているとき、セル1
30から線134を通って電流は全然流れないから、線
158の電圧は上昇する。線158の電圧は、図4
(a)の306aで示される。
【0044】図2(b)の178、179で示すような
動作と同様に、図4(a)の例でも、前置増幅器136
に続くステ−ジをトリガするしきい値電圧は速い基準で
生じる。前置増幅器136と前置増幅器200を結合し
ても、図4(a)の例に示す速い関係が損われることは
たしかにない。もし何か起こるとすれば、この結合によ
って速い関係がさらに向上することである。
【0045】図4(a)で、線232の電圧は308で
示され、線234の電圧は310で示されている。これ
から判るように、線232の電圧308は、当初、線2
34の電圧310より僅かに高い。これは線154の電
圧が、当初、線158の電圧よりも高いことに起因す
る。しかしセル130から2進数「0」を表す線132
を通って電流が流れるために線154の電圧が下降する
と、これによって線232の電圧が僅かに下降する。こ
の状況は図4(a)の308aで示されている。これと
同時に図4(a)の310aで示すように線234の電
圧は上昇する。
【0046】これから判るように、2進数「0」を表す
ようにセル130がトリガされたとき、線232、23
4の電圧はほとんど変化しない。これの意味すること
は、セル130の2進数信号が2進数の値「1」から2
進数の値「0」に変わるとき、前置増幅器136の中で
は非常に少ししか電力が消費されないということであ
る。これは前置増幅器136、200の出力線を結合し
て得られる利点のひとつとなっている。
【0047】図4(b)は前置増幅器136と前置増幅
器200の間の別の動作関係を示す。この動作関係で
は、セル130は当初「1」を示している。このためセ
ル130から線134(反転FBL0)を通って電流が
流れ、この線に低電圧が生じる。これと同時に、線13
2(FBL0)に高電圧が生じる。線132の電圧は3
20(或いはFBL0)で示され、線134の電圧は3
22(或いは反転FBL0)で示されている。
【0048】セル130から2進数「1」を指定する線
134に電流が流れている間、図4(b)の326で示
すように出力線158の電圧は低く、図4(b)の32
4で示すように出力線154の電圧は高い。線232の
電圧は328で示され、線234の電圧は330で示さ
れている。これから判るように、たとえば、セル18
4、186など、ワード線188(FWL1)に接続さ
れているどのセルからも出力が与えられないので、これ
らの電圧は共に相対的に高い。
【0049】ワード線188(FWL1)の信号332
によってワード線188にエネルギが与えられると、セ
ル184に「0」が生じるものとする。この状況の下
で、セル184からビット線232を通って電流が流れ
ると、図4(b)の328およびFBL1で示すよう
に、線232に低電圧が生じる。これと同時に、図4
(b)の330および反転FBL1で示すように、線2
34の電圧330は僅かに下降する。線234の電圧に
は極めて僅かな変化があるだけなので、図3のトランジ
スタ242、246を流れる電流における変化も僅かし
かない。この結果、前置増幅器200の応答周波数は高
くなる。
【0050】線232の電圧328aが下降すると、図
4(b)の324aで示すように、出力線154の電圧
324が下降する。これと同時に、2進数「1」を指定
する線134を電流は流れなくなるから、出力線158
の電圧326は上昇する。(図4(b)の322aで示
すように)線134の電圧が上昇すると、出力線158
の電圧326が上昇する。図4(b)の326aでこの
様子を示す。
【0051】セル184が「0」からセル130が
「0」に変わる場合の図3の回路動作を図4(c)に示
す。セル184は、当初、「0」を出力しているのであ
るから、このセルからビット線232を通って電流が流
れ、線232に低電圧が生じる。線232の電圧は図4
(c)の340とFBL1で示されている。線232に
は当初、低電圧が生じているので、線234(反転FB
L1)には高電圧が生じる。線234の電圧は図4
(c)の342と反転FBL1で示されている。
【0052】線232の低電圧によって、図3の出力線
154に低電圧が生じる。線154の電圧は図4(c)
の346で示され、線158の電圧は図4(c)の34
8で示されている。出力線154の電圧346は当初低
いのであるから、出力線158の当初の電圧348は高
い。セル130、セル180或いは他のいかなるセルか
らもビット線132(FBL0)或いはビット線134
(反転FBL0)に電流が流れないのであるから、線1
32、134のそれぞれの当初の電圧350、352は
共に高い。
