JP2779813B2 - コンピューター - Google Patents

コンピューター

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JP2779813B2
JP2779813B2 JP63222743A JP22274388A JP2779813B2 JP 2779813 B2 JP2779813 B2 JP 2779813B2 JP 63222743 A JP63222743 A JP 63222743A JP 22274388 A JP22274388 A JP 22274388A JP 2779813 B2 JP2779813 B2 JP 2779813B2
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06F1/30Means for acting in the event of power-supply failure or interruption, e.g. power-supply fluctuations
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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    • G06F11/14Error detection or correction of the data by redundancy in operation
    • G06F11/1402Saving, restoring, recovering or retrying
    • G06F11/1415Saving, restoring, recovering or retrying at system level
    • G06F11/1441Resetting or repowering
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/44Arrangements for executing specific programs
    • G06F9/4401Bootstrapping
    • G06F9/4418Suspend and resume; Hibernate and awake
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はパーソナルコンピューターの状態を前回又は
それ以前の電源のオフ時の状態にし、電源のオフ時の直
前の処理を継続させるコンピューターに関する。
〔従来の技術〕
パーソナルコンピューターのコンティニューとは電源
のオン時にシステムの状態を前回の電源オフ時の状態に
もどし、前回電源をオフした時に実行中の処理を継続さ
せるようにする電源のオン/オフの方法である。
コンピューターの小型化及び電池駆動により、使用場
所、時間が限定されることなく使える携帯型コンピュー
ターができるようになった。例えば、列車や飛行機の待
ち時間や、会議の前の少しの時間等である。このような
限られた時間のあいだに全ての処理を終了させることは
むずかしい。このようなときには、とりあえず電源を切
り、時間ができたときにそのつづきを行なうことができ
ればコンピューターはより使い易くなる。
一方、使用中又は使用者の不注意による電源の切り忘
れ中の電池電圧の低下(LOW BATTERY)が起った場合、
充電ができない状況下では、現在の処理を中断して再度
充電後に処理を再開するか、最悪の場合には処理の途中
で電源が切れてしまい今までのデータを全て失なうこと
になる。このような時でも現在の状態を退避した後に電
源を切りLOW BATTERY状態が回復した後に継続して処理
が行なえれば便利である。
以上の例から分るように、コンピューターのコンティ
ニューは特に携帯型コンピューターにおいて、使い勝手
を向上させる重要な方法の一つである。
コンティニューを実現させるためには前回の電源のオ
フ時のシステムの状態を保持することが必要不可欠であ
る。システムの状態には、メインメモリーの内容、I/O
の設定状況、CPUの状態等がある。I/Oの設定状況(ステ
ータス)は、その時点でのハードウェアの状況を規定す
る。ハードウェアの状況は情報としてメインメモリー上
に記憶できるのでここではメモリー上のデータの保存に
ついて考える。
従来のコンティニュー方式はメインメモリー上のデー
タの保持は基本的にメインメモリーの電源バックアップ
によって実現されていた。すなわち、メインメモリーに
SRAMを使い、電源のオフ時でも電力を供給し、SRAMの内
容を保持させたり、DRAMを使った場合では電源のオフ時
でもリフレッシュを行ない内容がこわれないようにし
た。
しかし、この様な方法では、 1.回路の構成が複雑化又はデバイスが特殊化してシステ
ムのコストが高くなる。
2.長期にわたる電池だけでのデータの保存は不可能であ
る。
等の問題点があり、高価なシステムではあるが、完全な
コンティニューを実現することができなかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明はかかる問題点を解決し、安価で確実なコンテ
ィニュー方式を提供すると同時に、単に前回の電源のオ
フ時の状態へのコンティニューだけでなく、それ以前の
状態にシステムをもどし使えるより一般的なコンティニ
ュー装置を提供するものである。
すなわち、電源のオフ時又は使用者が指定した時のシ
ステムの状態を外部記憶装置に記録させておき、それ以
後の電源のオン又は使用者の指定により以前の状態を回
復させ、継続的にシステムを使える安価で確実なコンテ
ィニュー方式を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記の目的を達成するための本発明の構成を第1図に
したがって説明する。
本発明のコンピューターは、第1図に示すように、 実行中の処理を中断し、その後、中断した時点から再
開可能なコンピューターであって、 コンピューターの電源に対するオフ要求を検出する退
避処理開始検出手段11と、 該退避処理開始検出手段11が前記電源のオフ要求を検
出したとき、前記コンピューターの処理を中断し、該コ
ンピューターの処理の続行に必要なシステム状態とし
て、少なくともメインメモリの内容、CPUのステータス
および入出力部の設定を、バッテリによるバックアップ
を要しない不揮発性の外部記憶装置に出力するシステム
状態退避手段12と、 前記システム状態退避手段12によるシステム状態の外
部記憶装置への出力が終了した後に、前記メインメモ
リ,前記CPUおよび前記入出力部を含むコンピュータ内
部の前記電源をオフする退避後処理手段13と、 電源がオンされたとき、前記電源のオフ時に実行され
ていた処理を継続可能かを判断する回復処理開始手段14
と、 該回復処理開始手段14により回復処理が可能と判断さ
れた時には、前記外部記憶装置に記憶されたシステム状
態を、前記CPUにより読み出すと共に、少なくとも前記
メインメモリおよび前記入出力部の状態を、該読み出し
たシステム状態を用いて回復するシステム状態回復手段
15と、 前記システム状態回復手段15によりシステムの状態が
回復された後に、前記CPUの内部状態を、前記中断され
た状態に戻すと共に、前記CPUによるプログラムの制御
を、前記中断時に最後に実行された命令の直後に渡し、
前記処理を継続する回復後処理手段16と からなることを要旨としている。
このコンピューターは、停電などをきっかけとして動
作するものではなく、コンピューターの電源に対するオ
フ要求(例えば、ソフト的に電源を落とす構成において
電源オフのスイッチの操作、ソフトウェアによる電源オ
フの要求、バッテリ駆動タイプの場合におけるバッテリ
電圧の低下など)を退避処理開始検出手段11により検出
し、この検出がなされた時には、システム状態退避手段
12により、コンピューターの処理を中断し、コンピュー
ターの処理の続行に必要なシステム状態として、少なく
ともメインメモリの内容、CPUのステータスおよび入出
力部の設定を、バッテリによるバックアップを要しない
不揮発性の外部記憶装置に出力する。不揮発性の外部記
憶装置とは、例えばハードディスクやフレキシブルディ
スク、あるいは磁気テープなどである。この外部記憶装
置は、バッテリによるバックアップを要しないから、バ
ッテリの消尽により内容が失われると言うことはない。
こうしてシステム状態が外部記憶装置に出力されると、
退避後処理手段13が、メインメモリ,CPUおよび入出力部
を含むコンピュータ内部の電源をオフする。この結果、
コンピューターの電源は落ち、装置は停止する。当然、
コンピュータ内部のメインメモリなどの内容は失われ
る。
次に、コンピュータの電源をオンにすると、回復処理
開始手段が、電源オフ時に実行されていた処理を継続可
能か否かを判断し、継続可能と判断された場合には、シ
ステム状態回復手段15は、CPUにより、先に外部記憶装
置に出力され記憶されたシステムの状態を読み出し、少
なくともメインメモリおよび入出力部の状態を、読み出
したシステム状態を用いて回復する。ここでシステムの
状態とは、例えば主記憶のすべてまたは使用中だった範
囲のデータのすべて、I/O装置の状態、V−RAMの内容な
どがある。これらのシステムの状態を回復した後、回復
後処理手段16は、CPUの内部状態を中断された状態に戻
すと共に、CPUによるプログラムの制御を、中断時に最
後に実行された命令の直後に渡し、中断時に実行されて
いた処理を継続する。この結果、コンピューターは、電
源のオフ要求に応じて停止した時点から処理を再開す
る。しかも、処理の停止中には、主記憶などを保存して
おく電力も必要がなく、長期間に亘って処理を中断して
おいても、所望のタイミングで、処理を再開することが
できる。
なお、このコンピューターにおけるシステム状態退避
手段、退避後処理手段、回復処理開始手段、システム状
態回復手段、回復後処理手段を、CPUにより実現するこ
とが可能である。このCPUは、コンピューターのメインC
PUと同じCPUでも良いし、メインCPUとは異なるCPUによ
り実行する構成することもできる。また、CPUを用いて
これらの手段を構成する場合には、退避処理開始検出手
段11を、使用者により操作可能なスイッチの操作状態が
所定の状態となったとき、CPUに対して割り込み信号を
出力する割込信号出力手段と、割込信号を受け取ったCP
Uは、この割込信号をもってコンピューターの電源に対
するオフ要求と判断する判断手段とからなる構成するこ
とができる。
また、このコンピューターに、使用者により操作可能
なスイッチを設けると共に、退避処理開始検出手段11
を、少なくとも文字が入力可能なキーを備えたキーボー
ドと、キーボードの操作状態を判定するキー判定手段
と、キー判定手段による処理において、前記スイッチの
操作状態を判断するスイッチ判断手段と、このスイッチ
の操作状態が所定の状態となったと判断されたとき、コ
ンピューターの電源に対するオフ要求と判断する判断手
段とから構成することができる。この場合にも、いわゆ
る電源スイッチの操作により処理を中断しかつ再開のた
めに必要なシステム状態を保存することができるが、そ
のための処理開始の判断を、電源スイッチの操作状態を
割込信号により受け付けることなく、ユーザーが最も頻
繁に呼び出されるキーボードからの入力の処理のなかで
判断することが可能となる。
更に、少なくとも文字が入力可能なキーを備えたキー
ボードを設け、退避処理開始検出手段11を、このキーボ
ードからの入力を受け付けるキー入力手段と、キー入力
手段により受け付けられキーボードからの入力が所定の
入力であるとき、コンピューターの電源に対するオフ要
求と判断する判断手段とから構成することができる。こ
の場合には、キーボード上の所定のキーコンビネーショ
ン(例えば、「SHIFT」キー+「CTRL」キー+「A」キ
ー)を操作することにより、あるいはキーボードから所
定のコマンドを入力することにより、コンピューターの
処理を中断し、必要なシステム状態を退避して、その後
の再開に備えることができる。
このほか、装置全体に電源を供給するバッテリを備
え、退避処理開始検出手段11を、バッテリによる電源電
圧を検出する電源電圧検出手段と、検出された電源電圧
が所定値以下となったとき、コンピューターの電源に対
するオフ要求と判断する判断手段とから構成することも
可能である。この場合には、バッテリの電圧が低下した
とき、自動的に必要なシステム状態を退避することがで
きる。
〔実施例〕
本発明では各手段の実現において、かなりのバリエー
ションがあるので各手段について実施例を挙げて説明
し、その後でその組合せによる代表的な例を説明する。
〈各手段の実施例〉 A.退避処理開始検出手段11 (1) 退避処理開始検出手段11a 本手段の実施例を第2図にしたがって説明する。
第2図において 21は電源スイッチ、22は電源スイッチ状態検出装置、
23は割り込みコントローラー、24は電源オフ検出処理プ
ログラムである。
電源スイッチ21が使用者によってオフされると、電源
スイッチ状態検出装置22が前記電源スイッチ21のオフを
検出し、割り込みコントローラー23に電源のオフによる
割り込み発生を要求する信号を出す。この信号を受けた
前記割り込みコントローラー23は割り込みの発生が可能
なときに、電源がオフになったことを示す割り込みを発
生させる。この割り込み要求に対し電源オフ処理プログ
ラム24が起動され電源スイッチ21がオフされたことをソ
フトウェアとして検出し、必要な処理をした後に、後述
システム状態退避手段を起動させる。
(2) 退避処理開始検出手段11b 本手段の実施例を第3図にしたがって説明する。
第3図において 31は電源スイッチ、32はスイッチ状態ポート、33はシ
ステムタイマー、34は割り込みコントローラー、35はタ
イマールーチン、36は電源オフ検出処理プログラムであ
る。
電源スイッチ31が使用者によってオフされると、前記
電源スイッチ31に接続されて電源スイッチの状態をプロ
グラムで読むことのできるスイッチ状態ポート32が前記
電源スイッチ31がオフされたことを示すようになる。一
方、システムタイマー33は一定間かく毎に割り込み発生
の要求信号を割り込みコントローラー34に送り、前記割
り込みコントローラー34は割り込みの発生が可能なとき
に、タイマー割り込みを発生させる。この割り込み要求
に対しタイマールーチン35が起動されカウンターの更新
等の必要な処理を行なった後、電源オフ検出プログラム
36を呼び出す。電源オフ検出プログラム36は、前記スイ
ッチ状態ポート32を読み、前記電源スイッチ31がオフさ
れている場合には、後記システム状態退避手段を起動さ
せ、オンのときには前記タイマールーチン35へ制御をも
どしタイマー割り込み処理を終了させる。
前記退避処理検出手段11aが電源オフにより割り込み
を発生し起動したのに対し、退避処理検出手段11bは一
定間かくで起こるタイマー割り込み内で電源のオフを検
出している。
(3) 退避処理開始検出手段11C 本手段の実施例を第4図にしたがって説明する。
第4図において 41は電源スイッチ、42はスイッチ状態ポート、43はキ
ーボード、44はキーボードデータ受信装置、45は割り込
みコントローラー、46はキーボード割り込みルーチン、
47はキーボードデータ読み出しルーチン、48は電源オフ
検出処理プログラム、49はキーボードデータバッファで
ある。
第4図において、電源スイッチ41が使用者によってオ
フされると、前記電源スイッチ41に接続され、電源のオ
ン・オフ状態をプログラムで読むことのできるスイッチ
状態ポート42が前記電源スイッチ41がオフされたことを
示すようになる。一方、キーボード43のあるキーが押さ
れた場合、そのキーが押されたことを示すキーボードデ
ータが前記キーボード43よりキーボードデータ受信装置
44に送られ、前記キーボードデータ受信装置44はキーボ
ードデータ受信割り込み発生要求信号を割り込みコント
ローラー45に送り、前記割り込みコントローラー45はキ
ーボード入力割り込みを発生させ、キーボード割り込み
ルーチン46が起動され、前記キーボードデータ受信装置
44よりキーボードデータを読み出し、キーボードデータ
バッファ49にキーボードデータを入れる。前記キーボー
ドデータバッファ49に入れられたキーボードデータはユ
ーザープログラムからの要求によりキーボードデータ読
み出しルーチン47により読み出される。前記キーボード
データ読み出しルーチン47ば前記キーボードデータバッ
ファ49にキーボードデータがある場合にはキーボードデ
ータを読み出し、ユーザープログラムにキーボードデー
タを返すが、前記キーボードデータバッファ49が空のと
き、すなわち何もキー入力がされていないときには、キ
ー入力が無いことをユーザープログラムに知らせるか、
又はキー入力が行なわれ前記キーボードデータバッファ
49にキーボードデータが入るのを待つ。空状態を返す
か、キーボードデータが入るのを待つかは前記キーボー
ドデータ読み出しルーチン47の機能又はユーザープログ
ラムの指定によって決まる。前記キーボードデータ読み
出しルーチン47は、キーボードデータ読み出し後又は前
記キーボードデータバッファ49が空であることをユーザ
ープログラムに返す直前、又は前記キーボードデータバ
ッファ49に次のキーボードデータが入るのを待つ間、電
源オフ検出処理プログラム48を呼び出し、前記電源オフ
検出処理プログラム48は前記電源スイッチ状態ポート42
を読み、前記電源スイッチ41がオフされているときには
後述のシステム状態退避手段を起動させる。
前記退避処理開始検出手段11bがシステムで用意され
ているタイマー割り込みによって電源のオフを検出して
いるのに対し、退避処理開始検出手段11cは最もひんぱ
んにユーザープログラムから呼ばれるキーボードデータ
読み出しプログラム内で電源のオフを検出していること
が特徴である。
(4) 退避処理開始検出手段11d 本手段の実施例を第5図にしたがって説明する。
第5図において 51はキーボード、52はキーボードデータ受信装置、53
は割り込みコントローラー、54はキーボード割り込みル
ーチン、55は退避開始指令検出処理プログラム、56はキ
ーボードデータバッファである。
第5図において、キーボード51のあるキーが押された
場合、そのキーが押されたことを示すキーボードデータ
が前記キーボード51よりキーボードデータ受信装置52に
送られ、前記キーボードデータ受信装置52はキーボード
データ受信割り込み発生要求信号を割り込みコントロー
ラー53に送り、前記割り込みコントローラー53はキーボ
ード入力割り込みを発生させ、キーボード割り込みルー
チン54が起動され、前記キーボードデータ受信装置52よ
りキーボードデータを読み出しキーボードデータバッフ
ァ56にキーボードデータを入れ、退避開始指令検出処理
プログラム55を呼び出す。退避開始指令検出処理プログ
ラム55は、キーボードバッファ又はキーボードステータ
ス等のキーボードに関する情報を監視しており、指定さ
れた状態になったときに後記システム状態退避手段を呼
び出す。
第6図に従って前記退避開始指令検出処理プログラム
55が指定された状態を検出する方法について説明する。
第6図において 61はキーボードステータスバイト、62は前記61キーボ
ードステータスバイトの第1ビットでシフトキーステー
タスビット、63は前記キーボードステータスバイト61の
第2ビットでコントロールキーステータスビット、64は
キーボードバッファ、65はバッファトップポインタであ
る。
前記キーボード割り込みルーチン54において、例えば
‘A'のような文字がキーボードで押され入力データとし
て受けとられた場合には、受信された文字データはキー
ボードバッファ64に入れられ、最終入力文字としてバッ
ファトップポインタ65によりキーボードバッファ64内で
の位置が示されている。さらに次の受信データがシフト
キーの押下(オン)を示すデータの場合このデータは前
記キーボードバッファ64に入れられず、キーボードステ
ータスバイト61中の第1ビットであるシフトキーステー
タスビット62が1にされる。シフトキーがはなされたこ
とを示すデータが受信された場合シフトキーステータス
ビット62は0にされる。すなわちシフトキーステータス
ビット62はシフトキーが押されているときは1となり、
はなされているときは0となる。同様にコントロールキ
ーの状態はコントロールステータスビット63によって示
される。使用者による退避処理開始の指示を“シフトキ
ーとコントロールキーが同時に押され、さらに文字‘A'
が押された時”とすると、退避開始指令検出処理プログ
ラム55は前記シフトステータスビット62及び、前記コン
トロールステータスビット63が両方とも1(オン)にな
っていることを調べさらに前記バッファトップポインタ
65が示す前記キーボードバッファ64内のデータが‘A'で
あることを調べる。以上の条件が全て満たされていると
きに後記システム状態退避手段を呼ぴだす。
以上の実施例で明らかなように、退避処理開始検出手
段11a,11b及び11cが電源スイッチがオフされていたこと
を検出していたのに対し、退避処理開始検出手段11dは
使用者のキーボードからの入力指示を検出する。
(5) 退避処理開始検出手段11a,11b及び11cの拡張 前記退避処理開始検出手段11a,11b及び11cについて、
前記電源スイッチ21、電源スイッチ31及び電源スイッチ
41をシステムの電圧がある基準より下った場合に電気的
に電圧の低下を検出し、前記電源スイッチ(21,31,41)
と同様な動作をする、システム電圧検出指示スイッチに
すると、システムの電圧がある基準値以下になった場
合、後記システム状態退避手段を起動させることができ
る。システム電圧検出指示スイッチは、電池の特性、シ
ステムの状態及び電圧低下の時間的変化等を考慮して実
現されるが、この目的は電池駆動のシステムにおいて充
電容量が低下し、システムが停止する以前に退避処理開
始検出手段によりその状態を検出できるようにするもの
である。
B.システム状態退避手段12 システムの状態に関する情報は、メインメモリー、I/
Oポートの設定及びシステム内のデバイスに関するI/Oス
テータス、CPUの状態等がある。I/OステータスはI/O及
びデバイスに関する情報で設定方法、その値を何らかの
方法で明確にする必要がある。しかし、情報としては、
メインメモリー、CPUの状態を示す情報と同じように扱
うことができる。以下のシステム状態退避手段の実施例
ではこれらの情報の外部記憶装置への出力方法について
述べる。
(1) システム状態退避手段12a 本手段の実施例を第7図にしたがって説明する。
第7図において 71はシステム退避プログラム、72はハードディスクド
ライブ、73は前記ハードディスクドライブ72内の特定の
エリアであるシステム状態記憶領域、74はメインメモリ
ー、75はCPUステータス、76はI/Oステータスである。
第7図において、システム退避プログラム71が起動さ
れると、システム退避プログラムはメインメモリー74、
CPUステータス75、I/Oステータス76を外部記憶装置であ
るハードデイスクドライブ72内のシステム状態記憶領域
73へ出力する。この出力作業が完了すると、後記退避後
処理手段へ制御をわたす。メインメモリー74は基本的に
システムコンティニューが実現されるのに十分な情報で
あればよい。一般的にコンティニューの方式(機構)が
管理していないメモリー情報は前記退避処理開始検出手
段が起動される前の状態を退避させる必要がある。CPU
ステータス75は後記システム状態回復手段が次回の電源
オン又は使用者の指定する時に前回又はそれ以前の電源
オフ又は使用者が指定した時のCPUの状態にもどすこと
ができる情報である。一般的にはCPUステータスは前記
メインメモリー74のスタック内にあるので前記メインメ
モリー74の退避と同時に行なわれる。CPU内の特殊レジ
スター等の情報は別途退避される。前記I/Oステータス7
6はシステムのI/O及びデバイスに関する情報で次回電源
オン又は使用者の指定によるシステム状態の回復時にI/
O及びデバイスの設定を行ない前記退避処理開始検出手
段の起動直前の状態にI/O及びデバイスにもどすことが
できるだけの情報である。I/O情報の中で、電源オン・
オフによってもその状態を保持するものに関してはその
情報の退避は不要となる。前記ハードディスク72内にあ
る前記システム状態記憶領域73は、前記メインメモリー
74、CPUステータス75、I/Oステータス76及び退避を制御
及び完全に行なうための付加的な情報を記憶するだけの
容量が論理的なフォーマットを行なう際に予約されてお
り、DOS、その下で動くプログラム及びデータとは別の
領域である。したがって前記システム状態記憶領域73は
前記ハードディスク72内に固定的に確保されているの
で、後記システム状態回復手段により読み込まれ、シス
テムの回復に使われる。
(2) システム状態退避手段12b 本手段の実施例を第8図にしたがって説明する。
第8図において 81はシステム退避プログラム、82はハードディスクド
ライブ、83は前記ハードディスクドライブ82内にあるフ
ァイルでシステム状態記憶ファイル、84はメインメモリ
ー、85はCPUステータス、86はI/Oステータスである。
第8図において、システム退避プログラム81が起動さ
れると前記システム退避プログラム81はメインメモリー
84、CPUステータス85及びI/Oステータス86を外部記憶装
置であるハードディスクドライブ82に対して一つのファ
イルとして出力する。このファイルがシステム状態記憶
ファイル83である。前記メインメモリー84、CPUステー
タス85及びI/Oステータス86は前記システム状態退避手
段12aで説明したものと同じであるが、それらの記憶領
域として前記システム状態記憶領域73の代りに前記シス
テム状態記憶ファイル83を使っている点がシステム状態
退避手段12bの特徴である。
システム状態をファイルとして記憶することにより、
論理的に記憶する状態の個数を増すことができる。これ
は単に前回の電源オフ又は使用者の指定時だけの状態へ
の回復ができるだけでなく、それ以前の電源オフは使用
者の指定した時の状態へシステムを回復することができ
る。又ファイルとして扱うことができるので削除、修正
等が比較的簡単に行なえる。ただし前回以前の状態にシ
ステムを回復する場合には、特に外部記憶の内容が変っ
ている可能性があるので、後記システム状態回復手段に
おいて矛盾のないように処理する必要がある。
(3) システム状態退避手段12c 本手段の実施例を第9図にしたがって説明する。
第9図において 91はシステム退避プログラム、92はフロッピーディス
ケット、93は前記フロッピーディスケット92内の特定の
エリアであるシステム状態記憶領域、94はメインメモリ
ー、95はCPUステータス、96はI/Oステータスである。
本実施例は前記システム退避手段12aにおいて、前記
ハードデイスクドライブ72をフロッピーディスケット92
に置き換えたものである。メインメモリー94、CPUステ
ータス95、I/Oステータス96等の情報の退避方法は前記
システム退避手段12aと同じである。
前記ハードディスクドライブ72がコンピューター本体
に固定されているのに対し、フロッピーディスケット92
はコンピューター本体に固定されることなく記録ばい体
として入れ換えが可能である。本実施例はシステム状態
記憶領域93が一枚のフロッビーデイスケット内に固定さ
れているものの、複数個のフロッピーデイスケットを使
うことにより複数のシステム状態を記録、保持できると
いう点において、前記システム退避手段12bと同様の留
意が必要となる。
C.退避後処理手段13 (1) 退避後処理手段13a 本手段の実施例を第10図にしたがって説明する。
第10図において 101は電源ユニット、102は電気的電源スイッチ、103
は電源オフプログラムである。
第10図において、電源ユニット101はシステムに電力
を供給しており、電気的電源スイッチ102は前記電源ユ
ニット101に接続されソフトウェアにより前記電源ユニ
ット101をオフすることができる電源スイッチであり、
電源オフプログラム103が前記電気的電源スイッチ102を
オフすることにより前記電源ユニット101がオフされシ
ステムの電力供給が停止し、システムは電源を切られ
る。本手段によりシステムの電源をソフトウェアでオフ
することができる。
(2) 退避後処理手段13b 本手段の実施例を第11図にしたがって説明する。第11
図において 111は処理選択プログラム、112は処理決定プログラ
ム、113は継続プログラム、114はシステム初期化プログ
ラム、115は電源オフプログラム、116は電源ユニット、
117は電気的電源スイッチである。
本実施例はシステム状態を外部記憶装置に退避した後
に使用者の指定により選択された処理を実行する退避後
処理手段を示している。本実施例では選択の種類として
3つの選択技を提供している。処理選択プログラム111
はシステムの退避後にどの様な処理をするかを使用者に
対し表示して、選択技の中からどの処理をするのかを指
示してもらう。その指示が適当であれば、処理決定プロ
グラム112が指定された処理プログラムを実行する。本
実施例では 退避後も以前の処理を継続する。
システムを初期化して最初からシステムを立ち上げ
る。
電源をオフする。
が用意されている。その選択によりそれぞれ継続プログ
ラム113、システム初期化プログラム114、電源オフプロ
グラム115が実行される。
継続プログラム113は退避処理開始検出手段が起動す
る前に実行していた処理を続けられるように処理する。
この場合前記退避処理開始検出手段が起動された原因を
とりのぞくか、前記退避処理開始検出手段が再びただち
に動作しないようにする必要がある。
システム初期化プログラム114はシステムを初期化す
る。実際にはすでに用意されている初期化ルーチンへ制
御を渡す。
電源オフプログラム115は前記退避処理手段13aと同様
にシステムの電源をオフする。
D.回復処理開始手段14 本手段は後記システム状態回復手段を実行させるため
のものであり、システムの電源オン又は使用者の指示に
よるものがある。
(1) 回復処理開始手段14a 本手段の実施例を第12図にしたがって説明する。第12
図において 121は電源オン処理プログラム、122はブートストラッ
プローダー、123は処理開始判定プログラムである。
第12図において、システムの電源がオンされると、電
源オン処理プログラム121が動作を開始し、システムの
基本的なチェック、コンフィグレーションの確認及び確
定、I/O及びRAM等システムを構成するデバイスの初期化
を行なう。必要に応じメッセージ等を出力してシステム
の状態をリポートする。次にブートストラップローダー
122が起動されて、オペレーティングシステムをロード
する。通常はこのローディングが終ると、ロードされた
オペレーティングシステム又はその中のローダーに制御
が渡たされオペレーティングシステムが立ち上がるが、
本手段では、処理開始判定プログラム123に制御が移さ
れ、コンティニューできる状態かどうかが確認され、で
きる場合には使用者の指示を受けて確認してから又は直
接、後記システム状態回復手段を起動する。前記処理開
始判定プログラム123がコンティニューできるかどうか
を判定するためには、前記システム状態退避手段により
システムの状態が退避されているかを調べる。後記シス
テム状態回復手段を起動する方法としては使用者の確認
をしてから行なう場合と、無条件に起動する方法があ
る。前者はコンティニューを実行するかどうかを使用者
に決めてもらう方法であり、後者は常にコンティニュー
を実行する方法である。
(2) 回復処理開始手段14b 本手段の実施例を第13図にしたがって説明する。第13
図において 131は処理開始プログラムであり、DOSのコマンドの1
つとして提供され前記システム状態退避手段によりシス
テムの状態が退避されている場合、後記システム状態回
復手段を実行する。システムの状態が退避されていない
場合にはメッセージ等で回復ができないことを使用者に
伝える。
E.システム状態回復手段15 (1) システム状態回復手段15a 本手段の実施例を第14図にしたがって説明する。第14
図において 141はシステム回復プログラム、142はハードディスク
ドライブ、143は前記ハードディスクドライブ142内の特
定のエリアであるシステム状態記憶領域、144はメイン
メモリー、145はCPUステータス、146はI/Oステータスで
ある。
本実施例のシステム状態回復手段15aは前記システム
状態退避手段12aと対になって動作するものである。第1
4図においてシステム回復プログラム141が起動される
と、システム回復プログラムはハードディスクドライブ
142内のシステム状態記憶領域143から前記システム状態
退避手段12aによって退避されたシステムの状態を読み
出して、メインメモリー144、CPUステータス145、I/Oス
テータス146等のシステムの状態を以前の状態に回復す
る。前記CPUステータス145は最終的には後記回復後処理
手段の最終の段階で完全に元の状態にもどされるが、そ
の時の状態をCPUステータス145として保持する。又前記
I/Oステータス146もほとんどのものは回復されるが、後
記回復後処理手段が終了されるまでに変更される可能性
があるが、それらも後記回復後処理手段によって調整を
受け以前の状態に回復される。
(2) システム状態回復手段15b 本手段の実施例を第15図にしたがって説明する。第15
図において、 151はシステム回復プログラム、152はハードディスク
ドライブ、153は前記ハードディスクドライブ152内にあ
るファイルでシステム状態記憶ファイル、154はメイン
メモリー、155はCPUステータス、156はI/Oステータスで
ある。
本実施例のシステム状態回復手段15bは前記システム
状態退避手段12bと対になって動作するものである。第1
5図において、システム回復プログラム151が起動される
と、前記システム回復プログラム151は、ハードディス
クドライブ152内にあるシステム状態記憶ファイル153か
ら前記システム状態退避手段12bによって退避されたシ
ステムの状態を読み出して、メインメモリー154、CPUス
テータス155、I/Oステータス156等のシステム状態を以
前の状態に回復する。回復の方法は前記システム状態回
復手段15aと同じである。前記システム状態退避手段12b
において記述したように、システム状態記憶ファイルが
複数個存在することがある。この様なときには最も近い
時に退避されたシステム状態を回復するか、ファイルの
一覧を使用者に示し、その中から使用者に選択させるこ
とをシステム回復プログラム151で行なう必要がある。
(3) システム状態回復手段15c 本手段の実施例を第16図にしたがって説明する。第16
図において 161はシステム回復プログラム、162はフロッピーディ
スケット、163は前記フロッピーディスケット162内の特
定のエリアであるシステム状態記憶領域、164はメイン
メモリー、165はCPUステータス、166はI/Oステータスで
ある。
本実施例のシステム状態回復手段15cは前記システム
状態退避手段12cと対になって動作するものである。第1
6図において、システム回復プログラム161が起動される
と、前記システム回復プログラムは、フロッピーディス
ケット162内にある、システム状態記憶領域163から前記
システム状態退避手段12cによって退避されたシステム
の状態を読み出して、メインメモリー164、CPUステータ
ス165、I/Oステータス166等のシステム状態を以前の状
態に回復する。回復の方法は前記システム状態回復手段
15aと同じである。
F.回復後処理手段16 (1) 回復後処理手段16a 本手段の実施例を第17図にしたがって説明する。第17
図において 171は継続処理プログラムである。前記システム状態
回復手段によりシステム状態が以前の状態に回復した後
に継続処理プログラム171にシステムの制御が渡され
る。前記継続処理プログラム171は、必要があれば前記
システム状態回復手段からのシステム状態の変化を継続
処理が可能な最終状態へ調整し、前記退避処理開始検出
手段が実行される直後のプログラムに制御を渡す。この
時点でシステムは以前の状態に回復されており、最後に
実行中のプログラムが続けて実行されることになる。
(2) 回復後処理手段16b 本手段の実施例を第18図にしたがって説明する。第18
図において 181は処理選択プログラム、182は処理決定プログラ
ム、183は継続処理プログラム、184は継続中止プログラ
ムである。
本実施例では前記システム状態回復手段によってシス
テムの状態が回復した後にどの様な処理をするのかを使
用者の指示により行なう回復後処理手段16bについて述
べる。本実施例では選択種類として2つの選択技を提供
している。第18図において、処理選択プログラム181は
システムの回復後にどの様な処理をするかを使用者に対
し表示して、選択技の中からどの処理をするのかを指示
してもらう。その指示が適当であれば、処理決定プログ
ラム182が指定された処理プログラムを実行する。本実
施例では、 以前の状態にシステムをもどしコンティニューを実
現する。
コンティニューを中止し、DOSのコマンドモードに
もどる。
が用意されている。その選択により、それぞれ継続処理
プログラム183、継続中止プログラム184が実行される。
継続処理プログラム183は前記継続処理プログラム171
と同じであり、コンティニューを実現する。継続中止プ
ログラム184は処理を一般的なDOSのコマンドモードにも
どす。したがってコンティニュー処理は中断される。
以上では各手段の実施例について述べたがそれらを総
合した代表的な実施例を以下に説明する。
本発明の実施例を第19図にしたがって説明する。第19
図において 191は電源スイッチ、192はスイッチ状態ポート、193
はシステムタイマー、194は割り込みコントローラー、1
95はタイマールーチン、196は電源オフ検出処理プログ
ラム、197はシステム退避プログラム、198はハードディ
スクドライブ、199は前記ハードディスクドライブ198内
のエリアであるシステム状態記憶領域、1910はメインメ
モリー、1911はCPUステータス、1912はI/Oステータス、
1913は電源ユニット、1914は前記電源ユニット1913をソ
フトウェアによりオフできる電気的電源スイッチ、1915
は電源オフプログラム、1916は電源オン処理プログラ
ム、1917はブートストラップローダー、1918は処理開始
プログラム、1919はシステム回復プログラム、1920は継
続処理プログラムである。
以上の構成は以下の手段の実施例の組合せによる。
退避処理開始検出手段11 システム状態退避手段12 退避後処理手段13 回復処理手段14 システム状態回復手段15 回復後処理手段16 本実施例の動作を以下に説明する。
電源スイッチ191が使用者によってオフされると、電
源スイッチに接続されて電源スイッチの状態をプログラ
ムで読むことのできるスイッチ状態ポート192が前記電
源スイッチ191がオフされたことを示すようになる。一
方システムタイマー193は一定間かく毎に割り込み発生
の要求信号を割り込みコントローラー194に送り、前記
割り込みコントローラー194は割り込みの発生が可能な
ときに、タイマー割り込みを発生させる。この割り込み
要求に対しタイマールーチン195が起動されカウンター
の更新等の必要な処理を行なった後電源オフ検出プログ
ラム196を呼びだす。前記電源オフ検出プログラム196は
電源スイッチの状態を検出し処理を続けることが許され
ている状態のとき、前記スイッチ状態ポート192を読み
前記電源スイッチ191がオフされている場合にはシステ
ム退避プログラム197を起動させ、オンのときには前記
タイマールーチン195へ制御をもどし、タイマー処理が
終了される。
前記システム退避プログラム197はメインメモリー191
0、CPUステータス1911、I/Oステータス1912を外部記憶
装置であるハードディスクドライブ198内のシステム状
態記憶領域199へ出力する。この出力作業が完了すると
電源オフプログラム1915を起動させる。メインメモリー
1910、CPUステータス1911、I/Oステータス1912等につい
ては“システム状態退避手段12"で述べたとおりであ
る。
電源ユニット1913はシステムに電力を供給しており、
電気的電源スイッチ1914は前記電源ユニット1913に接続
され、ソフトウェアにより前記電源ユニット1913をオフ
することができる電源スイッチであり、前記電源オフプ
ログラム1915により前記電気的電源スイッチ1914へオフ
されることによって前記電源ユニット1913がオフされシ
ステムへの電力供給が停止し、システムは電源を切られ
る。
次にシステムの電源がオンされると、電源オン処理プ
ログラム1916が動作を開始し、システムの基本的なチェ
ック、コンフィグレーションの確認及び確定、I/O及びR
AM等システムを構成するデバイスの初期化を行なう。次
にブートストラップローダー1917が起動されて、オペレ
ーティングシステム(DOS)をロードする。つづいて処
理開始プログラム1918が起動されコンティニューできる
状態かが調べられ、できるときにはシステム回復プログ
ラム1919に制御が移される。
前記システム回復プログラム1919は前記ハードディス
クドライブ198内の前記システム状態記憶領域199から前
記システム退避プログラム197によって退避されたシス
テムの状態を読み出してメインメモリー1910、CPUステ
ータス1911、I/Oステータス1912等のシステムの状態を
前回の電源オフ前の状態に回復する。前記メインメモリ
ー1916、CPUステータス1911、I/Oステータス1912等の回
復時の注意点はシステム状態回復手段で述べたとおりで
ある。
前記システム回復プログラム1919によりシステム状態
が、前回の電源オフがされる直前、すなわち前記タイマ
ールーチン195が割り込みされた直後の命令に制御を矛
盾なくもどすために継続処理プログラム1920により最終
のシステム状態の調整が行なわれ前記タイマールーチン
195が割り込みされた直後の命令に制御がもどされる。
以上の様に電源のオフをはさんでも処理の実行が継続
されるコンティニュー処理が実現できる。
本発明の別の実施例を第20図にしたがって説明する。
第20図において 201は電源スイッチ、202は電源スイッチ状態検出装
置、203は割り込みコントローラー、204は電源オフ検出
プログラム、205はシステム退避プログラム、206はハー
ドディスクドライブ、207は前記ハードディスクドライ
ブ206内のエリアであるシステム状態記憶ファイル、208
はメインメモリー、209はCPUステータス、2010はI/Oス
テータス、2011は処理選択プログラム、2012は処理決定
プログラム、2013はシステム初期化プログラム、2014は
電源オフプログラム、2015は電源ユニット、2016はソフ
トウェアにより電源ユニットのオフを行なえる電気的電
源スイッチ、2017は処理開始プログラム、2018はシステ
ム回復プログラム、2019は継続処理プログラムである。
以上の構成は以下の手段の実施例の組合せによる。
退避処理開始検出手段11 システム状態退避手段12 退避後処理手段13 回復処理手段14 システム状態回復手段15 回復後処理手段16 本実施例の動作を以下に説明する。
電源スイッチ201がオフされると、電源スイッチ状態
検出装置202が前記電源スイッチのオフを検出して、割
り込みコントローラー203に電源のオフによる割り込み
発生を要求する信号を出す。この信号を受けた前記割り
込みコントローラー203は割り込みの発生が可能なら
ば、電源がオフになったことを示す割り込みを発生させ
る。この割り込み要求に対し電源オフ検出プログラム20
4が起動されさらにシステム退避プログラム205を起動す
る。
前記システム退避プログラム205はメインメモリー20
8、CPUステータス209、I/Oステータス2010を外部記憶装
置であるハードディスクドライブ206に対して一つのフ
ァイルとして出力する。このファイルがシステム状態記
憶ファイル207である。この出力作業が完了すると処理
選択プログラム2011を起動する。メインメモリー208、C
PUステータス209、I/Oステータス2010については“シス
テム状態退避手段12"で説明したとおりである。又ファ
イルとして扱う時の留意点は“システム状態退避手段1
2"で説明したとおりである。
前記処理選択プログラム2011はシステム状態の退避後
の処理を使用者に選択させるために、選択技を使用者に
表示し使用者の指示を待つ。本実施例では2つの選択技
を提供している。それらは、 システムを初期化して最初からシステムを立ち上げ
る。
電源をオフする。
である。これらのうち一つが使用者により選択されると
処理決定プログラム2012によってそれぞれシステム初期
化プログラム2013、電源オフプログラム2014が起動され
る。システム初期化プログラム2013はシステムを初期化
する。実際にはすでに用意されている初期化ルーチンへ
制御を渡す。
電源オフプログラム2014は前記実施例と同様に電気的
電源スイッチ2016を操作して電源ユニット2015をオフ
し、システムへの電力の供給を断つ。
次にシステムの電源がオンされシステムが立ち上げら
れオペレーティングシステムのコマンドとして処理開始
プログラム2017が起動されると前記処理開始プログラム
2017はシステム回復プログラム2018を起動する。
前記システム回復プログラム2018は前記ハードディス
クドライブ206内にある、前記システム状態記憶ファイ
ル207から前記システム退避プログラム205によって退避
されたシステムの状態を読み出して、メインメモリー20
8、CPUステータス209、I/Oステータス2010等のシステム
状態を前回の電源オフ前の状態に回復する。前記メイン
メモリー208、CPUステータス209、I/Oステータス2010等
の回復時の留意点は“システム状態回復手段15"で説明
したとおりである。又システム状態記憶ファイルが複数
個存在するときの留意点は“システム状態回復手段15"
で説明したとおりである。
前記システム回復プログラム2018によりシステムの状
態が、前回の電源オフがされる直前、すなわち前記電源
オフ検出プログラム204が割り込みされた直後の命令に
制御を矛盾なくもどすために継続処理プログラム2019に
より最終のシステム状態の調整が行なわれ前記電源オフ
検出プログラム204が割り込みされた直後の命令に制御
がもどされる。
以上本発明の数々の実施例を説明したが、本発明の意
図することに従う実施例はこれ以外にも数多く存在する
ことが、各手段の実施方法とそれらの組合せを考えれば
容易に理解できるであろう。例えば外部記憶装置はハー
ドディスクドライブやフロッピーディスクドライブだけ
でなく、ICカード、コンパクトディスクドライブ、テー
プ等様々であるし、退避するシステムの状態を必要によ
って決定することにより、その量を滅すことも可能であ
る。
しかしこれら全て本発明が特許請求の範囲としたこと
を超えるものではない。
〔発明の効果〕
本発明は、コンピューターで何らかの処理を実行中で
あっても電源のオフ要求を出すことができ、かつ電源を
投入すると、電源のオフ要求を出した時点の状態にコン
ピューターを回復し、中断した処理をそのまま継続する
ことができる。したがって、コンピューターの使い勝手
を格段に向上するということに関してその効果は絶大で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の概要を説明した図である。 第2図は退避処理開始検出手段11aを説明した図であ
る。 第3図は退避処理開始検出手段11bを説明した図であ
る。 第4図は退避処理開始検出手段11cを説明した図であ
る。 第5図は退避処理開始検出手段11dを説明した図であ
る。 第6図は退避開始指令検出処理プログラム55が指定され
た状態を検出する方法について説明した図である。 第7図はシステム状態退避手段12aについて説明した図
である。 第8図はシステム状態退避手段12bについて説明した図
である。 第9図はシステム状態退避手段12cについて説明した図
である。 第10図は退避後処理手段13aについて説明した図であ
る。 第11図は退避後処理手段13bについて説明した図であ
る。 第12図は回復処理開始手段14aについて説明した図であ
る。 第13図は回復処理開始手段14bについて説明した図であ
る。 第14図はシステム状態回復手段15aについて説明した図
である。 第15図はシステム状態回復手段15bについて説明した図
である。 第16図はシステム状態回復手段15cについて説明した図
である。 第17図は回復後処理手段16aについて説明した図であ
る。 第18図は回復後処理手段16bについて説明した図であ
る。 第19図は本発明の一実施例を示す図である。 第20図は本発明の他の実施例を示す図である。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 1/26 - 1/32 G06F 1/00 G06F 12/16

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】実行中の処理を中断し、その後、中断した
    時点から再開可能なコンピューターであって、 コンピューターの電源に対するオフ要求を検出する退避
    処理開始検出手段と、 該退避処理開始検出手段が前記電源のオフ要求を検出し
    たとき、前記コンピューターの処理を中断し、該コンピ
    ューターの処理の続行に必要なシステム状態として、少
    なくともメインメモリの内容、CPUのステータスおよび
    入出力部の設定を、バッテリによるバックアップを要し
    ない不揮発性の外部記憶装置に出力するシステム状態退
    避手段と、 前記システム状態退避手段によるシステム状態の外部記
    憶装置への出力が終了した後に、前記メインメモリ,前
    記CPUおよび前記入出力部を含むコンピュータ内部の前
    記電源をオフする退避後処理手段と、 電源がオンされたとき、前記電源のオフ時に実行されて
    いた処理を継続可能かを判断する回復処理開始手段と、 該回復処理開始手段により回復処理が可能と判断された
    時には、前記外部記憶装置に記憶されたシステム状態
    を、前記CPUにより読み出すと共に、少なくとも前記メ
    インメモリおよび前記入出力部の状態を、該読み出した
    システム状態を用いて回復するシステム状態回復手段
    と、 前記システム状態回復手段によりシステムの状態が回復
    された後に、前記CPUの内部状態を、前記中断された状
    態に戻すと共に、前記CPUによるプログラムの制御を、
    前記中断時に最後に実行された命令の直後に渡し、前記
    処理を継続する回復後処理手段と からなることを特徴としたコンピューター。
  2. 【請求項2】請求項1記載のコンピューターであって、 前記退避処理開始検出手段は、 使用者により操作可能なスイッチの操作状態が所定の状
    態となったとき、前記CPUに対して割り込み信号を出力
    する割込信号出力手段と、 該割込信号を受け取った前記CPUは、該割込信号をもっ
    てコンピューターの電源に対するオフ要求と判断する判
    断手段と からなるコンピューター。
  3. 【請求項3】請求項1記載のコンピューターであって、 使用者により操作可能なスイッチを設けると共に、 前記退避処理開始検出手段は、 少なくとも文字が入力可能なキーを備えたキーボード
    と、 該キーボードの操作状態を判定するキー判定手段と、 該キー判定手段による処理において、前記スイッチの操
    作状態を判断するスイッチ判断手段と、 該スイッチの操作状態が所定の状態となったと判断され
    たとき、コンピューターの電源に対するオフ要求と判断
    する判断手段と を備えたコンピューター。
  4. 【請求項4】請求項1記載のコンピューターであって、 少なくとも文字が入力可能なキーを備えたキーボードを
    備え、 前記退避処理開始検出手段は、 前記キーボードからの入力を受け付けるキー入力手段
    と、 該キー入力手段により受け付けられキーボードからの入
    力が所定の入力であるとき、コンピューターの電源に対
    するオフ要求と判断する判断手段と を備えたコンピューター。
  5. 【請求項5】請求項1記載のコンピューターであって、 装置全体に電源を供給するバッテリを備え、更に、 前記退避処理開始検出手段は、 前記バッテリによる電源電圧を検出する電源電圧検出手
    段と、 該検出された電源電圧が所定値以下となったとき、コン
    ピューターの電源に対するオフ要求と判断する判断手段
    と を備えたコンピューター。
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