JP2781249B2 - 各種刺繍枠の取付け装置を備えた刺繍機 - Google Patents
各種刺繍枠の取付け装置を備えた刺繍機Info
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- JP2781249B2 JP2781249B2 JP2049657A JP4965790A JP2781249B2 JP 2781249 B2 JP2781249 B2 JP 2781249B2 JP 2049657 A JP2049657 A JP 2049657A JP 4965790 A JP4965790 A JP 4965790A JP 2781249 B2 JP2781249 B2 JP 2781249B2
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- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05C—EMBROIDERING; TUFTING
- D05C9/00—Appliances for holding or feeding the base fabric in embroidering machines
- D05C9/02—Appliances for holding or feeding the base fabric in embroidering machines in machines with vertical needles
- D05C9/04—Work holders, e.g. frames
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- Textile Engineering (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、各種刺繍枠の取付け装置を備えた刺繍機に
関するものである。
関するものである。
刺繍機の制御されるフレームガイドに固定される各種
刺繍枠用取付け装置は実公昭62−3424号公報から知られ
ている。この取付け装置は、各種刺繍枠を3点固定する
ため、フレームガイドと結合可能な矩形フレームから成
っている。矩形フレームの前部横アームには、発泡材で
被覆した突出部が3点固定の1点として設けられてい
る。矩形フレームの各側部アームには、締付け面を発泡
材で被覆した締付け部材のための坦持体として、1対の
レバーが設けられている。これら2つの締付け部材は3
点固定の他の2つの点を形成している。レバー対のうち
1つのレバーは、締付け部材に対向する端部に設けた支
持ピンによって側部アームの穴のなかへ差し込まれてい
る。もう1つのレバーは、支持ピンと締付け部材との間
で第1のレバーに枢着されている。第1のレバーの他端
に設けた穴と、矩形フレームの側部アームに設けた長ス
リットとを、側部アーム内部のナットにねじ込まれる位
置固定ねじが貫通している。
刺繍枠用取付け装置は実公昭62−3424号公報から知られ
ている。この取付け装置は、各種刺繍枠を3点固定する
ため、フレームガイドと結合可能な矩形フレームから成
っている。矩形フレームの前部横アームには、発泡材で
被覆した突出部が3点固定の1点として設けられてい
る。矩形フレームの各側部アームには、締付け面を発泡
材で被覆した締付け部材のための坦持体として、1対の
レバーが設けられている。これら2つの締付け部材は3
点固定の他の2つの点を形成している。レバー対のうち
1つのレバーは、締付け部材に対向する端部に設けた支
持ピンによって側部アームの穴のなかへ差し込まれてい
る。もう1つのレバーは、支持ピンと締付け部材との間
で第1のレバーに枢着されている。第1のレバーの他端
に設けた穴と、矩形フレームの側部アームに設けた長ス
リットとを、側部アーム内部のナットにねじ込まれる位
置固定ねじが貫通している。
この公知の取付け装置は、大きさが異なる刺繍枠を取
付けるためのものである。1つの刺繍枠の取付けは、刺
繍枠を突出部の発泡材被覆部にて矩形フレームの前部横
アームに当接させ、位置固定ねじをゆるめ、側部アーム
の長スリット内で位置固定ねじを長手方向へ移動させな
がらレバー対を一定圧で刺繍枠の周方向へ動かすように
して行なう。その結果刺繍枠は3点で固定されているこ
とになる。刺繍枠の取付け状態は位置固定ねじを締める
ことによって保証される。
付けるためのものである。1つの刺繍枠の取付けは、刺
繍枠を突出部の発泡材被覆部にて矩形フレームの前部横
アームに当接させ、位置固定ねじをゆるめ、側部アーム
の長スリット内で位置固定ねじを長手方向へ移動させな
がらレバー対を一定圧で刺繍枠の周方向へ動かすように
して行なう。その結果刺繍枠は3点で固定されているこ
とになる。刺繍枠の取付け状態は位置固定ねじを締める
ことによって保証される。
刺繍枠の交換時に位置固定ねじを締めたり、ゆるめた
り、移動させる操作と、位置固定ねじの移動によって生
じるレバー対の旋回とは、特に注意を要するばかりでな
く比較的面倒であり時間浪費的である。即ちこの公知の
取付け装置の場合、位置固定ねじの長手方向への移動、
よってレバー対の旋回が完全に一様に行なわれず、締付
け固定されるべき刺繍枠の位置が両レバーの間の中心軸
線に関して1回ごとに変化し、その結果最初のステッチ
の位置も、よって刺繍物における刺繍模様の位置も常に
変化してしまう。このような変化はほとんどの使用例の
場合受け入れ難いものである。なぜなら、製品の品質に
影響を与えるか、刺繍されるべき布または刺繍枠の取付
け状態の修正(時間のロスになる)が必要だからであ
る。さらに刺繍枠を取付けるための保持力は、位置固定
ねじを移動させる際に行なわれるレバー対と締付け部材
との旋回によって締付け部材を手動で刺繍枠に対して位
置調整することに依存し、従ってこの保持力は刺繍枠に
よってかなり変動するので、取付けの確実性と正確性は
多分に操作者の入念さに依存している。
り、移動させる操作と、位置固定ねじの移動によって生
じるレバー対の旋回とは、特に注意を要するばかりでな
く比較的面倒であり時間浪費的である。即ちこの公知の
