JPH07233578A - 壁パネルとその施工方法 - Google Patents
壁パネルとその施工方法Info
- Publication number
- JPH07233578A JPH07233578A JP2462494A JP2462494A JPH07233578A JP H07233578 A JPH07233578 A JP H07233578A JP 2462494 A JP2462494 A JP 2462494A JP 2462494 A JP2462494 A JP 2462494A JP H07233578 A JPH07233578 A JP H07233578A
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- Japan
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- wall panel
- panel
- wooden beams
- wooden
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- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 断面形状が矩形であってその長面の相対する
面に各々溝部(21)を形成した木軸(2)と面材
(3)とからなり、両端の縦枠(4)が延伸されている
壁パネル。 【効果】 マンションリフォーム等において、延伸部の
切断等により、また木軸の溝部での接続によって、寸法
調整、不陸調整が容易で、簡便な施工が可能となる。
面に各々溝部(21)を形成した木軸(2)と面材
(3)とからなり、両端の縦枠(4)が延伸されている
壁パネル。 【効果】 マンションリフォーム等において、延伸部の
切断等により、また木軸の溝部での接続によって、寸法
調整、不陸調整が容易で、簡便な施工が可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、壁パネルとその施工
方法に関するものである。さらに詳しくは、この発明
は、マンションリフォーム用等の間仕切パネルや梁下パ
ネル等として有用な、寸法調整並びに施工が容易な、品
質安定性にも優れた新しい壁パネルとその施工方法に関
するものである。
方法に関するものである。さらに詳しくは、この発明
は、マンションリフォーム用等の間仕切パネルや梁下パ
ネル等として有用な、寸法調整並びに施工が容易な、品
質安定性にも優れた新しい壁パネルとその施工方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅やマンションのリフォーム等
においては、上下の枠や軸組と面材とを現場の状況に応
じて切り組みし、壁面、間仕切壁等を構成してきてい
る。また、このような壁面や間仕切の構築にあらかじめ
準備された壁パネルを用いる場合には、天井部と床面部
に取付けられるランナーで不陸の調整をしたりアジャス
ターボルト等でパネル一枚毎の高さを調整して施工して
きている。
においては、上下の枠や軸組と面材とを現場の状況に応
じて切り組みし、壁面、間仕切壁等を構成してきてい
る。また、このような壁面や間仕切の構築にあらかじめ
準備された壁パネルを用いる場合には、天井部と床面部
に取付けられるランナーで不陸の調整をしたりアジャス
ターボルト等でパネル一枚毎の高さを調整して施工して
きている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現場に
おいて軸組と面材によって、あるいは壁パネルによって
間仕切壁等を構成する場合にはその施工に手間がかか
り、寸法精度も良好となりにくいという不都合がある。
このような事情は、特にマンション等のリフォームに際
しては、建築当時の設計図書が失われている場合が多
く、また解体前に躯体寸法を正確に把握することが困難
であるため、その施工は面倒で、かつ難しいという状況
に直面せざるを得なかった。このため、マンションリフ
ォーム時には、納期上の問題から、現場で、木軸と面材
とにより壁を構成するのが一般的であり、どうしてもそ
の作業には工数を要し、品質も安定しないという不具合
があった。
