JP2745493B2 - 車両用前照灯制御装置 - Google Patents
車両用前照灯制御装置Info
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- JP2745493B2 JP2745493B2 JP6357492A JP6357492A JP2745493B2 JP 2745493 B2 JP2745493 B2 JP 2745493B2 JP 6357492 A JP6357492 A JP 6357492A JP 6357492 A JP6357492 A JP 6357492A JP 2745493 B2 JP2745493 B2 JP 2745493B2
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- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B39/00—Circuit arrangements or apparatus for operating incandescent light sources
- H05B39/04—Controlling
- H05B39/041—Controlling the light-intensity of the source
- H05B39/044—Controlling the light-intensity of the source continuously
- H05B39/047—Controlling the light-intensity of the source continuously with pulse width modulation from a DC power source
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q1/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
- B60Q1/02—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
- B60Q1/04—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights
- B60Q1/14—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights having dimming means
- B60Q1/1415—Dimming circuits
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B20/00—Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、北欧やカナダのように
白夜現象が生じる国や、濃霧が頻繁に発生する国等を走
行する車両に好適な前照灯の照度調整が可能な制御回路
を備えた車両用前照灯制御装置に関するものである。
白夜現象が生じる国や、濃霧が頻繁に発生する国等を走
行する車両に好適な前照灯の照度調整が可能な制御回路
を備えた車両用前照灯制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】北欧やカナダのように緯度の高い国々で
は、薄暮状態となる白夜季節があり、又、イギリスで
は、濃霧が頻繁に発生する昼間でも前照灯を点灯しなけ
ればならない状況がある。このような国々では、安全走
行の為に昼間でも前照灯を点灯する必要があり、法規に
よって前照灯を点灯することが義務付けられており、更
に、前照灯の照度までが法律によって義務付けられてい
る。この法規に対応すべく前照灯に比べ低い照度の補助
前照灯を装備するものや、以下に説明するように補助前
照灯を設けることなく、前照灯に供給される電流を制限
抵抗によって低減することによって、照度を低下させる
ものがある。
は、薄暮状態となる白夜季節があり、又、イギリスで
は、濃霧が頻繁に発生する昼間でも前照灯を点灯しなけ
ればならない状況がある。このような国々では、安全走
行の為に昼間でも前照灯を点灯する必要があり、法規に
よって前照灯を点灯することが義務付けられており、更
に、前照灯の照度までが法律によって義務付けられてい
る。この法規に対応すべく前照灯に比べ低い照度の補助
前照灯を装備するものや、以下に説明するように補助前
照灯を設けることなく、前照灯に供給される電流を制限
抵抗によって低減することによって、照度を低下させる
ものがある。
【0003】図5は、従来の車両用前照灯制御装置の一
例を示す回路図である。図に於いて、1L,1Rは左右
の前照灯、2はオルタネータ、3はパーキングブレーキ
スイッチ、4は制限抵抗、5はディマ・パッシングスイ
ッチ、6はヘッドランプスイッチ、7はバッテリ、8乃
至12はリレーである。斯る車両用前照灯制御装置は、
制限抵抗4によって、前照灯1L,1Rに供給される電
流を低減して照度を低下させるものである。
例を示す回路図である。図に於いて、1L,1Rは左右
の前照灯、2はオルタネータ、3はパーキングブレーキ
スイッチ、4は制限抵抗、5はディマ・パッシングスイ
ッチ、6はヘッドランプスイッチ、7はバッテリ、8乃
至12はリレーである。斯る車両用前照灯制御装置は、
制限抵抗4によって、前照灯1L,1Rに供給される電
流を低減して照度を低下させるものである。
【0004】以下、その動作について説明する。車両の
駐車時は、オルタネータ2からチャージ信号(又は、エ
ンジン始動信号)が出力されないので、リレー11,1
2の磁励コイル111,121及び91には通電されな
い。従って、前照灯1L,1Rは、消灯している。一
方、エンジンが始動してオルタネータ2が回転してチャ
ージ信号が発生すると、リレー11,12の磁励コイル
111,121に電流が供給され、リレー11,12が
作動してリレー12の接点12aは開放され、接点12
bは閉成される。バッテリ7が接点12bを介して前照
灯1L,1Rに接続され、且つ、リレー11の接点は、
接点10bを介して制限抵抗4に接続される。前照灯1
L,1RのそれぞれのL0ビームは、制限抵抗4を介し
て接地されるので、照度は、減光されたものとなる。
駐車時は、オルタネータ2からチャージ信号(又は、エ
ンジン始動信号)が出力されないので、リレー11,1
2の磁励コイル111,121及び91には通電されな
い。従って、前照灯1L,1Rは、消灯している。一
方、エンジンが始動してオルタネータ2が回転してチャ
ージ信号が発生すると、リレー11,12の磁励コイル
111,121に電流が供給され、リレー11,12が
作動してリレー12の接点12aは開放され、接点12
bは閉成される。バッテリ7が接点12bを介して前照
灯1L,1Rに接続され、且つ、リレー11の接点は、
接点10bを介して制限抵抗4に接続される。前照灯1
L,1RのそれぞれのL0ビームは、制限抵抗4を介し
て接地されるので、照度は、減光されたものとなる。
【0005】ヘッドランプスイッチ6をオンとすると、
リレー9の磁励コイル91に通電され、接点9aは、開
放され、リレー11,12への通電が遮断されるととも
に、リレー9の接点9bが閉成し、リレー8の接点8a
を介して前照灯1L,1RのそれぞれのL0ビームの一
端に接続され、その他端がリレー11の接点11aを介
してディマ・パッシングスイッチ5の接点5aを介して
接地されるので、前照灯1L,1RのそれぞれのL0ビ
ームが点灯する。又、パッシンスイッチ5を作動させる
ことによって、接点が端子5aから5bに切り替わるの
で、前照灯1L,1RのそれぞれのHiビームが点灯す
る。又、パーキングブレーキスイッチ3をオンとしたと
すると、リレー10が作動して、その接点は接点端子1
0bに接続されので、リレー11,12及びリレー9の
接点は、初期状態に戻り、前照灯1L,1Rは消灯す
る。
リレー9の磁励コイル91に通電され、接点9aは、開
放され、リレー11,12への通電が遮断されるととも
に、リレー9の接点9bが閉成し、リレー8の接点8a
を介して前照灯1L,1RのそれぞれのL0ビームの一
端に接続され、その他端がリレー11の接点11aを介
してディマ・パッシングスイッチ5の接点5aを介して
接地されるので、前照灯1L,1RのそれぞれのL0ビ
ームが点灯する。又、パッシンスイッチ5を作動させる
ことによって、接点が端子5aから5bに切り替わるの
で、前照灯1L,1RのそれぞれのHiビームが点灯す
る。又、パーキングブレーキスイッチ3をオンとしたと
すると、リレー10が作動して、その接点は接点端子1
0bに接続されので、リレー11,12及びリレー9の
接点は、初期状態に戻り、前照灯1L,1Rは消灯す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両用前照灯制
御装置は、リレーによるシーケンシャル制御によって、
前照灯1L,1Rの点灯制御を行っており、高度な制御
を行おうとすれば、その制御回路は極めて複雑なものと
なる。又、その照度の調整は、制御抵抗によって前照灯
1L,1Rに供給される電流を調整して行っている。こ
のようなリレーによるシーケンシャル制御では、リレー
を介してパルス状の電流を供給することは、極めて困難
であり、前照灯1L,1Rに供給されるパルス状の電流
のデューティ比を調整することは、無論、不可能であ
る。
御装置は、リレーによるシーケンシャル制御によって、
前照灯1L,1Rの点灯制御を行っており、高度な制御
を行おうとすれば、その制御回路は極めて複雑なものと
なる。又、その照度の調整は、制御抵抗によって前照灯
1L,1Rに供給される電流を調整して行っている。こ
のようなリレーによるシーケンシャル制御では、リレー
を介してパルス状の電流を供給することは、極めて困難
であり、前照灯1L,1Rに供給されるパルス状の電流
のデューティ比を調整することは、無論、不可能であ
る。
【0007】更に、各国によっても前照灯の仕様がまち
まちであり、又、車種によってもそれぞれ異なった要求
があり、それに対応するには、車両用前照灯制御装置の
制御回路がリレーによるシーケンシャル制御では、十分
なタイミング制御ができない欠点があるとともに、制限
抵抗の抵抗値を変えることによって照度の調整を行って
いる場合は、その要求を満足すべく抵抗値を選択しなけ
ればならなく煩雑なものである。従って、前照灯の多様
な制御に対しては、従来のリレーによるシーケンシャル
制御方式では対応できない欠点がある。
まちであり、又、車種によってもそれぞれ異なった要求
があり、それに対応するには、車両用前照灯制御装置の
制御回路がリレーによるシーケンシャル制御では、十分
なタイミング制御ができない欠点があるとともに、制限
抵抗の抵抗値を変えることによって照度の調整を行って
いる場合は、その要求を満足すべく抵抗値を選択しなけ
ればならなく煩雑なものである。従って、前照灯の多様
な制御に対しては、従来のリレーによるシーケンシャル
制御方式では対応できない欠点がある。
【0008】本発明は、上述に鑑みてなされたものであ
って、前照灯の点灯及び照度の調整の容易な制御回路を
備える車両用前照灯制御装置を提供することを目的とす
るものである。
って、前照灯の点灯及び照度の調整の容易な制御回路を
備える車両用前照灯制御装置を提供することを目的とす
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車両用前照
灯制御装置は、エンジン始動時に前照灯を点灯制御する
制御回路を備えた車両用前照灯制御装置に於いて、前記
制御回路が、トランジスタを介して前記前照灯に供給さ
れるパルス状の駆動電流のデューティ比を調整すること
により、前記前照灯の照度を変えることができるととも
に、ディマ・パ ッシングスイッチ及びヘッドランプスイ
ッチからの信号を検出して、前記パルス状の駆動電流の
デューティ比を最大として前記前照灯の照度を最大とす
る手段を備え、且つ、前記制御回路が前記デューティ比
を設定するための端子を備え、該端子をワイヤーハーネ
スで接地する手段によって、前記デューティ比を設定す
ることを特徴としている。
灯制御装置は、エンジン始動時に前照灯を点灯制御する
制御回路を備えた車両用前照灯制御装置に於いて、前記
制御回路が、トランジスタを介して前記前照灯に供給さ
れるパルス状の駆動電流のデューティ比を調整すること
により、前記前照灯の照度を変えることができるととも
に、ディマ・パ ッシングスイッチ及びヘッドランプスイ
ッチからの信号を検出して、前記パルス状の駆動電流の
デューティ比を最大として前記前照灯の照度を最大とす
る手段を備え、且つ、前記制御回路が前記デューティ比
を設定するための端子を備え、該端子をワイヤーハーネ
スで接地する手段によって、前記デューティ比を設定す
ることを特徴としている。
【0010】
【作用】本発明に係る車両用前照灯制御装置は、エンジ
ン始動時に前照灯を点灯制御する制御回路を備えてお
り、トランジスタを介して前照灯に供給されるパルス状
の駆動電流のデューティ比を制御回路によって調整する
ことにより、前照灯の照度を調整することができるとと
もに、ディマ・パッシングスイッチ及びヘッドランプス
イッチからの信号によって、パルス状の駆動電流のデュ
ーティ比を最大とし、前照灯の照度を最大とすることが
できるので、補助前照灯を設けることなく、しかも、前
照灯に供給されるパルス状の駆動電流によって、その照
度が容易に調整できるものである。しかも、制御回路が
備えるデューティ比を設定するための端子をワイヤーハ
ーネスで接地することで、デューティ比を設定すること
ができるので、予め用意したワイヤーハーネスから仕様
に応じたものを接続するだけで簡単に照度の設定ができ
る。
ン始動時に前照灯を点灯制御する制御回路を備えてお
り、トランジスタを介して前照灯に供給されるパルス状
の駆動電流のデューティ比を制御回路によって調整する
ことにより、前照灯の照度を調整することができるとと
もに、ディマ・パッシングスイッチ及びヘッドランプス
イッチからの信号によって、パルス状の駆動電流のデュ
ーティ比を最大とし、前照灯の照度を最大とすることが
できるので、補助前照灯を設けることなく、しかも、前
照灯に供給されるパルス状の駆動電流によって、その照
度が容易に調整できるものである。しかも、制御回路が
備えるデューティ比を設定するための端子をワイヤーハ
ーネスで接地することで、デューティ比を設定すること
ができるので、予め用意したワイヤーハーネスから仕様
に応じたものを接続するだけで簡単に照度の設定ができ
る。
【0011】
【実施例】図1は、本発明に係る車両用前照灯制御装置
の一実施例を示す回路図であり、図に於いて、1L,1
Rは左右の前照灯、2はオルタネータ、3はパーキング
ブレーキスイッチ、5はディマ・パッシングスイッチ、
6はヘッドランプスイッチ、7はバッテリ、18は制御
回路13及び電界効果型トランジスタ(以下、FETと
称する。)15,16からなる車両用前照灯制御ユニッ
ト、19はワイヤハーネスである。 バッテリ7が端子L
1 を介して制御回路13に接続されるとともに、FET
15,16のドレーンに接続されている。FET15,
16のソースが端子L 8 , L 9 を介して前照灯1 L ,1
R のH i ビームとL 0 ビームに接続されている。ヘッド
ランプスイッチ6が端子L2を介して制御回路13に接
続され、ディマ・パッシングスイッチ5のそれぞれの接
点が端子L3,L4を介して制御回路18に接続されて
いる。オルタネータ2とパーキングスイッチ3は、それ
ぞれ端子L5,L6を介して制御回路18に接続されて
いる。 無論、端子L 11 ,L 12 にワイヤーハーネスが
接続され選択的に接地できる。
の一実施例を示す回路図であり、図に於いて、1L,1
Rは左右の前照灯、2はオルタネータ、3はパーキング
ブレーキスイッチ、5はディマ・パッシングスイッチ、
6はヘッドランプスイッチ、7はバッテリ、18は制御
回路13及び電界効果型トランジスタ(以下、FETと
称する。)15,16からなる車両用前照灯制御ユニッ
ト、19はワイヤハーネスである。 バッテリ7が端子L
1 を介して制御回路13に接続されるとともに、FET
15,16のドレーンに接続されている。FET15,
16のソースが端子L 8 , L 9 を介して前照灯1 L ,1
R のH i ビームとL 0 ビームに接続されている。ヘッド
ランプスイッチ6が端子L2を介して制御回路13に接
続され、ディマ・パッシングスイッチ5のそれぞれの接
点が端子L3,L4を介して制御回路18に接続されて
いる。オルタネータ2とパーキングスイッチ3は、それ
ぞれ端子L5,L6を介して制御回路18に接続されて
いる。 無論、端子L 11 ,L 12 にワイヤーハーネスが
接続され選択的に接地できる。
【0012】次に、本発明に係る車両用前照灯制御装置
の動作について図2のチャート図に基づき説明する。
尚、図2は、白夜季節の昼走行時の前消灯の点灯状態を
示すチャート図である。図2の(a)に示すように、時
刻t1でオルタネータ2から端子L5を介して制御回路
13にチャージ信号(エンジン作動信号)が供給され
る。図2(b)に示すようにヘッドランプスイッチ6
は、オフ状態となっているが、前照灯1L,1Rは、図
2(e)に示すように点灯する。このときの前照灯
1L,1Rの照度は、低減されたものとなっている。図
2(b)に示すように、時刻t2でヘッドランプスイッ
チ6をオンとすると図2(e)に示すように前照灯
1L,1Rの照度は、最大となり、時刻t3でオフとす
れば照度が低減された状態に戻る。図2(c)に示すよ
うに、時刻t4〜t5でパッシングスイッチ5をオンと
するとき、前照灯1L,1Rの照度は、最大となる。一
方、図2(d)に示すように、時刻t6〜t7でパーキ
ングスイッチ3をオンとしたとすると、FET15,1
6をオフ状態として、図2(e)に示すように前照灯1
L,1Rを消灯する。
の動作について図2のチャート図に基づき説明する。
尚、図2は、白夜季節の昼走行時の前消灯の点灯状態を
示すチャート図である。図2の(a)に示すように、時
刻t1でオルタネータ2から端子L5を介して制御回路
13にチャージ信号(エンジン作動信号)が供給され
る。図2(b)に示すようにヘッドランプスイッチ6
は、オフ状態となっているが、前照灯1L,1Rは、図
2(e)に示すように点灯する。このときの前照灯
1L,1Rの照度は、低減されたものとなっている。図
2(b)に示すように、時刻t2でヘッドランプスイッ
チ6をオンとすると図2(e)に示すように前照灯
1L,1Rの照度は、最大となり、時刻t3でオフとす
れば照度が低減された状態に戻る。図2(c)に示すよ
うに、時刻t4〜t5でパッシングスイッチ5をオンと
するとき、前照灯1L,1Rの照度は、最大となる。一
方、図2(d)に示すように、時刻t6〜t7でパーキ
ングスイッチ3をオンとしたとすると、FET15,1
6をオフ状態として、図2(e)に示すように前照灯1
L,1Rを消灯する。
【0013】又、前照灯1L,1Rには、100KHZ
のパルス状の電流が供給されており、その照度は、FE
T15,16のゲートに供給されるパルス状の駆動電流
のデューティ比を変えることによって、調整することが
可能である。図3のチャート図に示すように、前照灯1
L,1Rに供給される電流のデューティ比を示すもの
で、図3(a)乃至(c)は、デューティ比をそれぞれ
25%,50%,75%としたものであり、デューテ比
25%より、50%の方が照度は、増すことになる。前
照灯1L,1Rに供給される電流のデューティ比は、制
御回路13に分周カウンタを設け、外部から制御回路1
3に信号を加えることによって、そのデューティ比を調
整することができる。無論、制御回路13の論理回路
は、種々の公知のものを用いることができる。又、デュ
ーティ比の調整は、分周カウンタに限ることなく、種々
の公知の回路によってなし得ることは明らかである。更
に、デューティ比を最大とする代わりに、FET15,
16に並列にリレー(図示なし)を接続して、リレーを
オン状態とすることによって、FET15,16のソー
ス・ドレイン間の電圧降下を少なくすることにより、照
度を最大とすることも可能である。
のパルス状の電流が供給されており、その照度は、FE
T15,16のゲートに供給されるパルス状の駆動電流
のデューティ比を変えることによって、調整することが
可能である。図3のチャート図に示すように、前照灯1
L,1Rに供給される電流のデューティ比を示すもの
で、図3(a)乃至(c)は、デューティ比をそれぞれ
25%,50%,75%としたものであり、デューテ比
25%より、50%の方が照度は、増すことになる。前
照灯1L,1Rに供給される電流のデューティ比は、制
御回路13に分周カウンタを設け、外部から制御回路1
3に信号を加えることによって、そのデューティ比を調
整することができる。無論、制御回路13の論理回路
は、種々の公知のものを用いることができる。又、デュ
ーティ比の調整は、分周カウンタに限ることなく、種々
の公知の回路によってなし得ることは明らかである。更
に、デューティ比を最大とする代わりに、FET15,
16に並列にリレー(図示なし)を接続して、リレーを
オン状態とすることによって、FET15,16のソー
ス・ドレイン間の電圧降下を少なくすることにより、照
度を最大とすることも可能である。
【0014】ワイヤハーネス19として図4に示すよう
に3値の論理値にセットするものを使用することによっ
て、各国の法規や要求に対して対応することができる。
に3値の論理値にセットするものを使用することによっ
て、各国の法規や要求に対して対応することができる。
【0015】
例えば、図4に示すように、ワイヤハーネ
ス19として端子L 11 ,L 12 を非アースとするもの
を使用するとヘッドランプ1 L ,1 R のH i ビームが2
5%の照度となり、カナダの法規に対応したものとする
ことができる。又端子L 11 をアースとし、端子L 12
を非アースとすると、L 0 ビームが34%の照度とな
り、英国の法規に対応したものとすることができる。更
に、端子L 11 を非アースとし、端子L 11 をアースと
すると、84%の照度に設定することができ、ノルウェ
ーの法規に対応することがきる。この照度は、ヘッドラ
ンプ1 L ,1 R に供給されるパルス状電流のデューティ
比に対応しており、このワイヤハーネス19によってデ
ューティ比を調整することにより、照度の調整ができ
る。
ス19として端子L 11 ,L 12 を非アースとするもの
を使用するとヘッドランプ1 L ,1 R のH i ビームが2
5%の照度となり、カナダの法規に対応したものとする
ことができる。又端子L 11 をアースとし、端子L 12
を非アースとすると、L 0 ビームが34%の照度とな
り、英国の法規に対応したものとすることができる。更
に、端子L 11 を非アースとし、端子L 11 をアースと
すると、84%の照度に設定することができ、ノルウェ
ーの法規に対応することがきる。この照度は、ヘッドラ
ンプ1 L ,1 R に供給されるパルス状電流のデューティ
比に対応しており、このワイヤハーネス19によってデ
ューティ比を調整することにより、照度の調整ができ
る。
【0016】このように実施例では、電子制御ユニット
18に接続するワイヤハーネス19を、各国の法規に則
り、その前照灯の減光量に心じて選択して、デューティ
比を設定することができる。前照灯の照度は、制御回路
13に備えられた分周カウンタをプログラムすることよ
って、デューティ比を任意に設定することができること
は、明らかである。このような手段によって、多様な要
求に対応することができる。
18に接続するワイヤハーネス19を、各国の法規に則
り、その前照灯の減光量に心じて選択して、デューティ
比を設定することができる。前照灯の照度は、制御回路
13に備えられた分周カウンタをプログラムすることよ
って、デューティ比を任意に設定することができること
は、明らかである。このような手段によって、多様な要
求に対応することができる。
【0017】
【発明の効果】上述のように、本発明の車両用前照灯制
御装置は、制御回路に前照灯に供給するパルス状の駆動
電流のデューティ比をこれを設定する端子をワイヤハー
ネスで設置する調整する機能を備えたものであり、前照
灯に供給されるパルス状の駆動電流のデューティ比を調
整することによって、前照灯の照度の調整が容易になさ
れる利点を有し、各国の仕様に対して容易に対応できる
ものであり、従って、車両用前照灯制御装置を各国の法
規、或いは車種に応じて個々に製造する必要がなく、極
めて効果的なものである。又、ヘッドランプスイッチ或
いはディマ・パッシングスイッチがオンすることによっ
て、前照灯の照度を最大とする手段が制御回路に備えら
れており、前照灯の制御に極めて多様性を与えることが
できる利点がある。無論、本発明の車両用前照灯制御装
置によれば、前照灯の照度を調整することができるの
で、補助前照灯を備える必要がない。
御装置は、制御回路に前照灯に供給するパルス状の駆動
電流のデューティ比をこれを設定する端子をワイヤハー
ネスで設置する調整する機能を備えたものであり、前照
灯に供給されるパルス状の駆動電流のデューティ比を調
整することによって、前照灯の照度の調整が容易になさ
れる利点を有し、各国の仕様に対して容易に対応できる
ものであり、従って、車両用前照灯制御装置を各国の法
規、或いは車種に応じて個々に製造する必要がなく、極
めて効果的なものである。又、ヘッドランプスイッチ或
いはディマ・パッシングスイッチがオンすることによっ
て、前照灯の照度を最大とする手段が制御回路に備えら
れており、前照灯の制御に極めて多様性を与えることが
できる利点がある。無論、本発明の車両用前照灯制御装
置によれば、前照灯の照度を調整することができるの
で、補助前照灯を備える必要がない。
【図1】本発明に係る車両用前照灯制御装置の一実施例
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【図2】本発明に係る車両用前照灯制御装置の動作を説
明する為のチャート図である。
明する為のチャート図である。
【図3】前照灯に供給されるパルス状の駆動電流のデュ
ーティ比を示すチャート図である。
ーティ比を示すチャート図である。
【図4】 ワイヤハーネスによる動作 状態を示す図であ
る。
る。
【図5】 従来の車両用前照灯制御装置の一例を示す回路
図である。
図である。
1L,1R 前照灯 5 ディマ・パッシングスイッチ 6 ヘッドランプスイッチ 15 16 FET(トランジスタ 18 電子制御ユニット L 11 ,L 12 端子 19 ワイヤハーネス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−8234(JP,A) 特開 昭57−18532(JP,A) 特開 昭63−301488(JP,A) 実開 平5−56622(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジン始動時に前照灯を点灯制御する
制御回路を備えた車両用前照灯制御装置に於いて、 前記制御回路が、トランジスタを介して前記前照灯に供
給されるパルス状の駆動電流のデューティ比を調整する
ことにより、前記前照灯の照度を変えることができると
ともに、ディマ・パッシングスイッチ及びヘッドランプ
スイッチからの信号を検出して、前記パルス状の駆動電
流のデューティ比を最大として前記前照灯の照度を最大
とする手段を備え、且つ、前記制御回路が前記デューテ
ィ比を設定する為の端子を備え、該端子をワイヤーハー
ネスで接地する手段によって、該デューティ比を設定す
る ことを特徴とする車両用前照灯制御装置。
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1993
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