JP2778958B2 - 鋸刃の寿命判別予測装置 - Google Patents
鋸刃の寿命判別予測装置Info
- Publication number
- JP2778958B2 JP2778958B2 JP63081186A JP8118688A JP2778958B2 JP 2778958 B2 JP2778958 B2 JP 2778958B2 JP 63081186 A JP63081186 A JP 63081186A JP 8118688 A JP8118688 A JP 8118688A JP 2778958 B2 JP2778958 B2 JP 2778958B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- saw blade
- cutting
- life
- amount
- database
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B19/00—Programme-control systems
- G05B19/02—Programme-control systems electric
- G05B19/18—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
- G05B19/416—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by control of velocity, acceleration or deceleration
- G05B19/4163—Adaptive control of feed or cutting velocity
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D55/00—Sawing machines or sawing devices working with strap saw blades, characterised only by constructional features of particular parts
- B23D55/08—Sawing machines or sawing devices working with strap saw blades, characterised only by constructional features of particular parts of devices for guiding or feeding strap saw blades
- B23D55/088—Devices for feeding strap saw blades
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D59/00—Accessories specially designed for sawing machines or sawing devices
- B23D59/001—Measuring or control devices, e.g. for automatic control of work feed pressure on band saw blade
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N3/00—Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress
- G01N3/40—Investigating hardness or rebound hardness
- G01N3/42—Investigating hardness or rebound hardness by performing impressions under a steady load by indentors, e.g. sphere, pyramid
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N3/00—Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress
- G01N3/58—Investigating machinability by cutting tools; Investigating the cutting ability of tools
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2203/00—Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress
- G01N2203/003—Generation of the force
- G01N2203/0053—Cutting or drilling tools
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/37—Measurements
- G05B2219/37229—Test quality tool by measuring time needed for machining
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/37—Measurements
- G05B2219/37252—Life of tool, service life, decay, wear estimation
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/37—Measurements
- G05B2219/37256—Wear, tool wear
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/50—Machine tool, machine tool null till machine tool work handling
- G05B2219/50265—If tool life over, continue machining only actual block, workability, then stop
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Sawing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は横型帯鋸盤などの鋸盤で被削材に切削加工
を行なう際に使用する帯鋸刃などの鋸刃の寿命を判別予
測する装置に関する。
を行なう際に使用する帯鋸刃などの鋸刃の寿命を判別予
測する装置に関する。
(従来の技術) 従来、横型帯鋸盤などの鋸盤で被削材に切削加工を行
なう場合には、被削材の材質や径,大きさに応じた鋸刃
を選定して使用している。
なう場合には、被削材の材質や径,大きさに応じた鋸刃
