JPH08202536A - コンピュータ装置の自動立上げ装置 - Google Patents
コンピュータ装置の自動立上げ装置Info
- Publication number
- JPH08202536A JPH08202536A JP7009386A JP938695A JPH08202536A JP H08202536 A JPH08202536 A JP H08202536A JP 7009386 A JP7009386 A JP 7009386A JP 938695 A JP938695 A JP 938695A JP H08202536 A JPH08202536 A JP H08202536A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power
- command
- computer device
- application program
- workstation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Stored Programmes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】無停電電源装置1に自動立上げ装置2を介しU
NIXワークステーション(WS)3を接続し、電源投
入信号12の入力時、スイッチSW1をオンしてWSに
給電し、回線15にID#1を送出し、WSのログイン
処理で適用業務処理の起動要求を発行させる系で、AC
電源01の復電時、立上げ装置2に停電前の電源投入状
態を記憶させず適用業務処理を自動再起動可能にする。 【構成】装置2の手段2Bは電源切断信号13の入力
時、停止処理#1の起動要求を回線15に送出し、ID
#2のログイン処理領域を停止要求に書換え、SW1を
オフする。また停電通知11の入力時、手段2Dは停止
処理#2の起動要求を回線15に送出し、ID#2のロ
グイン処理領域を適用業務処理起動要求に書換え、SW
1をオフする。給電開始時、手段2CはSW1をオン
し、ID#2を送出しログイン処理を行うので、WSは
稼動中の停電時のみ復電再復帰する。
NIXワークステーション(WS)3を接続し、電源投
入信号12の入力時、スイッチSW1をオンしてWSに
給電し、回線15にID#1を送出し、WSのログイン
処理で適用業務処理の起動要求を発行させる系で、AC
電源01の復電時、立上げ装置2に停電前の電源投入状
態を記憶させず適用業務処理を自動再起動可能にする。 【構成】装置2の手段2Bは電源切断信号13の入力
時、停止処理#1の起動要求を回線15に送出し、ID
#2のログイン処理領域を停止要求に書換え、SW1を
オフする。また停電通知11の入力時、手段2Dは停止
処理#2の起動要求を回線15に送出し、ID#2のロ
グイン処理領域を適用業務処理起動要求に書換え、SW
1をオフする。給電開始時、手段2CはSW1をオン
し、ID#2を送出しログイン処理を行うので、WSは
稼動中の停電時のみ復電再復帰する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は汎用のUNIXワークス
テーション(OSとしてUNIXを使用したワークステ
ーション)などのコンピュータ装置を専用装置として使
用する場合のコンピュータ装置の自動立上げ装置、特に
電源切断時と稼動中の停電時とを区別し、停電後の復電
時にアプリケーションプログラムの自動再起動を行う機
能を備えたコンピュータ装置の自動立上げ装置に関す
る。
テーション(OSとしてUNIXを使用したワークステ
ーション)などのコンピュータ装置を専用装置として使
用する場合のコンピュータ装置の自動立上げ装置、特に
電源切断時と稼動中の停電時とを区別し、停電後の復電
時にアプリケーションプログラムの自動再起動を行う機
能を備えたコンピュータ装置の自動立上げ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】汎用のUNIXワークステーションは、
電源投入時にアプリケーションプログラムを自動起動す
る機能を持たない。そのためこのUNIXワークステー
ションを、電源投入時に所定のアプリケーションプログ
ラムを自動的に起動する専用機として使用する場合に
は、何らかの外部装置を必要とする。
電源投入時にアプリケーションプログラムを自動起動す
る機能を持たない。そのためこのUNIXワークステー
ションを、電源投入時に所定のアプリケーションプログ
ラムを自動的に起動する専用機として使用する場合に
は、何らかの外部装置を必要とする。
【0003】そこで、UNIXワークステーションの外
部に自動立上げ装置を追加し、ワークステーションのT