おいて軸組と面材によって、あるいは壁パネルによって
間仕切壁等を構成する場合にはその施工に手間がかか
り、寸法精度も良好となりにくいという不都合がある。
このような事情は、特にマンション等のリフォームに際
しては、建築当時の設計図書が失われている場合が多
く、また解体前に躯体寸法を正確に把握することが困難
であるため、その施工は面倒で、かつ難しいという状況
に直面せざるを得なかった。このため、マンションリフ
ォーム時には、納期上の問題から、現場で、木軸と面材
とにより壁を構成するのが一般的であり、どうしてもそ
の作業には工数を要し、品質も安定しないという不具合
があった。
【0004】また、通常の壁パネルを用いる場合であっ
ても、不陸調整、高さ調整等には工数がかかり、施工の
簡略化には大きな制約があるのが実情であった。このよ
うな問題を改善するために、溝部を有する木軸を用いて
軸組し、面材を取付け施工することも提案されている
(特開平4−11140号公報、特開平4−14933
5号公報、他)が、現場において木軸と面材とによって
壁面構成することに変わりはなく、従来の課題を本質的
に解決するに到っていないのが現状である。
ても、不陸調整、高さ調整等には工数がかかり、施工の
簡略化には大きな制約があるのが実情であった。このよ
うな問題を改善するために、溝部を有する木軸を用いて
軸組し、面材を取付け施工することも提案されている
(特開平4−11140号公報、特開平4−14933
5号公報、他)が、現場において木軸と面材とによって
壁面構成することに変わりはなく、従来の課題を本質的
に解決するに到っていないのが現状である。
【0005】そこで、この発明は、以上の通りの従来の
技術の欠点を解消し、不陸調整や高さ調整が簡単で、取
付工数が少く、施工性に優れ、しかも品質安定性も良好
な、新しい壁パネルと、それを用いた施工方法を提供す
ることを目的としている。
技術の欠点を解消し、不陸調整や高さ調整が簡単で、取
付工数が少く、施工性に優れ、しかも品質安定性も良好
な、新しい壁パネルと、それを用いた施工方法を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、断面形状が矩形であってその長
辺の相対する面に各々溝部を形成した木軸と面材とから
なり、両端の縦枠が延伸されていることを特徴とする壁
パネルを提供する。また、この発明は、上下に複数分割
が可能であって、一体化することのできる上記の壁パネ
ルとともに、上記と同様の溝部を有する木軸を上下の下
地面に配設し、上記の壁パネルの縦枠の上下に取付けた
接続部材を下地面に配設した木軸の溝部に嵌合して固定
することを特徴とする壁パネルの施工方法をも提供す
る。
を解決するものとして、断面形状が矩形であってその長
辺の相対する面に各々溝部を形成した木軸と面材とから
なり、両端の縦枠が延伸されていることを特徴とする壁
パネルを提供する。また、この発明は、上下に複数分割
が可能であって、一体化することのできる上記の壁パネ
ルとともに、上記と同様の溝部を有する木軸を上下の下
地面に配設し、上記の壁パネルの縦枠の上下に取付けた
接続部材を下地面に配設した木軸の溝部に嵌合して固定
することを特徴とする壁パネルの施工方法をも提供す
る。
【0007】
【作用】この発明の壁パネルにおいては、両端の縦枠と
しての木軸を延伸させているため、これを切断、あるい
は接続して躯体の寸法、高さに合わせて容易に調整する
ことができる。また、溝部の形成された木軸を壁パネル
に、そして上下の下地面に配設したランナーとして使用
することで、ほぞ代用の接続部材になって容易に組立て
施工することが可能となる。壁パネルの位置決めが容易
で、しかも不陸があっても、接続部材によってこれを吸
収することが可能となる。
しての木軸を延伸させているため、これを切断、あるい
は接続して躯体の寸法、高さに合わせて容易に調整する
ことができる。また、溝部の形成された木軸を壁パネル
に、そして上下の下地面に配設したランナーとして使用
することで、ほぞ代用の接続部材になって容易に組立て
施工することが可能となる。壁パネルの位置決めが容易
で、しかも不陸があっても、接続部材によってこれを吸
収することが可能となる。
【0008】以下、実施例を示し、さらに詳しくこの発