取付け装置の場合、位置固定ねじの長手方向への移動、
よってレバー対の旋回が完全に一様に行なわれず、締付
け固定されるべき刺繍枠の位置が両レバーの間の中心軸
線に関して1回ごとに変化し、その結果最初のステッチ
の位置も、よって刺繍物における刺繍模様の位置も常に
変化してしまう。このような変化はほとんどの使用例の
場合受け入れ難いものである。なぜなら、製品の品質に
影響を与えるか、刺繍されるべき布または刺繍枠の取付
け状態の修正(時間のロスになる)が必要だからであ
る。さらに刺繍枠を取付けるための保持力は、位置固定
ねじを移動させる際に行なわれるレバー対と締付け部材
との旋回によって締付け部材を手動で刺繍枠に対して位
置調整することに依存し、従ってこの保持力は刺繍枠に
よってかなり変動するので、取付けの確実性と正確性は
多分に操作者の入念さに依存している。
本発明の課題は、この種の取付け装置を備えた刺繍機
を、各種刺繍枠が常に同一の保持力で取付けられ、且つ
常に刺繍の開始に対して正確な位置にもたらされるよう
に構成することである。
を、各種刺繍枠が常に同一の保持力で取付けられ、且つ
常に刺繍の開始に対して正確な位置にもたらされるよう
に構成することである。
本発明は、上記課題を解決するために、 各種刺繍枠を固定するための取付け装置を備えた刺繍
機であって、各種刺繍枠が取付け装置と着脱可能に結合
され、且つ内枠と、刺繍物を内枠との間に介在させた状
態で該内枠を取り囲む外枠とを有している前記刺繍機に
おいては、 取付け装置が、刺繍枠を3点固定するための2つの互
いに対向する保持体を有し、一方の保持体が、外枠の支
持面を当接させるための互いに角度をもって交わる2つ
の当接面を有し、他方の保持体がたわみばねを有し、該
たわみばねは、当接面によって形成される角度を二分す
るように外枠に設けられる突出部のための凹部を備えて
いること、前記一方の保持体が、当接面によって形成さ
れる前記角度を二分する線に沿って前記他方の保持体に
対して位置調整可能であり且つ位置固定可能であること
を特徴とし、また 各種刺繍枠の取付け装置を備えた刺繍機であって、各
種刺繍枠が取付け装置と着脱可能に結合され、且つ内枠
と、刺繍物を内枠との間に介在させた状態で該内枠を取
り囲む、横スリットを設けた外枠とを有し、該外枠が、
互いに対向配置される保持体の当接面のための互いに対
向する少なくとも2つの支持面を有し、外枠の両端がタ
ーンバックルによって結合されている前記刺繍機におい
ては、 1つの保持板の当接面がたわみばねに形成されてお
り、ターンバックルが、前記1つの保持体の当接面と他
の保持体の当接面の対称軸上に配置されていること、前
記他の保持体が、前記対称軸に沿って前記1つの保持体
に対して位置調整可能であり且つ位置固定可能であるこ
とを特徴とするものである。
機であって、各種刺繍枠が取付け装置と着脱可能に結合
され、且つ内枠と、刺繍物を内枠との間に介在させた状
態で該内枠を取り囲む外枠とを有している前記刺繍機に
おいては、 取付け装置が、刺繍枠を3点固定するための2つの互
いに対向する保持体を有し、一方の保持体が、外枠の支
持面を当接させるための互いに角度をもって交わる2つ
の当接面を有し、他方の保持体がたわみばねを有し、該
たわみばねは、当接面によって形成される角度を二分す
るように外枠に設けられる突出部のための凹部を備えて
いること、前記一方の保持体が、当接面によって形成さ
れる前記角度を二分する線に沿って前記他方の保持体に
対して位置調整可能であり且つ位置固定可能であること
を特徴とし、また 各種刺繍枠の取付け装置を備えた刺繍機であって、各
種刺繍枠が取付け装置と着脱可能に結合され、且つ内枠
と、刺繍物を内枠との間に介在させた状態で該内枠を取
り囲む、横スリットを設けた外枠とを有し、該外枠が、
互いに対向配置される保持体の当接面のための互いに対
向する少なくとも2つの支持面を有し、外枠の両端がタ
ーンバックルによって結合されている前記刺繍機におい
ては、 1つの保持板の当接面がたわみばねに形成されてお
り、ターンバックルが、前記1つの保持体の当接面と他
の保持体の当接面の対称軸上に配置されていること、前
記他の保持体が、前記対称軸に沿って前記1つの保持体
に対して位置調整可能であり且つ位置固定可能であるこ
とを特徴とするものである。
フレームガイドと結合可能な保持体に、互いにある角
度を成してプリズム状に配置される当接面により、刺繍
枠の位置はY−方向(当接面によって形成される角度を
二分する線に沿った方向)において正確に決定され、ま
たX−方向における刺繍枠の位置は、たわみばねの凹部
に係止される突出部によって正確に決定される。従って
刺繍過程は常に同じ位置で始まる。たわみばねを使用す
ることにより、取付け過程の際に操作者の入念さに依存
しないので、保持力の変動は生じない。
度を成してプリズム状に配置される当接面により、刺繍
枠の位置はY−方向(当接面によって形成される角度を
二分する線に沿った方向)において正確に決定され、ま
たX−方向における刺繍枠の位置は、たわみばねの凹部
に係止される突出部によって正確に決定される。従って
刺繍過程は常に同じ位置で始まる。たわみばねを使用す
ることにより、取付け過程の際に操作者の入念さに依存
しないので、保持力の変動は生じない。
請求項2の前提概念に記載の取付け装置を備えた刺繍
機の場合、即ち取付け装置が横スリットを備えた外枠を
有し、該外枠が、互いに対向した配置される保持体の当
接面のための少なくとも2つの互いに対向する支持面を
有し、外枠の分割された端部がターンバックルによって
結合されている刺繍機の場合、ターンバックルは通常の
ごとく(例えば西ドイツ実用新案登録第1980503号公
報)、互いに対向する当接面の対称軸に対し角度をずら
して1個所に配置される。厚さが異なる刺繍物を固定す
る際、横スリットを有する外枠は異なる強さで拡開され
る。従って保持体の当接面に当接する支持面は保持体の
当接面に対して角度が変位する。その結果、2つに分割
された刺繍枠は、保持板に挿着される場合、刺繍物の厚
さに依存して当接面の対称軸に対し異なる角度位置を占
めることになる。従って刺繍されるべきモティーフ、即