【0053】図4(c)の354で示すように、ワード
線182(FWL0)が立ち上がり、2進数「0」を読
み出すためセル130が活性化されると、このセルから
ビット線132を通って電流が流れ、図4(c)の35
0aで示すように、このビット線に低電圧が生じる。線
134(反転FBL0)の電圧352は(図4(c)の
352aで示すように)僅かに電圧にオーバーシュート
があるが、高い状態を維持する。線134の電圧は、セ
ル130が2進数「0」を示し始めるときに相対的に僅
かだけ変化するので、セル184が2進数「0」の条態
からセル130が2進数「0」の状態に変化するときの
セル130と前置増幅器136の周波数応答を向上させ
る傾向がある。
【0054】セル130の2進数「0」に対する線13
2に生じた低電圧350aによって、図4(c)の34
6aで示すように線154に生じた低電圧が継続する。
これと同時に、図4(c)の348aで示すように出力
線158に生じた高電圧348が継続する。出力線15
8に生じて継続している相対的に高い電圧348aと、
線134(反転FBL0)を通って流れる電流がないこ
とが続くことによって、線134の電圧は相対的に高い
状態に維持される。この様子が図4(c)の352aに
示されている。線134(反転FBL0)の電圧352
における変化は相対的に少ししかないので、これも、セ
ル130と前置増幅器136の周波数応答を向上して、
このセル130から出力「0」を発生する。
【0055】これから判るように、セル184の「0」
の読み出しからセル130の「0」の読み出しに変わる
と、出力線154の出力電圧に僅かな突出部が生じる。
これは、セル184の「0」とセル130の「0」との
間で変化があると、線132、232の1つの電圧に僅
かなオーバーシュートが生じることに起因する。たとえ
電圧突出部があっても、出力線154の電圧(図4
(c)の電圧346)と出力線158の電圧(図4
(c)の電圧348)の間にはかなりの差があるため、
この電圧突出部は前置増幅器136、200の動作、或
いはこれらの前置増幅器に続くステ−ジになんの影響も
与えない。
【0056】図3に示す実施例にはある重要な利点があ
る。前置増幅器136、200のように相互接続された
前置増幅器の各対にトランジスタ148、150を1対
だけ使用することにより、前置増幅器における電力損失
が減少する。さらに、前置増幅器におけるステ−ジを除
くことにより前置増幅器の応答周波数が広くなる。ま
た、この対の中の相互に関連する前置増幅器の他の1つ
からの線における予め充電されている分布容量により、
相互接続された各前置増幅器の応答周波数も広くなる。
1対の中の1つの前置増幅器だけがいかなる瞬間でも出
力電流を流しており、この対の複数の前置増幅器はそれ
らのワード線やビット線においては関連しないのである
から、上記説明はまったく真実である。
【0057】1対の中の1つの前置増幅器は通常他の前
置増幅器によってバイアスされているので、その前置増
幅器に付随するセルがそのセルからの出力を発生させる
ためにトリガされたときに、その前置増幅器のビット線
の1つは大きく変化しない電圧になっている。このため
トリガされた前置増幅器の周波数応答が向上する。さら
に、もう1つの前置増幅器もバイアスされるので、その
前置増幅器に関連するセルを流れる電流が切断されたと
き、ビット線の1つにはほとんど変化が生じない。ま
た、このために、このような前置増幅器を含むシステム
の周波数応答が向上すると共に、該システムの電力損失
を制限する傾向がある。
【0058】詳細な実施例を参照して本発明を開示しか
つ説明してきたが、含まれている原理が多数の別の実施
例で容易に使用できることは当業者には明かであろう。
したがって、本発明は添付の請求の範囲からのみ限定さ
れるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の技術によるスタティックRAMセルとそ
れに関連する前置増幅器の図であって、(a)はスタテ
ィックRAMセルと、それに関連してセルの情報を失う
事なく高周波でセルの情報を読み出し増幅する前置増幅
器ステージの回路図、bは図1の(a)に示す前置増幅
器の各部端子における電圧波形を示す図。
【図2】図1の(a)に示すスタティックRAMのブロ
ック形式で描かれたスタティックRAMと本発明に係る
改良された前置増幅器ステージの図であって、(a)は
スタティックRAMのブロック図と、図1の(a)に示
す実施例における前置増幅器ステージと比較して周波数
応答が向上し消費電力が低減した前置増幅器ステージを
示す図、(b)は、図1の(b)に示す各部端子に対応
しており、図2の(a)に示す前置増幅器の各部端子に
おける電圧波形を示す図。
