JP2779619B2 - 水晶発振器 - Google Patents
水晶発振器Info
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- JP2779619B2 JP2779619B2 JP62195003A JP19500387A JP2779619B2 JP 2779619 B2 JP2779619 B2 JP 2779619B2 JP 62195003 A JP62195003 A JP 62195003A JP 19500387 A JP19500387 A JP 19500387A JP 2779619 B2 JP2779619 B2 JP 2779619B2
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Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は水晶発振器を利用分野とし、特にマイクロフ
ォニック雑音を防止した恒温槽使用の水晶発振器に関す
る。 （発明の背景） 水晶発振器は周波数安定度が良好で例えば通信機器の
周波数源として有用されている。特に、高安定型では水
晶振動子を恒温槽に収容し、水晶振動子の周波数温度特
性による周波数変化を防止して所定偏差内の発振周波数
を得る。近年では、通信機器の雑音のうち例えば衝撃等
に起因したマイクロフォニック雑音の少ない水晶発信器
が望まれている。 （従来技術） 第４図及び第５図はこの種の水晶発振器の一従来例を
説明する図である。なお、第４図は水晶発振器のブロッ
ク図、第５図（ａ）は水晶振動子の分解図、同図（ｂ）
は恒温槽の図、同図（ｃ）は水晶振動子を収納した恒温
槽の断面図、同図（ｄ）は恒温槽の実装断面図である。 水晶発振器は、水晶振動子１と恒温槽２と発振回路３
と温度制御回路４とから構成される（第５図）。水晶振
動子１は金属ベース５の表面に突出した一対のリード線
６に保持部材７を立設し、水晶片８の両側外周部を電気
的・機械的に接続して金属カバー９を被せてなる。水晶
片８は例えばATカットで形成され、両主面には外周部に
それぞれ引き出し電極10を延出した励振電極11が形成さ
れる。一対の保持部材７は例えば平板材にスリット12を
形成してなり水晶片８の両端外周部を挿入して保持する
「第５図（ａ）」。 恒温槽２は一端側が開口した金属筒体13の表面に熱線
14が巻装されて水晶振動子１を収容する「第５図
（ｂ）」。通常では水晶振動子１の金属ベース５を開口
面側にして金属カバー９の頭部を金属筒体13に当接して
収納し、開口面側には槽内からの放熱を防止する例えば
樹脂15を塗布する「第５図（ｃ）」。なお、恒温槽２は
基板16に配設された例えばパワートランジスタ17上に載
置され、リード線６は金属細線18により図示しない導電
路に接続される「第５図（ｄ）」。 そして、温度制御回路４により熱線14への電流を制御
して恒温槽内の温度を一定にし、水晶振動子の周波数温
度特性に起因した周波数変化を防止し安定な周波数を得
るようにしていた。 （従来技術の欠点） しかし、このような構成の水晶発振器では、水晶振動
子１の頭部やベース端部が金属筒体13に当接して機械的
に結合するため、外部衝撃が直接的に水晶振動子に加わ
り雑音発生の原因となっていた。水晶振動子１の金属カ
バー９と水晶片８の各励振電極11との間には、第６図
（ａ）に示したように浮遊容量C1及びC2か存在する。容
量C1及びC2は同図（ｂ）に示したように、水晶振動子１
の両側にそれぞれ一端側が接続して他端側が例えばアー
ス電位になる。従って、外部衝撃は、金属カバー内で水
晶片８を揺動して容量C1及びC2の値を変化させ、例えば
発振周波数を位相変調して所謂マイクロフォニック雑音
を招来させていた。特に、近年では電子機器の筐体は小
型・軽量化等が計られ、従来に比べて外部衝撃が直接水
晶発振器に伝達するためこの種雑音の問題が多かった。 また、恒温槽２は金属筒体13に熱線14を巻装して水晶
振動子１を収納するので、その熱容量を大きくして発振
器としての消費電力が嵩む欠点があった。 （発明の目的） 本発明は、衝撃による雑音発生を防止して消費電力が
少ない水晶発振器を提供することを目的とする。 （解決手段） 本発明は、水晶振動子の金属カバーに熱線を巻装して
金属筒体に収納するとともに水晶振動子と金属筒体との