ち刺繍模様の刺繍物における位置が所望の位置からずれ
てしまう。従来この不具合は、刺繍物を新たに固定する
こと、即ち刺繍物を張り替えることによって解消するし
かなかったが、刺繍物を固定する際の修正量の見積もり
が容易でないため、かなりの時間のロスを生じさせ、大
抵の場合何度も作業を反復せねばならなかった。
機の場合、即ち取付け装置が横スリットを備えた外枠を
有し、該外枠が、互いに対向した配置される保持体の当
接面のための少なくとも2つの互いに対向する支持面を
有し、外枠の分割された端部がターンバックルによって
結合されている刺繍機の場合、ターンバックルは通常の
ごとく(例えば西ドイツ実用新案登録第1980503号公
報)、互いに対向する当接面の対称軸に対し角度をずら
して1個所に配置される。厚さが異なる刺繍物を固定す
る際、横スリットを有する外枠は異なる強さで拡開され
る。従って保持体の当接面に当接する支持面は保持体の
当接面に対して角度が変位する。その結果、2つに分割
された刺繍枠は、保持板に挿着される場合、刺繍物の厚
さに依存して当接面の対称軸に対し異なる角度位置を占
めることになる。従って刺繍されるべきモティーフ、即
ち刺繍模様の刺繍物における位置が所望の位置からずれ
てしまう。従来この不具合は、刺繍物を新たに固定する
こと、即ち刺繍物を張り替えることによって解消するし
かなかったが、刺繍物を固定する際の修正量の見積もり
が容易でないため、かなりの時間のロスを生じさせ、大
抵の場合何度も作業を反復せねばならなかった。
従って、刺繍物の厚さに関係なく外枠を当接面の対称
軸に関して角度的に対称に拡げて、刺繍模様の位置に関
して正確な位置を占めるように刺繍枠を保持体に挿着す
るためには、請求項2に記載のようなターンバックルを
設けることが特に重要である。
軸に関して角度的に対称に拡げて、刺繍模様の位置に関
して正確な位置を占めるように刺繍枠を保持体に挿着す
るためには、請求項2に記載のようなターンバックルを
設けることが特に重要である。
請求項2に記載の取付け装置の有利な構成は、実施態
様項1に記載されている。
様項1に記載されている。
実態態様項2に記載のたわみばねの構成により、刺繍
枠を取付け装置に簡単に取付けるのが可能になる。
枠を取付け装置に簡単に取付けるのが可能になる。
刺繍枠を簡単に取付けて確実に固定するには、実施態
様項3の構成が望しい。
様項3の構成が望しい。
実施態様項2または3に記載の構成に関して、実施態
様項4または5により、取付け装置内における各種刺繍
枠の高さ位置が正確に決定される。
様項4または5により、取付け装置内における各種刺繍
枠の高さ位置が正確に決定される。
取付け装置の1つの保持体の製造技術的に有利な構成
は、実施態様項6に記載されている。
は、実施態様項6に記載されている。
実施態様項7に記載の構成によりたわみばねのたわみ
すぎが防止される。
すぎが防止される。
実施態様項8と9に記載の構成により、形状または大
きさが異なる刺繍枠を取付けるための中間フレームをフ
レームガイドと結合させ、1つの保持体だけを中間フレ
ームにて位置調整することができる。
きさが異なる刺繍枠を取付けるための中間フレームをフ
レームガイドと結合させ、1つの保持体だけを中間フレ
ームにて位置調整することができる。
ロック装置の製造技術的に有利な構成は、実施態様項
10に記載されている。
10に記載されている。
実施態様項11に記載の弾性手段を配置することによ
り、外枠の当接面の対称軸は刺繍物の厚さに依存しない
ことになる。従って刺繍物の位置変化が避けられる。
り、外枠の当接面の対称軸は刺繍物の厚さに依存しない
ことになる。従って刺繍物の位置変化が避けられる。
次に、本発明の実施例を添付の図面を用いて説明す
る。
る。
図中1は刺繍物のフレームガイドの縦木で、該縦木1
は、刺繍模様を形成させるため、例えばステッピングモ
ータによって2つの互いに垂直な方向(X方向とY方
向)へ刺繍ヘッドに対して相対的に移動可能である。縦
木1には例えば複数個の保持フレーム2,3をねじで固定
することができる。保持フレーム2,3は形状と大きさが
異なる各種刺繍枠を保持するために設けられる。保持フ
レーム2,3は2つの側部部分4と5から成っている。側
部部分4と5は、第1図においては、その上側にてそれ
ぞれ横支柱6によって固定板7と結合されている。保持
フレーム2の側部部分4と5は、その下側にて、固定板
7を有している保持体8によって結合され、保持フレー
ム3の側部部分4と5は、その下側にて、同様に固定板
7を有している保持体9によって固定されている。保持
フレーム2と3は固定板7によって縦木1にねじ止めさ
れている。
は、刺繍模様を形成させるため、例えばステッピングモ
ータによって2つの互いに垂直な方向(X方向とY方
向)へ刺繍ヘッドに対して相対的に移動可能である。縦
木1には例えば複数個の保持フレーム2,3をねじで固定
することができる。保持フレーム2,3は形状と大きさが
異なる各種刺繍枠を保持するために設けられる。保持フ
レーム2,3は2つの側部部分4と5から成っている。側
部部分4と5は、第1図においては、その上側にてそれ
ぞれ横支柱6によって固定板7と結合されている。保持
フレーム2の側部部分4と5は、その下側にて、固定板
7を有している保持体8によって結合され、保持フレー
ム3の側部部分4と5は、その下側にて、同様に固定板
7を有している保持体9によって固定されている。保持
フレーム2と3は固定板7によって縦木1にねじ止めさ
れている。
閉じた内枠11と、横にスリットが形成されターンバッ
クル12によって結合されている外枠13とから成っている
各種刺繍枠10を確実に保持するため、保持フレーム2の
側部部分4,5に位置調整可能に配置される保持体14と、
保持体8に一体に設けられているたわみばね15とが設け
られている。
クル12によって結合されている外枠13とから成っている
各種刺繍枠10を確実に保持するため、保持フレーム2の
側部部分4,5に位置調整可能に配置される保持体14と、
保持体8に一体に設けられているたわみばね15とが設け
られている。