【図3】図2の(a)でブロック形式で描かれたスタテ
ィックRAMの一対と、図1の(a)や図2の(a)に
示す実施例に比較して周波数応答をさらに向上し、かつ
消費電力をさらに低減した本発明の他の実施例に係る1
対の前置増幅器の回路図。
【図4】図2の(b)と同様戦略端子における電圧波形
を示す図であって、(a)は図3に示す回路が各種の異
なる条件で動作する場合の戦略端子における電圧波形を
示す図、(b)は図3に示す回路が各種の異なる条件で
動作する場合の戦略端子における電圧波形を示す図、
(c)は図3に示す回路が各種の異なる条件で動作する
場合の戦略端子における電圧波形を示す図。
【符号の説明】
10 スタティックRAMセル 12 前置増幅器 14 第1の低速ビット線 16 第2の低速ビット線 18 第1の高速ビット線 20 第2の高速ビット線 22 低速ワード線 24 高速ワード線 26 正極電源 28、30、32、34、46、38、40、42、4
4、46 スタティックRAMセルのトランジスタ 50、52、54、56、58、60、62 前置増幅器のトランジスタ 58 第1の出力線 80 第1の書き込み用の線 82 第2の書き込み用の線 84 第1の増幅器 86 第2の増幅器 88 第1のイネーブル信号線 90 第2のイネーブル信号線 100 線18の電圧 102 線20の電圧 104 出力58の電圧 106 出力60の電圧 108、178 しきい値電圧 110、179 時間差 130 スタティックRAMセル 132 18に対応する第1の高速ビット線 134 20に対応する第2の高速ビット線 136 前置増幅器 140 トランジスタ50に対応するトランジスタ 142 トランジスタ52に対応するトランジスタ 144 トランジスタ54に対応するトランジスタ 146 トランジスタ56に対応するトランジスタ 148 トランジスタ62に対応するトランジスタ 150 トランジスタ64に対応するトランジスタ 152 第1の負帰還用抵抗器 154 第1の出力線 156 第2の負帰還用抵抗器 158 第2の出力線 170 前置増幅器136のトランジスタ 170、300、300a、320、320a、35
0、350a 線132の電圧 172、302、302a、322、322a、35
2、352a 線134の電圧 174、304、304a、324、324a、346 出力線154の電圧 176、306、306a、326、326a、34
8、348a 出力線158の電圧 180 ビット線132の第2のスタティックRAMセ
ル 182 高速ワード線0 184 ビット線232の第1のスタティックRAMセ
ル 186 ビット線232の第2のスタティックRAMセ
ル 188 高速ワード線1 200 前置増幅器136に対応し、並列接続される前
置増幅器 240 トランジスタ140に対応するトランジスタ 242 トランジスタ142に対応するトランジスタ 244 トランジスタ144に対応するトランジスタ 246 トランジスタ146に対応するトランジスタ 252 負帰還用抵抗器152に対応する抵抗器 254 出力線154に対応する出力線 256 負帰還用抵抗器156に対応する抵抗器 258 出力線158に対応する出力線 270 トランジスタ170に対応するトランジスタ 303 ワード線182の信号 308、308a、328、328a、340、340
a 線232の電圧 310、310a、330、330a、342、342
a 線234の電圧 332 ワード線188の信号 346a 出力線154の電圧の下降部 346b 出力線154の電圧の突出部 354 ワード線182の信号

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体記憶装置であって、 情報を差動的に読み出すための 第1と第2の線を有し
    記第1と第2の線のいつでも一方のみに出力を与える
    セルと、 前記第1と第2の線にそれぞれ接続され、前記第1と第
    2の線のいつでも一方から出力に備えて前記線からの
    出力を増幅する第1と第2の手段と、そのとき前記セルから差動的に読み出される情報に従っ
    て、 前記第1と第2の線からの出力をそれぞれ不平衡に
    て前記第1と第2の線の前記一方から出力が与えられ
    る時間を速くする第3と第4の手段であって、それぞれ
    複数の端子を有し、第1の端子において前記第1と第2
    の線にそれぞれ接続され、第2の端子において互いに
    通接続されて、前記第1と第2の線上で差動的に読み出
    される情報のコモンモード成分を排除する前記第3と第
    4の手段と、 を含むことを特徴とする前記半導体記憶装置
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体記憶装置であっ
