JP2779642B2 - 金属・木材複合踊場及び複合階段の構築方法 - Google Patents
金属・木材複合踊場及び複合階段の構築方法Info
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- JP2779642B2 JP2779642B2 JP1091032A JP9103289A JP2779642B2 JP 2779642 B2 JP2779642 B2 JP 2779642B2 JP 1091032 A JP1091032 A JP 1091032A JP 9103289 A JP9103289 A JP 9103289A JP 2779642 B2 JP2779642 B2 JP 2779642B2
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Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、一体的に構成した踊場を用いることを目
的とした金属・木材複合踊場及び複合階段の構築方法に
関する。
的とした金属・木材複合踊場及び複合階段の構築方法に
関する。
（従来の技術） 従来、木製階段は現場で木材を切断し、ささら桁と踏
板とを順次固定して構成しており、踊場の構築について
も同様の手段がとられていた。
板とを順次固定して構成しており、踊場の構築について
も同様の手段がとられていた。
また、金属階段については、階段部はＬ状金属板の組
み合せのものもあったが、踊場については現場溶接など
に依存していた。
み合せのものもあったが、踊場については現場溶接など
に依存していた。
（発明により解決すべき課題） 前記従来の木製段階にあっても、総て現場組立ての為
に、作業者の技術程度により、製品の良否、時間の多寡
等が左右される問題点があった。また、金属製階段であ
っても踊場については寸法的調整がむつかしく、比較的
能率よく良品質に仕上げるには熟練を要するものとされ
ていた。
に、作業者の技術程度により、製品の良否、時間の多寡
等が左右される問題点があった。また、金属製階段であ
っても踊場については寸法的調整がむつかしく、比較的
能率よく良品質に仕上げるには熟練を要するものとされ
ていた。
（課題を解決する為の手段） 然るにこの発明は、金属（鉄板と鉄骨）と木材と複合
使用すると共に、踊場を一体成形しておき、寸法は上部
階段及び下部階段で調節し、前記従来の問題点を悉く改
善したのである。
使用すると共に、踊場を一体成形しておき、寸法は上部
階段及び下部階段で調節し、前記従来の問題点を悉く改
善したのである。
即ちこの発明は、Ｌ状鉄板を、上端部に挿入片を屈曲
成形し、下部端に前記挿入片を挿入掛止する折り返し屈
曲片を成形して構成し、前記Ｌ状鉄板の所定数を、前記
挿入片と折り返し屈曲片と形成しながら、順次連結し、
前記各Ｌ状鉄板の水平部に踏板用の木板を載置固定して
下部階段を構築し、前記下部段階の上端部に、一体成形
した方形の踊場の一側を接続し、前記踊場の他側に、前
記下部階段と同一構造の上部階段の下部接続することを
特徴とした金属・木材複合階段の構築方法である。
成形し、下部端に前記挿入片を挿入掛止する折り返し屈
曲片を成形して構成し、前記Ｌ状鉄板の所定数を、前記
挿入片と折り返し屈曲片と形成しながら、順次連結し、
前記各Ｌ状鉄板の水平部に踏板用の木板を載置固定して
下部階段を構築し、前記下部段階の上端部に、一体成形
した方形の踊場の一側を接続し、前記踊場の他側に、前
記下部階段と同一構造の上部階段の下部接続することを
特徴とした金属・木材複合階段の構築方法である。
また、踊場は、平面矩形状の枠体の内面に複数の段部
を横方向に突設し、前記各段部には木板を嵌着固定し、
該木板の上面を前記枠体の上縁より下方に位置させて構
成した金属・木材複合踊場でる。また、段部は４段又は
５段位とする。
を横方向に突設し、前記各段部には木板を嵌着固定し、
該木板の上面を前記枠体の上縁より下方に位置させて構
成した金属・木材複合踊場でる。また、段部は４段又は
５段位とする。
この発明によれば、未熟練者であっても比較的能率的
に均一の階段を構築することができる。
に均一の階段を構築することができる。
（作用） この発明は予め一体成形した踊場の上下に階段を接続
して全体を構築したので、構築時に踊場が基準となると
共に、段部調整がきわめて容易となり、均質の階段を比
較的短時間に組立てることができる。
して全体を構築したので、構築時に踊場が基準となると
共に、段部調整がきわめて容易となり、均質の階段を比
較的短時間に組立てることができる。
（実施例） 次にこの発明の実施例を第１図乃至第５図の実施例に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