TY(テレタイプライタ)用ポートに対してIDとパス
ワードを自動的に入力し、このIDで指定されるログイ
ン処理領域に予め書込んだアプリケーションプログラム
の起動コマンド列を実行させ、アプリケーションプログ
ラムを起動するようにしている。
部に自動立上げ装置を追加し、ワークステーションのT
TY(テレタイプライタ)用ポートに対してIDとパス
ワードを自動的に入力し、このIDで指定されるログイ
ン処理領域に予め書込んだアプリケーションプログラム
の起動コマンド列を実行させ、アプリケーションプログ
ラムを起動するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、稼動中の停電
の復電時にもUNIXワークステーションの自動的な再
立上げを行おうとする場合には、常時、自動立上げ装置
でUNIXワークステーションの電源投入状態を記憶し
ておき、復電時に停電まえの電源状態が電源投入状態で
あったか否かをチェックし、電源投入状態であった場合
にのみ、再立上げを行うように自動立上げを行うか否か
の判定を必要とした。この判定を行うには、自動立上げ
装置に電源投入状態を示すスイッチが付けられている場
合には、状態の判定は容易だが、外部からの電源投入信
号パルス,電源切断信号パルスにより、電源の投入切断
をリモート制御しようとした場合には、自動立上げ装置
に別途、電源投入状態を記憶しておく機構が必要とな
り、自動立上げ装置が複雑、かつコスト高になるという
問題がある。
の復電時にもUNIXワークステーションの自動的な再
立上げを行おうとする場合には、常時、自動立上げ装置
でUNIXワークステーションの電源投入状態を記憶し
ておき、復電時に停電まえの電源状態が電源投入状態で
あったか否かをチェックし、電源投入状態であった場合
にのみ、再立上げを行うように自動立上げを行うか否か
の判定を必要とした。この判定を行うには、自動立上げ
装置に電源投入状態を示すスイッチが付けられている場
合には、状態の判定は容易だが、外部からの電源投入信
号パルス,電源切断信号パルスにより、電源の投入切断
をリモート制御しようとした場合には、自動立上げ装置
に別途、電源投入状態を記憶しておく機構が必要とな
り、自動立上げ装置が複雑、かつコスト高になるという
問題がある。
【0005】そこで本発明はこのような追加機構なしに
停電前の電源投入状態を記憶し、復電時にアプリケーシ
ョンプログラムの自動立上げを行わせることができるコ
ンピュータ装置の自動立上げ装置を提供することを課題
とする。
停電前の電源投入状態を記憶し、復電時にアプリケーシ
ョンプログラムの自動立上げを行わせることができるコ
ンピュータ装置の自動立上げ装置を提供することを課題
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1の自動立上げ装置は、無停電電源装置
(1など)の生成電源を入力し、電源投入指令(電源投
入信号12など)に基づいてコンピュータ装置(3な
ど)に(電源投入時処理手段2Aなどを介し、電源スイ
ッチSW1などを経て)前記生成電源を供給すると共
に、(TTYポート・シリアル回線15などを介し)第
1のID(ID#1など)を送出して、この第1のID
によって指定されるログイン処理領域の内容としてのア
プリケーション起動コマンドの処理を実行させ、コンピ
ュータ装置のアプリケーションプログラムを起動させる
コンピュータ装置の自動立上げ装置(2など)であっ
て、電源切断指令(電源切断信号13など)の入力に基
づいて、コンピュータ装置へ、第2のID(ID#2な
ど)によって指定されるログイン処理領域にアプリケー
ションプログラムを停止すべきシャットダウンコマンド
を書込むべき旨のコマンドを送出して、コンピュータ装
置への前記生成電源の供給を停止する電源切断時処理手
段(2Bなど)と、コンピュータ装置の稼動中における
無停電電源装置への入力電源(AC電源01など)につ
いての停電通知(11など)に基づいて、コンピュータ
装置へ、第2のIDによって指定されるログイン処理領
域に前記アプリケーション起動コマンドを書込むべき旨
のコマンドを送出して、コンピュータ装置への前記生成
電源の供給を停止する停電通知時処理手段(2Dなど)
と、前記生成電源の給電開始時、コンピュータ装置にこ
の生成電源を供給すると共に第2のIDを送出して、こ
の第2のIDによって指定されるログイン処理領域のコ
マンドの処理を実行させる給電開始時処理手段(2Cな
ど)とを備えたものとする。
めに、請求項1の自動立上げ装置は、無停電電源装置
(1など)の生成電源を入力し、電源投入指令(電源投
入信号12など)に基づいてコンピュータ装置(3な
ど)に(電源投入時処理手段2Aなどを介し、電源スイ