間に断熱性弾性体充填を充填し、前記水晶振動子と金属
筒体との間に浮遊容量を生じせしめたことを解決手段と
する。 （作用） 本発明は、水晶振動子に熱線を巻装したので、熱容量
を金属カバーの内容積とする。水晶振動子と金属筒体と
の間に断熱性弾性を充填したので、外部衝撃を緩衝す
る。水晶振動子と金属筒体との間に浮遊容量を生じせし
めたので、この浮遊容量は水晶片と金属カバーとの間の
容量C1及びC2に直列接続する。そして、浮遊容量は外部
衝撃による変化が少ないので、容量C1及びC2の変化があ
ってもC1、C2、C3の合成リアクタンスXcへの影響を軽減
する。以下、本発明の一実施例を説明する。 （実施例） 第１図は本発明の一実施例を説明する図で、同図
（ａ）は水晶振動子を収納した恒温槽の分解図、同図
（ｂ）は同図（ａ）のＡ−Ａ′断面図である。なお、前
述した従来例図と同一部分には同番号を付与して発振回
路及び温度制御回路とともにその説明は省略する。 水晶振動子１は金属筒体20内に中空状に収納し、その
金属カバー９には熱線14が巻装される。金属筒体20は両
端が開口し、それぞれ一対の端子21、22が形成された蓋
体23、24が取着される。熱源14は端子21に直接接続し、
水晶振動子１のリード線６は短くされて金属細線25によ
り端子22に接続して外部に導出する。水晶振動子１と金
属筒体20との間には例えばシリコンゴムからなる断熱性
弾性体26が充填される。なお、金属細線25は例えば図示
しない絶縁チュウブを被覆したジュンフロム線からな
る。そして、前述したように基板16に配設された例えば
パワートランジスタ17上に載置され、端子22は金属細線
25により図示しない導電路に接続される。そして、端子
21は図示しない電力供給源に導出線27により接続され
る。 従って、このような構成の水晶発振器では、水晶振動
子１の金属カバー９に直接熱線14を巻装したので、熱容
量を水晶振動子１の内容積とする。また、水晶振動子１
は断熱性弾性体26により被包されるので、水晶振動子１
を弾性的に保持するとともに水晶振動子１を金属筒体20
から熱的、電気的に絶縁し、外部に熱が放出することを
防止する。また、金属細線25はリード線６を通して外部
への熱伝導を小さくする。従って、熱線14に供給される
電力を少なくして水晶発振器としての消費電力を低減で
きる。 そして、断熱性弾性体26には外部衝撃を緩衝するの
で、水晶振動子１の揺動を小さくする。そして、この構
成の水晶発振器では、第２図の断面図に示したように、
水晶振動子１の金属カバー９と金属筒体20との間は絶縁
され容量C3が形成される。すなわち、第２図（ｂ）に示
したように、水晶振動子１の両端側に前述した金属カバ
ー９と励振電極11との容量C1及びC2の一端を接続し、他
端側を共通として容量C3の一端を付加した等価回路とな
る。容量C3の他端は熱線14を通して交流的なアース電位
になる。これらの合成容量Ｃは（C1＋C2）・C3/（C1＋C
2＋C3）となる。そして、容量C3は容量C1及びC2に比べ
て小さい値で外部衝撃に対して約一定値になる。従っ
て、合成容量ＣのリアクタンスXCは容量C3を主として支
配され、容量C1及びC2の変化による影響を軽減する。以
上から本実施例は、構造的にも電気的にも外部衝撃によ
るマイクロフォニック雑音を軽減することができる。 （他の事項） なお、上記実施例では水晶振動子１のリード線６を金
属細線25により端子22と接続したが、第３図に示したよ
うに、リード線６を金属筒体20の開口面から直接導出
し、金属細線25により基板16の導電路に接続しても同様
な効果を奏する。また、同図に示したように、熱線14を
開口面から直接導出してもよい。 また、断熱性弾性体としてはシリカゴムを例示したが
例えばウレタンゴム等であってもよい。 さらに、上記実施例では容量C3は容量C1及びC2に比べ
て十分小さいとしたが、容量C3は約一定値なのでその大
小に拘らずその効果は奏する。 （発明の効果） 本発明は、水晶振動子の金属カバーに熱線を巻装して
金属筒体に収納するとともに水晶振動子と金属筒体との
間に断熱性弾性体を充填し、前記水晶振動子と金属筒体
との間に浮遊容量を生じせしめたので、衝撃による雑音
発生を防止して消費電力が少ない水晶発振器を提供でき
る。
ォニック雑音を防止した恒温槽使用の水晶発振器に関す
る。 （発明の背景） 水晶発振器は周波数安定度が良好で例えば通信機器の