    、 前記第3と第4の手段は、前記第1と第2の線の内、そ
    の時点において前記セルからの出力が印加されていない
    特定の一方を介して、前記第1と第2の線の内の他方
    介するよりも大きな相互コンダクタンスを供給すること
    を特徴とする前記半導体記憶装置
  3. 【請求項3】 請求項1又は記載の半導体記憶装置
    であって、 前記第1と第2の手段は、前記第1と第2の線にそれぞ
    等しい相互コンダクタンスを供給し前記第1と第2の手段は、 前記第1と第2の線の内、前
    記セルからの出力が印加されていない特定の一方を介し
    て前記第1と第2の線の内の他方を介するよりも大きな
    相互コンダクタンスを供給するために前記第3と第4の
    手段を不平衡にする第5と第6の手段をそれぞれ含むこ
    とを特徴とする前記半導体記憶装置
  4. 【請求項4】 請求項3記載の半導体記憶装置であっ
    、 前記第3と第4の手段は、前記第1と第2の線にそれぞ
    れ接続されるとともに互いに接続されて前記第1と第2
    の線に平衡した相互コンダクタンスを与える第1と第2
    のトランジスタをそれぞれ含み、 前記第5と第6の手段は、前記第1と第2の線の内、前
    記セルからの出力が印加されていない特定の一方を介し
    て前記第1と第2の線の内の他方を介するよりも大きな
    相互コンダクタンスを供給するため、前記第1と第2の
    トランジスタの相互コンダクタンスを不平衡にする様に
    前記第1と第2のトランジスタに帰還を与える第1と
    第2のインピーダンスをそれぞれ含むことを特徴とする
    前記半導体記憶装置
  5. 【請求項5】 請求項1記載の半導体記憶装置であっ
    て、 前記第3と第4の手段は、第1と第2のトランジスタで
    あって、各々が複数の端子を有し、第1の端子において
    前記第1と第2の線のそれぞれ一方に接続され、前記第
    1の端子と異なる第2の端子において互いに共通接続さ
    れて、前記トランジスタの相互コンダクタンスを与え、
    前記第1と第2の線上の差動出力のコモンモード成分を
    排除する前記第1と第2のトランジスタをそれぞれ含む
    ことを特徴とする前記半導体記憶装置
  6. 【請求項6】 請求項4又は記載の半導体記憶装置
    であって、 前記第1と第2のトランジスタに接続されて、前記第1
    と第2のトランジスタのいつでも一方の相互コンダクタ
    ンスの減少を拡大する手段を含むことを特徴とする前記
    半導体記憶装置
  7. 【請求項7】 請求項4〜のいずれかに記載の半導体
    記憶装置であって、 第1の回路分岐において前記第1の線と前記第1のトラ
    ンジスタに接続され、第2の回路分岐において前記第2
    の線と前記第2のトランジスタに接続され、前記第1と
    第2のトランジスタによって供給される相互コンダクタ
    ンスの不平衡を促進する第3のトランジスタを含むこと
    を特徴とする前記半導体記憶装置
  8. 【請求項8】 請求項4〜6のいずれかに記載の半導体
    記憶装置であって、 前記第1と第2のトランジスタにそれぞれ接続されると
    ともに前記第1と第2の線に接続されて、そのとき前記
    セルから前記第1と第2の線のいずれか一方を介して流
    れる電流にって、前記第1と第2のトランジスタの
    つでも一方の相互コンダクタンスを減少させる第3と第
    4のトランジスタを含むことを特徴とする前記半導体記
    憶装置
  9. 【請求項9】 請求項8記載の半導体記憶装置であっ
    、 前記第1と第3のトランジスタは、第1の回路に接続さ
    れていて、前記第1のトランジスタに相互コンダクタン
    スを与え、 前記第2と第4のトランジスタは、第2の回路に接続さ
    れていて、前記第2のトランジスタに相互コンダクタン
    スを与え、 前記半導体記憶装置は、 前記第3のトランジスタの出力から前記第1のトランジ
    スタに帰還を与える手段と、 前記第4のトランジスタの出力から前記第2のトランジ
    スタに帰還を与える手段と、 を含み、 前記第1と第2のトランジスタに対する帰還は、前記セ
    ルから前記第1と第2の線のいずれか一方を介して流れ
    る電流にって、前記第1と第2のトランジスタのいつ
    でも一方の相互コンダクタンスを減少させることを特徴
    とする前記半導体記憶装置
  10. 【請求項10】 半導体記憶装置であって、 情報を差動的に読み出すための 第1と第2の線を有し、
    前記第1と第2の線のいつでも一方のみに出力を与える