ッチSW1などを経て)前記生成電源を供給すると共
に、(TTYポート・シリアル回線15などを介し)第
1のID(ID#1など)を送出して、この第1のID
によって指定されるログイン処理領域の内容としてのア
プリケーション起動コマンドの処理を実行させ、コンピ
ュータ装置のアプリケーションプログラムを起動させる
コンピュータ装置の自動立上げ装置(2など)であっ
て、電源切断指令(電源切断信号13など)の入力に基
づいて、コンピュータ装置へ、第2のID(ID#2な
ど)によって指定されるログイン処理領域にアプリケー
ションプログラムを停止すべきシャットダウンコマンド
を書込むべき旨のコマンドを送出して、コンピュータ装
置への前記生成電源の供給を停止する電源切断時処理手
段(2Bなど)と、コンピュータ装置の稼動中における
無停電電源装置への入力電源(AC電源01など)につ
いての停電通知(11など)に基づいて、コンピュータ
装置へ、第2のIDによって指定されるログイン処理領
域に前記アプリケーション起動コマンドを書込むべき旨
のコマンドを送出して、コンピュータ装置への前記生成
電源の供給を停止する停電通知時処理手段(2Dなど)
と、前記生成電源の給電開始時、コンピュータ装置にこ
の生成電源を供給すると共に第2のIDを送出して、こ
の第2のIDによって指定されるログイン処理領域のコ
マンドの処理を実行させる給電開始時処理手段(2Cな
ど)とを備えたものとする。
【0007】また、請求項2の自動立上げ装置では、請
求項1に記載の自動立上げ装置において、前記コンピュ
ータ装置はUNIXをOSとするものであるようにす
る。また、請求項3の自動立上げ装置では、請求項1又
は2に記載の自動立上げ装置において、前記コンピュー
タ装置はワークステーションであるようにする。
求項1に記載の自動立上げ装置において、前記コンピュ
ータ装置はUNIXをOSとするものであるようにす
る。また、請求項3の自動立上げ装置では、請求項1又
は2に記載の自動立上げ装置において、前記コンピュー
タ装置はワークステーションであるようにする。
【0008】
【作用】汎用のUNIXワークステーションには、情報
(プログラムやデータ)を記憶しておく機構が必ず用意
されており、停電前の電源投入状態の保持をUNIXワ
ークステーションで行うようにする。具体的には汎用の
UNIXワークステーションでは、稼動開始時のため利
用者のID及びパスワードを入力するログイン時に必ず
このIDで指定されるメモリ領域のログインファイル
(つまりログイン時に自動的に起動されるコマンド列を
記述したファイル)の処理を実行するので、電源切断時
と停電時に本ファイルの内容を書換え、停電前の電源投
入状態を記憶しておく。
(プログラムやデータ)を記憶しておく機構が必ず用意
されており、停電前の電源投入状態の保持をUNIXワ
ークステーションで行うようにする。具体的には汎用の
UNIXワークステーションでは、稼動開始時のため利
用者のID及びパスワードを入力するログイン時に必ず
このIDで指定されるメモリ領域のログインファイル
(つまりログイン時に自動的に起動されるコマンド列を
記述したファイル)の処理を実行するので、電源切断時
と停電時に本ファイルの内容を書換え、停電前の電源投
入状態を記憶しておく。
【0009】
【実施例】図1は本発明の実施例としてのシステム構成
図である。同図において01は商用のAC電源、1はA
C電源01を入力源とし、ACの無停電電源を生成出力
する無停電電源装置(UPSとも略記する)、2はUP
S1の生成する電源を入力する自動立上げ装置、3は自
動立上げ装置2から電源を取込むUNIXワークステー
ションである。ここで自動立上げ装置2はUPS1から
の無停電電源を電源スイッチSW1により開閉してワー
クステーション3に与える。また、11はUPS1から
自動立上げ装置に与える停電通知、12と13は夫々、
図外の手段から自動立上げ装置2に入力される電源投入
信号(投入指令)と電源切断信号(切断指令)、15は
自動立上げ装置2とUNIXワークステーション3のT
TYポートとを接続するTTYポート・シリアル回線で
ある。
図である。同図において01は商用のAC電源、1はA
C電源01を入力源とし、ACの無停電電源を生成出力
する無停電電源装置(UPSとも略記する)、2はUP
S1の生成する電源を入力する自動立上げ装置、3は自
動立上げ装置2から電源を取込むUNIXワークステー
ションである。ここで自動立上げ装置2はUPS1から
の無停電電源を電源スイッチSW1により開閉してワー
クステーション3に与える。また、11はUPS1から
自動立上げ装置に与える停電通知、12と13は夫々、
図外の手段から自動立上げ装置2に入力される電源投入
信号(投入指令)と電源切断信号(切断指令)、15は
自動立上げ装置2とUNIXワークステーション3のT
TYポートとを接続するTTYポート・シリアル回線で
ある。
【0010】また、2A,2B,2C,2Dは自動立上
げ装置2内の主要な手段としての電源投入時処理手段,
電源切断時処理手段,給電開始時処理手段,停電通知時
処理手段である。図2は自動立上げ装置2の動作説明用
のフローチャートで、同図(A),(B),(C),
(D)は夫々電源投入信号入力時,電源切断信号入力
時、AC給電開始時(復電時),停電通知入力時に、前
述した図1の各処理手段2A〜2Dが実行する処理動作
を示す。なお、S11〜S42はこの各図(A)〜
(D)の手順のステップを示す。
げ装置2内の主要な手段としての電源投入時処理手段,
電源切断時処理手段,給電開始時処理手段,停電通知時
処理手段である。図2は自動立上げ装置2の動作説明用
のフローチャートで、同図(A),(B),(C),
(D)は夫々電源投入信号入力時,電源切断信号入力
時、AC給電開始時(復電時),停電通知入力時に、前
述した図1の各処理手段2A〜2Dが実行する処理動作
を示す。なお、S11〜S42はこの各図(A)〜
(D)の手順のステップを示す。
【0011】また、本発明では自動立上げ装置2がUN
IXワークステーション3に対してID#1,ID#2
の2種類のIDを送出して、この夫々のIDによって指
定されるログイン処理領域(ログインファイル)の内容
(具体的にはコマンド又はコマンド列)の処理を実行さ
せるが、図3はこのコマンドID#1,ID#2別のロ
グインファイルの内容を示す。この場合、ID#1のロ
グインファイルの内容は常にアプリケーションプログラ
ム(アプリとも略記)の起動コマンド列で変わらない
が、ID#2のログインファイルの内容は電源切断信号
13の入力後と、停電通知11の入力後とで夫々シャッ
トダウンコマンド(停止コマンド)とアプリ起動コマン
ド列とに書換えられる。
IXワークステーション3に対してID#1,ID#2
の2種類のIDを送出して、この夫々のIDによって指
定されるログイン処理領域(ログインファイル)の内容
(具体的にはコマンド又はコマンド列)の処理を実行さ
せるが、図3はこのコマンドID#1,ID#2別のロ
グインファイルの内容を示す。この場合、ID#1のロ
グインファイルの内容は常にアプリケーションプログラ
ム(アプリとも略記)の起動コマンド列で変わらない
が、ID#2のログインファイルの内容は電源切断信号
13の入力後と、停電通知11の入力後とで夫々シャッ
トダウンコマンド(停止コマンド)とアプリ起動コマン
ド列とに書換えられる。
【0012】次に図2,図3を参照しつつ、図1の動作
を説明する。自動立上げ装置2の電源投入時処理手段2
Aは、電源投入信号12が入力されると図2(A)の手
順に示すように、電源スイッチSW1をオンしUNIX
ワークステーション3の電源を投入する(S11)。U
NIXワークステーション3はそのイニシャル処理が終
了すると、ユーザのログイン待ちとなる。このとき、T
TYポート・シリアル回線15にもメッセージ(log
in:など)が出力されるので、自動立上げ装置2はこ
のシリアル回線15に電源投入用のID(ID#1)を
送出、続いてパスワード(passwd#1)を送出
し、ワークステーション3に対してID#1でのログイ
ン操作を自動的に行う(S12)。UNIXワークステ
ーション3は、ID#1のログイン処理として、コマン
ドファイル#1の内容としてのアプリケーションプログ
ラムを起動するコマンド列の処理を行う(このためID
#1のログインファイルにはコマンドファイル#1と同
じ内容を設定しておく)。
を説明する。自動立上げ装置2の電源投入時処理手段2
Aは、電源投入信号12が入力されると図2(A)の手
順に示すように、電源スイッチSW1をオンしUNIX
ワークステーション3の電源を投入する(S11)。U
NIXワークステーション3はそのイニシャル処理が終
了すると、ユーザのログイン待ちとなる。このとき、T
TYポート・シリアル回線15にもメッセージ(log
in:など)が出力されるので、自動立上げ装置2はこ
のシリアル回線15に電源投入用のID(ID#1)を
送出、続いてパスワード(passwd#1)を送出
し、ワークステーション3に対してID#1でのログイ
ン操作を自動的に行う(S12)。UNIXワークステ
ーション3は、ID#1のログイン処理として、コマン
ドファイル#1の内容としてのアプリケーションプログ
ラムを起動するコマンド列の処理を行う(このためID
#1のログインファイルにはコマンドファイル#1と同
じ内容を設定しておく)。
【0013】自動立上げ装置2の給電開始時処理手段2
Cは自身の電源が投入された場合(停電後の復電時な
ど)にも、図2(C)の手順に示すように、電源スイッ
チSW1をオンしUNIXワークステーション3の電源
を投入する(S31)。UNIXワークステーション3
のイニシャル処理が終了すると、ユーザのログイン待ち
となる。このとき、TTYポート・シリアル回線15に
もメッセージ(login:など)が出力されるので、
自動立上げ装置2はシリアル回線15にAC給電開始用
のID(ID#2)を送出、続いてパスワード(pas
swd#2)を送出し、後述するID#2でのログイン
操作を自動的に行う(S32)。そして引き続きアプリ
ケーションプログラムの起動を監視し(S33)、一定
時間以内に起動通知がなかった場合には、電源スイッチ
SW1をオフし、UNIXワークステーション3の電源
を切断する(S34)。UNIXワークステーション3
は、ID#2のログイン処理としてログインファイルを
実行するが、その内容は前回に起動されたシャットダウ
ン処理により決定される。
Cは自身の電源が投入された場合(停電後の復電時な
ど)にも、図2(C)の手順に示すように、電源スイッ
チSW1をオンしUNIXワークステーション3の電源
を投入する(S31)。UNIXワークステーション3
のイニシャル処理が終了すると、ユーザのログイン待ち
となる。このとき、TTYポート・シリアル回線15に
もメッセージ(login:など)が出力されるので、
自動立上げ装置2はシリアル回線15にAC給電開始用
のID(ID#2)を送出、続いてパスワード(pas
swd#2)を送出し、後述するID#2でのログイン
操作を自動的に行う(S32)。そして引き続きアプリ
ケーションプログラムの起動を監視し(S33)、一定
時間以内に起動通知がなかった場合には、電源スイッチ
SW1をオフし、UNIXワークステーション3の電源
を切断する(S34)。UNIXワークステーション3
は、ID#2のログイン処理としてログインファイルを
実行するが、その内容は前回に起動されたシャットダウ
ン処理により決定される。
【0014】自動立上げ装置2の電源切断時処理手段2
Bは、電源切断信号13が入力されると図2(B)の手
順に示すように、UNIXワークステーション3に対し
て、電源切断信号13によるシャットダウン処理(sh
utdown#1)を起動する文字列をTTYポート・
シリアル回線15に送出する(S21)。UNIXワー
クステーション3は、電源切断信号13によるシャット
ダウン処理(shutdown#1)において、AC給
電開始用のID(ID#2)によって指定されるログイ
ンファイルの内容をUNIXワークステーションを停止
(シャットダウン)させるコマンド列(コマンドファイ
ル#2の内容)に変更したのち、停止(シャットダウ
ン)処理を行いシステムを停止させる。自動立上げ装置
2は、前述の処理に必要な時間が経過後に、電源スイッ
チSW1をオフしUNIXワークステーション3への電
源供給を停止する(S22)。
Bは、電源切断信号13が入力されると図2(B)の手
順に示すように、UNIXワークステーション3に対し
て、電源切断信号13によるシャットダウン処理(sh
utdown#1)を起動する文字列をTTYポート・
シリアル回線15に送出する(S21)。UNIXワー
クステーション3は、電源切断信号13によるシャット
ダウン処理(shutdown#1)において、AC給
電開始用のID(ID#2)によって指定されるログイ
ンファイルの内容をUNIXワークステーションを停止
(シャットダウン)させるコマンド列(コマンドファイ
ル#2の内容)に変更したのち、停止(シャットダウ
ン)処理を行いシステムを停止させる。自動立上げ装置
2は、前述の処理に必要な時間が経過後に、電源スイッ
チSW1をオフしUNIXワークステーション3への電
源供給を停止する(S22)。
【0015】自動立上げ装置2の停電通知時処理手段2
Dは、UPS(無停電電源装置)1からの停電通知11
が入力されると図2(D)の手順に示すように、UNI
Xワークステーション3に対して、UPS1からの停電
通知によるシャットダウン処理(shutdown#
2)を起動するコマンド文字列をTTYポート・シリア
ル回線15に送出する(S41)。UNIXワークステ
ーション3は、UPS1からの停電通知によるこのシャ
ットダウン処理(shutdown#2)において、A
C給電開始用のID(ID#2)によって指定されるロ
グインファイルの内容をアプリケーションプログラムを
起動するコマンド列(コマンドファイル#1の内容)に
変更したのち、停止(シャットダウン)処理を行いシス
テムを停止させる。自動立上げ装置2は、前述の処理に
必要な時間が経過後に電源スイッチSW1をオフし、U
NIXワークステーション3への電源供給を停止する
(S42)。
Dは、UPS(無停電電源装置)1からの停電通知11
が入力されると図2(D)の手順に示すように、UNI
Xワークステーション3に対して、UPS1からの停電
通知によるシャットダウン処理(shutdown#
2)を起動するコマンド文字列をTTYポート・シリア
ル回線15に送出する(S41)。UNIXワークステ
ーション3は、UPS1からの停電通知によるこのシャ
ットダウン処理(shutdown#2)において、A
C給電開始用のID(ID#2)によって指定されるロ
グインファイルの内容をアプリケーションプログラムを
起動するコマンド列(コマンドファイル#1の内容)に
変更したのち、停止(シャットダウン)処理を行いシス
テムを停止させる。自動立上げ装置2は、前述の処理に
必要な時間が経過後に電源スイッチSW1をオフし、U
NIXワークステーション3への電源供給を停止する
(S42)。
【0016】従って、電源切断信号13によりUNIX
ワークステーション3を停止させた後にAC電源01の
供給が停止し(このような場合UPS1は所定時間、自
身が生成するAC電源の出力を継続するが、所定時間が
経過すると停電通知11を出力し負荷側に停電に対する
処理を行わせる所定時間を経て、AC電源の生成出力を
停止する。そしてAC電源01の復電時にはAC電源の
生成出力を再開する)、自動立上げ装置2への給電が再
開された場合には、自動立上げ装置2は図2(C)で述
べたようにワークステーション3への電源を投入し、T
TYポート・シリアル回線15にID#2を送出する
が、ID#2のログイン時に実行されるログインファイ
ルは、UNIXワークステーション3を停止(シャット
ダウン)させるコマンド列(コマンドファイル#2の内
容)に変更されているので、ワークステーション3は自
動的に停止し、自動立上げ装置2は一定時間以内に起動
通知がこないので、UNIXワークステーション3の電
源を切断する。従ってアプリケーションプログラムは起
動されない。
ワークステーション3を停止させた後にAC電源01の
供給が停止し(このような場合UPS1は所定時間、自
身が生成するAC電源の出力を継続するが、所定時間が
経過すると停電通知11を出力し負荷側に停電に対する
処理を行わせる所定時間を経て、AC電源の生成出力を
停止する。そしてAC電源01の復電時にはAC電源の
生成出力を再開する)、自動立上げ装置2への給電が再
開された場合には、自動立上げ装置2は図2(C)で述
べたようにワークステーション3への電源を投入し、T
TYポート・シリアル回線15にID#2を送出する
が、ID#2のログイン時に実行されるログインファイ
ルは、UNIXワークステーション3を停止(シャット
ダウン)させるコマンド列(コマンドファイル#2の内
容)に変更されているので、ワークステーション3は自
動的に停止し、自動立上げ装置2は一定時間以内に起動
通知がこないので、UNIXワークステーション3の電
源を切断する。従ってアプリケーションプログラムは起
動されない。
【0017】一方、AC電源01の供給が停止しUPS
(無停電電源装置)1からの停電通知11によりUNI
Xワークステーション3を停止させた後に、自動立上げ
装置2への給電が再開された場合には、ID#2のログ
イン時にワークステーション3内で実行されるログイン
ファイルの内容は、アプリケーションプログラムを起動
するコマンド列(コマンドファイル#1の内容)に変更
されているので、アプリケーションプログラムが起動さ
れ、復電時再起動が行われることになる。
(無停電電源装置)1からの停電通知11によりUNI
Xワークステーション3を停止させた後に、自動立上げ
装置2への給電が再開された場合には、ID#2のログ
イン時にワークステーション3内で実行されるログイン
ファイルの内容は、アプリケーションプログラムを起動
するコマンド列(コマンドファイル#1の内容)に変更
されているので、アプリケーションプログラムが起動さ
れ、復電時再起動が行われることになる。
【0018】なお、アプリケーションプログラムの起動
の監視は、アプリケーションプログラムからTTYポー
ト・シリアル回線15を経由して送られてくる特定の文
字列を、自動立上げ装置2でチェックすることにより可
能である。
の監視は、アプリケーションプログラムからTTYポー
ト・シリアル回線15を経由して送られてくる特定の文
字列を、自動立上げ装置2でチェックすることにより可
能である。
【0019】
【発明の効果】本発明によればUPS1からのAC電源
の供給開始時に、自動立上げ装置2が送出するID#2
で指定されるUNIXワークステーション3のログイン