明の壁パネルとその施工方法について説明する。
明の壁パネルとその施工方法について説明する。
【0009】
【実施例】添付した図面の図1(a)(b)は、この発
明の壁パネルの一例を示した外観正面図と、その木軸組
を示した正面図である。そして、図2(a)(b)は、
図1(a)のB−B断面およびC−C断面を示してい
る。たとえば、この図1および図2に例示したように、
この発明の壁パネル(1)は、木軸(2)と面材(3)と
によって構成され、その両端の縦枠(4)の木軸は延伸
され延伸部(41)を形成している。そして、図2
(a)(b)から明らかなように、木軸は、断面形状が
矩形であって、その長辺の相対する面の各々には溝部
(21)が設けられている。
明の壁パネルの一例を示した外観正面図と、その木軸組
を示した正面図である。そして、図2(a)(b)は、
図1(a)のB−B断面およびC−C断面を示してい
る。たとえば、この図1および図2に例示したように、
この発明の壁パネル(1)は、木軸(2)と面材(3)と
によって構成され、その両端の縦枠(4)の木軸は延伸
され延伸部(41)を形成している。そして、図2
(a)(b)から明らかなように、木軸は、断面形状が
矩形であって、その長辺の相対する面の各々には溝部
(21)が設けられている。
【0010】この木軸(2)としては各種のものが使用
できるが、堅牢で狂いのないLVLを用いるのが好まし
く、また面材(3)についても各種のものとしてよく、
たとえば石こうボード等の無機質板としてもよい。木軸
(2)の縦枠(4)の延伸部(41)は、これを切断し
て、あるいは接続して、躯体の所要の寸法に合わせるの
を容易としている。
できるが、堅牢で狂いのないLVLを用いるのが好まし
く、また面材(3)についても各種のものとしてよく、
たとえば石こうボード等の無機質板としてもよい。木軸
(2)の縦枠(4)の延伸部(41)は、これを切断し
て、あるいは接続して、躯体の所要の寸法に合わせるの
を容易としている。
【0011】このような壁パネル(1)は、その大きさ
を適宜としてよく、また、図3に例示したように、下部
パネル(11)および上部パネル(12)のように、複
数のパネル部に分割できるようにしてもよい。また、両
端の縦枠(4)の延伸部(41)は、上下両方に形成し
ておいてもよい。この発明の以上の壁パネル(1)をた
とえばマンションリフォームにおける間仕切壁として用
いる場合についてその施工を説明すると、たとえば、ま
ず、図4に例示したように、床面および天井の下地面
に、前記と同様の断面が矩形で、その長辺の相対する面
に各々溝部(21)を設けた木軸(2)を配設する。そ
して、この上下の木軸(2)の間の高さ寸法(H)に対
して、たとえば図3に例示したように不陸調整機能を考
慮してより小さな寸法(H1 )となるように、縦枠
(4)の延伸部(41)を切断する。
を適宜としてよく、また、図3に例示したように、下部
パネル(11)および上部パネル(12)のように、複
数のパネル部に分割できるようにしてもよい。また、両
端の縦枠(4)の延伸部(41)は、上下両方に形成し
ておいてもよい。この発明の以上の壁パネル(1)をた
とえばマンションリフォームにおける間仕切壁として用
いる場合についてその施工を説明すると、たとえば、ま
ず、図4に例示したように、床面および天井の下地面
に、前記と同様の断面が矩形で、その長辺の相対する面
に各々溝部(21)を設けた木軸(2)を配設する。そ
して、この上下の木軸(2)の間の高さ寸法(H)に対
して、たとえば図3に例示したように不陸調整機能を考
慮してより小さな寸法(H1 )となるように、縦枠
(4)の延伸部(41)を切断する。
【0012】次いで、図5に例示したように、壁パネル
(1)の木軸縦枠(4)の上部の溝部(21)にスライ
ド接続部材(5)を装着し、天井部に配設した木軸
(2)の溝部(21)にスライドして嵌合固定する。そ
の後、壁パネル(1)の縦枠(4)の下部の溝部(2
1)に接続部材(6)を装着し、床面部に配設した木軸
(2)の溝部(21)に落とし込んで固定する。
(1)の木軸縦枠(4)の上部の溝部(21)にスライ
ド接続部材(5)を装着し、天井部に配設した木軸
(2)の溝部(21)にスライドして嵌合固定する。そ
の後、壁パネル(1)の縦枠(4)の下部の溝部(2