    セルと、 前記第1と第2の線に接続され、前記第1と第2の線の
    いつでも一方から出力に備えて前記線からの出力を増
    幅する第1の手段と、 前記第1の手段に含まれ、前記第1と第2の線からの出
    を不平衡にして、そのとき前記セルから差動的に読み
    出され情報にって前記第1と第2の線の前記一方
    ら出力が与えられる時間を速くする第2の手段と、を含み、 前記セルは第1のセルを構成し、第1ワードと第1ビッ
    トに応答して前記セルから情報を差動的に読み出すもの
    でありさらに前記半導体記憶装置は、 前記第1のセルに対応する第2のセルであって、第2ワ
    ードと第2ビットに応答して前記第2のセルから情報を
    差動的に読み出す前記第2のセルと、 前記第1のセルのための前記第1と第2の手段にそれぞ
    れ対応する、前記第2のセルのための第3と第4の手段
    と、 前記第1と第3の手段とを結合して前記第2と第4の
    手段の一方によって与えられる不平衡に従って、前記第
    2と第4の手段の他方によって前記第1又は第3の手
    対して与えられる不平衡に影響を及ぼす第5の手段
    と、 を含むことを特徴とする前記半導体記憶装置
  11. 【請求項11】 半導体記憶装置であって、 第1と第2の線を有し、差動的に接続されて、第1の2
    進値を表す場合に前記第1の線を介して、第2の2進値
    を表す場合に前記第2の線を介して、電流を発生するセ
    ルと、 前記第1の線に接続され、前記第1の線を流れる電流に
    従って電流を供給する第1のトランジスタと、 前記第2の線に接続され、前記第2の線を流れる電流に
    従って電流を供給する第2のトランジスタと、 前記第1のトランジスタに接続され、前記第1のトラン
    ジスタを流れる電流に従って出力を供給する第1の出力
    線と、 前記第2のトランジスタに接続され、前記第2のトラン
    ジスタを流れる電流に従って出力を供給する第2の出力
    線と、 前記第1の出力線に接続され、前記第1の出力線上の出
    力に従って、前記第2のトランジスタの相互コンダクタ
    ンスに比較して低減された相互コンダクタンスを前記第
    1のトランジスタに供給する第1の手段と、 前記第2の出力線に接続され、前記第2の出力線上の出
    力に従って、前記第1のトランジスタの相互コンダクタ
    ンスに比較して低減された相互コンダクタンスを前記第
    2のトランジスタに供給する第2の手段と、 を含み、 前記セルは、第1のセルを構成し、 さらに前記半導体記憶装置は、 前記第1のセルに対応する第2のセルであって、前記第
    1と第2の線にそれぞれ対応する第3と第4の線を有す
    る前記第2のセルと、 前記第1のセルのための前記第1と第2のトランジスタ
    にそれぞれ対応する、 前記第2のセルのための第3と第
    4のトランジスタと、 前記第1のセルのための前記第1と第2の手段にそれぞ
    れ対応する、前記第2のセルのための第3と第4の手段
    と、 前記第1のセルのための前記第1と第2の出力線にそれ
    ぞれ対応する、前記第2のセルのための第3と第4の出
    力線と、 前記第1と第3の出力線及び前記第2と第4の出力線を
    それぞれ結合し、これらの出力線における応答周波数を
    拡張する第5の手段と、 を含むことを特徴とする前記半導体記憶装置。
  12. 【請求項12】 半導体記憶装置であって、 第1と第2の線を有し、差動的に接続されて、第1の2
    進値を表す場合に前記第1の線を介して、第2の2進値
    を表す場合に前記第2の線を介して、電流を発生するセ
    ルと、 前記第1の線に接続され、前記第1の線を流れる電流に
    従って電流を供給する第1のトランジスタと、 前記第2の線に接続され、前記第2の線を流れる電流に
    従って電流を供給する第2のトランジスタと、 前記第1のトランジスタに接続され、前記第1のトラン
    ジスタを流れる電流に従って出力を供給する第1の出力
    線と、 前記第2のトランジスタに接続され、前記第2のトラン
    ジスタを流れる電流に従って出力を供給する第2の出力
    線と、 前記第1の出力線に接続され、前記第1の出力線上の出
    力に従って、前記第2のトランジスタの相互コンダクタ
    ンスに比較して低減された相互コンダクタンスを前記第
    1のトランジスタに供給する第1の手段と、 前記第2の出力線に接続され、前記第2の出力線上の出
    力に従って、前記第1のトランジスタの相互コンダクタ
    ンスに比較して低減された相互コンダクタンスを前記第
    2のトランジスタに供給する第2の手段と、 を含み、 前記第1の手段は、前記第1の出力線上の出力に従っ
    て、前記第2のトランジスタに供給される相互コンダク
    タンスに比較して前記第1のトランジスタの相互 コンダ
    クタンスを低減させるための、前記第1の出力線から前
    記第1の手段への負帰還を含み、 前記第2の手段は、前記第2の出力線上の出力に従っ
    て、前記第1のトランジスタに供給される相互コンダク
    タンスに比較して前記第2のトランジスタの相互コンダ
    クタンスを低減させるための、前記第2の出力線から前
    記第2の手段への負帰還を含み、 前記第1の出力線から前記第1の手段への前記負帰還
    は、第1のインピーダンスを含み、 前記第2の出力線から前記第2の手段への前記負帰還
    は、第2のインピーダンスを含み、 前記セルは、第1のセルを構成し、 さらに前記半導体記憶装置は、 前記第1のセルに対応する第2のセルであって、前記第
    1と第2の線にそれぞれ対応する第3と第4の線を有す
    る前記第2のセルと、 前記第1のセルのための前記第1と第2のトランジスタ
    にそれぞれ対応する、前記第2のセルのための第3と第
    4のトランジスタと、 前記第1のセルのための前記第1と第2の出力線にそれ
    ぞれ対応する、前記第2のセルのための第3と第4の出
    力線と、 前記第1のセルのための前記第1と第2の手段にそれぞ
    れ対応する、前記第2のセルのための第3と第4の手段
    と、 前記第1と第3の出力線及び前記第2と第4の出力線を
    それぞれ結合し、これらの出力線における応答周波数を
    拡張する第5の手段と、 を含み、 前記第3の手段は、前記第3の出力線上の出力に従っ
    て、前記第4のトランジスタに供給される相互コンダク
    タンスに比較して前記第3のトランジスタの相互コンダ
    クタンスを低減させるための、前記第3の出力線から前
    記第3の手段への負帰還を含み、 前記第4の手段は、前記第4の出力線上の出力に従っ
    て、前記第3のトランジスタに供給される相互コンダク
    タンスに比較して前記第4のトランジスタの相互 コンダ
    クタンスを低減させるための、前記第4の出力線から前
    記第4の手段への負帰還を含み、 前記第3の出力線から前記第3の手段への前記負帰還
    は、第3のインピーダンスを含み、 前記第4の出力線から前記第4の手段への前記負帰還
    は、第4のインピーダンスを含むことを特徴とする前記
    半導体記憶装置。
JP5132096A 1992-07-02 1993-06-02 負帰還センス前置増幅器 Expired - Fee Related JP2781510B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/909,074 US5325001A (en) 1992-07-02 1992-07-02 Negative feedback sense pre-amplifier
US909074 1992-07-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0660673A JPH0660673A (ja) 1994-03-04
JP2781510B2 true JP2781510B2 (ja) 1998-07-30

Family

ID=25426603

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5132096A Expired - Fee Related JP2781510B2 (ja) 1992-07-02 1993-06-02 負帰還センス前置増幅器

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5325001A (ja)
EP (1) EP0579041B1 (ja)
JP (1) JP2781510B2 (ja)
CA (1) CA2096169C (ja)
DE (1) DE69327750T2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5663915A (en) * 1995-06-07 1997-09-02 United Memories, Inc. Amplifier and method for sensing having a pre-bias or coupling step
US5933043A (en) * 1996-10-22 1999-08-03 Kabushiki Kaisha Toshiba High speed level shift circuit
US5764581A (en) * 1997-03-04 1998-06-09 Advanced Micro Devices Inc. Dynamic ram with two-transistor cell

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4195356A (en) * 1978-11-16 1980-03-25 Electronic Memories And Magnetics Corporation Sense line termination circuit for semiconductor memory systems
US4553053A (en) * 1983-10-03 1985-11-12 Honeywell Information Systems Inc. Sense amplifier
US4905189B1 (en) * 1985-12-18 1993-06-01 System for reading and writing information
US4813023A (en) * 1986-10-21 1989-03-14 Brooktree Corporation System employing negative feedback for decreasing the response time of a cell
US4949306A (en) * 1987-06-19 1990-08-14 Hitachi, Ltd. Sense circuit and semiconductor memory having a current-voltage converter circuit
US5189322A (en) * 1990-03-28 1993-02-23 Advanced Micro Devices, Inc. Low-power sense amplifier with feedback

Also Published As

Publication number Publication date
EP0579041A3 (en) 1995-03-08
EP0579041A2 (en) 1994-01-19
DE69327750T2 (de) 2000-06-29
DE69327750D1 (de) 2000-03-09
US5325001A (en) 1994-06-28
CA2096169C (en) 1998-10-27
JPH0660673A (ja) 1994-03-04
EP0579041B1 (en) 2000-02-02
CA2096169A1 (en) 1994-01-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04214296A (ja) センス・アンプとメモリ・セルの組合せ回路
JP2781510B2 (ja) 負帰還センス前置増幅器
JPS61214807A (ja) 増幅回路
JPS6028076B2 (ja) 半導体メモリの書込み回路
US4177432A (en) Multi output differential amplifier
JPH0249051B2 (ja)
JPH07169004A (ja) プリアンプ回路装置
JPH0529457A (ja) 半導体集積回路
JPH0152834B2 (ja)
JPH0241112B2 (ja)
US5502413A (en) Switchable constant gain summing circuit
JP2002057534A (ja) 増幅回路
JP2853591B2 (ja) スタティックram
KR930004527Y1 (ko) 영상녹재장치의 신호처리 제어회로
TW465232B (en) Gamma conversion circuit changeable gain rate and amplifing capable range thereof
JP3439253B2 (ja) 記録増幅回路及び磁気記録装置
JP3153400B2 (ja) 半導体メモリ及びセンス回路
JPH0638492Y2 (ja) アナログスイッチ回路
JP3441339B2 (ja) 電流電圧変換部のゲイン切替回路
JP2761806B2 (ja) 信号処理装置
JP3294909B2 (ja) 電子スイッチ回路
JPH08307228A (ja) 信号選択スイッチ回路
JPH0247037B2 (ja)
KR0142353B1 (ko) 이득을 갖는 전류 미러 회로
JPS608554B2 (ja) メモリ装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees