JPH07160598A - 計算機システム - Google Patents
計算機システムInfo
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- JPH07160598A JPH07160598A JP5304076A JP30407693A JPH07160598A JP H07160598 A JPH07160598 A JP H07160598A JP 5304076 A JP5304076 A JP 5304076A JP 30407693 A JP30407693 A JP 30407693A JP H07160598 A JPH07160598 A JP H07160598A
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- computer
- memory
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 バックアップ用の電力を使用することなくメ
モリ内の情報をバックアップするとともに、誤操作によ
る電源断を防止し、さらにメモリ内の情報を退避させる
のに必要なデータセーブ領域を小さくする。 【構成】 レジューム機能によってメモリ回路19内の
データを退避させるとき、ディスプレイ9やLED1
1、スピーカ12によってオペレータに電源断の確認を
行わせ、これが確認されたとき、前記メモリ回路19内
のデータを圧縮した後、各ハードディスク装置20、2
1または通信回線3に接続されているホスト計算機4な
どに退避させ、電源が再投入されたとき、各ハードディ
スク装置20、21またはホスト計算機4内にあるデー
タを読み出すとともに、これを伸長した後、メモリ回路
19に復帰させる。
モリ内の情報をバックアップするとともに、誤操作によ
る電源断を防止し、さらにメモリ内の情報を退避させる
のに必要なデータセーブ領域を小さくする。 【構成】 レジューム機能によってメモリ回路19内の
データを退避させるとき、ディスプレイ9やLED1
1、スピーカ12によってオペレータに電源断の確認を
行わせ、これが確認されたとき、前記メモリ回路19内
のデータを圧縮した後、各ハードディスク装置20、2
1または通信回線3に接続されているホスト計算機4な
どに退避させ、電源が再投入されたとき、各ハードディ
スク装置20、21またはホスト計算機4内にあるデー
タを読み出すとともに、これを伸長した後、メモリ回路
19に復帰させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電源が落とされたとき、
メモリ内の情報を退避させ、再度電源が投入されたと
き、退避させていた情報をメモリ内に復帰させるレジュ
ーム機能を持つ計算機システムに関する。
メモリ内の情報を退避させ、再度電源が投入されたと
き、退避させていた情報をメモリ内に復帰させるレジュ
ーム機能を持つ計算機システムに関する。
【0002】
【従来の技術】計算機システムでは、メモリバックアッ
プ方式や補助記憶方式などによるレジューム機能を設け
たものが知られており、このレジューム機能によって電
源が落とされたときでも、それまでの処理によって得ら
れたメモリ内の情報を保持するようにしている。
プ方式や補助記憶方式などによるレジューム機能を設け
たものが知られており、このレジューム機能によって電
源が落とされたときでも、それまでの処理によって得ら
れたメモリ内の情報を保持するようにしている。
【0003】メモリバックアップ方式によるレジューム
機能は、計算機システム内に設けられたバッテリなどの
バックアップ電源によって、常時システム内のメモリに
電圧を供給し、システムの電源が落とされたときでも、
メモリがダウンしないようにしてメモリ内情報の消去を
防止している。
機能は、計算機システム内に設けられたバッテリなどの
バックアップ電源によって、常時システム内のメモリに
電圧を供給し、システムの電源が落とされたときでも、
メモリがダウンしないようにしてメモリ内情報の消去を
防止している。
【0004】また、補助記憶方式によるレジューム機能
は、計算機システム内やシステム外に不揮発性の補助記
憶装置を設け、電源断の指示を出すスイッチがオンさ
れ、これによって計算機システムの電源が落とされると
き、システム内に設けられたメモリ内の情報を補助記憶
装置に退避させた後、システムの電源を断にし、再度、
システムの電源が投入されたとき、前記補助記憶装置内
に退避させていた情報をメモリ内に復帰させた後、電源
断前の処理を再開させる。
は、計算機システム内やシステム外に不揮発性の補助記
憶装置を設け、電源断の指示を出すスイッチがオンさ
れ、これによって計算機システムの電源が落とされると
き、システム内に設けられたメモリ内の情報を補助記憶
装置に退避させた後、システムの電源を断にし、再度、
システムの電源が投入されたとき、前記補助記憶装置内
に退避させていた情報をメモリ内に復帰させた後、電源
断前の処理を再開させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のレジューム機能を持つ計算機システムにおいて
は、次に述べるような問題があった。
た従来のレジューム機能を持つ計算機システムにおいて
は、次に述べるような問題があった。
【0006】すなわち、メモリバックアップ方式のレジ
ューム機能を持つ計算機システムでは、バックアップ電
源によってメモリを常時、バックアップしなければなら
ないので、メモリのバックアップ用に余分な電力を必要
とし、大規模な情報のバックアップを行うことが難しい
という問題があった。
ューム機能を持つ計算機システムでは、バックアップ電
源によってメモリを常時、バックアップしなければなら
ないので、メモリのバックアップ用に余分な電力を必要
とし、大規模な情報のバックアップを行うことが難しい
という問題があった。
【0007】また、補助記憶方式によるレジューム機能
を持つ計算機システムでは、誤って電源断用のスイッチ
に触れてシステムの電源を落としてしまう虞れがあると
ともに、メモリ内の情報を退避させるため、大容量の補
助記憶装置を必要とし、さらにこの補助記憶装置内にあ
る程度の情報退避領域を常に空けておかなければ、レジ
ューム機能を使うことができないという問題があった。
を持つ計算機システムでは、誤って電源断用のスイッチ
に触れてシステムの電源を落としてしまう虞れがあると
ともに、メモリ内の情報を退避させるため、大容量の補
助記憶装置を必要とし、さらにこの補助記憶装置内にあ
る程度の情報退避領域を常に空けておかなければ、レジ
ューム機能を使うことができないという問題があった。
【0008】本発明は上記の事情に鑑みてなされてもの
であり、その目的は、バックアップ用の電力を使用する
ことなくメモリ内の情報をバックアップすることができ
るとともに、誤操作による電源断を防止し、さらにメモ
リ内の情報を退避させるのに必要なデータセーブ領域を
小さくすることができる計算機システムを提供すること
にある。
であり、その目的は、バックアップ用の電力を使用する
ことなくメモリ内の情報をバックアップすることができ
るとともに、誤操作による電源断を防止し、さらにメモ
リ内の情報を退避させるのに必要なデータセーブ領域を
小さくすることができる計算機システムを提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、請求項1では、電源断時にメモリの情報
を退避させ、電源再投入時に退避させていた情報をメモ
リに復帰させることによって、電源断時に行っていた作
業を電源再投入時に継続して行うレジューム機能を有す
る計算機システムにおいて、電源断指示スイッチが操作
されて電源断の指示が入力されたとき、このときから一
定時間が経過した後に、レジューム機能を動作させ、そ
の後に電源を切ることを特徴としている。
めに本発明は、請求項1では、電源断時にメモリの情報
を退避させ、電源再投入時に退避させていた情報をメモ
リに復帰させることによって、電源断時に行っていた作
業を電源再投入時に継続して行うレジューム機能を有す
る計算機システムにおいて、電源断指示スイッチが操作
されて電源断の指示が入力されたとき、このときから一
定時間が経過した後に、レジューム機能を動作させ、そ
の後に電源を切ることを特徴としている。
【0010】また、請求項2では、請求項1に記載した
計算機システムにおいて、前記電源断指示スイッチが操
作されて電源断の指示が入力されたとき、少なくともデ
ィスプレイ表示、音またはLED表示のいずれかによっ
て電源断を行うことを報知することを特徴としている。
計算機システムにおいて、前記電源断指示スイッチが操
作されて電源断の指示が入力されたとき、少なくともデ
ィスプレイ表示、音またはLED表示のいずれかによっ
て電源断を行うことを報知することを特徴としている。
【0011】また、請求項3に記載した電源断時にメモ
リの情報を退避させ、電源再投入時に退避させていた情
報をメモリに復帰させることによって、電源断時に行っ
ていた作業を電源再投入時に継続して行うレジューム機
能を有する計算機システムにおいて、電源断時にメモリ
内の情報を圧縮して退避対象となっている補助記憶装置
に退避させ、電源再投入時に前記補助記憶装置内にある
圧縮された情報を伸長させてメモリ内に復帰させること
を特徴としている。
リの情報を退避させ、電源再投入時に退避させていた情
報をメモリに復帰させることによって、電源断時に行っ
ていた作業を電源再投入時に継続して行うレジューム機
能を有する計算機システムにおいて、電源断時にメモリ
内の情報を圧縮して退避対象となっている補助記憶装置
に退避させ、電源再投入時に前記補助記憶装置内にある
圧縮された情報を伸長させてメモリ内に復帰させること
を特徴としている。
【0012】また、請求項4では、電源断時にメモリの
情報を退避させ、電源再投入時に退避させていた情報を
メモリに復帰させることによって、電源断時に行ってい
た作業を電源再投入時に継続して行うレジューム機能を
有する計算機システムにおいて、計算機の電源断時に計
算機のメモリ内にある情報を通信回線を介して外部計算
機に伝送して退避させ、前記計算機の電源再投入時に前
記外部計算機に退避させていた情報を前記通信回線を介
して前記メモリ内に復帰させることを特徴としている。
情報を退避させ、電源再投入時に退避させていた情報を
メモリに復帰させることによって、電源断時に行ってい
た作業を電源再投入時に継続して行うレジューム機能を
有する計算機システムにおいて、計算機の電源断時に計
算機のメモリ内にある情報を通信回線を介して外部計算
機に伝送して退避させ、前記計算機の電源再投入時に前
記外部計算機に退避させていた情報を前記通信回線を介
して前記メモリ内に復帰させることを特徴としている。
【0013】また、請求項5では、請求項4に記載した
計算機システムにおいて、計算機の電源断時に自計算機
内の補助記憶装置または通信回線に接続されている外部
計算機のいずれかを退避先として選択して前記計算機の
メモリ内にある情報を退避させ、前記計算機の電源再投
入時に退避先に退避させている情報を前記計算機のメモ
リ内に復帰させることを特徴としている。
計算機システムにおいて、計算機の電源断時に自計算機
内の補助記憶装置または通信回線に接続されている外部
計算機のいずれかを退避先として選択して前記計算機の
メモリ内にある情報を退避させ、前記計算機の電源再投
入時に退避先に退避させている情報を前記計算機のメモ
リ内に復帰させることを特徴としている。
【0014】
【作用】上記の構成において、請求項1記載の計算機シ
ステムでは、電源断指示スイッチが操作されて電源断の
指示が入力されたとき、このときから一定時間が経過し
たとき、レジューム機能を動作させ、その後に電源を切
る。これにより、作業中に誤って電源断指示スイッチが
操作された場合でも、直ちにレジューム機能が動作して
電源断に移行することが防止される。
ステムでは、電源断指示スイッチが操作されて電源断の
指示が入力されたとき、このときから一定時間が経過し
たとき、レジューム機能を動作させ、その後に電源を切
る。これにより、作業中に誤って電源断指示スイッチが
操作された場合でも、直ちにレジューム機能が動作して
電源断に移行することが防止される。
【0015】また、請求項2記載の計算機システムで
は、電源断指示スイッチが操作されて電源断の指示が入
力されたとき、少なくともディスプレイ表示、音または
LED表示のいずれかによって電源断を行うことをオペ
レータに報知する。これにより、作業中に誤って電源断
指示スイッチが操作された場合でも、オペレータはレジ
ューム機能が動作して電源断に移行することを事前に知
ることができ誤操作による電源断を防止できる。
は、電源断指示スイッチが操作されて電源断の指示が入
力されたとき、少なくともディスプレイ表示、音または
LED表示のいずれかによって電源断を行うことをオペ
レータに報知する。これにより、作業中に誤って電源断
指示スイッチが操作された場合でも、オペレータはレジ
ューム機能が動作して電源断に移行することを事前に知
ることができ誤操作による電源断を防止できる。
【0016】また、請求項3記載の計算機システムで
は、電源断時にメモリ内の情報を圧縮して退避対象とな
っている補助記憶装置に退避させ、電源再投入時に補助
記憶装置内にある圧縮された情報を伸長させてメモリ内
に復帰させることにより、電源断時のデータセーブ領域
を小さくする。
は、電源断時にメモリ内の情報を圧縮して退避対象とな
っている補助記憶装置に退避させ、電源再投入時に補助
記憶装置内にある圧縮された情報を伸長させてメモリ内
に復帰させることにより、電源断時のデータセーブ領域
を小さくする。
【0017】また、請求項4記載の計算機システムで
は、計算機の電源断時に計算機のメモリ内にある情報を
通信回線を介して外部計算機に伝送して退避させ、計算
機の電源再投入時に外部計算機に退避させていた情報を
通信回線を介してメモリ内に復帰させることにより、計
算機内にレジューム機能のために必要な補助記憶装置の
空領域を確保できないときでも、レジューム機能を実現
可能とする。
は、計算機の電源断時に計算機のメモリ内にある情報を
通信回線を介して外部計算機に伝送して退避させ、計算
機の電源再投入時に外部計算機に退避させていた情報を
通信回線を介してメモリ内に復帰させることにより、計
算機内にレジューム機能のために必要な補助記憶装置の
空領域を確保できないときでも、レジューム機能を実現
可能とする。
【0018】また、請求項5記載の計算機システムで
は、計算機の電源断時に自計算機内の補助記憶装置また
は通信回線に接続されている外部計算機のいずれかを退
避先として選択して前記計算機のメモリ内にある情報を
退避させ、計算機の電源再投入時に退避先に退避させて
いる情報を計算機のメモリ内に復帰させることにより、
計算機内にレジューム機能のために必要な補助記憶装置
の空領域を確保できないときでも、レジューム機能を実
現し、これによってシステムの自由度を向上させる。
は、計算機の電源断時に自計算機内の補助記憶装置また
は通信回線に接続されている外部計算機のいずれかを退
避先として選択して前記計算機のメモリ内にある情報を
退避させ、計算機の電源再投入時に退避先に退避させて
いる情報を計算機のメモリ内に復帰させることにより、
計算機内にレジューム機能のために必要な補助記憶装置
の空領域を確保できないときでも、レジューム機能を実
現し、これによってシステムの自由度を向上させる。
【0019】
【実施例】図1は本発明に係る計算機システムの一実施
例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
【0020】この図に示す計算機システム1は、計算機
本体2と、通信回線3と、ホスト計算機4とを備えてお
り、計算機本体2の操作内容に応じて計算機本体2単体
または計算機本体2とホスト計算機4との連携によって
各種の計算処理やデータの転送処理、データの圧縮処
理、レジューム機能などの処理を行う。
本体2と、通信回線3と、ホスト計算機4とを備えてお
り、計算機本体2の操作内容に応じて計算機本体2単体
または計算機本体2とホスト計算機4との連携によって
各種の計算処理やデータの転送処理、データの圧縮処
理、レジューム機能などの処理を行う。
【0021】計算機本体2は、マン・マシン部5と、電
源ケーブル6と、処理部7とを備えており、マン・マシ
ン部5の操作内容に基づいて指定された処理を行った
後、前記マン・マシン部5が操作されて電源断の指令が
入力されたとき、レジューム機能の実行指令が設定され
ているかどうかをチェックし、このレジューム機能の実
行指令が設定されているときには、オペレータに電源断
の確認を行わせ、これが確認されたとき、レジューム機
能によって処理途中のデータを圧縮させて退避させた
後、電源を遮断し、この後電源が再投入されたとき、退
避させていた処理途中のデータを伸長させた後、復帰さ
せて処理を再開する。また、処理の中で電源断の指令が
入力されたとき、レジューム機能の実行指令が設定され
ていなければ、処理途中のデータを退避させることなく
電源を遮断し、この後電源が再投入されたとき、新たな
処理を開始する。
源ケーブル6と、処理部7とを備えており、マン・マシ
ン部5の操作内容に基づいて指定された処理を行った
後、前記マン・マシン部5が操作されて電源断の指令が
入力されたとき、レジューム機能の実行指令が設定され
ているかどうかをチェックし、このレジューム機能の実
行指令が設定されているときには、オペレータに電源断
の確認を行わせ、これが確認されたとき、レジューム機
能によって処理途中のデータを圧縮させて退避させた
後、電源を遮断し、この後電源が再投入されたとき、退
避させていた処理途中のデータを伸長させた後、復帰さ
せて処理を再開する。また、処理の中で電源断の指令が
入力されたとき、レジューム機能の実行指令が設定され
ていなければ、処理途中のデータを退避させることなく
電源を遮断し、この後電源が再投入されたとき、新たな
処理を開始する。
【0022】マン・マシン部5は、各種のキーを有し、
これらの各キーが操作されたとき、この操作内容に応じ
た各種の指令や各種のデータを生成し、これを処理部7
に供給するキーボード8と、処理部7から出力される表
示信号を取り込んで画面表示するディスプレイ9と、オ
ペレータによって操作されたとき、電源断の指令や電源
投入指令を生成してこれを前記処理部7に供給するスイ
ッチ10と、前記処理部7から点灯信号が出力されたと
き、点灯してオペレータに対し、レジューム機能を使用
することを報知するLED11と、前記処理部7から音
声信号が出力されたとき、音声を発生してオペレータに
対し、電源オン/オフ時の警告を知らせるスピーカ12
とを備えている。
これらの各キーが操作されたとき、この操作内容に応じ
た各種の指令や各種のデータを生成し、これを処理部7
に供給するキーボード8と、処理部7から出力される表
示信号を取り込んで画面表示するディスプレイ9と、オ
ペレータによって操作されたとき、電源断の指令や電源
投入指令を生成してこれを前記処理部7に供給するスイ
ッチ10と、前記処理部7から点灯信号が出力されたと
き、点灯してオペレータに対し、レジューム機能を使用
することを報知するLED11と、前記処理部7から音
声信号が出力されたとき、音声を発生してオペレータに
対し、電源オン/オフ時の警告を知らせるスピーカ12
とを備えている。
【0023】マン・マシン部5の主な処理としては、処
理部7から出力される表示信号を取り込んでディスプレ
イ9上に画面表示し、またキーボード8が操作されたと
き、この操作内容に応じた各種の指令や各種データを生
成してこれを処理部7に供給し、またスイッチ10が操
作されたとき、電源断の指令や電源投入指令を生成して
これを処理部7に供給し、さらにこの処理部7から点灯
信号や音声信号が出力されたとき、LED11を点灯さ
せてオペレータに対し、レジューム機能を使用すること
を知らせたり、スピーカ12から音声を出してオペレー