周波数源として有用されている。特に、高安定型では水
晶振動子を恒温槽に収容し、水晶振動子の周波数温度特
性による周波数変化を防止して所定偏差内の発振周波数
を得る。近年では、通信機器の雑音のうち例えば衝撃等
に起因したマイクロフォニック雑音の少ない水晶発信器
が望まれている。 （従来技術） 第４図及び第５図はこの種の水晶発振器の一従来例を
説明する図である。なお、第４図は水晶発振器のブロッ
ク図、第５図（ａ）は水晶振動子の分解図、同図（ｂ）
は恒温槽の図、同図（ｃ）は水晶振動子を収納した恒温
槽の断面図、同図（ｄ）は恒温槽の実装断面図である。 水晶発振器は、水晶振動子１と恒温槽２と発振回路３
と温度制御回路４とから構成される（第５図）。水晶振
動子１は金属ベース５の表面に突出した一対のリード線
６に保持部材７を立設し、水晶片８の両側外周部を電気
的・機械的に接続して金属カバー９を被せてなる。水晶
片８は例えばATカットで形成され、両主面には外周部に
それぞれ引き出し電極10を延出した励振電極11が形成さ
れる。一対の保持部材７は例えば平板材にスリット12を
形成してなり水晶片８の両端外周部を挿入して保持する
「第５図（ａ）」。 恒温槽２は一端側が開口した金属筒体13の表面に熱線
14が巻装されて水晶振動子１を収容する「第５図
（ｂ）」。通常では水晶振動子１の金属ベース５を開口
面側にして金属カバー９の頭部を金属筒体13に当接して
収納し、開口面側には槽内からの放熱を防止する例えば
樹脂15を塗布する「第５図（ｃ）」。なお、恒温槽２は
基板16に配設された例えばパワートランジスタ17上に載
置され、リード線６は金属細線18により図示しない導電
路に接続される「第５図（ｄ）」。 そして、温度制御回路４により熱線14への電流を制御
して恒温槽内の温度を一定にし、水晶振動子の周波数温
度特性に起因した周波数変化を防止し安定な周波数を得
るようにしていた。 （従来技術の欠点） しかし、このような構成の水晶発振器では、水晶振動
子１の頭部やベース端部が金属筒体13に当接して機械的
に結合するため、外部衝撃が直接的に水晶振動子に加わ
り雑音発生の原因となっていた。水晶振動子１の金属カ
バー９と水晶片８の各励振電極11との間には、第６図
（ａ）に示したように浮遊容量C1及びC2か存在する。容
量C1及びC2は同図（ｂ）に示したように、水晶振動子１
の両側にそれぞれ一端側が接続して他端側が例えばアー
ス電位になる。従って、外部衝撃は、金属カバー内で水
晶片８を揺動して容量C1及びC2の値を変化させ、例えば
発振周波数を位相変調して所謂マイクロフォニック雑音
を招来させていた。特に、近年では電子機器の筐体は小
型・軽量化等が計られ、従来に比べて外部衝撃が直接水
晶発振器に伝達するためこの種雑音の問題が多かった。 また、恒温槽２は金属筒体13に熱線14を巻装して水晶
振動子１を収納するので、その熱容量を大きくして発振
器としての消費電力が嵩む欠点があった。 （発明の目的） 本発明は、衝撃による雑音発生を防止して消費電力が
少ない水晶発振器を提供することを目的とする。 （解決手段） 本発明は、水晶振動子の金属カバーに熱線を巻装して
金属筒体に収納するとともに水晶振動子と金属筒体との
間に断熱性弾性体充填を充填し、前記水晶振動子と金属
筒体との間に浮遊容量を生じせしめたことを解決手段と
する。 （作用） 本発明は、水晶振動子に熱線を巻装したので、熱容量
を金属カバーの内容積とする。水晶振動子と金属筒体と
の間に断熱性弾性を充填したので、外部衝撃を緩衝す
る。水晶振動子と金属筒体との間に浮遊容量を生じせし
めたので、この浮遊容量は水晶片と金属カバーとの間の
容量C1及びC2に直列接続する。そして、浮遊容量は外部
衝撃による変化が少ないので、容量C1及びC2の変化があ
ってもC1、C2、C3の合成リアクタンスXcへの影響を軽減
する。以下、本発明の一実施例を説明する。 （実施例） 第１図は本発明の一実施例を説明する図で、同図
（ａ）は水晶振動子を収納した恒温槽の分解図、同図
（ｂ）は同図（ａ）のＡ−Ａ′断面図である。なお、前
述した従来例図と同一部分には同番号を付与して発振回
路及び温度制御回路とともにその説明は省略する。 水晶振動子１は金属筒体20内に中空状に収納し、その
金属カバー９には熱線14が巻装される。金属筒体20は両
端が開口し、それぞれ一対の端子21、22が形成された蓋
体23、24が取着される。熱源14は端子21に直接接続し、