Ｌ状の鉄板１の立上り部1aの上端を水平部1bと同一方
向へ屈曲して挿入片２を形成し、前記水平部1bの端縁に
折り返し屈曲部３を設ける。前記において、下位の鉄板
1Aの挿入片２を上位隣接の鉄板1Bの屈曲部３へ挿入掛止
するようにして順次1A、1B、…1Eと組み立て、各水平部
に踏板６を載置固定して下部の階段４を構築する。次に
階段４の上端部を踊場５の一側5aに連結する。踊場５は
平面矩形（第２図）であるが、仕切杆７、８、９によっ
て４つの段部10、11、12、13を構成しており、180度回
る間に４段上ることになる。前記踊場５は支柱18より横
方向放射状に仕切杆７、８、９を設けると共に、支柱18
の左右及び前記仕切杆７、８、９の外端と、その内面で
接続する枠杆14によって構成され、各仕切杆７、８、９
及び枠杆14の間に木板15を嵌着固定して構築する。前記
において各木板15の上面15aは、対応する前記枠体14の
上縁14aより下方に位置している（第４図）。図中16は
立上り板である。
向へ屈曲して挿入片２を形成し、前記水平部1bの端縁に
折り返し屈曲部３を設ける。前記において、下位の鉄板
1Aの挿入片２を上位隣接の鉄板1Bの屈曲部３へ挿入掛止
するようにして順次1A、1B、…1Eと組み立て、各水平部
に踏板６を載置固定して下部の階段４を構築する。次に
階段４の上端部を踊場５の一側5aに連結する。踊場５は
平面矩形（第２図）であるが、仕切杆７、８、９によっ
て４つの段部10、11、12、13を構成しており、180度回
る間に４段上ることになる。前記踊場５は支柱18より横
方向放射状に仕切杆７、８、９を設けると共に、支柱18
の左右及び前記仕切杆７、８、９の外端と、その内面で
接続する枠杆14によって構成され、各仕切杆７、８、９
及び枠杆14の間に木板15を嵌着固定して構築する。前記
において各木板15の上面15aは、対応する前記枠体14の
上縁14aより下方に位置している（第４図）。図中16は
立上り板である。
前記踊場５の他側に、前記下部階段と同一構造の上部
階段17の下部を連結すれば、１階分の階段が完成する。
階段17の下部を連結すれば、１階分の階段が完成する。
次に第６図及び第７図は、前記実施例に上階を連設し
たものである。
たものである。
即ち、前記第１図に示す実施例と同様にして下部の階
段４を構築し、階段４の上端部を踊場５の一側5aに連結
する。前記４つの段状10、11、12、13を構成した踊場５
の他側5bに、前記下部の階段４と同様にして二つ目の上
部階段17の下部を連設し、上部階段17の上部に二階踊場
19の一側部19aを連設し、該部と並列して、三つ目の上
部階段20の下部を連設する。前記三つ目の上部階段20の
上端を、前記踊場５と同様に段付の踊場21の前縁21aに
連設し、踊場21の後縁21bには、四つ目の上部階段22の
下端に連設する。前記四つ目の階段22の上端縁を三階踊
場23に連設したものである。前記のようにして階段を組
立てると共に、順次踊場と連設して、必要階数の階段を
構築するのである。図中24は連続した手摺り、25は踊場
用支柱である。
段４を構築し、階段４の上端部を踊場５の一側5aに連結
する。前記４つの段状10、11、12、13を構成した踊場５
の他側5bに、前記下部の階段４と同様にして二つ目の上
部階段17の下部を連設し、上部階段17の上部に二階踊場
19の一側部19aを連設し、該部と並列して、三つ目の上
部階段20の下部を連設する。前記三つ目の上部階段20の
上端を、前記踊場５と同様に段付の踊場21の前縁21aに
連設し、踊場21の後縁21bには、四つ目の上部階段22の
下端に連設する。前記四つ目の階段22の上端縁を三階踊
場23に連設したものである。前記のようにして階段を組
立てると共に、順次踊場と連設して、必要階数の階段を
構築するのである。図中24は連続した手摺り、25は踊場
用支柱である。
（発明の効果） この発明は、一体成形した踊場に上部階段の下部及び
下部階段の上部を連結して構築するので、また、上部階
段及び下部階段は、Ｌ状鉄板の挿入片と折り返し屈曲片
とを係止しながら構築するので、現場作業が少なく、能
率良く均質の階段を得る効果がある。また、枠体の内面
に段部を横方向に突設し、木板の上面を枠体の上縁より
下方に位置させたので、踊場の外側に壁を構築する際に
巾木等を不要とし、仕上げ工事を簡略化できる効果があ
る。
下部階段の上部を連結して構築するので、また、上部階
段及び下部階段は、Ｌ状鉄板の挿入片と折り返し屈曲片
とを係止しながら構築するので、現場作業が少なく、能
率良く均質の階段を得る効果がある。また、枠体の内面
に段部を横方向に突設し、木板の上面を枠体の上縁より
下方に位置させたので、踊場の外側に壁を構築する際に
巾木等を不要とし、仕上げ工事を簡略化できる効果があ
る。