たわみばね15の膨出部16には、外枠13に設けた球冠状
の栓部18のための中空円錐状のくぼみ17が設けられてい
る。くぼみ17と、該くぼみ17のなかに挿入される栓部18
とは、各種刺繍枠10の3点固定の1点を形成している。
他の2つの点は2つのリブ19,20にあり、該リプ19,20は
横断面は台形状で、保持体14に当接する当接面21,22を
備えている。図の例では支持面と当接面19乃至22は直角
を成している。栓部18のためのくぼみ17は、この直角を
二分する位置にある。
の栓部18のための中空円錐状のくぼみ17が設けられてい
る。くぼみ17と、該くぼみ17のなかに挿入される栓部18
とは、各種刺繍枠10の3点固定の1点を形成している。
他の2つの点は2つのリブ19,20にあり、該リプ19,20は
横断面は台形状で、保持体14に当接する当接面21,22を
備えている。図の例では支持面と当接面19乃至22は直角
を成している。栓部18のためのくぼみ17は、この直角を
二分する位置にある。
外枠13には2つの支持突出部23,24が設けられてい
る。支持突出部23,24の自由端はリブ19,20と当接面21,2
2に適合している。各種刺繍枠10の脱着の際にたわみば
ね15の弾性変位量を制限するために、保持体8にはスト
ッパー26が設けられている。
る。支持突出部23,24の自由端はリブ19,20と当接面21,2
2に適合している。各種刺繍枠10の脱着の際にたわみば
ね15の弾性変位量を制限するために、保持体8にはスト
ッパー26が設けられている。
形状と大きさが異なる各種刺繍枠を取付けることがで
きるように、保持体14は圧種ばね27,28の作用のもとに
ある係止ピン29,30によって保持フレーム2の側部部分
4,5に対して複数の位置で固定可能である。
きるように、保持体14は圧種ばね27,28の作用のもとに
ある係止ピン29,30によって保持フレーム2の側部部分
4,5に対して複数の位置で固定可能である。
保持フレーム3は、閉じた内枠32と横にスリットが形
成されターンバックル34を備えている外枠33とから成っ
ている他の刺繍枠31を保持するために用いる。保持体9
にはたわみばね35が一体に設けられている。たわみばね
35は膨出部36にウェブ37を有している(第2図)。ウェ
ブ37は、斜めの衝突面38と、これに接続している係止肩
39とを有している。
成されターンバックル34を備えている外枠33とから成っ
ている他の刺繍枠31を保持するために用いる。保持体9
にはたわみばね35が一体に設けられている。たわみばね
35は膨出部36にウェブ37を有している(第2図)。ウェ
ブ37は、斜めの衝突面38と、これに接続している係止肩
39とを有している。
衝突面38と係止肩39とを有しているウェブ37とは、外
枠33に設けた突出部40が協働する。突出部40の自由端に
はV字形の溝41が形成されている。溝41は、ウェブ37の
斜めの衝突面38のための、丸くされた滑動面42と、衝突
面38の傾斜に適合した面43とを有している。
枠33に設けた突出部40が協働する。突出部40の自由端に
はV字形の溝41が形成されている。溝41は、ウェブ37の
斜めの衝突面38のための、丸くされた滑動面42と、衝突
面38の傾斜に適合した面43とを有している。
ウェブ37と溝41は、各種刺繍枠31の3点固定の1点を
形成している。他の2つの点は、横断面が半円形の2つ
のリブ44,45と、保持体48の当接面46,47にある。リブ4
4,45と当接面46,47とは直角を成している。たわみばね3
5のウェブ37のための突出部40は、この直角を二分する
位置にある。
形成している。他の2つの点は、横断面が半円形の2つ
のリブ44,45と、保持体48の当接面46,47にある。リブ4
4,45と当接面46,47とは直角を成している。たわみばね3
5のウェブ37のための突出部40は、この直角を二分する
位置にある。
外枠33には2つの支持突出部49,59が設けられてい
る。支持突出部49,50の自由端はリブ44,45と当接面46,4
7の形状に適合している。
る。支持突出部49,50の自由端はリブ44,45と当接面46,4
7の形状に適合している。
各種刺繍枠31の脱着時におけるたわみばね35の弾性変
位量を制限するために、保持体9にストッパー51が設け
られている。形状と大きさが異なる各種刺繍枠を取付け
るため、保持体48も同様に圧縮ばね27,28の作用のもと
にある係止ピン29,30によって側部部分4,5に対し複数の
位置で固定可能である。
位量を制限するために、保持体9にストッパー51が設け
られている。形状と大きさが異なる各種刺繍枠を取付け
るため、保持体48も同様に圧縮ばね27,28の作用のもと
にある係止ピン29,30によって側部部分4,5に対し複数の
位置で固定可能である。
第4図から第7図までは、閉じた内枠52と、横スリッ
ト53によって分割された外枠54とから構成されている各
種刺繍枠55と、保持体56のためのロック装置59の製造技
術的に有利な実施例とを示す図である。各種刺繍枠55
は、保持体56と、たわみばね15または35と同様に保持体
8または9に組み込まれたたわみばね57と、ターンバッ
クル58とを備えている。
ト53によって分割された外枠54とから構成されている各
種刺繍枠55と、保持体56のためのロック装置59の製造技
術的に有利な実施例とを示す図である。各種刺繍枠55
は、保持体56と、たわみばね15または35と同様に保持体
8または9に組み込まれたたわみばね57と、ターンバッ
クル58とを備えている。
外枠54には3つの支持突出部60,61,62が設けられてい
る。支持突出部60,61の自由端は丸くされ、且つ保持体5
6の対応して凹状に形成される当接面65,66(第6図)の
ための支持面63,64を形成している。保持体56は他の点
では保持体14または48と同一の構成である。当接面65,6
6は角度を成している。支持突出部62はこの角度を二分
する位置にある。支持突出部62の自由端はくさび状に形
成されている(第5図)。くさび面67,68は、たわみば
ね57の膨出部71に対応して形成される当接面69,70のた
めの支持面を形成している。たわみばね57の弾性変位量
を制限するため、第1図に図示したストッパー26または
51が保持体8または9に設けられている。
る。支持突出部60,61の自由端は丸くされ、且つ保持体5
6の対応して凹状に形成される当接面65,66(第6図)の
ための支持面63,64を形成している。保持体56は他の点
では保持体14または48と同一の構成である。当接面65,6
6は角度を成している。支持突出部62はこの角度を二分
する位置にある。支持突出部62の自由端はくさび状に形
成されている(第5図)。くさび面67,68は、たわみば
ね57の膨出部71に対応して形成される当接面69,70のた
めの支持面を形成している。たわみばね57の弾性変位量
を制限するため、第1図に図示したストッパー26または
51が保持体8または9に設けられている。
支持面63,64と当接面65,66,69,70の対称軸上に配置さ
れたターンバックル58は、横方向に延びるねじ穴を備え
た筒状のナット72と、横方向に延びる段付き穴を備えた
筒状の支持部材73と、つば付きねじとして形成される締
付けねじ74と、該締付けねじ74の上にして横スリット53
内に配置される2つの皿ばね75から成っている。ナット
72は、外枠54の横スリット53の近くに設けた穴のなかに
回動可能に挿着されている。支持部材73は、外枠54の横
スリット53の他の側に設けた穴のなかに回動可能に挿着
されている。締付けねじ74は、外枠54のスリットを設け
た端部を貫通する穴と支持部材73に設けた段付き穴とを
貫通して、ナット72にねじ込まれる。横スリットを設け
た外枠54は皿ばね75によって弾性的に緊張せしめられ、
拡開する。
れたターンバックル58は、横方向に延びるねじ穴を備え
た筒状のナット72と、横方向に延びる段付き穴を備えた
筒状の支持部材73と、つば付きねじとして形成される締
付けねじ74と、該締付けねじ74の上にして横スリット53
内に配置される2つの皿ばね75から成っている。ナット
72は、外枠54の横スリット53の近くに設けた穴のなかに
回動可能に挿着されている。支持部材73は、外枠54の横
スリット53の他の側に設けた穴のなかに回動可能に挿着
されている。締付けねじ74は、外枠54のスリットを設け
た端部を貫通する穴と支持部材73に設けた段付き穴とを
貫通して、ナット72にねじ込まれる。横スリットを設け
た外枠54は皿ばね75によって弾性的に緊張せしめられ、
拡開する。
2つの支持突出部60.61を設ける代わりに、支持突出
部62に対向し、保持体56に設けられる当接面のための1
つの支持面を備えたただ1つの支持突出部を設けること
もできる。
部62に対向し、保持体56に設けられる当接面のための1
つの支持面を備えたただ1つの支持突出部を設けること
もできる。
保持体56の対向する2つの側にそれぞれ設られるロッ
ク装置59(第4図)は、保持体56と一体に形成される板
ばね76を有している。板ばね76は、保持体56に設けた長
スリット77を貫通する係止ピン78を備えている。係止ピ
ン78は保持フレーム2または3の側部部分4,5に設けた
複数個の穴79の1つに係合して、保持体56を保持フレー
ム2または3に対して複数の位置でロックさせる。よっ
て、形状と大きさが異なる各種刺繍枠を保持フレーム2
または3に使用することができる。
ク装置59(第4図)は、保持体56と一体に形成される板
ばね76を有している。板ばね76は、保持体56に設けた長
スリット77を貫通する係止ピン78を備えている。係止ピ
ン78は保持フレーム2または3の側部部分4,5に設けた
複数個の穴79の1つに係合して、保持体56を保持フレー
ム2または3に対して複数の位置でロックさせる。よっ
て、形状と大きさが異なる各種刺繍枠を保持フレーム2
または3に使用することができる。
作 用 刺繍過程を行なっている間、刺繍物は刺繍機の外側
で、ターンバックル12または34を開いた状態で外枠13ま
たは33の上に載置され、内枠11または32によって外枠13
または33の中へ押し込められ、ターンバックル12または
34により内枠と外枠の間で締付け固定される。
で、ターンバックル12または34を開いた状態で外枠13ま
たは33の上に載置され、内枠11または32によって外枠13
または33の中へ押し込められ、ターンバックル12または
34により内枠と外枠の間で締付け固定される。
刺繍過程が終了した時点で各種刺繍枠10と31を取り出
すため、刺繍枠10と31をたわみばね15または35に抗して
引張る。その結果たわみばね15または35がたわんで,ス
トッパー26または51に接する。その際支持突出部23,24
はリブ19,20と当接面21,22から自由になり、且つ支持突
出部49,50はリブ44,45と当接面46,47から自由になる。
次に各種刺繍枠10と31の後部を軽く上方へ傾斜させる
と、各種刺繍枠10と31を保持フレーム2または3から取
り出すことができる。
すため、刺繍枠10と31をたわみばね15または35に抗して
引張る。その結果たわみばね15または35がたわんで,ス
トッパー26または51に接する。その際支持突出部23,24
はリブ19,20と当接面21,22から自由になり、且つ支持突
出部49,50はリブ44,45と当接面46,47から自由になる。
次に各種刺繍枠10と31の後部を軽く上方へ傾斜させる
と、各種刺繍枠10と31を保持フレーム2または3から取
り出すことができる。
前もって刺繍物を張った各種刺繍枠10の取付けは、保
持体14の支持突出部23,24をリブ19,20と当接面21,22に
当接させるようにして行なう。次に栓部18を弛緩してい
るたわみばね15の上に載置すると、各種刺繍枠10を整向
させることができる。栓部18の領域において各種刺繍枠
10を軽く押すことによってたわみばね15が栓部18を介し
てストッパー26の方へたわみ、ピン18は穴17のなかに係
止される。
持体14の支持突出部23,24をリブ19,20と当接面21,22に
当接させるようにして行なう。次に栓部18を弛緩してい
るたわみばね15の上に載置すると、各種刺繍枠10を整向
させることができる。栓部18の領域において各種刺繍枠