水晶振動子１のリード線６は短くされて金属細線25によ
り端子22に接続して外部に導出する。水晶振動子１と金
属筒体20との間には例えばシリコンゴムからなる断熱性
弾性体26が充填される。なお、金属細線25は例えば図示
しない絶縁チュウブを被覆したジュンフロム線からな
る。そして、前述したように基板16に配設された例えば
パワートランジスタ17上に載置され、端子22は金属細線
25により図示しない導電路に接続される。そして、端子
21は図示しない電力供給源に導出線27により接続され
る。 従って、このような構成の水晶発振器では、水晶振動
子１の金属カバー９に直接熱線14を巻装したので、熱容
量を水晶振動子１の内容積とする。また、水晶振動子１
は断熱性弾性体26により被包されるので、水晶振動子１
を弾性的に保持するとともに水晶振動子１を金属筒体20
から熱的、電気的に絶縁し、外部に熱が放出することを
防止する。また、金属細線25はリード線６を通して外部
への熱伝導を小さくする。従って、熱線14に供給される
電力を少なくして水晶発振器としての消費電力を低減で
きる。 そして、断熱性弾性体26には外部衝撃を緩衝するの
で、水晶振動子１の揺動を小さくする。そして、この構
成の水晶発振器では、第２図の断面図に示したように、
水晶振動子１の金属カバー９と金属筒体20との間は絶縁
され容量C3が形成される。すなわち、第２図（ｂ）に示
したように、水晶振動子１の両端側に前述した金属カバ
ー９と励振電極11との容量C1及びC2の一端を接続し、他
端側を共通として容量C3の一端を付加した等価回路とな
る。容量C3の他端は熱線14を通して交流的なアース電位
になる。これらの合成容量Ｃは（C1＋C2）・C3/（C1＋C
2＋C3）となる。そして、容量C3は容量C1及びC2に比べ
て小さい値で外部衝撃に対して約一定値になる。従っ
て、合成容量ＣのリアクタンスXCは容量C3を主として支
配され、容量C1及びC2の変化による影響を軽減する。以
上から本実施例は、構造的にも電気的にも外部衝撃によ
るマイクロフォニック雑音を軽減することができる。 （他の事項） なお、上記実施例では水晶振動子１のリード線６を金
属細線25により端子22と接続したが、第３図に示したよ
うに、リード線６を金属筒体20の開口面から直接導出
し、金属細線25により基板16の導電路に接続しても同様
な効果を奏する。また、同図に示したように、熱線14を
開口面から直接導出してもよい。 また、断熱性弾性体としてはシリカゴムを例示したが
例えばウレタンゴム等であってもよい。 さらに、上記実施例では容量C3は容量C1及びC2に比べ
て十分小さいとしたが、容量C3は約一定値なのでその大
小に拘らずその効果は奏する。 （発明の効果） 本発明は、水晶振動子の金属カバーに熱線を巻装して
金属筒体に収納するとともに水晶振動子と金属筒体との
間に断熱性弾性体を充填し、前記水晶振動子と金属筒体
との間に浮遊容量を生じせしめたので、衝撃による雑音
発生を防止して消費電力が少ない水晶発振器を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の一実施例を説明する図で、同図（ａ）
は水晶振動子を収納した恒温槽の分解図、同図（ｂ）は
同図（ａ）のＡ−Ａ′断面図、同図（ｃ）は恒温槽の実
装断面図である。第２図は本発明の一実施例の作用を説
明する図で、同図（ａ）は第１図（ａ）のＢ−Ｂ′断面
図、同図（ｂ）は同図（ａ）の電気的な等価回路図であ
る。 第３図は本発明の他の実施例を説明する水晶発振器の図
で、恒温槽の実装断面図である。 第４図は水晶発振器の一従来例を示すブロック図であ
る。第５図（ａ）は一従来例を説明する水晶振動子の分
解図、同図（ｂ）は恒温槽の図、同図（ｃ）は水晶振動
子を収納した恒温槽の正断面図、同図（ｄ）は恒温槽の
実装断面図である。第６図（ａ）は水晶振動子を収納し
た恒温槽の側断面図、同図（ｂ）は同図（ａ）の電気的
な等価回路図である。 １……水晶振動子、２……恒温槽、３……発振回路、４
……温度制御回路、５……金属ベース、６……リード
線、７……保持部材、８……水晶片、９……金属カバ
…、10……励振電極、11……引き出し電極、12……スリ
ット、13、20……金属筒体、14……熱線、15……樹脂、
16……基板、17……パワートランジスタ、18、25……金