1)に接続部材(6)を装着し、床面部に配設した木軸
(2)の溝部(21)に落とし込んで固定する。
【0013】この固定状態を示したものが図6である。
縦枠(4)の上部の接続部材(5)は、この縦枠(4)
の溝部(21)で、また、天井部の木軸(2)の溝部
(21)で、釘、ビス(7)等によって固定される。同
様に、下部の接続部材(6)も縦枠(4)の溝部(2
1)で、また、床面部の木軸(2)の溝部(21)で
釘、ビス(7)等によって固定されることになる。
縦枠(4)の上部の接続部材(5)は、この縦枠(4)
の溝部(21)で、また、天井部の木軸(2)の溝部
(21)で、釘、ビス(7)等によって固定される。同
様に、下部の接続部材(6)も縦枠(4)の溝部(2
1)で、また、床面部の木軸(2)の溝部(21)で
釘、ビス(7)等によって固定されることになる。
【0014】間仕切壁以外にも、たとえば梁下壁を構成
する場合には、図7にも示した梁下パネル(13)を用
いることができる。このものは、その形状において図1
の壁パネルと同様のものであって、断面矩形で、溝部を
有する木軸(2)と面材(3)とによって構成されてい
る。そして、縦枠(4)には延伸部(41)が形成さ
れ、その切断等による寸法調整を容易としている。
する場合には、図7にも示した梁下パネル(13)を用
いることができる。このものは、その形状において図1
の壁パネルと同様のものであって、断面矩形で、溝部を
有する木軸(2)と面材(3)とによって構成されてい
る。そして、縦枠(4)には延伸部(41)が形成さ
れ、その切断等による寸法調整を容易としている。
【0015】この梁下パネル(13)の施工において
も、同様にして延伸部(41)を切断して寸法調整す
る。ただ、この梁下パネル(13)の場合には、その施
工上の特徴から、面材(3)は、上枠(8)の略中心ま
で貼っている。高さ寸法を延伸部(41)の切断によっ
て調整した後には、前記の同様に、上下部ランナーとし
ての木軸(2)の溝部(21)に接続部材を介して嵌合
し固定する。
も、同様にして延伸部(41)を切断して寸法調整す
る。ただ、この梁下パネル(13)の場合には、その施
工上の特徴から、面材(3)は、上枠(8)の略中心ま
で貼っている。高さ寸法を延伸部(41)の切断によっ
て調整した後には、前記の同様に、上下部ランナーとし
ての木軸(2)の溝部(21)に接続部材を介して嵌合
し固定する。
【0016】この固定に際して、梁下パネル(13)の
上部空間は、たとえば図8に示した断面図のように、所
定寸法の面材(9)を施工現場で切断して貼付ける。以
上の間仕切壁、梁下用の壁パネルのいずれの施工におい
ても、延伸部(41)の切断によって容易に高さ寸法の
調整が可能とされる。また、溝部(21)の存在によっ
て、壁パネル(1)および梁下パネル(13)の取付け
固定も容易となる。
上部空間は、たとえば図8に示した断面図のように、所
定寸法の面材(9)を施工現場で切断して貼付ける。以
上の間仕切壁、梁下用の壁パネルのいずれの施工におい
ても、延伸部(41)の切断によって容易に高さ寸法の
調整が可能とされる。また、溝部(21)の存在によっ
て、壁パネル(1)および梁下パネル(13)の取付け
固定も容易となる。
【0017】なお、上記の間仕切用壁パネル、および梁
下パネル(13)のいずれの場合にも、その高さが短い
時は、たとえば図9および図10に例示したように、所
定寸法に切断した短尺木軸(22)を、雇い実(10)
を溝部(21)の両面に介して接続し、これによって高
さ調整することができる。またさらに、床面は不陸があ
って、壁パネル(1)あるいは梁パネル(13)と床面
に配設した木軸(2)との間に隙間が生じた場合でも、
たとえば図11に示したように、下部の接続部材(6)
をスライドさせて木軸(2)の溝部(21)に嵌合さ
せ、不陸を吸収することができる。
下パネル(13)のいずれの場合にも、その高さが短い
時は、たとえば図9および図10に例示したように、所
定寸法に切断した短尺木軸(22)を、雇い実(10)
を溝部(21)の両面に介して接続し、これによって高
さ調整することができる。またさらに、床面は不陸があ
って、壁パネル(1)あるいは梁パネル(13)と床面
に配設した木軸(2)との間に隙間が生じた場合でも、