更に、踊場は、枠体の内面に段部を突設して構成し、
また、上部階段及び下部階段はＬ状鉄板の挿入片と折り
返し屈曲片とを係止しながら構築するので、異なる段数
や寸法の階段の構築に容易に対応できる効果がある。
また、上部階段及び下部階段はＬ状鉄板の挿入片と折り
返し屈曲片とを係止しながら構築するので、異なる段数
や寸法の階段の構築に容易に対応できる効果がある。
第１図はこの発明により構築した階段の一部側面図、第
２図は同じく平面図、第３図は同じく階段の一部断面拡
大図、第４図は同じく第２図中Ａ−Ａ部の断面拡大図、
第５図は同じく第２図のＢ−Ｂ部の断面拡大図、第６図
は他の実施例の正面図、第７図は同じく一部を切断した
側面図である。 １……鉄板、２……挿入片 ３……屈曲部、４……階段 ５……踊場、６……踏板 14……枠杆、15……木板
２図は同じく平面図、第３図は同じく階段の一部断面拡
大図、第４図は同じく第２図中Ａ−Ａ部の断面拡大図、
第５図は同じく第２図のＢ−Ｂ部の断面拡大図、第６図
は他の実施例の正面図、第７図は同じく一部を切断した
側面図である。 １……鉄板、２……挿入片 ３……屈曲部、４……階段 ５……踊場、６……踏板 14……枠杆、15……木板
Claims (3)
- 【請求項１】Ｌ状鉄板を、上端部に挿入片を屈曲成形
し、下部端に前記挿入片の挿入掛止する折り返し屈曲片
を成形して構成し、前記Ｌ状鉄板の所定数を、前記挿入
片と折り返り屈曲片とを形成しながら、順次連結し、前
記各Ｌ状鉄板の水平部に踏板用の木板を載置固定して下
部階段を構築し、前記下部階段の上端部に、一体成形し
た方形の踊場の一側を接続し、前記踊場の他側に、前記
下部階段と同一構造の上部階段の下部接続することを特
徴とした金属・木材複合階段の構築方法。 - 【請求項２】踊場は、平面矩形状の枠体の内面に複数の
段部を横方向に突設し、前記各段部には木板を嵌着固定
し、該木板の上面を前記枠体の上縁より下方に位置させ
て構成した金属・木材複合踊場。 - 【請求項３】段部は四つとした請求項２記載の金属・木
材複合踊場。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1091032A JP2779642B2 (ja) | 1989-04-11 | 1989-04-11 | 金属・木材複合踊場及び複合階段の構築方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1091032A JP2779642B2 (ja) | 1989-04-11 | 1989-04-11 | 金属・木材複合踊場及び複合階段の構築方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02269250A JPH02269250A (ja) | 1990-11-02 |
| JP2779642B2 true JP2779642B2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=14015173
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1091032A Expired - Fee Related JP2779642B2 (ja) | 1989-04-11 | 1989-04-11 | 金属・木材複合踊場及び複合階段の構築方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2779642B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4712235A (en) * | 1984-11-19 | 1987-12-08 | International Business Machines Corporation | Method and apparatus for improved control and time sharing of an echo canceller |
| JPS61196058A (ja) * | 1985-02-21 | 1986-08-30 | 積水化学工業株式会社 | 回り用階段ユニツト |
-
1989
- 1989-04-11 JP JP1091032A patent/JP2779642B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02269250A (ja) | 1990-11-02 |
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Legal Events
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