ファイルの内容(コマンド列)を、電源切断信号13の
入力時には自動立上げ装置2からワークステーション3
のTTYポート・シリアル回線15へ送出するコマンド
列によって、UNIXワークステーションを停止させる
コマンド列に書換えさせ、他方UPS1からの停電通知
11の入力時には同じくシリアル回線15へ送出するコ
マンド列によって、アプリケーションプログラムを起動
するコマンド列に書換えさせるようにしたので、ワーク
ステーションの稼動中の停電の復電時にはアプリケーシ
ョンプログラムの自動再起動が可能となり、自動立上げ
装置で特別な手段によりワークステーションの停電前の
電源投入状態を覚えておく必要がないので、自動立上げ
装置の構成が簡単になる。また、自動立上げ装置の低価
格化や高信頼性化が得られる。
の供給開始時に、自動立上げ装置2が送出するID#2
で指定されるUNIXワークステーション3のログイン
ファイルの内容(コマンド列)を、電源切断信号13の
入力時には自動立上げ装置2からワークステーション3
のTTYポート・シリアル回線15へ送出するコマンド
列によって、UNIXワークステーションを停止させる
コマンド列に書換えさせ、他方UPS1からの停電通知
11の入力時には同じくシリアル回線15へ送出するコ
マンド列によって、アプリケーションプログラムを起動
するコマンド列に書換えさせるようにしたので、ワーク
ステーションの稼動中の停電の復電時にはアプリケーシ
ョンプログラムの自動再起動が可能となり、自動立上げ
装置で特別な手段によりワークステーションの停電前の
電源投入状態を覚えておく必要がないので、自動立上げ
装置の構成が簡単になる。また、自動立上げ装置の低価
格化や高信頼性化が得られる。
【図1】本発明の実施例のシステム構成図
【図2】本発明の実施例の自動立上げ装置の動作を示す
フローチャート
フローチャート
【図3】本発明の実施例のUNIXワークステーション
のログインファイルの内容を示す図
のログインファイルの内容を示す図
1 UPS(無停電電源装置) 2 自動立上げ装置 2A 電源投入時処理手段 2B 電源切断時処理手段 2C 給電開始時処理手段 2D 停電通知時処理手段 3 UNIXワークステーション 11 停電通知 12 電源投入信号 13 電源切断信号 15 TTYポート・シリアル回線 SW1 電源スイッチ
Claims (3)
- 【請求項1】無停電電源装置の生成電源を入力し、電源
投入指令に基づいてコンピュータ装置に前記生成電源を
供給すると共に、第1のIDを送出して、この第1のI
Dによって指定されるログイン処理領域の内容としての
アプリケーション起動コマンドの処理を実行させ、コン
ピュータ装置のアプリケーションプログラムを起動させ
るコンピュータ装置の自動立上げ装置であって、 電源切断指令の入力に基づいて、コンピュータ装置へ、
第2のIDによって指定されるログイン処理領域にアプ
リケーションプログラムを停止すべきシャットダウンコ
マンドを書込むべき旨のコマンドを送出して、コンピュ
ータ装置への前記生成電源の供給を停止する電源切断時
処理手段と、 コンピュータ装置の稼動中における無停電電源装置への
入力電源についての停電通知に基づいて、コンピュータ
装置へ、第2のIDによって指定されるログイン処理領
域に前記アプリケーション起動コマンドを書込むべき旨
のコマンドを送出して、コンピュータ装置への前記生成
電源の供給を停止する停電通知時処理手段と、 前記生成電源の給電開始時、コンピュータ装置にこの生
成電源を供給すると共に第2のIDを送出して、この第
2のIDによって指定されるログイン処理領域のコマン
ドの処理を実行させる給電開始時処理手段とを備えたこ
とを特徴とするコンピュータ装置の自動立上げ装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の自動立上げ装置におい
て、 前記コンピュータ装置はUNIXをOSとするものであ
ることを特徴とするコンピュータ装置の自動立上げ装
置。 - 【請求項3】請求項1又は2に記載の自動立上げ装置に
おいて、 前記コンピュータ装置はワークステーションであること