たとえば図11に示したように、下部の接続部材(6)
をスライドさせて木軸(2)の溝部(21)に嵌合さ
せ、不陸を吸収することができる。
【0018】図12は、分割型の下部パネル(11)と
上部パネル(12)を示したものである。図13は、よ
り小さな上部パネル(12)を、より大きな壁パネル
(11)の上に乗せて組合わせた例を示している。この
ような上下分割型のパネル(11)(12)を図13の
ように接続するには、たとえば図14に示したように、
雇い実(20)を介して一体化することができる。
上部パネル(12)を示したものである。図13は、よ
り小さな上部パネル(12)を、より大きな壁パネル
(11)の上に乗せて組合わせた例を示している。この
ような上下分割型のパネル(11)(12)を図13の
ように接続するには、たとえば図14に示したように、
雇い実(20)を介して一体化することができる。
【0019】このような大きさの異なる壁パネル(1
1)(12)により間仕切等を構成する場合には、雇い
実を介して、上下パネルを千鳥に左右配置することが、
強度上の観点からは好ましい。すなわち、図15に例示
したように、上下のパネルと、左右のパネルの接続を、
雇い実(20)(30)によって行いながら、上下に千
鳥にパネル(11)(12)を配置する。
1)(12)により間仕切等を構成する場合には、雇い
実を介して、上下パネルを千鳥に左右配置することが、
強度上の観点からは好ましい。すなわち、図15に例示
したように、上下のパネルと、左右のパネルの接続を、
雇い実(20)(30)によって行いながら、上下に千
鳥にパネル(11)(12)を配置する。
【0020】以上のような分割型パネルの構成は、マン
ションリフォーム等において、大型部材や長尺部材の搬
入のためのエレベーターの使用が不可能で、屋外階段よ
り人手により搬入することも多いことから、搬入が容易
で、しかも施工も簡便であるという特徴を有している。
もちろん、この発明は、以上の例に限定されることはな
い。接続部材、雇い実による接続等についても様々な細
部の態様が可能であり、たとえば弾性材の装着によっ
て、接続、そして施工時の不陸調整等をより容易とする
こともできる。
ションリフォーム等において、大型部材や長尺部材の搬
入のためのエレベーターの使用が不可能で、屋外階段よ
り人手により搬入することも多いことから、搬入が容易
で、しかも施工も簡便であるという特徴を有している。
もちろん、この発明は、以上の例に限定されることはな
い。接続部材、雇い実による接続等についても様々な細
部の態様が可能であり、たとえば弾性材の装着によっ
て、接続、そして施工時の不陸調整等をより容易とする
こともできる。
【0021】
【発明の効果】以上、詳しく説明した通り、この発明の
壁パネルとその施工方法によって、躯体寸法に合わせた
高さ調整や、不陸調整が容易となり、パネル一枚毎の高
さを採寸せずに、ある程度ラフな寸法で全てのパネルを
同サイズにしても、高さや不陸調整は容易となる。
壁パネルとその施工方法によって、躯体寸法に合わせた
高さ調整や、不陸調整が容易となり、パネル一枚毎の高
さを採寸せずに、ある程度ラフな寸法で全てのパネルを
同サイズにしても、高さや不陸調整は容易となる。
【0022】木軸の溝部への接続部材による固定で、パ
ネルの位置決めが容易にでき、接続部材による不陸吸収
が可能となる。また、分割壁パネルの場合には、部材搬
入も容易となる。
ネルの位置決めが容易にでき、接続部材による不陸吸収
が可能となる。また、分割壁パネルの場合には、部材搬
入も容易となる。
【図1】この発明の壁パネルとその木軸組を例示した正
面図である。
面図である。
【図2】(a)(b)は、各々、図1の要部断面図であ
る。
る。
【図3】上下分割壁パネルを例示した正面図である。
【図4】上下の下地面に配設された木軸を例示した斜視
図である。
図である。
【図5】壁パネルの取付施工を例示した分解斜視図であ
る。
る。
【図6】壁パネルの固定状態を例示した要部正面図であ
る。
る。
【図7】梁下パネルを例示した正面図である。
【図8】梁下パネルの取付状態を示した要部断面図であ
る。
る。
【図9】高さ寸法の短いパネルの上部高さ調整を例示し
た要部正面図である。
た要部正面図である。