属細線、21、22……端子、23、24……蓋体、26……断熱
性弾性体、27……導出線。
は水晶振動子を収納した恒温槽の分解図、同図（ｂ）は
同図（ａ）のＡ−Ａ′断面図、同図（ｃ）は恒温槽の実
装断面図である。第２図は本発明の一実施例の作用を説
明する図で、同図（ａ）は第１図（ａ）のＢ−Ｂ′断面
図、同図（ｂ）は同図（ａ）の電気的な等価回路図であ
る。 第３図は本発明の他の実施例を説明する水晶発振器の図
で、恒温槽の実装断面図である。 第４図は水晶発振器の一従来例を示すブロック図であ
る。第５図（ａ）は一従来例を説明する水晶振動子の分
解図、同図（ｂ）は恒温槽の図、同図（ｃ）は水晶振動
子を収納した恒温槽の正断面図、同図（ｄ）は恒温槽の
実装断面図である。第６図（ａ）は水晶振動子を収納し
た恒温槽の側断面図、同図（ｂ）は同図（ａ）の電気的
な等価回路図である。 １……水晶振動子、２……恒温槽、３……発振回路、４
……温度制御回路、５……金属ベース、６……リード
線、７……保持部材、８……水晶片、９……金属カバ
…、10……励振電極、11……引き出し電極、12……スリ
ット、13、20……金属筒体、14……熱線、15……樹脂、
16……基板、17……パワートランジスタ、18、25……金
属細線、21、22……端子、23、24……蓋体、26……断熱
性弾性体、27……導出線。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 １．金属カバーに熱線が巻装された水晶振動子と、該水
晶振動子を収納する金属筒体と、前記水晶振動子と金属
筒体との間に充填された断熱性弾性体とを具備し、前記
水晶振動子と金属筒体との間に浮遊容量C3を発生させ、
かつ、前記浮遊容量C3を前記水晶振動子の励振電極と金
属カバーとの間の浮遊容量C1、C2よりも小さくしたこと
を特徴とする水晶発振器
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62195003A JP2779619B2 (ja) | 1987-08-04 | 1987-08-04 | 水晶発振器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62195003A JP2779619B2 (ja) | 1987-08-04 | 1987-08-04 | 水晶発振器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6439104A JPS6439104A (en) | 1989-02-09 |
| JP2779619B2 true JP2779619B2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=16333916
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62195003A Expired - Fee Related JP2779619B2 (ja) | 1987-08-04 | 1987-08-04 | 水晶発振器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2779619B2 (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3924889A1 (de) * | 1989-07-27 | 1991-01-31 | Kali Chemie Ag | Reinigungszusammensetzungen aus dichlortrifluorenthanen und alkanolen |
| US5026501A (en) * | 1989-12-22 | 1991-06-25 | Allied-Signal Inc. | Azeotrope-like compositions of 1,1-dichloro-1-fluoroethane; dichlorotrifluoroethane; and dichloromethane |
| US5049301A (en) * | 1989-12-20 | 1991-09-17 | Allied-Signal Inc. | Azeotrope-like compositions of 1,1-dichloro-1-fluoroethane; dichlorotrifluoroethane; and methyl formate |