を選定して使用している。
その鋸刃の寿命は実際切削加工を行なっている間に作
業者が鋸刃の状態を監視しつつ切削性が悪くなったこと
を経験と勘に頼って判断していた。また鋸刃を使用する
前後に、鋸刃の歯先の摩耗状態を作業者が例えば新品の
ものと比較しながら判断していた。
業者が鋸刃の状態を監視しつつ切削性が悪くなったこと
を経験と勘に頼って判断していた。また鋸刃を使用する
前後に、鋸刃の歯先の摩耗状態を作業者が例えば新品の
ものと比較しながら判断していた。
あるいは、特開昭58−22645号公報や特開昭56−16386
1号公報などに見られるように、切削加工中における工
具と切削材との間に発生する切削温度を検出したり、工
具の振動状態を検出して、これらの検出値をもとにして
工具の寿命予測を行なう方法が知られている。
1号公報などに見られるように、切削加工中における工
具と切削材との間に発生する切削温度を検出したり、工
具の振動状態を検出して、これらの検出値をもとにして
工具の寿命予測を行なう方法が知られている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、前述した従来の鋸刃寿命の判断は、作業者
の経験と勘に頼ることが多く、正確でかつ確実な寿命判
断となっていない。したがって、難削材の切削加工には
使用できない鋸刃であっても、易削材の切削加工には使
用できる可能性もある鋸刃の寿命の予測や判断は非常に
難しいという問題があった。
の経験と勘に頼ることが多く、正確でかつ確実な寿命判
断となっていない。したがって、難削材の切削加工には
使用できない鋸刃であっても、易削材の切削加工には使
用できる可能性もある鋸刃の寿命の予測や判断は非常に
難しいという問題があった。
また、切削加工中における切削温度や工具の振動状態
を検出し、これらの検出値をもとに工具の寿命を予測す
るのもまだ完全なものではなく、工具の寿命予測は非常
に難しいという問題があった。
を検出し、これらの検出値をもとに工具の寿命を予測す
るのもまだ完全なものではなく、工具の寿命予測は非常
に難しいという問題があった。
この発明の目的は、上記問題点を改善するため、鋸盤
で切削加工するとき切削抵抗,切曲り量,切断面積,切
削時間あるいは切削率と鋸刃の寿命との関係データをデ
ータベースに蓄積し保有せしめることによって、正確か
つ確実で切削加工中に鋸刃の寿命の予測あるいは判別を
可能にした鋸刃の寿命判別予測装置を提供することにあ
る。
で切削加工するとき切削抵抗,切曲り量,切断面積,切
削時間あるいは切削率と鋸刃の寿命との関係データをデ
ータベースに蓄積し保有せしめることによって、正確か
つ確実で切削加工中に鋸刃の寿命の予測あるいは判別を
可能にした鋸刃の寿命判別予測装置を提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 前述のごとき従来の問題に鑑みて、本発明は、ワーク
ピースの切削加工時に鋸刃の背分力を検出する背分力検
出装置と、ワークピースの切断部の切曲り量を検出する
切曲り検出装置と、ワークピースの形状寸法に基づく切
断面積とカット回数により累積した切断面積を検出する
切断面積検出手段と、背分力と鋸刃の摩耗量との関係デ
ータをファイルしている第1のデータベースと、切曲り
量と鋸刃の摩耗量との関係データをファイルしている第
2のデータベースと、切断面積と鋸刃の摩耗量との関係
データをファイルしている第3のデータベースとを備
え、前記切曲り検出装置によって検出した切曲り量と第
2のデータベースのデータとを比較して鋸刃の寿命を判
別予測し、次に前記背分力検出装置によって検出した背
分力と第1のデータベースのデータとを比較して鋸刃の
寿命を判別予測し、さらに切断面積検出手段によって検
出した切断面積と第3のデータベースのデータとを次に
比較して鋸刃の寿命を判別予測する構成としてなるもの
である。
ピースの切削加工時に鋸刃の背分力を検出する背分力検
出装置と、ワークピースの切断部の切曲り量を検出する
切曲り検出装置と、ワークピースの形状寸法に基づく切
断面積とカット回数により累積した切断面積を検出する
切断面積検出手段と、背分力と鋸刃の摩耗量との関係デ
ータをファイルしている第1のデータベースと、切曲り
量と鋸刃の摩耗量との関係データをファイルしている第
2のデータベースと、切断面積と鋸刃の摩耗量との関係
データをファイルしている第3のデータベースとを備
え、前記切曲り検出装置によって検出した切曲り量と第
2のデータベースのデータとを比較して鋸刃の寿命を判
別予測し、次に前記背分力検出装置によって検出した背
分力と第1のデータベースのデータとを比較して鋸刃の
寿命を判別予測し、さらに切断面積検出手段によって検
出した切断面積と第3のデータベースのデータとを次に
比較して鋸刃の寿命を判別予測する構成としてなるもの
である。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
する。
第1図を参照するに、鋸盤として例えば横型帯鋸盤1
における図示省略の基台上には、例えば棒材などのワー
クピースとしての被削材Wを載置するワークテーブル3
が設けられている。
における図示省略の基台上には、例えば棒材などのワー
クピースとしての被削材Wを載置するワークテーブル3
が設けられている。
このワークテーブル3には被削材Wを挾持固定するバ
イス装置5が装着されている。
イス装置5が装着されている。
また、基台上には図示省略のほぼC型をした鋸刃ハウ
ジングがヒンジピン7を介して上下方向に回動自在に支
承されている。
ジングがヒンジピン7を介して上下方向に回動自在に支
承されている。
より詳細には、鋸刃ハウジングの適宜位置にピストン
ロッド9の先端部を連結すると共に、前記ワークテーブ
ル3にはリフトシリンダ11が設けられている。また、ヒ
ンジピン7には一体的に歯車13が設けられていると共
に、適宜位置にはこの歯車13に噛合すべく歯車15を備え
たロータリエンコーダ17が設けられている。
ロッド9の先端部を連結すると共に、前記ワークテーブ
ル3にはリフトシリンダ11が設けられている。また、ヒ
ンジピン7には一体的に歯車13が設けられていると共
に、適宜位置にはこの歯車13に噛合すべく歯車15を備え
たロータリエンコーダ17が設けられている。
したがって、ロータリエンコーダ17により鋸刃ハウジ
ングの回動に応じたパルス数が検出され、インターフェ
ース19を介して制御装置21のうちの中央処理装置23(以
下、CPUという。)に入力されると鋸刃ハウジングの上
下位置また切込み位置が正確に検出される。
ングの回動に応じたパルス数が検出され、インターフェ
ース19を介して制御装置21のうちの中央処理装置23(以
下、CPUという。)に入力されると鋸刃ハウジングの上
下位置また切込み位置が正確に検出される。
鋸刃ハウジングの内部には、駆動ホイール25が駆動軸
27を介して、従動ホイール29が回転軸31を介してそれぞ
れ回転自在に設けられている。なお、駆動軸27は例えば