10を軽く押すことによってたわみばね15が栓部18を介し
てストッパー26の方へたわみ、ピン18は穴17のなかに係
止される。
同様にして、前もって刺繍物を張った刺繍枠33の支持
突出部49,50の自由端を保持体48のリブ44,45と当接面4
6,47に当接させる。次に、外枠33の突出部40が弛緩した
たわみばね35の上に載置されると、各種刺繍枠31が整向
される。たわみばね35が突出部40の領域に軽く載ってい
るので、斜めの衝突面38と協働する滑動面42を介してた
わみばね35がストッパー51に当接し、ウェブ37が溝41に
係止される。
突出部49,50の自由端を保持体48のリブ44,45と当接面4
6,47に当接させる。次に、外枠33の突出部40が弛緩した
たわみばね35の上に載置されると、各種刺繍枠31が整向
される。たわみばね35が突出部40の領域に軽く載ってい
るので、斜めの衝突面38と協働する滑動面42を介してた
わみばね35がストッパー51に当接し、ウェブ37が溝41に
係止される。
リブ19,20または44,45及び当接面21,22または46,47が
これらに適合している支持突出部23,24または49,50の自
由端と係合し、且つ栓部18が穴17と係合し、或いはウェ
ブ37が溝41と係合することによって、刺繍枠10または31
の高さも、刺繍機のフレームガイドに対する相対位置も
正確に且つ反復可能に決定される。
これらに適合している支持突出部23,24または49,50の自
由端と係合し、且つ栓部18が穴17と係合し、或いはウェ
ブ37が溝41と係合することによって、刺繍枠10または31
の高さも、刺繍機のフレームガイドに対する相対位置も
正確に且つ反復可能に決定される。
各種刺繍枠55の作動態様の特徴は、横スリット53が支
持面63/64,67/68及び当接面65/66,69/70の対称軸上に配
置されているので、ターンバックル58が開いているとき
の外枠54は対称に拡開されて刺繍物の厚さに適合し、よ
って支持突出部60,61の角度位置は刺繍物の厚さに関係
なく得られることにある。その結果各種刺繍枠55は常に
同一の角度位置で保持体56と8または9に装着される。
よって刺繍物の張り替えに伴なう修正の必要は全くなく
なる。
持面63/64,67/68及び当接面65/66,69/70の対称軸上に配
置されているので、ターンバックル58が開いているとき
の外枠54は対称に拡開されて刺繍物の厚さに適合し、よ
って支持突出部60,61の角度位置は刺繍物の厚さに関係
なく得られることにある。その結果各種刺繍枠55は常に
同一の角度位置で保持体56と8または9に装着される。
よって刺繍物の張り替えに伴なう修正の必要は全くなく
なる。
各種刺繍枠10と31の場合と同様に各種刺繍枠55の場合
も、刺繍過程を行なっている間刺繍物は刺繍機の外側
で、ターンバックル58が開いた状態で、刺繍されるべき
模様の位置に応じて外枠54の上に載置され、内枠52によ
って外枠54のなかに押し込まれ、ターンバックル58によ
って内枠と外枠の間で締付け固定される。
も、刺繍過程を行なっている間刺繍物は刺繍機の外側
で、ターンバックル58が開いた状態で、刺繍されるべき
模様の位置に応じて外枠54の上に載置され、内枠52によ
って外枠54のなかに押し込まれ、ターンバックル58によ
って内枠と外枠の間で締付け固定される。
各種刺繍枠55の保持体56及び8または9への脱着は、
各種刺繍枠10の操作例で説明した態様と全く同一であ
る。
各種刺繍枠10の操作例で説明した態様と全く同一であ
る。
次に、本発明の実施態様を列記しておく。
(1)たわみばね(57)に設けた当接面(69,70)に対
向している保持体(56)が、外枠(54)に設けた支持面
(63,64)のための互いに角度を成して交わる2つの当
接面(65,66)を有し、たわみばね(57)が、当接面(6
5,66)によって形成される角度を二分するように外枠
(54)に設けた突出部(62)のための凹部(67,68)と
ともに形成されていることを特徴とする、請求項2に記
載の刺繍機。
向している保持体(56)が、外枠(54)に設けた支持面
(63,64)のための互いに角度を成して交わる2つの当
接面(65,66)を有し、たわみばね(57)が、当接面(6
5,66)によって形成される角度を二分するように外枠
(54)に設けた突出部(62)のための凹部(67,68)と
ともに形成されていることを特徴とする、請求項2に記
載の刺繍機。
(2)たわみばね(35)が斜めに延びる衝突面(38)を
有し、該衝突面(38)が、これに接続する、外枠(33)
の突出部(37)のための係止肩(39)を備えていること
を特徴とする、請求項1、2、上記第1項のいずれか1
つに記載の刺繍機。
有し、該衝突面(38)が、これに接続する、外枠(33)
の突出部(37)のための係止肩(39)を備えていること
を特徴とする、請求項1、2、上記第1項のいずれか1
つに記載の刺繍機。
(3)凹部が中空円錐状の沈下穴(17)によって形成さ
れ、突出部が球冠状の栓部(18)によって形成されてい
ることを特徴とする、請求項1、2、上記第1項のいず
れか1つに記載の刺繍機。
れ、突出部が球冠状の栓部(18)によって形成されてい
ることを特徴とする、請求項1、2、上記第1項のいず
れか1つに記載の刺繍機。
(4)1つの保持体(14または48)の当接面(21/22,46
/47)が隆起したリブ(19,20または44,45)に形成さ
れ、外枠(13または33)に設けた支持突出部(23,24ま
たは49,50)の自由端がリブ(19,20または44,45)に適
合していることを特徴とする、請求項1、2、上記第1
項のいずれか1つに記載の刺繍機。
/47)が隆起したリブ(19,20または44,45)に形成さ
れ、外枠(13または33)に設けた支持突出部(23,24ま
たは49,50)の自由端がリブ(19,20または44,45)に適
合していることを特徴とする、請求項1、2、上記第1
項のいずれか1つに記載の刺繍機。
(5)1つの保持体(56)の当接面(65,66)が凹状に
形成され、外枠(54)に設けた支持突出部(60,61)の
自由端が当接面(65,66)に適合していることを特徴と
する、請求項1、2、上記第1項のいずれか1つに記載
の刺繍機。
形成され、外枠(54)に設けた支持突出部(60,61)の
自由端が当接面(65,66)に適合していることを特徴と
する、請求項1、2、上記第1項のいずれか1つに記載
の刺繍機。
(6)たわみばね(15,35,57)が1つの保持体(8また
は9)と一体に形成されていることを特徴とする、請求
項1、2、上記第1項のいずれか1つに記載の刺繍機。
は9)と一体に形成されていることを特徴とする、請求
項1、2、上記第1項のいずれか1つに記載の刺繍機。
(7)たわみばね(15,35,57)の弾性変位量を制限する
ためのストッパー(26または51)が保持体(8または
9)に設けられていることを特徴とする、請求項1また
は上記第3項から第6項までのいずれか1つに記載の刺
繍機。
ためのストッパー(26または51)が保持体(8または
9)に設けられていることを特徴とする、請求項1また
は上記第3項から第6項までのいずれか1つに記載の刺
繍機。
(8)保持体(8,9,14,48,56)が、刺繍機の駆動部と結
合可能な中間フレーム(2,3)の側部部分(4,5)に設け
られていること特徴とする、請求項1、2、または上記
第1項から第7項までのいずれか1つに記載の刺繍機。
合可能な中間フレーム(2,3)の側部部分(4,5)に設け
られていること特徴とする、請求項1、2、または上記
第1項から第7項までのいずれか1つに記載の刺繍機。
(9)当接面(19,20または44,45)によって形成される
角度を二分する線に沿って位置調整可能な保持体(14ま
たは48または57)が中間フレーム(2または3)にロッ
ク可動であることを特徴とする、上記第8項に記載の刺
繍機。
角度を二分する線に沿って位置調整可能な保持体(14ま
たは48または57)が中間フレーム(2または3)にロッ
ク可動であることを特徴とする、上記第8項に記載の刺
繍機。
(10)ロック装置として、中間フレーム(2または3)
の穴(79)のための係止ピン(78)を備えた、互いに対
向する2つの板ばね(76)が用いられ、該板ばね(76)
は保持体(56)と一体に形成されていることを特徴とす
る、上記第9項に記載の刺繍機。
の穴(79)のための係止ピン(78)を備えた、互いに対
向する2つの板ばね(76)が用いられ、該板ばね(76)
は保持体(56)と一体に形成されていることを特徴とす
る、上記第9項に記載の刺繍機。
(11)外枠(54)を拡開させるための弾性手段(75)が
外枠(54)のスリット(53)内に設けられていることを
特徴とする、請求項2、上記第1項、第8項のいずれか
1つに記載の刺繍機。
外枠(54)のスリット(53)内に設けられていることを
特徴とする、請求項2、上記第1項、第8項のいずれか
1つに記載の刺繍機。
第1図は構成が異なる固定手段を有する2つの各種刺繍
枠を備え、刺繍機の担持フレームに固定される取付け装
置の平面図、第2図は第1図の線II−IIによる拡大断面
図、第3図は第1図の線III−IIIによる拡大断面図、第
4図は1つの各種刺繍枠と、外枠の当接面の対称軸上に
配置されるターンバックルと、ロック装置の変形例を備
えた1つの保持体の一部分とを示す図、第5図は第4図
の線V−Vによる拡大断面図、第6図は第4図の線VI−
VIによる拡大断面図、第7図は横スリットに弾性手段を
有している外枠のためのターンバックルを示す図であ
る。 8,9,14,48……保持体 10,31,55……刺繍枠 11,32,52……内枠 13,33,54……外枠 15,35,57……たわみばね
枠を備え、刺繍機の担持フレームに固定される取付け装
置の平面図、第2図は第1図の線II−IIによる拡大断面
図、第3図は第1図の線III−IIIによる拡大断面図、第
4図は1つの各種刺繍枠と、外枠の当接面の対称軸上に
配置されるターンバックルと、ロック装置の変形例を備
えた1つの保持体の一部分とを示す図、第5図は第4図
の線V−Vによる拡大断面図、第6図は第4図の線VI−
VIによる拡大断面図、第7図は横スリットに弾性手段を
有している外枠のためのターンバックルを示す図であ
る。 8,9,14,48……保持体 10,31,55……刺繍枠 11,32,52……内枠 13,33,54……外枠 15,35,57……たわみばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭58−48793(JP,U) 実公 昭54−29962(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D05B 1/00 - 83/00 D05C 1/00 - 17/02
Claims (2)
- 【請求項1】各種刺繍枠の取付け装置を備えた刺繍機で
あって、各種刺繍枠が取付け装置と着脱可能に結合さ
れ、且つ内枠と、刺繍物を内枠との間に介在させた状態
で該内枠を取り囲む外枠とを有している前記刺繍機にお
いて、 取付け装置が、刺繍枠(10または31)を3点固定するた
めの2つの互いに対向する保持体(8,14または9,48)を
有し、一方の保持体(14または48)が、外枠(13または
33)の支持面(21,22または46,47)を当接させるための
互いに角度をもって交わる2つの当接面(19,20または4
4,45)を有し、他方の保持体(8または9)がたわみば
ね(15または35)を有し、該たわみばね(15または35)
は、当接面(19,20または44,45)によって形成される角
度を二分するように外枠(13または33)に設けられる突
出部(18または37)のための凹部(17または41)を備え
ていること、 前記一方の保持体(14または48)が、当接面(19,20ま
たは44,45)によって形成される前記角度を二分する線
に沿って前記他方の保持体(8または9)に対して位置
調整可能であり且つ位置固定可能であることを特徴とす
る刺繍機。 - 【請求項2】各種刺繍枠の取付け装置を備えた刺繍機で
あって、各種刺繍枠が取付け装置と着脱可能に結合さ
れ、且つ内枠と、刺繍物を内枠との間に介在させた状態
で該内枠を取り囲む、横スリットを設けた外枠とを有
し、該外枠が、互いに対向配置される保持体の当接面の
ための互いに対向する少なくとも2つの支持面を有し、
外枠の両端がターンバックルによって結合されている前
記刺繍機において、 1つの保持板(8)の当接面(69,70)がたわみばね(5
7)に形成されており、ターンバックル(58)が、前記
1つの保持体(8)の当接面(69,70)と他の保持体(5
6)の当接面(65,66)の対称軸上に配置されているこ
と、 前記他の保持体(56)が、前記対称軸に沿って前記1つ
の保持体(8)に対して位置調整可能であり且つ位置固
定可能であることを特徴とする刺繍機。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE8902541.5 | 1989-03-03 | ||
DE8902541U DE8902541U1 (de) | 1989-03-03 | 1989-03-03 | Einspannvorrichtung für Einzelstickrahmen an einer Stickmaschine |
DE19893919861 DE3919861A1 (de) | 1989-03-03 | 1989-06-19 | Stickmaschine mit einer einspannvorrichtung fuer einzelstickrahmen |
DE3919861.8 | 1989-06-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02269861A JPH02269861A (ja) | 1990-11-05 |
JP2781249B2 true JP2781249B2 (ja) | 1998-07-30 |
Family
ID=25882052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2049657A Expired - Lifetime JP2781249B2 (ja) | 1989-03-03 | 1990-03-02 | 各種刺繍枠の取付け装置を備えた刺繍機 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2781249B2 (ja) |
DE (1) | DE3919861A1 (ja) |
GB (1) | GB2228749A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE9111825U1 (de) * | 1991-09-21 | 1991-11-14 | Zsk Stickmaschinen Gmbh, 4150 Krefeld | Vorrichtung zum Halten eines Stickrahmens in einem Bordürenrahmen bei einer Stickmaschine, insbesondere Mehrkopf-Stickmaschine |
US6775934B1 (en) | 2003-06-25 | 2004-08-17 | Gerald R. Gallik | Head apparel embroidery hoop and alignment device |
JP7254410B2 (ja) * | 2018-10-22 | 2023-04-10 | 株式会社ジャノメ | 刺しゅう枠 |
CN114855379B (zh) * | 2022-04-29 | 2023-08-08 | 常州纺织服装职业技术学院 | 一种便于张紧绣布的刺绣架 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB991161A (en) * | 1961-09-27 | 1965-05-05 | Alfred Goldsmith | Improvements in or relating to embroidery machines |
JPS5429962U (ja) * | 1977-08-02 | 1979-02-27 | ||
JPS56144520A (en) * | 1980-04-09 | 1981-11-10 | Mitsubishi Electric Corp | Laminated ceramic capacitor |
DE8221811U1 (de) * | 1982-07-31 | 1982-11-18 | Maschinenfabrik Carl Zangs Ag, 4150 Krefeld | Schnellwechsel-einspannrahmen fuer stick- und naehmaschinen |
DE8516137U1 (de) * | 1985-06-03 | 1985-07-18 | Pfaff Industriemaschinen Gmbh, 6750 Kaiserslautern | Rastleiste |
-
1989
- 1989-06-19 DE DE19893919861 patent/DE3919861A1/de active Granted
-
1990
- 1990-03-02 JP JP2049657A patent/JP2781249B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1990-03-02 GB GB9004780A patent/GB2228749A/en not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB9004780D0 (en) | 1990-04-25 |
DE3919861C2 (ja) | 1992-03-12 |
DE3919861A1 (de) | 1990-09-06 |
JPH02269861A (ja) | 1990-11-05 |
GB2228749A (en) | 1990-09-05 |
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