| US5026502A (en) * | 1990-05-25 | 1991-06-25 | Allied-Signal Inc. | Azeotrope-like compositions of 1,1-dichoro-1-fluoroethane; dichlorotrifluoroethane; and alkane or cycloalkane having 5 carbon atoms |
| US5085796A (en) * | 1990-08-15 | 1992-02-04 | Allied-Signal Inc. | Azeotrope-like compositions of 1,1-dichloro-1-fluoroethane, dichlorotrifluoroethane, ethanol and a mono- or di-chlorinated C2 or C3 alkane |
| US5190685A (en) * | 1990-08-15 | 1993-03-02 | Allied-Signal Inc. | Azeotrope-like compositions of 1,1-dichloro-1-fluoroethane, dichlorotrifluoroethane, ethanol and cyclopentane |
| US5120461A (en) * | 1990-08-21 | 1992-06-09 | Allied-Signal Inc. | Azeotrope-like compositions of 1,1-dichloro-1-fluoroethane; dichlorotrifluoroethane; methanol; and alkene having 5 carbon atoms |
| US5122294A (en) * | 1990-11-27 | 1992-06-16 | Allied-Signal Inc. | Azeotrope-like compositions of 1,1-dichloro-1-fluoroethane; dichlorotrifluoroethane; ethanol; and alkene having 5 carbon atoms |
| US5124064A (en) * | 1990-12-19 | 1992-06-23 | Allied-Signal Inc. | Azeotrope-like compositions of 1,1-dichloro-1-fluoroethane; dichlorotrifluoroethane; ethanol; and alkane having 5 or 6 carbon atoms |
| US5137651A (en) * | 1990-12-19 | 1992-08-11 | Allied-Signal Inc. | Azeotrope-like compositions of 1,1-dichloro-1-fluoroethane, dichlorotrifluoroethane, 1,2-dichloroethylene, and optionally methanol or ethanol |
| US5124063A (en) * | 1990-12-20 | 1992-06-23 | Allied-Signal Inc. | Azeotrope-like compositions of 1,1-dichloro-1-fluoroethane; dichlorotrifluoroethane; methanol; and alkane having 5 or 6 carbon atoms |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51124333U (ja) * | 1975-04-01 | 1976-10-07 |
-
1987
- 1987-08-04 JP JP62195003A patent/JP2779619B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6439104A (en) | 1989-02-09 |
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