チェン,ベルト等の連結部材33を介して例えばモータの
ごとき回転装置35の回転軸37に連動連結されている。
27を介して、従動ホイール29が回転軸31を介してそれぞ
れ回転自在に設けられている。なお、駆動軸27は例えば
チェン,ベルト等の連結部材33を介して例えばモータの
ごとき回転装置35の回転軸37に連動連結されている。
駆動ホイール25と従動ホイール29には、エンドレス状
の帯鋸刃Tが巻回されている。鋸刃ハウジングには、切
削領域において帯鋸刃Tを被削材Wに対して垂直に案内
支持するためガイド39が設けられている。
の帯鋸刃Tが巻回されている。鋸刃ハウジングには、切
削領域において帯鋸刃Tを被削材Wに対して垂直に案内
支持するためガイド39が設けられている。
したがって、横型帯鋸盤1においては、回転装置35を
適宜に回転駆動させることにより、連結部材33および駆
動ホイール25、従動ホイール29を介して帯鋸刃Tを走行
駆動せしめて被削材Wを切削することができる。
適宜に回転駆動させることにより、連結部材33および駆
動ホイール25、従動ホイール29を介して帯鋸刃Tを走行
駆動せしめて被削材Wを切削することができる。
また、前記リフトシリンダ11内に圧油を供給して、ピ
ストンロッド9を突出作動せしめることによって鋸刃ハ
ウジングを上昇回動することができる。そして、油路を
切換え、鋸刃ハウジングの重量によりリフトシリンダ11
内の圧油を排出することによって鋸刃ハウジングを下降
回動することができる。
ストンロッド9を突出作動せしめることによって鋸刃ハ
ウジングを上昇回動することができる。そして、油路を
切換え、鋸刃ハウジングの重量によりリフトシリンダ11
内の圧油を排出することによって鋸刃ハウジングを下降
回動することができる。
ところで、被削材Wに切削加工を行なう場合には、切
削抵抗が発生する。この切削抵抗は、主分力、背分力か
らなり、被削材Wの被削性に関係があることに鑑みて、
本実施例では切削抵抗の背分力、主分力を検出すること
により、被削材Wの被削性を検出することができる。
削抵抗が発生する。この切削抵抗は、主分力、背分力か
らなり、被削材Wの被削性に関係があることに鑑みて、
本実施例では切削抵抗の背分力、主分力を検出すること
により、被削材Wの被削性を検出することができる。
第1図を参照するに、背分力を検出するために前記ガ
イド39には、背分力検出装置41が設けられている。
イド39には、背分力検出装置41が設けられている。
より詳細には、前記ガイド39下側には帯鋸刃Tの背部
を押えるローラ押え43が設けられている。このローラ押
え43には、転動自在なローラ45が設けられていると共
に、スプリング47を弾装した昇降バー49が設けられてい
る。この昇降バー49には、切削抵抗の背分力に応じた信
号を検出することのできる荷重センサ51が設けられてい
る。
を押えるローラ押え43が設けられている。このローラ押
え43には、転動自在なローラ45が設けられていると共
に、スプリング47を弾装した昇降バー49が設けられてい
る。この昇降バー49には、切削抵抗の背分力に応じた信
号を検出することのできる荷重センサ51が設けられてい
る。
したがって、前記ローラ45を帯鋸刃Tに当接させる
と、スプリング47とローラ押え43が当接する。そして、
予め設定した切削条件のもとで被削材Wの切削加工を行
うと、背分力によりローラ押え43がスプリング47の付勢
力に抗して上昇し、荷重センサ51により背分力に応じた
信号が検出され、この信号がインターフェース53を介し
てCPU23に入力され、適宜に演算処理されると切削抵抗
の背分力が検出表示される。
と、スプリング47とローラ押え43が当接する。そして、
予め設定した切削条件のもとで被削材Wの切削加工を行
うと、背分力によりローラ押え43がスプリング47の付勢
力に抗して上昇し、荷重センサ51により背分力に応じた
信号が検出され、この信号がインターフェース53を介し
てCPU23に入力され、適宜に演算処理されると切削抵抗
の背分力が検出表示される。
あるいは、切削抵抗の背分力を検出するために、前記
リフトシリンダ11に圧力計55を設けることも可能であ
る。すなわち背分力に応じてリフトシリンダ11内の圧力
が変化するからである。
リフトシリンダ11に圧力計55を設けることも可能であ
る。すなわち背分力に応じてリフトシリンダ11内の圧力
が変化するからである。
したがって、予め設定した切削条件のもとで被削材W
の切削加工を行うと、前記鋸刃ハウジングが下降回動し
リフトシリンダ11内の圧力が変化し、圧力計55により背
分力に応じた信号が検出され、この信号がインターフェ
ース57を介してCPU23に入力され、適宜に演算処理され
ると切削抵抗の背分力が検出表示される。
の切削加工を行うと、前記鋸刃ハウジングが下降回動し
リフトシリンダ11内の圧力が変化し、圧力計55により背
分力に応じた信号が検出され、この信号がインターフェ
ース57を介してCPU23に入力され、適宜に演算処理され
ると切削抵抗の背分力が検出表示される。
次に、切削抵抗の分力の一つである切削抵抗の主分力
を検出するために、前記回転装置35の回転軸37には回転
センサ59が設けられている。回転センサ59を設けたの
は、主分力により回転装置35の回転数が変化するからで
ある。
を検出するために、前記回転装置35の回転軸37には回転
センサ59が設けられている。回転センサ59を設けたの
は、主分力により回転装置35の回転数が変化するからで
ある。
したがって、予め設定した切削条件のもとで被削材W
の切削加工を行うと、切削抵抗の主分力により帯鋸刃
T、すなわち、回転装置35の回転数が変化し、回転セン
サ59により主分力に応じた信号が検出され、この信号が
インターフェース61を介してCPU23に入力され、適宜に
演算処理されると切削抵抗の主分力が検出表示される。
の切削加工を行うと、切削抵抗の主分力により帯鋸刃
T、すなわち、回転装置35の回転数が変化し、回転セン
サ59により主分力に応じた信号が検出され、この信号が
インターフェース61を介してCPU23に入力され、適宜に
演算処理されると切削抵抗の主分力が検出表示される。
あるいは、切削抵抗の主分力を測定するために、回転
装置35に電流計63を設けることも可能である。主分力の
変化により回転装置35に流れる電流が変化するからであ
る。
装置35に電流計63を設けることも可能である。主分力の
変化により回転装置35に流れる電流が変化するからであ
る。
したがって、被削材Wの切削加工を行うと、切削抵抗
の主分力により回転装置35の流れる電流が変化し、電流
計63により、主分力に応じた信号が検出され、この信号
がインターフェース65を介してCPU23に入力され、適宜
に演算処理されると切削抵抗の主分力が検出表示され
る。
の主分力により回転装置35の流れる電流が変化し、電流
計63により、主分力に応じた信号が検出され、この信号
がインターフェース65を介してCPU23に入力され、適宜
