JP2780099B2 - 車両用前照灯制御装置 - Google Patents

車両用前照灯制御装置

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JP2780099B2
JP2780099B2 JP1049345A JP4934589A JP2780099B2 JP 2780099 B2 JP2780099 B2 JP 2780099B2 JP 1049345 A JP1049345 A JP 1049345A JP 4934589 A JP4934589 A JP 4934589A JP 2780099 B2 JP2780099 B2 JP 2780099B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、北欧やカナダの如く白夜現状の生じる国
や濃霧が発生する国等を走行する車両に好適な車両用前
照灯制御装置に関する。
〔従来の技術〕 車両に装備される前照灯は一般的に、夜間時に於いて
点灯される。
ところが、北欧やカナダのごとく緯度の高い国々では
昼間でも薄暮状態となる白夜の季節が存在する。
又、イギリスのごとく濃霧が頻繁に発生する国も有
る。
その為、これらの国々では安全走行の為に昼間でも前
照灯を点灯する必要があった。
そして、前記国々の内、近時車両走行中は常時前照灯
を点灯することを法規上義務付けした国も生じてきた。
これに伴ない、前記法規に対応すべく所謂データイム
・ランニングライト(以下、「補助前照灯」という。)
と称される、照度が一般の前照灯に比べて例えば50%程
度に低い、補助的な前照灯が開発されている。
この補助前照灯は、通常の前照灯とは別に設けられ
た、例えばフロントバンパー部に装着された照明灯であ
り、車両が走行中で且つ前記通常の前照灯が消灯のと
き、自動的に点灯されるべく電気的結線されたものであ
る。
そして、前記補助前照灯は、格納式前照灯を備えた車
両に特に適していた。
前記格納式前照灯は一般の前照灯に比し、本来、車両
外部や周囲が明るく前照灯の点灯を必要としない時は車
体内部に格納し、車両の空力特性やスタイリングを向上
するために考案されたものであった。
しかしながら、前記した法規は前照灯の常時点灯を義
務づけたものであり、車両に前記格納式前照灯しか装備
していない場合、前記法規に対応すべく走行中は前記格
納式前照灯を常時露出しておく必要があった。
つまり、車両に格納式前照灯しか装備していない場
合、格納式前照灯が本来有している空力特性やスタイリ
ングを向上する機能を全く発揮することができなかっ
た。
したがって、格納式前照灯を装備した車両に対して前
記補助前照灯をいっしょに搭載すれば、比較的車外が明
るい時は格納式前照灯を車体内部に格納し、比較的照度
の低い補助前照灯を点灯することによって空力特性やス
タイリングの向上とともに電力の節減を図ることができ
る。
この様に、前記補助前照灯を装備すれば格納式前照灯
を備えた車両に於いて前記した法規に対応し、前記した
問題点を解決することができるものであった。
そして、従来のこの種の車両用前照灯制御装置とし
て、例えば、特公昭63−58132号公報に開示されたもの
があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前記格納式前照灯を備えた車両に補助
前照灯を追加装備する場合、次のような問題点を生じて
いた。
格納式前照灯は例えば、夜間照明灯スイッチを操作時
に隠蔽状態から露出状態に付勢制御されるが、この時前
照灯が点灯されたまま露出されるとビームの移動によっ
て対向車を眩惑することがある。その為、格納式前照灯
は一般式に露出完了した時点で点灯開始すべく制御がな
されている。
一方、補助前照灯は前記夜間照明灯スイッチの操作時
に伴なって消灯されていた。すなわち、夜間照明灯スイ
ッチの操作によって補助前照灯が消灯し、続いて格納式
前照灯が露出完了し点灯する間に、補助前照灯も格納式
前照灯も共に消灯する時が存在した。
そしてこの両灯消灯時間は、格納式前照灯の出没作動
時間約0.5〜1〔秒〕に相当していた。
すなわち、車両は夜間時特に暗闇の中を約0.5〜1
〔秒〕間走行することと成り非常に危険であった。
〔問題点を解決するための手段〕 この発明は、前記した問題点に着目してなされたもの
であり、補助前照灯及び格納式前照灯のごとき形態の異
なる複数組の前照灯の点灯が一方から他方に切替えられ
る際の同時消灯状態の発生を未然に防止することを目的
としたものである。
そして、その為の手段として、格納可能な前照灯の出
没作動の時に補助前照灯の消灯を一時的に禁止する禁止
手段を前記補助前照灯の給電回路中に接続した車両用前
照灯制御装置を提供する。
〔作用〕
前記した手段を有した車両用前照灯制御装置は、次の
ように作用する。
すなわち、車両走行中に於いて、前記格納可能な前照
灯が出没作動するとき、禁止手段が補助前照灯の消灯を
一時的に禁止すべく作動する。これにより、前記格納可
能な前照灯が出没作動中に消灯されることがあっても、
この間は補助前照灯が点灯し、例えば夜間走行中に両前
照灯が同時消灯するといった危険な状態が回避される。
〔第1実施例〕 第1図は、この発明の第1実施例を示した電気回路図
である。
同図に於いて、1及び2はメイン端子M及びディマ端
子Dを有した左右の格納式前照灯、3は前記前照灯1及
び2を車体から露出及び隠蔽するとともに、前記前照灯
1及び2の出没作動時にリレー4及び5を制御し、対向
車の眩惑防止の為に前記前照灯1及び2を一時的に消灯
する制御回路である。該制御回路3は、リトラクタブル
モータ(図示せず)及び電子回路を包含する既存の回路
によって構成されたものである。
また、6は前記前照灯1及び2や車幅灯,尾灯及び室
内灯等の照明灯(図示せず)の点灯制御を行なうライテ
ィングスイッチであり、OFF、I段及びII段の切換位置
と、前記前照灯1及び1をLoビーム、Hiビーム及びパッ
シングに切換えるA〜Cの切換位置を有している。ちな
みに、ライティングスイッチ6の前記II段位置は前照灯
1及び2を車体から露出し、点灯する位置である。
また、7及び8は左右の補助前照灯であり、前記した
前照灯1及び2に比べて低い照度のランプによって構成
されている。
そして、該補助前照灯7及び8は例えばフロントバン
パー部に固定されて装着されている。
次に、9は前記補助前照灯7及び8を制御する禁止手
段である。
詳述すると、該禁止手段9は、トランジスタ9a,9b、
リレーコイル9c、リレー接点9d、ダイオード9e、コンデ
ンサ9f、及び抵抗9g〜9mによって接続構成されている。
そして、前記リレーコイル9cは、イグニションスイッ
チ10のオン端子10aに接続される。また、リレー接点9d
は、直流電源11と補助前照灯7及び8の間に介接され
る。また、抵抗9mは、イグニションスイッチ10のスター
タ端子10bに接続される。また、抵抗9jの一方側は、ラ
イティングスイッチ6に接続されると共に、抵抗9jの他
方側及び抵抗9kの接続部はリレー4の常開接点4bに接続
される。また、ダイオード9eは、オルタネータ12に接続
される。
また、前記オルタネータ12は車両に搭載された既存の
装置であり、一般的に3相交流発電機と3相全波整流器
とを組合せて充電出力を得るようにした装置であり、エ
ンジンの回転に伴なって脈流電圧を出力する。そして、
当該実施例では車両が走行状態にあるか否かをオルタネ
ータ12の出力信号によって検出している。
次に作動を説明する。
(a)車両が駐停車時; イグニションスイッチ10がオフ位置にあり、リレーコ
イル9cは通電回路が遮断されており、リレー接点9dは開
放状態にあり、補助前照灯7及び8は消灯している。
(b)イグニションスイッチ10がスタート位置の時; 禁止手段9のトランジスタ9bにイグニションスイッチ
10から抵抗9mを介してベース電流が供給され、トランジ
スタ9bがオン作動する。
これにより、トランジスタ9aの作動が禁止され、補助
前照灯7及び8が消灯のままに制御され、直流電源11の
エネルギーをスタータモータ(図示せず)に集中して供
給することができる。
(c)エンジンが回転中に於いてライティングスイッチ
6がオフの時; オルタネータ12は、エンジンの回転に伴なって脈流電
圧を後段の禁止手段9に入力する。前記脈流電圧は、抵
抗9g〜9i及びコンデンサ9fによって整流され、トランジ
スタ9aのベースに供給される。この時、トランジスタ9b
のベースには、イグニションスイッチ10及びライティン
グスイッチ6のいずれからもベース電流が供給されず、
トランジスタ9bはオフである。
したがって、前記トランジスタ9aはオン作動し、リレ
ーコイル9cを励磁してリレー接点9dを閉成する。
而して、車両走行中に格納式前照灯1及び2が点灯し
ていない時は、補助前照灯7及び8が点灯することと成
る。
(d)エンジンが回転中に於いて、格納式前照灯1及び
2が出没作動の時; 制御回路3は、ライティングスイッチ6をII段位置に
切替えると作動を開始し、該格納式前照灯1及び2を車
体内部から露出する。そして、制御回路3は対向車を格
納式前照灯1及び2のビームの移動による眩惑から防止
すべく、格納式前照灯1及び2の露出動作中はリレー4
及び5のコイル4d及び5dを励磁して可動接点4c及び5cを
常閉接点4a及び5a側から常開接点4b及び5b側に切替え、
格納式前照灯1及び2の点灯を防止している。
したがって、禁止手段9の抵抗9jと9kの接続点Aは、
前記格納式前照灯1及び2が露出動作中、前記リレー4
の常開接点4bを介して接地され、これによってトランジ
スタ9bはオフされる。
而して、禁止手段9は格納式前照灯1及び2が露出動
作中は補助前照灯7及び8の消灯を禁止することと成
る。
また、格納動作中に於いてもリレー4が作動されるの
で同様に消灯が禁止される。
(e)エンジンが回転中に於いて、格納式前照灯1及び
2が点灯した時; 禁止手段9のトランジスタ9bは、ライティングスイッ
チ6から抵抗9j及び9kを介してベース電流が供給されて
オン作動する。
これによりトランジスタ9aのベースは接地されてオフ
する。
而して、禁止手段9は格納式前照灯1及び2が露出完
了し点灯した時、補助前照灯7及び8を消灯することと
成る。
〔第2実施例〕 第2図は、この発明の第2実施例を示した電気回路図
であり、該第2実施例は前記第1実施例と概ね同じ構成
からなる。ここでは、前記第1実施例と同じ構成は説明
を省略し、相違点のみ説明する。
該第2実施例では、禁止手段9′がリレー91〜94の組
合わせによって構成されている。
詳述すると、リレー91及び92はそれぞれコイル91a及
び92aと常閉型のリレー接点91b及び92bで構成され、リ
レー93及び94はそれぞれコイル93a及び94aと常開型のリ
レー接点93b及び94bで構成されている。
そして前記コイル91a及びリレー接点92bはライティン
グスイッチ6に直列接続され、リレー接点91b、コイル9
3a及びリレー接点94bはイグニションスイッチ10に直列
接続され、コイル92aはリレー4のコイル4dに並列接続
され、コイル94aはオルタネータ12にそれぞれ接続され
ている。
次に作動を説明する。
(a)エンジンが回転中に於いてライティングスイッチ
6がオフの時; オルタネータ12からの信号によってコイル94aが励磁
され、接点94bが閉成される。
これにより、イグニションスイッチ10、リレー接点91
b及び94bを介してコイル93bが励磁され、補助前照灯7
及び8が点灯される。
(b)エンジンが回転中に於いて、格納式前照灯1及び
2が出没作動した時; コイル92aは、リレー4のコイル4dと共に励磁電流が
通電され、リレー接点92bを開放する。
これにより、コイル93aは励磁され、補助前照灯7及
び8は点灯される。
而して、禁止手段9′はライティングスイッチ6を操
作した瞬間、すなわち格納式前照灯1及び2が出没作動
時は補助前照灯7及び8の消灯を禁止することと成る。
(c)エンジンが回転中に於いて、格納式前照灯1及び
2が点灯した時; コイル92aは、励磁が解除され、リレー接点92bは閉成
される。
これにより、コイル91aはライティングスイッチ6及
びリレー接点92bを介して励磁され、リレー接点91bは開
放される。
而して、禁止手段9′は格納式前照灯1及び2が露出
完了し、点灯した時点で補助前照灯を消灯することと成
る。
〔発明の効果〕
この発明は、格納可能な前照灯の出没作動時に補助前
照灯の消灯を一時的に禁止する禁止手段を車両用前照灯
制御装置に備えたことに特徴が有り、格納式前照灯及び
補助前照灯のごとき形態の異なる複数組の前照灯を備え
た車両に於いて、前記各前照灯の点灯が一方から他方へ
切替えられる際の両灯の同時消灯状態の発生を未然に防
止することができる。
そして、単時間ではあるが両灯の前照灯が消灯された
状態で夜間時等の暗闇の中を走行するといった極めて危
険な状態が回避され、安全運転に寄与できる効果があ
る。
また、前照灯の常時点灯が義務付けられている国々の
車両に格納式前照灯を採用することができ、車体のデザ
インに制約を与えない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の第1実施例を示した電気回路図で
ある。 第2図は、この発明の第2実施例を示した電気回路図で
ある。 1,2……格納式前照灯、3……制御回路、6……ライテ
ィングスイッチ、7,8……他の前照灯、9,9′……禁止手
段、10……イグニションスイッチ、12……オルタネー
タ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】形態の異なる複数組の前照灯を備え、前記
    前照灯の少くとも一組は車体内部に格納可能であり、前
    記格納可能な前照灯の露出完了に於ける点灯時に補助前
    照灯が消灯される構成を備えた車両用前照灯制御装置に
    於いて、前記格納可能な前照灯の出没作動の時に補助前
    照灯が消灯することを一時的に禁止する禁止手段を前記
    補助前照灯の給電回路中に接続したことを特徴とする車
    両用前照灯制御装置。
JP1049345A 1989-03-01 1989-03-01 車両用前照灯制御装置 Expired - Lifetime JP2780099B2 (ja)

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