を特徴とするコンピュータ装置の自動立上げ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7009386A JPH08202536A (ja) | 1995-01-25 | 1995-01-25 | コンピュータ装置の自動立上げ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7009386A JPH08202536A (ja) | 1995-01-25 | 1995-01-25 | コンピュータ装置の自動立上げ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08202536A true JPH08202536A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=11719015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7009386A Pending JPH08202536A (ja) | 1995-01-25 | 1995-01-25 | コンピュータ装置の自動立上げ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08202536A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7240227B2 (en) | 2004-08-15 | 2007-07-03 | International Business Machines Corporation | Automatic restart and resume of computing system upon reapplication of external power |
JP2007219762A (ja) * | 2006-02-15 | 2007-08-30 | Hitachi Ie Systems Co Ltd | リモート電源制御システム及びリモート電源制御装置 |
-
1995
- 1995-01-25 JP JP7009386A patent/JPH08202536A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7240227B2 (en) | 2004-08-15 | 2007-07-03 | International Business Machines Corporation | Automatic restart and resume of computing system upon reapplication of external power |
JP2007219762A (ja) * | 2006-02-15 | 2007-08-30 | Hitachi Ie Systems Co Ltd | リモート電源制御システム及びリモート電源制御装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2998737B2 (ja) | 周辺機器用電源制御装置 | |
JPH0822424A (ja) | クライアント・サーバ・システムおよびその制御方法 | |
JPH08202536A (ja) | コンピュータ装置の自動立上げ装置 | |
JPH113240A (ja) | 制御用計算機システム | |
CN112506572B (zh) | 一种ops系统还原方法、装置及存储介质 | |
JPH0764930A (ja) | Cpu間相互監視方法 | |
JPH10207586A (ja) | コンピュータの電源オフ制御方式 | |
JPS58175198A (ja) | デ−タ処理装置 | |
JP2799104B2 (ja) | プログラマブルコントローラの二重化切替装置 | |
JP2002014709A (ja) | ロボットコントローラ | |
JPH02173816A (ja) | サーバの立ち上げ・立ち下げ方式 | |
JPH11149419A (ja) | データバックアップ方法および装置 | |
JPH06161590A (ja) | レジューム制御方式 | |
JPH06119087A (ja) | 電源オフ方式 | |
JP2002312076A (ja) | コンピュータシステムの電源制御装置 | |
TW201118548A (en) | A power control system of the server | |
JPH07244544A (ja) | コンピュータシステム | |
JP2001218389A (ja) | 電子装置 | |
JP2000057017A (ja) | 遠隔管理モジュール及びそれを用いた遠隔管理機能付コンピュータ | |
JPH07160598A (ja) | 計算機システム | |
JP2001184138A (ja) | ハードウェアシステムとその障害解消方法 | |
JP2001331339A (ja) | 運転制御装置の2重化方式 | |
JPH11202985A (ja) | コンピュータの自動再起動方法 | |
JPH1078832A (ja) | シャットダウン装置 | |
JPH08202633A (ja) | データ処理装置 |