に演算処理されると切削抵抗の主分力が検出表示され
る。
前記CPU23には時計67が接続されており、その時計67
により横型帯鋸盤1で被削材Wに切削加工を行なったと
きの切削時間を測定することができるようになってい
る。
により横型帯鋸盤1で被削材Wに切削加工を行なったと
きの切削時間を測定することができるようになってい
る。
前記ガイド39の一方には、マグネットセンサなどの切
曲り検出装置69が設けられており、その切曲り検出装置
69により、帯鋸刃Tの切曲り量が検出される。その検出
された切曲り量はインターフェース71を介してCPU23に
入力される。
曲り検出装置69が設けられており、その切曲り検出装置
69により、帯鋸刃Tの切曲り量が検出される。その検出
された切曲り量はインターフェース71を介してCPU23に
入力される。
而して、第1図において、ワークテーブル3上に載置
され、バイス装置5で挾持された被削材Wは、鋸刃ハウ
ジングを回動下降せしめることによって切削加工が行な
われることになる。
され、バイス装置5で挾持された被削材Wは、鋸刃ハウ
ジングを回動下降せしめることによって切削加工が行な
われることになる。
前記制御装置21のうちのCPU23には、被削材Wの材質
や径などを入力するためのキーボードなどの入力装置73
が、また、測定された背分力や主分力などのデータを表
示するCRTなどの出力装置75が接続されている。
や径などを入力するためのキーボードなどの入力装置73
が、また、測定された背分力や主分力などのデータを表
示するCRTなどの出力装置75が接続されている。
CPU23には、第1,第2図および第3データベース77,7
9,81が接続されている。さらに、CPU23には演算処理手
段83が、また、被削材Wの材質や径などのメニュをファ
イルしておくメニュファイル85が接続されている。さら
に、CPU23には切削条件を入力装置73から入力すること
によって横型帯鋸盤1を作動させるための加工プログラ
ム・メモリ87が接続されている。
9,81が接続されている。さらに、CPU23には演算処理手
段83が、また、被削材Wの材質や径などのメニュをファ
イルしておくメニュファイル85が接続されている。さら
に、CPU23には切削条件を入力装置73から入力すること
によって横型帯鋸盤1を作動させるための加工プログラ
ム・メモリ87が接続されている。
第1データベース77には、第2図に示すごとく、被削
材Wの材質,径および切削条件ごとに背分力と帯鋸刃T
の摩耗量との関係データが、予め詳細に求められてデー
タベースとしてファイルされている。例えば、第2図に
おいて、背分力がP0のときの摩耗量M0が摩耗限界値とし
た場合には、実際検出した背分力Pと予め設定されたP0
とを比較することによって、帯鋸刃Tの寿命判別並びに
予測が行なわれることになるのである。
材Wの材質,径および切削条件ごとに背分力と帯鋸刃T
の摩耗量との関係データが、予め詳細に求められてデー
タベースとしてファイルされている。例えば、第2図に
おいて、背分力がP0のときの摩耗量M0が摩耗限界値とし
た場合には、実際検出した背分力Pと予め設定されたP0
とを比較することによって、帯鋸刃Tの寿命判別並びに
予測が行なわれることになるのである。
第2データベース79には、第3図に示すごとく、被削
材Wの材質,径および切削条件ごとに切曲り量と帯鋸刃
Tの摩耗量との関係デーが、予め詳細に求められてデー
タベースとしてファイルされている。例えば、第3図に
おいて、切曲り量がK0のときの摩耗量M0が摩耗限界値と
した場合には、実際検出した切曲り量Kと予め設定され
たK0とを比較することによって、帯鋸刃Tの寿命判別並
びに予測が行なわれることにあるのである。なお、この
場合には当然のことながら、切曲り量の予測も行なって
いることになる。
材Wの材質,径および切削条件ごとに切曲り量と帯鋸刃
Tの摩耗量との関係デーが、予め詳細に求められてデー
タベースとしてファイルされている。例えば、第3図に
おいて、切曲り量がK0のときの摩耗量M0が摩耗限界値と
した場合には、実際検出した切曲り量Kと予め設定され
たK0とを比較することによって、帯鋸刃Tの寿命判別並
びに予測が行なわれることにあるのである。なお、この
場合には当然のことながら、切曲り量の予測も行なって
いることになる。
前記第3データベース81には第4図に示すごとく、被
削材Wの材質,径および切削条件ごとに累積した切断面
積と帯鋸刃Tの摩耗量との関係データが、予め詳細に求
められてデータベースとしてファイルされている。例え
ば第4図において、累積した切断面積がC0のときの摩耗
量M0が摩耗限界値とした場合には、実際検出した累積の
切断面積Cと予め設定されたC0とを比較することによっ
て、帯鋸刃Tの寿命判別並びに予測が行なわれることに
なるのである。
削材Wの材質,径および切削条件ごとに累積した切断面
積と帯鋸刃Tの摩耗量との関係データが、予め詳細に求
められてデータベースとしてファイルされている。例え
ば第4図において、累積した切断面積がC0のときの摩耗
量M0が摩耗限界値とした場合には、実際検出した累積の
切断面積Cと予め設定されたC0とを比較することによっ
て、帯鋸刃Tの寿命判別並びに予測が行なわれることに
なるのである。
前記演算処理手段83では、上述した実際検出した背分
力P又は、切曲り量Kあるいは、累積した切断面積C
と、予め設定された背分力P0又は切曲り量K0あるいは、
累積した切断面積C0との比較演算処理がなされるのであ
る。
力P又は、切曲り量Kあるいは、累積した切断面積C
と、予め設定された背分力P0又は切曲り量K0あるいは、
累積した切断面積C0との比較演算処理がなされるのであ
る。
上記構成により、帯鋸刃Tの判別予測を第5図のフロ
ーチャートを基にして説明すると、まずステップS1で
は、通常の切削条件よりも負荷の小さな切削条件(J1)
のもとで被削材Wに帯鋸刃Tで切削加工を行なうことに
よって、被削材Wにおける切削条件の設定がなされる。
ーチャートを基にして説明すると、まずステップS1で
は、通常の切削条件よりも負荷の小さな切削条件(J1)
のもとで被削材Wに帯鋸刃Tで切削加工を行なうことに
よって、被削材Wにおける切削条件の設定がなされる。
ステップS2において、その設定された被削材Wによる
予め帯鋸刃Tの限界摩耗量M0に対する背分力P0,切曲り
量K0および累積した切断面積C0を例えば第1,第2および
第3データベース77,79,81にファイルされている第2
図,第3図および第4図の関係グラフにおいて設定す
る。
予め帯鋸刃Tの限界摩耗量M0に対する背分力P0,切曲り
量K0および累積した切断面積C0を例えば第1,第2および
第3データベース77,79,81にファイルされている第2
図,第3図および第4図の関係グラフにおいて設定す
る。
ステップS3では入力装置73から通常の適正な切削条件
J2で切削加工すべくデータを入力すると、加工プログラ
ム・メモリ87に記憶されている加工プログラムに基づき
横型帯鋸盤1を作動させて帯鋸刃Tで被削材Wに切削条
