JP3441339B2 - 電流電圧変換部のゲイン切替回路 - Google Patents

電流電圧変換部のゲイン切替回路

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JP3441339B2 JP17169497A JP17169497A JP3441339B2 JP 3441339 B2 JP3441339 B2 JP 3441339B2 JP 17169497 A JP17169497 A JP 17169497A JP 17169497 A JP17169497 A JP 17169497A JP 3441339 B2 JP3441339 B2 JP 3441339B2
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恒之 村山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばCD(Co
mpact Disk)−ROM(Read Only Memory)やCD−R
W(Re-Write)等の光ディスクを選択的に再生可能な光
ディスク再生システムに係り、特にその光ディスクから
読み取った信号を電流電圧変換する電流電圧変換部のゲ
イン切替回路の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、首記の如き光ディスク再
生システムにおいては、CD−ROMディスクを再生す
るCD−ROMモード時に比して、CD−RWディスク
を再生するCD−RWモード時に、回路ゲインを4〜5
倍程度高くするように切り替える必要がある。
【0003】図2は、光ディスクから読み取った信号を
電流電圧変換する電流電圧変換部における、従来のゲイ
ン切替回路を示している。すなわち、入力端子11に供
給された信号電流Iは、PNP形のトランジスタQ1,
Q2及び定電流源A1よりなるカレントミラー回路12
を介した後、NPN形のトランジスタQ3,Q4及び抵
抗R1,R2よりなるカレントミラー回路13で折り返
される。
【0004】そして、このカレントミラー回路13で折
り返された信号Iは、NPN型のトランジスタQ5及び
ゲイン切替増幅部14を介して、出力端子15から取り
出される。このゲイン切替増幅部14は、演算増幅器O
P1に抵抗R3,R4及びゲイン切替回路AS1を帰還
接続してなるもので、ゲイン切替回路AS1のスイッチ
ング素子を切替制御することによって、そのゲインを1
倍と5倍とに切り替えることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電流電圧変換部のゲイン切替回路では、ゲイ
ン切替増幅部14のゲイン切替回路AS1を構成するた
めの回路素子の数が、一般的に約30〜50個程度と多
いため、構成が複雑になり回路規模の大型化を招き経済
的にも不利になるという問題が生じている。
【0006】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、簡易な構成で小型化を効果的に促進し実
用に適する極めて良好な電流電圧変換部のゲイン切替回
路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電流電圧
変換部のゲイン切替回路は、予め通常時に対して所定数
倍された入力信号電流を、ベース共通接続されエミッタ
面積比の異なる第1及び第2のトランジスタを用いて
所定の比率で分流する分流手段と、この分流手段を構成
する第1のトランジスタから出力された信号電流を、ベ
ース共通接続された第3及び第4のトランジスタにより
折り返して増幅部に供給する第1のカレントミラー手段
と、分流手段を構成する第2のトランジスタから出力さ
れた信号電流を、ベース共通接続された第5及び第6の
トランジスタにより折り返し、第1のカレントミラー手
段を構成する第4のトランジスタから出力された信号電
流に加算して、増幅部に供給する第2のカレントミラー
手段と、この第2のカレントミラー手段を構成する第6
のトランジスタのエミッタ電位を制御して、第6のトラ
ンジスタをオン状態及びオフ状態に選択的にスイッチン
グ制御するスイッチ手段とを備えるようにしたものであ
る。
【0008】上記のような構成によれば、通常時に対し
て所定数倍された入力信号電流を、エミッタ面積比の異
なる第1及び第2のトランジスタを用いて所定の比率で
分流し、第1のトランジスタの出力電流を第3及び第4
のトランジスタよりなる第1のカレントミラー手段で折
り返して増幅部に供給するとともに、第2のトランジス
タの出力電流を第5及び第6のトランジスタよりなる第
2のカレントミラー手段で折り返し、第4のトランジス
タから出力された信号電流に加算して増幅部に供給する
ようにしておき、第6のトランジスタのエミッタ電位を
制御してオン状態及びオフ状態に選択的にスイッチング
制御するようにしている。このため、従来のように、回
路素子数の多いゲイン切替回路を用いる必要がなく、ト
ランジスタやそのエミッタ電位を制御してトランジスタ
をオンオフさせる少数の回路素子を追加するだけの簡易
な構成で実現することができるので、小型化を効果的に
促進することができ、実用に非常に好適するものとな
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。図1において、図
2と同一部分には同一符号を付して示している。すなわ
ち、上記入力端子11には、通常の5倍の信号電流5I
が供給されるように設定されている。また、上記カレン
トミラー回路12には、トランジスタQ1,Q2とベー
ス共通接続され、トランジスタQ2の4倍のエミッタ面
積を持ち、トランジスタQ2とエミッタ共通接続された
PNP形のトランジスタQ6が接続されている。
【0010】このため、入力端子11に供給された信号
電流5Iは、トランジスタQ2とトランジスタQ6とに
1:4の比で分流されることになる。そして、このトラ
ンジスタQ6のコレクタから出力される信号電流4I
は、折り返す電流比が1:1に設定された、NPN形の
トランジスタQ7,Q8及び抵抗R5,R6よりなるカ
レントミラー回路16を介して、前記トランジスタQ5
に出現されるようになっている。
【0011】なお、上記トランジスタQ2のコレクタか
ら出力される信号電流Iも、前述したように、カレント
ミラー回路13を介して、前記トランジスタQ5に出現
されるようになっている。そして、上記カレントミラー
回路16のトランジスタQ8のエミッタと抵抗R6との
接続点は、スイッチSW1を介して定電流源A2に接続
されている。
【0012】ここで、CD−ROMモード時に、このス
イッチSW1はオン状態に設定される。このスイッチS
W1がオン状態に設定されると、定電流源A2の出力電
流が抵抗R6を流れるので、トランジスタQ8がオフ状
態になる。このため、カレントミラー回路13で折り返
されたトランジスタQ2の出力信号電流Iのみがトラン
ジスタQ5を介して、演算増幅器OP1及び抵抗R3よ
りなるゲイン固定の増幅部17で増幅され、出力端子1
5から取り出される。
【0013】また、CD−RWモード時に、スイッチS
W1はオフ状態に設定される。このスイッチSW1がオ
フ状態に設定されると、定電流源A2が無関係となるの
で、トランジスタQ8がオン状態となる。このため、カ
レントミラー回路16で折り返されたトランジスタQ6
の出力信号電流4Iと、カレントミラー回路13で折り
返されたトランジスタQ2の出力信号電流Iとを加算し
た信号電流5Iが、トランジスタQ5を介して増幅部1
7で増幅され、出力端子15から取り出されることにな
る。
【0014】すなわち、CD−ROMモード時には、信
号電流Iが増幅部17で増幅され、CD−RWモード時
には、信号電流5Iが増幅部17で増幅されることにな
り、CD−ROMモード時とCD−RWモード時とで回
路ゲインを1倍と5倍とに切り替えることができるよう
になる。
【0015】上記した実施の形態によれば、入力信号電
流を通常の5倍に設定しておき、この信号電流5Iをエ
ミッタ面積比の異なるトランジスタによって、信号電流
Iと信号電流4Iとに分流し、回路ゲインが1倍のとき
には信号電流Iのみを増幅部17で増幅し、回路ゲイン
が5倍のときには信号電流Iに信号電流4Iを電流加算
した信号電流5Iを増幅部17で増幅するようにして、
ゲインの切り替えを行なうようにしている。
【0016】このため、従来のように、回路素子数の多
いゲイン切替回路を用いる必要がなく、トランジスタQ
6〜Q8,抵抗R5,R6,定電流源A2及びスイッチ
SW1等の回路素子を追加するだけの簡易な構成で実現
することができるので、小型化を効果的に促進すること
ができ、実用に非常に適するものとなる。
【0017】また、図1において、カレントミラー回路
16の電流折り返し比を4:3に設定すれば、トランジ
スタQ6の出力信号電流4Iが、トランジスタQ8のコ
レクタに信号電流3Iとなって出現されるため、CD−
RWモード時には、信号電流4I(3I+I)が増幅部
17で増幅されることになり、回路ゲインを1倍と4倍
とに切り替えることが可能となる。なお、この発明は上
記した実施の形態に限定されるものではなく、この外そ
の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することが
できる。
【0018】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
簡易な構成で小型化を効果的に促進し実用に適する極め
て良好な電流電圧変換部のゲイン切替回路を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す回路構成図。
【図2】従来の電流電圧変換部のゲイン切替回路を示す
回路構成図。
【符号の説明】
11…入力端子、 12,13…カレントミラー回路、 14…ゲイン切替増幅部、 15…出力端子、 16…カレントミラー回路、 17…増幅部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−132412(JP,A) 特開 昭60−97712(JP,A) 特開 昭57−196609(JP,A) 特開 昭61−285808(JP,A) 特開 昭57−45709(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03G 3/10 H03F 3/343 G11B 33/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め通常時に対して所定数倍された入力
    信号電流を、ベース共通接続されエミッタ面積比の異な
    る第1及び第2のトランジスタを用いて所定の比率で
    分流する分流手段と、この分流手段を構成する前記第1のトランジスタから出
    力された信号電流を、ベース共通接続された第3及び第
    4のトランジスタにより折り返して増幅部に供給する第
    1のカレントミラー手段と、 前記分流手段を構成する前記第2のトランジスタから出
    力された信号電流を、ベース共通接続された第5及び第
    6のトランジスタにより折り返し、前記第1のカレント
    ミラー手段を構成する前記第4のトランジスタから出力
    された信号電流に加算して、前記増幅部に供給する第2
    のカレントミラー手段と、 この第2のカレントミラー手段を構成する前記第6のト
    ランジスタのエミッタ電位を制御して、前記第6のトラ
    ンジスタをオン状態及びオフ状態に選択的にスイッチン
    グ制御するスイッチ 手段とを具備してなることを特徴と
    する電流電圧変換部のゲイン切替回路。
  2. 【請求項2】 前記第2のカレントミラー手段は、入力
    される信号電流と折り返されて出力される信号電流との
    比が異なるように設定されることを特徴とする請求項
    記載の電流電圧変換部のゲイン切替回路。
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