タに対し、電源オン/オフ時の警告を知らせる。
理部7から出力される表示信号を取り込んでディスプレ
イ9上に画面表示し、またキーボード8が操作されたと
き、この操作内容に応じた各種の指令や各種データを生
成してこれを処理部7に供給し、またスイッチ10が操
作されたとき、電源断の指令や電源投入指令を生成して
これを処理部7に供給し、さらにこの処理部7から点灯
信号や音声信号が出力されたとき、LED11を点灯さ
せてオペレータに対し、レジューム機能を使用すること
を知らせたり、スピーカ12から音声を出してオペレー
タに対し、電源オン/オフ時の警告を知らせる。
【0024】また、電源ケーブル6は、商用電源用のA
Cコネクタに着脱自在に接続されるプラグ13と、この
プラグ13によって取り込まれた交流電圧を取り込んで
前記処理部7に供給するケーブル14とを備えており、
プラグ13がACコネクタに接続されているとき、プラ
グ13を介してACコネクタの交流電圧を取込み、これ
を処理部7に供給する。
Cコネクタに着脱自在に接続されるプラグ13と、この
プラグ13によって取り込まれた交流電圧を取り込んで
前記処理部7に供給するケーブル14とを備えており、
プラグ13がACコネクタに接続されているとき、プラ
グ13を介してACコネクタの交流電圧を取込み、これ
を処理部7に供給する。
【0025】処理部7は、電源回路15と、I/O制御
回路16と、CPU回路17と、ディスプレイ制御回路
18と、メモリ回路19と、2つのハードディスク装置
20、21と、通信制御回路22とを備えており、マン
・マシン部5の操作内容に基づき、CPU回路17によ
って指定された処理を行い、この途中でマン・マシン部
5が操作されて電源断の指令が入力されたとき、レジュ
ーム機能の実行指令が設定されているかどうかをチェッ
クし、このレジューム機能が設定されているときには、
オペレータに電源断の確認を行わせ、これが確認された
とき、計算機本体2内にあるメモリ回路19内のデータ
を読み出すとともに、圧縮してハードディスク装置2
0、21に退避させたり、通信回線4を介して外部機器
(図示は省略する)やホスト計算機4に退避させ、再
度、電源が投入されたとき、退避先に退避させていたデ
ータを転送させて取り込むとともに、これを伸長させた
後、メモリ回路19内に復帰させ、電源断時に行ってい
た処理を再開する。また、マン・マシン部5が操作され
て電源断の指令が入力されたとき、レジューム機能の実
行指令が設定されていなければ、計算機本体2内にある
メモリ回路19内のデータをハードディスク装置20、
21にさせることなく、あるいは通信回線4を介して外
部機器やホスト計算機4に退避させることなく、電源を
遮断する。そして、電源が再投入されたときには、OS
を起動させて新たな処理を行う。
回路16と、CPU回路17と、ディスプレイ制御回路
18と、メモリ回路19と、2つのハードディスク装置
20、21と、通信制御回路22とを備えており、マン
・マシン部5の操作内容に基づき、CPU回路17によ
って指定された処理を行い、この途中でマン・マシン部
5が操作されて電源断の指令が入力されたとき、レジュ
ーム機能の実行指令が設定されているかどうかをチェッ
クし、このレジューム機能が設定されているときには、
オペレータに電源断の確認を行わせ、これが確認された
とき、計算機本体2内にあるメモリ回路19内のデータ
を読み出すとともに、圧縮してハードディスク装置2
0、21に退避させたり、通信回線4を介して外部機器
(図示は省略する)やホスト計算機4に退避させ、再
度、電源が投入されたとき、退避先に退避させていたデ
ータを転送させて取り込むとともに、これを伸長させた
後、メモリ回路19内に復帰させ、電源断時に行ってい
た処理を再開する。また、マン・マシン部5が操作され
て電源断の指令が入力されたとき、レジューム機能の実
行指令が設定されていなければ、計算機本体2内にある
メモリ回路19内のデータをハードディスク装置20、
21にさせることなく、あるいは通信回線4を介して外
部機器やホスト計算機4に退避させることなく、電源を
遮断する。そして、電源が再投入されたときには、OS
を起動させて新たな処理を行う。
【0026】電源回路15は、前記電源ケーブル6を介
して供給される交流電圧を取り込んで予め設定されてい
る値の安定化した直流電圧を生成する回路であり、前記
スイッチ10が操作されて電源投入指令が出力されたと
き、直流電圧を生成し、これをI/O制御回路16や回
路各部に供給して計算機本体7を動作させ、この後、I
/O回路16から電源断指令が出力されたとき、直流電
圧の生成を停止して計算機本体2の動作を停止させる。
して供給される交流電圧を取り込んで予め設定されてい
る値の安定化した直流電圧を生成する回路であり、前記
スイッチ10が操作されて電源投入指令が出力されたと
き、直流電圧を生成し、これをI/O制御回路16や回
路各部に供給して計算機本体7を動作させ、この後、I
/O回路16から電源断指令が出力されたとき、直流電
圧の生成を停止して計算機本体2の動作を停止させる。
【0027】また、I/O制御回路16は、キーボード
8およびスイッチ10、LED11、スピーカ12と、
CPU回路17とを接続するインタフェース回路などを
備えており、キーボード8から各種の指令や各種のデー
タが出力されたとき、これを取り込んでCPU回路17
に供給し、またスイッチ10から電源断の指令が出力さ
れたとき、これらを取り込んで前記CPU回路17に供
給する。またこのCPU回路17から点灯データや音声
データが出力されたとき、これらを取り込むとともに、
点灯信号、音声信号に変換してLED11、スピーカ1
2に各々供給し、また前記CPU回路17から電源断指
令が出力されたとき、これを取り込んで電源回路15に
供給する。
8およびスイッチ10、LED11、スピーカ12と、
CPU回路17とを接続するインタフェース回路などを
備えており、キーボード8から各種の指令や各種のデー
タが出力されたとき、これを取り込んでCPU回路17
に供給し、またスイッチ10から電源断の指令が出力さ
れたとき、これらを取り込んで前記CPU回路17に供
給する。またこのCPU回路17から点灯データや音声
データが出力されたとき、これらを取り込むとともに、
点灯信号、音声信号に変換してLED11、スピーカ1
2に各々供給し、また前記CPU回路17から電源断指
令が出力されたとき、これを取り込んで電源回路15に
供給する。
【0028】また、CPU回路17は、各種の処理を行
う中央処理装置やこの中央処理装置の動作を規制するO
S、各種の定数データなどが格納されるROM等を備え
ており、電源が投入されているとき、予め設定されてい
るプログラムおよび前記キーボード8から入力された内
容、前記メモリ回路19に保持されているデータなどに
基づいて各種の処理を行う。
う中央処理装置やこの中央処理装置の動作を規制するO
S、各種の定数データなどが格納されるROM等を備え
ており、電源が投入されているとき、予め設定されてい
るプログラムおよび前記キーボード8から入力された内
容、前記メモリ回路19に保持されているデータなどに
基づいて各種の処理を行う。
【0029】また、ディスプレイ制御回路18は、CP
U回路17とディスプレイ9とを接続するインタフェー
ス回路などを備えており、CPU回路17から出力され
る表示データを取り込んで表示信号を生成し、これをデ
ィスプレイ9に供給し、画面表示させる。
U回路17とディスプレイ9とを接続するインタフェー
ス回路などを備えており、CPU回路17から出力され
る表示データを取り込んで表示信号を生成し、これをデ
ィスプレイ9に供給し、画面表示させる。
【0030】また、メモリ回路19は、CPU回路17
の作業エリアなどとして使用される半導体メモリなどか
ら成り、CPU回路17から書込み指令が出力されたと
き、この書込み指令とともに出力されるデータを取り込
んで指定された番地に記憶させ、またCPU回路17か
ら読み出し指令が出力されたとき、この読み出し指令に
よって指定された番地に記憶されているデータを読み出
してCPU回路17などに供給する。
の作業エリアなどとして使用される半導体メモリなどか
ら成り、CPU回路17から書込み指令が出力されたと
き、この書込み指令とともに出力されるデータを取り込
んで指定された番地に記憶させ、またCPU回路17か
ら読み出し指令が出力されたとき、この読み出し指令に
よって指定された番地に記憶されているデータを読み出
してCPU回路17などに供給する。
【0031】また、各ハードディスク装置20、21
は、計算機本体2の補助記憶装置やメモリ回路19内に
あるデータの退避エリアとして使用される不揮発性記憶
装置であり、CPU回路17から書込み指令が出力され
たとき、この書込み指令とともに出力されるデータを取
り込んで記憶し、またCPU回路17から読み出し指令
が出力されたとき、この読み出し指令によって指定され
た内容のデータを読み出し、これをCPU回路17など
に供給する。
は、計算機本体2の補助記憶装置やメモリ回路19内に
あるデータの退避エリアとして使用される不揮発性記憶
装置であり、CPU回路17から書込み指令が出力され
たとき、この書込み指令とともに出力されるデータを取
り込んで記憶し、またCPU回路17から読み出し指令
が出力されたとき、この読み出し指令によって指定され
た内容のデータを読み出し、これをCPU回路17など
に供給する。
【0032】また、通信制御回路22は、CPU回路1
7と、通信回線3とを接続するインタフェース回路など
を備えており、CPU回路17から通信対象となる指令
やデータが出力されたとき、これを取り込んで通信信号
に変換した後、通信回線3上に送出して外部機器やホス
ト計算機4に伝送し、またこれら外部機器やホスト計算
機4から通信信号が出力され、これが通信回線4上に送
出されたとき、これを取り込んで指令やデータに変換し
た後、CPU回路17に供給する。
7と、通信回線3とを接続するインタフェース回路など
を備えており、CPU回路17から通信対象となる指令
やデータが出力されたとき、これを取り込んで通信信号
に変換した後、通信回線3上に送出して外部機器やホス
ト計算機4に伝送し、またこれら外部機器やホスト計算
機4から通信信号が出力され、これが通信回線4上に送
出されたとき、これを取り込んで指令やデータに変換し
た後、CPU回路17に供給する。
【0033】また、通信回線3は、計算機本体2と外部
機器およびホスト計算機4とを接続する通信線や無線な
どによって構成されており、計算機本体2の通信制御回
路22から通信信号が出力されたとき、これを外部機器
やホスト計算機4に供給し、またこれら外部機器やホス
ト計算機4から通信信号が出力されたとき、これを取り
込んで、計算機本体2の通信制御回路22に供給する。
機器およびホスト計算機4とを接続する通信線や無線な
どによって構成されており、計算機本体2の通信制御回
路22から通信信号が出力されたとき、これを外部機器
やホスト計算機4に供給し、またこれら外部機器やホス
ト計算機4から通信信号が出力されたとき、これを取り
込んで、計算機本体2の通信制御回路22に供給する。
【0034】ホスト計算機4は、計算機本体2の上位計
算機やデータの退避場所として使用される計算機であ
り、計算機本体2から通信信号が出力されたとき、通信
回線3を介してこれを取り込んで処理し、処理結果を記
憶し、記憶しているデータを通信信号に変換するととも
に、これを前記通信回線3上に送出して前記計算機本体
2の通信制御回路22に供給する。
算機やデータの退避場所として使用される計算機であ
り、計算機本体2から通信信号が出力されたとき、通信
回線3を介してこれを取り込んで処理し、処理結果を記
憶し、記憶しているデータを通信信号に変換するととも
に、これを前記通信回線3上に送出して前記計算機本体
2の通信制御回路22に供給する。
【0035】次に、図1に示すブロック図および図2に
示すフローチャートを参照しながら、本実施例の動作を
説明する。
示すフローチャートを参照しながら、本実施例の動作を
説明する。
【0036】まず、スイッチ10が操作されて電源投入
の指令が入力されると、電源回路15が動作を開始して
直流電圧を生成し、計算機本体2内の各部の駆動を開始
する。
の指令が入力されると、電源回路15が動作を開始して
直流電圧を生成し、計算機本体2内の各部の駆動を開始
する。
【0037】この後、計算機本体2内のCPU回路17
は、前回の電源断時にレジューム機能によりメモリ回路
19内のデータを各ハードディスク装置20、21や外
部機器、ホスト計算機4のいずれかに退避させているか
どうかをチェックする(ステップST1)。前回の電源
断によってこれら各ハードディスク装置20、21や外
部機器、ホスト計算機4のいずれかにメモリ回路19内
にあったデータ(退避対象データ)が退避されていない
場合には、最初の電源投入時か、または新たな処理を行
う際の電源投入時のいずれかであると判断して、ROM
等に格納されているOSやユーザプログラムなどに基づ
いて処理を開始し(ステップST2)、前記OSやユー
ザプログラムの内容およびキーボード8の操作内容に基
づいた処理を実行する(ステップST4)。
は、前回の電源断時にレジューム機能によりメモリ回路
19内のデータを各ハードディスク装置20、21や外
部機器、ホスト計算機4のいずれかに退避させているか
どうかをチェックする(ステップST1)。前回の電源
断によってこれら各ハードディスク装置20、21や外
部機器、ホスト計算機4のいずれかにメモリ回路19内
にあったデータ(退避対象データ)が退避されていない
場合には、最初の電源投入時か、または新たな処理を行
う際の電源投入時のいずれかであると判断して、ROM
等に格納されているOSやユーザプログラムなどに基づ
いて処理を開始し(ステップST2)、前記OSやユー
ザプログラムの内容およびキーボード8の操作内容に基
づいた処理を実行する(ステップST4)。
【0038】また、上述したレジューム機能の有無チェ
ック処理において(ステップST1)、前回の電源断に
よってこれら各ハードディスク装置20、21や外部機
器、ホスト計算機4のいずれかにメモリ回路19内にあ
ったデータ(退避対象データ)が退避されている場合に
は、CPU回路17は前回の電源断時に行っていた処理
を継続する電源投入時であると判断して、各ハードディ
スク装置20、21の退避対象データを読み出すととも
に、これを伸長した後、メモリ回路19に復帰させ、ま
た外部機器やホスト計算機4に退避対象データがあると
き、通信回線3を介してこれら外部機器やホスト計算機
4から退避対象データを読み出すとともに、これを伸長
させた後、メモリ回路19に復帰させる(ステップST
3)。
ック処理において(ステップST1)、前回の電源断に
よってこれら各ハードディスク装置20、21や外部機
器、ホスト計算機4のいずれかにメモリ回路19内にあ
ったデータ(退避対象データ)が退避されている場合に
は、CPU回路17は前回の電源断時に行っていた処理
を継続する電源投入時であると判断して、各ハードディ
スク装置20、21の退避対象データを読み出すととも
に、これを伸長した後、メモリ回路19に復帰させ、ま
た外部機器やホスト計算機4に退避対象データがあると
き、通信回線3を介してこれら外部機器やホスト計算機
4から退避対象データを読み出すとともに、これを伸長
させた後、メモリ回路19に復帰させる(ステップST
3)。
【0039】この後、CPU回路17はROM等に格納
されているOSやユーザプログラム、メモリ回路19内
にある前回の退避対象データなどに基づいて処理を開始
し、前記OSやユーザプログラムの内容およびキーボー
ド8の操作内容に基づき、前回中断した処理を再開する
(ステップST4)。
されているOSやユーザプログラム、メモリ回路19内
にある前回の退避対象データなどに基づいて処理を開始
し、前記OSやユーザプログラムの内容およびキーボー
ド8の操作内容に基づき、前回中断した処理を再開する
(ステップST4)。
【0040】一方、スイッチ10が操作されて電源断の
指令が入力されると、レジューム機能は直ちには動作せ
ず、一定時間経過後に動作するようにCPU回路17が
制御する。すなわち、CPU回路17はI/O制御回路
16を介してスイッチ10の操作を検知し、この検知結
果に基づいて警報表示データを作成し、これをディスプ
レイ制御回路18に供給してディスプレイ9上に電源が
落とされることを示す警報メッセージを表示させ、さら
に点灯データおよび音声データを作成する。これらのデ
ータはI/O制御回路16に供給されてLED11が点
灯するとともに、スピーカ12から電源が落とされるこ
とを示す音声が出力される。これによって、スイッチ1
0によって電源断の指令が入力されたことをオペレータ
に報知する(ステップST5)。
指令が入力されると、レジューム機能は直ちには動作せ
ず、一定時間経過後に動作するようにCPU回路17が
制御する。すなわち、CPU回路17はI/O制御回路
16を介してスイッチ10の操作を検知し、この検知結
果に基づいて警報表示データを作成し、これをディスプ
レイ制御回路18に供給してディスプレイ9上に電源が
落とされることを示す警報メッセージを表示させ、さら
に点灯データおよび音声データを作成する。これらのデ
ータはI/O制御回路16に供給されてLED11が点
灯するとともに、スピーカ12から電源が落とされるこ
とを示す音声が出力される。これによって、スイッチ1
0によって電源断の指令が入力されたことをオペレータ
に報知する(ステップST5)。
【0041】上記の一連の処理によって、オペレータが
何らかの操作ミスによってスイッチ10を操作したので
あれば、ディスプレイ9による表示またはLED11の
点灯、スピーカ12からの音声のいずれかによってこれ
を認識し、スイッチ10を元の状態に戻せば、CPU回
路17は誤操作による電源断の指令であると判定して、
電源断の処理を中断し、通常の処理を継続する。
何らかの操作ミスによってスイッチ10を操作したので
あれば、ディスプレイ9による表示またはLED11の
点灯、スピーカ12からの音声のいずれかによってこれ
を認識し、スイッチ10を元の状態に戻せば、CPU回
路17は誤操作による電源断の指令であると判定して、
電源断の処理を中断し、通常の処理を継続する。
【0042】また、ディスプレイ9上の表示およびLE
D11の点灯、スピーカ12からの音声によってオペレ
ータに対し、電源断を行うことを知らせても、一定時間
以内にスイッチ10が元に戻されなければ、CPU回路
17は正しい電源断の指令であると判定して、現在レジ
ューム機能を使用する設定がなされているかどうかをチ
ェックする(ステップST6)。
D11の点灯、スピーカ12からの音声によってオペレ
ータに対し、電源断を行うことを知らせても、一定時間
以内にスイッチ10が元に戻されなければ、CPU回路
17は正しい電源断の指令であると判定して、現在レジ
ューム機能を使用する設定がなされているかどうかをチ
ェックする(ステップST6)。
【0043】そして、レジューム機能が設定されていな
ければ、CPU回路17はメモリ回路19内にあるデー
タの退避を行わずに、電源断処理を行った後、電源回路
15の動作を停止させて計算機本体2の動作を停止させ
る(ステップST7)。
ければ、CPU回路17はメモリ回路19内にあるデー
タの退避を行わずに、電源断処理を行った後、電源回路
15の動作を停止させて計算機本体2の動作を停止させ
る(ステップST7)。
【0044】また、上述したレジューム機能の設定判定
処理において(ステップST6)、レジューム機能が設
定されていれば、CPU回路17はレジューム機能を起
動してメモリ回路19内にあるデータを退避対象データ
として読み出すとともに、この退避対象データを圧縮し
て小さくした後、各ハードディスク装置20、21に空
領域があるかどうかをチェックし、これらの各ハードデ
ィスク装置20、21内に空領域があれば、圧縮済みの
退避対象データをこれらの各ハードディスク装置20、
21に転送させて記憶させ、またこれらの各ハードディ
スク装置20、21に空領域がなければ、通信制御回路
22を介して前記圧縮済みの退避対象データを外部機器
やホスト計算機4に伝送して記憶させる。
処理において(ステップST6)、レジューム機能が設
定されていれば、CPU回路17はレジューム機能を起
動してメモリ回路19内にあるデータを退避対象データ
として読み出すとともに、この退避対象データを圧縮し
て小さくした後、各ハードディスク装置20、21に空
領域があるかどうかをチェックし、これらの各ハードデ
ィスク装置20、21内に空領域があれば、圧縮済みの
退避対象データをこれらの各ハードディスク装置20、
21に転送させて記憶させ、またこれらの各ハードディ
スク装置20、21に空領域がなければ、通信制御回路
22を介して前記圧縮済みの退避対象データを外部機器
やホスト計算機4に伝送して記憶させる。
【0045】この後、CPU回路17は電源断処理を行
った後、電源回路15の動作を停止させて計算機本体2
の動作を停止させる(ステップST8)。
った後、電源回路15の動作を停止させて計算機本体2
の動作を停止させる(ステップST8)。
【0046】このように本実施例においては、スイッチ
10が操作されて電源断の指令が入力されたとき、ディ
スプレイ9による表示、LED11の点灯、およびスピ
ーカ12からの音声によってオペレータにこれを確認さ
せるようにしたので、誤操作による電源断を防止するこ
とができる。
10が操作されて電源断の指令が入力されたとき、ディ
スプレイ9による表示、LED11の点灯、およびスピ
ーカ12からの音声によってオペレータにこれを確認さ
せるようにしたので、誤操作による電源断を防止するこ
とができる。
【0047】また、本実施例においては、メモリ回路1
9内のデータを各ハードディスク装置20、21や外部
機器、ホスト計算機4などに退避させるとき、このデー
タを圧縮してこれら各ハードディスク装置20、21や
外部機器、ホスト計算機4などに退避させ、これら各ハ
ードディスク装置20、21や外部機器、ホスト計算機
4などから退避させていたデータをメモリ回路19に復
帰させるとき、このデータを伸長させてメモリ回路19
に復帰させるようにしているので、電源断時のデータセ
ーブ領域を小さくすることができる。
9内のデータを各ハードディスク装置20、21や外部
機器、ホスト計算機4などに退避させるとき、このデー
タを圧縮してこれら各ハードディスク装置20、21や
外部機器、ホスト計算機4などに退避させ、これら各ハ
ードディスク装置20、21や外部機器、ホスト計算機
4などから退避させていたデータをメモリ回路19に復
帰させるとき、このデータを伸長させてメモリ回路19
に復帰させるようにしているので、電源断時のデータセ
ーブ領域を小さくすることができる。
【0048】また、メモリ回路19内のデータを退避さ
せるとき、計算機本体2内に設けられている各ハードデ
ィスク装置20、21に空領域がない場合でも、通信回
線3に接続されている外部機器やホスト計算機4内の記
憶装置内にメモリ回路19内のデータを退避させるよう
にしているので、計算機本体2内にレジューム機能のた
めに必要な補助記憶装置の空領域を確保できないときで
も、レジューム機能を実現することができ、これによっ
てシステムの自由度を向上させることができる。
せるとき、計算機本体2内に設けられている各ハードデ
ィスク装置20、21に空領域がない場合でも、通信回
線3に接続されている外部機器やホスト計算機4内の記
憶装置内にメモリ回路19内のデータを退避させるよう
にしているので、計算機本体2内にレジューム機能のた
めに必要な補助記憶装置の空領域を確保できないときで
も、レジューム機能を実現することができ、これによっ
てシステムの自由度を向上させることができる。
【0049】なお、上述した実施例においては、計算機
本体2内にある各ハードディスク装置20、21内に空
領域がない場合に、メモリ回路19内のデータを通信回
線3を介して外部機器やホスト計算機4に退避させ、電
源再投入時に、前記外部機器やホスト計算機4内に退避
させていたデータを通信回線3を介して計算機本体2内
のメモリ回路19に復帰させるようにしているが、スイ
ッチ(図示は省略する)などによって計算機本体2内の
各ハードディスク装置20、21または外部機器、ホス
ト計算機4のいずれかを退避先とて任意に選択し得るよ
うにしても良い。
本体2内にある各ハードディスク装置20、21内に空
領域がない場合に、メモリ回路19内のデータを通信回
線3を介して外部機器やホスト計算機4に退避させ、電
源再投入時に、前記外部機器やホスト計算機4内に退避
させていたデータを通信回線3を介して計算機本体2内
のメモリ回路19に復帰させるようにしているが、スイ
ッチ(図示は省略する)などによって計算機本体2内の
各ハードディスク装置20、21または外部機器、ホス
ト計算機4のいずれかを退避先とて任意に選択し得るよ
うにしても良い。
【0050】これによって、ユーザ側でメモリ回路19
内にあるデータの退避先を任意に設定することができ、
システムの自由度を向上させることができる。
内にあるデータの退避先を任意に設定することができ、
システムの自由度を向上させることができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように請求項1、2記載の
発明によれば、電源断指示スイッチの誤操作による電源
断を確実に防止でき、システムの操作性が向上する。
発明によれば、電源断指示スイッチの誤操作による電源
断を確実に防止でき、システムの操作性が向上する。
【0052】また、請求項3記載の発明によれば、メモ
リ内の情報を退避させるのに必要なデータセーブ領域を
小さくすることができる。
リ内の情報を退避させるのに必要なデータセーブ領域を
小さくすることができる。
【0053】さらに、請求項4、5記載の発明によれ
ば、計算機内にレジューム機能のために必要な補助記憶
装置の空領域を確保できない場合にあっても、レジュー
ム機能を確実に実現することができ、システムの自由度
が向上する。
ば、計算機内にレジューム機能のために必要な補助記憶
装置の空領域を確保できない場合にあっても、レジュー
ム機能を確実に実現することができ、システムの自由度
が向上する。
【図1】本発明に係る計算機システムの一実施例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】図1に示す計算機システムの動作例を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
1 計算機システム 2 計算機本体(計算機) 3 通信回線 4 ホスト計算機(記憶装置、外部計算機) 5 マン・マシン部 6 電源ケーブル 7 処理部 8 キーボード 9 ディスプレイ 10 スイッチ(電源断指示スイッチ) 11 LED 12 スピーカ 13 プラグ 14 ケーブル 15 電源回路 16 I/O制御回路 17 CPU回路 18 ディスプレイ制御回路 19 メモリ回路(メモリ) 20、21 ハードディスク装置(補助記憶装置) 22 通信制御回路
Claims (5)
- 【請求項1】 電源断時にメモリの情報を退避させ、電
源再投入時に退避させていた情報をメモリに復帰させる
ことによって、電源断時に行っていた作業を電源再投入
時に継続して行うレジューム機能を有する計算機システ
ムにおいて、 電源断に関する指示を入力するための電源断指示スイッ
チが操作されて電源断の指示が入力された時には、この
時点から一定時間が経過した後に、レジューム機能を動
作させ、その後に電源を遮断することを特徴とする計算
機システム。 - 【請求項2】 前記電源断指示スイッチが操作されて電
源断の指示が入力された時には、少なくともディスプレ
イ表示、音またはLED表示のいずれかによって電源を
遮断する旨を報知する請求項1記載の計算機システム。 - 【請求項3】 電源断時にメモリの情報を退避させ、電
源再投入時に退避させていた情報をメモリに復帰させる
ことによって、電源断時に行っていた作業を電源再投入
時に継続して行うレジューム機能を有する計算機システ
ムにおいて、 電源断時にメモリ内の情報を圧縮して退避対象となって
いる補助記憶装置に退避させ、電源再投入時に前記補助
記憶装置内にある圧縮された情報を伸長させてメモリ内
に復帰させることを特徴とする計算機システム。 - 【請求項4】 電源断時にメモリの情報を退避させ、電
源再投入時に退避させていた情報をメモリに復帰させる
ことによって、電源断時に行っていた作業を電源再投入
時に継続して行うレジューム機能を有する計算機システ
ムにおいて、 計算機の電源断時に計算機のメモリ内にある情報を通信
回線を介して外部計算機に伝送して退避させ、前記計算
機の電源再投入時に前記外部計算機に退避させていた情
報を前記通信回線を介して前記メモリ内に復帰させるこ
とを特徴とする計算機システム。 - 【請求項5】 計算機の電源断時に自計算機内の補助記
憶装置または通信回線に接続されている外部計算機のい
ずれかを退避先として選択して前記計算機のメモリ内に
ある情報を退避させ、前記計算機の電源再投入時に退避
先に退避させている情報を前記計算機のメモリ内に復帰
させる請求項4記載の計算機システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5304076A JPH07160598A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | 計算機システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5304076A JPH07160598A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | 計算機システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07160598A true JPH07160598A (ja) | 1995-06-23 |
Family
ID=17928746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5304076A Pending JPH07160598A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | 計算機システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07160598A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5978922A (en) * | 1996-02-29 | 1999-11-02 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Computer system having resume function |
US6336153B1 (en) | 1998-02-26 | 2002-01-01 | Kabushiki Kaisha Toshiba | High-speed hybernation |
KR20150074550A (ko) * | 2013-12-24 | 2015-07-02 | 에스케이하이닉스 주식회사 | 데이터 저장 장치 및 그것을 포함하는 데이터 처리 시스템 |
US9575887B2 (en) | 2013-09-06 | 2017-02-21 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Memory device, information-processing device and information-processing method |
-
1993
- 1993-12-03 JP JP5304076A patent/JPH07160598A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5978922A (en) * | 1996-02-29 | 1999-11-02 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Computer system having resume function |
US6336153B1 (en) | 1998-02-26 | 2002-01-01 | Kabushiki Kaisha Toshiba | High-speed hybernation |
US9575887B2 (en) | 2013-09-06 | 2017-02-21 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Memory device, information-processing device and information-processing method |
KR20150074550A (ko) * | 2013-12-24 | 2015-07-02 | 에스케이하이닉스 주식회사 | 데이터 저장 장치 및 그것을 포함하는 데이터 처리 시스템 |
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