件J2で切削加工を開始する。
J2で切削加工すべくデータを入力すると、加工プログラ
ム・メモリ87に記憶されている加工プログラムに基づき
横型帯鋸盤1を作動させて帯鋸刃Tで被削材Wに切削条
件J2で切削加工を開始する。
上記切削条件J2で被削材Wに切削加工を行なっている
間に、ステップS4で切曲りの寿命になっているかどうか
の判別がなされる。すなわち、演算処理手段83には、第
2データベース79にファイルされている第3図に示した
関係グラフが取込まれると共に、切曲り検出装置69で実
際に検出された切曲り量Kが取込まれる。この実際に検
出された切曲り量Kが第3図に示した関係グラフにおけ
る予め設定した切曲り量K0と比較される。
間に、ステップS4で切曲りの寿命になっているかどうか
の判別がなされる。すなわち、演算処理手段83には、第
2データベース79にファイルされている第3図に示した
関係グラフが取込まれると共に、切曲り検出装置69で実
際に検出された切曲り量Kが取込まれる。この実際に検
出された切曲り量Kが第3図に示した関係グラフにおけ
る予め設定した切曲り量K0と比較される。
実際に検出した切曲り量Kが予め設定した切曲り量K0
以上であると判別されると、帯鋸刃Tは寿命に達してい
るから、ステップS5でメニュファイル85にファイルされ
ているメニュから別の材質の異なる被削材Wを選択して
ステップS1の手前に戻って最初からやり直しされる。
以上であると判別されると、帯鋸刃Tは寿命に達してい
るから、ステップS5でメニュファイル85にファイルされ
ているメニュから別の材質の異なる被削材Wを選択して
ステップS1の手前に戻って最初からやり直しされる。
実際に検出した切曲り量Kが予め設定した切曲り量K0
に達していないと判別されると、ステップS6に進む。な
お、この場合、第3図の関係グラフにおいて実際に検出
した切曲り量Kが曲線のどの位置にあるかを把握するこ
とによって、切曲り量の寿命予測すなわち帯鋸刃Tの寿
命予測を行なうことができる。
に達していないと判別されると、ステップS6に進む。な
お、この場合、第3図の関係グラフにおいて実際に検出
した切曲り量Kが曲線のどの位置にあるかを把握するこ
とによって、切曲り量の寿命予測すなわち帯鋸刃Tの寿
命予測を行なうことができる。
ステップS6では例えば荷重センサ51で検出された背分
力に対して、増加があるかどうかの判別がなされる。実
際に検出した背分力がすでに検出してある背分力よりも
増加があると判別されると、ステップS7に進み、背分力
に基づく帯鋸刃Tの寿命であるかどうかの判別がなされ
る。
力に対して、増加があるかどうかの判別がなされる。実
際に検出した背分力がすでに検出してある背分力よりも
増加があると判別されると、ステップS7に進み、背分力
に基づく帯鋸刃Tの寿命であるかどうかの判別がなされ
る。
すなわち、演算処理手段83には、第1データベース77
にファイルされている第2図に示した関係グラフが取込
まれると共に、例えば荷重センサ51で実際に検出された
背分力Pが取込まれる。この実際に検出された背分力P
が第2図に示した関係グラフにおける予め設定した背分
力P0と比較される。
にファイルされている第2図に示した関係グラフが取込
まれると共に、例えば荷重センサ51で実際に検出された
背分力Pが取込まれる。この実際に検出された背分力P
が第2図に示した関係グラフにおける予め設定した背分
力P0と比較される。
実際に検出された背分力Pが予め設定した背分力P0以
上であると判別されると、帯鋸刃Tは寿命に達している
から、ステップS5に進み前述と同様に処理される。
上であると判別されると、帯鋸刃Tは寿命に達している
から、ステップS5に進み前述と同様に処理される。
ステップS6で現在検出された背分力がすでに検出して
いる背分力より増加がないと判別された場合、あるいは
ステップS7で実際に検出した背分力Pが予め設定した背
分力P0に達していないと判別された場合には、ステップ
S8に進む。なお、この場合には、第2図の関係グラフに
おいて実際に検出した背分力Pが曲線のどの位置にある
かを把握することによって、背分力の予測ができると共
に、帯鋸刃Tの寿命予測を行なうことができる。
いる背分力より増加がないと判別された場合、あるいは
ステップS7で実際に検出した背分力Pが予め設定した背
分力P0に達していないと判別された場合には、ステップ
S8に進む。なお、この場合には、第2図の関係グラフに
おいて実際に検出した背分力Pが曲線のどの位置にある
かを把握することによって、背分力の予測ができると共
に、帯鋸刃Tの寿命予測を行なうことができる。
ステップS8では切断面積に基づく帯鋸刃Tが寿命かど
うかの判別がなされる。すなわち、演算処理手段83に
は、第3データベース81にファイルされている第4図に
示した関係グラフが取込まれると共に、例えば被削材W
の径に基づく切断面積とカット回数により実際に検出さ
れた累積した切断面積Cが取込まれる。この実際に検出
された累積した切断面積Cが第4図に示した関係グラフ
における予め設定した切断面積C0と比較される。
うかの判別がなされる。すなわち、演算処理手段83に
は、第3データベース81にファイルされている第4図に
示した関係グラフが取込まれると共に、例えば被削材W
の径に基づく切断面積とカット回数により実際に検出さ
れた累積した切断面積Cが取込まれる。この実際に検出
された累積した切断面積Cが第4図に示した関係グラフ
における予め設定した切断面積C0と比較される。
実際に検出された累積した切断面積Cが予め設定した
切断面積C0以上であると判別されると、帯鋸刃は寿命に
達しているから、ステップS5で上述したと同様の処理が
なされてステップS1の手前に戻って最初からやり直しさ
れる。
切断面積C0以上であると判別されると、帯鋸刃は寿命に
達しているから、ステップS5で上述したと同様の処理が
なされてステップS1の手前に戻って最初からやり直しさ
れる。
実際に検出された累積した切断面積Cが予め設定した
切断面積C0に達してしないと判別された場合には、ステ
ップS9に進む。なお、この場合には、第4図の関係グラ
フにおいて実際に検出した累積した切断面積Cが曲線の
どの位置にあるかを把握することによって、切断面積の
予測ができると共に、帯鋸刃Tの寿命の判別・予測を行
なうことができる。
切断面積C0に達してしないと判別された場合には、ステ
ップS9に進む。なお、この場合には、第4図の関係グラ
フにおいて実際に検出した累積した切断面積Cが曲線の
どの位置にあるかを把握することによって、切断面積の
予測ができると共に、帯鋸刃Tの寿命の判別・予測を行
なうことができる。
ステップS9では次の被削材Wのカット(切削加工)に
移行するかどうかの判別がなされて、引続き次の被削材
Wのカットを行なうと判断されると、ステップS1の手前
に戻り、以下同様の処理がなされる。
移行するかどうかの判別がなされて、引続き次の被削材
Wのカットを行なうと判断されると、ステップS1の手前