【図10】図9に対応する斜視図である。
【図11】パネル下部の不陸調整を例示した要部正面図
である。
である。
【図12】上下分割型パネルを例示した正面図である。
【図13】上下分割型パネルの接続状態を示した正面図
である。
である。
【図14】図13に対応する断面図である。
【図15】上下分割型パネルの千鳥配置を示した正面図
である。
である。
1 壁パネル 11 下部パネル 12 上部パネル 13 梁下パネル 2 木軸 21 溝部 22 短尺木軸 3 面材 4 縦枠 41 延伸部 5 接続部材 6 接続部材 7 釘、ビス 8 上枠 9 面材 10、20、30 雇い実
Claims (4)
- 【請求項1】 断面形状が矩形であってその長辺の相対
する面に各々溝部を形成した木軸と面材とからなり、両
端の縦枠が延伸されていることを特徴とする壁パネル。 - 【請求項2】 上下に複数分割され、かつ一体化される
請求項1の壁パネル。 - 【請求項3】 LVL木軸と面材とからなる請求項1の
壁パネル。 - 【請求項4】 断面形状が矩形であってその長辺の相対
する面に各々溝部を形成した木軸を、上下の下地面に配
設し、請求項1の壁パネルの縦枠の上下に取付けた接続
部材を下地面に配設した木軸の溝部に嵌合して固定する
ことを特徴とする壁パネルの施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2462494A JPH07233578A (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | 壁パネルとその施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2462494A JPH07233578A (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | 壁パネルとその施工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07233578A true JPH07233578A (ja) | 1995-09-05 |
Family
ID=12143304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2462494A Pending JPH07233578A (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | 壁パネルとその施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07233578A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104328849A (zh) * | 2014-11-19 | 2015-02-04 | 沈阳建筑大学 | 混外挂墙板与梁的u型钢筋插入连接方法 |
CN104594531A (zh) * | 2015-01-19 | 2015-05-06 | 北京振利节能环保科技股份有限公司 | 一种单元式轻质带筋隔墙及其施工方法 |
CN105544811A (zh) * | 2016-01-29 | 2016-05-04 | 沈阳建筑大学 | 一种木结构连接件 |
CN112878548A (zh) * | 2021-01-18 | 2021-06-01 | 北京市住宅产业化集团股份有限公司 | 一种装配式隔墙系统及其安装方法 |
-
1994
- 1994-02-23 JP JP2462494A patent/JPH07233578A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN104328849B (zh) * | 2014-11-19 | 2016-12-07 | 沈阳建筑大学 | 混外挂墙板与梁的u型钢筋插入连接方法 |
CN104594531A (zh) * | 2015-01-19 | 2015-05-06 | 北京振利节能环保科技股份有限公司 | 一种单元式轻质带筋隔墙及其施工方法 |
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