に戻り、以下同様の処理がなされる。
引続き被削材Wのカットを行なわないと判別される
と、ステップS10で背分力P,摩耗量を測定してストック
する。
と、ステップS10で背分力P,摩耗量を測定してストック
する。
次にステップS11でメニュファイル85にファイルされ
ているメニュから、被削材Wと同一材質で径の異なる材
料を選択する。ステップS12でメニュに同一材質で径の
異なる材料が選択されたかどうかの判別がなされて、同
一材質で径の異なる材料が選択されなければステップS1
1の手前に戻る。同一材質で径の異なる材料が選択され
ゝば、ステップS1の手前に戻り、以下同様の処理がなさ
れることになる。
ているメニュから、被削材Wと同一材質で径の異なる材
料を選択する。ステップS12でメニュに同一材質で径の
異なる材料が選択されたかどうかの判別がなされて、同
一材質で径の異なる材料が選択されなければステップS1
1の手前に戻る。同一材質で径の異なる材料が選択され
ゝば、ステップS1の手前に戻り、以下同様の処理がなさ
れることになる。
このように、被削材Wを帯鋸刃Tで切削加工を行なっ
ている間、適宜の切込み位置で実際の背分力又は切曲り
量あるいは、累積した切断面積を検出し、その検出され
た実際の背分力又は切曲り量あるいは、累積した切断面
積と、予め第1,第2,第3データベースにファイルされて
いる背分力又は切曲り量あるいは累積した切断面積と帯
鋸刃Tの摩耗量との関係データとを比較判別することに
よって、帯鋸刃Tが寿命に達したか、あるいはあとどの
位で寿命に達するかの寿命予測を自動的に、正確かつ確
実に、しかも容易に判別予測することができる。而し
て、帯鋸刃Tの管理が今まで以上によく管理されるか
ら、切削加工の精度や効率向上につながる。
ている間、適宜の切込み位置で実際の背分力又は切曲り
量あるいは、累積した切断面積を検出し、その検出され
た実際の背分力又は切曲り量あるいは、累積した切断面
積と、予め第1,第2,第3データベースにファイルされて
いる背分力又は切曲り量あるいは累積した切断面積と帯
鋸刃Tの摩耗量との関係データとを比較判別することに
よって、帯鋸刃Tが寿命に達したか、あるいはあとどの
位で寿命に達するかの寿命予測を自動的に、正確かつ確
実に、しかも容易に判別予測することができる。而し
て、帯鋸刃Tの管理が今まで以上によく管理されるか
ら、切削加工の精度や効率向上につながる。
なお、この発明は前述したごとき実施例に限定される
ことなく、適宜の変更を行なうことにより、その他の態
様で実施し得るものである。
ことなく、適宜の変更を行なうことにより、その他の態
様で実施し得るものである。
[発明の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要
するに本発明は、ワークピース(W)の切削加工時に鋸
刃の背分力を検出する背分力検出装置と、ワークピース
(W)の切断部の切曲り量を検出する切曲り検出装置
(69)と、ワークピース(W)の形状寸法に基づく切断
面積とカット回数により累積した切断面積(C)を検出
する切断面積検出手段と、背分力と鋸刃の摩耗量との関
係データをファイルしている第1のデータベース(77)
と、切曲り量と鋸刃の摩耗量との関係データをファイル
している第2のデータベース(79)と、切断面積(C)
と鋸刃の摩耗量との関係データをファイルしている第3
のデータベース(81)とを備え、前記切曲り検出装置
(69)によって検出した切曲り量と第2のデータベース
(79)のデータとを比較して鋸刃の寿命を判別予測し、
次に前記背分力検出装置によって検出した背分力と第1
のデータベース(77)のデータとを比較して鋸刃の寿命
を判別予測し、さらに切断面積検出手段によって検出し
た切断面積(C)と第3のデータベース(81)のデータ
とを次に比較して鋸刃の寿命を判別予測する構成として
なるものである。
するに本発明は、ワークピース(W)の切削加工時に鋸
刃の背分力を検出する背分力検出装置と、ワークピース
(W)の切断部の切曲り量を検出する切曲り検出装置
(69)と、ワークピース(W)の形状寸法に基づく切断
面積とカット回数により累積した切断面積(C)を検出
する切断面積検出手段と、背分力と鋸刃の摩耗量との関
係データをファイルしている第1のデータベース(77)
と、切曲り量と鋸刃の摩耗量との関係データをファイル
している第2のデータベース(79)と、切断面積(C)
と鋸刃の摩耗量との関係データをファイルしている第3
のデータベース(81)とを備え、前記切曲り検出装置
(69)によって検出した切曲り量と第2のデータベース
(79)のデータとを比較して鋸刃の寿命を判別予測し、
次に前記背分力検出装置によって検出した背分力と第1
のデータベース(77)のデータとを比較して鋸刃の寿命
を判別予測し、さらに切断面積検出手段によって検出し
た切断面積(C)と第3のデータベース(81)のデータ
とを次に比較して鋸刃の寿命を判別予測する構成として
なるものである。
上記構成より明らかなように、本発明においては、切
曲り検出装置69によって検出した切曲り量と第2のデー
タベース79のデータとを比較して鋸刃の寿命を判別予測
し、次に背分力検出装置によって検出した背分力と第1
のデータベース77のデータを比較して鋸刃の寿命を判別
し、さらに切断面積検出手段によって検出した切断面積
と第3のデータベース81のデータとを比較して鋸刃の寿
命を判別予測する構成である。
曲り検出装置69によって検出した切曲り量と第2のデー
タベース79のデータとを比較して鋸刃の寿命を判別予測
し、次に背分力検出装置によって検出した背分力と第1
のデータベース77のデータを比較して鋸刃の寿命を判別
し、さらに切断面積検出手段によって検出した切断面積
と第3のデータベース81のデータとを比較して鋸刃の寿
命を判別予測する構成である。
すなわち、切曲り量と第2のデータベース79のデータ
とを比較して最初に鋸刃の寿命の判別予測を行うので、
切曲りによる不良品の発生を抑制することができるもの
である。そして、次に検出した背分力、切断面積と第1,
第3のデータベースのデータとを順次比較して鋸刃の寿
命を判別予測するので、切曲りが生じない場合であって
も鋸刃の寿命を判別でき、摩耗等の進行によって切曲り
による不良品を生じる前に無駄なく効果的に鋸刃の交換
が可能である。
とを比較して最初に鋸刃の寿命の判別予測を行うので、
切曲りによる不良品の発生を抑制することができるもの
である。そして、次に検出した背分力、切断面積と第1,
第3のデータベースのデータとを順次比較して鋸刃の寿
命を判別予測するので、切曲りが生じない場合であって
も鋸刃の寿命を判別でき、摩耗等の進行によって切曲り
による不良品を生じる前に無駄なく効果的に鋸刃の交換
が可能である。
第1図はこの発明を実施した鋸盤としての横型帯鋸盤の
概略と制御装置とを示した構成ブロック図である。 第2図は第1データベースにファイルされている背分力
と鋸刃の摩耗量との関係データの一例を示した図、第3
図は第2データベースにファイルされている切曲り量と
鋸刃の摩耗量との関係データの一例を示した図、第4図
は第3データベースにファイルされている累積した切断
面積と鋸刃の摩耗量との関係データの一例を示した図で
ある。 第5図は鋸盤で被削材に切削加工を行なっている間、鋸
刃の寿命判断予測を行なう一例を示したフローチャート
である。 1……横型帯鋸盤、21……制御装置、23……CPU 51……荷重センサ、69……切曲り検出装置、77……第1
データベース 79……第2データベース、81……第3データベース 83……演算処理手段、85……メニュファイル
概略と制御装置とを示した構成ブロック図である。 第2図は第1データベースにファイルされている背分力
と鋸刃の摩耗量との関係データの一例を示した図、第3
図は第2データベースにファイルされている切曲り量と
鋸刃の摩耗量との関係データの一例を示した図、第4図
は第3データベースにファイルされている累積した切断
面積と鋸刃の摩耗量との関係データの一例を示した図で
ある。 第5図は鋸盤で被削材に切削加工を行なっている間、鋸
刃の寿命判断予測を行なう一例を示したフローチャート
である。 1……横型帯鋸盤、21……制御装置、23……CPU 51……荷重センサ、69……切曲り検出装置、77……第1
データベース 79……第2データベース、81……第3データベース 83……演算処理手段、85……メニュファイル
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−96754(JP,A) 特開 昭56−21724(JP,A) 特開 昭63−288617(JP,A) 特開 昭61−279422(JP,A) 実開 昭63−197041(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23D 55/00
Claims (1)
- 【請求項1】ワークピース(W)の切削加工時に鋸刃の
背分力を検出する背分検出装置と、ワークピース(W)
の切断部の切曲り量を検出する切曲り検出装置(69)
と、ワークピース(W)の形状寸法に基づく切断面積と
カット回数により累積した切断面積(C)を検出する切
断面積検出手段と、背分力と鋸刃の摩耗量との関係デー
タをファイルしている第1のデータベース(77)と、切
曲り量と鋸刃の摩耗量との関係データをファイルしてい
る第2のデータベース(79)と、切断面積(C)と鋸刃
の摩耗量との関係データをファイルしている第3のデー
タベース(81)とを備え、前記切曲り検出装置(69)に
よって検出した切曲り量と第2のデータベース(79)の
データとを比較して鋸刃の寿命を判別予測し、次に前記
背分力検出装置によって検出した背分力と第1のデータ
ベース(77)のデータとを比較して鋸刃の寿命を判別予
測し、さらに切断面積検出手段によって検出した切断面
積(C)と第3のデータベース(81)のデータとを次に
比較して鋸刃の寿命を判別予測する構成としてなること
を特徴とする鋸刃の寿命判別予測装置。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63081186A JP2778958B2 (ja) | 1988-04-04 | 1988-04-04 | 鋸刃の寿命判別予測装置 |
DE19893903133 DE3903133A1 (de) | 1988-02-04 | 1989-02-02 | Werkstueckbearbeitbarkeitsdetektionsverfahren und verfahren zum spanabhebenden bearbeiten eines werkstuecks mit hilfe einer spanabhebenden bearbeitungsmaschine unter anwendung dieses verfahrens |
US07/305,759 US5115403A (en) | 1988-02-04 | 1989-02-03 | Workpiece workability detection method and a method for cutting a workpiece by means of a cutting machine utilizing that method |
KR1019890001250A KR960006872B1 (ko) | 1988-02-04 | 1989-02-03 | 가공물의 피삭성 검출방법 및 그 검출방법을 이용한 절삭가공기에 의한 가공물의 절삭가공방법 |
GB8902370A GB2217042B (en) | 1988-02-04 | 1989-02-03 | Workpiece workability detection method and a method for cutting a workpiece by means of a cutting machine utilizing that method |
FR8901433A FR2627119B1 (fr) | 1988-02-04 | 1989-02-03 | Procedes de detection d'usinabilite et de coupe |
IT8919320A IT1228617B (it) | 1988-02-04 | 1989-02-06 | Procedimento per rilevare la lavorabilita' di un pezzo di lavorazione e procedimento per tagliare un pezzo di lavorazione per mezzo di una macchina da taglio utilizzante tale procedimento |
GB9218370A GB2257269B (en) | 1988-02-04 | 1992-08-28 | Workpiece workability detection method and a method for cutting a workpiece by means of a cutting machine utilizing that method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63081186A JP2778958B2 (ja) | 1988-04-04 | 1988-04-04 | 鋸刃の寿命判別予測装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01257510A JPH01257510A (ja) | 1989-10-13 |
JP2778958B2 true JP2778958B2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=13739436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63081186A Expired - Fee Related JP2778958B2 (ja) | 1988-02-04 | 1988-04-04 | 鋸刃の寿命判別予測装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2778958B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3686336B2 (ja) | 1998-08-28 | 2005-08-24 | 株式会社森精機製作所 | 工具摩耗データを作成し、工具摩耗量を推定し、工具の使用判定を行う方法 |
CN107344256B (zh) * | 2016-05-04 | 2019-05-31 | 力山工业股份有限公司 | 可快速标示锯切尺寸的桌锯机 |
JP6673002B2 (ja) * | 2016-05-17 | 2020-03-25 | 株式会社リコー | 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、および情報処理システム |
US10160082B2 (en) * | 2016-09-28 | 2018-12-25 | The Boeing Company | Method and apparatus for monitoring automated drilling processes |
CN108195704A (zh) * | 2018-03-05 | 2018-06-22 | 重庆水利电力职业技术学院 | 一种磨削参数自动测试试验台组件 |
JP6660458B1 (ja) * | 2018-12-27 | 2020-03-11 | 株式会社アマダホールディングス | 金型管理装置及び金型管理方法 |
DE102020116150A1 (de) * | 2020-06-18 | 2021-12-23 | Keuro Besitz Gmbh & Co. Edv-Dienstleistungs Kg | Verfahren zum Vorhersagen der Restlebensdauer eines Sägebands und Bandsägemaschine |
CN115533202B (zh) * | 2022-12-01 | 2023-03-17 | 中国林业科学研究院木材工业研究所 | 一种锯切质量与刀具寿命预测系统 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5822288B2 (ja) * | 1979-06-18 | 1983-05-07 | 株式会社 アマダ | 鋸盤の切込量制御方法及び制御装置 |
JPS5796754A (en) * | 1980-11-26 | 1982-06-16 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Automatic tool wear detecting method in cutting high hardness material |
JPS61279422A (ja) * | 1985-05-31 | 1986-12-10 | Amada Co Ltd | 帯鋸盤の切曲り量検出装置 |
JPS63288617A (ja) * | 1987-05-20 | 1988-11-25 | Nkk Corp | 管切断機の鋸刃交換指令装置 |
JPS63197041U (ja) * | 1987-06-11 | 1988-12-19 |
-
1988
- 1988-04-04 JP JP63081186A patent/JP2778958B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01257510A (ja) | 1989-10-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR960006872B1 (ko) | 가공물의 피삭성 검출방법 및 그 검출방법을 이용한 절삭가공기에 의한 가공물의 절삭가공방법 | |
US6845340B2 (en) | System and method for machining data management | |
RU2180967C2 (ru) | Автоматический текущий контроль состояния инструмента | |
JP5411055B2 (ja) | 工具寿命検出方法、および工具寿命検出装置 | |
JP2778958B2 (ja) | 鋸刃の寿命判別予測装置 | |
EP2023224A1 (en) | Numeric control device of a machine tool for detecting abnormality of a spindle | |
JPS5890445A (ja) | 工具の摩損監視方法及び装置 | |
JP2020104257A (ja) | 切削工具の異常検知装置、および異常検知方法 | |
JP5089618B2 (ja) | 工具寿命検出方法及び工具寿命検出装置 | |
JPH10286743A (ja) | 工作機械の工具異常検出装置及び工作機械の工具異常検出用プログラムを記録した記録媒体 | |
JPH0985585A (ja) | 工作機械用加工刃の状態監視方法とその装置 | |
KR20090056706A (ko) | 공작기계 취급시의 불량 검출방법 | |
US4854161A (en) | Method for diagnosing cutting tool dullness | |
JP2005022052A (ja) | 加工工具の異常・寿命の検知方法および検知装置 | |
JP3072844B2 (ja) | 帯鋸盤による被削材の切削加工方法及び帯鋸盤 | |
JP3193120B2 (ja) | 工具異常検出装置 | |
JP2905237B2 (ja) | 帯鋸盤 | |
JPH07148581A (ja) | 溶接チップ管理装置 | |
JP4063588B2 (ja) | 鋸盤による切削加工方法及び鋸盤 | |
JP3526884B2 (ja) | 鋸盤によるワークピースの切削加工方法及び鋸盤 | |
JPH01301013A (ja) | 切削加工における被削性検出方法および切削加工方法 | |
JP3294414B2 (ja) | 工作機械における工具寿命検知方法 | |
JPH03221355A (ja) | 鋸刃の寿命予測方法およびその装置 | |
JP4173689B2 (ja) | 鋸盤による材料切断方法及び鋸盤 | |
US20230150080A1 (en) | Method for estimating tool life in a cutting machine |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |